JP2015046793A - 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿から読み取った画像情報の送信処理の方法に応じて、当該送信処理の送信結果レポート及び原稿の出力方法を切り替える仕組みを提供する。
【解決手段】本画像形成装置は、原稿を読み取って画像情報を取得し、取得した画像情報を送信し、当該送信方法に応じて、送信結果を示すレポートを形成した記録材と、原稿とを同じ排紙部に排紙するか否かを切り替える。
【選択図】 図10

Description

本発明は、原稿を読み取り可能な画像形成装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
現行の画像形成装置においては、原稿搬送式の画像読取部の原稿搬送系統と、印刷紙に対する印刷部の印刷紙搬送系統は互に独立に構成されているのが一般的である。即ち、原稿搬送系統と印刷紙搬送系統とは、原稿又は印刷紙の給紙部、所定の搬送経路を構成するガイド部材、複数の搬送ローラ、駆動源であるモータ、同モータの駆動回路や、排紙部等が、互に独立してそれぞれに配設されている。したがって、画像形成装置の全体的な機構構成の複雑化、コストの増大及び装置サイズの大型化が避けられなかった。特許文献1では、給紙部から排紙部に至る転写紙の搬送経路中に画像読取部を配設することで、原稿搬送系統と転写紙搬送系統を共通利用することにより、構成の簡素化と、コストダウン及びサイズダウンを提案している。
また、この種の画像形成装置において、原稿読取部で読み取った画像をネットワーク経由で所定の宛先に送信する送信機能がサポートされていることが一般的となっている。この送信機能は、読み取った原稿画像をネットワーク経由でユーザが指示した宛先に送信する機能である。この機能では、送信終了時に送信の履歴を記録するために、送信結果レポートを印字することも一般的である。このような画像形成装置では、読み取った原稿は原稿搬送系統の排紙部に出力され、送信結果レポートは印字紙搬送系統の排紙部に出力される。このため、いくかの送信処理を連続的に実行、或いは、コピー、FAXと送信処理とを交互に実行する場合は、原稿排紙部と印字紙排紙部とにそれぞれ複数の原稿と送信結果レポートとが出力されることになる。その結果、送信処理が終了し原稿排紙部に出力された原稿と、送信結果レポートとの対応関係を認識し難くなることがあった。
これに対して、特許文献2では、印字済みの印字紙出力先として、画情報が送信結果レポートである場合は、原稿排紙部を設定し、送信結果レポート以外の他の画情報の場合は印字紙排紙部を設定するファクシミリ装置が提案されている。この動作により送信済みの原稿と送信結果レポートとを同一の排紙部に排紙することができ、それらの対応を容易に認識することができる。
特開2000−185881号公報 特開平11−88598号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。上記従来技術においては、例えば、画情報が送信結果レポートであるか否かの判定しか行われていない。つまり、用紙に印字する内容が送信結果レポートであれば、当該送信結果レポートを、読み取った原稿と同一の排紙部に常に排紙している。このような場合には、原稿の読み取りと送信処理とが同期的であれば、即ち、原稿読み取り後に即時送信処理が行われるのであれば、原稿と送信結果レポートとが重ねて排紙部へ積載されることとなり、それらの対応を認識しやすくなる。一方、原稿の読み取りと送信処理とが非同期に実行された場合、即ち、原稿の読み取りが終了しても即時に送信処理を行わず、所定時間経過後に送信処理を実行する場合が想定される。このような場合には、画像送信時(送信結果レポート出力時)にすでに原稿が排紙部から取り去られているか、或いは、既に他の処理が実行されていることもありうる。このため、送信結果レポートを原稿排紙部に出力しても原稿との対応が取れないことがある上、他の処理で読み取った原稿に紛れてしまい、逆に利便性を低下させる可能性もある。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、原稿から読み取った画像情報の送信処理の方法に応じて、当該送信処理の送信結果レポート及び原稿の出力方法を切り替える仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、記録材を排紙して積載する複数の排紙部を有する画像形成装置であって、原稿を読み取って画像情報を取得する読取手段と、前記読取手段によって取得した画像情報を送信する送信手段と、前記送信手段による送信方法を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定された前記送信方法に応じて、前記送信手段による送信結果を示すレポートを形成した記録材を、前記原稿と同じ前記排紙部に排紙するか否かを切り替える制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、記録材を排紙して積載する複数の排紙部を有する画像形成装置であって、原稿を読み取って画像情報を取得する読取手段と、前記読取手段によって取得した画像情報を送信する送信手段と、前記送信手段による送信方法を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定された前記送信方法に応じて、前記原稿を、前記送信手段による送信結果を示すレポートを形成した記録材と同じ前記排紙部に排紙するか否かを切り替える制御手段と
を備えることを特徴とする。
本発明は、原稿から読み取った画像情報の送信処理の方法に応じて、当該送信処理の送信結果レポート及び原稿の出力方法を切り替えることができる。
第1の実施形態に係る複合機能付画像形成装置の概略図。 第1の実施形態に係る両面印刷プロセスの説明図。 第1の実施形態に係る原稿表面の読み取り開始時の説明図。 第1の実施形態に係る原稿表面である第1面目の読み取り終了時の説明図。 第1の実施形態に係る原稿裏面である第2面目の読み取り開始時の説明図。 第1の実施形態に係る原稿裏面の読み取り終了時の説明図。 第1の実施形態に係る記録材Sへの画像形成が完了を説明する図。 第1の実施形態に係る制御CPUの動作を説明する図。 第1の実施形態に係る画像読取部の構成を説明する図。 第1の実施形態に係る動作を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る記録材Sの読み取り手段への紙搬送を説明する図。 第1の実施形態に係る記録材Sの読み取り手段への紙搬送を説明する図。 第2の実施形態に係る動作を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<画像形成装置の構成及びプロセス>
以下では、図1乃至図12を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。まず図1乃至図7を参照して、本発明を適用する画像形成装置の構成、及び画像形成プロセスについて説明する。
まず、図1を参照して、片面印刷プロセスについて説明する。画像形成装置1の中央には、像担持体となる回転可能な感光ドラム10と、感光ドラム10と並接し、トナーを保持しながら回転する現像ローラ11が配置されている。印刷信号を受けると、光学ユニット2が具備する発光部21が、回転する感光ドラム10の表面にレーザ光を照射する。レーザ光を照射された感光ドラム10の表面には、電荷による潜像画像が形成される。現像ローラ11が回転しながら、感光ドラム10表面の潜像画像に、保持しているトナーを供給すると、感光ドラム10の表面には、トナー画像が形成される。
一方、第1給紙部30に収納された記録材(印字紙、用紙とも称する。)Sは、CSTピックアップローラ31と分離部32により、一枚ずつ搬送ローラ40に向けて搬送される。搬送ローラ40は、感光ドラム10の表面のトナー画像の先端位置と、記録材Sの先端位置とのタイミングを合わせるように、記録材Sを転写部15へと搬送する。感光ドラム10の回転により転写部15に搬送されるトナー画像は、転写部15に付与される印加バイアスと圧力によって、記録材Sに転写される。
更に、転写部15は、記録材Sを定着部50に搬送する。定着部50では、回転可能な加熱ローラ51からの熱と、加熱ローラ51と対向し、回転可能な加圧ローラ52の圧力が、トナー画像を記録材Sに定着させる。トナー画像を定着された記録材Sは、排紙ローラ60に搬送される。片面印刷の場合、排紙ローラ60は記録材Sをそのまま機外へ搬送する。これにより、記録材Sは第1排紙部70に積載される。また画像形成装置1の構成物は図8にて後述する電装800によって制御されている。
図2を参照して、両面印刷プロセスについて説明する。ここでは、上記片面印刷プロセスにおける排紙ローラ60の動作以降のプロセスについて説明する。それまでのプロセスは、片面印刷プロセスと同様であるため省略する。両面フラッパ61は、記録材Sの後端が通過した後、搬送路を切り替える。この状態においては、記録材Sは、その一方の端部が第1排紙部70に排出されている状態となるが、他方の端部は排紙ローラ60に挟持されている状態となる。その後、排紙ローラ60は、逆回転し、記録材Sを両面搬送路80へ搬送する。即ち、記録材Sは第1排紙部70とは逆方向に搬送される。スイッチバックした記録材Sは、搬送ローラ41を介して画像読取部100に搬送される。その後、記録材Sは、搬送ローラ42、搬送ローラ40に順に搬送され、再び転写部15へ搬送され、第1面目の裏面となる第2面目へのトナー画像の転写、定着を経て、第1排紙部70に積載されていく。また、両面搬送路80は、原稿を画像読取部100に搬送する搬送路と共用されている。
図3を参照して、原稿情報の読み取りと、記録材への両面印刷を実施するプロセスについて説明する。第2給紙部90に収納された原稿Gは、CISピックアップローラ91と分離部92により、一枚ずつ搬送ローラ41に搬送される。一方、画像読取部100は、移動自在に設けられ、第2給紙部90から給紙された原稿Gが原稿表面である第1面目の読み取り開始前までに白基準部材101への発光と、白基準値の修正を実施した後、両面搬送路80に対面する位置に回転する。具体的には、画像読取部100は、例えば、図2に示す位置から図3に示す位置に回転して移動する。即ち、画像読取部100は、移動可能に設けられている。搬送ローラ41は、原稿Gを、画像読取部100に搬送する。既に画像読取部100は両面搬送路80に対面する位置に待機しており、画像読取部100で読み取られた情報は、図8にて後述する画像メモリ804に原稿第1面目の情報として記憶される。なお、白基準部材101は、下向きに配置されており、ごみ付着に対する配慮がなされていることを追記しておく。
図4は、原稿表面である第1面目の読み取り終了後の様子を示す。画像読取部100を通過した原稿Gは、搬送ローラ42に搬送される。搬送ローラ42は、原稿Gの後端がスイッチバックフラッパ82を通過した時点で停止する。よって、原稿Gは搬送ローラ42に挟持された状態で停止している。所定時間の経過後、原稿専用搬送路81へ搬送され、原稿表面の読取のみが目的である場合は、図6に示すように、そのまま第2排紙部110に排紙される。
図5は、原稿裏面である第2面目の読み取り開始時の様子を示す。スイッチバックフラッパ82が搬送路を、両面搬送路80から原稿専用搬送路81に切り替えると同時に、画像読取部100は、図5に示すように、原稿専用搬送路81に対面する位置に回転する。搬送ローラ42が逆回転すると、原稿Gは、原稿専用搬送路81に沿って、画像読取部100に搬送される。原稿Gが画像読取部100に搬送され通過することで、原稿裏面である第2面目の情報が読み取られ、画像メモリ804に原稿第2面目の情報が記憶される。
ここで、原稿から読み取った両面の情報を記録材Sに形成する動作について以下に説明する。ここでは、まず、記録材Sに原稿第2面目の画像を形成する。第1の給紙部30から給紙された記録材Sが、1枚ずつ搬送ローラ40に搬送される。ほぼ同時に画像メモリ804に記憶された原稿裏面である第2面目の情報を基に発光部21から先の画像情報に基づく感光ドラム10への潜像画像が形成される。次に記録材Sは、転写部15で潜像画像により形成されたトナー画像を転写されたのち、定着部50等を搬送され、原稿第2面目の画像形成が完了する。なお、図5では、原稿裏面である第2面の情報を読み取り開始とともに記録材Sの給紙を開始しているが、第2面の情報を読み取った後に記録材Sを搬送してもよい。
図6は、原稿裏面の読み取り終了時の様子を示す。画像読み取りを終了した原稿Gは、搬送ローラ43及び44に搬送され、第2排紙部110に積載される。スイッチバックフラッパ82は、原稿Gの後端が通過すると、記録材Sが搬送ローラ40の方向に搬送されるよう、搬送路を原稿専用搬送路81から両面搬送路80へ切り替える。原稿第2面目の画像形成が完了した記録材Sは、排紙ローラ60の逆回転によって、記録材Sを両面フラッパ61によって切り替えられた両面搬送路80に向けて搬送する。
図7は、記録材Sへの画像形成が完了した際の様子を示す。両面搬送路80に搬送された記録材Sは、反転している画像読取部100を通過し、搬送ローラ42を介して、搬送ローラ40に搬送される。更に搬送され破線で記載されている記録材Sにあるように再び転写部15へ搬送される。記録材Sには、既に原稿第2面目の画像形成が終了しており、画像メモリ804に記憶された原稿第1面目の画像情報に基づき、原稿第1面目の画像が形成される。具体的には、光学ユニット2、感光ドラム10、現像ローラ11、転写部15、及び定着部50を含む画像形成部によってトナー画像の転写及び定着を経て、第1排紙部70に積載される。
<制御構成>
次に、図8を参照して、画像形成装置1の制御部である制御CPU801を中心とした電装800の構成、及び画像形成動作における制御CPU801及びASIC802の動作について説明する。図8において、制御CPU801は、ポリゴンミラー、モータ及びレーザ発光素子などを含む発光部21に、ASIC802を介して接続される。また、制御CPU801は、感光ドラム10の表面上にレーザ光を走査することにより所望の潜像を形成するため、ASIC802に対して制御信号を出力することによって光学ユニット2の制御を行う。
制御CPU801は、記録材Sを搬送するためにCSTピックアップローラ31及び搬送ローラ40、感光ドラム10、転写部15、加熱ローラ51、メインモータ830、CST給紙ソレノイド822、及び両面駆動モータ840等の駆動系を制御する。メインモータ830は、加圧ローラ52を駆動するためのモータである。CST給紙ソレノイド822は、記録材Sを給紙する給紙ローラの駆動開始時にオンしてCSTピックアップローラ31を駆動させる。両面駆動モータ840は、CISピックアップローラ91と搬送ローラ41、44を駆動する。さらに、制御CPU801は、電子写真プロセスに必要な1次帯電、現像、1次転写、2次転写バイアスを制御する高電圧電源810、並びに定着部50及び低電圧電源811を制御する。さらに、制御CPU801は、定着部50に設けられたサーミスタにより温度をモニタし、定着温度を一定に保つ制御を行う。
また、制御CPU801は、バス等を介してプログラムメモリ803に接続されている。プログラムメモリ803には、上述した制御及び後述する各実施形態において制御CPU801が行う処理のすべて又は一部を実行するためのプログラムや、データが格納される。即ち、制御CPU801は、プログラムメモリ803に格納されたプログラム及びデータを用いて本発明の各実施形態の動作を実行することができる。なお、プログラムメモリ803には、制御CPU801が処理を行う上で必要となる一次的な算出結果なども格納される。
ASIC802は、制御CPU801の指示に基づいて光学部21内部のモータ速度制御、メインモータ830及び両面駆動モータ840の速度制御を行う。モータの速度制御は、モータからのタック信号(モータが回転されるごとにモータから出力されるパルス信号)を検出して、タック信号の間隔が所定の時間となるようモータに対し加速又は減速信号を出力して行う。このように、制御回路は、ASIC802のハードウエアによる回路で構成したほうが、制御CPU801の制御負荷の低減が図れるメリットがある。
制御CPU801は、ホストコンピュータから指示されたプリントコマンドを受信すると、メインモータ830、両面駆動モータ840、及びCST給紙ソレノイド822を駆動して記録材Sを搬送する。記録材Sは、転写部15により感光ドラム10の表面に形成されたトナー像が転写された後、定着部50によりトナー像が定着されてから、排紙ローラ60により第1排紙部70へ排出される。画像形成済み記録材の整列性を高めるため、第1排紙部70は排紙口付近から記録材排出方向に向けてゆるやかな上り勾配が設けられている。ここで、制御CPU801は、定着部50に対して低電圧電源811を介して所定の電力を供給することよって所望の熱量を発生させて記録材Sに与え、記録材S上のトナー画像を融着し定着させる。
<原稿読取動作>
続いて、本実施形態における原稿読取動作について説明する。制御CPU801は、ホストコンピュータから指示されたスキャンコマンドを受信すると、両面フラッパソレノイド820及び両面駆動モータ840を駆動し、CIS給紙ソレノイドを操作する。これにより、両面駆動モータ840のトルクをCISピックアップローラ91に伝達させ、原稿Gを搬送することができる。また、画像読取部100は、後述する各種制御信号であるCISLED、CISSTART、SYSCLK、Sl_in、Sl_select、及びSl_outによりASIC802に接続されている。制御CPU801は、ASIC802を介して各種制御により画像読取部100から読み取った画像をASIC802に接続されている画像メモリ804に保存する。その後、制御CPU801は、スイッチバックソレノイド821を操作して、スイッチバックフラッパ82を原稿専用搬送路側に倒し、両面駆動モータ840を反転し、原稿Gを第2排紙部110まで搬送をする。
<原稿読取部の構成>
次に、図9を参照して、画像読取部100の詳細な構成について説明する。図9は、CISセンサ(Contact Image Sensor)の回路ブロック図を示す。図9に示すように、901はコンタクトイメージセンサ部分であり、例えば10368画素分のフォトダイオードが特定の主走査密度(例えば1200dpi)でアレイ状に配置される。902及び915は、CISセンサ部901に与えるスタートパルスCISSTART信号及び転送クロックCISCLKである。914は、CISセンサ部の動作速度を決めるシステムクロックSYSCLKである。908は、A/Dコンバータである。916は、A/Dコンバータのサンプリング速度を決定するCISサンプリングクロックADCLKである。917は、タイミングジェネレータである。904は、出力バッファである。905は、シフトレジスタである。903は、発光素子制御信号である。906は、電流増幅部である。907は、原稿Gを均一に照射する発光素子である。
次に動作について説明する。CISSTART信号902をアクティブとすると、CISセンサ部901は、受光した光に基づく電荷の蓄積を開始し、出力バッファ904にデータを順次セットする。続いて、転送クロックCISCLK915(例えば、500kHz〜1MHz程度)を与えると、出力バッファ904にセットされたデータは、シフトレジスタ905によって、CISSNS信号918として、A/Dコンバータ908ヘと転送される。このCISSNS信号918には所定のデータ保証領域があるため、転送クロックCISCLK915の立ち上がりタイミングから所定の時間が経過したのちにサンプリングする必要がある。また、CISSNS信号918は、転送クロックCISCLK915の立ち上がりと立下りの双方のエッジに同期して出力される。そのため、CISサンプリングクロックADCLK916の周波数は、転送クロックCISCLK915の2倍となるように生成され、CISサンプリングクロックADCLK916の立ち上りエッジにて、CISSNS信号918がサンプリングされる。タイミングジェネレータ917は、システムクロックSYSCLK914を分周して、CISサンプリングクロックADCLK916及び転送クロックCISCLK915を生成する。CISサンプリングクロックADCLK916の位相は、転送クロックCISCLK915と比べ、データ保証領域分だけ遅延している。
A/Dコンバータ908でディジタル変換されたCISSNS信号918は、出力インタフェース回路909によって所定のタイミングで制御されて、910のSl_out信号にシリアルデータとして出力される。その際、スタートパルスCISSTART902から所定画素分のCISSNS信号918には、アナログ出力基準電圧が出力されており、有効画素としては使用できない。一方、911の制御回路によって、Sl_in信号912及びSl_select信号913によりA/Dコンバータ908のA/D変換ゲインが可変制御できる。例えば、撮像した映像のコントラストが得られない場合は、制御CPU801は、A/Dコンバータ908のA/D変換ゲインを大きくすることによりコントラストを増加させ、常に最良なコントラストで撮像することができる。
ここでは、すべての画素が一つの出力信号CISSNS信号918として出力される系にて説明を行なったが、高速読み取りのために画素をエリアごとに分割し、複数エリアを同時にA/D変換を行なってもよい。また、ここまで画像読取部100にCISセンサを用いて説明を行なってきたものの、CMOSセンサやCCDセンサ等にて置き換え可能である。
<送信処理>
次に、本実施形態に係る画像形成装置1で行われる送信処理の種類について説明する。本実施形態に係る画像形成装置1には、原稿から取得した画像情報を送信処理として、蓄積型送信及び逐次型送信を有する。蓄積型送信とは、第2給紙部90に収納された原稿Gを全て読み取り終わってから送信処理を行うことを意味する。なお、蓄積型送信では、原稿Gを読み取った後に一定時間が経過すると、送信処理を行うこともできる。つまり、送信処理の予約を行うことができる。
逐次型送信とは、第2給紙部90に収納された原稿Gを1ページ読み取って即時送信を行う処理を原稿のページ数分繰り返すことを意味する。逐次型送信では、画像を蓄積するためのメモリ804を大幅に節約できるメリットがある一方で、複数原稿の送信中にエラーが発生した場合にリカバリが行えないデメリットもある。逐次型送信は、原稿の読み取りと画像の送信が同時に実行されるため、原稿の読み取り終了と送信終了(即ち、送信結果レポートの出力)のタイミングが大きく異なることはない。したがって、原稿が複数ページにわたる場合に、原稿が読み取られて送信処理が行われるごとに、当該原稿に続いて送信結果レポートが排出されることになる。そのため、それぞれの送信結果レポートがいずれの原稿のレポートであるかを操作者が容易に認識することができる。
一方、蓄積型送信においては、読み取った原稿を一旦保持しておき指定された時刻になると送信するタイマ送信のように、原稿を読み取ってから、原稿の画像の送信を行うまでに所定の時間間隔が設けられることが考えられる。この場合、送信が終わってからレポートを原稿排紙トレイに排紙しても、原稿はユーザによって既に取り除かれている可能性が高く、レポートを原稿排紙トレイに排紙しても原稿とセットにすることができない。そこで、本実施形態によれば、送信方法に従って、送信結果レポートの出力方法を切り替える制御を行う。当該制御について、図10を用いて後述する。
上述したように、本実施形態に係る画像形成装置1は、送信処理が完了すると、送信結果レポートを出力する。送信結果レポートを記録材Sに形成し、当該記録材Sを図6に示すように、第1排紙部70に排紙することができる。さらに、画像形成装置1は、送信結果レポートを形成した記録材Sを、図6に示す原稿Gのように、両面搬送路80を介して第2排紙部110に排紙することができる。つまり、本実施形態では、送信結果レポートを形成した記録材Sを、原稿Gと同じ排紙部へ排紙することもでき、通常通り、印刷後の記録材を排紙するための排紙部へ排紙することもできる。一方、原稿Gについても、図6に示すように、第1排紙部70及び第2排紙部110の何れかに排紙することができる。
<送信結果印刷制御>
次に、図10を参照して、本実施形態における送信結果の印刷制御について説明する。以下で説明する処理は、画像形成装置1の制御CPU801が、プログラムメモリ303に格納されたプログラム及びデータを用いて本実施形態の動作を実行するものである。
送信処理の要求があると、S1001において、制御CPU801は、送信結果レポートの出力を行う設定であるか否かを判定する。ここで、当該設定は、操作部等を介してユーザや管理者から予め設定された情報である。この設定情報は、例えば、制御CPU801に接続されたメモリに格納されている。制御CPU801は、上記判定を行う際に当該メモリにアクセスして設定情報を参照する。ここで、送信結果レポートの出力を行う設定であれば、S1002に進み、制御CPU801は、ホスト(PC)からの送信ジョブ投入であるか、又は、受信転送による送信ジョブ投入であるかを判定する。ホストからの送信ジョブ、又は受信転送による送信ジョブであれば、読み取り原稿が存在しないため、S1005に進む。ホストからの送信ジョブとは、例えば、ホスト上のアプリケーションソフトからFAX送信を指示するケースが想定される。
S1005において、制御CPU801は、後述するS1007で送信結果レポートに読み取った原稿の画像を印刷するか否かを判定する。読み取った原稿の画像を送信結果レポートに印刷する場合はS1006に進み、制御CPU801は、送信結果レポートに印刷すべき画像を生成し、S1007に進む。一方、読み取った原稿の画像を送信結果レポートに印刷しない場合はそのままS1007に進む。S1007において、制御CPU801は、送信結果レポートを印字するために第1給紙部30に格納された記録材Sを給紙するよう制御し、転写部15に搬送して印字出力を行う。さらに、制御CPU801は、搬送ローラ40、42、43、44を制御して記録材Sを排紙ローラ60に搬送し、図1に示すように、排紙ローラ60により記録材Sを第1排紙部70に排紙するよう制御する。
一方、S1002でホスト(PC)からの送信ジョブ投入でなく、かつ、受信転送による送信ジョブ投入でないと判定すると、S1003において、制御CPU801は、要求された送信ジョブが蓄積型送信か逐次型送信かを判定する。ここで、逐次型送信と判定されると、S1008に進み、制御CPU801は、送信結果レポートを印字するために第1給紙部30に格納された記録材Sを給紙するよう制御し、転写部15に搬送して印字出力を行わせる。さらに、制御CPU801は、図2に示すように、排紙ローラ60を制御し記録材Sを両面搬送路80に搬送させる。記録材Sは、図11に示すように、搬送ローラ41を経由して搬送ローラ42に搬送される。搬送ローラ42により印字出力された記録材Sをスイッチバックさせ、搬送ローラ40、42、43、44を制御して記録材Sを搬送ローラ43、44に搬送し、図12に示すように、第2排紙部110に積載する。
一方、S1003で蓄積型送信と判定すると、S1004に進み、制御CPU801は、時刻指定送信であるか、又はエラー再送信であるか否かを判定する。これらの場合は、送信処理が原稿読み取り終了のタイミングとタイムラグが生じるため、送信結果レポートを第2排紙部110に積載しても弊害が生じてしまう。したがって、S1004で時刻指定送信、又はエラー再送信であると判定されると、S1007に進み、制御CPU801は、送信結果レポートを出力するために搬送ローラ40、42、43、44を制御して記録材Sを排紙ローラ60に搬送させる。さらに、制御CPU801は、図1に示すように、排紙ローラ60により記録材Sを第1排紙部70に排紙させる。
一方、S1004で時刻指定送信でなく、かつエラー再送信ではないと判定されると、S1008に進み、制御CPU801は、図12に示すように、送信結果レポートを第2排紙部110に積載させる。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置1は、送信機能の送信結果レポートの出力を行うにあたり、送信方法に応じて、原稿と同じ排紙部に出力するか否かを切り替える。具体的には、画像形成装置1は、読み取り原稿と、送信結果レポートとが同じタイミングで出力される場合のみ、読み取り原稿と同じ排紙部に送信結果レポートを出力する。また、それ以外は原稿と同じ排紙部に出力しない。この制御により、読み取り原稿と送信結果レポートの対応付けが操作者にとって容易となり、送信結果レポートの他原稿への紛れ込み防止を両立できるようになる。よって、原稿の読み取りと送信処理とが非同期に実行されても、送信結果レポートを原稿排紙部に出力しても原稿との対応が取れない、他の処理で読み取った原稿に紛れてしまうという問題が発生しなくなり、ユーザの利便性を高めることができる。
<第2の実施形態>
以下では、図13を参照して、本発明の第2の実施形態に係る送信結果の印刷制御について説明する。以下で説明する処理は、画像形成装置1の制御CPU801が、プログラムメモリ303に格納されたプログラム及びデータを用いて本実施形態の動作を実行するものである。
上記第1の実施形態では、原稿から読み取った画像情報の送信方法に応じて、送信結果レポートの出力先を切り替える制御について説明した。しかし、本実施形態では、上記送信方法に応じて、原稿Gの出力先を切り替える制御について説明する。
送信処理の要求があると、S1301において、制御CPU801は、送信結果レポートの出力を行う設定であるか否かを判定する。ここで、送信結果レポートの出力を行う設定であれば、S1302に進み、制御CPU801は、要求された送信ジョブが、蓄積型送信であるか又は逐次型送信であるかを判定する。
S1302で逐次型送信と判定すると、S1307に進み、制御CPU801は、読み取り原稿を第1排紙部70に出力するために、画像読取部100を通過した原稿Gを、搬送ローラ42に搬送するよう制御する。さらに、制御CPU801は、搬送ローラ40を介して原稿Gを排紙ローラ60に搬送し、図1に示すように、排紙ローラ60により第1排紙部70に排紙させる。続いて、S1308において、制御CPU801は、送信結果レポートを出力するために、搬送ローラ40、42、43、44を制御して記録材Sを排紙ローラ60に搬送するよう制御する。そして、制御CPU801は、図1に示すように、排紙ローラ60により記録材Sを第1排紙部70に排紙するよう制御する。
S1302で蓄積型送信と判定されると、S1303に進み、制御CPU801は、時刻指定送信であるか又はエラー再送信であるか否かを判定する。時刻指定送信又はエラー再送信であると判定されると、S1304に進み、制御CPU801は、読み取り原稿を第2排紙部110に積載させる。つまり、制御CPU801は、画像読取部100で読み取られた原稿Gを搬送ローラ42に搬送し、搬送ローラ42によりスイッチバックさせる。そして、制御CPU801は、原稿Gを、搬送ローラ40、42、43、44を制御して搬送ローラ43及び44に搬送させ、図12に示すように、第2排紙部110に積載させる。
続いて、S1305において、後述するS1308で送信結果レポートに読み取った原稿の画像を印刷するか否かを判定する。読み取った原稿の画像を送信結果レポートに印刷する場合はS1306に進み、制御CPU801は、送信結果レポートに印刷すべき画像を生成し、S1308に進む。一方、読み取った原稿の画像を送信結果レポートに印刷しない場合は、そのままS1308に進む。S1308において、制御CPU801は、図1に示すように、送信結果レポートを第1排紙部70に排紙するよう制御する。
一方、S1303で時刻指定送信、又はエラー再送信ではないと判定されると、S1307において、制御CPU801は、図1に示すように、読み取り原稿を第1排紙部70に出力するよう制御する。続いて、S1308において、制御CPU801は、図1に示すように、送信結果レポートを第1排紙部70に排紙するよう制御する。
以上説明したように、本実施形態によれば、上記第1の実施形態と異なり、送信処理の方法に応じて、読み取った原稿を、送信結果レポートと同じ排紙部に出力するか否かを切り替える。このような制御においても、上記第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、本実施形態の場合、原稿Gの出力先がその送信処理の方法によって切り替わるため、操作者が排紙部の積載された原稿を取得する際に、同時に送信結果レポートが出力されているか否かを容易に確認することができる。つまり、操作者は、第1排紙部70に原稿Gが積載されていれば、送信結果レポートも出力されていることが分かり、第2排紙部110に排紙されている場合は、別途送信結果レポートが第1排紙部70に排紙されることが分かる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 記録材を排紙して積載する複数の排紙部を有する画像形成装置であって、
    原稿を読み取って画像情報を取得する読取手段と、
    前記読取手段によって取得した画像情報を送信する送信手段と、
    前記送信手段による送信方法を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された前記送信方法に応じて、前記送信手段による送信結果を示すレポートを形成した記録材を、前記原稿と同じ前記排紙部に排紙するか否かを切り替える制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判定手段は、前記送信方法が、複数ページを含む原稿の全てのページを読み終えた後に前記送信手段による送信処理を実行する蓄積型送信であるか、又は、前記複数ページを含む原稿のそれぞれのページを読み終えるごとに前記送信手段による送信処理を実行する逐次型送信であるかを判定し、
    前記制御手段は、
    前記判定手段によって前記送信方法が逐次型送信であると判定されると、前記記録材を、前記原稿と同じ前記排紙部に排紙し、
    前記判定手段によって前記送信方法が蓄積型送信であると判定され、かつ、前記原稿の読み取りを終えてから一定時間が経過した後に前記送信処理を実行する場合には、前記記録材を、前記原稿とは異なる前記排紙部に排紙し、
    前記判定手段によって前記送信方法が蓄積型送信であると判定され、かつ、前記原稿の読み取りを終えてからすぐに前記送信処理を実行する場合には、前記記録材を、前記原稿と同じ前記排紙部に排紙することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、さらに、前記記録材を、前記原稿とは異なる前記排紙部に排紙する場合に、前記原稿から読み取った画像情報に基づく画像を前記記録材に形成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記原稿の読み取りを終えてから一定時間が経過した後に前記送信処理を実行する場合とは、操作者よって指定された時刻に前記画像情報を送信する時刻指定送信と、送信中にエラーが発生し再送信するエラー再送信とが含まれることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 記録材を排紙して積載する複数の排紙部を有する画像形成装置であって、
    原稿を読み取って画像情報を取得する読取手段と、
    前記読取手段によって取得した画像情報を送信する送信手段と、
    前記送信手段による送信方法を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された前記送信方法に応じて、前記原稿を、前記送信手段による送信結果を示すレポートを形成した記録材と同じ前記排紙部に排紙するか否かを切り替える制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記判定手段は、前記送信方法が、複数ページを含む原稿の全てのページを読み終えた後に前記送信手段による送信処理を実行する蓄積型送信であるか、又は、前記複数ページを含む原稿のそれぞれのページを読み終えるごとに前記送信手段による送信処理を実行する逐次型送信であるかを判定し、
    前記制御手段は、
    前記判定手段によって前記送信方法が逐次型送信であると判定されると、前記原稿を、前記記録材と同じ前記排紙部に排紙し、
    前記判定手段によって前記送信方法が蓄積型送信であると判定され、かつ、前記原稿の読み取りを終えてから一定時間が経過した後に前記送信処理を実行する場合には、前記原稿を、前記記録材とは異なる前記排紙部に排紙し、
    前記判定手段によって前記送信方法が蓄積型送信であると判定され、かつ、前記原稿の読み取りを終えてからすぐに前記送信処理を実行する場合には、前記原稿を、前記記録材と同じ前記排紙部に排紙することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、さらに、前記原稿を、前記記録材とは異なる前記排紙部に排紙する場合に、前記原稿から取得した画像情報に基づく画像を前記記録材に形成することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記原稿の読み取りを終えてから一定時間が経過した後に前記送信処理を実行する場合とは、操作者よって指定された時刻に前記画像情報を送信する時刻指定送信と、送信中にエラーが発生し再送信するエラー再送信とが含まれることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 前記原稿を前記読取手段に搬送する搬送路と、画像形成部によって前記記録材の表面に画像を形成した後に、該記録材の裏面に画像を形成するために記録材を反転して再び前記画像形成部に搬送するための両面搬送路とが共用されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 記録材を排紙して積載する複数の排紙部を有する画像形成装置の制御方法であって、
    読取手段が、原稿を読み取って画像情報を取得する読取工程と、
    送信手段が、前記読取工程で取得した画像情報を送信する送信工程と、
    判定手段が、前記送信工程における送信方法を判定する判定工程と、
    制御手段が、前記判定工程で判定された前記送信方法に応じて、前記送信工程による送信結果を示すレポートを形成した記録材を、前記原稿と同じ前記排紙部に排紙するか否かを切り替える制御工程と
    を実行することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. 記録材を排紙して積載する複数の排紙部を有する画像形成装置の制御方法であって、
    読取手段が、原稿を読み取って画像情報を取得する読取工程と、
    送信手段が、前記読取工程で取得した画像情報を送信する送信工程と、
    判定手段が、前記送信工程における送信方法を判定する判定工程と、
    制御手段が、前記判定工程で判定された前記送信方法に応じて、前記原稿を、前記送信工程による送信結果を示すレポートを形成した記録材と同じ前記排紙部に排紙するか否かを切り替える制御工程と
    を実行することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 請求項1乃至9の何れか1項の画像形成装置としてコンピュータを機能させるための該コンピュータで読み取り可能なプログラム。
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