JP2015044223A - 鍛造成形歯車 - Google Patents
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Abstract
【課題】鍛造時の成形荷重を低減できるとともに、歯面の欠肉の発生有無を容易に判定できる鍛造成形歯車を提供する。【解決手段】上型および下型で押圧されることにより、複数の歯20が形成されるベベルギヤであって、各歯先部23より立ち上がり、各歯面22と隣接する面が径方向外側に向かうにつれて各歯の内側に伸びるR形状となる複数の突出部30が形成されることで、各歯の各歯先部23に、各歯先部23を視認可能な品質保証形状が付与される。【選択図】図8
Description
本発明は、一対の金型で押圧されることにより、複数の歯が成形される鍛造成形歯車に関する。
従来から、ベベルギヤ等の歯車は、鍛造によって製造されている。鍛造では、一対の金型でワークを押圧して、一対の金型の内面の形状に沿ってワークを成形する(例えば、特許文献1参照)。
このような鍛造成形歯車は、例えば、特許文献1に開示される技術のように、一対の金型にワークの金属材料を充満させる、すなわち、一対の金型に隙間なくワークの金属材料を流動させることによって成形される。
この場合には、ワークに対して高い成形荷重を付与する必要がある。
このため、特許文献1に開示される技術では、一対の金型の歯元を成形する面に作用する引っ張り応力が増大してしまい、一対の金型の型寿命が低下してしまう。
このため、特許文献1に開示される技術では、一対の金型の歯元を成形する面に作用する引っ張り応力が増大してしまい、一対の金型の型寿命が低下してしまう。
鍛造成形歯車は、その製品機能上、他の歯車と噛み合う面である歯面が欠肉することなく成形されていれば、歯の外側面(歯の径方向外側の面)が欠肉していても構わない。
そこで、図10に示すように、一対の金型の型寿命を延ばすための手段としては、鍛造時の成形荷重を低くして、歯の外側面の一部だけを意図的に欠肉させることが考えられる。
そこで、図10に示すように、一対の金型の型寿命を延ばすための手段としては、鍛造時の成形荷重を低くして、歯の外側面の一部だけを意図的に欠肉させることが考えられる。
しかし、この場合、鍛造成形歯車の歯の外側面は、歯面の欠肉の発生有無に関わらず欠肉する、すなわち、金型の内面と接触することなく成形されることとなる。
従って、この場合には、歯面に欠肉が発生した場合の歯の外側面の表面状態と、歯面に欠肉が発生していない場合の歯の外側面の表面状態とに大きな差異が生じなくなるため、歯面の欠肉の発生有無を判定することが困難となってしまう可能性がある。
従って、この場合には、歯面に欠肉が発生した場合の歯の外側面の表面状態と、歯面に欠肉が発生していない場合の歯の外側面の表面状態とに大きな差異が生じなくなるため、歯面の欠肉の発生有無を判定することが困難となってしまう可能性がある。
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、鍛造時の成形荷重を低減できるとともに、歯面の欠肉の発生有無を容易に判定できる鍛造成形歯車を提供するものである。
本発明に係る鍛造成形歯車は、一対の金型で押圧されることにより、複数の歯が成形される鍛造成形歯車であって、前記各歯の歯先部の少なくとも一部に、前記歯先部を視認可能な品質保証形状が付与される、ものである。
本発明に係る鍛造成形歯車において、前記品質保証形状は、前記歯先部の全体に付与される、ものである。
本発明に係る鍛造成形歯車には、前記各歯の二つの前記歯先部より立ち上がるとともに、前記各歯より径方向外側に突出し、前記各歯の歯面と隣接する面が径方向外側に向かうにつれて前記各歯の内側に伸びるR形状となる複数の突出部、が形成され、前記品質保証形状は、前記各突出部のR形状が、前記各歯面の径方向に沿ったR形状よりも小さな半径を有するR形状に形成されることによって付与される、ものである。
本発明は、鍛造時の成形荷重を低減できるとともに、歯面の欠肉の発生有無を容易に判定できる、という効果を奏する。
以下では、本実施形態の鍛造成形歯車について説明する。
本実施形態の鍛造成形歯車は、ベベルギヤ10であるものとする。
本実施形態の鍛造成形歯車は、ベベルギヤ10であるものとする。
なお、鍛造成形歯車の種類は、必ずしもベベルギヤである必要はなく、例えば、平歯車等であっても構わない。
図1および図2に示すように、ベベルギヤ10は、略筒状部材の外周面に複数の歯20および複数の突出部30等が形成されるものである。
各歯20は、ベベルギヤ10の上面からベベルギヤ10の径方向外側に伸び、その後、下方向に向かうにつれて径方向外側に放射状に拡がる。各歯20は、径方向外側に伸びた端部より下方向に沿ってさらに伸びる。各歯20の下方向に沿ってさらに伸びる部分は、下方向に向かうにつれて周方向に放射状に拡がる。
各歯20は、ベベルギヤ10の中心を基準として等間隔に位相をずらして配置される。本実施形態のベベルギヤ10には、このような歯20が十枚形成される。
各歯20は、ベベルギヤ10の中心を基準として等間隔に位相をずらして配置される。本実施形態のベベルギヤ10には、このような歯20が十枚形成される。
なお、歯の枚数は、本実施形態に限定されるものでない。
このような各歯20の根元部分、すなわち、各歯20のベベルギヤ10からの立ち上がり部分は、歯元21として形成される。歯元21は、下方向に向かうにつれて放射状に拡がるような、上下方向に沿った断面視略テーパ状に形成される。
各歯20の、他のベベルギヤ等の歯と噛み合う面は、歯面22として形成される。各歯面22は、歯元21から径方向外側に向かうにつれて各歯20の内側に伸びるR形状に形成される(図3参照)。
各歯面22の径方向外側の端部は、歯先部23として形成される。歯先部23は、上端部から上下中途部までの間において下方向に向かうにつれて径方向外側に放射状に拡がり、上下中途部から下端部までの間において下方向に沿ってさらに伸びる。
各歯先部23の中で最も径方向外側に突出している部分(つまり、各歯先部23の下方向に沿って伸びる部分)は、外径部23aとして形成される。
各歯先部23の中で最も径方向外側に突出している部分(つまり、各歯先部23の下方向に沿って伸びる部分)は、外径部23aとして形成される。
ベベルギヤ10の外周面において、このような各歯20が形成されていない部分は、歯底11として形成される。
各突出部30は、各歯20にそれぞれ一つずつ形成される。
図2および図3に示すように、各突出部30は、各歯20より径方向外側に突出する。各突出部30は、各歯20の二つの歯先部23より立ち上がり、各歯20の内側に伸びる。
各突出部30の各歯面22と隣接する面(図3における突出部30の左右両側面)は、径方向外側に向かうにつれて各歯20の内側に伸びるR形状に形成される。各突出部30のR形状は、各歯面22の径方向に沿ったR形状よりも小さな半径を有する。
各突出部30の各歯面22と隣接する面(図3における突出部30の左右両側面)は、径方向外側に向かうにつれて各歯20の内側に伸びるR形状に形成される。各突出部30のR形状は、各歯面22の径方向に沿ったR形状よりも小さな半径を有する。
つまり、本実施形態のベベルギヤ10には、各歯20と各突出部30とからなる段付きの歯が形成される。
従って、図1に示すように、ベベルギヤ10には、各歯面22と各突出部30との境界線、すなわち、各歯先部23に沿って段付き跡が付与される。
つまり、ベベルギヤ10は、各歯先部23を段付き跡として視認可能な形状となっている。
従って、図1に示すように、ベベルギヤ10には、各歯面22と各突出部30との境界線、すなわち、各歯先部23に沿って段付き跡が付与される。
つまり、ベベルギヤ10は、各歯先部23を段付き跡として視認可能な形状となっている。
次に、ベベルギヤ10の製造工程について説明する。
図4に示すように、ベベルギヤ10の製造工程では、切断工程S10、中間焼きなまし工程S20、ショットブラスト工程S30、潤滑処理工程S40、鍛造工程S50、芯抜き工程S60、および検査工程S70等を行う。
切断工程S10では、円柱状の金属材料であるビレットを、ベベルギヤ10の寸法等に基づいて所定の長さに切断する。これにより、製造工程では、ワークWを準備する。
中間焼きなまし工程S20では、ワークWを再結晶温度以上に加熱して焼きなましを行う。
ショットブラスト工程S30では、ワークWに対して粒体を高速で衝突させ、ワークWの表面処理を行う。
潤滑処理工程S40では、ワークWに対して潤滑液を塗布する。
鍛造工程S50では、上型40および下型50等を用いてワークWに対して成形荷重を付与し、ワークWの外側をベベルギヤ10の形状に成形する(図7参照)。
鍛造工程S50については後で詳述する。
鍛造工程S50については後で詳述する。
芯抜き工程S60では、ワークWの内側をパンチによって打ち抜く。これにより、ワークWは、図1および図2に示すようなベベルギヤ10として成形される。
検査工程S70では、ベベルギヤ10に対して、欠肉やクラック等の鍛造欠陥についての検査を行う。
次に、鍛造工程S50について説明する。
図5に示すように、鍛造工程S50では、上型40、下型50、上パンチ60、および下パンチ70等を用いて、ワークWをベベルギヤ10の形状に成形する。
図5および図6に示すように、上型40は、内側に上パンチ60を差し込むことが可能な略筒状に形成される。上型40の内面(下面)には、歯底成形面41、複数の歯成形面42、および複数の突出部成形面43が形成される。
歯底成形面41は、歯底11を成形する面である。歯底成形面41は、歯底11の形状に沿った形状に形成される。
各歯成形面42は、各歯20(各歯面22)を成形する面である。各歯成形面42は、各歯20の形状に沿った形状に形成される。
各突出部成形面43は、各突出部30を成形する面である。各突出部成形面43は、各歯成形面42に対する突出寸法が、各歯20に対する各突出部30の突出寸法よりも大きい点を除いて、各突出部30の形状に沿った形状に形成される。
つまり、各突出部成形面43の各歯成形面42と隣接する面は、径方向外側に向かうにつれて各歯成形面42の内側に伸びるR形状に形成される。各突出部成形面43のR形状は、各歯成形面42の径方向に沿ったR形状よりも小さな半径を有する。
つまり、各突出部成形面43の各歯成形面42と隣接する面は、径方向外側に向かうにつれて各歯成形面42の内側に伸びるR形状に形成される。各突出部成形面43のR形状は、各歯成形面42の径方向に沿ったR形状よりも小さな半径を有する。
図5に示すように、下型50は、内側に下パンチ70を差し込むことが可能な略筒状に形成され、上型40の下方に配置される。下型50は、ベベルギヤ10の下側の形状に沿った形状に形成される。
上パンチ60は、先端部(下端部)に上型40が差し込まれ、上型40と同心上に配置される。
下パンチ70は、先端部(上端部)に下型50が差し込まれ、下型50と同心上に配置される。
図7に示すように、鍛造工程S50では、下型50に潤滑処理を施したワークWをセットする。そして、鍛造工程S50では、上型40、下型50、および上パンチ60に対して下パンチ70を相対的に上方向に移動させ、ワークWに対して成形荷重を付与する(図7に黒塗りで示す矢印参照)。
これにより、鍛造工程S50では、上型40および下型50の内側面の形状に沿って、ワークWの金属材料を流動させる。
これにより、鍛造工程S50では、上型40および下型50の内側面の形状に沿って、ワークWの金属材料を流動させる。
このとき、図8に示すように、鍛造工程S50では、上型40の歯底成形面41および各歯成形面42にワークWの金属材料を充満させる、すなわち、ワークWの金属材料を接触させて、各歯20を成形する。
このように、ベベルギヤ10は、一対の金型である上型40および下型50に押圧されることにより、各歯20が成形される。
一方、図7および図8に示すように、鍛造工程S50では、各突出部成形面43にワークWの金属材料を充満させることなく、各突出部30を成形する。
つまり、鍛造工程S50では、各突出部30を意図的に欠肉させる。
つまり、鍛造工程S50では、各突出部30を意図的に欠肉させる。
これによれば、ベベルギヤ10は、鍛造時に上型40および下型50の内面の全体にワークWの金属材料を充満させる必要がなくなる。
このため、ベベルギヤ10は、鍛造時の成形荷重を低減できる。従って、ベベルギヤ10は、上型40の型寿命を延ばすことができ、その製造コストを低減できる。
このため、ベベルギヤ10は、鍛造時の成形荷重を低減できる。従って、ベベルギヤ10は、上型40の型寿命を延ばすことができ、その製造コストを低減できる。
ここで、各歯面22は、各歯成形面42にワークWの金属材料が充満した状態で成形される。つまり、各歯20は、各突出部30の欠肉度合いに関わらず、各歯成形面42までワークWの金属材料が充満した状態で成形される。
このため、各突出部30は、その欠肉度合いに関わらず、各歯先部23より立ち上がることとなる。
また、各突出部成形面43の径方向に沿ったR形状は、各歯成形面42の径方向に沿ったR形状の半径よりも小さい。このため、各突出部30の径方向に沿ったR形状は、各突出部30の欠肉度合いに関わらず、各歯面22の径方向に沿ったR形状よりも小さな半径を有することとなる。つまり、各突出部30は、各歯面22に沿って滑らかに突出しない。
また、各突出部成形面43の径方向に沿ったR形状は、各歯成形面42の径方向に沿ったR形状の半径よりも小さい。このため、各突出部30の径方向に沿ったR形状は、各突出部30の欠肉度合いに関わらず、各歯面22の径方向に沿ったR形状よりも小さな半径を有することとなる。つまり、各突出部30は、各歯面22に沿って滑らかに突出しない。
このため、ベベルギヤ10には、各突出部30の欠肉度合いに関わらず、各歯先部23の形状に沿った段付き跡が付与される。
仮に、このようなベベルギヤ10の歯面22が欠肉した場合、当該欠肉した部分において、突出部30は、歯先部23より立ち上がらない(図8に二点鎖線で示す突出部30参照)。
つまり、歯面22が欠肉している部分においては、例えば、歯面22と突出部30とが滑らかに連続する曲線状に成形される。
従って、ベベルギヤ10には、歯面22が欠肉している部分に段付き跡が付与されない。
つまり、歯面22が欠肉している部分においては、例えば、歯面22と突出部30とが滑らかに連続する曲線状に成形される。
従って、ベベルギヤ10には、歯面22が欠肉している部分に段付き跡が付与されない。
このため、ベベルギヤ10は、段付き跡が各歯先部23の形状に沿って付与されているかどうか、すなわち、段付き跡が部分的に欠けていないかどうかを確認するだけで、各歯面22の欠肉の発生有無を判定できる。
これによれば、ベベルギヤ10は、鍛造時の成形荷重を低減できるとともに、欠肉の発生有無を容易に判定できる。
このように、ベベルギヤ10には、各突出部30が形成されることで、各歯先部23の全体を視認可能な品質保証形状(段付き跡)が付与される。
なお、品質保証形状は、各歯先部の一部に付与されていればよい。この場合、品質保証形状は、歯先部の中で欠肉が発生しやすい部分、すなわち、各歯先部の中で最後に金属材料が流動される部分に付与されていることが好ましい。
本実施形態のようなベベルギヤ10の場合、このような部分は、外径部23aの上端部近傍、つまり、各歯20の径方向外側に放射状に拡がった部分の端部近傍となる(図3参照)。
本実施形態のようなベベルギヤ10の場合、このような部分は、外径部23aの上端部近傍、つまり、各歯20の径方向外側に放射状に拡がった部分の端部近傍となる(図3参照)。
このように、ベベルギヤ10には、各歯先部23の少なくとも一部に品質保証形状が付与される。
ただし、品質保証形状は、本実施形態のように、各歯先部23の全体に付与されることが好ましい。
これにより、品質保証形状は、各歯面22の欠肉の発生有無をより確実に判定できる。
これにより、品質保証形状は、各歯面22の欠肉の発生有無をより確実に判定できる。
なお、品質保証形状を付与するための手段は、本実施形態に限定されるものでない。
品質保証形状は、例えば、図9(a)に示すように、各歯先部23と隣接するとともに各歯20の内側に部分的に窪んだ複数の凹部130が形成されることによって付与されていても構わない。
この場合、ベベルギヤには、各凹部130の各歯面22に近い側の外縁部が、各歯先部23の形状に沿って視認可能な品質保証形状として付与される。
この場合、ベベルギヤには、各凹部130の各歯面22に近い側の外縁部が、各歯先部23の形状に沿って視認可能な品質保証形状として付与される。
また、品質保証形状は、図9(b)に示すように、各歯先部23と隣接するとともに各歯20より部分的に突出する複数の凸部230が形成されることによって付与されていても構わない。
この場合、ベベルギヤには、各凸部230の各歯面22に近い側の立ち上がり部分が、各歯先部23の形状に沿って視認可能な品質保証形状として付与される。
この場合、ベベルギヤには、各凸部230の各歯面22に近い側の立ち上がり部分が、各歯先部23の形状に沿って視認可能な品質保証形状として付与される。
このような各凹部130または各凸部230が形成される場合、ベベルギヤには、各歯20の各歯先部23毎に、各凹部130または各凸部230が形成されることとなる。
つまり、十枚の歯20が形成されるベベルギヤには、二十個の各凹部130または各凸部230が形成されることとなる。
つまり、十枚の歯20が形成されるベベルギヤには、二十個の各凹部130または各凸部230が形成されることとなる。
以上のように、ベベルギヤは、歯の径方向に沿った断面視において、各歯先部を境目として、各歯面とは異なる形状の部位が形成される、すなわち、各歯面と径方向外側面との間に別の部位を介在させることで、各歯先部に沿った品質保証部が付与されていればよい。
ただし、ベベルギヤは、本実施形態のような、各歯20の二つの歯先部23より立ち上がり、径方向に沿ったR形状が、各歯面22の径方向に沿ったR形状よりも小さな半径を有するR形状に形成される各突出部30を形成することで、品質保証形状が付与されることが好ましい。
これにより、ベベルギヤ10は、単純な加工で各突出部成形面43を形成できるため、上型40を製造するためのコストを低減できる。
これにより、ベベルギヤ10は、単純な加工で各突出部成形面43を形成できるため、上型40を製造するためのコストを低減できる。
10 ベベルギヤ(鍛造成形歯車)
20 歯
23 歯先部
40 上型(一対の金型)
50 下型(一対の金型)
20 歯
23 歯先部
40 上型(一対の金型)
50 下型(一対の金型)
Claims (3)
- 一対の金型で押圧されることにより、複数の歯が成形される鍛造成形歯車であって、
前記各歯の歯先部の少なくとも一部に、前記歯先部を視認可能な品質保証形状が付与される、
鍛造成形歯車。 - 前記品質保証形状は、
前記歯先部の全体に付与される、
請求項1に記載の鍛造成形歯車。 - 前記鍛造成形歯車には、
前記各歯の二つの前記歯先部より立ち上がるとともに、前記各歯より径方向外側に突出し、前記各歯の歯面と隣接する面が径方向外側に向かうにつれて前記各歯の内側に伸びるR形状となる複数の突出部、
が形成され、
前記品質保証形状は、
前記各突出部のR形状が、前記各歯面の径方向に沿ったR形状よりも小さな半径を有するR形状に形成されることによって付与される、
請求項1または請求項2に記載の鍛造成形歯車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013177083A JP2015044223A (ja) | 2013-08-28 | 2013-08-28 | 鍛造成形歯車 |
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JP2013177083A JP2015044223A (ja) | 2013-08-28 | 2013-08-28 | 鍛造成形歯車 |
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