JP2015045672A - 定着装置、画像形成装置、定着制御方法及び定着制御プログラム - Google Patents

定着装置、画像形成装置、定着制御方法及び定着制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、定着部材を複数の加熱領域に分割して加熱する際の電力消費を削減する。
【解決手段】複合装置1は、定着部43が、画像データに応じたトナー画像の形成されている用紙を、定着温度に加熱される定着ローラで加熱・加圧してトナー画像を用紙に定着させる。定着制御部25は、AC駆動回路部41aから交流電源電力をAC加熱体51に供給して待機温度に加熱し、DC加熱体52のうち、トナー画像の存在する分割領域に対応する分割DC加熱体52a〜52jのみにDC駆動回路41bから直流電源電力を供給して定着温度に加熱する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定着装置、画像形成装置、定着制御方法及び定着制御プログラムに関し、詳細には、定着部材を複数の加熱領域に分割して加熱する際の電力消費を削減する定着装置、画像形成装置、定着制御方法及び定着制御プログラムに関する。
電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置は、例えば、一様に帯電させた感光体上に画像データにより変調した書込光を照射して静電潜像を形成して、感光体上に形成した静電潜像を現像ユニットで記録剤(以下、単に、トナーという。)を用いて現像する。画像形成装置は、給紙部からレジストローラでタイミング調整されて感光体と転写ローラとの間に搬送されてくる用紙、フィルム等の被記録媒体(以下、単に、用紙という。)に、転写電源から転写ローラを介して高圧の転写バイアス(電圧、電流)を印加して感光体上のトナー画像(記録剤画像)を転写することで、トナー画像を用紙に形成する。電子写真方式の画像形成装置は、このようにしてトナー画像を転写した用紙を定着部で、加熱・加圧しつつ搬送して、トナー画像を用紙に定着させる。
定着部は、例えば、定着ヒータにより加熱される定着ローラと、定着ローラに圧接されている加圧ローラとの圧接部にトナー画像の転写されている用紙を搬送して、定着ローラと加圧ローラにより用紙を加熱・加圧してトナー画像を用紙に定着させる。
定着部は、この定着ローラを定着ヒータにより加熱しているため、大きな電力を消費する。
近年、画像形成装置においても、省電力が要望され、定着部における消費電力の削減が求められている。
そして、従来、定着ヒータを複数に分割して分割定着ヒータ毎に加熱することで、定着ローラを複数の分割加熱領域に分けて加熱する定着部が用いられている。この定着部は、分割定着ヒータを精度よく加熱制御するために、分割定着ヒータをDC(直流)電源電力を用いて個別に加熱することで、定着ローラの分割加熱領域毎に加熱する。そして、この定着部は、画像データに基づいて用紙上のトナー画像の存在する分割加熱領域のみを、該分割加熱領域に対応する定着ヒータのみに駆動電源を供給することで、加熱する(特許文献1等参照)。
しかしながら、上記従来技術にあっては、直流電源電力を用いて分割定着ヒータを加熱制御しているため、損失が多く、省電力を向上させる上で、改良の必要があった。
すなわち、従来の分割加熱領域に分けて加熱を行う定着装置は、例えば、図13(a)に示すように、AC(交流)電源電力を、ダイオードブリッジ(DB)101で、整流して、FET(Field Effect Transistor )102で定着ヒータ103への通電制御を行う。そして、定着ヒータ103は、例えば、図13(b)に示すように、10個の分割定着ヒータ103a〜103jに分割されており、各分割定着ヒータ103a〜103jに対して、FET102が設けられている。各FET102は、対応する分割定着ヒータ103a〜103jに対して供給する直流のヒータ電力をON/OFFすることで、通電制御する。
この交流電源電力から生成した直流のヒータ電力を分割定着ヒータ103a〜103jへ供給する場合、ダイオードブリッジ101とFET102という2つの電力ロスが発生する回路を用いる必要がある。
いま、ダイオードブリッジ101及びFET102における電圧降下を、それぞれ1Vとし、分割定着ヒータ103a〜103jを、図14(b)に示すように、用紙に対して待機加熱(待機温度加熱)が必要な領域と、待機加熱と定着加熱が必要な領域と、があるものとする。この場合、定着装置は、図14(c)に示すように、FET103のON/OFFを制御して、待機加熱と、待機加熱+定着加熱とを切り替える加熱制御を行う。なお、図14(a)は、図13(a)と同じ図である。
したがって、従来の定着装置では、図13及び図14の場合、1200Wの定着ヒータ103を10個の分割定着ヒータ103a〜103jに分割して、加熱すると、各分割された120Wの分割定着ヒータ103a〜103jをDC駆動で加熱して、待機加熱と、待機加熱+定着加熱とを切り替える加熱制御を行う。この場合、商用交流電源電力が、AC100V、待機加熱に必要な電力を600W、待機加熱+定着加熱に必要な電力を1200Wとすると、従来の定着装置は、待機加熱を行うために、常に、回路部分で12Wの電力ロスが発生する。すなわち、600W÷100V×2V=12Wとなる。ここで、2Vは、ダイオードブリッジ101での電圧降下1Vと、FET102での電圧降下1Vを加算したロス電圧である。
また、従来の定着装置は、定着加熱時には、待機加熱の600Wに加えて、さらに、600Wが必要となるため、電力ロスも、さらに12W増え、全てで、24Wの電力ロスが発生する。
そこで、本発明は、定着部材を複数の加熱領域に分割して加熱する際の電力消費を削減することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の定着装置は、画像データに応じて記録剤画像が形成され搬送されてくる被記録媒体の搬送方向と直交する主走査方向に少なくとも該被記録媒体の長さを有し、該被記録媒体を加熱して該記録剤画像を該被記録媒体に定着させる定着部材と、交流電源電力で駆動され、前記定着部材の主走査方向全域を所定の待機温度に加熱可能な待機温度加熱手段と、前記被記録媒体の搬送状態に基づいて、前記待機温度加熱手段への前記交流電源電力の供給を制御する待機温度加熱制御手段と、前記主走査方向に所定の主走査分割長さ毎に複数に分割されてそれぞれ直流電源電力で駆動され、前記待機温度加熱手段によって待機温度に加熱されている前記定着部材を、該主走査分割長さ毎に所定の定着温度に加熱する定着温度加熱手段と、前記定着部材の搬送方向所定長さを副走査分割長さとして、前記画像データと前記被記録媒体の搬送状態に基づいて、前記主走査分割長さ毎に、かつ、該副走査分割長さ毎に、前記定着温度加熱手段への前記直流電源電力の供給を制御する定着温度加熱制御手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、定着部材を複数の加熱領域に分割して加熱する際の電力消費を削減することができる。
本発明の第1実施例を適用した複合装置の要部概略構成図。 定着ローラの概略構成図。 加熱体の構成と駆動回路を示す図。 画像領域判定部のブロック構成図。 画像領域判断処理の説明図。 分割DC加熱体の駆動パターン例を示す図。 副走査方向における加熱制御処理の説明図。 定着部における加熱制御の説明図。 第2実施例における定着部の概略構成と所要電力を示す図。 第2実施例における定着部の概略構成と両端部に画像がない場合の所要電力を示す図。 端部のAC加熱体の電力量を小さく、DC加熱体の電力量を大きくした定着部とその所要電力を示す図。 1本のAC加熱体の電力配分を端部と中央部で異ならせた定着部とその所要電力を示す図。 従来の定着装置の回路構成図。 従来の定着装置における電力ロスの説明図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図8は、本発明の定着装置、画像形成装置、定着制御方法及び定着制御プログラムの第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の定着装置、画像形成装置、定着制御方法及び定着制御プログラムの第1実施例を適用した複合装置1のブロック構成図である。
図1において、複合装置1は、コントローラ部10とエンジン制御部20がバス31で接続され、コントローラ部10には、操作制御部32、ハードディスク(HDD)33及びFCU(Facsimile Control Unit)34が接続されている。また、エンジン制御部20には、AC電源部41、DC電源部42、定着部43、書込制御部44、読取制御部45及び各種電装品46が接続され、読取制御部45には、ARDF(自動両面原稿搬送装置)47が接続されている。
操作制御部32には、図示しない操作表示部が接続されており、操作表示部は、テンキー、スタートキー、ファンクションキー等の複合装置1の操作に必要な各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備えている。操作制御部32は、操作表示部の操作キーから入力されるコピー操作、スキャナ操作、送信操作等の各種命令をコントローラ部10へ通知し、コントローラ部10からの表示情報を操作表示部のディスプレイに表示させる。
HDD33は、各種データ、特に、画像データをコントローラ部10の制御下で、記憶する。
FCU34は、電話回線が接続され、画像データを、電話回線を介してファクシミリ送信したり、電話回線を介して送信されてきたファクシミリデータを受信してコントローラ部10へ渡す。
コントローラ部10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、画像処理部14、画像メモリ15及びI/F(インターフェイス)16等を備えている。
ROM12は、複合装置1の基本プログラム及び必要なシステムデータを記憶している。CPU11は、ROM12内のプログラムに基づいて、RAM13をワークメモリとして利用して、複合装置1の各部を制御し、スキャナ処理、コピー処理、プリンタ処理、ファクシミリ送受信処理等の複合装置1としての基本処理を実行する。
画像処理部14は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で構成され、複合装置1において取り扱う画像データに対して、画像データからイメージデータの生成、画像の回転、縮小等の必要な画像処理を、画像メモリ15を利用して行う。
I/F16は、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続され、CPU11の制御下で、ネットワークを介して他の装置との間で通信する。
AC電源部41は、電源スイッチ48を介して電源コード49が接続されており、電源コード49の先端には電源プラグ49aが接続されている。電源プラグ49aは、商用100Vのプラグ受けに差し込まれ、商用AC(交流)100Vの電源電力を取り込む。
AC電源部41は、AC駆動回路部41aとDC駆動回路部41bを備えており、電源コード49が接続されている。AC駆動回路部41aは、電源コード49を介して供給される商用AC100Vの電源電力から定着部43で使用する交流電源電力を生成して、定着部43に供給する。DC駆動回路部41bは、電源コード49を介して供給される商用AC100Vの電源電力から定着部43で使用する直流電源電力を生成して、定着部43に供給する。
DC電源部42は、AC電源部41を介して供給される商用AC100Vの電源電力から各種電圧値の直流電源電力を生成し、複合装置1内の制御部等の各部に供給する。
書込制御部44は、図示しない画像形成部が接続されており、画像形成部は、電子写真方式で用紙(被記録媒体)にトナー画像(記録剤画像)を形成する。すなわち、書込制御部44は、エンジン制御部20から渡されるイメージデータ(画像データから書込制御部44で処理可能なイメージに変換したデータ)に基づいて、LD(Laser Diode:半導体レーザ)から画像形成部の感光体へ出射される書込光を変調させる。画像形成部は、書込制御部44によって変調された書込光が、均一に帯電された感光体に照射されることで、感光体上に静電潜像が形成され、この感光体上の静電潜像を現像部でトナーを付与することで現像して感光体上にトナー画像を形成する。画像形成部は、トナー画像の形成された感光体と転写部との間に搬送されてくる用紙に該トナー画像を転写し、トナー画像を転写した用紙を定着部へ搬送する。
読取制御部45は、図示しないスキャナ部が接続され、スキャナ部は、CCD(Charge Coupled Device )、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )等の光電変換素子を用いて原稿の画像を読み取る。読取制御部45は、スキャナ部の動作を制御して、読取位置に位置する原稿を主走査及び副走査させ、該原稿の画像を読み取らせて、読み取った原稿の画像データをエンジン制御部20へ出力する。また、読取制御部45は、ARDF47に接続されており、ARDF47は、読取制御部45の制御下で動作して、原稿台上にセットされた複数枚の原稿を、1枚ずつスキャナ部の読取位置へ搬送するとともに、読取の完了した原稿を原稿排出トレイへ排出する。
電装品46は、複合装置1の搭載している各種電装品を総称したものであり、ソレノイド46a、用紙搬送モータ、原稿搬送モータ、定着ローラ搬送モータ等の各種モータ46b、用紙センサ、原稿センサ等の各種センサ46c等を含んでいる。
定着部43は、図2に示すように、回転駆動されるとともに加熱体50によって加熱される定着ローラ(定着部材)43aと、該定着ローラ43aに所定圧力で押しつけられて定着ローラ43aとともに回転する加圧ローラ(図示略)と、を備えている。定着部43は、定着ローラ43aと加圧ローラとの間に搬送されてくるトナー画像の転写されている用紙を、加熱・加圧しつつ搬送することで、用紙上のトナー画像を用紙に定着させて、排紙トレイ上に排出する。
定着ローラ43aは、図2に示すように、用紙の搬送方向である副走査方向に対して直交する主走査方向において、複合装置1が画像形成可能な最大用紙幅サイズHよりも長く、内部に、加熱体50を主走査方向に延在する状態で収納している。
加熱体50は、AC加熱体51とDC加熱体52が並んで主走査方向に延在するとともに、所定間隔空けた状態で配置されており、少なくとも上記最大用紙幅サイズHの長さを有している。なお、本実施例では、最大用紙サイズ幅Hの長さと加熱体50の長さが同じ長さに設定されている。
AC加熱体(待機温度加熱手段)51は、AC駆動回路部41aからの交流電源電力で駆動され、予め設定されている待機温度に定着ローラ43aを最大用紙幅サイズHに渡って加熱する。AC加熱体51は、交流電源電力で駆動されて発熱し、定着ローラ43aを加熱することのできる部材であれば、種々のものを用いることができ、例えば、ハロゲンヒータ等を用いることができる。
DC加熱体(定着温度加熱手段)52は、DC駆動回路部41bからの直流電源電力で駆動され、待機温度に加熱されている定着ローラ43aを、さらに、予め設定されている定着温度に定着ローラ43aを最大用紙幅サイズHに渡って加熱する。DC加熱体52は、直流電源電力で駆動されて発熱して定着ローラ43aを加熱することのできる部材であれば、種々のものを用いることができ、例えば、サーマルヘッド等を用いることができる。
DC加熱体52は、副走査方向において所定幅Wを有するとともに、主走査方向において、所定長さ(主走査分割長さ)Aを有する複数(本実施例では、10)の分割DC加熱体52a〜52jに分割されている。各分割DC加熱体52a〜52jは、それぞれ、DC駆動回路部41bからのDC駆動電力によって、個別に駆動され、対応する定着ローラ43aの面を加熱する。すなわち、分割DC加熱体52a〜52jは、用紙Pの搬送速度(定着ローラ43aの回転速度)をv、分割DC加熱体52a〜52jの駆動時間をtとしたとき、用紙Pの搬送方向において、所定長さを副走査分割長さB(B=t×v)として、それぞれ、対応する定着ローラ43aの面積A×Bを有する領域を分割加熱領域として、該分割加熱領域を個別に加熱する。ここで、tは、分割DC加熱体52a〜52jに駆動電源電力を供給している時間であり、vは、定着ローラ43aの回転速度、すなわち、用紙Pの搬送速度である。なお、本実施例では、分割DC加熱体52a〜52jは、主走査方向長さAが全て同じであるとしているが、主走査方向長さAは、全ての分割DC加熱体52a〜52jで同じ長さである必要はなく、例えば、主走査方向の端側の分割DC加熱体52a〜52jほど主走査方向長さAが長くてもよい。
そして、加熱体50は、図3(a)に示すように、AC加熱体51とDC加熱体52が並んで配設されている。加熱体50は、図3(b)に示すように、AC加熱体51が、AC駆動回路部41aによって駆動され、DC加熱体52が、DC駆動回路部41bによって駆動される。本実施例の定着部43は、AC加熱体51が、600Wに設定され、DC加熱体52が、それぞれが60Wの10個の分割DC加熱体52a〜52jに分割されて、合計で600W(=60W×10)に設定されている。したがって、加熱体50は、総計で、1200Wとなっている。
AC駆動回路部41aは、例えば、トライアック(TRC)が用いられており、AC100Vの交流電源電力からAC加熱体51を駆動する600Wの交流電源電力を直接生成してAC加熱体51へ供給する。このトライアックは、電圧降下(損失)が、例えば、1Vである。
DC駆動回路部41bは、ダイオードブリッジ41baとFET41bbを備えており、AC100Vの交流電源電力を、ダイオードブリッジ41baで整流して、FET41bbで、10個の分割DC加熱体52a〜52j毎にON/OFF制御して、分割DC加熱体52a〜52jに個別に供給する。DC駆動回路部41bは、ダイオードブリッジ41baの電圧降下(損失)が、例えば、1V、FET41bbの電圧降下(損失)が、例えば、1Vであり、全体として、2Vの電圧降下が発生する。なお、DC駆動回路41bのFET41bbは、図3では、簡略化して記載されているが、実際は、分割DC加熱体52a〜52jそれぞれに設けられており、FET41bbがON/OFFすることで、分割DC加熱体52a〜52jへの直流電源電力の供給/供給停止を行う。
そして、エンジン制御部20は、CPU21、ROM22、RAM23、電装制御部24、定着制御部25及びI/F26等を備えている。I/F26は、コントローラ部10との接続用I/Fである。
ROM22は、エンジン制御部20としての基本プログラムや本発明の定着制御プログラム等のプログラム及び必要なデータが格納されている。エンジン制御部20は、CPU21がROM22内のプログラムに基づいて、RAM23をワークメモリとして利用して、エンジン制御部20の各部及びエンジン制御部20に接続されている各部を制御して、エンジン制御処理を実行するとともに、本発明の定着制御処理を実行する。
すなわち、エンジン制御部20は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の定着制御別方法を実行する定着制御プログラムを読み込んでROM22等に導入することで、後述する定着部材である定着ローラを複数の加熱領域に分割して加熱する際の電力消費を削減する定着制御方法を実行する定着装置として構築されている。この定着制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
したがって、上記エンジン制御部20と定着部43は、全体として、定着ローラ43aを複数の分割加熱領域(加熱領域)に分割して加熱する際の電力消費を削減する定着装置60として機能している。
I/F26は、バス31を介してコントローラ部10との間で、データや信号の授受を行う。
電装制御部24は、CPU21の制御下で、上記電装品46の動作制御を行う。
定着制御部25は、画像領域判断部27、加熱体選択部28及び加熱体駆動部29等を備えている。
画像領域判断部27は、画像形成対象の画像データに基づいて、定着ローラ43a(または用紙)の分割加熱領域毎に画像データが所定量以上存在する画像領域であるか、画像データが所定量未満の非画像領域であるかを判定する。
画像領域判断部27は、詳細には、図4に示すように、画像読込部71、画像分割部72、画像有無判定部73及び加熱開始位置決定部74等を備えており、画像分割部72は、主走査分割部72aと副走査分割部72bを備えている。
画像読込部71は、コントローラ部10からI/F26を介して送られてくる印刷対象の画像データを読み込み、一時的に、RAM23等に格納する。
画像分割部72は、その主走査分割部72aが、画像データを、図5(b)に示すように、主走査方向において、図5(a)に示す分割DC加熱体52a〜52jの主走査方向長さA毎に主走査分割長さX1〜Xjに分割する。
副走査分割部72bは、画像データを、図5(b)に示すように、主走査分割長さX1〜Xj毎に、副走査方向において、予めROM22等に設定されている長さY(上記副走査分割長さBに対応)毎に、副走査分割長さY1〜Ymに分割する。なお、図5(b)は、用紙P上に印刷出力された画像に対して分割している状態を示している。
なお、副走査分割部72bは、長さYについては、予め設定されている長さYに限るものではなく、例えば、定着部43における用紙Pの搬送速度(用紙搬送速度)vと分割DC加熱体52a〜52jによって定着ローラ43aの対応領域を定着温度まで加熱するのに要する時間(加熱応答時間)tに基づいて決定してもよい。すなわち、この場合、副走査分割部72bは、画像データの副走査方向の長さYを、v>Y/tとなるような用紙搬送速度vよりも加熱応答時間tが十分に早くなるような長さに分割する。
画像有無判定部73は、画像分割部72が分割した主走査分割長さX1〜Xjと副走査分割長さY1〜Yjで表される各分割領域(X1、Y1)、(X2、Y1)・・・(Xj、Y1)、・・・、(X1、Ym)、(X2、Ym)・・・(Xj、Ym)のそれぞれについて、画像データが予め設定されている領域判定閾値以上であるか否かによって、画像有無を判定する。なお、上記分割領域(X1、Y1)、(X2、Y1)・・・(Xj、Y1)、・・・、(X1、Ym)、(X2、Ym)・・・(Xj、Ym)を、図5(b)に示すように、以降、分割領域A11〜Ajmという。
画像有無判定部73は、各分割領域A11〜Ajmについて、例えば、図5(c)に示すように、各画素の画素値「1」、「0」を取得する。画像有無判定部73は、画素値「1」の画素が、その分割領域A11〜Ajmの全画素に対する割合が予め設定されている領域判定閾値以上であるか否かによって、画像領域であるか、非画像領域であるか判定する。なお、画像有無判定部73は、画像データが、多値画像データであるときには、領域判定閾値を画像データにあわせて変更する。
加熱開始位置決定部74は、画像有無判定部73における画像領域と非画像領域画像の判定状態と用紙Pの搬送位置に合わせて、画像領域に対する加熱を開始する領域を決定する。
図1に戻って、加熱体選択部28は、例えば、図6(a)、(b)に示すように、画像領域判断部27における画像領域と非画像領域の判断結果に基づいて、直流電源電力を供給して駆動する分割DC加熱体52a〜52jを決定する。なお、図6(a)、(b)は、それぞれ用紙P上の1主走査における画像状態と分割DC加熱体52a〜52jのON/OFF状態が示されている。
図6(a)、(b)に示すように、本実施例の複合装置1においては、分割DC加熱体52a〜52jと分割領域A11〜Ajmが対応するように設定されているため、画像領域となっている分割領域A11〜Ajmに対して適切に加熱するために、画像の主走査方向の主走査分割長さX1〜Xjに対しては、分割DC加熱体52a〜52jが対応して加熱を行う。すなわち、加熱体選択部28は、用紙Pにおける主走査分割長さX1において、画像領域と判断された分割領域A11〜A1mが存在する場合には、分割DC加熱体52aを駆動させて定着ローラ43aの対応領域を加熱すると判断する。加熱体選択部28は、同様に、主走査方向に分割された分割領域A21〜A2mと分割DC加熱体52b〜52jに応じて分割DC加熱体52b〜52jの駆動を制御して、定着ローラ43aの対応領域を加熱する。
なお、加熱体選択部28は、画像の主走査幅Xに対して、分割DC加熱体52b〜52jの主走査幅Aが短い場合(X>A)には、1つの画像領域に対して2つ以上の分割DC加熱体52b〜52jを組み合わせて選択駆動させる。逆に、加熱体選択部28は、画像の主走査幅Xに対して、分割DC加熱体52b〜52jの主走査幅Aが大きい場合(X<A)には、複数の画像領域及び非画像領域の組み合わせに対して、1つの分割DC加熱体52b〜52jを選択して駆動させる。
また、用紙Pの主走査方向の幅が、DC加熱体52の主走査方向の長さHに対して短い場合には、加熱体選択部28は、分割DC加熱体52b〜52jのうち、用紙Pが通過しない端部に位置する分割DC加熱体52a、52j等の駆動を停止してもよい。この場合、加熱体選択部28は、光学センサ等による用紙Pのサイズの検出結果を参照して、分割DC加熱体52a〜52jのうち、非駆動とする分割DC加熱体52b〜52jを決定する。
加熱体駆動部29は、加熱体選択部28の選択結果に基づいて、分割DC加熱体52b〜52j及びAC加熱体51の駆動を行う。すなわち、加熱体駆動部29は、AC駆動回路部41a及びDC駆動回路部41bからのAC加熱体51及び各分割DC加熱体52a〜52jへの駆動電源電力の供給/供給停止を制御して、例えば、図7に示すように定着ローラ43aの加熱制御を行う。なお、図7(a)は、分割DC加熱体52jに対応する分割領域A11〜A1mにおける画像状態を示しており、図7(b)は、分割領域A11〜A1mに対する温度制御状態を示している。
すなわち、加熱体駆動部29は、定着ローラ43aに対して、そのベース温度からAC駆動回路41aを駆動させた待機温度に制御し、さらに、分割領域A11〜A1mのうち、画像領域に対しては、DC駆動回路41bを駆動させて、定着温度に制御する。
上記定着制御部25及びAC駆動回路部41aは、全体として、用紙(被記録媒体)Pの搬送状態に基づいて、AC加熱体51への交流電源電力の供給を制御する待機温度加熱制御手段として機能している。また、定着制御部25及びDC駆動回路部41bは、全体として、定着ローラ43aの搬送方向所定長さを副走査分割長さBとして、画像データと用紙Pの搬送状態に基づいて、主走査分割長さA毎に、かつ、該副走査分割長さB毎に、DC加熱体52への直流電源電力の供給を制御する定着温度加熱制御手段として機能している。
次に、本実施例の作用について説明する。本実施例の複合装置1は、定着ローラ43aを複数の加熱領域A11〜Ajmに分割して加熱する際の電力消費を削減する。
複合装置1は、画像形成部で画像データに基づいてトナー画像を形成した用紙Pを、定着部43に搬送して、定着部43の加熱体50によって定着温度に加熱された定着ローラ43aによってトナー画像を用紙Pに定着させる。
そして、定着部43は、その定着ローラ43aを加熱する加熱体50が、AC加熱体51とDC加熱体52とで構成され、DC加熱体52は、さらに、分割DC加熱体52a〜52jに分割されている。
定着装置60は、その定着制御部25が、画像データによって用紙P上に形成される画像状態を、複数の分割領域A11〜Ajmに分割し、各分割領域A11〜Ajmが画像領域と非画像領域のいずれであるか判定する。定着制御部25は、該判定結果に基づいて、分割領域A11〜Ajmに対応する定着ローラ43aの領域を加熱する分割DC加熱体52a〜52jの駆動を制御する。
そして、いま、図8(a)に示すように、定着部43のAC加熱体51は、600Wに設定され、DC加熱体52は、60Wの分割DC加熱体52a〜52jが10個で、全体として600Wに設定されている。また、AC加熱体51を駆動するAC駆動回路41aは、その損失が1V、DC加熱体52を駆動するDC駆動回路41bは、ダイオードブリッジ41baとFET41bbのそれぞれで、その損失が1V(計2V)である。
いま、図8(b)に示すような縞模様の画像が形成された用紙Pを、定着部43のAC加熱体51とDC加熱体52で加熱する場合、定着装置60は、画像領域のみを定着温度に、非画像領域は、定着温度よりもΔTだけ低い待機温度に加熱する。
すなわち、定着制御部25は、図8(b)に示すようなトナー画像の形成された用紙Pが搬送されてくると、図示しない用紙センサで用紙位置を確認する。定着制御部25は、用紙Pが定着部43に到達する前に、まず、図8(c)に示すように、AC駆動回路部41aによりAC加熱体51を駆動させて、定着ローラ43aを定着温度よりもΔT度低い待機温度に一様に加熱させる。そして、定着制御部25は、分割領域A11〜Ajmのうち画像データによって判断した画像領域が、DC加熱体52によって加熱される定着ローラ43aの位置にくる直前に、DC加熱体52のうち画像領域に対応する分割DC加熱体52a〜52jを駆動させて、定着ローラ43aの対応領域を定着温度に加熱する。定着制御部25は、画像領域が加熱領域を通過すると、DC加熱体52の駆動を停止させて、AC加熱体51のみにより定着ローラ43a全体を待機温度に加熱する。
その後、定着制御部25は、再度、次の画像領域が分割領域A11〜Ajmに来る直前に、DC加熱体52のうち画像領域に対応する分割DC加熱体52a〜52jを駆動させて定着ローラ43aの対応領域を定着温度に加熱する。定着制御部25は、画像領域が加熱領域を通過すると、DC加熱体52の駆動を停止させて、AC加熱体51のみにより定着ローラ43a全体を待機温度に加熱する。定着制御部25は、上記駆動動作を、用紙Pが定着ローラ43aを通過するまで繰り返し行って、定着処理を行う。
そして、定着装置60は、非画像領域の加熱においては、AC加熱体51のみを駆動しており、その損失が1Vであるため、電力ロスは、6W(=600W÷100V×1V)となる。また、定着装置60は、画像領域の加熱においては、AC加熱体51とDC加熱体52で駆動している。そして、この場合の損失は、AC加熱体51で1V、DC加熱体52で2Vであるため、電力ロスは、18W(=6W(=600W÷100V×1V)+12W(=600W÷100V×2V))となる。
すなわち、図14に示したように、待機温度の制御と定着温度の制御を全てDC加熱体で行う場合には、電力ロスが24Wであったが、本実施例では、電力ロスを、18Wに削減することができる。
このように本実施例の複合装置1は、画像データに応じてトナー画像(記録剤画像)が形成され搬送されてくる用紙P(被記録媒体)の搬送方向と直交する主走査方向に少なくとも用紙Pの長さを有し、用紙Pを加熱してトナー画像を用紙Pに定着させる定着ローラ(定着部材)43aと、交流電源電力で駆動され、定着ローラ43aの主走査方向全域を所定の待機温度に加熱可能なAC加熱体(待機温度加熱手段)51と、用紙Pの搬送状態に基づいて、AC加熱体51への交流電源電力の供給を制御する定着制御部25及びAC駆動回路部41aからなる待機温度加熱制御手段と、前記主走査方向に所定の主走査分割長さA毎に複数に分割され、AC加熱体51によって待機温度に加熱されている定着ローラ43aを、該主走査分割長さA毎に所定の定着温度に加熱するDC加熱体(定着温度加熱手段)52と、定着ローラ43aの搬送方向所定長さを副走査分割長さBとして、前記画像データと前記被記録媒体の搬送状態に基づいて、前記主走査分割長さA毎に、かつ、該副走査分割長さB毎に、DC加熱体52への前記直流電源電力の供給を制御する定着制御部25及びDC駆動回路41bからなる定着温度加熱制御手段と、を備えている。
したがって、定着加熱に制御するのに電力損失の少ない交流電源電力を用いて、定着加熱においてのみ直流電源電力を用いることができ、定着部材である定着ローラ43aを複数の分割加熱領域(加熱領域)に分割して加熱する際の電力消費を削減することができる。
また、本実施例の複合装置1は、その定着装置60が、画像データに応じてトナー画像が形成され搬送されてくる用紙Pの搬送方向と直交する主走査方向に少なくとも用紙Pの長さを有する定着ローラ43aによって、用紙Pを加熱してトナー画像を用紙Pに定着させる定着処理ステップと、交流電源電力で駆動されるAC加熱体51で、定着ローラ433aの主走査方向全域を所定の待機温度に加熱する待機温度加熱処理ステップと、用紙Pの搬送状態に基づいて、AC加熱体51への前記交流電源電力の供給を制御する待機温度加熱制御処理ステップと、前記主走査方向に所定の主走査分割長さA毎に複数に分割され直流電源電力で駆動されるDC加熱体52で、AC加熱体51によって待機温度に加熱されている定着ローラ43aを、該主走査分割長さA毎に所定の定着温度に加熱する定着温度加熱処理ステップと、定着ローラ43aの搬送方向所定長さを副走査分割長さBとして、前記画像データと用紙Pの搬送状態に基づいて、前記主走査分割長さA毎に、かつ、該副走査分割長さB毎に、DC加熱体52への前記直流電源電力の供給を制御する定着温度加熱制御処理ステップと、を有する定着制御方法を実行している。
したがって、定着加熱に制御するのに電力損失の少ない交流電源電力を用いて、定着加熱においてのみ直流電源電力を用いることができ、定着部材である定着ローラ43aを複数の分割加熱領域(加熱領域)に分割して加熱する際の電力消費を削減することができる。
さらに、本実施例の複合装置1は、その定着装置60が、CPU21等の制御プロセッサに、画像データに応じてトナー画像が形成され搬送されてくる用紙Pの搬送方向と直交する主走査方向に少なくとも該用紙Pの長さを有する定着ローラ43aによって、用紙Pを加熱してトナー画像を用紙Pに定着させる定着処理と、交流電源電力で駆動されるAC加熱体51で、定着ローラ43aの主走査方向全域を所定の待機温度に加熱する待機温度加熱処理と、用紙Pの搬送状態に基づいて、AC加熱体51への前記交流電源電力の供給を制御する待機温度加熱制御処理と、前記主走査方向に所定の主走査分割長さA毎に複数に分割され直流電源電力で駆動されるDC加熱体52で、AC加熱体51によって待機温度に加熱されている定着ローラ43aを、該主走査分割長さA毎に所定の定着温度に加熱する定着温度加熱処理と、定着ローラ43aの搬送方向所定長さを副走査分割長さBとして、前記画像データと前記用紙Pの搬送状態に基づいて、前記主走査分割長さA毎に、かつ、該副走査分割長さB毎に、DC加熱体52への前記直流電源電力の供給を制御する定着温度加熱制御処理と、を実行させる定着制御プログラムを搭載している。
したがって、定着加熱に制御するのに電力損失の少ない交流電源電力を用いて、定着加熱においてのみ直流電源電力を用いることができ、定着部材である定着ローラ43aを複数の分割加熱領域(加熱領域)に分割して加熱する際の電力消費を削減することができる。
図9及び図10は、本発明の本発明の定着装置、画像形成装置、定着制御方法及び定着制御プログラムの第2実施例を示す図であり、図9は、本発明の定着装置、画像形成装置、定着制御方法及び定着制御プログラムの第2実施例を適用した複合装置の定着部の要部概略構成図及び所要電力を示す図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例の複合装置1と同様の複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、第1実施例で用いた符号を付与して、その説明を生薬または簡略化するとともに、図示しない部分についても、第1実施例で用いた符号を用いて説明する。
本実施例の定着部43の加熱体50は、第1実施例と同様のDC加熱体52を備えているとともに、AC加熱体51として、2本の分割AC加熱体51aと分割AC加熱体51bを備えている。
分割AC加熱体51aは、主走査方向中央部分の所定量域にのみ加熱体を備えており、図9では、DC加熱体52の主走査方向中央部分の分割DC加熱体52c〜52hに対応する定着ローラ43aの分割領域のみを加熱する。分割AC加熱体51aは、360Wに消費電力量が設定されている。
分割AC加熱体51bは、主走査方向両端部分の所定量域にのみ加熱体を備えており、図9では、DC加熱体52の主走査方向両端部分の分割DC加熱体52a、52b、52i、52jに対応する定着ローラ43aの分割領域のみを加熱する。分割AC加熱体51bは、240Wに消費電力量が設定されている。
すなわち、本実施例のAC電源部41は、図示しないが、そのAC駆動回路部41aが、分割AC加熱体51aと分割AC加熱体51bの双方、または、いずれか一方のみに切り替えて交流電源電力を供給する回路構成となっている。AC駆動回路部41aは、加熱体選択部28の制御下で、分割AC加熱体51aと分割AC加熱体51bの双方、または、いずれか一方のみに交流電源電力を供給する。加熱体選択部28は、画像領域判断部27が分割AC加熱体51bによる加熱領域である主走査方向両端部分に画像が存在するか否かの判断結果に基づいて、分割AC加熱体51aと分割AC加熱体51bの選択を行う。
例えば、図9(a)に示すように、用紙Pが加熱体51、52の全長に渡る幅を有し、画像が該幅一杯に形成される画像データに基づいて画像形成されている場合、定着制御部25は、分割AC加熱体51aと分割AC加熱体51bの双方を駆動させる。
この場合、DC加熱体52と分割AC加熱体51a、51bにおける損失が、1Vであると、電力ロスは、12W(=(600W÷100V×1V)+(360W÷100V×1V)+(240W÷100V×1V))である。なお、図9(b)では、波線で示している領域における電力(消費電力量)を時間変化とともに記載している。
また、図10に示すように、用紙Pが分割AC加熱体51aの長さの幅を有する用紙Pであるか、用紙Pは加熱体51、52の全長に渡る幅を有し、画像が分割AC加熱体51aの長さまで形成される画像データに基づいて画像形成されている場合、定着制御部25は、分割AC加熱体51aのみを駆動させる。また、定着制御部25は、分割DC加熱体52a〜52jのうち、分割DC加熱体52c〜52hのみを駆動させる。図10(a)では、用紙Pは、加熱体51、52の全長に渡る幅を有し、画像が、分割AC加熱体51aの長さ未満まで形成される画像データに基づいて画像形成されている場合が示されている。
この場合、DC加熱体52と分割AC加熱体51aにおける損失が、1Vであると、電力ロスは、全体で7.2W(=(60W×6÷100V×1V)+(360W÷100V×1V))である。
したがって、画像幅が狭いときには、より一層消費電力を削減することができるとともに、電力ロスをより一層削減することができ、電力効率をより一層向上させることができる。
このように、本実施例の複合装置1の定着装置60は、AC加熱体51が、用紙(被記録媒体)Pの最小主走査方向サイズから順次最大サイズまでを、小さい方のサイズよりも長い分だけの長さに分割し、分割された該サイズをそれぞれ有する複数の分割AC加熱体(分割待機温度加熱手段)51a、51bを有し、定着制御部25及びAC駆動回路部41aからなる待機温度加熱制御手段が、用紙Pのサイズ及び前記画像データに基づいて、駆動対象の分割AC加熱体51a、51bを選択して交流電源電力を供給する。
したがって、用紙Pやトナー画像の存在しない部分への交流電源電力の供給を停止して、消費電力及び電力ロスをより一層効果的に削減することができ、電力効率をより一層向上させることができる。
なお、本実施例の場合、図11(a)に示すように、分割AC加熱体51aは、消費電力量を360Wのままとし、分割AC加熱体51bは、120W、すなわち、1つのDC加熱体52a、52b、52i、52jに対応する分割領域A11〜Ajmを加熱する消費電力量を、30Wとしてもよい。この場合、分割AC加熱体51bの加熱体が存在する部分に対応するDC加熱体52a、52b、52i、52jの消費電力量を、90Wに設定し、分割AC加熱体51aの加熱体が存在する部分に対応するDC加熱体52c〜52hは、その消費電力量を60Wのままの設定とする。
このようにすると、図11(b)に示すように、用紙Pが加熱体51、52の全長に渡る幅を有し、画像が該幅一杯に形成される画像データに基づいて画像形成されている場合、定着制御部25は、分割AC加熱体51aと分割AC加熱体51bの双方を駆動させる。
この場合、DC加熱体52と分割AC加熱体51a、51bにおける損失が、1Vであると、電力ロスは、全体で、12.9W(=(60W×6÷100V×1V)+(90W×4÷100V×1V)+(360W÷100V×1V)+(120W÷100V×1V))である。
ところが、分割AC加熱体51bの位置する分割領域が、非画像領域のときには、図11(b)に○で囲っている部分の消費電力量、すなわち、分割AC加熱体51bによる消費電力量が120Wと、上記図9及び図10の場合の240Wよりも大幅に少なくなる。
なお、図11と同様の電力配置を行う方法としては、上記方法に限るものではなく、例えば、図12に示すように、1本のAC加熱体51を、2つの分割電力領域51c、51dに振り分けて配置してもよい。この場合、分割DC加熱体52a〜52jは、AC加熱体51の分割電力領域51c、51dの配置に合わせて、消費電力量の配置を行う。
すなわち、分割DC加熱体52a〜52jは、両端部分の分割DC加熱体52a、52b、52i、52jが、消費電力量90W、中央部分の分割DC加熱体52c〜52hが、消費電力量60Wに配設されている。そして、AC加熱体51は、両端部分の分割DC加熱体52a、52b、52i、52jに対応する部分が、それぞれ消費電力量30Wずつの合計で120Wの分割電力領域(分割待機温度加熱領域)51cに設定されている。また、AC加熱体51は、主走査方向中央部分の分割DC加熱体52c〜52hに対応する部分が、それぞれ消費電力量60Wずつの360Wの分割電力領域(分割待機温度加熱領域)51dに設定されている。
この場合においても、図12(b)に示すように、用紙Pが加熱体51、52の全長に渡る幅を有し、画像が該幅一杯に形成される画像データに基づいて画像形成されている場合、定着制御部25は、AC加熱体51を駆動するとともに、画像領域においては、DC加熱体52を駆動する。
この場合、DC加熱体52とAC加熱体51における損失が、1Vであると、電力ロスは、全体で、12.9W(=(60W×6÷100V×1V)+(90W×4÷100V×1V)+(360W÷100V×1V)+(120W÷100V×1V))である。
ところが、AC加熱体51の位置する分割領域が、非画像領域のときには、図12(b)に○で囲っている部分の消費電力量、すなわち、AC加熱体51による消費電力量のうち、分割DC加熱体52a、52b、52i、52jに対応する部分の消費電力量が、それぞれ30Wで、合計で120Wと、上記図9及び図10の場合の240Wよりも少なくなる。の結果、AC加熱体51による全体の消費電力量を、上記600Wから480Wと少なくすることができる。
このように、本実施例の複合装置1の定着装置60は、上記分割AC加熱体(分割待機温度加熱手段)51a、51bが、小さいサイズの用紙Pに対応する該分割AC加熱体51aよりも最大サイズの用紙Pに対応する分割AC加熱体51bほど、その消費電力量が小さく設定されており、DC加熱体52の各分割DC加熱体52a〜52jが、前記主走査分割長さAにおける消費電力量が、該主走査分割長さAに対応する分割AC加熱体51a、51bの前記消費電力量による待機温度から前記定着温度に加熱するのに必要な消費電力量に設定されている。
したがって、トナー画像の存在する確率が少ない主走査方向端部分における消費電力と電力ロスをより一層削減することができ、電力効率をより一層向上させることができる。
また、上記において、AC加熱体51が、用紙Pの主走査方向最大長さ全域にわたって配設されているとともに、用紙Pの主走査方向において最小サイズから最大サイズまでを、小さい方のサイズよりも長い分だけの長さを有する複数の分割電力領域(分割待機温度加熱領域)51c、51dに分割され、複数の分割電力領域51c、51dが、小さいサイズの該分割電力領域51dよりも大きいサイズの該分割電力領域51cほど、その消費電力量が小さく形成されており、DC加熱体52が、前記主走査分割長さAにおける消費電力量、すなわち分割DC加熱体52c〜52jが、AC加熱体51における該主走査分割長さAに対応する前記分割電力領域51c、51dの前記消費電力量による待機温度から前記定着温度に加熱するのに必要な消費電力量に設定されている。
したがって、トナー画像の存在する確率が少ない主走査方向端部分における消費電力をより一層削減することができ、電力効率をより一層向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 複合装置
10 コントローラ部
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 画像処理部
15 画像メモリ
16 I/F
20 エンジン制御部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 電装制御部
25 定着制御部
26 I/F
27 画像領域判断部
28 加熱体選択部
29 加熱体駆動部
31 バス
32 操作制御部
33 ハードディスク(HDD)
34 FCU
41 AC電源部
41a AC駆動回路部
41b DC駆動回路部
41ba ダイオードブリッジ
41bb FET
42 DC電源部
43 定着部
43a 定着ローラ
44 書込制御部
45 読取制御部
46 電装品
47 ARDF
48 電源スイッチ
49 電源コード
49a 電源プラグ
50 加熱体
51 AC加熱体
51a、51b 分割AC加熱体
51c、51d 分割電力領域
52 DC加熱体
52a〜52j 分割DC加熱体
60 定着装置
71 画像読込部
72 画像分割部
72a 主走査分割部
72b 副走査分割部
73 画像有無判定部
74 加熱開始位置決定部
X1〜Xj 主走査分割長さ
Y1〜Yj 副走査分割長さ
A11〜Ajm 分割領域
特開2000−315567号公報

Claims (7)

  1. 画像データに応じて記録剤画像が形成され搬送されてくる被記録媒体の搬送方向と直交する主走査方向に少なくとも該被記録媒体の長さを有し、該被記録媒体を加熱して該記録剤画像を該被記録媒体に定着させる定着部材と、
    交流電源電力で駆動され、前記定着部材の主走査方向全域を所定の待機温度に加熱可能な待機温度加熱手段と、
    前記被記録媒体の搬送状態に基づいて、前記待機温度加熱手段への前記交流電源電力の供給を制御する待機温度加熱制御手段と、
    前記主走査方向に所定の主走査分割長さ毎に複数に分割されてそれぞれ直流電源電力で駆動され、前記待機温度加熱手段によって待機温度に加熱されている前記定着部材を、該主走査分割長さ毎に所定の定着温度に加熱する定着温度加熱手段と、
    前記定着部材の搬送方向所定長さを副走査分割長さとして、前記画像データと前記被記録媒体の搬送状態に基づいて、前記主走査分割長さ毎に、かつ、該副走査分割長さ毎に、前記定着温度加熱手段への前記直流電源電力の供給を制御する定着温度加熱制御手段と、
    を備えていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記待機温度加熱手段は、
    前記被記録媒体の最小主走査方向サイズから順次最大サイズまでを、小さい方のサイズよりも長い分だけの長さに分割し、分割された該サイズをそれぞれ有する複数の分割待機温度加熱手段を有し、
    前記待機温度加熱制御手段は、
    前記被記録媒体のサイズ及び前記画像データに基づいて、駆動対象の前記分割待機温度加熱手段を選択して前記交流電源電力を供給することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記分割待機温度加熱手段は、
    小さいサイズの前記被記録媒体に対応する該分割待機温度加熱手段よりも最大サイズの該被記録媒体に対応する該分割待機温度加熱手段ほど、その消費電力量が小さく設定されており、
    前記定着温度加熱手段は、
    前記主走査分割長さにおける消費電力量が、該主走査分割長さに対応する前記分割待機温度加熱手段の前記消費電力量による待機温度から前記定着温度に加熱するのに必要な消費電力量に設定されていることを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 前記待機温度加熱手段は、
    前記被記録媒体の主走査方向最大長さ全域にわたって配設されているとともに、該被記録媒体の主走査方向において最小サイズから最大サイズまでを、小さい方のサイズよりも長い分だけの長さを有する複数の分割待機温度加熱領域に分割し、複数の該分割待機温度加熱領域が、小さいサイズの該分割待機温度加熱領域よりも大きいサイズの該分割待機温度加熱領域ほど、その消費電力量が小さく形成されており、
    前記定着温度加熱手段は、
    前記主走査分割長さにおける電力量が、該主走査分割長さに対応する前記分割待機温度加熱領域の前記消費電力量による待機温度から前記定着温度に加熱するのに必要な消費電力量に設定されていることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  5. 画像形成手段によって記録剤画像が転写された被記録媒体を定着部で定着させて画像形成する画像形成装置において、
    前記定着部として、請求項1から請求項4のいずれかに記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 画像データに応じて記録剤画像が形成され搬送されてくる被記録媒体の搬送方向と直交する主走査方向に少なくとも該被記録媒体の長さを有する定着部材によって、該被記録媒体を加熱して該記録剤画像を該被記録媒体に定着させる定着処理ステップと、
    交流電源電力で駆動される待機温度加熱手段で、前記定着部材の主走査方向全域を所定の待機温度に加熱する待機温度加熱処理ステップと、
    前記被記録媒体の搬送状態に基づいて、前記待機温度加熱手段への前記交流電源電力の供給を制御する待機温度加熱制御処理ステップと、
    前記主走査方向に所定の主走査分割長さ毎に複数に分割され直流電源電力で駆動される定着温度加熱手段で、前記待機温度加熱手段によって待機温度に加熱されている前記定着部材を、該主走査分割長さ毎に所定の定着温度に加熱する定着温度加熱処理ステップと、
    前記定着部材の搬送方向所定長さを副走査分割長さとして、前記画像データと前記被記録媒体の搬送状態に基づいて、前記主走査分割長さ毎に、かつ、該副走査分割長さ毎に、前記定着温度加熱手段への前記直流電源電力の供給を制御する定着温度加熱制御処理ステップと、
    を有することを特徴とする定着制御方法。
  7. 制御プロセッサに、
    画像データに応じて記録剤画像が形成され搬送されてくる被記録媒体の搬送方向と直交する主走査方向に少なくとも該被記録媒体の長さを有する定着部材によって、該被記録媒体を加熱して該記録剤画像を該被記録媒体に定着させる定着処理と、
    交流電源電力で駆動される待機温度加熱手段で、前記定着部材の主走査方向全域を所定の待機温度に加熱する待機温度加熱処理と、
    前記被記録媒体の搬送状態に基づいて、前記待機温度加熱手段への前記交流電源電力の供給を制御する待機温度加熱制御処理と、
    前記主走査方向に所定の主走査分割長さ毎に複数に分割され直流電源電力で駆動される定着温度加熱手段で、前記待機温度加熱手段によって待機温度に加熱されている前記定着部材を、該主走査分割長さ毎に所定の定着温度に加熱する定着温度加熱処理と、
    前記定着部材の搬送方向所定長さを副走査分割長さとして、前記画像データと前記被記録媒体の搬送状態に基づいて、前記主走査分割長さ毎に、かつ、該副走査分割長さ毎に、前記定着温度加熱手段への前記直流電源電力の供給を制御する定着温度加熱制御処理と、
    を実行させることを特徴とする定着制御プログラム。
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