JP2012121305A - チェンソー - Google Patents

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Akira Mezaki
彰 目崎
Shinichi Sakuma
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Abstract

【課題】 チェンソーによる作業時の切屑の広範囲の飛散を抑制する。
【解決手段】 ソーチェンより外側に、駆動源の下端より下方に延びる切屑飛散抑制カバーが設けられていることを特徴とする。切屑飛散抑制カバーは、ゴムやビニール等の柔軟な材質で構成され、切れ目の入った暖簾形状であるため、地面に置く際に邪魔にならず、かつ、切屑飛散防止カバーはサイドカバーに設けられ、着脱可能としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン等で駆動されるチェンソーに関する。
エンジンまたはモータを駆動源としてソーチェンを回転させ、木材等の切断を行うチェンソーが従来より知られている。図5に示すように、エンジンチェンソー1は、前後方向に延長され外周部に環状のソーチェン3が巻回されているガイドバー4を備え、図示しないスプロケットにソーチェン3の後端部が掛け渡されることにより、ソーチェン3がガイドバー4の外周部で回転するように構成されている。スプロケットの外側にはガイドバー4を固定するためのサイドカバー5が取り付けられている。エンジン2には保護のためのハウジング6が取り付けられており、ハウジング6の上部には把持するためのフロントハンドル7が取り付けられ、更にフロントハンドル7の前方には把持する手を保護するハンドガード8が取り付けられている。また、エンジン2の後部には把持のためのリアハンドル9が取り付けられている。
実開平3−114301号公報
上記従来のエンジンチェンソーでは、図4に示すように、被削材の切断時に発生した切屑はサイドケース下部の開口部から排出されてしまい、特に開口部はガイドバーの長手方向に沿って形成されていることから、切屑飛散範囲Aのように側部側に広範囲に飛散してしまうという問題があった。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、切屑の広範囲の飛散を抑制することができるチェンソーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかるチェンソーは、駆動源と、駆動源によって駆動されるソーチェンと、ソーチェンをガイドするガイドバーとを備え、前記駆動源から見て前記ソーチェンより外側に、駆動源の下端より下方に延びる切屑飛散抑制カバーが設けられていることを特徴とする。
また、切屑飛散抑制カバーは、ゴムやビニール等の柔軟な材質で構成されていてもよく、切れ目の入った暖簾形状であってもよい。また、切屑飛散防止カバーは着脱可能に設けることが望ましい。
本発明によれば、エンジンを駆動力として回転するソーチェンと、前記ソーチェンを案内するガイドバーと、前記ガイドバーを固定するサイドケース、を備えたエンジンチェンソーにおいて、切屑飛散防止カバーを前記サイドケース下部の開口部の縁に合わせて吊り下げる形で設けることにより、被削材の切断時に発生する切屑の広範囲の飛散を抑制することができる。また、ゴムやビニール等の柔軟な材質で構成された切れ目の入った暖簾形状に設けることにより、容易に地面に置くことが可能となる。また、切屑飛散防止カバーを着脱可能に取り付けることにより、切屑飛散防止カバーに付着した切屑の清掃が容易となる。
本発明に係るチェンソーの斜視図。 図1のチェンソーの断面図。 図1のチェンソーの部分底面図。 図1のチェンソーを床面に置いた状態を示す斜視図。 従来のチェンソーの斜視図。
以下、本発明の実施形態を添付の図1乃至図4に沿って説明する。図1は本発明に係るチェンソー1の斜視図、図2は図1のチェンソー1の断面図、図3はチェンソー1の部分底面図、図4は本発明に係るチェンソーを床面に置いた状態を示す斜視図である。図1に示すように、エンジンチェンソー1は、2サイクルエンジン等のエンジン2を収容すると共に、ソーチェン3を案内する平板状のガイドバー4、ハンドガード8、ハウジング6、ハウジング6に取り付けられるサイドケース5、ハウジング6のサイドケース5と逆側に取り付けられるファンカバー25、作業者が把持するフロントハンドル7と、図示しない気化器とスロットルケーブルを介して接続されるエンジン2の出力を調整するスロットルレバーと、把持した状態でスロットルレバーを操作可能なリヤハンドル9とを備えている。ソーチェン3及びガイドバー4はハウジング6及びサイドケース5から突出する方向(図1の右方向)をチェンソー1の前方、リヤハンドル9が延びる方向(図1の左方向)をチェンソー1の後方、ハンドガード8が延びる方向(図1の上方)をチェンソー1の上方、その逆方向でありチェンソー1の底面が形成される方向(図1の下方)をチェンソー1の下方とする。
エンジン2は、内部にシリンダボアが形成されるシリンダと、ハウジング6の一部を構成するクランクケースと、シリンダボアの内を摺動可能に設けられたピストン10と、ピストン10の出力を取り出すためのクランク軸11と、ピストン10とクランク軸11を接続するコンロッド12を備える。
ハウジング6は、樹脂材により形成され、エンジン2を収容している。ハウジング6の左右からは、ファンカバー25及びサイドケース5が取り付けられる。ファンカバー25は、クランク軸に取り付けられたファンを覆うと共に、内側にエンジン2を始動させるためのリコイルスタータが設けられている。ファンカバー25のリコイルスタータの周囲には網目状の吸気開口が形成され、ファンカバーにより発生される冷却空気や駆動用の空気流れを通過させる。
ハウジング6の側部に設けられるサイドケース5は、クランク軸11の端部に設けられる遠心クラッチ13、スプロケット17、ガイドバー4の取付部近傍、ソーチェンの一部などを覆っている。サイドケース5は、作業者が内部に容易にアクセスできるよう、ネジ等の締結部材により着脱可能となっている。また、サイドケース5はソーチェンの出入口である前方と下方が開放されている。
遠心クラッチ13は、サイドケース5により覆われ、クランク軸11にバネ14で付勢されたクラッチシュー15が回転による遠心力でバネ14に抗じて径方向外方に広がり、クラッチドラム16の内壁に圧接することによりクラッチドラム16に回転力を伝達する。クラッチドラム16には、ソーチェン3を駆動させるためのスプロケット17が取り付けられ、遠心クラッチ13とエンジン2に挟まれた位置に配設されている。スプロケット17の歯にはソーチェン3が巻回され、遠心クラッチ13の接続に伴ってエンジン2の駆動力をソーチェン3に伝達する。エンジン2が回転すると、ソーチェン3は図1において右回転し、ガイドバーの長手方向に沿った中心線に対して上方が右側(エンジン2から離れる方向)に移動し、下方が左側(エンジン2に近づく方向)に移動することで、切断力を発生させている。
リヤハンドル9は、エンジン2の後方側にD型に形成され、スロットルレバーとセフティレバーを備えている。リヤハンドル9には、図示しない燃料タンクが一体に形成されている。また、リヤハンドル9の前方からは、エンジン2の下方に位置して上方の平坦面がエンジン2に対向するように平板状のフレーム部20が延出しており、フレーム部20のスロットルレバーと反対側の端部は、図示しない防振ゴム等を介してエンジン2と連結されている。フロントハンドル7は、リヤハンドル9のスロットルレバー側とフレーム部20の端部とを接続するように取り付けられ、フロントハンドル7がリヤハンドル9に取り付けられた状態において、ハウジング6に収容されたエンジン2は、フロントハンドル7及びフレーム部20に囲まれるよう配置される。チェンソー1は、リヤハンドル9、フレーム部20、サイドケース5、ハウジング6、ファンカバー25等により、地面に置かれた際に安定するよう平坦状の底面Bが構成されている。サイドケース5には、下端側の開口近傍にカバー内側から吊下げる形で切屑飛散抑制カバー18が設けられている。
切屑飛散抑制カバー18は、チェンソー1の底面Bより下方に延在し、ゴムやビニール等の弾性体により柔軟に形成されていると共に、ボルト及びナット19からなる締結部材により複数箇所で取り付けられている。切屑飛散抑制カバー18は、取付部より下側にて複数の切れ目が入った暖簾形状をしている。
図3は、底面図であり、図の上方がチェンソー1の前方側、図の下方がチェンソー1の後方側である。図3に示すように、切屑飛散抑制カバー18はエンジン2に対してソーチェン3の回転平面を挟んで反対の側部に位置しており、サイドケース5の前側から後側までガイドバーの長手方向に沿って設けられている。
また、切屑飛散抑制カバー18は、ガイドバー4のエンジン2からの突出方向と反対側、即ちサイドケース5の後端側にも設けられ、ソーチェン3の回転面を通る平面とクランク軸11の軸方向にオーバーラップして配置されている。後方側においても、側方と同様にボルト及びナット19を用いて取り付けられており、下端面Bより下方に延在するよう設けられている。尚、後方側の切屑飛散抑制カバー18は、側部側の切屑飛散抑制カバー18と一体で形成され、サイドケース5の後端側の角部で折り曲げて取り付けられていてもよい。
このように構成されたチェンソー1によれば、エンジン2から見てソーチェン3より外側に、エンジン2の底面Bより下方に延びる切屑飛散抑制カバー18が設けられていることにより、被削材の切断時に発生する切屑が切屑飛散抑制カバー18に衝突し、飛散範囲Aの範囲を抑制することができる。
また、図4に示すように、切屑飛散抑制カバー18は可撓性を有していることにより、根元から曲がって広がることができ、チェンソー1を容易に床面に置くことが可能となる。更に、図4に示されている切屑飛散抑制カバー18は、チェンソーの前後方向に幅の広い部材からなるが、下側に切れ目の入った暖簾形状をしていることにより、更に床面への接地を容易に行うことが可能となっている。
また、エンジン2とソーチェン3との動力伝達部である遠心クラッチ13を覆うサイドケース5を備え、切屑飛散抑制カバー18はサイドケース5に設けられていることから、切屑飛散抑制カバー18を取り付けるためにエンジン2又はハウジング6への加工を抑えることができると共に、サイドケース5を取外すことで容易にエンジン2から切屑飛散抑制カバー18を取外すことができる。
また、切屑飛散抑制カバー18は着脱可能に設けられており、切屑飛散抑制カバー18のメンテナンスが容易となると共に、不要な際には取外しておくことができるため、多様な作業に対応することが可能となる。
また、切屑飛散抑制カバー18は、ガイドバー4の突出方向と反対側において、エンジン2の下端より下方を覆うよう設けられていることから、側面と共に後面への切屑の飛散範囲も抑制することができる。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものでは無く、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、エンジン2の変わりにモータを駆動源としてもよい。
1 チェンソー
2 エンジン
3 ソーチェン
4 ガイドバー
5 サイドケース
6 ハウジング
7 フロントハンドル
8 ハンドガード
9 リヤハンドル
10 ピストン
11 クランク軸
12 コンロッド
13 遠心クラッチ
17 スプロケット
18 切屑飛散抑制カバー
19 ナット
20 フレーム部
A 切屑飛散範囲
B 底面

Claims (6)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源によって駆動されるソーチェンと、
    前記ソーチェンをガイドするガイドバーとを備えたチェンソーにおいて、
    前記駆動源から見て前記ソーチェンより外側に、前記駆動源の下端より下方に延びる切屑飛散抑制カバーが設けられていることを特徴とするチェンソー。
  2. 前記切屑飛散抑制カバーは、可撓性を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載のチェンソー。
  3. 前記切屑飛散抑制カバーは、下側に切れ目の入った暖簾形状をしていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチェンソー。
  4. 前記駆動源と前記ソーチェンとの動力伝達部を覆うサイドケースを備え、前記切屑飛散抑制カバーは前記サイドケースに設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか一項に記載のチェンソー。
  5. 前記切屑飛散抑制カバーは着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか一項に記載のチェンソー。
  6. 前記切屑飛散抑制カバーは、前記ガイドバーの駆動源からの突出方向と反対側において、前記エンジンの下端より下方を覆うよう設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち何れか一項に記載のチェンソー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104493926A (zh) * 2014-12-05 2015-04-08 浙江亚特电器有限公司 一种电链锯排屑结构及组装方法
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