JP5187508B2 - チェーンソー - Google Patents

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本発明は、小型のエンジンを用いてソーチェーンを回転させるチェーンソーに関する。
木の幹や枝などを切断する工具として、2サイクルエンジンなどの小型エンジンにより駆動されるチェーンソーが広く用いられている。チェーンソーは、通常作業者がそれを保持した状態で作業するもので、特に、頭上の枝を伐採したり、木の上に登って作業をすることもあるため、片手でも容易に持ち上げることができるよう小型軽量であることが重要である。チェーンソーを小型化するために、エンジン本体、排気管、ソーチェーン部などの配置やハウジングへの取付などを工夫している。(特許文献1参照)。
特開昭61−160201号公報
近年のチェーンソーにおいては、エンジン本体を一体成型したハウジングに収容し、ハウジングを介してソーチェーン部等が取り付けられるが、軽量化のためハウジングをプラスチック製で構成するため、金属製のハウジングと比べて素材そのものの剛性や強度では劣るため、その設計や製造においては工夫が必要であった。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、小型・軽量化を図りつつ、ソーチェーンの安定した動作を行うことができるチェーンソーを提供することにある。
本発明の別の目的は、振動特性に優れた方法でエンジンをハウジングに固定したチェーンソーを提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの特徴を説明すれば、次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、クランクケース、クランクケースに取り付けられるシリンダ、シリンダ内を往復運動するピストンを有するエンジンと、エンジンを収容するハウジングと、ハウジング取り付けられるガイドバーとを有し、エンジンによってガイドバーに巻回されるソーチェーンを回転させるチェーンソーにおいて、エンジンはクランク軸の軸方向と略平行な2つの面、例えば上下面をハウジングにより覆われ、2つの面においてそれぞれ2つのボルトにより固定される。これらボルトの配置は、一方の面(例えば上方の面)からの投影視した際に、一方の面の2つのボルトを通る直線と、他方の面の2つのボルトを通る直線を引いた際に、クランク軸に対して少なくとも一方の直線が傾斜しており、一方の面の2つのボルトを通る直線と、他方の面の2つのボルトを結ぶ直線は平行でないように一方の面及び他方の面のボルトが配置される。この際、一方の面の2つのボルトを通る直線と、他方の面の2つのボルトを通る直線は、それぞれクランク軸に対して傾斜するようにボルトを配置するのが好ましく、これらの直線の傾き方向は、クランク軸に対してそれぞれ異なるようにすると更に好ましい。
本発明の他の特徴によれば、クランクケースは、クランク軸に鉛直な面で分割され、一方の面の2本のボルトは分割されたクランクケースに一つずつ取り付けられ、他方の面の2本のボルトは分割されたクランクケースに一つずつ取り付けられる。その際、一方の面及び他方の面に設けられる4つのボルトは、一方の面から投影視した際の位置がそれぞれ異なる位置に配置できる。ボルトを取り付けるためのネジ穴は、ピストンの移動方向と垂直な方向になるに形成されると良い。さらに、ハウジングのガイドバーが取り付けられる側において、クランクケースはハウジングと横方向ボルトにて固定すると良い。
本発明のさらに他の特徴によれば、クランクケース、クランクケースに取り付けられるシリンダ、シリンダ内を往復運動するピストンを有するエンジンと、エンジンを収容するハウジングと、ハウジング取り付けられるガイドバーとを有し、エンジンによってガイドバーに巻回されるソーチェーンを回転させるチェーンソーにおいて、クランクケースのクランク軸と鉛直な一方の側およびクランク軸を隔てた他方の側においてそれぞれ2つのボルト穴を有し、一方の側の2つのボルトを通る直線と他方の側の2つのボルトを通る直線がクランク軸に対して異なる傾斜を有するようにボルト穴が形成され、ボルト穴にボルトを螺合させることによりエンジンがハウジングに固定される。クランクケースは、クランク軸に鉛直な面で分割され、一方の側の2つのボルト穴から分割面までの鉛直距離は、他方の側の2本のボルト穴から分割面までの鉛直距離と異なるようにした。
請求項1の発明によれば、一方の面の2つのボルトを通る直線と、他方の面の2つのボルトを通る直線は、クランク軸に対して少なくとも一方の直線が傾斜しており、一方の面の2つのボルトを通る直線と、他方の面の2つのボルトを結ぶ直線は平行でないようにボルトを配置したので、クランク軸の軸方向から見て、一方の面及び他方の面のボルトによる固定部分を支点としてエンジンがハウジングに対して回動する方向の力を小さくすることができる。
請求項2の発明によれば、一方の面の2つのボルトを通る直線と、他方の面の2つのボルトを通る直線は、それぞれクランク軸に対して傾斜するので、一方の面から見たエンジンがハウジングに対して回動する方向の力を小さくすることができる。
請求項3の発明によれば、ボルトは、ピストンの移動方向と垂直な方向に締め付けるように配置されるので、ピストンの往復運動に対する反力に抗して効果的にエンジンをハウジングに固定することができる。
請求項4の発明によれば、4つのボルトは、一方の面から投影視した際の位置がそれぞれ異なるので、エンジンの振動により回動する支点を分散できるので、エンジンの振動がハウジングに伝わることを効果的に低減することができる。
請求項5の発明によれば、一方の面の2つのボルトを通る直線と、他方の面の2つのボルトを通る直線の傾き方向は、クランク軸に対してそれぞれ異なるので、どちらの方向に対するエンジンの振動も効果的に低減することができる。
請求項6の発明によれば、クランクケースはクランク軸に鉛直な面で分割され、一方の面の2本のボルトは分割されたクランクケースに一つずつ取り付けられ、他方の面の2本のボルトは分割されたクランクケースに一つずつ取り付けられるので、製造が容易で加工性が良いクランクケースを製造することができる。
請求項7の発明によれば、ハウジングのガイドバーが取り付けられる側において、クランクケースはハウジングと横方向ボルトにて固定されるので、クランク軸に対してねじれる方向の力に対しても有効に抑制することができる。
請求項8の発明によれば、クランクケースのクランク軸と鉛直な一方の側およびクランク軸を隔てた他方の側においてそれぞれ2つのボルト穴を有し、一方の側の2つのボルトを通る直線と他方の側の2つのボルトを通る直線がクランク軸に対して異なる傾斜を有するようにボルト穴が形成され、ボルト穴にボルトを螺合させることによりエンジンがハウジングに固定されるので、クランク軸の軸方向から見て、一方の面及び他方の面のボルトによる固定部分を支点としてエンジンがハウジングに対して回動する方向の力を小さくすることができる。
請求項9の発明によれば、クランクケースは、クランク軸に鉛直な面で分割され、一方の側の2つのボルト穴から分割面までの鉛直距離L1は、他方の側の2のボルト穴から分割面までの鉛直距離L2と異なるので、どちらの方向に対するエンジンの振動も効果的に低減することができる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。図1は、本発明の実施形態に係るチェーンソーの外観を示す斜視図、図2は別の角度からの外観を示す斜視図、図3はさらに別の角度からの外観を示す斜視図、図4は正面図、図5は背面図、図6は底面図である。
図1において、チェーンソー1は、2サイクルや4サイクルエンジンなどの小型のエンジンを搭載し、本体部の前方にガイドバー11が突出する。ガイドバー11の周縁には、ソーチェーン(図示せず)が巻回され、ソーチェーンを高速で回転させることによって木や枝などの切断が可能となる。後述するエンジンは、横置きでハウジング2内に収納される。ハウジング2はエンジンを収容するだけでなく、その周囲にガイドバー11やカバー類を取り付けるもので、チェーンソー1の骨格部分である。ハウジング2の上方には、メインハンドル3が設けられ、メインハンドルの前端付近から横及び下方向にフロントハンドル6が延びるように設けられる。
メインハンドル3は、作業者が右手で把持するためのハンドルであり、フロントハンドル6は作業者が左手で把持するためのハンドルである。メインハンドル3の上部付近には、セーフティトリガ7aが設けられ、前端付近にはイグニッションスイッチ7bが設けられる。メインハンドルの前方側には、ハンドガード12が設けられる。ハンドガード12は、作業者の手に、枝や切断物などがあたらないように保護する役割をする。さらに、ハンドガード12を前方に傾けることによりソーチェーンの回転を停めるブレーキの役割を兼用させても良い。ハウジング2の左側(以下、本明細書は、作業者がチェーンソー1を保持した際を基準に、図1のように前後左右を定義して説明する。)は、レフトカバー4で覆われる。レフトカバー4の内側には、エンジンを始動するためのリコイル式のスタータ(図示せず)が収容され、レフトカバー4を貫通してスターターハンドル13が取り付けられる。レフトカバー4の前方には、燃料タンク用のキャップ14aと、チェーンオイルタンク用のキャップ15aが設けられる。
図2において、ハウジング2の右側はガイドバー11が、ハウジング2から延びる2本のボルト(図示せず)とナット17a、17bによって固定される。ハウジング2の右側には、さらに後述するソーチェーンへの駆動力伝達機構が取り付けられ、それを覆うライトカバー5が設けられる。ハウジング2とガイドバー11の取り付け部付近には、チェーンキャッチャー16が設けられる。
図3において、ライトカバー5の後方には、エンジンのマフラー66の熱からガードするため、表面の大部分にメッシュ状の通風口が設けられたマフラーガード8が取り付けられる。チェーンソー1の後端には、後述するエアクリーナーを覆うためのリアカバー9が設けられる。リアカバー9は、固定ネジ18により着脱可能にハウジング2に固定される。固定ネジ18の右側には、前後にスライド移動可能な引き出し式のフック20が設けられる。このフック20は、例えば、木の上で作業する場合に、ロープにて高所までチェーンソー1を引き上げる際に、ロープをかけるために用いられる。図3に示す状態は、フック20が収納されている状態であり、手で引き出すための必要な部分を除き、フック20はリアカバー9の外側にほとんど突出しない。このため、リアカバー9のフック取り付け部付近だけ、周囲に対してやや窪んだ形状にしてあり、収納時にフック20が作業者の体に当たったり、周囲に当たったりすることを防止できる。
図4は、チェーンソー1を前方からみた正面図である。ハウジング2は、フロントハンドル6を除いた本体部でみると、左右方向でほぼ中央部に位置する。ハウジング2とガイドバー11は、図示のように所定の間隔だけ離してナット17a、17bによって固定される。ガイドバー11の後方には、エンジンのクランク軸に遠心クラッチ44(図6)を介して連結された後述するスプロケットが設けられ、このスプロケットを回転させることによりソーチェーンは駆動される。
図5は、チェーンソー1を後方からみた背面図である。この図からフック20の配置が良く理解できるであろう。フック20は、これを使ってチェーンソー1を吊り下げた際にバランス的に良い位置に設けるのが好ましい。しかしながら、フック20の取付位置は比較的自由であり、吊り下げたときにチェーンソー1の配置が良好な状態、例えば、ガイドバー11の長手方向が上下になるような状態に保てるならば、チェーンソー1のメインハンドル部3の後方や、側方付近に設けても良い。フック20を取り付けるために、リアカバー9にはスリット9aが形成されているが、スライド移動式のフック20であるため、そのスリットに要する面積はフックの厚み程度の少ない面積ですむ。また、フック20がスリットに介在していることもあり、クリーナカバー9の内側に粉塵などを入りにくくすることができる。さらに、フック20は、後述するようにリアカバー9でなく、ハウジング2に直接固定させているので、リアカバー9の装着が不完全であっても影響されず、安定した状態でチェーンソー1を吊り下げることができる。
図6は、チェーンソー1を下からみた底面図である。この図ではフック20が収納された状態を示すが、フック20の周辺に窪み9bが形成されている点、及び、フック20の後端面とリアカバー9の最後端部がほぼ一致していることが理解できるであろう。ハウジング2の底面には2本のボルト33、34が設けられる。これらのボルト33、34は、前後方向(ガイドバー11の長手方向)に同一位置でなく、図面上で見てボルト33が右寄り、ボルト34が左寄りにオフセットされて設けられる。この理由については後述する。スプロケット43は遠心クラッチ44のロータ部と一体に構成されるもので、スプロケット43にソーチェーンが巻回されることにより、エンジン50の回転駆動力がソーチェーンに伝達される。スプロケット43の後方側には、エンジン50の排気音を消音するためのマフラー66が設けられる。
次に、図7に示す断面図を用いて、チェーンソー1の内部構造を説明する。チェーンソー1のハウジング2の内部には、エンジン50がほぼ横置きで収容される。ここで、横置きとは、稼働時にピストンの運動方向が水平になることを言い、厳密に言うと本実施形態ではピストンの運動方向は完全に水平でなく、先端部がやや下がった状態の“ほぼ水平”の状態である。これは、エンジン50を完全に横置きにすると、その上側に配置されるキャブレター67とエアフィルター68を配置する関係からチェーンソー1の後端部の高さが高くなってしまうので、下側に傾けるようにしたものである。この実施形態では、エンジン50として2サイクルエンジンの例を示しているが、4サイクルエンジンであっても良い。エンジン50は、クランク64にコンロッド63を介して取り付けられるピストン62が往復運動をしながら、吸気−圧縮−燃焼−排気の行程を行う。エンジン50は、上側から2本のボルト31(図8)、32によって、下側から2本のボルト33(図8)、34によってハウジング2に固定される。ハウジング2の前方側には、エンジン50用の燃料タンク14と、ソーチェーンに給油するためのチェーンオイルタンク15が設けられる。
図8は、ハウジング2とエンジン50の取付状態を説明するための斜視図であり、図9はこれらの別の角度からの斜視図である。ハウジング2は、例えばプラスチックの一体成型により構成され、エンジン50が図8の矢印で示す方向に挿入され、上下方向から4つのボルト31〜34で固定される。エンジン50には、これらボルトと螺合する4つのネジ穴(図8では31b、32bだけ示す)が形成される。図9において、ハウジング2のエンジンを挿入する側と反対の面(右側の面)の前方側には、平面部2aが形成され、平面部2aの外側にはハウジング2に固定された2本のボルト19a、19bにガイドバー11が取り付けられ、ナット17a、17bによって固定される。
平面部2aの後方には、図示しないオイルポンプを収容するため、外部から見て内側に略長方形に窪んでいる窪み部2bが形成される。この窪み部2bを形成することによりハウジング2の剛性を一層高くすることができる。窪み部2bにはクランク軸51を貫通させるための穴2cが形成され、この穴2cの側方に穴69aが開けられ、横方向ボルト41によってエンジン50のネジ穴69と横方向から螺合する。ここで、本実施例ではエンジン50の上下方向から固定する4つのボルト31〜34に加えて、第5のボルトである横方向ボルト41によりエンジン50のクランクケース部を固定することにより、強度的にも振動特性上も良好な状態でエンジン50をハウジング2に固定することができる。
窪み部2bは、図示しないオイルポンプが収容された後、オイルポンプカバー40により覆われる。オイルポンプカバー40は、穴40aを介してクランク軸51を貫通させて、3つのネジ42によりハウジング2に固定される。ここで、ネジ42は、ハウジングに形成されたネジ穴に螺合するもので、エンジン50とは接触しない。
図10は、横方向ボルト41によりエンジン50のクランクケース部を固定する効果を説明するための模式図である。チェーンソー1において、エンジン50を駆動させてクランク軸51が回転し、遠心クラッチを介してスプロケット43が回転すると、スプロケット43及びガイドバー11に巻回されるソーチェーン10が回転する。この回転によって、木や枝などが切断される。この際、ソーチェーン10から受ける反力としてクランク軸51には、矢印47の方向に力が作用し、これはエンジン50を矢印48の方向に移動させる力となる。このようにエンジン50に対して力が作用すると、振動の原因となり、ハウジング2とエンジン50でバタツキを生じる。本実施形態では、この力の作用する方向を考慮して横方向ボルト41でクランク軸と平行方向にエンジン50のクランクケース(53、54)を固定するようにした。この横方向ボルト41は、ハウジング2の窪み部2bに固定されるので、窪み部2bのエンジン側がクランクケース(53、54)の固定部と良好に接触させることができる。
横方向ボルト41を設ける位置は、前後方向でみて、クランク軸51とボルト19aの間の領域で固定することが好ましい。横方向ボルト41の上下方向位置は比較的自由であり、横から見てフライホイール54の内周側に配置するのが良く、ソーチェーンの巻回範囲と比較した場合は、その内側に位置させても良いし外側に位置させても良い。但し、クランク軸51周りに、反力によるトルク発生が大きいので、クランク軸51に比較的近いところが良く、ソーチェーンの巻回範囲の内側であることが特に好ましい。尚、本実施形態ではハウジング2の形状の関係から横方向ボルト41の位置で固定しているが、可能であれば横方向ボルト41に替えて、又は、それに加えて、領域41bでボルトにて固定しても良い。また、横方向ボルト41は、ボルトだけでなく、ナットやその他の公知の固定手段で固定するようにしても良い。
本実施形態においては、横方向ボルト41は、クランクケースのうち右側クランクケース52の外周側に形成された固定穴に螺合される。エンジン50側から見ても、クランクケース52の外周側にて横方向に固定されるので、チェーンソー1の上から見て上下方向に固定するボルト31〜34のボルトがクランク軸51の後ろ側、横方向ボルト41がクランク軸51の前側で固定されることになるので、エンジン50を良好にハウジング2に固定することができ、ハウジング2とエンジン50のバタツキも押さえることができる。
図11は、ハウジング2のエンジン取付穴の配置を示す斜視図である。上側の2つの取付穴31a、32aは、これら2点を含む直線を引いた際に、その直線はクランク軸51の軸線とは平行でない。また、下側の2つの取付穴33a、34aは、これら2点を含む直線を引いた際に、その直線はクランク軸51の軸線とは平行でない。
次に、図12及び図13を用いてエンジン50について説明する。図12はエンジン50の前方左上側からみた斜視図であり、図13は後方左下側から見た斜視図である。クランクケースは、右側クランクケース52と左側クランクケース53とからなる分割式であり、その分割面はクランク軸51の軸線と鉛直な面である。右側クランクケース52からは、出力軸であるクランク軸51が突出し、左側クランクケース5からはクランク軸の先端にフライホイール54が取り付けられる。右側クランクケース52と左側クランクケース53は、それらの間に図示しないガスケットを介して3つのボルト65a、65b、65cによって固定される。これら3つのボルト65a、65b、65cと螺合するために、右側クランクケース52には、雌ネジ部が形成される。
さらにクランクケースには、エンジン50をハウジング2に固定するための2つのボルト穴31b、32bがエンジン50の上側に設けられる。ボルト穴31bは左側クランクケース53に設けられ、ボルト穴32bは右側クランクケース52に設けられる。同様にして、2つのボルト穴33b、34bがエンジン50の下側に設けられる。ボルト穴33bは左側クランクケース53に設けられ、ボルト穴34bは右側クランクケース52に設けられる。さらに、右側クランクケース52には、横方向ボルト41と螺合するネジ穴69が設けられ、その内周側に雌ネジが形成される。
フライホイール54は、フィンと一体に構成され、外周側の一部には、点火コイル59によって点火用の高圧電気を発生させるための永久磁石が設けられる。フィンの内周側には、スタータと接続するための、クラッチ爪が設けられる。点火コイル59で発生された高圧電気は、点火コイル59から伸びる高圧コードによってプラグキャップ60に伝達され、プラグキャップ60を介して点火プラグ61(図7)に供給される。
ここで、図14を用いて、ボルト穴31b、32b、33b、34bの位置関係について詳細に説明する。図14(1)は、横置きされたエンジン50のクランクケース部を、上から見た際の拡大図であり、(2)はエンジン50のクランクケース部の下側から見た際の拡大図である。(1)において、ハウジング2の上側から固定するための2つのボルト穴31b、32bは、図示のように双方の位置がクランクケースの分割面に対し、非対称の位置に配置される。また、この図上で2つのボルト穴31b、32bの中心点を通る直線である上側ボルト連結線71を引いた場合、クランク軸の軸線70に対して一定の傾斜角θを有する。同様に、図14(2)において、ハウジング2の上側から固定するための2つのボルト穴33b、34bは、図示のように双方の位置がクランクケースの分割面に対し、非対称の位置に配置される。2つのボルト穴33b、34bの中心点を通る直線である下側ボルト連結線72を引いた場合、クランク軸の軸線70に対して一定の傾斜角θを有する。
図14(3)は、ハウジング2の上方から投影して見た際の4つのボルト穴の配置を示す図である。ここで、下側ボルト連結線72は図14(2)と傾斜の向きが反対のように見えるが、これは(2)はハウジング2の下側から見た図であるのに対し、(3)は上側から投影した際の図であるからで、両者の配置は変わらない。(3)において理解できるように、4つのボルト穴は、エンジンのピストンの運動方向にみると、軸線70と、シリンダ55とクランクケース52、53の分割線73の間に位置している。また、横方向、即ち、クランク軸51の軸方向にみると、クランクケースの幅である線74aと74bの間の範囲に含まれる。さらに、連結線71と72の直線の傾斜は反対であり、連結線71を延長すると、クランクケースの幅の外部、フライホイール54側で軸線70と交差する。
同様に、連結線72を延長すると、クランクケースの幅の外部、ガイドバー11側で軸線70と交差する。クランクケースの分割面から4つのボルトへの距離は、上側がそれぞれL1であるのに対し、下側がL2であり、上側と下側で異なる。また、軸線70からそれぞれのボルト穴31b、32b、34b、33bまでの距離はそれぞれ異なる。そして図14(3)で示した4つのボルトを、31b→32b→34b→33b→31bと結ぶと四角形の領域ができる
上側ボルト連結線71及び下側ボルト連結線72が軸線70に平行に延びる構成である場合には、クランク軸51の駆動時に、ガイドバー11が設けられた側から見て、上側及び下側のボルトによる固定部を支点としてエンジン50がハウジング2に対して回動する方向に力が加わりやすい。また、上側ボルト連結線71及び下側ボルト連結線72が軸線70に対して同様の角度で傾斜した構成である場合には、クランク軸51の駆動時に、ガイドバー11が設けられた側から見て、上側及び下側のボルトによる固定部を支点としてエンジン50がハウジング2に対して回動する方向の力を上述の構成に比べて小さくすることができるものの、上から見た際にエンジン50がハウジング2に対して回動する方向の力が加わりやすい。
本発明では、上述のように、上側ボルト連結線71及び下側ボルト連結線72の少なくとも一方が軸線70に対して傾斜した構成としたことにより、ガイドバーが設けられた側から見て、上側及び下側のボルトによる固定部を支点としてエンジンがハウジングに対して回動する方向の力を小さくすることとができると共に、前記連結線(第1の線)のいずれかが軸線70に対して傾斜した側(上側)の反対側に位置する側(下側)の連結線が第1の線に対して異なる角度となっていることにより、上から見た際のエンジン50がハウジング2に対して回動する方向の力を小さくすることができるものである。
尚、本実施形態では、上側ボルト連結線71及び下側ボルト連結線72が、軸線70に対して反対方向に傾斜した構成となっていることにより、上から見た際のエンジンがハウジングに対して回動する方向の力をさらに小さくすることができるものである。本実施形態では、このようなボルトの配置構造にして、振動特性を測定したところ、チェーンソーにおいて良好な特性を得ることができた。
以上のように、エンジン50のハウジング2への取り付けボルトの位置を工夫することにより、振動特性を良好にしたチェーンソーを実現できた。尚、本実施形態では、同じ太さ、同じ長さのボルト31〜34でエンジンを固定するようにしたが、エンジンの特性や振動の発生状況に合わせて、太さや長さの異なるボルトで固定するようにしても良い。
次に、図15を用いて、フック手段の詳細構造を説明する。図15(1)は、フック20を収納した状態を示す図で、フック手段を構成するコの字状部材35は、ハウジング2から平行に延びた上側アーム35a及び下側アーム35bと、これらの後端部を橋渡しして連結する連結部35cから構成される。コの字状部材35は、ハウジングの後方に延びるように構成され、ハウジング2と一体成型にて製造するのが好ましい。上側アーム35aにはネジ穴36aが、下側アーム35bにはネジ穴36b及び36cが形成される。図15(2)は、フック20を引き出した状態を示す図で、フック20の折曲部が連結部35cに係合することにより、フック20がハウジング2と強固に連結される。尚、コの字状部材35を形成する位置は、フック20でチェーンソー1を吊り上げた際に、バランス的に良い場所で、前後方向と鉛直な面における重心位置付近に設けるのが最も好ましい。
図15(3)は、フック20の形状を示す図である。フック20は、略円形の輪になった部分20eが形成され、その前方側に絞り込み部20dが形成され、2本の直線部20cを経て図15(3)でみた上側に降り曲がる折曲部20bが形成され、折曲部20から先に短い距離の水平部20aが形成される。フック20は、例えば針金などを曲げて製造できる。この際、水平部20cが折曲部20bの方向に行くに従ってやや開く(2本の直線部が離れる)ように形成すると良い。そうすると、このフック20が、円形の輪の部分でバネ効果を発揮し、図中の矢印に方向に付勢するような効果を有する。このようなフック20をコの字状部材35に取り付けることによって、上側アーム部35aの下側と、下側アーム部35bの上側に対して、これらにフック20の直線部20bを押しつけるような力が作用し、フック20を収納した際にフック20によるがたつきやゆるみを効果的に防止することができる。尚、直線部20bは押し込まれた際にハウジングに当接することにより、前方に移動した際(引き込んだ際)のストッパの役目を果たすことができる。
図16は、コの字状部材35の形状を示す別の斜視図である。ここで、図16(1)で理解できるように、下側アーム部35bの上側には、フック20の直線部20cをガイドするための溝37が形成される。また、図16(2)で示すように、上側アーム部35aの右側の面には、窪み部38が形成される。尚、連結部35cの中央部の左右方向の厚さは、上側アーム部35a及び下側アーム部35bよりも薄くなっており、押さえ板21によって押さえた際のフック20を収容するスペースを確保するために、連結部35cの右側面は上側アーム部35a及び下側アーム部35bの右側面よりも低い形状となり、段差状になっている。同様にして、図16(3)から理解できるように、連結部35cの左側面、上下方向中央部付近は、上側アーム部35a及び下側アーム部35bの左側面よりも窪んだ形状39bとなっている。
図17は、フック20取付状態を説明するための斜視図である。フック20はコの字状部材の上側及び下側アーム35a、35bの間に設置され、右側を押さえ板21で固定される。押さえ板21は2つのネジ22により下側アーム35bに固定される。押さえ板21の上側の穴には、ネジ24がダンパー23及びメインハンドル3の取付部3aを介して貫通し、上側アーム35aに固定される。つまり、上側アーム35aはメインハンドル3の取付部の機能を兼ねているもので、このように構成することにより、取り付けのための部品点数を減らし、コストダウンを図ることができる。また、コの字状部材35はメインハンドル3と連結されているので、強度的にも強固なフック取付部を実現できる。さらに、フック手段を設けるに当たって、ヒンジやちょうつがいなどを用いずに実現したので強度的にも強固なフック手段を実現きる。
図18は、フック20の取付後の状態を示す斜視図であり、マフラーガード8を外した状態を示している。この図において、メインハンドル3の後端側の取り付け部3aが、フック取付部により固定されることを理解できるであろう。
図19は、フック20を引き出した状態を示す斜視図である。この図から、フック20がリアカバー9よりも十分に引き出されて、吊り下げ用のロープが通し易く配置されることが理解できるであろう。
以上、本発明を示す実施形態に基づき説明したが、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、本願ではチェーンソーについて説明したが、他の小型エンジンを用いる携帯用工具においても同様に適用できる。
本発明の実施形態に係るチェーンソーの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーの別の角度からの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーのさらに別の角度からの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーの正面図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーの背面図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーの底面図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーの断面図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーのハウジング2とエンジン50の取付状態を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーのハウジング2の取付状態を説明するための別の角度からの斜視図である。 図9の横方向ボルト41によりエンジン50のクランクケース部を固定する効果を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーのハウジング2のエンジン取付穴の配置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーのエンジン50の斜視図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーのエンジン50の別の角度からの斜視図である。 本発明の実施形態に係るボルト穴31b、32b、33b、34bの位置関係について説明する図、(1)はエンジン50のクランクケース部を上から見た際の拡大図であり、(2)はクランクケース部を下側から見た際の拡大図であり、(3)はハウジング2の上方から4つのボルト穴を投影して見た投影図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーのフック20を示す図であり、(1)はフック20を収納した状態、(2)はフック20を引き出した状態を示す。 コの字状部材35の形状を示す別の斜視図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーのフック20の取付状態を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーのフック20の取付後の状態を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態に係るチェーンソーのフック20を引き出した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 チェーンソー 2 ハウジング 3 メインハンドル
3a (メインハンドルの)取付部 4 レフトカバー 5 ライトカバー
6 フロントハンドル 7a セーフティトリガ 7b イグニッションスイッチ
8 マフラーガード 9 リアカバー 9a (リアカバーの)スリット
10 ソーチェーン 11 ガイドバー 12 ハンドガード
13 スターターハンドル 14 燃料タンク 14a キャップ
15 チェーンオイルタンク 15a キャップ 16 チェーンキャッチャー
17a、17b ナット 18 固定ネジ 19a、19b ボルト
20 フック 21 押さえ板 22 ネジ 23 ダンパー
24 ネジ
31、32、33、34 (エンジン固定用)ボルト
31a、32a、33a、34a (エンジン固定用)ボルト穴
31b、32b、33b、34b ネジ穴
35 コの字状部材 35a 上側アーム部 35b 下側アーム部
35c 連結部 36 ネジ穴 37 溝
40 オイルポンプカバー 40a (オイルポンプカバーの)穴
41 横方向ボルト 42 (オイルポンプカバー固定用)ネジ
43 スプロケット 44 遠心クラッチ
50 エンジン 51 クランク軸 52 右側クランクケース
53 左側クランクケース 54 フライホイール 55 シリンダ
56 吸気口 57 排気口
59 点火コイルユニット 60 プラグキャップ 61 点火プラグ
62 ピストン 63 コンロッド 64 クランク
65a、65b、65c ボルト 66 マフラー 67 キャブレター
68 エアフィルター 69 ネジ穴 70 (クランク軸の)軸線
71 上側ボルト連結線 72 下側ボルト連結線
74a、74b クランクケースの幅を示す線

Claims (9)

  1. クランクケース、クランクケースに取り付けられるシリンダ、該シリンダ内を往復運動するピストンを有するエンジンと、前記エンジンを収容するハウジングと、前記ハウジング取り付けられるガイドバーとを有し、前記エンジンによって前記ガイドバーに巻回されるソーチェーンを回転させるチェーンソーにおいて、
    前記エンジンは、クランク軸の軸方向と略平行な2つの面を前記ハウジングにより覆われ、前記2つの面においてそれぞれ2つのボルトにより固定され、
    一方の面からの投影視した際に、前記一方の面の2つのボルトを通る直線と、他方の面の2つのボルトを通る直線は、前記クランク軸に対して少なくとも一方の直線が傾斜しており、前記一方の面の2つのボルトを通る直線と、前記他方の面の2つのボルトを結ぶ直線は平行でないように前記一方の面及び他方の面のボルトが配置されることを特徴とするチェーンソー。
  2. 前記一方の面の2つのボルトを通る直線と、前記他方の面の2つのボルトを通る直線は、それぞれクランク軸に対して傾斜することを特徴とする請求項1に記載のチェーンソー。
  3. 前記ボルトは、前記ピストンの移動方向と垂直な方向に締め付けるように配置されることを特徴とする請求項2に記載のチェーンソー。
  4. 前記一方の面及び他方の面に設けられる4つのボルトは、前記一方の面から投影視した際の位置がそれぞれ異なることを特徴とする請求項3に記載のチェーンソー。
  5. 前記一方の面からの投影視した際に、前記一方の面の2つのボルトを通る直線と、前記他方の面の2つのボルトを通る直線の傾き方向は、前記クランク軸に対してそれぞれ異なることを特徴とする請求項4に記載のチェーンソー。
  6. 前記クランクケースは、クランク軸に鉛直な面で分割され、前記一方の面の2本のボルトは前記分割されたクランクケースに一つずつ取り付けられ、前記他方の面の2本のボルトは前記分割されたクランクケースに一つずつ取り付けられることを特徴とする請求項5に記載のチェーンソー。
  7. 前記ハウジングの前記ガイドバーが取り付けられる側において、前記クランクケースは前記ハウジングと横方向ボルトにて固定されることを特徴とする請求項6に記載のチェーンソー。
  8. クランクケース、クランクケースに取り付けられるシリンダ、該シリンダ内を往復運動するピストンを有するエンジンと、前記エンジンを収容するハウジングと、前記ハウジング取り付けられるガイドバーとを有し、前記エンジンによって前記ガイドバーに巻回されるソーチェーンを回転させるチェーンソーにおいて、
    前記クランクケースの一方の側およびクランク軸を隔てた他方の側においてそれぞれ2つのボルト穴を有し、
    前記一方の側の2つのボルトを通る直線と前記他方の側の2つのボルトを通る直線が前記クランク軸に対して異なる傾斜を有するように前記ボルト穴が形成され、該ボルト穴にボルトを螺合させることにより前記エンジンが前記ハウジングに固定されることを特徴とするチェーンソー。
  9. 前記クランクケースは、クランク軸に鉛直な面で分割され、
    前記クランクケースの一方の側における前記2つのボルト穴から前記分割面までの鉛直距離はL1で互いに等しく、
    前記クランクケースの他方の側における前記のボルト穴から前記分割面までの鉛直距離はL2で互いに等しく、
    前記鉛直距離L1と前記鉛直距離L2は異なることを特徴とする請求項8に記載のチェーンソー。
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