JP2015045360A - ソレノイドバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ソレノイドバルブを構成する弁本体の作製を容易にする。
【解決手段】ソレノイドバルブ10を構成する弁本体12は、ハウジング16から露呈した長尺円筒部20と、ハウジング16の環状段部110に圧入されるフランジ部22と、ハウジング16内に収容される円環状突部24とを有する。この中の長尺円筒部20の外径は、環状シール溝32が直径方向内方に向かって陥没形成された部位を除き、略等径である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソレノイド部を構成する電磁コイルに対して通電・通電停止がなされることに伴って開閉するソレノイドバルブに関する。
ソレノイドバルブは、周知の通り、電磁コイルを含むソレノイド部を有し、前記電磁コイルに対して通電・通電停止がなされることに伴って開閉する。この種のソレノイドバルブの一例として、特許文献1に記載のものが挙げられる。
このソレノイドバルブには、弁本体の一底面から軸線方向に沿って延在する短尺なボール収容孔と、前記ソレノイド部の作用下に変位する弁棒を収容する長尺な内孔とが形成される。ボール収容孔にはボールが収容され、また、弁棒は、内孔に圧入された軸受に摺動自在に支持されている。
さらに、ボール収容孔と内孔との間には、前記内孔に圧力流体を導入するための入口ポートが形成され、且つ弁本体における軸受の直下近傍の外周壁部には、内孔に連通する出口ポートが形成される。これら入口ポート及び出口ポートは、弁本体の直径方向に沿って延在する。また、入口ポートに直交するようにして、ボール収容孔、入口ポート及び内孔に連通する弁孔が形成される。
電磁コイルに通電がなされていないときには、弁孔近傍に設けられた弁座に対して弁棒の所定の部位が着座することにより、ボール弁が開弁されて入口ポートと出口ポートが連通する。すなわち、ソレノイドバルブは開状態である。
一方、電磁コイルに通電がなされると、ソレノイド部を構成する可動コアが電磁コイル側に引き寄せられるように変位する。この変位に伴って弁棒が弁座から離間するように変位すると、ボール弁が閉弁されて入口ポートと出口ポートの連通が遮断され、ソレノイドバルブが閉状態となる。
特開平9−280391号公報
前記特許文献1の図1及び図2を参照して諒解されるように、弁本体の外径は長手方向に沿って種々相違する。換言すれば、弁本体は、外径が互いに相違する部位(ないし段部)を複数個有する。
このような段部は、弁本体に対して機械加工を施すことで形成することができるが、加工作業を行うこと自体煩雑であり、また、この加工作業のために弁本体を効率よく得ることができないという不都合がある。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、作製することが容易な弁本体を有するソレノイドバルブを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係るソレノイドバルブは、内部に内孔が形成されるとともに外周壁部の周回方向に沿って環状シール溝が形成され、且つ前記内孔に連通して圧力流体が流通する入口ポート及び出口ポートが形成された弁本体と、
前記弁本体の内部に設けられた第1弁座又は第2弁座のいずれか一方に着座することで前記入口ポートと前記出口ポートを連通状態とするとともに、前記第2弁座又は前記第1弁座の残余の一方に着座することで前記入口ポートと前記出口ポートを連通遮断状態とする弁体と、
前記弁本体に係合され、内部にソレノイド部を収容したハウジングと、
前記ソレノイド部の作用下に、前記内孔内で変位する弁棒と、
を備え、
前記弁本体は、外径が略等径な略円筒体形状をなすとともに端部にフランジ部を有し、
前記環状シール溝は、前記フランジ部の近傍のみに形成されるとともに、前記外周壁部から前記内孔に向かって陥没形成されていることを特徴とする。
すなわち、この場合、弁本体に対し、外径が互いに相違する部位、換言すれば、外径差による段差を設けるための加工を行う必要は特にない。このため、弁本体(特に、ハウジングから露呈する部位)を、略等径な略円筒体形状とすることが可能となる。
この分、弁本体を作製する加工工程数が低減する。しかも、外径差による段差を設ける必要が特にないので、加工作業も簡素である。従って、弁本体を効率よく得ることができる。
なお、環状シール溝は、シール部材を装着するためのものである。環状シール溝が入口ポート、出口ポート及び排出ポートよりも弁本体のフランジ部近傍に配置されるため、シール箇所は1箇所で十分である。換言すれば、シール部材を複数個装着する必要は特にない。すなわち、シール部材の個数を低減することができるので、ソレノイドバルブの製造コストを低廉化することができる。
このソレノイドバルブに、内孔に挿入されて弁棒を支持する軸受を設ける場合には、該軸受の内孔に対する嵌合箇所を、前記環状シール溝よりもソレノイド部側に偏倚させることが好ましい。
例えば、軸受が内孔の内径の設計寸法よりも大きいときには、環状シール溝が形成された部位(シール部材装着部位)が他の部位に比して薄肉であるため、軸受が内孔に挿入されることに伴って弁本体が内孔の内周壁部側から押圧され、その結果として、シール部材装着部位が拡径(変形)する懸念がある。しかしながら、上記の構成では、軸受が環状シール溝を越えて挿入されることがない。従って、シール部材装着部位が変形することが回避される。このため、ソレノイドバルブと、該ソレノイドバルブを取り付ける機器との間のシールが保たれる。
また、環状シール溝を越えて軸受を挿入する従来技術では、シール部材装着部位の変形を抑制するべく弁本体の肉厚を大きくするようにしているが、上述した構成によればシール部材装着部位が変形する懸念を払拭し得るので、弁本体の肉厚を小さくすることができる。勿論、弁本体の直径を小さくすることも可能である。これにより弁本体、ひいてはソレノイドバルブの小型軽量化を図ることができる。
さらに、ソレノイドバルブは、ソレノイド部が、ボビンに電磁コイルが巻回されてなるボビンコイルと、弁体を第1弁座又は第2弁座に対して着座又は離間させるためにハウジング内で変位する第1コア部材と、ハウジングの内部で位置決めされた第2コア部材とを有するものであり、且つ前記第2コア部材が、前記ボビンの端面と、前記ハウジングの端面との間に介在する介在部と、前記介在部から突出して前記第1コア部材とともに前記ボビンの貫通孔に挿入されるコア部とを有するものであることが好ましい。
従来技術に係るソレノイドバルブでは、中実の固定コアがハウジングと一体的に形成されるが、上記の構成においては、第2コア部材のコア部がハウジングの端面から離間するので、第2コア部材のコア部とハウジングの端面との間に中空部が形成される。この分、従来技術に係るソレノイドバルブに比して軽量化を図ることが可能となる。
しかも、ハウジングと一体的な固定コア部を設ける必要がないので、ハウジング及び第2コア部材の各々の形状が簡素となる。従って、ハウジング及び第2コア部材を、例えば、薄肉の素材からプレス加工によって個別に作製することができる。すなわち、鍛造加工装置に比して設備投資が低廉なプレス加工装置を選定することができる上、ハウジング及び第2コア部材を薄肉のものとして得ることができる。以上のような理由から、コストの低廉化を図ることができるとともに、ソレノイドバルブの小型軽量化を図ることができる。
ここで、第2コア部材の前記介在部は、前記ハウジングからボビンコイルを離脱したときに第2コア部材がハウジングから取り外し自在となるように、ハウジングの端面に当接するのみであることが好ましい。換言すれば、第2コア部材をハウジングに連結させたり、ハウジングに圧入したりする必要は特にない。この分、ソレノイドバルブの組立作業が簡便且つ容易となり、組立効率が向上する。
本発明によれば、弁本体(特に、ハウジングから露呈する部位)を略等径に設定しているので、該弁本体に、外径差による段差を設けるための加工を行う必要は特にない。従って、弁本体を作製する加工工程数が低減し、且つ加工作業が簡素となる。このために弁本体を効率よく得ることができるようになるので、ソレノイドバルブの生産効率が向上する。
本発明の実施の形態に係るソレノイドバルブが閉状態にあるときの概略全体縦断面図である。 前記ソレノイドバルブを構成する第1シート体、第2シート体及び弁体(ボール)等を拡大して示した要部拡大断面図である。 前記ソレノイドバルブを構成するハウジングと第2コア部材の分解斜視図である。 前記ソレノイドバルブが開状態にあるときの概略全体縦断面図である。
以下、本発明に係るソレノイドバルブにつき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るソレノイドバルブ10の通電前(通電停止時)における概略全体縦断面図である。このソレノイドバルブ10は、弁本体12と、該弁本体12に係合されてソレノイド部14を収容したハウジング16とを有する。なお、以下、図1を参照した説明における「下方」、「上方」は、図1における下方、上方を意味するものとする。図2及び図4においても同様である。
弁本体12は、内孔18が貫通形成されることによって略円筒体形状をなす中空体であり、長尺円筒部20、フランジ部22、円環状突部24を下方からこの順序で有する。この中の長尺円筒部20の下端部には挿入口26が形成され、また、外周壁部には、前記圧力流体が導出される出口ポート28と、内孔18に連通する排出ポート30とが形成される。
さらに、外周壁部において、排出ポート30の上方には環状シール溝32が形成されている。この環状シール溝32には、環状シール部材34が装着される。
本実施の形態において、前記フランジ部22は、環状シール部材34よりも上方、すなわち、ソレノイド部14及びハウジング16に近接する側に、直径方向外方に向かって環状に突出するように設けられる。前記円環状突部24は、フランジ部22の上端部から弁本体12の軸線方向に沿って突出する。
この場合、弁本体12の外周壁部には、長尺円筒部20の下端部からフランジ部22に至るまでに出口ポート28、排出ポート30及び環状シール溝32の他に陥没形成された溝や凹部等は形成されておらず、また、直径方向外方に沿って突出するような部位も設けられていない。内周壁部も、後述する段部36に至るまで同様である。このため、弁本体12(特に、ハウジング16から露呈した長尺円筒部20)の軸線方向に沿う断面は、図1から諒解されるように略直線形状となり、凹凸がほとんど存在しない。
すなわち、弁本体12(特に長尺円筒部20)は、外径が略等径な略円筒体形状をなす。環状シール部材34を装着するための環状シール溝32は、外周壁部から内孔18に向かって陥没形成されており、このため、環状シール溝32が形成された部位は、他の部位に比して小径である。
なお、出口ポート28及び排出ポート30は、長尺円筒部20の直径方向に沿って穿孔加工が施されて形成された横孔と、これら横孔の外周に切削加工が施されて形成された環状流路溝とを有する。
前記挿入口26には、第1シート体38が圧入される。該第1シート体38の下端部は、挿入口26、すなわち、弁本体12の下方端面から若干突出する。
図2に拡大して示すように、第1シート体38には、その長手方向に沿って、圧力流体が導入される入口ポート40、圧入孔42、弁孔44、絞り孔45及びドレン孔46が下端部側からこの順序で連なるようにして形成される。この中の圧入孔42には、略円筒体形状をなし、上端部に第1弁座48が設けられた第2シート体50が圧入される。勿論、第2シート体50には、入口ポート40に連なる流入孔52が形成される。従って、ソレノイドバルブ10が開状態となると、入口ポート40が流入孔52を介して弁孔44に連通する。
弁孔44には、弁体としてのボール54が収容される。弁孔44には、該弁孔44から第1シート体38の外周壁部側に向かって貫通形成された横孔55が連なる。このため、弁孔44は、横孔55を介して出口ポート28に連通する。
弁孔44からドレン孔46に至る途中の内周壁部は、絞り孔45によって小径となるように絞られており、これにより、第1シート体38の上端部に第2弁座56が設けられている。後述するように、ボール54は、第1弁座48又は第2弁座56のいずれかに着座する。
ドレン孔46は、第2弁座56から内孔18に向かうにつれてテーパー状に拡開する。このドレン孔46により、内孔18が弁孔44に連通する。
内孔18には、弁棒58が収容される(図1参照)。この弁棒58は、最も小径な当接部60、最も大径な長尺部62、該長尺部62に比して若干小径な係合部64からなる。
この中の当接部60は、その下端部がドレン孔46及び絞り孔45を通って弁孔44に進入し、先端面がボール54に当接する。後述するように、弁棒58がボール54に対して押圧力を付与することにより、該ボール54が第2弁座56から第1弁座48に向かって変位する。
弁棒58は、軸受66と、前記ソレノイド部14を構成する第1コア部材68とで保持されている。すなわち、先ず、軸受66は、小径且つ長尺な案内部70と、前記案内部70に比して大径であり、且つ内孔18に圧入されることで該内孔18に嵌合された円盤形状部72とを有する。
円盤形状部72は、内孔18の内周壁部に形成された前記段部36によって堰止される。なお、段部36は、環状シール溝32よりも上方、すなわち、ソレノイド部14及びハウジング16側に近接する(偏倚する)位置に設けられている。
案内部70から円盤形状部72にかけては案内孔74が貫通形成され、弁棒58は、この案内孔74に摺動自在に通されている。また、円盤形状部72には、弁本体12の軸線方向に沿って延在する呼吸孔76が形成される。この呼吸孔76により、ボビン78の貫通孔80と内孔18が連通する。
一方、第1コア部材68には保持孔82及びスプリング孔84が下方からこの順序で形成され、この中の保持孔82に、弁棒58の長尺部62の上端が圧入されている。この圧入に伴って弁棒58が第1コア部材68に保持され、従って、第1コア部材68の変位に追従して弁棒58が変位する。
スプリング孔84にはリターンスプリング86が収容され、該リターンスプリング86の下端の内部には、弁棒58の係合部64が挿入される。この挿入により、リターンスプリング86の下端が係合部64、すなわち、弁棒58に係合される。
前記リターンスプリング86の上端は、ソレノイド部14を構成する第2コア部材88に着座している。この点については、後述する。
ここで、ソレノイド部14につき説明する。ソレノイド部14は、前記第1コア部材68及び前記第2コア部材88の他、前記ボビン78に電磁コイル90が巻回されてなるボビンコイル92を有する。前記第2コア部材88は、ボビン78とハウジング16で挟持される。
ボビン78には、カプラ部94とともに一体成形された樹脂製のコイルモールド体96が外装され、この状態で、弁本体12のフランジ部22の上方に配置される。フランジ部22とボビン78との間には、Oリング98が介在される。
Oリング98は、ボビン78から押圧されることで断面が略三角形状となるように圧潰される。圧潰によって形成された三角形の短辺に相当する2面の各々は、フランジ部22の上端面と、円環状突部24の側壁に臨む。一方、長辺(底辺)に相当する傾斜面は、ボビン78に臨む。
また、ボビン78の下端部には、上方に向かうに従って内周壁部がテーパー状に縮径するテーパー孔100が形成されている。すなわち、該テーパー孔100の内周壁部は傾斜面である。
テーパー孔100の内周壁部のテーパー角は、圧潰によってOリング98に形成された傾斜面の傾斜角に対応する。すなわち、Oリング98には、ボビン78と弁本体12から押圧されることで、テーパー孔100の内壁に当接する傾斜面が形成される。Oリング98は、この当接によって弁本体12とボビンコイル92との間をシールしている。
また、ボビン78には、上記したようにその長手方向に沿って貫通孔80が形成され、該貫通孔80の軸線は、内孔18の軸線と一致する。すなわち、該貫通孔80は内孔18に連なる。
貫通孔80の下方には、第1コア部材68が挿入される。第1コア部材68の側壁と、貫通孔80の内周壁部との間には所定のクリアランス(遊び)が形成される。また、貫通孔80の上方には、前記第2コア部材88の一部が挿入される。
すなわち、第2コア部材88は、円環状の介在部102と、該介在部102から円筒形状に突出するようにして形成されたコア部104とを有する。この中の介在部102は、ボビン78の上端面とハウジング16の天井壁の内面(天井面)に挟持される。
その一方で、コア部104がボビン78の貫通孔80に挿入されている。このため、コア部104はハウジング16の天井面から離間しており、従って、コア部104とハウジング16の間は空間、換言すれば、中空部である。そして、リターンスプリング86の上端面は、コア部104の下端面に着座している。
第2コア部材88はハウジング16内に単に挿入されているのみであり、ハウジング16やボビン78に連結されていない。すなわち、第2コア部材88は非拘束の状態である。このため、例えば、ハウジング16から弁本体12を離脱させ、さらに、ハウジング16からボビンコイル92を取り出してハウジング16の開口を下方に向けると、重力の作用のみで第2コア部材88をハウジング16から容易に取り出すことができる。
ボビン78の上端面には環状の収容溝106が陥没形成され、該収容溝106にはOリング108が収容される。従って、Oリング108は、ボビン78とハウジング16(及び介在部102)との間に介在する。
ハウジング16の開口近傍の内周壁部には、該内周壁部の周回方向に沿って延在する環状段部110が形成される。弁本体12のフランジ部22が環状段部110に圧入されることにより、ハウジング16と弁本体12が互いに係合される。
また、ハウジング16の開口近傍に形成された切欠112からは、コイルモールド体96のカプラ部94が突出する。該カプラ部94の内部には、導通体からなるターミナル114が設けられる。該ターミナル114には、図示しない電気供給源から電流が供給される。
ソレノイドバルブ10は、ハウジング16に接合(例えば、溶接)された取付ステー116を介して所定の部材(例えば、油圧制御装置のボディ)に取り付けられる。
本実施の形態に係るソレノイドバルブ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果について説明する。
従来技術に係るソレノイドバルブでは、天井面に固定コアが一体的に連なるハウジングを鍛造加工によって成形する必要がある。しかも、固定コアに対し、所定の突出長とするための切削加工や、リターンスプリングの一部を挿入するための収容穴を形成する穿孔加工を行う必要がある。すなわち、ハウジングを得るまでに多工程が必要であり、このためにコスト高であるとともに煩雑である。
一方、本実施の形態に係るソレノイドバルブ10では、ハウジング16と第2コア部材88が別個の部材であり、しかも、各々は簡素な形状である。従って、ハウジング16及び第2コア部材88をプレス加工(例えば、深絞りプレス加工)によって個別に得ることができる。すなわち、鍛造加工装置に比して設備投資が低廉なプレス加工装置を選定することができるので、コストの低廉化を図ることができる。
しかも、プレス加工によれば、比較的薄肉の素材から成形品を得ることが可能である。このため、ハウジング16及び第2コア部材88を薄肉のものとして得ることができるので、ソレノイドバルブ10の小型軽量化を図ることができる。
加えて、コア部104に対して切削加工や穿孔加工を行う必要もない。このため、ハウジング16及び第2コア部材88を得るまでの工程数が低減する。このことによっても、コストが低廉化する。
以上のようにしてハウジング16及び第2コア部材88を得た後、ハウジング16内に第2コア部材88を挿入する。具体的には、図3に示すように、ハウジング16の天井壁を下方に向け、開口から第2コア部材88を進入させる。第2コア部材88の介在部102の外径はハウジング16の内径に略対応し、若干小さい程度である。このため、第2コア部材88は、ハウジング16の軸線方向に対して傾くことなく、ハウジング16の天井壁の内面に向かって容易に移動する。
介在部102が天井面に当接することに伴い、第2コア部材88がハウジング16の内部で位置決めされる。上記したように第2コア部材88の介在部102の外径がハウジング16の内径に略対応しているので、第2コア部材88がハウジング16内で移動する余地がないからである。
このように、本実施の形態では、ハウジング16に対して第2コア部材88を圧入することも、連結する(拘束状態とする)こともしていない。従って、組立作業が簡便となり、その分、作業時間が短縮される。結局、ソレノイドバルブ10を効率よく組み立てることができる。
第2コア部材88がハウジング16に挿入されると、介在部102の上端面(図3における下方側の端面)のみがハウジング16の天井面に当接し、コア部104はハウジング16の天井面から離間する。従って、ハウジング16の天井面とコア部104に囲繞された中空部が形成される。このため、固定コアが一体的に設けられたハウジングに比して重量が小さくなる。このことも、ソレノイドバルブ10の軽量化に寄与する。
次に、ハウジング16内に、コイルモールド体96が外装されたボビンコイル92を挿入する。このとき、第2コア部材88のコア部104はボビン78の貫通孔80に進入する。この進入に伴い、ボビンコイル92がコア部104に案内される。すなわち、ボビンコイル92がハウジング16内で位置ズレを起こすことが回避され、所定の位置に円滑に到達する。この際、Oリング108が第2コア部材88の介在部102に当接する。
その一方で、弁本体12を、例えば、鍛造加工によって作製する。その後、出口ポート28や排出ポート30を形成するための穿孔加工及び切削加工を行い、さらに、環状シール溝32を周回形成する切削加工を行う。
弁本体12に対し、これ以外に、外径差による段差を設けるための加工を行う必要は特にない。すなわち、長尺円筒部20を、略等径な略円筒体形状とすることができる。その分だけ、加工工程数が低減する。しかも、弁本体12の外周壁部に装着するシール部材は、環状シール部材34の1個のみで十分である。すなわち、シール部材の部品点数が低減する。以上のことが相俟って、ソレノイドバルブ10を得るためのコストが一層低廉化する。
このようにして得られた弁本体12の内孔18(挿入口26)に対し、軸受66と、第1シート体38及び第2シート体50の組立体とを圧入する。
軸受66の円盤形状部72の外径は、内孔18の、フランジ部22よりも下方に対応する箇所から段部36に至るまでの内径よりも若干大であり、このため、円盤形状部72の内孔18に対する挿入は圧入となる。軸受66の圧入は、円盤形状部72が段部36に堰止されることで終了する。
段部36は、環状シール溝32の上方、すなわち、ソレノイド部14及びハウジング16側に偏倚する位置に設けられている。このため、円盤形状部72の圧入箇所(嵌合箇所)も環状シール溝32の上方となる。換言すれば、環状シール溝32が形成された位置、すなわち、環状シール部材34の装着部まで円盤形状部72が圧入されることはない。
従って、例えば、円盤形状部72の外壁が内孔18の内径の設計寸法に比して大きい軸受66を内孔18に圧入するような場合であっても、環状シール溝32が形成された近傍が直径方向外方に向かって膨出することがない。このため、環状シール溝32が形成された近傍が膨出することを回避するべく、長尺円筒部20の肉厚を大きくする必要もない。
以上のように、軸受66(円盤形状部72)の圧入箇所(嵌合箇所)を、前記環状シール溝32よりもソレノイド部14及びハウジング16側に偏倚する位置としたことにより、軸受66の内孔18への圧入に伴って弁本体12が変形することを回避することができる。このために弁本体12の肉厚を大きくする必要がないので、弁本体12を薄肉化し、これによりソレノイドバルブ10の小型軽量化を図ることが可能となる。
以上とは別に、弁孔44にボール54が挿入された状態の第1シート体38の入口ポート40から第2シート体50を挿入して圧入孔42に該第2シート体50を圧入する。さらに、第2シート体50が圧入された第1シート体38、すなわち、組立体を弁本体12の挿入口26に圧入する。なお、組立体の圧入は、内孔18に軸受66を圧入した後であってもよいし、前であってもよい。すなわち、組立体と軸受66の圧入順序は順不同である。
ここで、第1弁座48は、略円筒体形状をなす第2シート体50の上端部に予め設けられている。すなわち、この場合、第1弁座48を第2シート体50の内部に設ける必要はない。従って、第2シート体50の内部に加工具を挿入する必要はない。勿論、加工中に加工具が第2シート体50に干渉することもない。以上のような理由から、第2シート体50に対して第1弁座48を容易に形成することができる。
この際、第1シート体38の下端部の挿入口26からの突出長が、予め設定された所定長となった時点で第1シート体38の圧入を終了する。勿論、このときには、第1シート体38の弁孔44(横孔55)と、弁本体12の出口ポート28との位置が合致する。すなわち、第1シート体38の突出長が所定長となるように管理することにより、第1シート体38の弁孔44と、弁本体12の出口ポート28との位置を容易に合致させることができる。
以上の作業を行う一方で、第1コア部材68の保持孔82に対し、弁棒58を係合部64側から挿入する。弁棒58の長尺部62の直径が、保持孔82の直径(内径)と略同等であるので、保持孔82への長尺部62の挿入は圧入となる。さらに、長尺部62を軸受66の案内孔74に通すことにより、第1コア部材68が弁棒58を介して弁本体12に保持される。
次に、第1コア部材68のスプリング孔84にリターンスプリング86を挿入し、その一端(図1における下端)の内部に、弁棒58の係合部64を挿入する。これによりリターンスプリング86が弁棒58に係止されるとともに、他端(図1における上端)がスプリング孔84から露呈する。
次に、環状シール溝32に環状シール部材34を装着するとともに、Oリング98をフランジ部22に着座し且つ円環状突部24に沿って周回するように装着する。本実施の形態では、弁本体12に装着するシール部材はこれらの2個で十分である。従って、装着作業が簡素であるとともに、シール部材に要するコストが低廉化する。
この弁本体12を、ハウジング16に取り付ける。すなわち、弁本体12のフランジ部22を環状段部110に圧入する。この圧入に伴い、スプリング孔84から露呈したリターンスプリング86の他端が、第2コア部材88の端面に着座する。
この圧入に際し、ボビン78におけるテーパー孔100の内周壁部によってOリング98が圧潰される。これに伴ってOリング98に形成される傾斜面に対してテーパー孔100の内壁が滑動することにより、弁本体12とボビンコイル92の芯出し(弁本体12に対するボビンコイル92のセンタリング)がなされる。すなわち、ボビン78の貫通孔80と、弁本体12の内孔18との位置合わせを容易に行うことができる。
環状段部110へのフランジ部22の圧入が進行するに伴い、Oリング98及びOリング108が徐々に圧潰される。これらOリング98及びOリング108が弾性体(一般的にはゴム)であるため、Oリング98及びOリング108には、元の形状に戻ろうとする弾性復元力、すなわち、弾発力が発現する。
Oリング98の弾発力は、ボビン78に付与される。従って、ボビン78はハウジング16の天井面側に押圧される。一方、Oリング108の弾発力は、第2コア部材88の介在部102に付与される。これにより第2コア部材88がハウジング16の天井面側に押圧され、結局、ボビン78の上端面とハウジング16の天井面との間に堅牢に保持される。
このように、第2コア部材88をハウジング16等に連結しない場合であっても、Oリング98とOリング108の弾発力を付与することによって第2コア部材88を保持、換言すれば、ハウジング16内で位置決め固定することができる。
環状段部110へのフランジ部22の圧入が終了することにより、弁本体12とハウジング16が互いに係合されてソレノイドバルブ10が組み立てられる。その後、ソレノイドバルブ10は、例えば、油圧制御装置等の外部機器に組み込まれるとともに、ターミナル114が図示しない電源に対して電気的に接続される。この際、環状シール部材34がソレノイドバルブ10と外部機器との間のシールをなす。
このソレノイドバルブ10は、次のように動作する。
ボビンコイル92を構成する電磁コイル90に通電がなされていないときには、図1に示すように、リターンスプリング86が伸張して第1コア部材68及び弁棒58が下死点に位置するとともに、該弁棒58の当接部60の先端面によって押圧されたボール54が第1弁座48に着座する。すなわち、入口ポート40(流入孔52)と出口ポート28の連通が遮断された非連通(連通遮断)状態であり、ソレノイドバルブ10は閉状態である。
なお、この時点では、出口ポート28と排出ポート30が、弁孔44、絞り孔45、ドレン孔46及び内孔18を介して連通している。ドレン孔46は、上記したように弁孔44から内孔18に向かうに従ってテーパー状に拡径するテーパー孔であるので、軸線方向の長さが小さくなる。このため、出口ポート28と排出ポート30が連通しているときの圧力流体に対する抵抗が小さい。
この状態から前記電源を介してターミナル114に電流が供給されることにより、電磁コイル90に通電がなされる。これに伴って、第1コア部材68を引き寄せる電磁力がソレノイド部14に発生する。この電磁力がリターンスプリング86の弾発付勢力を上回るため、第1コア部材68は、図4の上方、すなわち、第2コア部材88のコア部104側に向かって変位する。これにより第1コア部材68が上死点に到達するとともに、リターンスプリング86が収縮する。この際、ボビン78の貫通孔80内の流体(大気及び作動油)が、軸受66に形成された呼吸孔76を通過して内孔18に導入され、さらに、排出ポート30から弁本体12の外部に排出される。
弁棒58が第1コア部材68に保持されているため、第1コア部材68が上方に変位することに追従し、弁棒58が案内孔74に案内されながら上方に変位する。その結果、ボール54が弁棒58の押圧力から解放される。
入口ポート40には、圧力流体(例えば、作動油)が予め供給されている。上記したようにボール54に対する押圧力が消失しているため、ボール54が圧力流体から押圧されて第1弁座48から離間する。ボール54は、弁孔44内を上方に変位して第2弁座56に着座する。これにより出口ポート28と排出ポート30の連通が遮断されるとともに、入口ポート40と出口ポート28が、流入孔52、弁孔44及び横孔55を介して連通する。すなわち、ソレノイドバルブ10が開状態となる。
これに伴い、圧力流体が入口ポート40(流入孔52)から導入されて弁孔44を通過し、その後、横孔55を経て出口ポート28から導出される。すなわち、圧力流体がソレノイドバルブ10内を流通する。
適切な量の圧力流体が流通した後、前記電源からターミナル114への電流供給が停止され、結局、電磁コイル90への通電が停止される。これに伴って、第1コア部材68を引き寄せていた前記電磁力が消失する。従って、リターンスプリング86が伸張して第1コア部材68を弾発付勢する。
このため、該第1コア部材68と弁棒58が下方に変位し、最終的に下死点に位置する。この際、内孔18内の流体(大気及び作動油)が、呼吸孔76を介してボビン78の貫通孔80内に導入される。
また、案内孔74に案内されながら下方に変位する弁棒58の当接部60の先端面によってボール54が押圧され、第2弁座56から離間して第1弁座48に着座する。その結果、図1に示す状態、すなわち、入口ポート40(流入孔52)と出口ポート28の連通が遮断された非連通状態に戻り、ソレノイドバルブ10が閉状態となる。
この際、出口ポート28と排出ポート30が連通しているときの圧力流体に対する抵抗が小さいので、ソレノイドバルブ10が開状態から閉状態となるまでの時間が短い。すなわち、ドレン孔46をテーパー孔としたことにより、開状態から閉状態とする応答速度が向上する。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記したソレノイドバルブ10は、通電停止時に閉状態となるいわゆるノーマルクローズドタイプであるが、通電停止時に開状態となるいわゆるノーマルオープンタイプであってもよい。
10…ソレノイドバルブ 12…弁本体
14…ソレノイド部 16…ハウジング
18…内孔 20…長尺円筒部
22…フランジ部 24…円環状突部
26…挿入口 28…出口ポート
30…排出ポート 32…環状シール溝
34…環状シール部材 36…段部
38…第1シート体 40…入口ポート
44…弁孔 48…第1弁座
50…第2シート体 52…流入孔
54…ボール 56…第2弁座
58…弁棒 66…軸受
68…第1コア部材 70…案内部
72…円盤形状部 74…案内孔
78…ボビン 80…貫通孔
82…保持孔 84…スプリング孔
86…リターンスプリング 88…第2コア部材
90…電磁コイル 92…ボビンコイル
98…Oリング 100…テーパー孔
102…介在部 104…コア部
108…Oリング 110…環状段部

Claims (4)

  1. 内部に内孔が形成されるとともに外周壁部の周回方向に沿って環状シール溝が形成され、且つ前記内孔に連通して圧力流体が流通する入口ポート及び出口ポートが形成された弁本体と、
    前記弁本体の内部に設けられた第1弁座又は第2弁座のいずれか一方に着座することで前記入口ポートと前記出口ポートを連通状態とするとともに、前記第2弁座又は前記第1弁座の残余の一方に着座することで前記入口ポートと前記出口ポートを連通遮断状態とする弁体と、
    前記弁本体に係合され、内部にソレノイド部を収容したハウジングと、
    前記ソレノイド部の作用下に、前記内孔内で変位する弁棒と、
    を備え、
    前記弁本体は、外径が略等径な略円筒体形状をなすとともに端部にフランジ部を有し、
    前記環状シール溝は、前記フランジ部の近傍のみに形成されるとともに、前記外周壁部から前記内孔に向かって陥没形成されていることを特徴とするソレノイドバルブ。
  2. 請求項1記載のソレノイドバルブにおいて、前記内孔に挿入されて前記弁棒を支持する軸受をさらに備え、
    前記軸受の前記内孔に対する嵌合箇所は、前記環状シール溝よりも前記ソレノイド部側に偏倚していることを特徴とするソレノイドバルブ。
  3. 請求項1又は2記載のソレノイドバルブにおいて、前記ソレノイド部は、ボビンに電磁コイルが巻回されてなるボビンコイルと、前記弁体を前記第1弁座又は前記第2弁座に対して着座又は離間させるために前記ハウジング内で変位する第1コア部材と、前記ハウジングの内部で位置決めされた第2コア部材とを有し、
    前記第2コア部材は、前記ボビンの端面と、前記ハウジングの端面との間に介在する介在部と、前記介在部から突出して前記第1コア部材とともに前記ボビンの貫通孔に挿入されるコア部とを有し、
    前記第2コア部材の前記コア部が、前記ハウジングの前記端面から離間することを特徴とするソレノイドバルブ。
  4. 請求項3記載のソレノイドバルブにおいて、前記第2コア部材の前記介在部が前記ハウジングの前記端面に当接するのみであり、前記ハウジングから前記ボビンコイルを離脱したときに前記第2コア部材が前記ハウジングから取り外し自在であることを特徴とするソレノイドバルブ。
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