JP2015036313A - 三方枠組込ホールランタン - Google Patents

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貴史 田野
徹 坂口
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【課題】意匠性、保守性を考慮した上で、乗場側から光源を点検できる構造を備えた三方枠組込ホールランタンを得る。【解決手段】エレベータの乗場(1)に設けられた三方枠(3、4)内に設けられた光源(9)と、三方枠の開口部(7)に固定され、光源から照射される光を透過するアクリルパネル(8)とを備え、アクリルパネルは、三方枠の開口部に固定されることで三方枠の一部を構成するとともに、乗場とかごの出入口方向に対して乗場側にスライドさせることで開閉可能なスライド機構(13)を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータの乗場に設置され、位置表示の役割を果たす三方枠組込ホールランタンに関し、特に、保守点検に適した構造を有する三方枠組込ホールランタンに関する。
従来の三方枠組込ホールランタンとしては、開閉パネルが乗場側に開くように、三方枠の乗場側面内に蝶番が配置されており、三方枠と開閉パネルとの間の間隙を通して挿入できる工具によって、開閉パネルを閉位置に保持する施錠装置を開操作できるものがある(例えば、特許文献1参照)。これにより、ホールランタンの保守点検作業が、乗場側からできるという効果が得られる。
特開2011−001176号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1による三方枠組込ホールランタンの点検方法では、開操作を行う工具を挿入する必要があるため、開閉させるための三方枠に設ける隙間が、その挿入空間分、大きくなってしまう。この結果、分割線による意匠性の低下、および光漏れの問題があるとともに、解錠ロッドなどの専用工具が必要になるといった問題があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、意匠性、保守性を考慮した上で、乗場側から光源を点検できる構造を備えた三方枠組込ホールランタンを得ることを目的とする。
本発明に係る三方枠組込ホールランタンは、エレベータの乗場に設けられた三方枠内に設けられた光源と、三方枠の開口部に固定され、光源から照射される光を透過するアクリルパネルとを備え、アクリルパネルは、三方枠の開口部に固定されることで三方枠の一部を構成するとともに、乗場とかごの出入口方向に対して乗場側にスライドさせることで開閉可能なスライド機構を有するものである。
本発明によれば、三方枠の一部であるアクリルパネルがスライドして、三方枠を開閉可能にする機構を備えることにより、意匠性、保守性を考慮した上で、乗場側から光源を点検できる構造を備えた三方枠組込ホールランタンを得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場の概略正面図である。 本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンの部分概略側面図である。 本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンに用いられるアクリルの取付構造に関する部分詳細図である。 本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンの部分概略断面図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータのホールランタンの取外し方法を説明するための縦枠の構造を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるアクリルの挿入、取外し時の様子を示した縦断面図である。 本発明の実施の形態1におけるアクリルの挿入、取外し時の様子を示した部分概略詳細図である。 本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンに用いられるガイド構造の詳細図である。 本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンのアクリルに用いられる落下防止機構を説明するための部分概略断面図である。 本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンのアクリルに用いられる落下防止機構を説明するための部分概略側面図である。 本発明の実施の形態1の図10におけるD部の詳細図である。
以下、本発明の三方枠組込ホールランタンの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場の概略正面図である。この図1において、エレベータ乗場1は、乗場壁2に取り付けられている縦枠3および上枠4で構成される三方枠、および乗場の扉5を備えて構成されている。三方枠の縦枠3には、乗場1の乗客への位置表示灯としての役割を果たすホールランタン6が設けられている。
図2は、本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンの部分概略側面図であり、先の図1におけるA−A断面から見た側面図である。エレベータの三方枠に組込まれているホールランタン6は、図2に示すように、縦枠3の一部を切り開いて開口7を設けて取り付けられている。開口7にアクリルパネル8(以下、単にアクリル8と称す)を挿入し、縦枠3内部からLEDやランプ等の光源9がアクリル8を通過することにより、乗場の位置表示が行われる。ここで、アクリル8は、挿入、取外し式の構成となっており、鋼板等をL字形に形成したアクリル取付板10を用いて、挿入、取外しが行われる。
図3は、本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンに用いられるアクリルの取付構造に関する部分詳細図である。アクリル8は、図3に示すような削り加工が施されており、アクリル取付板10側に設けられた取付用ネジを、この加工された溝にはめ込むようにして取り付けられる。
図4は、本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンの部分概略断面図であり、先の図2におけるB−B断面図に相当する。アクリル取付板10を縦枠3の開口7に固定させるには、図4に示すような位置にアクリルパネルを固定させるための保持金具が必要となる。そこで、本実施の形態1では、このような保持金具として固定装置11を備えることで、アクリル8を開口7に固定させることを可能としている。
次に、本発明における三方枠組込ホールランタンの着脱構造について説明する。図5は、本発明の実施の形態1におけるエレベータのホールランタン6の取外し方法を説明するための縦枠3の構造を示す図であり、先の図1におけるA−A断面から見た図である。アクリル8の交換、および光源9の保守点検を行う際のアクリル8の取外しは、アクリル8を開後に、縦枠3の前方および側面から行うことができる構成となっている。
図6は、本発明の実施の形態1におけるアクリル8の挿入、取外し時の様子を示した縦断面図である。また、図7は、本発明の実施の形態1におけるアクリル8の挿入、取外し時の様子を示した部分概略詳細図である。アクリル8は、図6、図7に示すように、斜めに挿入を行うことで閉操作が可能となる。これは、位置決めの効果を得るために、アクリル8の削り加工にテーパーが掛っており、溝に沿ってアクリル8を取付けようとする際、斜めに挿入する形となるためである。
また、本実施の形態1では、乗場壁2に三方枠が固定され、アクリル8の閉時に乗場壁2によって周囲が塞がれるため、アクリル8の開閉には、例えば、図6、図7に示したような吸盤21を備えたフックを使用することにより、開閉操作が可能となる。
図8は、本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンに用いられるガイド構造の詳細図であり、(a)はガイド13を含むガイド構造の部分詳細図、(b)はガイド13のみの部分詳細図、をそれぞれ示している。図2に示した縦枠3の内部には、アクリル8が位置決めの効果を得られるように、ガイド13とガイド取付金14が取り付けられている。アクリル8の上面、下面に削り加工を施すことで、ガイド13がスライドしていく機構が得られる。また、上下のガイドを設けることで、アクリル閉時の、上下のブレがなくなる。このようなスライド機構を備えることで、アクリル8は、乗場とかごの出入口方向に対して乗場側にスライドさせることで開閉可能となる。
次に、本発明における三方枠組込ホールランタンの保持構造について説明する。
縦枠3の内面には、固定装置11取付用の取付金が設けられている。固定装置11は、各種キャッチ類(マグネットキャッチ、ローラーキャッチ、ボールキャッチ等)にあたり、アクリル取付板10には、固定装置受側19が取り付けられている(図5参照)。
このような固定装置受側19が取り付けられたアクリル取付板10と固定装置11とを組み合わせることによって、アクリル8の固定が可能になる。マグネットキャッチは、磁気吸着力によって固定装置受側19とアクリル取付板10を保持できるようになる。また、ローラーキャッチ、ボールキャッチを用いた場合には、固定装置受側19との接触部がローラー、ボール状である固定装置11に対して、アクリル取付板10の固定装置受側19が挿入、取外し時に接触移動することにより、保持できるようになる。また、アクリル取付板10を取外しする際には、固定装置11によって保持されている力が一定値を超えると取外しが可能となる仕組みとなっている。
ボックス15の内部には、板金加工で形成された、光源取付板12によって光源9(LEDランプ等)が取り付けられている。保守点検の際は、光透過性パネルであるアクリル8が閉状態から、開状態になることで、光源9へのアクセスが可能となる。
次に、アクリル8の落下防止機構について説明する。図9は、本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンのアクリル8に用いられる落下防止機構を説明するための部分概略断面図であり、(a)はアクリル8が開閉途中の状態、(b)は、アクリル8が開状態、そして(c)は図9(a)に示したアクリル8が開閉途中の状態におけるパネル部の詳細、をそれぞれ示している。
また、図10は、本発明の実施の形態1における三方枠組込ホールランタンのアクリル8に用いられる落下防止機構を説明するための部分概略側面図であり、先の図1におけるC−C断面から見た側面図である。さらに、図11は、本発明の実施の形態1の図10におけるD部の詳細図であり、(a)はアクリル8が閉状態、(b)はアクリル8が開閉途中の状態、(c)はアクリル8が開状態、をそれぞれ示している。
図9〜図11に示すように、縦枠3内部にはアクリル8の落下防止機構として、バネ17がアクリル取付板10に取付けられている。アクリル8が閉位置に移動した際のバネ17は、バネ固定用スタッド18にバネの面が自然と掛る構造となっており、ロック機能として機能する。アクリル固定時のバネ17には、バネの穴部に、バネ固定用のスタッド18が配置されている。
ガイド13に沿ってアクリル8が開放される際には、バネ固定用のスタッド18にバネ17の穴部が掛る構造となっている。開放状態に移動するアクリル8は、バネ17のU字溝部に引っ掛かり、図11(b)のようなアクリル開放途中でロックが掛る構造となっている。
一方、解除方法としては、直尺(薄板状のモノ)でバネ部を押すことにより、バネが固定用スタッドから外れ、アクリルが開放状態となる。
これらの構成を備えることで、本発明では、乗場からホールランタンの保守点検作業を行うことができるので、昇降路内に入る必要がなくなり、点検時の作業効率の向上、および安全性の向上を図ることができる。また、バネ17解除用の間隙も、アクリル8を移動させることにより確保できるため、縦枠3の意匠面には、アクリル8に対しての切欠きを施すだけで、ホールランタン6を備えることができる。さらに、開口寸法等の建築への取り合いが緩和されることにより、ホールランタン6の取付位置に関しても、設計の自由度が高くなる。
以上のように、実施の形態1によれば、三方枠の一部であるアクリルがスライドして、三方枠を開閉可能にする機構を備えている。さらに、固定装置を備えることで、アクリルを閉位置に保持することを可能としている。このように、三方枠の一部がスライドする機構を備えることで、エレベータの乗場側から光源およびアクリルの交換等の保守点検作業を容易に行うことができ、作業効率の改善を行うことができる。
また、スライド機構を簡略化し、意匠面側への影響を少なくすることで、光漏れ対策も容易となる。さらに、三方枠内に固定装置を備えることで、アクリルを閉位置に保つことができ、意匠性に優れたエレベータのホールランタンを実現できる。
さらに、アクリルに落下防止装置が取り付けられており、アクリルをスライドさせることで形成される隙間から工具を挿入することにより、落下防止装置を解除することで、アクリルの取外しが可能となっている。このように、三方枠内に落下防止装置を備えることで、アクリルのスライド開閉途中に落下防止装置が効き、アクリルが完全に外れるのを防ぐことができる。また、アクリル開状態時に、落下防止装置を解除することで、容易にアクリルを取外すことが可能となる。この際には、簡易な形状である工具を用いることで、アクリルの取外しをスムーズにすることができる。
1 乗場、2 乗場壁、3 縦枠、4 上枠、5 扉、6 ホールランタン、7 開口(開口部)、8 アクリル(アクリルパネル)、9 光源、10 アクリル取付板、11 固定装置、12 光源取付板、13 ガイド、14 ガイド取付金、15 ボックス、16 遮光板、17 バネ、18 バネ固定用スタッド、19 固定装置受側、20 固定板、21 吸盤。

Claims (2)

  1. エレベータの乗場に設けられた三方枠内に設けられた光源と、
    前記三方枠の開口部に固定され、前記光源から照射される光を透過するアクリルパネルと
    を備え、
    前記アクリルパネルは、前記三方枠の前記開口部に固定されることで前記三方枠の一部を構成するとともに、前記乗場とかごの出入口方向に対して乗場側にスライドさせることで開閉可能なスライド機構を有する
    三方枠組込のホールランタン。
  2. 請求項1に記載の三方枠組込のホールランタンにおいて、
    前記スライド機構によりスライドする前記アクリルパネルを保持する落下防止機構をさらに備え、
    前記落下防止機構は、前記アクリルパネルをスライドすることで形成される前記アクリルパネルと前記三方枠との隙間から工具を挿入することにより保持状態の解除が可能であり、前記保持状態が解除されることで前記アクリルパネルの取外しを可能とする
    三方枠組込のホールランタン。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02276782A (ja) * 1989-04-18 1990-11-13 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用機器箱
JP2011190020A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Mitsubishi Electric Corp エレベータのホールランタン装置

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