JP2015046559A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水型の電子機器の冷却性能を向上させる。
【解決手段】筐体14内を区画部材20により区画された第1室24と第2室26に区画する。第1室24をシール部材で止水領域30と外部連通領域32とに区画する。外部連通領域32に配置されたファンの駆動によって、吸気孔50から通気路48に空気を送り込むことで、第2室26に風を流し、止水領域30に配置された発熱部品を冷却する。
【選択図】図1

Description

本願の開示する技術は電子機器に関する。
ハウジング内の分離チャンバー内にラジエタ及びファンを設け、ラジエタに接続しているヒートパイプによって熱源の熱をラジエタに移送する構造がある(例えば特許文献1参照)。
特開2008−41078号公報
筐体の一部を防水構造とした防水型の電子機器において、内部の発熱部品に対する冷却性能を向上させることが望まれる。
本願の開示技術は、防水型の電子機器の冷却性能を向上させることが目的である。
本願の開示する技術によれば、筐体内で区画部材により区画された第1室と第2室のうち、第1室をシール部材で止水領域と外部連通領域とに区画する。そして、外部連通領域に配置されたファンの駆動による風を、通風路から第2室に流し、止水領域に配置された発熱部品を冷却する。
本願の開示する技術によれば、防水型の電子機器の冷却性能を向上させることができる。
第1実施形態の電子機器を部分的に示す分解斜視図である。 第1実施形態の電子機器の内部を示す平面図である。 第1実施形態の電子機器の内部を示す背面図である。 第1実施形態の電子機器を示す斜視図である。 第1実施形態の電子機器を部分的に示す平面図である。 第1実施形態の電子機器を部分的に示す平面図である。 第1実施形態の電子機器を部分的に示す図6の7−7線断面図である。 第1実施形態の電子機器を部分的に示す図7の8−8線断面図である。 第1実施形態の電子機器を部分的に示す平面図である。 第1実施形態の電子機器を部分的に示す図9の10−10線断面図である。 第1実施形態の電子機器を部分的に示す図9の11−11線断面図である。
第1実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4には、第1実施形態の電子機器12が示されている。電子機器12の一例としては、内部にプロセッサやメモリを備え、外部機器や記録媒体との情報の授受や内部での情報処理を行う情報処理装置が挙げられるが、これに限定されない。電子機器12は、筐体14と、筐体14の内部に配置される区画板20を有している。
筐体14は、第1板部材16及び第2板部材18を有している。本実施形態では、第1板部材16と第2板部材18とは、板厚方向(矢印T1向)で見て、外形が一致する長方形状に形成されている。第1板部材16と第2板部材18とは、互いに平行な状態で、それぞれの外周部分で接合されて、空間が生じている。
第1板部材16と第2板部材18との間には、区画板20が第1板部材16と平行に配置されている。区画板20は、第1板部材16と第2板部材18との間を、第1板部材16側の第1室24と、第2板部材18側の第2室26に区画している。区画板20は区画部材の一例である。
以下において単に「平面視」というときは、筐体14を平面視することをいう。この平面視の方向は、上記した板厚方向(矢印T1方向)と一致し、さらに、第1板部材16、第2板部材18及び区画板20を平面視する方向と一致する。
図3に示すように、第1室24内には、シール部材28が配置されている。シール部材28は、第1室24において、シーリング剤や弾性部材(たとえばゴム)等によって、平面視で閉曲線状に形成されている。また、シール部材28は、第1板部材16と区画板20とに密着している。シール部材28の内側は、外部から液体が浸入しない止水領域30である。なお、図3は区画板20を第1板部材16(第1室24)側から見た背面図において、後述する発熱部材40等の位置を示した図である。
シール部材28の一部は、平面視で、区画板20(筐体14)の縁から内側に入り込んでおり、第1板部材16と区画板20の間に、筐体14の外部と連通する外部連通領域32が形成されている。
なお、図8及び図10に示すように、区画板20には、シール部材28を収容する一対の収容壁34が形成されている。シール部材28は収容壁34の間の収容溝36に収容されることで、位置ズレや脱落が抑制されている。
図3に示すように、止水領域30には、1枚又は複数枚の基板38が配置されている(図3では1枚のみ図示)。また、止水領域30内には、各種の発熱部材40が配置されている。発熱部材40としては、たとえば、プロセッサ等の集積回路40Aや、電子機器12の電力供給を担うバッテリ40B、電子機器12の外部と通信を行う通信装置40C等が挙げられる。発熱部材40は、基板38に搭載されて一体化されていてもよいし、基板38とは別体で、ケーブルにより基板38と電気的に接続されていてもよい。
区画板20には、開口42が形成されている。この開口42は、金属板44で覆われている。金属板44は、区画板20に対し取外分離不能に固定されていてもよいが、取外可能とすれば、取り外すことで、発熱部材40の交換や点検が容易である。たとえば、本実施形態では、通信装置40Cやバッテリ40Bに対応する金属板44は、区画板20から取外可能とされる。金属板44は区画部材の一例である。
図3に示すように、外部連通領域32には、ファン46が配置される。ファン46は防水仕様であり、通常使用時の水分付着では基本的機能に影響がない程度の防水性を有している。図2に示すように、区画板20には、平面視でファン46と重なる部分の一部に通気孔48が形成されている。通気孔48によって、外部連通領域32と第2室26との間で、区画板20を通過する空気の移動が可能である。通気孔48は、通気路の一例である。そして、ファン46は、駆動時に吹出し部46Aから空気を吹き出す。
図4に示すように、筐体14には、第2室26と外部との間で空気の移動を可能にする1又は複数の吸気孔50が形成されている。特に図示の例では、筐体14における2つの側面(手前面14A及び奥面14B)のそれぞれに吸気孔50が形成されている。ファン46の駆動時には、筐体14の外部の空気が、吸気孔50から吸い込まれる。
筐体14には、ファン46の吹出し部46Aからの空気を排出する排気孔56が形成されている。
図2に示すように、区画板20及び金属板44には、吸気孔50からファン46までの空気流路54を形成する凹部52が形成されている。凹部52は、発熱部材40と対向する位置、もしくは発熱部材40からの熱が伝わりやすい位置に設けられている。ファン46の駆動により、筐体14の吸気孔50から空気を吸引し、矢印F1で示すように、空気流路54及び通気孔48を経て、排気孔56から外部に排出することができる。
空気流路54は、発熱部材40から熱が伝わる位置、たとえば、発熱部材40と平面視で部分的に重なる位置に形成されている。
図3及び図5に示すように、基板38とファン46とは、複数(図示の例では4本)のケーブル58で電気的に接続されている。ケーブル58により、基板38からファン46に対する電力供給や、駆動制御信号の授受が行われる。
平面視でケーブル58とシール部材28とが重なる部分には、第1板部材16とシール部材28の間にパッキン60が配置されている。パッキン60は、第1止水部材の一例である。
図7に示すように、パッキン60における、第1板部材16との対向部分は突状に湾曲する凸面60Aが形成されている。第1板部材16における、パッキン60との接触部分は、凸面60Aと面接触する凹面16Bが形成されている。凸面60Aと凹面16Bとが密着することで、第1板部材16とパッキン60との水密性が維持される。たとえば、第1板部材16とパッキン60とに、形状や位置のバラツキがあっても、このバラツキを吸収して、第1板部材16とパッキン60とが密着する。
パッキン60における凸面60Aの反対側は、シール部材28と密着する平坦面60Bである。平坦面60Bには、ケーブル58と同数のスリット62が形成され、さらにスリット62の奥側に密着孔64が形成されている。密着孔64の内径は、ケーブル58の外径よりも小さくされている。ケーブル58は、スリット62に当てがわれて、スリット62を押し広げながら圧入される。そして、ケーブル58が密着孔64で保持される。密着孔64の内径はケーブル58の外径よりも小さいので、密着孔64の内面がケーブル58の外面に密着する。
複数の密着孔64はそれぞれ分離してパッキン60に形成されており、複数のケーブル58は、1本ごとに密着孔64に密着状態で保持される。複数のケーブル58が1つの密着孔64に保持されないので、密着孔64内では、ケーブル58どうしの間に隙間が生じない。
区画板20の収容壁34は、図8に示すように、パッキン60を第1板部材16に向かって押しており、パッキン60のケーブル58に対する密着性を高めている。
また、シール部材28には、図7及び図8から分かるように、収容壁34の間に、パッキン60の平坦面60Bと対向するリブ66が形成されている。リブ66は、シール部材28を局所的に押し潰しており、図7に示すように、シール部材28の一部がスリット62内に押し込まれてケーブル58に達している。これにより、ケーブル58、パッキン60及びシール部材28の水密性が維持されている。
図3に示すように、基板38に搭載された発熱部材40の少なくとも1つ(図示の例では集積回路40A)とファン46における吹出し部46Aとの間には、ヒートパイプ68が配置されている。
平面視でヒートパイプ68とシール部材28とが重なる部分には、図9〜図11に示すように、第1板部材16(筐体14の一部)とヒートパイプ68の間にパッキン70が配置されている。パッキン70は、第2止水部材の一例である。
ヒートパイプ68の長手方向でパッキン70からオフセットされた位置には、区画板20との間に押さえ具72が配置されている。
図11から分かるように、区画板20とヒートパイプ68、パッキン70及び第1板部材16の間には、シール部材28が位置しており、これらの隙間を埋めている。
区画板20には、シール部材28をヒートパイプ68及びパッキン70に押し込むリブ74が形成されている。リブ74がシール部材28をヒートパイプ68及びパッキン70に向かって押し付けるので、シール部材28とヒートパイプ68及びパッキン70との水密性が維持される。
なお、パッキン60及びパッキン70としては、弾性及び形状安定性を有する材料であれば適用可能である。本実施形態において、パッキン60及びパッキン70の材料の例としては、ゴムやエラストマを挙げることができ、これらは、固体状あるいはゲル状である。
図10から分かるように、ヒートパイプ68は、押さえ具72によって、パッキン70側に押えられている。これにより、ヒートパイプ68は第1板部材16に対する位置ズレが抑制されて、第1板部材16に固定される。また、パッキン60がヒートパイプ68で押し込まれて一定量で撓むので、パッキン60とヒートパイプ68との水密性が維持される。
また、ヒートパイプ68は、パッキン70を第1板部材16に向かって押し込んでおり、ヒートパイプ68とパッキン70との間、及びパッキン70と第1板部材16との間に、これらの形状や位置のバラツキがあっても、このバラツキを吸収して密着する。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の電子機器12では、筐体14の第1室24に止水領域30が形成されている。止水領域30は、外部から液体が侵入しないので、止水領域30内の発熱部材40や基板38(基板38に搭載されている素子等も含む)を防水できる。
第1室の外部連通領域32にはファン46が配置されている。ファン46の駆動により、図2に矢印F1で示すように、筐体14の吸気孔50から空気を吸引し、空気流路54及び通気孔48を経て、排気孔56から外部に排出することができる。第2室26(特に空気流路54)を流れる空気により、第1室24内の発熱部材40を冷却できる。
特に、本実施形態では、区画板20の一部に開口が形成され、この開口を塞ぐ金属板44に発熱部材40が接触配置されている。したがって、発熱部材40が金属板44(区画部材)から離間して配置されている構造と比較して、発熱部材40から区画部材に伝わった熱を第2室26内の空気流で冷却できるので、冷却効果が高い。
しかも、本実施形態では、区画部材の一部が金属板44であり、金属板44に発熱部材40が接触している。このため、発熱部材40が金属以外の材料の部材(たとえば樹脂部材)に接触している構造と比較して、発熱部材40の熱が金属板44に伝わりやく、発熱部材40を冷却する効果が高い。
筐体14には、吸気孔50が形成されており、吸気孔50の数は複数である。複数の吸気孔50から第2室26内に空気が流入するので、第2室26内で気流の速さが速い箇所も複数生じる。このため、吸気孔50が1つのみの構造と比較して、広範囲で発熱部材40を冷却できる。
特に、図4に示したように、吸気孔50を、筐体14における複数の側面のそれぞれに形成した構造では、第2室26で気流の速さが速い箇所が複数生じるので、より広範囲で発熱部材40を冷却できる。そして、吸気孔50を筐体14の背面14Bに設けないので、電子機器12の美観を向上できる。
区画板20及び金属板44には、吸気孔50からファン46までの空気流路54を形成する凹部52が形成されている。したがって、吸気孔50から流入した空気を、発熱部材40と対向する位置、もしくは、発熱部材40からの熱が伝わりやすい位置に誘導して、効果的に発熱部材40を冷却できる。
本実施形態では、基板38とファン46とがケーブル58で電気的に接続されている。ケーブル58により、ファン46への電力供給や、駆動制御信号の授受を行うことが可能である。すなわち、止水領域30に配置された基板38と、外部連通領域32に配置されたファン46との電気的に接続することが可能である。
しかも、シール部材28とケーブル58の間は、パッキン60(第1止水部材の一例)で止水されている。したがって、シール部材28とケーブル58との間での液体の流れを抑制し、止水領域30内の止水性を高く維持できる。
複数のケーブル58は、分離した状態で(1本ずつ)、パッキン60の密着孔64に密着され保持される。複数のケーブル58をまとめて保持しないので、ケーブル58どうしの間に隙間が生じず、隙間から止水領域30への液体の浸入を抑制できる。
パッキン60のスリット62のそれぞれには、シール部材28の一部が押し込まれて入り込んでいる。スリット62がシール部材28によって塞がれているので、スリット62から止水領域30への液体の浸入を抑制できる。
本実施形態では、発熱部材40の少なくとも1つと吹出し部46Aとの間にヒートパイプ68が配置されている。発熱部材40の熱は、ヒートパイプ68に伝わる。そして、ヒートパイプ68は、吹出し部46Aにおいて、ファン46から吹き出される風により冷却される。すなわち、発熱部材40は、ヒートパイプ68を介して、ファン46からの風により冷却されるので、ヒートパイプ68がない構造と比較して、効果的に発熱部材40を冷却できる。
しかも、第1板部材16(筐体14の一部)とヒートパイプ68との間は、パッキン70(第2止水部材の一例)で止水されている。したがって、第1板部材16とヒートパイプ68との間での液体の流れを抑制し、止水領域30の止水性を高く維持できる。
シール部材28は、パッキン70の反対側からヒートパイプ68に密着している。したがって、ヒートパイプ68とシール部材28との間での液体の流れも抑制し、止水領域30の止水性を高く維持できる。
上記では、筐体14が、第1板部材16と第2板部材18とを備え、区画部材が、第1板部材16及び第2板部材18と対向配置された区画板20及び金属板44である構造を挙げているが、筐体14の構造はこれに限定されない。たとえば、筐体14としては、単なる箱状の部材とされていてもよい。区画部材としては、板状に形成されている必要はなく、要するに、筐体14内を第1室と第2室とに区画していれば、たとえば湾曲した部材であってもよい。上記のように、第1板部材16と第2板部材とを対向配置すると、筐体14の全体として薄型化できる。
さらに区画板20及び金属板44を、第1板部材16及び第2板部材18と対向配置すると、薄型化された筐体14内を、厚み方向でさらに第1室24と第2室26とに区画できる。
そして、薄型化した筐体14を有すると共に、止水領域30内の止水性(防水性)を維持した防水型の電子機器12において、発熱部材40に対する冷却能力を向上させた構造実現できる。
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
本明細書は、以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
筐体と、
前記筐体を第1室と第2室とに区画する区画部材と、
前記第1室を止水領域と外部連通領域とに区画するシール部材と、
前記止水領域に配置される1又は複数の発熱部品と、
前記外部連通領域に配置されるファンと、
前記ファンの駆動で前記区画部材を通過して前記第2室に空気が流れる通気路と、
を有する電子機器。
(付記2)
前記発熱部品の少なくとも1つが、前記区画部材に接触配置されている付記1に記載の電子機器。
(付記3)
前記筐体が、
第1板部材と、
前記第1板部材と対向して配置される第2板部材と、
を備え、
前記区画部材が、前記第1板部材及び前記第2板部材と対向配置されている付記1又は付記2に記載の電子機器。
(付記4)
前記区画板における前記発熱部品の接触部分が金属製である付記3に記載の電子機器。
(付記5)
前記第2室への空気の吸気孔が複数設けられている付記1〜付記4のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記6)
前記止水領域内に設けられる基板と、
前記基板と前記ファンとを電気的に接続するケーブルと、
を有する付記1〜付記5のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記7)
前記シール部材と前記ケーブルとの間を止水する第1止水部材を有する付記6に記載の電子機器。
(付記8)
前記ケーブルが複数備えられ。
前記第1止水部材が、複数の前記ケーブルを分離した状態でケーブルのそれぞれに密着して保持する密着孔を有する付記7に記載の電子機器。
(付記9)
前記第1止水部材に、前記密着孔に前記ケーブルを収容するスリットが形成され、
前記スリットに前記シール部材が部分的に入り込んでいる付記8に記載の電子機器。
(付記10)
前記発熱部品の少なくとも1つと前記外部連通領域における前記ファンの風の吹出し部とを連通するヒートパイプを有する付記1〜付記9のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記11)
前記筐体と前記ヒートパイプの間を止水する第2止水部材を有する付記10に記載の電子機器。
(付記12)
前記シール部材が前記第2止水部材の反対側から前記ヒートパイプに密着している付記11に記載の電子機器。
12 電子機器
14 筐体
16 第1板部材
18 第2板部材
20 区画板
24 第1室
26 第2室
28 シール部材
30 止水領域
32 外部連通領域
40 発熱部材
44 金属板
46 ファン
46A 吹出し部
48 通気孔
50 吸気孔
58 ケーブル
60 パッキン
62 スリット
68 ヒートパイプ
70 パッキン

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体を第1室と第2室とに区画する区画部材と、
    前記第1室を止水領域と外部連通領域とに区画するシール部材と、
    前記止水領域に配置される1又は複数の発熱部品と、
    前記外部連通領域に配置されるファンと、
    前記ファンの駆動で前記区画部材を通過して前記第2室に空気が流れる通気路と、
    を有する電子機器。
  2. 前記発熱部品の少なくとも1つが、前記区画部材に接触配置されている請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記筐体が、
    第1板部材と、
    前記第1板部材と対向して配置される第2板部材と、
    を備え、
    前記区画部材が、前記第1板部材及び前記第2板部材と対向配置されている請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記区画板における前記発熱部品の接触部分が金属製である請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記第2室への空気の吸気孔が複数設けられている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記止水領域内に設けられる基板と、
    前記基板と前記ファンとを電気的に接続するケーブルと、
    を有する請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の電子機器。
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