JP2015036179A - チャックテーブル機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャックテーブルを回転駆動することができ被加工物を保持する保持面に流体を作用せしめることができるとともに小型化を図ることができるチャックテーブル機構を提供する。【解決手段】チャックテーブル機構7は、被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブル71と、チャックテーブル71が装着される装着部721を備えた回転軸72と、該回転軸72を収容するとともに該装着部721を突出させて回転可能に支持するハウジング73と、を具備する。回転軸72には装着部721に開口する流体通路722が設けられ、ハウジング73には流体通路722が開口する流体室730が設けられているとともに、流体室730に開口し流体供給手段82に連通する流体供給口732bが設けられる。回転軸72の外周に永久磁石771を、ハウジング73に永久磁石771と対向してコイル巻線772を配設することにより永久磁石式モータ77を構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、研削装置や切削装置やレーザー加工装置等の加工装置に装備される被加工物を保持するためのチャックテーブル機構に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状であるウエーハの表面に格子状に配列された分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、ウエーハの裏面を研削して所定の厚みに形成した後に、分割予定ラインに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々のデバイスを製造している。
ウエーハの裏面を研削する研削装置は、ウエーハを保持し回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削ホイールを備えた研削手段と、ウエーハを搬入・搬出するウエーハ着脱領域と研削手段によってウエーハを研削する研削領域とにチャックテーブルを位置付けるターンテーブルと、研削されたウエーハを洗浄する洗浄手段等を具備している(例えば、特許文献1参照)。
また、上述したウエーハのストリートに沿った分割は、切削装置やレーザー加工装置によって行われている。
切削装置は、ウエーハを保持し回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを切削する切削ブレードを備えた切削手段と、切削加工されたウエーハを洗浄するスピンナーテーブル(回転可能なチャックテーブル)を備えた洗浄手段等を具備している(例えば、特許文献2参照)。
また、レーザー加工装置は、ウエーハを保持し回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハの加工面に保護膜を被覆するスピンナーテーブル(回転可能なチャックテーブル)を備えた保護膜被覆手段と、チャックテーブルに保持されたウエーハにレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、レーザー加工された被加工物を洗浄するスピンナーテーブル(回転可能なチャックテーブル)を備えて洗浄手段等を具備している(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−31643号公報 特開2006−128359号公報 特開2007−201178号公報
上述したチャックテーブルは、回転可能に構成するとともに、被加工物を保持する保持面に負圧が作用するように構成する必要がある。このため、回転するチャックテーブルに負圧を供給するためのロータリージョイントを設ける必要があるとともに、チャックテーブルを回転駆動するための電動モータが必要となる。従って、加工装置に占める体積および重量の比率が大きく、加工装置の小型化を阻害する要因となっている。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、チャックテーブルを回転駆動することができ被加工物を保持する保持面に流体を作用せしめることができるとともに小型化を図ることができるチャックテーブル機構を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルが装着される装着部を備えた回転軸と、該回転軸を収容するとともに該装着部を突出させて回転可能に支持するハウジングと、を具備するチャックテーブル機構であって、
該回転軸には、該装着部に開口する流体通路が設けられ、
該ハウジングには、該回転軸に設けられた流体通路が開口する流体室が設けられているとともに、該流体室に開口し流体供給手段に連通する流体供給口が設けられており、
該回転軸の外周に永久磁石を配設し、該ハウジングに該永久磁石と対向してコイル巻線を配設することにより永久磁石式モータを構成した、
ことを特徴とするチャックテーブル機構が提供される。
上記永久磁石式モータは、該回転軸の該装着部と該流体室との間に配設される。
また、上記流体室に開口する流体供給口は、吸引手段に連通する第1の流体供給口と、高圧流体供給手段に連通する第2の流体供給口とを備えている。
本発明によるチャックテーブル機構は、チャックテーブルが装着される装着部を備えた回転軸には装着部に開口する流体通路が設けられ、回転軸を回転可能に支持するハウジングには回転軸に設けられた流体通路が開口する流体室が設けられているとともに、流体室に開口し流体供給手段に連通する流体供給口が設けられており、回転軸の外周に永久磁石を配設し、ハウジングに永久磁石と対向してコイル巻線を配設することにより永久磁石式モータを構成したので、回転軸に電動モータを伝動連結する従来のチャックテーブル機構より機構全体をコンパクトに構成することができる。本発明によるチャックテーブル機構は、回転軸に設けられた流体通路は流体室に開口しているので、流体を流動接続するための継手部である流体室が回転しないので、従来のチャックテーブル機構のようにロータリージョイントを設ける必要がない。
本発明に従って構成されたチャックテーブル機構が装備された研削装置の斜視図。 図1に示す研削装置に装備されるチャックテーブル機構の断面図。 図2に示すチャックテーブル機構を構成するチャックテーブルによって被加工物を吸引保持する状態を示す説明図。 図2に示すチャックテーブル機構を構成するチャックテーブルに吸引保持された被加工物を剥がす状態を示す説明図。
以下、本発明に従って構成されたチャックテーブル機構の好適な実施形態について、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたチャックテーブル機構が装備された加工装置としての研削装置の斜視図が示されている。図1に示す研削装置は、全体を番号2で示す装置ハウジングを具備している。この装置ハウジング2は、細長く延在する直方体形状の主部21と、該主部21の後端部(図1において右上端)に設けられ上方に延びる直立壁22とを有している。直立壁22の前面には、上下方向に延びる一対の案内レール221、221が設けられている。この一対の案内レール221、221に移動基台3が摺動可能に装着されている。移動基台3は、後面両側に上下方向に延びる一対の脚部31、31が設けられており、この一対の脚部31、31に上記一対の案内レール221、221と摺動可能に係合する被案内溝311、311が形成されている。このように直立壁22に設けられた一対の案内レール221、221に摺動可能に装着された移動基台3の前面には前方に突出した支持部32が設けられている。この支持部32に研削手段としてのスピンドルユニット4が取り付けられる。
スピンドルユニット4は、支持部32に装着された円筒状のスピンドルハウジング41と、該スピンドルハウジング41に回転自在に配設された回転スピンドル42と、該回転スピンドル42を回転駆動するための駆動源としてのサーボモータ43とを具備している。スピンドルハウジング41に回転可能に支持された回転スピンドル42は、一端部(図1において下端部)がスピンドルハウジング41の下端から突出して配設されており、その一端(図1において下端)にホイールマウント44が設けられている。そして、このホイールマウント44の下面に研削ホイール5が取り付けられる。この研削ホイール5は、環状のホイール基台51と、該ホイール基台51の下面における外周部に装着された複数の研削砥石52とからなっており、ホイール基台51がホイールマウント44に締結ボルト53によって取り付けられる。
図示の実施形態における研削装置は、上記スピンドルユニット4を上記一対の案内レール221、221に沿って上下方向(後述するチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向)に移動せしめる研削送り手段6を備えている。この研削送り手段6は、直立壁22の前側に配設され上下方向に延びる雄ねじロッド61を具備している。この雄ねじロッド61は、その上端部および下端部が直立壁22に取り付けられた軸受部材62および63によって回転自在に支持されている。上側の軸受部材62には雄ねじロッド61を回転駆動するための駆動源としてのパルスモータ64が配設されており、このパルスモータ64の出力軸が雄ねじロッド61に伝動連結されている。上記移動基台3の後面にはその幅方向中央部から後方に突出する連結部(図示していない)も形成されており、この連結部には貫通雌ねじ穴(図示していない)が形成されており、この雌ねじ穴に上記雄ねじロッド61が螺合せしめられている。従って、パルスモータ64が正転すると移動基台3およびスピンドルユニット4が下降即ち前進せしめられ、パルスモータ64が逆転すると移動基台3およびスピンドルユニット4が上昇即ち後退せしめられる。
図1を参照して説明を続けると、装置ハウジング2の主部21には被加工物を保持するためのチャックテーブル機構7が配設されている。このチャックテーブル機構7について、図2を参照して説明する。
図2に示すチャックテーブル機構7は、被加工物を保持するチャックテーブル71と、該チャックテーブル71を装着する回転軸72と、該回転軸72を収容するハウジング73を具備している。チャックテーブル71は、円板状の本体711と、該本体711の上面に配設された通気性を有する被加工物保持部材712とからなっている。本体711はステンレス鋼等の金属材料によって形成されており、その上面には円形の嵌合凹部711aが設けられている。この嵌合凹部711aには、底面の外周部に被加工物保持部材712が載置される環状の載置棚711bが設けられている。また、本体711には、中心部に嵌合凹部711aに開口する吸引通路711cが設けられているとともに、該吸引通路711cと連通して下方に突出する嵌合連結部711dが設けられている。なお、被加工物保持部材712は、図示の実施形態においてはポーラスセラミックスによって形成されている。
上記回転軸72は、上端に上記チャックテーブル71の本体711に設けられた嵌合連結部711dと嵌合する装着部721が突出して設けられているとともに、軸方向に貫通し装着部721に開口する流体通路722が設けられている。なお、装着部721の外周には、シールリング74が装着されている。このようにシールリング74が装着され装着部721にチャックテーブル71の本体711に設けられた嵌合連結部711dが嵌合され伝動連結される。このように構成された回転軸72は、ハウジング73に収容され装着部721がハウジング73の上壁731から突出した状態で軸受け751,752によって回転可能に支持されている。そして、回転軸72の下部外周にハウジング73に装着されたシール機構76が相対回転可能に接触せしめられている。ハウジング73は底壁732とシール機構76との間に流体室730を形成しており、上記回転軸72は下端面(流体通路722が開口している)が流体室730に露出した状態でハウジング73に回転可能に支持される。また、ハウジング73の底壁732には、流体室730に連通する第1の流体供給口732aと第2の流体供給口732bが設けられている。この第1の流体供給口732aは吸引手段81に連通され、第2の流体供給口732bは高圧流体供給手段82に連通されている。
吸引手段81は、吸引源811と、該吸引源811と第1の流体供給口732aとを接続する連通管812に配設された第1の電磁開閉弁813とからなっている。このように構成された吸引手段81は、第1の電磁開閉弁813を開路すると、吸引源811と第1の流体供給口732aが連通し、流体室730および回転軸72に設けられた流体通路722を介してチャックテーブル71に設けられた吸引通路711cから嵌合凹部711aに負圧を作用せしめる。この結果、嵌合凹部711aに下面が露出している通気性を有する被加工物保持部材712の上面(保持面)に負圧が作用せしめられる。従って、被加工物保持部材712の上面(保持面)に載置される被加工物を吸引保持することができる。また、高圧流体供給手段82は、高圧水または高圧エアーからなる高圧流体源821と、該高圧流体源821と第2の流体供給口732bとを接続する連通管822に配設された第2の電磁開閉弁823とからなっている。このように構成された高圧流体供給手段82は、第2の電磁開閉弁823を開路すると、高圧流体源821と第2の流体供給口732bが連通し、流体室730および回転軸72に設けられた流体通路722を介してチャックテーブル71に設けられた吸引通路711cから嵌合凹部711aに高圧水または高圧エアーからなる高圧流体を作用せしめる。この結果、嵌合凹部711aに下面が露出している通気性を有する被加工物保持部材712の上面(保持面)に高圧水または高圧エアーからなる高圧流体が作用せしめられる。従って、被加工物保持部材712の上面(保持面)に吸引保持されていた被加工物を剥がすことができる。
図示の実施形態におけるチャックテーブル機構7は、回転軸72を回転駆動するための永久磁石式モータ77を具備している。この永久磁石式モータ77は、回転軸72の装着部721と流体室730との間更に詳しくは軸受け751と752の間における外周に配設された永久磁石771、ハウジング73の内周面に永久磁石771と対向して配設されたコイル巻線772とからなっている。このように構成された永久磁石式モータ77は、コイル巻線772に電力を印加することにより、永久磁石771が装着された回転軸72を回転駆動する。このように図示の実施形態におけるチャックテーブル機構7は、回転軸72の外周に永久磁石771を配設し、ハウジング73に永久磁石771と対向してコイル巻線772を配設することにより永久磁石式モータ77を構成したので、回転軸72に電動モータを伝動連結する従来のチャックテーブル機構より機構全体をコンパクトに構成することができる。また、図示の実施形態におけるチャックテーブル機構7は、回転軸72に設けられた流体通路722は流体室730に開口しているので、流体を流動接続するための継手部である流体室730が回転しないので、従来のチャックテーブル機構のようにロータリージョイントを設ける必要がない。
なお、図2に示すチャックテーブル機構7には、回転軸72の回転角度を検出するための回転角度検出手段9を備えた例が示されている。この回転角度検出手段9は、回転軸72の外周に装着されたロータリースケール91と、ハウジング73の内周面にロータリースケール91と対向する位置に配設された読み取りヘッド92とからなっている。このように構成された回転角度検出手段9は、切削装置やレーザー加工装置に装備され被加工物を吸引保持するチャックテーブルに適用することが望ましい。
図1に戻って説明を続けると、上記チャックテーブル71は、図示しないチャックテーブル移動手段によって図1に示す被加工物載置域24と上記スピンドルユニット4を構成する研削ホイール5と対向する研削域25との間で移動せしめられる。
図示の実施形態におけるチャックテーブル機構7を装備した研削装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図1に示す研削装置を用いて被加工物を研削するには、先ず図1に示す被加工物載置域24に位置付けられているチャックテーブル機構7のチャックテーブル71上に被加工物である例えば半導体ウエーハ10を載置する。このとき、半導体ウエーハ10の表面(デバイスが形成されている面)に保護テープ11を貼着し、図3に示すように該保護テープ11をチャックテーブル71上に載置する。従って、半導体ウエーハ10は、裏面を上側にしてチャックテーブル71上に載置されることになる。このようにしてチャックテーブル71上に半導体ウエーハ10の表面に貼着された保護テープ11を載置したならば、上記図2に示す吸引手段81の第1の電磁開閉弁813を開路する。この結果、上述したように吸引源811が第1の流体供給口732a、流体室730および回転軸72に設けられた流体通路722を介してチャックテーブル71に設けられた吸引通路711cから嵌合凹部711aに連通するため、嵌合凹部711aに下面が露出している通気性を有する被加工物保持部材712の上面(保持面)に負圧が作用し、被加工物保持部材712の上面(保持面)に載置された半導体ウエーハ10が保護テープ11を介して吸引保持される。
チャックテーブル機構7のチャックテーブル71上に半導体ウエーハ10を吸引保持したならば、図示しないチャックテーブル移動手段を作動してチャックテーブル71を矢印23aで示す方向に移動し、チャックテーブル71上に保持された半導体ウエーハ10を研削ホイール5の下方の研削域25に位置付ける。次に、チャックテーブル機構7を構成する永久磁石式モータ77のコイル巻線772に電力を印加すし、永久磁石771が装着された回転軸72を例えば300rpmの回転速度で回転駆動する。従って、回転軸72の装着部721に嵌合連結部711dが嵌合され伝動連結されたチャックテーブル71が300rpmの回転速度で回転せしめられる。そして、上記研削手段としてのスピンドルユニット4のサーボモータ43を駆動して研削ホイール5を例えば6000rpmで回転するとともに、上記研削送り手段6のパルスモータ64を正転駆動して研削手段としてのスピンドルユニット4を下降せしめて、研削ホイール5を構成する研削砥石52の研削面である下面をチャックテーブル71上に保持された半導体ウエーハ10の上面(裏面)に作用せしめる。そして、研削ホイール5を所定量下降せしめて、半導体ウエーハ10を所定の厚さに研削する(研削工程)。この研削工程においては、研削ホイール5の研削砥石52にる研削加工部に研削液が供給される。
上記のようにして、研削作業が終了したら、研削送り手段6のパルスモータ64を逆転駆動してスピンドルユニット4を所定位置まで上昇させるとともに、スピンドルユニット4のサーボモータ43の駆動を停止して研削ホイール5の回転を停止する。そして、チャックテーブル機構7を構成する永久磁石式モータ77のコイル巻線772に電力の供給を遮断し、回転軸72の駆動を停止してチャックテーブル71の回転を停止する。次に、図示しないチャックテーブル移動手段を作動してチャックテーブル71を矢印23bで示す方向に移動して被加工物載置域24に位置付けられる。チャックテーブル機構7が被加工物載置域24に位置付けられたならば、上記吸引手段81の第1の電磁開閉弁813を閉路するとともに、高圧流体供給手段82の第2の電磁開閉弁823を開路する。この結果、吸引源811と第1の流体供給口732aとの連通が遮断され、高圧流体源821が第2の流体供給口732b、流体室730および回転軸72に設けられた流体通路722を介してチャックテーブル71に設けられた吸引通路711cから嵌合凹部711aに連通するため、図4に示すように嵌合凹部711aに下面が露出している通気性を有する被加工物保持部材712の上面(保持面)に高圧水または高圧エアーからなる高圧流体が作用し、従って、被加工物保持部材712の上面(保持面)に吸引保持されていた半導体ウエーハ10を剥がすことができる。このようにして、被加工物保持部材712の上面(保持面)から剥がされた半導体ウエーハ10は、図示しない被加工物搬出手段によってチャックテーブル71から搬出される。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形は可能である。図示の実施形態においては本発明によるチャックテーブル機構を研削装置の被加工物を吸引保持するチャックテーブル機構に適用した例を示したが、本発明によるチャックテーブル機構は切削装置やレーザー加工装置に装備され被加工物を吸引保持するチャックテーブル機構や、研削装置や切削装置やレーザー加工装置に装備される洗浄手段のチャックテーブル機構(スピンナーテーブル機構)に適用することができる。
2:装置ハウジング
3:移動基台
4:スピンドルユニット
41:スピンドルハウジング
42:回転スピンドル
44:ホイールマウント
5:研削ホイール
51:ホイール基台
52:研削砥石
6:研削送り手段
7:チャックテーブル機構
71:チャックテーブル
72:回転軸
721:装着部
722:流体通路
73:ハウジング
730:流体室
732a:第1の流体供給口
732b:第2の流体供給口
74:シールリング
76:シール機構
77:永久磁石式モータ
771:永久磁石
772:コイル巻線
81:吸引手段
82:高圧流体供給手段

Claims (3)

  1. 被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルが装着される装着部を備えた回転軸と、該回転軸を収容するとともに該装着部を突出させて回転可能に支持するハウジングと、を具備するチャックテーブル機構であって、
    該回転軸には、該装着部に開口する流体通路が設けられ、
    該ハウジングには、該回転軸に設けられた流体通路が開口する流体室が設けられているとともに、該流体室に開口し流体供給手段に連通する流体供給口が設けられており、
    該回転軸の外周に永久磁石を配設し、該ハウジングに該永久磁石と対向してコイル巻線を配設することにより永久磁石式モータを構成した、
    ことを特徴とするチャックテーブル機構。
  2. 該永久磁石式モータは、該回転軸の該装着部と該流体室との間に配設される、請求項1記載のチャックテーブル機構。
  3. 該流体室に開口する該流体供給口は、吸引手段に連通する第1の流体供給口と、高圧流体供給手段に連通する第2の流体供給口とを備えている、請求項1または2記載のチャックテーブル機構。
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