JP2015047344A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Daisuke Suzuki
大輔 鈴木
藤原 宣彦
Nobuhiko Fujiwara
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Abstract

【課題】衣類乾燥機の乾燥能力の低下や冷凍サイクル装置のエネルギー効率の低下を抑制し、衣類乾燥機のエネルギー効率と乾燥性能を向上させる。
【解決手段】筐体2内に回転自在に設けられ衣類を収容する回転槽1と、回転槽1を含む風路7(空気循環回路)と、風路7を循環する乾燥用空気と熱交換を行う冷凍サイクル装置50とを備え、冷凍サイクル装置50は、圧縮機51と放熱器としての第1熱交換器52と膨張機構53と吸熱器としての第2熱交換器54とを有し、これらの構成要素がこの順番で循環接続され、第2熱交換器54は、第2熱交換器54を冷却する冷却水を供給する給水部55Aを有する衣類乾燥機である。
【選択図】図2

Description

本発明は、衣類等の繊維製品の乾燥を行う衣類乾燥機及び機能を備えた衣類乾燥機(洗濯乾燥機)に関する。
衣類乾燥機や洗濯乾燥機の乾燥性能の高効率化を図る手段として、衣類を乾燥させる乾燥装置に冷凍サイクル装置を搭載する方法があり、衣類の乾燥に使用された熱エネルギーを吸熱器にて回収し再利用することで、効率よく衣類の乾燥が行える。
図6は従来の衣類乾燥機の断面模式図で、図7は同衣類乾燥機の乾燥システム構成図である。この衣類乾燥機は、衣類を収容する回転ドラム101を含む循環ダクト102が構成され、乾燥装置に冷凍サイクル装置103が備えられている。冷凍サイクル装置103は、冷媒を圧縮する圧縮機104と、圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器105と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための膨張手段106と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器107とを冷媒が循環するように管路で連結されている。循環ダクト102には、乾燥用空気を循環させる送風機108と、冷凍サイクル装置103の放熱器105と吸熱器107とが設けられ、放熱器105は乾燥用空気を加熱し、吸熱器107は乾燥用空気を冷却除湿する。
この構成によれば、衣類より蒸発させた水分を吸熱器107に結露させると同時に、衣類の乾燥に使用した熱エネルギーを吸熱器107にて回収するため、熱エネルギーの損失を極めて少なくして、低電力で高除湿率の衣類の乾燥を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−178289号公報
しかしながら、従来の冷凍サイクル装置を搭載した洗濯乾燥機では、乾燥用空気の循環ダクト内に放熱器にて空気を加熱する箇所と吸熱器にて空気を冷却する箇所とが存在することとなるが、冷凍サイクル装置の原理上、圧縮機を駆動させるための電気入力が、吸熱器にて回収した熱エネルギーに加算され放熱器より放熱される。その為、乾燥工程が進むにつれて乾燥用空気の循環ダクト及び回転ドラム内に、圧縮機への電気入力分の熱エネルギーが蓄積され、乾燥用空気の温度が上昇する。乾燥用空気の温度上昇が進行すると冷凍サイクル装置の高圧側の圧力と温度が上昇し、これが過度に進めば圧縮機の耐久性に悪影響を及ぼすことになる。その為、圧縮機を保護する目的で圧縮機運転周波数(回転数)を低下させたり、圧縮機を停止させたりする保護制御を行う必要があり、これにより冷凍サイクル装置の冷却能力(除湿能力)が低下し、衣類乾燥機の乾燥能力が低下するという問題があった。
本発明は、かかる事情に鑑み、衣類乾燥機の乾燥能力の低下や冷凍サイクル装置のエネルギー効率の低下を抑制し、衣類乾燥機のエネルギー効率と乾燥性能を向上させることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衣類乾燥機は、筐体内に回転自在に設けられ衣類を収容する回転槽と、前記回転槽を含む空気循環回路と、前記空気循環回路を循環する乾燥用空気と熱交換を行う冷凍サイクル装置とを備え、前記冷凍サイクル装置は、圧縮機と第1熱交換器と膨張機構と第2熱交換器とを有し、これらの構成要素がこの順番で循環接続され、前記第2熱交換器は、前記第2熱交換器を冷却する冷却水を供給する給水部を有する。
この構成によって、第2熱交換器に供給される冷却水が第2熱交換器を冷却するため、第2熱交換器内の冷媒温度を下げることが可能になり、第2熱交換器内部の圧力及び温度が低下し、第2熱交換器に流入する空気を冷却する冷却能力が向上する。結果として空気循環回路内の熱エネルギーを吸収し、乾燥工程後半や、乾燥装置の除湿能力を増加させた場合に生じる、空気循環回路内の過度な温度上昇を低減する事が可能となる。これにより冷凍サイクル装置の高圧側及び低圧側の圧力上昇を低減させることが可能となり、冷凍サイクル装置のエネルギー効率が向上する。
本発明の衣類乾燥機は、乾燥用空気の温度上昇による冷凍サイクル装置の高圧側の圧力上昇を防ぐことが可能となり、乾燥工程全般でエネルギー効率と乾燥性能の向上が可能となる。
本発明の実施の形態における洗濯乾燥機の構成図 本発明の実施の形態1における洗濯乾燥機の乾燥システムの構成図 本発明の実施の形態2における洗濯乾燥機の第2熱交換器と給水部の構成図 本発明の実施の形態3における洗濯乾燥機の第2熱交換器と給水部の構成図 本発明の実施の形態4における洗濯乾燥機の第2熱交換器と給水部の構成図 従来の衣類乾燥機の構成図 従来の衣類乾燥機の乾燥システム構成図
第1の発明の衣類乾燥機は、筐体内に回転自在に設けられ衣類を収容する回転槽と、前記回転槽を含む空気循環回路と、前記空気循環回路を循環する乾燥用空気と熱交換を行う冷凍サイクル装置とを備え、前記冷凍サイクル装置は、圧縮機と第1熱交換器と膨張機構と第2熱交換器とを有し、これらの構成要素がこの順番で循環接続され、前記第2熱交換器は、前記第2熱交換器を冷却する冷却水を供給する給水部を有する。
この構成によって、第2熱交換器に供給される冷却水が、第2熱交換器を冷却するため、第2熱交換器内の冷媒温度を下げることが可能になり、第2熱交換器内部の圧力及び温度が低下し、第2熱交換器に流入する空気を冷却する冷却能力が向上する。結果として空気循環回路内の熱エネルギー吸収し、乾燥工程後半や、乾燥装置の除湿能力を増加させた場合に生じる空気循環回路内の過度な温度上昇を低減する事が可能となる。これによりヒートポンプ高圧側及び低圧側の圧力上昇を低減させることが可能となり、ヒートポンプのエネルギー効率が向上する。これにより、乾燥用空気の温度上昇による冷凍サイクル装置の高圧側の圧力上昇を防ぐことが可能となり、乾燥工程全般でエネルギー効率と乾燥性能の向上が可能となる。
第2の発明は、第1の発明に加え、前記第2熱交換器は、冷媒が流れる配管と、空気と接触するフィンとで構成され、前記給水部は、前記第2熱交換器の上部より冷却水を供給するとともに、前記第2熱交換器の循環空気流入部より第1の所定寸法だけ空気の流れ方向に対して下流側の前記第2熱交換器に冷却水を供給するものである。この構成によれば
、第2熱交換器に流入する乾燥用空気が第2熱交換器を冷却する冷却水より吸湿する水分量を低減させることができ、第2熱交換器において余分な除湿量を増やすことなく第2熱交換器を冷却することができる。
第3の発明は、第1の発明に加え、前記第2熱交換器は、冷媒が流れる配管と、空気と接触するフィンとで構成され、前記給水部は、前記第2熱交換器の上部より冷却水を供給するとともに、前記第2熱交換器の循環空気流入部より、前記第1の所定寸法より大きい第2の所定寸法だけ空気の流れ方向に対して下流側の前記第2熱交換器に冷却水を供給するものである。この構成によれば、第2熱交換器に流入する乾燥用空気が第2熱交換器を冷却する冷却水より吸湿する水分量が第2の発明に比べ、更に低減させることができ、第2熱交換器において余分な除湿量を増やすことなく第2熱交換器を冷却することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における洗濯乾燥機の構成図で、概略縦断面を示す。図2は、同洗濯乾燥機の乾燥システムの構成図である。本実施の形態では洗濯乾燥機を用いて説明するが、洗濯乾燥機は洗濯機能を有する衣類乾燥機であって衣類乾燥機に含まれる。
図1と図2において、洗濯乾燥機は、筐体2内に回転自在に設けられ衣類を収容する回転槽1と、回転槽1を含む空気循環回路を構成する風路7と、風路7を循環する乾燥用空気と熱交換を行う冷凍サイクル装置50とを備えている。衣類を収容する回転槽1は、筐体2内に揺動自在に支持されて洗浄水を溜める水槽3内に回転自在に配設されている。水槽3の背面には、回転槽1の回転軸を前上がりに傾斜して回転させる駆動モータ6が取り付けられており、駆動モータ6の駆動により回転槽1が回転し、回転槽1内に投入された衣類の撹拌たたき洗い、および乾燥動作などを行なう。
筐体2の前部には、回転槽1の開口端側に対向させて扉体17が設けられており、使用者は、扉体17を開くことで回転槽1に対して洗濯物(衣類)を出し入れする。また、水槽3の上部には、第1給水弁13が設けられた第1給水管15が接続され、水槽3の最下部には、排水弁11が設けられた排水管12が接続されている。水槽3の下方には、水槽3を支えるとともに、脱水時等の回転槽1内の衣類の偏りなどで発生する水槽3の振動を減衰させるダンパ4が設けられている。このダンパ4には、支持する水槽3内の衣類などによる重量変化で、ダンパ4の軸が上下に変位する変位量を検知して衣類の量を検知する布量検知部(図示せず)が取り付けられている。
なお、洗濯機能を有しない衣類乾燥機においては、洗浄水を溜める水槽3や第1給水弁13、第1給水管15および排水弁11などは有していない。
乾燥工程において衣類を乾燥させるために、水槽3および回転槽1内の乾燥用空気を送風装置の送風用ファン5によって循環させる風路7が空気循環回路として構成されている。風路7には、冷凍サイクル装置50の第1熱交換器52と第2熱交換器54との2つの熱交換器が組み込まれている。回転槽1内で洗濯物から水分を奪って多湿状態となった乾燥用空気は、水槽3の側面上部に設けられた排出口18を通って、冷凍サイクル装置50の第2熱交換器54で冷却及び除湿される。第2熱交換器54で冷却及び除湿された乾燥用空気は、すぐに第1熱交換器52で加熱される。加熱された乾燥用空気は、風路7の途中に配置された送風用ファン5から吹出口8を通過して、再び回転槽1内に吹出す。
また、第2熱交換器54の上部には、第1給水管15から分岐して第2給水管16及び第2給水弁14が設けられ、第2熱交換器54に上部に設けられた給水部55Aに接続されている。第2熱交換器54の下部には、第2熱交換器54より流出する冷却水と除湿水を風路7の外へ排出する除湿水排水経路56が設けられている。さらに、回転槽1に流入する乾燥用空気の温度を検知するサーミスタ等の流入温度検知部9を備えており、流入温度検知部9は、風路7の吹出口8近傍または第1熱交換器52近傍に設けられている。送風用モータ10は、乾燥中に働く送風用ファン5を回転駆動する。また、送風用モータ10は、例えば、インバータ等の制御器によって回転速度などの回転動作が制御されている。
次に、図2を参照して、本実施の形態1の洗濯乾燥機に搭載された冷凍サイクル装置50の構成と乾燥用空気の流れ及び冷却水の流れについて説明する。冷凍サイクル装置50は、圧縮機51、放熱器としての第1熱交換器52、膨張機構53、吸熱器としての第2熱交換器54を有し、これらの構成要素がこの順番で環状に循環接続されることによって冷媒回路が形成されている。圧縮機51で圧縮された過熱状態の高圧ガス冷媒は圧縮機51から吐出され、第1熱交換器52に流入する。冷媒は第1熱交換器52を流れる際に、後述する第2熱交換器54で冷却された乾燥用空気により冷却されて高圧液冷媒となる。
第1熱交換器52より流出した冷媒は、膨張機構53において膨張して低圧状態となり、第2熱交換器54へ流入する。冷媒は、第2熱交換器54を流れる際に蒸発して回転槽1を出た乾燥用空気を冷却して除湿する。同時に、第2熱交換器54の上部に設けられた給水部55Aより供給された冷却水が第2熱交換器54を流れる際に冷却される。冷媒は、低圧ガス冷媒となる。第2熱交換器54から流出した冷媒は、圧縮機51に吸入され、圧縮機51において再び圧縮される。このようにして、冷媒が冷媒回路を循環する。冷媒回路を循環する冷媒としては、例えば、R407C等の非共沸混合冷媒、R410A等の擬似共沸混合冷媒、又は単一冷媒を用いることができる。
次に、第2熱交換器54の冷却水の流れについて説明する。冷却水は、第2給水管16の流路途中に設けられた第2給水弁14が開放状態のときに、第2熱交換器54上部に設けられた給水部55Aへ流入する。第2給水弁14は、例えば開度調節可能な電動弁であってもよい。給水部55Aより供給された冷却水は、第2熱交換器54の上部より流下する際に第2熱交換器54を冷却する。第2熱交換器54より流出した冷却水は、除湿水排水経路56へ流入して除湿水と共に風路7の外へ排出される。
次に、乾燥用空気の流れについて説明する。回転槽1内で洗濯物から水分を奪って多湿状態となった乾燥用空気は、水槽3の側面上部に設けられた排出口18を通って、吸熱器である第2熱交換器54で冷却及び除湿される。第2熱交換器54で冷却及び除湿された乾燥用空気は、直後に放熱器である第1熱交換器52で加熱される。加熱された乾燥用空気は、風路7の途中に配置された送風用ファン5から吹出口8通過して、再び回転槽1内に吹き出す。
以上のように構成された洗濯乾燥機について、以下その作用を説明する。乾燥工程の進行により生じる乾燥用空気の温度上昇、特に乾燥工程終盤の乾燥用空気の過度な温度上昇は、第2熱交換器54での除湿量の低下や、冷凍サイクル装置50のエネルギー効率が低下する。また、乾燥用空気の過度な温度上昇は、冷凍サイクル装置50の高圧側圧力を大きく上昇させる。最悪の場合には、圧縮機51の故障を防ぐため、保護制御により圧縮機51を停止させることになる。
本実施の形態1によれば、給水部55Aにより供給される冷却水が、第2熱交換器54を冷却することで、風路7内の熱エネルギー吸収し、除湿水排水経路56より風路7の外
へ流出することにより、風路7内の過度な温度上昇を低減する事が可能となる。さらに、第1熱交換器52および第2熱交換器54内の冷媒温度を下げることが可能になる。これにより、第1熱交換器52および第2熱交換器54内部の圧力及び温度が低下し、第2熱交換器54に流入する空気を冷却する冷却能力が向上し、第2熱交換器54での除湿量が増加する。その結果、洗濯乾燥機に搭載する冷凍サイクル装置のエネルギー効率の改善、又は、乾燥能力を向上させ洗濯乾燥機の乾燥速度の向上を図ることが可能になる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における洗濯乾燥機の第2熱交換器と給水部の構成図である。図3を参照しつつ、実施の形態2に係る洗濯乾燥機について説明する。なお、本実施の形態2に係る洗濯乾燥機は、以下で特に説明する部分を除き、実施の形態1に係る洗濯乾燥装置と同様に構成されている。
第2熱交換器54は、冷媒が流れる配管54Bと空気と接触するフィン54Fとで構成されている。給水部55Bは、第2熱交換器54の循環空気流入部54Aよりも、空気の流れ方向に対して第1の所定寸法d1だけ下流側の第2熱交換器54に冷却水を供給する。第2熱交換器54へ流入した冷却水は、第2熱交換器54を流下する際に第2熱交換器54を冷却する。第2熱交換器54より流出した冷却水は、除湿水排水経路56へ流入し、除湿水と共に風路7の外へ排出される。第2熱交換器54に流入直後の乾燥用空気の温度は露点温度よりも高い状態にあるため、第2熱交換器54を冷却する冷却水によって乾燥用空気が加湿されることがある。その場合、第2熱交換器54での余分な除湿量が生じ、衣類の乾燥速度を低下させる。
本実施の形態2によれば、循環空気流入部54Aよりも空気の流れ方向に対して第1の所定寸法d1だけ下流側の第2熱交換器54に冷却水が供給されることにより、乾燥用空気が第2熱交換器54により冷却され、その乾球温度が低くなり、かつ、乾燥用空気の露点温度に近づいた状態になってから第2熱交換器54を冷却する冷却水と接触するため、実施の形態1より乾燥用空気が吸湿する水分量を低減させることができる。これにより、第2熱交換器54において余分な除湿量を減少させて、かつ、第2熱交換器54を冷却水により冷却することができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における洗濯乾燥機の第2熱交換器と給水部の構成図である。図4を参照しつつ、実施の形態3に係る洗濯乾燥機について説明する。なお、本実施の形態3に係る洗濯乾燥機は、以下で特に説明する部分を除き、実施の形態2に係る洗濯乾燥装置と同様に構成されている。
第2熱交換器54は、冷媒が流れる配管54Bと空気と接触するフィン54Fとで構成されている。給水部55Cは、第2熱交換器54の循環空気流入部54Aよりも、空気の流れ方向に対して第1の所定寸法d1より大きい第2の所定寸法d2だけ下流側の第2熱交換器54に冷却水を供給する。具体的には、図4に示すように、第2熱交換器54の循環空気流入部54A側の1列目の冷媒が流れる配管54Bよりも下流側の第2熱交換器54に冷却水を供給する。また、さらに大きい第2の所定寸法d2として、図5に示すように、給水部55Dは、第2熱交換器54の循環空気流入部54Aから循環空気流出部54Cまでの空気の流れ方向の寸法Lに対して30%以上の寸法だけ循環空気流入部54Aよりも下流側の第2熱交換器54に冷却水を供給する。
第2熱交換器54へ流入した冷却水は、第2熱交換器54を流下する際に第2熱交換器54を冷却する。第2熱交換器54より流出した冷却水は、除湿水排水経路56へ流入し、除湿水と共に風路7の外へ排出される。第2熱交換器54に流入直後の乾燥用空気の温
度は露点温度よりも高い状態にあるため、第2熱交換器54を冷却する冷却水によって乾燥用空気が加湿されることがある。その場合、第2熱交換器54での余分な除湿量が生じ、衣類の乾燥速度を低下させる。
本実施の形態3によれば、循環空気流入部54Aよりも空気の流れ方向に対して第1の所定寸法d1より大きい第2の所定寸法d2だけ下流側の第2熱交換器54に冷却水が供給されることにより、乾燥用空気が第2熱交換器54により冷却され、その乾球温度がより低くなり、かつ、乾燥用空気の露点温度により近づいた状態になってから第2熱交換器54を冷却する冷却水と接触するため、実施の形態2より乾燥用空気が吸湿する水分量をより低減させることができる。これにより、第2熱交換器54において余分な除湿量を減少させて、かつ、第2熱交換器54を冷却水により冷却することができる。なお、第2の所定寸法d2が大きくなるほど、この作用による効果は大きくなる。
本開示に係る衣類乾燥機は、家庭用及び業務用の洗濯乾燥機等の衣類を乾燥する衣類乾燥機の用途に適用することができる。
1 回転槽
2 筐体
3 水槽
5 送風用ファン
7 風路
14 第2給水弁
16 第2給水管
50 冷凍サイクル装置
51 圧縮機
52 第1熱交換器
53 膨張機構
54 第2熱交換器
54A 循環空気流入部
54B 配管
55A、55B、55C、55D 給水部
56 除湿水排水経路

Claims (3)

  1. 筐体内に回転自在に設けられ衣類を収容する回転槽と、前記回転槽を含む空気循環回路と、前記空気循環回路を循環する乾燥用空気と熱交換を行う冷凍サイクル装置とを備え、前記冷凍サイクル装置は、圧縮機と第1熱交換器と膨張機構と第2熱交換器とを有し、これらの構成要素がこの順番で循環接続されており、前記第2熱交換器は、前記第2熱交換器を冷却する冷却水を供給する給水部を有する衣類乾燥機。
  2. 前記第2熱交換器は、冷媒が流れる配管と、空気と接触するフィンとで構成され、前記給水部は、前記第2熱交換器の上部より冷却水を供給するとともに、前記第2熱交換器の循環空気流入部より第1の所定寸法だけ空気の流れ方向に対して下流側の前記第2熱交換器に冷却水を供給する請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 前記第2熱交換器は、冷媒が流れる配管と、空気と接触するフィンとで構成され、前記給水部は、前記第2熱交換器の上部より冷却水を供給するとともに、前記第2熱交換器の循環空気流入部より、前記第1の所定寸法より大きい第2の所定寸法だけ空気の流れ方向に対して下流側の前記第2熱交換器に冷却水を供給する請求項1記載の衣類乾燥機。
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