JP2015036783A - 画像形成装置 - Google Patents

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Masayuki Okada
正幸 岡田
寛幸 沼田
Hiroyuki Numata
寛幸 沼田
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Yutaka Nakayama
豊 中山
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Susumu Yamashina
晋 山科
伸二 川島
Shinji Kawashima
伸二 川島
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Yasushi Ueno
裕史 上野
知弘 飯島
Tomohiro Iijima
知弘 飯島
直人 千葉
Naoto Chiba
直人 千葉
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正平 宮川
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Abstract

【課題】空気の臭気除去を行うための臭気を除去する経路と、音漏れを防ぐための音漏れを抑制する経路とを容易に切替え可能にすることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成部3外部に音が漏れることを抑制して下方に排気する空気経路である遮音経路Aと、臭気除去を行いリア側Rに排気する空気経路である臭気除去経路Bとを切替え可能に設け、排気部80において、遮音経路Aと臭気除去経路Bとのいずれか一方を介して、吸気流路部から吸込んだ空気を画像形成装置1外部へ排出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
画像形成装置において、記録材への像の定着に伴って発生する臭気の除去を行う技術が知られている。公報記載の従来技術として、特許文献1には、エンジンカバーの後方に、上下方向に向けて第1のエアフロー経路を配設し、これとは別に、エンジンカバーの上方に、左右方向に向けて第2のエアフロー経路を配設し、エンジンカバー内の画像形成部や定着部で発生したオゾンや臭い物質などの排気物質を含むエアを、エアフロー経路の吸気口で吸引し、フィルタユニットを通過させて下方の排気口から外部に排出し、排出されたエアを、エアフロー経路の吸気口から吸引し、フィルタを通過させて排気口から排出すると記載されている。
特開2006−119469号公報
本発明は、画像形成装置における空気の臭気除去を行うための臭気を除去する経路と、音漏れを防ぐための音漏れを抑制する経路とを容易に切替え可能にすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、画像を形成する画像形成部と、本装置から排出される空気または本装置内部の空気を吸気する吸気口部から吸込む空気を排出する第1経路と、当該吸気口部から吸込む空気を当該第1経路とは異なる方向に排出する第2経路とを形成する吸気流路部と、前記吸気口部から吸気するための空気流を前記吸気流路部に発生させる空気流発生手段と、着脱可能に設けられて取付けられた際に前記吸気流路部に接続し画像形成の動作に伴って生じる動作音が本装置外部に漏れることを抑制しながら前記第2経路を流れる空気を排出する音漏抑制部材を、当該音漏抑制部材が取付けられた際に保持する音漏抑制部材保持部と、着脱可能に設けられて取付けられた際に前記吸気流路部に接続し前記第1経路を流れる空気に含まれる臭気を除去して排出する臭気除去部材を、当該臭気除去部材が取付けられた際に保持する臭気除去部材保持部と、前記音漏抑制部材が取付けられる際に前記第1経路を塞ぐ閉塞部材を、当該閉塞部材が取付けられる際に保持する閉塞部材保持部と、前記臭気除去部材が取付けられる際に前記第2経路を遮蔽する遮蔽部材を、当該遮蔽部材が取付けられる際に保持する遮蔽部材保持部と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第1経路は、前記空気流発生手段が発する空気の流れの方向に形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記音漏抑制部材は、前記吸気流路部に接続された場合に、本装置の設置面に向けて排気することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記音漏抑制部材は、空気を前記空気流発生手段が発する空気の流れの方向とは異なる方向に流した後、本装置の設置面に向けて排気することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記音漏抑制部材は、内部に吸音材が設けられることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記音漏抑制部材は、当該音漏抑制部材が取付けられる場合に前記吸気流路部内部に設置されて臭気除去する内部臭気除去部材を押える押え部を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、画像形成装置における空気の臭気除去を行うための臭気を除去する経路と、音漏れを防ぐための音漏れを抑制する経路とを容易に切替え可能である。
請求項2の発明によれば、本発明を採用しない場合と比較して、吸気流路部から臭気除去部材に向かって空気が流れ易くなり臭気除去効率が向上する。
請求項3の発明によれば、本発明を採用しない場合と比較して、使用者が動作音及び臭気を感知し難くなる方向に排気を行うことができる。
請求項4の発明によれば、本発明を採用しない場合と比較して、音を減衰させるための経路をより長く形成することができる。
請求項5の発明によれば、本発明を採用しない場合と比較して、音漏れをより低減することができる。
請求項6の発明によれば、吸気流路部内部に配置される内部臭気除去部材の取付けが容易になる。
画像形成装置の全体構成図である。 画像形成装置の後ろ側から見た図である。 画像形成装置内部の空気流路を説明するための図である。 吸気流路部のリア側と下方排気ダクト部との内部の構成を説明するための図である。 吸気流路部のリア側と外付臭気フィルタ部との内部の構成を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態が適用される画像形成装置1の全体構成図である。
なお、本実施形態では、図1に示す画像形成装置1の紙面手前側をフロント側F、紙面奧側をリア側Rとして以下の説明を行う。
画像形成装置1は、図1に示すように、用紙等の原稿を読み取る画像読取部2と、画像形成部の一例としての画像形成を行う画像形成部3とを備える。
画像読取部2は、画像形成部3の上側に設けられ、原稿から読み取った画像データを画像形成部3等に送る。画像形成部3は、例えば画像読取部2等から入力される画像データに基づいて画像形成を行う画像形成プロセス部10と、画像形成部3の装置全体を覆う装置筐体40と、吸気流路部の一例としての空気を吸気し流路に流す吸気流路部50と、吸気流路部50の空気を排気する排気部80とを備える。
画像形成プロセス部10は、図1に示すように、4つの画像形成ユニット11(11Y、11M、11C、11K)が備えられている。各画像形成ユニット11は、静電潜像を形成してトナー像を保持する感光体ドラム12、感光体ドラム12の表面を帯電する帯電器13、帯電器13によって帯電された感光体ドラム12を画像データに基づいて露光する露光装置14、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を現像する現像器15、及び転写後の感光体ドラム12表面を清掃するクリーナ16を備えている。
なお、各画像形成ユニット11は、現像器15に収容されるトナーを除いて同様に構成され、各画像形成ユニット11は、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
画像形成プロセス部10は、各画像形成ユニット11の感光体ドラム12に形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト20と、各画像形成ユニット11にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト20に転写(一次転写)する一次転写ロール21と、を備えている。そして、画像形成プロセス部10は、中間転写ベルト20上に重畳して転写された各色トナー像を用紙に一括転写(二次転写)する二次転写部22と、二次転写された各色トナー像を用紙に定着させる定着装置30と、を備えている。
定着装置30は、内部に熱源を備えた加熱ロール31と、加熱ロール31との間に用紙を挟み込んで用紙に圧力を加える加圧ロール32と、加熱ロール31及び加圧ロール32が収容される定着装置30の筐体33とを備えている。そして、定着装置30は、加熱ロール31及び加圧ロール32によって、トナー像が転写された用紙に熱と圧力とを付与して、用紙にトナー像を定着させる。また、本実施形態において、筐体33は、加熱ロール31及び加圧ロール32の周囲の空気を排出するための開口を備える。
装置筐体40は、図1に示すように、トナー像が定着されて排出された用紙が積載される用紙積載部41と、板状部材により形成されて画像読取部2を支えるフレームを覆う側部カバー42とを備えている。
図1に示す画像形成装置1が画像形成動作を開始すると、画像読取部2や外部の他の装置等から入力され画像処理が施された画像データは、画像形成プロセス部10の各画像形成ユニット11に送られる。そして、各画像形成ユニット11では、感光体ドラム12が回転しながら帯電され、走査露光されることにより静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム12上には、形成された静電潜像は現像器15により現像され、感光体ドラム12上にトナー像が形成される。
各画像形成ユニット11で形成されたトナー像は、回転駆動される中間転写ベルト20上に、一次転写ロール21により順次静電吸引され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。そして、中間転写ベルト20上の重畳トナー像は、二次転写部22に搬送され、搬送された用紙に、二次転写部22が形成する転写電界の作用により重畳トナー像が一括して静電転写される。
その後、重畳トナー像が静電転写された用紙は、定着装置30まで搬送され、定着装置30によって熱及び圧力による定着処理を受けて重畳トナー像が定着される。そして、定着画像が形成された用紙は、画像形成装置1の用紙積載部41に排出される。また、二次転写後に中間転写ベルト20に付着しているトナー(転写残トナー)は、ベルトクリーナ23によって除去される。
ところで、画像形成部3は、画像形成動作における定着の際にトナー及び用紙が加熱されることで臭気が発生する場合がある。また、画像形成部3は、画像形成動作に伴って各装置が動作し音が生じ得る。そこで、本実施形態において、吸気流路部50では、図1に示すように、臭気を含んだ定着装置30の周囲の空気を第1開口部51aから吸気し、臭気を含んだ用紙積載部41の周囲の空気を第2開口部52aから吸気する。そして、吸気流路部50は、吸込んだ空気を複数のダクトを介して排気部80へと流す。
そして、排気部80では、吸気流路部50の空気が画像形成装置1外部へと排出される。本実施形態における排気部80は、後述する通り、画像形成部3外部に音が漏れることを抑制して下方に排気する空気経路である遮音経路Aと、さらに強力な臭気除去を行いリア側Rに排気する空気経路である臭気除去経路Bとを選択的に切替え可能に設けられる。このように、本実施形態の画像形成装置1では、排気部80において、遮音経路Aと臭気除去経路Bとのいずれか一方を介して、吸気流路部50から吸込んだ空気を画像形成装置1外部へと排出する。
図2は、本実施形態が適用される画像形成装置1の後ろ側から見た図である。
排気部80は、図2に示すように、本実施形態において、下方にて排気して画像形成部3外部への音漏れを防ぐ遮音経路Aを形成する音漏抑制部材の一例としての下方排気ダクト部81と、画像形成部3のリア側Rに排気して強力な臭気除去を行う臭気除去経路Bを形成する臭気除去部材の一例としての外付臭気フィルタ部82とを備えて構成する。そして、下方排気ダクト部81及び外付臭気フィルタ部82は、いずれか一方が装置筐体40に取付けられる。
また、装置筐体40は、取付用の溝と穴とから構成される外付臭気フィルタ部82を取付けるための臭気除去部材保持部の一例としての外付フィルタ取付部43、取付用の穴から構成される閉塞部材の一例としてのフタ570を保持するための閉塞部材保持部の一例としてのフタ保持部44、取付用の穴により構成される下方排気ダクト部81を取付けるための音漏抑制部材保持部の一例としての下方排気ダクト取付部46及び遮蔽部材の一例としての遮蔽板560が嵌め込まれて保持する遮蔽部材保持部の一例としての遮蔽板保持部560Hとが設けられている。
下方排気ダクト部81は、下方に向いてダクトが形成され画像形成部3の装置筐体40の側方に着脱可能に設けられる。具体的には、下方排気ダクト部81は、ピン813を用いて、装置筐体40に設けられる下方排気ダクト取付部46に取付けられる。また、下方排気ダクト部81が取付けられる際には、フタ570(後述)は、装置外部からルーバ57を覆うようにフタ保持部44に対してピンを用いて取付けられる。さらに、下方排気ダクト部81は、内部にウレタン等の吸音材が付されている。
そして、下方排気ダクト部81は、吸気流路部50の空気を下方排気ダクト部81からの音漏れを抑制して下方に排気する遮音経路Aを形成する。
外付臭気フィルタ部82は、装置筐体40のリア側Rに設けられる外付フィルタ取付部43に対してルーバ57を覆うように着脱可能に設けられる。具体的には、装置筐体40のリア側Rに配置される後述するフタ570をフタ保持部44から取外した後、外付臭気フィルタ部82は、突出部及びピンを用いて、外付フィルタ取付部43に取付けられる。また、外付臭気フィルタ部82を取付ける際には、遮蔽板560(後述)は、装置筐体40の側方に設けられる遮蔽板保持部560Hに取付けられる。さらに、外付臭気フィルタ部82は、強力に臭気除去する外付フィルタ822(後述)が内部に設けられる。
そして、外付臭気フィルタ部82は、下方排気ダクト部81を介して空気を排出するよりも、強力に臭気除去して空気をリア側Rから排出する臭気除去経路Bを形成する。
なお、下方排気ダクト部81及び外付臭気フィルタ部82の詳細な構成については後に説明する。
引き続いて、本実施形態の吸気流路部50及び排気部80の構成について詳細に説明する。
図3は、本実施形態の画像形成装置1内部の空気流路を説明するための図である。
図4は、本実施形態の吸気流路部50のリア側Rと下方排気ダクト部81との内部の構成を説明するための図である。
図5は、本実施形態の吸気流路部50のリア側Rと外付臭気フィルタ部82との内部の構成を説明するための図である。
なお、図3及び図5では、実線で下方排気ダクト部81を装置筐体40に取付けた状態を表し、破線では、説明の便宜上、外付臭気フィルタ部82を取付けた状態を表している。
<吸気流路部の構成・機能>
吸気流路部50は、図3に示すように、定着装置30の筐体33に沿ってリア側Rに延びて形成される第1内部ダクト51と、上下方向に延びて形成されて第1内部ダクト51と下方で接続する第2内部ダクト52と、第2内部ダクト52の上方と接続し第1内部ダクト51よりリア側Rに延びて形成される第3内部ダクト53と、第3内部ダクト53と接続して装置筐体40のリア側R及び側方まで延びて形成される後方ダクト55と、空気流発生手段の一例としての排気ファン50Fとを備える。
第1内部ダクト51は、定着装置30の筐体33に設けられる開口と対峙する位置に第1開口部51aを備える。
第2内部ダクト52は、第1内部ダクト51と第3内部ダクト53とをつないで形成され、側部カバー42(図1参照)に排気ファン50Fと対峙して設けられる第2開口部52aを備える。
第3内部ダクト53は、図4及び図5に示すように、排気ファン50Fのリア側Rに排気ファン50F、触れることを防ぐためのファンガード531、空気のごみや埃等を取り除くためのフィルタ532、及びフィルタ532を押えるためのフィルタ押え532aを備える。ここで、フィルタ532には、臭気の元となる物質を吸着する材料が用いることができ、例えば活性炭やゼオライトなどが挙げられる。さらに、第3内部ダクト53は、第3内部ダクト53の空気を後方ダクト55に排気する内部ダクト開口部53aを備える。
後方ダクト55は、画像形成部3の側方に後方ダクト55の空気を排出する後方ダクト開口部56と、リア側Rに後方ダクト55の空気を排出するルーバ57と、図4に示すように、空気を後方ダクト開口部56へとガイドする流路ガイド552と、着脱可能に設けられ、空気の臭気等を除去するための内部臭気除去部材の一例としての内蔵フィルタ部551とが設けられる。
後方ダクト開口部56は、図5に示すように、装置筐体40に設けられる遮蔽板保持部560Hに対して遮蔽板560を嵌め込み、後方ダクト55の排気を遮蔽するための遮蔽板560を着脱可能に設けられる。
そして、後方ダクト開口部56には、外付臭気フィルタ部82を用いて排気を行う場合、後方ダクト開口部56からの空気の排出を遮断するために遮蔽板560が取付けられる。
ルーバ57は、図4に示すように、ルーバ57の装置内側または外側に、空気の排出を防ぐためのフタ570が着脱可能に設けられる。そして、ルーバ57には、下方排気ダクト部81を用いて遮音経路Aの流れによる排気を行う場合、ルーバ57を介した空気の排出を防ぐためフタ570が取付けられる。
内蔵フィルタ部551は、空気の臭気を取り除くための内蔵フィルタ551aと、内蔵フィルタ551aを押える内蔵フィルタ押え551bとを備える。また、本実施形態では、内蔵フィルタ部551は、外付臭気フィルタ部82を用いて排気を行う場合には、装置から取外される構成としている。
流路ガイド552は、後方ダクト55から内蔵フィルタ部551に接触しない程度に延び、後方ダクト開口部56に近付く程、幅が狭くなる板状部材により形成される。また、流路ガイド552は、この板状部材を単数または複数に並べて構成される。
<排気部の詳細な説明>
下方排気ダクト部81は、図3に示すように、側方から下方に湾曲して形成される側方ダクト811と、側方ダクト811と接続し下方に延びて形成される下方ダクト812とから構成される。
側方ダクト811は、下方排気ダクト部81が後方ダクト55に取付けられた状態において、後方ダクト55と接続して形成される。また、側方ダクト811は、図4に示すように、内部側面に内蔵フィルタ押え551bを支持するための押え部の一例としての支持部材811aを備える。
支持部材811aは、板状部材が上下方向に複数または単数設けられて構成される。そして、下方排気ダクト部81が装置に取付けられた状態において内蔵フィルタ押え551bに対して突き当てることで内蔵フィルタ押え551bを支持する。また、支持部材811aは、下方排気ダクト部81を装置筐体40に取付ける際、流路ガイド552に内蔵フィルタ部551がガイドされながら、内蔵フィルタ部551を奥まで押し入れて支持する。
下方ダクト812は、空気を装置外部に排気する下方排気口812aを有する。
外付臭気フィルタ部82は、図5に示すように、内蔵フィルタ551aと比較して臭気除去力が強力である外付フィルタ822を有する外付ダクト821と、外付フィルタ822を取付ける外付ダクト821を流れる空気を排気する後方排気口821aとを備える。
外付ダクト821は、画像形成部3が後方ダクト55に取付けられた状態において、後方ダクト55と接続する。
<吸気流路部及び排気部の空気の流れ>
ここで、吸気流路部50及び排気部80の空気の流れについて説明する。
まず、画像形成装置1外部への音漏れを抑制する遮音経路Aについて説明する。
図3に示すように、排気ファン50Fを動作させると、臭気を含んだ定着装置30周囲の空気は、第1開口部51aから第1内部ダクト51に吸込まれ、第2内部ダクト52を介して第3内部ダクト53へと流れていく。また、第3内部ダクト53では、用紙積載部41(図1参照)の周囲の空気が第2開口部52aから排気ファン50Fに吸込まれ、第2内部ダクト52から流れ込む空気と合流する。そして、第3内部ダクト53に流れ込んだ空気は、ファンガード531及びフィルタ532を通過してごみや埃等が除去された後、内部ダクト開口部53aから後方ダクト55に排出される。
下方排気ダクト部81を用いて排気する場合、第3内部ダクト53から後方ダクト55へと流れ込んだ空気は、図4に示すように、内蔵フィルタ部551によってさらに臭気が除去される。そして、後方ダクト55の空気は、フタ570に衝突してリア側Rから側方へと進路を変える。また、後方ダクト55の空気は、流路ガイド552にガイドされて後方ダクト開口部56に向かい、側方ダクト811へと流れる。
そして、図3に示すように、側方ダクト811に流れた空気は、側方ダクト811の側面に衝突して、下方へと進路を変えて下方ダクト812へと流れる。そして、下方ダクト812の空気は、下方排気口812aから画像形成装置1外部へと排出される。
このように、下方排気ダクト部81では、空気を装置の下方に向けて排出するため、ルーバ57から空気を排出する従来構成よりも、ユーザの鼻や耳から遠ざかり臭気や音によるユーザの不快感を低減する。また、下方排気ダクト部81の内部には、吸音材が付されて下方排気ダクト部81からの音漏れを抑制する。さらに、下方排気ダクト部81では、空気が側方に流れた後下方へと流れて排出される。そのため、一方向のみに空気を流す経路よりも経路が長くなり音がより減衰される。
また、下方排気ダクト部81は、側方に設けられるため、リア側Rに延びて空気流路を設ける場合と比較して、画像形成装置1の奥行きが小さい構成となる。
次に、より強力な臭気除去を行う臭気除去経路Bについて説明する。
また、外付臭気フィルタ部82を用いて排気する場合、図3及び図5に示すように、第3内部ダクト53から後方ダクト55へと流れ込んだ空気はリア側Rに流れる。そして、図5に示すように、後方ダクト55の空気は、ルーバ57から外付臭気フィルタ部82の外付ダクト821へと流れ込む。外付ダクト821に流れ込んだ空気は、外付フィルタ822を通過することで臭気が強力に取り除かれて、後方排気口821aから画像形成装置1外部へと排出される。
このように、本実施形態では、遮蔽板560を配置することで、外付フィルタ822が設けられるリア側Rよりも、外付フィルタ822が設けられておらず空気が流れやすい側方ダクト811に後方ダクト55の空気が流れることを抑制する。そのため、本実施形態の画像形成部3では、強力な臭気除去力を有する外付臭気フィルタ部82を取付け可能な構成となる。
また、外付フィルタ822の十分な臭気除去力を得るためには、下方排気ダクト部81の断面積よりも大きな面積が必要となる。そのため、下方排気ダクト部81にフィルタを設ける場合には、装置の側方や奥行が大きくなる。それに対して、外付臭気フィルタ部82の場合、装置筐体40の背面に面して外付フィルタ822を設けるため、外付フィルタ822の面積を大きくしても下方排気ダクト部81の場合と比べて装置が大きくならない。
さらに、本実施形態において、リア側Rに空気を排出する臭気除去経路Bは、外付フィルタ822を設けた場合の遮音経路Aよりもスムーズに空気が流れる。
以上のように、本実施形態では、遮蔽板560及びフタ570を着脱可能に構成することで、下方排気ダクト部81が形成する画像形成部3からの音漏れを抑制するための遮音経路Aと、外付臭気フィルタ部82が形成する強力な臭気除去力を得るための臭気除去経路Bとを目的に応じて容易に切替可能な構成となる。さらに、ルーバ57から画像形成部3内の空気を排出する従来の画像形成部3に対して、簡易に下方排気ダクト部81、外付臭気フィルタ部82、遮蔽板560及びフタ570を取付可能な構成である。
なお、本実施形態のフタ570は、装置筐体40の装置外部側にフタ保持部44を設ける構成の他、後方ダクト55内部にフタ570を滑らせて差込んで設置するためのガイドを設けてもよい。このように、装置内側にフタ570を設ける場合は、ルーバ57が外観を形成する。また、ルーバ57は、他のもう1つのルーバをルーバ57と重ね合わせて配置し、羽板の方向を互いに逆方向となるように切替えてルーバ57からの空気の排出を防ぐ構成としてもよい。この場合、フタ570は予め設けておいても良い。
1…画像形成装置、43…外付フィルタ取付部、44…フタ保持部、46…下方排気ダクト取付部、55…後方ダクト、56…後方ダクト開口部、57…ルーバ、81…下方排気ダクト部、82…外付臭気フィルタ部、560…遮蔽板、560H…遮蔽板保持部、570…フタ

Claims (6)

  1. 画像を形成する画像形成部と、
    本装置から排出される空気または本装置内部の空気を吸気する吸気口部から吸込む空気を排出する第1経路と、当該吸気口部から吸込む空気を当該第1経路とは異なる方向に排出する第2経路とを形成する吸気流路部と、
    前記吸気口部から吸気するための空気流を前記吸気流路部に発生させる空気流発生手段と、
    着脱可能に設けられて取付けられた際に前記吸気流路部に接続し画像形成の動作に伴って生じる動作音が本装置外部に漏れることを抑制しながら前記第2経路を流れる空気を排出する音漏抑制部材を、当該音漏抑制部材が取付けられた際に保持する音漏抑制部材保持部と、
    着脱可能に設けられて取付けられた際に前記吸気流路部に接続し前記第1経路を流れる空気に含まれる臭気を除去して排出する臭気除去部材を、当該臭気除去部材が取付けられた際に保持する臭気除去部材保持部と、
    前記音漏抑制部材が取付けられる際に前記第1経路を塞ぐ閉塞部材を、当該閉塞部材が取付けられる際に保持する閉塞部材保持部と、
    前記臭気除去部材が取付けられる際に前記第2経路を遮蔽する遮蔽部材を、当該遮蔽部材が取付けられる際に保持する遮蔽部材保持部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1経路は、前記空気流発生手段が発する空気の流れの方向に形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記音漏抑制部材は、前記吸気流路部に接続された場合に、本装置の設置面に向けて排気することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記音漏抑制部材は、空気を前記空気流発生手段が発する空気の流れの方向とは異なる方向に流した後、本装置の設置面に向けて排気することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記音漏抑制部材は、内部に吸音材が設けられることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記音漏抑制部材は、当該音漏抑制部材が取付けられる場合に前記吸気流路部内部に設置されて臭気除去する内部臭気除去部材を押える押え部を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像形成装置。
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