JP2015037392A - エンジン作業機 - Google Patents

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渡辺 英樹
Hideki Watanabe
英樹 渡辺
直記 鶴岡
Naoki Tsuruoka
直記 鶴岡
正義 後藤
Masayoshi Goto
正義 後藤
松岡 岳志
Takashi Matsuoka
岳志 松岡
博之 長谷川
Hiroyuki Hasegawa
博之 長谷川
徳秀 田尾
Norihide Tao
徳秀 田尾
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Abstract

【課題】地面に設置する際の信頼性が高く、かつ作業の際の作業者の負担を小さくしたエンジン作業機を得る。【解決手段】エンジン40の前方側には、樹脂材料で構成されたスタンド70が装着される。スタンド70は、エンジン40の前方側でエンジン40に固定され、鉛直方向下側に延伸し、更に下側から後方側に向かって徐々に湾曲して延伸し、その先端(後端部)は燃料タンク60の後端部よりも前方に位置し、前後方向において燃料タンク60の最下部が存在する付近に位置する。このため、このスタンド70は、燃料タンク60の下側の前半分のみを覆い、後半分は覆わない。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンを動力源として動作するエンジン作業機、例えば刈払機の構成に関する。
生垣等の切断作業を行う刈払機としては、エンジンを動力源として、先端に設けられた刈刃が回転する構成のものが用いられる。この際、作業者は、刈刃を所望の箇所に移動させてこの切断作業を行う。一般に、刈払機全体の構成は、エンジンが重い場合であっても、こうした作業が用途となるように工夫されている。具体的には、切断に用いられる刈刃が細長いシャフトの先端に設けられ、シャフトの後端にエンジンや燃料タンクが設けられる。
こうした刈払機の形状の一例を図7に示す。図7(a)は、この刈払機310の形態を示す側面図であり、図7(b)は、その後端部側を拡大した図である。図7(a)は、この刈払機310が地上に設置された際の形態を示しておあり、以下においては、上下方向とはこの場合における上下方向を意味し、この図における左側を前方、右側を後方とする。
この刈払機310においては、前後方向に細長いシャフト20の先端に、回転する刈刃11が設けられる。シャフト20の後端側には、刈刃11を駆動するための駆動部30が設けられる。駆動部30における動力源としては、2サイクル空冷式のエンジン40が用いられる。シャフト20の内部には、シャフト20と同軸とされ、エンジン40のクランク軸(図示せず)と遠心クラッチによって接続された駆動軸(図示せず)が設けられる。クランク軸の回転速度が高まり遠心クラッチが接続された際には、この駆動軸はエンジン40によって回転運動をする。この回転運動が、シャフト20の先端に設置されたギヤケース12に伝達され、適切な減速比で刈刃11を回転させる。シャフト20における前後方向の中央付近には、作業者が把持するためのハンドル13が左右にそれぞれ設けられている。刈刃11の下側には、刈り取られた草木が作業者側に飛散することを抑制するための飛散防御カバー14が設けられる。
駆動部30において、エンジン40の左右(紙面手前側と向こう側)には、それぞれ吸気口、排気口が設けられ、吸気口側には気化器及びエアクリーナ50が、排気口側にはマフラーがそれぞれ接続されている。エンジン40の後端側には、クランク軸を強制的に回転させることによってエンジン40を始動させるスタータ(リコイルスタータ)41が設けられている。
気化器には、エアクリーナ50を介して空気が導入されると同時に、燃料(混合ガソリン)も供給され、これらによって生成された混合気がエンジン40に供給される。燃料は、エンジン40の下部に固定された燃料タンク60内に溜められ、燃料タンク60からチューブを介して気化器に導かれる。作業者は、燃料タンク60に設けられたタンクキャップ61を取り外し、燃料タンク60内に燃料を供給することができる。燃料タンク60は、半透明の樹脂材料で構成されるため、作業者は、燃料タンク60内部の燃料の残量あるいは油面を目視で確認することができる。
この刈払機310を使用するに際しては、作業前に燃料タンク60に給油が行われる。この給油の際に、エンジン40に設置された点火プラグやこれに接続される配線、エンジン本体等に燃料が付着することを抑制するために、一般には燃料タンク60及びタンクキャップ61は、エンジン40よりも下側に設けられる。このため、刈払機310の後端側の下部には、燃料タンク60が位置する。
一方、前記の通り、燃料タンク60は、半透明かつ耐油性の軽量なプラスチック材料で構成される。こうした材料で構成された燃料タンク60の機械的強度は高くない。
このため、特許文献1に記載の刈払機においては、図7(b)に示されるように、この刈払機310を地面に設置する際にこれを支持すると共に、燃料タンク60の下側を覆い、樹脂材料で構成された保護カバー(スタンド)350が装着される。図7(a)に示されるように、この刈払機310を地上に設置する際には、飛散防御カバー14と保護カバー350が接地する。保護カバー350は、燃料タンク60の下面側を前後方向にわたり覆い、かつ後方のスタータ41も覆うように設けられており、複数のボルトによってエンジン40や燃料タンク60に固定される。これによって、この刈払機310を地面に設置した際において、保護カバー350が接地することによってこの刈払機310が支持され、かつ燃料タンク60が地面に接触することが抑制され、スタータ41も保護される。特に、保護カバー350が燃料タンク60を覆う範囲を広くし、その肉厚を厚くすることによって、燃料タンク60の保護効果を高くすると共に、刈払機310の支持も確実に行うことができる。
図7(c)は、後方側で刈払機310を支持するために、保護カバー(スタンド)350の代わりに、より単純な形状をもつスタンド360を用いた場合の構成を示す図である。このスタンド360は、エンジン40の前方において下側に向かって延伸し、その先端部が燃料タンク60よりも下側となる単純な形状を具備する。前記の保護カバー350とは異なり、燃料タンク60の下側を覆わないためにその保護効果は小さくなるものの、刈払機の機械的支持を行うことができる。スタンド360は単純な構成であるために、前記の保護カバー(スタンド)350よりも軽量とすることができる。
特開2009−197770号公報
前記の保護カバー350のように、燃料タンク60の下部を覆う範囲を広くした場合には、保護カバー350全体が大型化し、重量が増加した。更に、こうした大型の保護カバー350をエンジン40や燃料タンク60に固定するためには多くのボルトが必要となり、例えば前方で2本、後方で2本の計4本のボルトが必要となった。このため、刈払機310の後端側の重量は大きく増加した。作業者は刈刃11とエンジン40の間のシャフト20を操作することによって刈刃11を所望の箇所に移動させるため、保護カバー350のように後端側が重くなる構造の刈払機310を操作するに際しては、作業者の負担が大きくなった。
一方、燃料タンク60等を覆う範囲を狭くし、刈払機を設置した際に駆動部30を単に機械的に支持するだけの役割を担う小さなスタンド360を用いることによって、こうした問題点を解消することができる。しかしながら、こうした場合には、スタンド360の機械的強度あるいは駆動部30に対するその固定強度を高めることが困難であるために、刈払機を地面に設置する際の信頼性が低くなり、燃料タンクの保護効果も小さくなった。
すなわち、地面に設置する際の信頼性が高く、かつ作業の際の作業者の負担が小さくなる刈払機を得ることは困難であった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、上記の問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明のエンジン作業機は、エンジンと、前記エンジンを後端側に搭載し前記エンジンによる回転運動を先端側に伝達するシャフトと、前記エンジンに供給される燃料が溜められ前記エンジンの下側に装着された燃料タンクと、前記エンジン又は前記燃料タンクに固定され前記燃料タンクよりも下側に突出したスタンドと、を具備するエンジン作業機であって、前記スタンドは、前記エンジンの前方において前記エンジン又は前記燃料タンクに固定されるスタンド締結部と、前記スタンド締結部から下側に向かって延伸すると共に下側から後方側に向かって徐々に湾曲する湾曲部と、を具備し、前記湾曲部の後端部は、前後方向における前記燃料タンクの後端部よりも前方に位置し、かつ、上下方向において、前記後端部と前記燃料タンクとの間には空隙が設けられたことを特徴とする。
本発明のエンジン作業機において、前記スタンドは、前記スタンド締結部においてのみ前記エンジン又は前記燃料タンクに固定されたことを特徴とする。
本発明のエンジン作業機において、前記スタンド締結部は、下側から前記エンジン又は前記燃料タンクに固定されたことを特徴とする。
本発明のエンジン作業機において、前記スタンド締結部は、前側から前記エンジン又は前記燃料タンクに固定されたことを特徴とする。
本発明のエンジン作業機において、前記湾曲部は、前記後端部から前方に向かって部分的に形成された切り込み部を具備することを特徴とする。
本発明のエンジン作業機において、前記燃料タンクは、前記燃料タンク内の燃料が外部から目視できる材料で構成されたことを特徴とする。
本発明のエンジン作業機は、前記回転運動によって駆動される刈刃を前記シャフトの先端側に具備する刈払機であることを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、地面に設置する際の信頼性が高く、かつ作業の際の作業者の負担を小さくしたエンジン作業機を得ることができる。
本発明の実施の形態となる刈払機の形態を示す側面図(a)、その駆動部周辺の拡大図(b)である。 本発明の実施の形態となる刈払機において用いられるスタンドの側面図(a)、斜視図(b)である。 本発明の実施の形態となる刈払機において用いられるスタンドにおける衝撃荷重Fi及びスタンド変形量δの、湾曲部の水平方向の長さXに対する依存性を示す図である。 本発明の実施の形態となる刈払機において用いられるスタンドの第1の変形例の側面図(a)、斜視図(b)である。 本発明の実施の形態となる刈払機において用いられるスタンドの第2の変形例の側面図(a)、斜視図(b)である。 本発明の実施の形態となる刈払機において用いられるスタンドの第3の変形例の側面図(a)、斜視図(b)である。 従来の刈払機の構成を示す図である。
本発明の実施の形態となるエンジン作業機である刈払機の構成について説明する。この刈払機において用いられるスタンドは、燃料タンクの前方のみを覆うために、小型で軽量となる。一方で、刈払機を地面に設置した際の支持強度も充分となる。
図1(a)は、この刈払機10の形態を示す側面図であり、図1(b)は、その後端付近を拡大した図である。この刈払機10における、刈刃11、ギヤケース12、ハンドル13、飛散防御カバー14、シャフト20、駆動部30、エンジン40、スタータ41、エアクリーナ50、燃料タンク60、タンクキャップ61については、図7の構成と同様である。
エンジン40の前方側には、樹脂材料で構成されたスタンド70が装着される。スタンド70は、エンジン40の前方側でエンジン40に固定され、鉛直方向下側に延伸し、更に下側から後方側に向かって徐々に湾曲して延伸し、その先端(後端部)は燃料タンク60の後端部よりも前方に位置し、前後方向において燃料タンク60の最下部が存在する付近に位置する。このため、このスタンド70は、燃料タンク60の下側の前半分のみを覆い、後半分は覆わない。スタンド70の後端部と燃料タンク60の間の上下方向における間隔は図1(b)におけるGで示される。Gは、荷重によってスタンド70が荷重により湾曲した場合においても、スタンド70が燃料タンク60と接することがないように設定される。
図2は、このスタンド70のみの形態を示す側面図(a)、斜視図(b)である。このスタンド70は、エンジン40の前方において下側に向かって垂下した鉛直部71と、鉛直部71から連続的に徐々に後方に向きを変える湾曲部72で構成される。鉛直部71の上端部の左右2箇所にはスタンド締結部73が設けられ、スタンド締結部73がエンジン40あるいは燃料タンク60に接した形態で、このスタンド70は固定される。このため、スタンド締結部73には、スタンド締結部73を上下方向に貫通する取り付け穴74が設けられ、スタンド70を固定するためのボルトがこの取り付け穴74を下側から貫通し、エンジン40あるいは燃料タンク60に下側からネジ止めされる。燃料タンク60にも取り付け穴を設け、取り付け穴74と燃料タンク60の取り付け穴をボルトが貫通した状態でエンジン40にネジ止めされる構成として、スタンド70と燃料タンク60とを同時にエンジン40に固定してもよい。このように、このスタンド70は、エンジン40の前方のみにおいて固定される。湾曲部72の下面は、刈払機10を設置した際に地面と接するスタンド設置面75となる。
この構造のスタンド70においては、刈払機10を地面に設置する際に、湾曲部72(スタンド設置面75)が接地する。ただし、スタンド70の総体積を図7(a)(b)における保護カバー(スタンド)350と比べて小さく、半分以下とすることができる。このため、このスタンド70を軽量とすることができる。
次に、荷重によるこのスタンド70の変形と、この刈払機10を落下させた際にスタンド70に作用する衝撃荷重について説明する。これらは、図2(a)に示される湾曲部72の水平方向の長さXに依存し、スタンド70が片持ち梁であると単純化してこれらの算出を行うことができる。この場合、図2(b)に示されるように、湾曲部72の幅をb、厚さをtとすると、その断面2次モーメントIは(1)式で表される。
Figure 2015037392
このIを用いると、湾曲部72の先端の上下方向の移動量(スタンド変形量)δは、スタンド70に作用する荷重をW、スタンド70の縦弾性係数をEとすると、(2)式で表される。
Figure 2015037392
すなわち、スタンド変形量δは、湾曲部72の水平方向の長さXの3乗に比例する。
一方、刈払機10を高さhから落下させた際にスタンド70に作用する衝撃荷重Fiは、重力加速度をg、スタンド70のバネ定数をKとすると、(3)式で与えられる。
Figure 2015037392
ここで、Kは(4)式で与えられる。
Figure 2015037392
これより、衝撃荷重Fiは、Xの−3/2乗に比例する。このため、スタンド変形量δ、衝撃荷重FiのX依存性は、図3に示される通りとなる。ここで望まれる特性は、δ、Fiが共に小さいことであるが、Xをある程度以上とすればFiを充分小さくすることができる。一方、δのX依存性は大きく、Xの増大に伴ってδは増大するものの、δを零に近くする必要はなく、前記の通り、δ<Gとなるように設定すればよい。このため、スタンド70の材料やb、tを設定することによって、前後方向において燃料タンク60の最下部が存在する付近にスタンド70の先端が位置するように調整することができる。
また、図2に示されるように、このスタンド70は、前方の2箇所の取り付け穴74においてのみボルトでエンジン40あるいは燃料タンク60に下側からネジ止め固定され、その後方側では固定されないため、スタンド70をエンジン40に固定するために用いられるボルトは2本である。このため、ボルトによる重量の増加も発生しない。これに対して、図7(b)に示された従来の保護カバー(スタンド)350においては、前方だけでなく後方もボルトを用いて固定される。このため、図7(a)(b)の構成においてはシャフト20の後端側が特に重くなり、こうした刈払機310を使用するに際しては、作業者の負担が大きくなった。一方、このスタンド70を用いた場合には、特に後端側を軽くすることができるため、シャフト20を操作する際の作業者の負担を小さくすることができる。
また、内部の油面が外部から目視できるように燃料タンク60は半透明の材料で構成されている。これに対し、この広い範囲を覆う従来の保護カバー(スタンド)350は、この油面の確認の際の障害となった。これに対し、上記のスタンド70を用いた場合には、燃料タンク60の後半部は覆われないために、作業者が燃料タンク60内の燃料を目視で確認することも容易である。
また、例えば、図7(c)に示された単純な構造のスタンド360を用いた場合には、全体をより軽量とすることが可能である。しかしながら、この場合には、特に落下時において地面と接するのはスタンド360の最先端部分(最下端部分)のみとなり、衝撃を吸収する体積が小さく、耐衝撃性が低くなる。また、スタンド360による燃料タンクの保護効果が小さくなることも明らかである。これに対して、上記のスタンド70においては、湾曲部72の後端付近の下面全体がスタンド接地面75となるため、接地面積がこれよりも大きくなり、耐衝撃性が高くなる。また、燃料タンク60の保護効果が高くなることも明らかである。
図4(a)(b)は、上記のスタンド70の第1の変形例であるスタンド170の構成を図2と同様に示す。このスタンド170にも、前記のスタンド70と同様に、鉛直部171、湾曲部172、スタンド締結部173、取り付け穴174、スタンド設置面175が設けられる。ただし、図4(b)に示されるように、湾曲部172における中央部の後方側には、後端部から前方に向かって部分的に除去された切り込み部176が設けられている。この切り込み部176を形成することによって、スタンド170の機械的強度を大きく低下させずに全体の体積を小さくし、このスタンド170をより軽量とすることができる。
図5(a)(b)は、上記のスタンド70の第2の変形例であるスタンド180の構成を図2と同様に示す。このスタンド180にも、前記のスタンド70と同様に、鉛直部181、湾曲部182、スタンド設置面185が設けられる。ただし、スタンド締結部183は鉛直部181の上端部分とされ、前記の取り付け穴74、174とは異なりスタンド締結部183を前後方向に貫通する取り付け穴184が形成される。このため、スタンド180は、取り付け穴184を前後方向に貫通するボルトによって前側からエンジン40等に固定される。この場合においても、スタンド180は、前方側でのみ2本のボルトを用いて固定される。
この構成のスタンド180は、図5に示されるように、1枚の板を湾曲させた単純な形態とすることができるため、全体を軽量化することが容易である。
また、図6(a)(b)は、前記のスタンド70の第3の変形例であるスタンド190の構成を図3と同様に示す。この構成においては、前記のスタンド180と同様に、鉛直部191、湾曲部192、スタンド締結部193、取り付け穴194、スタンド接地面195が設けられる。ただし、全体を軽量化することができるために、湾曲部192に切り込み部196が形成されている。これにより、スタンド190の重量を特に軽くすることができる。
その他、上記と同様のスタンド締結部、湾曲部を具備するスタンドであれば、同様にシャフト、エンジン、燃料タンクが用いられる刈払機に使用することができ、同様の効果を奏することは明らかである。
また、上記の例においては、エンジン作業機が刈払機であるものとしたが、同様にシャフト、エンジン、燃料タンクが用いられるエンジン作業機であれば、同様の効果を奏することは明らかである。
10、310 刈払機
11 刈刃
12 ギヤケース
13 ハンドル
14 飛散防御カバー
20 シャフト
30 駆動部
40 エンジン
41 スタータ(リコイルスタータ)
50 エアクリーナ
60 燃料タンク
61 タンクキャップ
70、170、180、190、360 スタンド
71、171、181、191 鉛直部
72、172、182、192 湾曲部
73、173、183、193 スタンド締結部
74、174、184、194 取り付け穴
75、175、185、195 スタンド設置面
176、196 切り込み部
350 保護カバー(スタンド)

Claims (7)

  1. エンジンと、前記エンジンを後端側に搭載し前記エンジンによる回転運動を先端側に伝達するシャフトと、前記エンジンに供給される燃料が溜められ前記エンジンの下側に装着された燃料タンクと、前記エンジン又は前記燃料タンクに固定され前記燃料タンクよりも下側に突出したスタンドと、を具備するエンジン作業機であって、
    前記スタンドは、
    前記エンジンの前方において前記エンジン又は前記燃料タンクに固定されるスタンド締結部と、前記スタンド締結部から下側に向かって延伸すると共に下側から後方側に向かって徐々に湾曲する湾曲部と、を具備し、
    前記湾曲部の後端部は、前後方向における前記燃料タンクの後端部よりも前方に位置し、かつ、上下方向において、前記後端部と前記燃料タンクとの間には空隙が設けられたことを特徴とするエンジン作業機。
  2. 前記スタンドは、前記スタンド締結部においてのみ前記エンジン又は前記燃料タンクに固定されたことを特徴とする請求項1に記載のエンジン作業機。
  3. 前記スタンド締結部は、下側から前記エンジン又は前記燃料タンクに固定されたことを特徴とする請求項2に記載のエンジン作業機。
  4. 前記スタンド締結部は、前側から前記エンジン又は前記燃料タンクに固定されたことを特徴とする請求項2に記載のエンジン作業機。
  5. 前記湾曲部は、前記後端部から前方に向かって部分的に形成された切り込み部を具備することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエンジン作業機。
  6. 前記燃料タンクは、前記燃料タンク内の燃料が外部から目視できる材料で構成されたことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエンジン作業機。
  7. 前記回転運動によって駆動される刈刃を前記シャフトの先端側に具備する刈払機であることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のエンジン作業機。
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