JP2015037286A - 可変利得増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】増幅信号のゲインが時間的に変化する場合に、ゲインの変化の連続性を保つ可変利得増幅器を提供する。【解決手段】複数の減衰信号Ip、Inを生成する抵抗型減衰器1、抵抗型減衰器1から出力された複数の減衰信号Ip、Inの一部をそれぞれ入力し、減衰信号Ip、Inに応じた信号Op、Onを出力する複数のトランスコンダクタンス増幅段2a〜2i、外部から供給される制御電圧VGに基づいて、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iの各々の動作及び停止を制御する第1ゲイン制御ブロック3、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iにおいて行われるゲインの増減を、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2i毎に制御する第2ゲイン制御ブロック4と、を設ける。【選択図】 図1

Description

本発明は、可変利得増幅器に関する。
可変利得増幅器は、入力制御電圧が変動しても出力信号のゲインを一定に保つことが可能な増幅器として様々な用途に使用されている。このような可変利得増幅器の従来技術としては、例えば、特許文献1に記載の電圧制御可変利得増幅器がある。
特許文献1に記載の電圧制御可変利得増幅器は、複数の増幅段で構成されている。各増幅段は、各々の基準電圧と入力制御電圧とを比較する比較器を備え、比較器から出力される信号を増幅段のオン、オフ信号に使用している。各増幅段から出力される信号は1つに加算され、各増幅段の増幅率は制御電圧に応じて変化させることが可能である。
米国特許7259620号明細書
しかしながら、上記特許文献1記載の発明は、複数の増幅段が同時に動作することがない。また、増幅段が比較器の出力にしたがってオン、オフすることから、増幅段が切替わる際の増幅率(ゲイン)の連続性を保つことができなくなる。
即ち、増幅段の製造上のばらつきがない理想的な電圧制御可変利得増幅器においては、静的(DC的)なゲインの高い線形性を実現できる可能性がある。しかし、制御電圧を時間的に変化させる場合、増幅段が切替わるタイミングにおいて、隣り合う増幅段の一方がオフし、連続した他方がオンする。このため、電圧制御可変利得増幅回路のゲインが瞬間的に変動し、ゲインの連続性が損なわれることがある。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、増幅信号を出力し、この増幅信号のゲインが時間的に変化する場合に、ゲインの変化の連続性を保つことが可能な可変利得増幅器を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の一態様の可変利得増幅器は、複数の減衰信号を生成する減衰器(例えば図1に示した抵抗型減衰器1)と、前記減衰器から出力された前記複数の減衰信号の一部をそれぞれ入力し、前記減衰信号に応じた増幅信号を出力する複数の増幅回路(例えば図1に示したトランスコンダクタンス増幅段2a〜2i)と、外部から供給される制御電圧(VG)に基づいて、複数の前記増幅回路の各々の動作及び停止を制御する第1制御回路(例えば図1に示した第1ゲイン制御ブロック3)と、前記複数の増幅回路において行われるゲインの増減を、前記増幅回路毎に制御する第2制御回路(例えば図1に示した第1ゲイン制御ブロック4)と、を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様の可変利得増幅器は、上記発明において、前記増幅回路の各々は、増幅回路の動作開始時に曲線的に増加し、増幅回路の動作終了時に向けて曲線的に減少する前記増幅信号を出力することが望ましい。
また、本発明の一態様の可変利得増幅器は、上記発明において、前記増幅回路の各々が、前記減衰信号に応じた信号を出力する増幅段(例えば図2に示した増幅段2A)と、該増幅段から出力された前記信号の値を、前記動作開始時及び前記動作停止時に前記動作開始時と前記動作停止時との間よりも小さくするゲイン制御段(例えば図2に示したゲイン制御段2B)と、を含むことが望ましい。
また、本発明の一態様の可変利得増幅器は、上記発明において、前記増幅段が、入力されるバイアス電流に応じて増幅回路をオンまたはオフする第1トランジスタ対(例えば図2に示したMOSトランジスタ203、204)と、該第1トランジスタ対から出力された電流の値を、前記減衰信号に応じて変化させる第2トランジスタ対(例えば図2に示したバイポーラトランジスタ201、バイポーラトランジスタ202)を含み、前記ゲイン制御段は、前記第2トランジスタ対から出力された電流を前記制御電圧に応じて変化させる第3トランジスタ対(例えば図2に示したバイポーラトランジスタ205、208)及び第4トランジスタ対(例えば図2に示したバイポーラトランジスタ206、207)を含むことが望ましい。
また、本発明の一態様の可変利得増幅器は、上記発明において、前記第1制御回路は、複数の前記増幅回路の各々にバイアス電流を入力することによって複数の前記増幅回路の各々の動作及び停止を制御し、前記バイアス電流の立ち上り時または立ち下り時における値を曲線的に変化させるバイアス回路を含むことが望ましい。
また、本発明の一態様の可変利得増幅器は、上記発明において、前記バイアス回路が、前記制御電圧に基づいて作成される内部ゲイン制御電圧と、予め設定されている内部基準電圧との差分に基づいて前記バイアス電流の値を決定する回路を含むことが望ましい。
また、本発明の一態様の可変利得増幅器は、上記発明において、前記バイアス回路が、前記内部制御電圧と前記基準電圧との差分に基づく値の電流を出力する第5トランジスタ対(例えば図3に示したバイポーラトランジスタ301、302)と、該第5トランジスタ対を構成する2つのトランジスタの出力に各々ダイオード接続され、前記第5トランジスタ対を構成する各トランジスタから出力された電流が各々流れるトランジスタでなる第6トランジスタ対(例えば図3に示したMOSトランジスタ305、306)と、該第6トランジスタ対の一方を流れる電流のミラー電流を前記バイアス電流として出力するトランジスタ(例えば図3に示したMOSトランジスタ307)と、を含むことが望ましい。
本発明によれば、増幅信号を出力し、この増幅信号のゲインが時間的に変化する場合に、ゲインの変化の連続性を保つことが可能になる。
本発明の第1実施形態の可変利得増幅器の回路構成を説明するための図である。 図1に示したトランスコンダクタンス増幅段の構成を説明するための回路図である。 図1に示した第1ゲイン制御ブロックに含まれるバイアス回路を説明するための回路図である。 図1に示した第1ゲイン制御ブロックに含まれる他の回路を説明するための回路図である。 図3に示した回路から出力されるバイアス電流と外部ゲイン制御電圧VGとの関係を示す図である。 本発明の外部ゲイン制御電圧とゲイン制御信号との関係を説明するための図である。 図2に示したトランスコンダクタンス増幅段から出力される信号のゲインと、可変利得増幅器から出力信号のゲインとの関係を説明するための図である。 外部ゲイン制御電圧と可変利得増幅器の出力信号のゲインとの関係を説明するための図である。 本発明の変形例1の回路を説明するための図である。 図9に示した回路から出力されるバイアス電流と外部ゲイン制御電圧との関係を示す図である。 本発明の変形例2の回路を説明するための図である。 図11に示した回路から出力されるバイアス電流と外部ゲイン制御電圧との関係を示す図である。 本発明の第2実施形態の可変利得増幅器を説明するための図である。
以下、本発明の可変利得増幅器の第1実施形態及び第2実施形態について説明する。
[第1実施形態]
1 回路
図1は、第1実施形態の可変利得増幅器の回路構成を説明するための図である。なお、図1に示した可変利得増幅器は全差動型の可変利得増幅器であるが、第1実施形態の可変利得増幅器はこのような構成に限定されるものでなく、シングル型の可変利得増幅器であってもよい。
図1に示した可変利得増幅器は、抵抗型減衰器1と、複数のトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iと、第1ゲイン制御ブロック3及び第2ゲイン制御ブロック4と、電流/電圧変換部5と、を備えている。以下、このような各回路について説明する。
1.1 抵抗型減衰器
抵抗型減衰器1は、Π型と呼ばれる構成の減衰器である。抵抗型減衰器1は、入力端子101、102と、抵抗素子103a〜103h、抵抗素子104a〜104h、抵抗素子105a〜105h、抵抗素子106a〜106hを有している。図1に示した抵抗型減衰器1では、抵抗素子103a〜103h及び抵抗素子106a〜106hの抵抗値をR、抵抗素子104a〜104h及び抵抗素子105a〜105hの抵抗値を2Rとする。
入力端子101、102からは入力信号が入力される。入力端子101、抵抗素子103a間の接点(タップ)と、直列に接続された抵抗素子103b〜103h間のタップ及び抵抗素子103hの一端からは減衰信号が複数出力される。また、入力端子102、抵抗素子106a間のタップと、直列に接続された抵抗素子106b〜106h間のタップ及び抵抗素子106hの一端からは減衰信号が複数出力される。複数の減衰信号のレベルは、出力されるタップ等の位置と入力端子101または102との距離が長くなるほど小さくなる。
1.2 トランスコンダクタンス増幅器
図2は、図1に示したトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iの構成を説明するための回路図であって、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iは全て同一の構成を有するものとする。
トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iは、増幅段2Aと、ゲイン制御段2Bと、を有している。増幅段2Aは、バイポーラトランジスタ201、202、MOSトランジスタ203、204及び抵抗素子209を有している。増幅段2Aのバイポーラトランジスタ201、202はバイポーラトランジスタ差動対を成す。
可変利得増幅器から出力された減衰信号Ip、Inは、増幅段2Aのバイポーラトランジスタ201、202にベース電流として入力される。減衰信号Ip、Inの値に応じてバイポーラトランジスタ201、202のエミッタ、コレクタ間に電流が流れる。バイポーラトランジスタ201、202のエミッタ、コレクタ間に流れる電流は、減衰信号Ip、Inの値が大きいほど大きくなる。
また、MOSトランジスタ203、204のゲート端子には、後述するバイアス電流Ibが入力され、バイアス電流Ibの値に応じた電圧が印加される。バイアス電流Ibが入力されない場合、トランスコンダクタンス増幅段は動作することがない。このような増幅段2Aは、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iのうち、動作するトランスコンダクタンス増幅段を選択する。
ゲイン制御段2Bのバイポーラトランジスタ205、206はバイポーラトランジスタ差動対を成し、バイポーラトランジスタ207、208はバイポーラトランジスタ差動対を成す。バイポーラトランジスタ205、208のベース端子には後述するゲイン制御信号Vcpが入力される。バイポーラトランジスタ206、207のベース端子には後述するゲイン制御信号Vcnが入力される。バイポーラトランジスタ205、208のエミッタ、コレクタ間を流れる電流はゲイン制御信号Vcpとゲイン制御信号Vcnとの差分に応じて変化する。このようなゲイン制御段2Bは、外部ゲイン制御電圧の変化に応じて可変利得増幅器の出力信号のゲインが直線的に変化するように制御する。
なお、図2に示したトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iは、バイポーラトランジスタを含んでいるが、第1実施形態はこのような構成に限定されるものでなく、全てMOSトランジスタで構成されるものであってもよい。また、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iの増幅段2Aは、その回路性能への要求レベルによっては抵抗素子209を含まないものであってもよい。
1.3 第1ゲイン制御ブロック
図3は、第1ゲイン制御ブロック3を説明するための回路図である。第1ゲイン制御ブロック3は、図3に示したバイアス回路及び図4に示す回路32を複数含んでいて、複数のバイアス回路及び回路32は、各々がトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iの各々と1対1に対応している。バイアス回路31は、バイポーラトランジスタとMOSトランジスタとによって構成されている。ただし、バイアス回路は、このような構成に限定されるものでなく、MOSトランジスタのみによって構成することも可能である。
バイアス回路は、バイポーラトランジスタ差動対を成すバイポーラトランジスタ301、バイポーラトランジスタ302及びバイポーラトランジスタ303、304を備えている。また、バイアス回路は、バイポーラトランジスタ303、304のエミッタとグランドとの間に接続された電流源308を有している。バイポーラトランジスタ301のベース端子には内部ゲイン制御電圧VGHが印加され、バイポーラトランジスタ302のベース端子には内部基準電圧VHが印加される。バイポーラトランジスタ301、302は、それぞれ内部ゲイン制御電圧VGH、内部基準電圧VHの電圧レベルに応じてオンする。
また、バイポーラトランジスタ303のベース端子には内部ゲイン制御電圧VGLが印加され、バイポーラトランジスタ304のベース端子には内部基準電圧VLが印加される。バイポーラトランジスタ303、304は、それぞれ内部ゲイン制御電圧VGL、内部基準電圧VLの電圧レベルに応じてオンする。
内部ゲイン制御電圧VGLが内部基準電圧VLより十分高くなると電流源308の電流はすべてバイポーラ303に流れるようになる。かつ内部制御電圧VGHが内部基準電圧VHより十分低い時、電流源308の電流はMOSトランジスタ306に流れる。このとき、MOS306とゲート端子同士が接続されたMOS307に電流が流れ、MOS307からバイアス電流Ibがトランスコンダクタンス増幅段2a〜21に出力される。バイアス電流Ibは、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iに動作及び動作の停止を指示する信号である。
図4は、第1ゲイン制御ブロック3のうち、内部ゲイン制御電圧VGH、VGLを生成するための回路32を説明するための図である。回路32は、反転増幅器311、反転増幅器321、反転増幅器331を有している。図1に示したように、第1ゲイン制御ブロック3、第2ゲイン制御ブロック4には、外部ゲイン制御電圧VGが入力されている。反転増幅器311において、外部ゲイン制御電圧VGは反転増幅器311の反転入力端子に入力される。反転増幅器311の非反転入力端子は電圧V1の電源に接続されている。外部ゲイン制御電圧VGは反転増幅器311によって増幅され、出力端子から出力される。反転増幅器311から出力された信号は、それぞれ反転増幅器321、反転増幅器331の反転入力端子に入力され、反転増幅器321の出力端子からは内部ゲイン制御電圧VGHが出力される。また、反転増幅器331の出力端子からは内部ゲイン制御電圧VGLが出力される。
回路32において、反転増幅器311、321、331に含まれる抵抗素子の抵抗値Rは任意に設定可能であり、第1実施形態では全ての抵抗素子の抵抗値Rが等しいものとする。このとき、以下の式(1)、(2)、(3)の関係が成立する。なお、式(1)、(2)、(3)中のV1は反転増幅器311の非反転端子に印加される電圧、V2は反転増幅器321の非反転端子に印加される電圧、V3は反転増幅器331の非反転端子に印加される電圧である。また、オフセット電圧は、0より大きい一定の値である。
VGH=VG+2V2−V1 …式(1)
VGL=VG+2V3−V1 …式(2)
VGH−VGL=オフセット電圧 …式(3)
式(1)〜(3)によれば、回路32のオフセット電圧は、以下の式(4)によって表される。ただし、式(4)において、V2>V3の関係があるものとする。
オフセット電圧=2(V2−V3) …式(4)
また、内部基準電圧VH及び内部基準電圧VLは、以下の式(5)で表される関係となるように設定される。
VH>VL+オフセット電圧 …式(5)
以上説明したバイアス回路、32によれば、内部ゲイン制御電圧VGH、VGL、内部基準電圧VH、VL及びバイアス電流Ibとの間に、以下の関係が成立する。
VGL<VL かつ VGH<VH :Ib 出力されない
VL<VGL かつ VGH<VH :Ib 出力される
VL<VGL かつ VH<VGH :Ib 出力されない
図5は、図3に示したバイアス回路から出力されるバイアス電流Ibと外部ゲイン制御電圧VGとの関係を示す図である。図5の縦軸はバイアス電流Ib(A)、横軸は外部ゲイン制御電圧VG(V)を示している。図5によれば、バイアス電流Ibは、外部ゲイン制御電圧VGが所定の範囲(以下、「バイアス電流出力範囲」と記す:図5中に矢線Cで示す)にあるときに出力されることが分かる。図5においては、外部ゲイン制御電圧VGが「VG1」になるとバイアス電流Ibが出力される(立ち上がる)。バイアス電流Ibは、外部ゲイン制御電圧VGが「VG2」から「VG3」の間で最大値をとり、外部ゲイン制御電圧VGが「VG4」になると出力されなくなる(立ち下がる)。
上記した内部ゲイン制御電圧VGH、VGL、内部基準電圧VH、VL及びバイアス電流Ibの関係により、第1実施形態は、複数のバイアス回路32のバイアス電流出力範囲Cを独立に設定することが可能である。また、バイアス回路32及び回路31によれば、内部ゲイン制御電圧VGH、VGLの値は外部ゲイン制御電圧VGに応じて変化することが明らかである。このため、第1実施形態による可変利得増幅器は、外部ゲイン制御電圧VGを制御してバイアス電流Ibを出力するバイアス回路を選択し、このバイアス電流Ibの入力の有無により動作または停止するトランスコンダクタンス増幅段の選択を制御することが可能になる。
1.4 第2ゲイン制御ブロック
第2ゲイン制御ブロック4は、外部から外部ゲイン制御電圧VGを入力し、外部ゲイン制御電圧VGに応じてトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iのゲインの増減を制御するゲイン制御信号Vcp、Vcnをトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iに出力する。図2に示したトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iの各々において、ゲイン制御信号Vcpは、図2に示したゲイン制御段2Bのバイポーラトランジスタ205、208にベース電流を供給する。また、ゲイン制御信号Vcnは、図2に示したゲイン制御段2Bのバイポーラトランジスタ206、207にベース電流を供給する。
図6は、外部ゲイン制御電圧VGとゲイン制御段2Bに入力されるゲイン制御信号Vcp、Vcnとの関係を説明するための図である。図6の横軸は外部ゲイン制御電圧VG(V)を示し、縦軸はゲイン制御信号Vcp−Vcn(V)を示している。図6の説明では、7つのトランスコンダクタンス増幅段(図中に「TC」と記す)のうちの3つのトランスコンダクタンス増幅段が同時に動作するものとする。なお、第1実施形態において、同時に動作するトランスコンダクタンス増幅段の数は任意であり、3つに限定されるものではない。
第1実施形態では、外部ゲイン制御電圧VGが低い値からより高い値に変化する場合、可変利得増幅器の出力ゲインも低い値からより高い値に変化する。このとき、同時に動作する3つのトランスコンダクタンス増幅段のうち、入力される減衰信号の値が最も小さいトランスコンダクタンス増幅段(TC3とする)が動作状態から停止状態になる。TC3の停止と同時に、動作中のトランスコンダクタンス増幅段のうちの入力される減衰信号の値が最も大きいトランスコンダクタンス増幅段(TC5とする)よりも1段階大きい減衰信号が入力されるトランスコンダクタンス増幅段(TC6とする)が停止状態から動作状態になる。
第2ゲイン制御ブロック4は、図6に示したゲイン制御信号Vcpを図2に示したバイポーラトランジスタ205、208のベース端子に入力する。また、第2ゲイン制御ブロック4は、図6に示したゲイン制御信号Vcnを図2に示したバイポーラトランジスタ206、207のベース端子に入力する。
1.5 電流/電圧変換部
図1に戻り、電流/電圧変換部5は、抵抗素子を使ってトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iから出力された電流の信号Op、Onを加算した出力電流を電圧信号に変換する。電圧信号は、出力端子107または出力端子108から出力される。
2 動作
次に、第1実施形態の可変利得増幅器の動作について説明する。図1に示した可変利得増幅器では、抵抗型減衰器1から各々異なる値の減衰信号Ip、Inが出力され、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iに入力される。減衰信号Ip、Inの値は、入力端子101、102から入力信号の流れ方向に沿って小さくなる。トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iは、各々入力された減衰信号Ip、Inに基づいて信号Op、Onを出力する。トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iから出力された信号Opは、加算された後に電圧に変換されて出力端子107から出力される。また、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iから出力された信号Onは、加算された後に電圧に変換されて出力端子108から出力される。
図2により、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iが信号Op、Onを出力する動作を説明する。第1ゲイン制御ブロック3は、図5に示したように、外部ゲイン制御電圧VGに応じてバイアス電流Ibを出力する。図5に示した例では、外部ゲイン制御電圧VGがVG1以上、VG4以下である場合にバイアス電流Ibが第1ゲイン制御ブロック3からトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iに出力される。バイアス電流Ibが入力された場合にトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iは動作するから、第1実施形態の可変利得増幅器は、外部ゲイン制御電圧VGによってトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iの動作、停止を制御することができる。
トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iにおけるゲインの調整は、2段階で行われる。第1段階では、外部ゲイン制御電圧VGによって動作するトランスコンダクタンス増幅段を選択する。なお、第1実施形態では、バイアス電流Ibが入力され、信号Op、Onを出力する状態にあるトランスコンダクタンス増幅段を「動作している」という。
即ち、バイアス電流Ibの値は図5で説明したように変化するので、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iは、外部ゲイン制御電圧VGが「VG1」に近づくにしたがって動作を開始し、「VG2」を超えると完全に動作状態になる。また、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iは、図3に示した外部ゲイン制御電圧VGが「VG3」より小さくなると停止状態に入り、「VG4」を超えると完全に停止状態になる。
このような構成によれば、トランスコンダクタンス増幅段の切替えが緩やかに行われるようになり、トランスコンダクタンス増幅段切替えの際に生じる信号Op、Onの不連続性が、トランスコンダクタンス増幅段をデジタル的に切り替えた場合よりも小さくなる。
また、図2に示したトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iにおいては、減衰信号Ip、Inがバイポーラトランジスタ201、202のゲート端子に入力される。バイポーラトランジスタ201、202から出力される電流の値は、減衰信号Ip、Inの値が大きいほど大きくなる。減衰信号Ip、Inの値は、減衰信号Ip、Inが出力される抵抗型減衰器1におけるタップによって決定し、第1実施形態では、図1に示した入力端子101、102に近いタップから出力される減衰信号Ip、Inほど大きな値を有している。このため、図1においては、トランスコンダクタンス増幅段2aのバイポーラトランジスタ201、202から出力される電流の値が最も大きく、トランスコンダクタンス増幅段2iのバイポーラトランジスタ201、202から出力される電流の値が最も小さくなる。
ゲイン調整の第2段階は、ゲイン制御信号Vcp、Vcnを図2に示したバイポーラトランジスタ205〜208のベース端子に入力することによって行われる。バイポーラトランジスタ205、208は、増幅段2Aから出力された電流をゲイン制御信号Vcp、Vcnの値に応じてコレクタ側に流す。バイポーラトランジスタ205、208のコレクタに流れた電流は信号Op、Onとなる。信号Op、Onは全て加算され、出力信号となる。
図6に示したように、ゲイン制御信号Vcp、Vcnは、1つのトランスコンダクタンス増幅段の動作の開始時と終了時とに最低値をとり、動作開始から終了までの期間の間に最高値をとる。このようにすれば、信号Op、Onの各々のゲインは、各トランスコンダクタンス増幅段の動作開始時に曲線的に増加し、動作終了時に向けて曲線的に減少する。つまり、各トランスコンダクタンス増幅段から出力される信号Op、Onは、トランスコンダクタンス増幅段の動作開始から終了の間に緩やかなピークを持つ放物線を描くように変化する。
図7は、7つのトランスコンダクタンス増幅段から出力された信号Op、Onのゲインg1〜g7と、ゲインg1〜g7を加算して得られる出力信号の最終出力ゲインとを示した図である。図7の横軸は外部ゲイン制御電圧VG(V)を示し、縦軸はゲインg1〜g7を示している。図7に示したように、各トランスコンダクタンス増幅段から出力される信号Op、Onのゲインg1〜g7が重ね合わされることにより、可変利得増幅器からはトランスコンダクタンス増幅段の切替え時のゲインが不連続にならず、外部ゲイン制御電圧VGを変化させた場合にも線形性の高い最終出力ゲインが得られる。
図8は、外部ゲイン制御電圧VGと可変利得増幅器の出力信号のゲインとの関係を説明するための図である。図8の横軸は外部ゲイン制御電圧VG(V)を示し、縦軸は出力信号のゲイン(dB)を示している。図8に示したように、第1実施形態は、外部ゲイン制御電圧VGを変化させた場合にもゲインが高い線形性を有する出力信号を得ることができる。
なお、以上説明した第1実施形態において、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iは一段ずつ選択するものであってもよい。ただし、より線形性の高い出力信号を得るためには連続する複数のトランスコンダクタンス増幅段を同時に選択するようにしてもよい。
複数のトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iを動作させる場合、第1実施形態では、必ず隣り合う連続したトランスコンダクタンス増幅段を動作させている。すなわち、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iは、図1に示したように、抵抗素子103a〜103h及び抵抗素子106a〜106hの接続方向に沿って一列に配列されている。「隣り合う連続したトランスコンダクタンス増幅段」とは、例えば、トランスコンダクタンス増幅段2a、2b、2c、あるいはトランスコンダクタンス増幅段2g、2g、2hというように、物理的な配列において連続する一群のトランスコンダクタンス増幅段をいう。
前記したように、各トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iのオン、オフは、制御電圧VGに応じて制御される。また、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iの各々には、減衰信号が入力される。第1実施形態では、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iの各々に入力される減衰信号の値(レベル)が各々異なっている。このため、減衰信号のレベルによってトランスコンダクタンス増幅段2a〜2iの各々が出力する信号Op、Onの大きさが変化する。
図1から明らかなように、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2eには、2a、2b、…2h、2iの順番で大きな値の減衰信号が入力される。このため、可変利得増幅器の出力信号のゲインを次第に高くする場合に、第1ゲイン制御ブロック3は、連続するトランスコンダクタンス増幅段のうち、小さな値の減衰信号が入力されるトランスコンダクタンス増幅段2iから順にオン、オフさせる。また、このとき、第1実施形態では、同時に動作する期間を有する一群のトランスコンダクタンス増幅段(以下、「トランスコンダクタンス増幅段群」と記す)のうち、最も小さい値の減衰信号が入力されるトランスコンダクタンス増幅段がオフする。このとき、オフされるトランスコンダクタンス増幅段は、トランスコンダクタンス増幅段群の端部に配列されているトランスコンダクタンス増幅段となる。第1ゲイン制御ブロック3は、端部のトランスコンダクタンス増幅段のオフと同時に、トランスコンダクタンス増幅段群のうち、オフしたトランスコンダクタンス増幅段とは反対の端部に配列されているトランスコンダクタンス増幅段をオンさせる。
また、反対に、可変利得増幅器の出力信号のゲインを次第に小さくする場合に、第1ゲイン制御ブロック3は、連続するトランスコンダクタンス増幅段のうち、大きな値の減衰信号が入力されるトランスコンダクタンス増幅段2aから順にオン、オフさせる。また、このとき、第1実施形態では、トランスコンダクタンス増幅段群のうち、最も大きい値の減衰信号が入力されるトランスコンダクタンス増幅段がオフする。このとき、オフされるトランスコンダクタンス増幅段は、トランスコンダクタンス増幅段群の端部に配列されているトランスコンダクタンス増幅段となる。第1ゲイン制御ブロック3は、端部のトランスコンダクタンス増幅段のオフと同時に、トランスコンダクタンス増幅段群において、オフしたトランスコンダクタンス増幅段とは反対の端部に配列されているトランスコンダクタンス増幅段をオンさせる。
[変形例]
次に、以上説明した第1実施形態の変形例を説明する。ここで説明する変形例1、変形例2は、図3に示した第1実施形態のバイアス回路の他の構成例である。
1 変形例1
図9は、変形例1の回路91を説明するための図である。回路91は、バイポーラ差動対を成すバイポーラトランジスタ901、902と、ダイオード接続されたMOSトランジスタ905、906と、MOSトランジスタ906とゲート端子同士が接続されたMOSトランジスタ907と、を有している。回路91は、バイアス回路と比較して、バイポーラトランジスタ303、304がなく、電流源908がバイポーラトランジスタ301、301のエミッタ端子に接続されている点で相違する。また、回路91では、バイポーラトランジスタ901のベース端子に内部基準電圧が印加され、バイポーラトランジスタ902のベース端子に内部ゲイン制御電圧が印加されている。
図10は、図9に示した回路91から出力されるバイアス電流Ibと外部ゲイン制御電圧VGとの関係を示す図である。図10の縦軸はバイアス電流Ib(A)、横軸は外部ゲイン制御電圧VG(V)を示している。図10によれば、バイアス電流Ibは、外部ゲイン制御電圧VGが「VG5」の値であるとき立ち上り、外部ゲイン制御電圧VGが「VG6」以上の値であれば最大値をとることが分かる。
なお、図10に示したバイアス電流Ibは、図3に示したバイアス回路を、常に以下の条件で使用することによっても得られる。
内部ゲイン制御電圧VGL>内部基準電圧VL
2 変形例2
図11は、変形例2の回路111を説明するための図である。回路111は、回路構成が回路91と同様であり、バイポーラトランジスタ901のベース端子に内部ゲイン制御電圧が印加され、バイポーラトランジスタ902のベース端子に内部基準電圧が印加される点で回路91と相違する。
図12は、図11に示した回路111から出力されるバイアス電流Ibと外部ゲイン制御電圧VGとの関係を示す図である。図12の縦軸はバイアス電流Ib(A)、横軸は外部ゲイン制御電圧VG(V)を示している。図12によれば、バイアス電流Ibは、外部ゲイン制御電圧VGが「VG7」の値になるまで最大値をとり、外部ゲイン制御電圧VGがVG8以上の値になると立ち下り、出力されないことが分かる。
なお、図12に示したバイアス電流Ibは、図3に示したバイアス回路を、常に以下の条件で使用することによっても得られる。
内部ゲイン制御電圧VGH<内部基準電圧VH
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図13は、第2実施形態の可変利得増幅器を説明するための図である。第2実施形態の可変利得増幅器は、図1に示した第1実施形態の可変利得増幅器と同様の構成を有している。図13では、図1に示した構成と同様の構成については同様の符号を付して説明を一部略すものとする。
第2実施形態の可変利得増幅器は、抵抗型減衰器1、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2i、第1ゲイン制御ブロック3、第2ゲイン制御ブロック4を有している。第2実施形態の可変利得増幅器は、トランスコンダクタンス増幅段2a〜2iから出力された信号Op、Onが加算されるノードに、図1に示した電流/電圧変換部5に代えて、反転増幅型オペアンプ6を用いる点で第1実施形態と相違する。加算された信号Op、Onは反転増幅型オペアンプ6の抵抗素子RFによって電流から電圧に変換される。
また、第2実施形態は、反転増幅型オペアンプ6の後段にバッファ7をさらに設けている。第2実施形態は、バッファ7を設けたことによって出力信号のインピーダンスを低下させることができる。
本発明の可変利得増幅器は、出力信号のゲインが時間的に変化する場合に、このゲインが不連続にならず、高い線形性をもって変化することが好ましい構成に好適である。
1 抵抗型減衰器
2A 増幅段
2B ゲイン制御段
2a〜2i トランスコンダクタンス増幅段
3 第1ゲイン制御ブロック
4 第2ゲイン制御ブロック
5 電流/電圧変換部
6 反転増幅型オペアンプ
7 バッファ
31、32、91、111 回路
101、102 入力端子
102a〜102h、103a〜103h、104a〜104h、105a〜105h、106a〜106h 抵抗素子
107、108 出力端子
201、202、205、206、207、208、301、302、303、304、901、902 バイポーラトランジスタ
203、204、305、306、307、905、906、907 MOSトランジスタ
308、908 電流源
311、321、331 反転増幅器

Claims (7)

  1. 複数の減衰信号を生成する減衰器と、
    前記減衰器から出力された前記複数の減衰信号の一部をそれぞれ入力し、前記減衰信号に応じた増幅信号を出力する複数の増幅回路と、
    外部から供給される制御電圧に基づいて、複数の前記増幅回路の各々の動作及び停止を制御する第1制御回路と、
    前記複数の増幅回路において行われるゲインの増減を、前記増幅回路毎に制御する第2制御回路と、
    を有することを特徴とする可変利得増幅器。
  2. 前記増幅回路の各々は、増幅回路の動作開始時に曲線的に増加し、増幅回路の動作終了時に向けて曲線的に減少する前記増幅信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の可変利得増幅器。
  3. 前記増幅回路の各々は、前記減衰信号に応じた信号を出力する増幅段と、該増幅段から出力された前記信号の値を、前記動作開始時及び前記動作停止時に前記動作開始時と前記動作停止時との間よりも小さくするゲイン制御段と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の可変利得増幅器。
  4. 前記増幅段は、入力されるバイアス電流に応じて増幅回路をオンまたはオフする第1トランジスタ対と、該第1トランジスタ対から出力された電流の値を、前記減衰信号に応じて変化させる第2トランジスタ対を含み、前記ゲイン制御段は、前記第2トランジスタ対から出力された電流を前記制御電圧に応じて変化させる第3トランジスタ対及び第4トランジスタ対を含むことを特徴とする請求項3に記載の可変利得増幅器。
  5. 前記第1制御回路は、複数の前記増幅回路の各々にバイアス電流を入力することによって複数の前記増幅回路の各々の動作及び停止を制御し、前記バイアス電流の立ち上り時または立ち下り時における値を曲線的に変化させるバイアス回路を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の可変利得増幅器。
  6. 前記バイアス回路は、前記制御電圧に基づいて作成される内部ゲイン制御電圧と、予め設定されている内部基準電圧との差分に基づいて前記バイアス電流の値を決定する回路を含むことを特徴とする請求項5に記載の可変利得増幅器。
  7. 前記バイアス回路は、前記内部制御電圧と前記基準電圧との差分に基づく値の電流を出力する第5トランジスタ対と、該第5トランジスタ対を構成する2つのトランジスタの出力に各々ダイオード接続され、前記第5トランジスタ対を構成する各トランジスタから出力された電流が各々流れるトランジスタでなる第6トランジスタ対と、該第6トランジスタ対の一方を流れる電流のミラー電流を前記バイアス電流として出力するトランジスタと、を含むことを特徴とする請求項6に記載の可変利得増幅器。
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