JP2015034783A - センサ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電極対に異物が接触することを抑制する技術を開示する。
【解決手段】 センサ装置2は、リザーブカップ20に燃料を吐出するためのジェットポンプ44と、ジェットポンプ44の吐出口から燃料が吐出される方向に配置される電極対を備える。電極対は、基板62の第2の平板66上に配置されており、燃料の液質に応じて、静電容量が変化する電極対と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 センサ装置2は、リザーブカップ20に燃料を吐出するためのジェットポンプ44と、ジェットポンプ44の吐出口から燃料が吐出される方向に配置される電極対を備える。電極対は、基板62の第2の平板66上に配置されており、燃料の液質に応じて、静電容量が変化する電極対と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本明細書では、燃料タンクに貯蔵される燃料の液質を検出するためのセンサ装置を開示する。
特許文献1に、燃料の液面を測定する液面測定装置が開示されている。液面測定装置は、サブタンク底部からサブタンクの上方に突出するように伸びる測定電極部と、サブタンク内部に設定される基準電極部と、を備える。液面測定装置は、測定電極部と基準電極部とを用いて、燃料タンク内の燃料の液面を測定する。
電極の周辺に、燃料以外の異物が存在する場合がある。特に、サブタンク等の底部には、異物が堆積する場合がある。燃料タンク内の異物が電極対に接触すると、電極対の静電容量は、異物によって変動する。また、異物が、電極対の2個の電極の両方に接触する場合、電極対が導通する可能性がある。この結果、電極対の静電容量を用いても、燃料タンク内の燃料の液面を、適切に測定できない場合がある。本明細書では、電極対に異物が接触することを抑制する技術を開示する。
本明細書では、燃料タンクに貯蔵される燃料の液質を検出するためのセンサ装置を開示する。センサ装置は、ジェットポンプと、第1の電極対と、を備える。ジェットポンプは、リザーブカップに燃料を吐出するように構成される。第1の電極対は、ジェットポンプから吐出される燃料が流れる方向に配置される。第1の電極対の静電容量は、燃料の液質に応じて変化する。
この構成によれば、ジェットポンプから吐出される燃料の流れによって、第1の電極対に燃料内の異物が付着することを抑制することができる。この結果、異物の付着による第1の電極対の静電容量の変化を、抑制することができる。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)センサ装置は、リザーブカップをさらに備えていてもよい。第1の電極対は、リザーブカップの底部に配置されていてもよい。
燃料ポンプが停止すると、リザーブカップ内の燃料の攪拌が停止される。この結果、燃料に水が含まれる場合、燃料中の水は、リザーブカップの底部に溜まる。この構成によれば、第1の電極対を、リザーブカップの底部に溜まった水に接触させることができる。燃料の誘電率と水の誘電率とは異なるため、第1の電極対の静電容量は、水との接触の有無によって変化する。このため、燃料ポンプの停止中に、第1の電極対を用いて、燃料から分離した水の有無を検出し得る。
(特徴2)センサ装置は、第1の電極対の上方であって、第1の電極対よりもジェットポンプに近い位置に配置される防泡壁を、さらに備えていてもよい。
この構成では、ジェットポンプから吐出される燃料に含まれる気泡は、防泡壁に衝突して、誘導される。この構成によれば、ジェットポンプから吐出される燃料に含まれる気泡が、第1の電極対に向かって流れることを抑制することができる。これにより、気泡が第1の電極対に付着することを抑制することができる。この結果、第1の電極対に気泡が付着することによって、第1の電極対の静電容量が変化することを抑制することができる。
(特徴3)センサ装置は、第1の電極対を収容するケースをさらに備えていてもよい。ケースは、燃料が通過するための貫通孔を備えていてもよい。
この構成によれば、ケースは、異物及び気泡が第1の電極対に付着することを抑制することができる。
(特徴4)ケースは、導電性を有する材料で作製されていてもよい。
この構成によれば、ケースを接地することによって、ケースが、電磁シールドの機能を発揮する。この結果、浮遊容量が発生することを抑制することができる。
(特徴5)センサ装置は、第2の電極対と制御部とを備えていてもよい。第2の電極対は、リザーブカップ外であって、燃料タンク内に配置されていてもよい。第2の電極対は、燃料の液質及び燃料タンク内の液位に応じて静電容量が変化してもよい。制御部は、第1の電極対と第2の電極対とを用いて、燃料タンク内の液位を算出してもよい。
この構成によれば、燃料の液質を考慮して、燃料タンク内の燃料の液位を適切に検出することができる。
(特徴6)
センサ装置は、第1の電極対と第2の電極対とが配置される基板をさらに備えていてもよい。
センサ装置は、第1の電極対と第2の電極対とが配置される基板をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、第1の電極対と第2の電極対とが、異なる基板に配置されている構成と比較して、電極対の組み付け性を向上させることができる。
(特徴7)センサ装置は、リザーブカップ外であって、燃料タンク内に配置される第3の電極対をさらに備えていてもよい。第3の電極対は、燃料の液質に応じて静電容量が変化してもよい。制御部は、第1の電極対の静電容量に関する値と第3の電極対の静電容量に関する値との比較結果を特定してもよい。
第1の電極対の静電容量に関する値と第3の電極対の静電容量に関する値とは、共に、燃料の液質に応じて変化する。このため、通常、第1の電極対の静電容量に関する値と第3の電極対の静電容量に関する値との比較結果は、略一定である。言い換えると、比較結果が、通常と異なる場合、センサ装置に断線等の異常が発生している可能性がある。この構成によれば、センサ装置に断線等の異常を検出し得る。
(第1実施例)
本実施例の燃料供給ユニット1は、自動車に搭載され、図示省略したエンジンに燃料を供給する。燃料供給ユニット1は、燃料タンク10と、燃料ポンプユニット30と、センサ装置2と、を備える。燃料タンク10は、ガソリンとエタノールとの混合燃料を貯留する。燃料タンク10には、図示省略した給油口から燃料が給油される。
本実施例の燃料供給ユニット1は、自動車に搭載され、図示省略したエンジンに燃料を供給する。燃料供給ユニット1は、燃料タンク10と、燃料ポンプユニット30と、センサ装置2と、を備える。燃料タンク10は、ガソリンとエタノールとの混合燃料を貯留する。燃料タンク10には、図示省略した給油口から燃料が給油される。
燃料ポンプユニット30は、ポンプ本体34と、低圧フィルタ32と、高圧フィルタ36と、リザーブカップ20と、プレッシャーレギュレータ42と、吐出ポート12と、を備える。ポンプ本体34と、低圧フィルタ32と、高圧フィルタ36と、リザーブカップ20と、プレッシャーレギュレータ42と、は、燃料タンク10内に配置されている。ポンプ本体34は、燃料タンク10内の燃料を、低圧フィルタ32を介して、ポンプ本体34の吸引口34aから吸引し、ポンプ本体34内で昇圧する。そして、ポンプ本体34は、昇圧された燃料を、ポンプ本体34の排出口34bから高圧フィルタ36のケース36a内に排出する。なお、図1では、簡略されているが、ケース36aは、ポンプ本体34の周方向を一巡するように配置されている。ケース36a内に流入した燃料は、フィルタ部材によって濾過され、パイプ94に送り出される。パイプ94には、プレッシャーレギュレータ42が接続されている。プレッシャーレギュレータ42は、プレッシャーレギュレータ42内の燃料の圧力が所定圧以上になると、パイプ94内の過剰な燃料を、燃料タンク10に放出する。これにより、パイプ94内の燃料の圧力を一定圧力に調整する。燃料タンク10内の燃料は、ポンプ本体34とプレッシャーレギュレータ42によって一定の圧力に調整されて、吐出ポート12から、エンジン(図示省略)に圧送される。ケース36aは、ポンプ本体34の排出口34bとパイプ94とを連通する。パイプ94は、ポンプ本体34の排出口34bと吐出ポート12とを連通する。
ポンプ本体34は、ベーパジェット38を備える。ベーパジェット38は、ポンプ本体34内の燃料流路とポンプ本体34の外側の燃料タンク10とを連通する。ベーパジェット38は、ポンプ本体34内の燃料の気泡を、ポンプ本体34外に排出するための連通路である。ベーパジェット38から、ポンプ本体34で昇圧された燃料が、放出パイプ52に放出される。
低圧フィルタ32とポンプ本体34と高圧フィルタ36とは、リザーブカップ20内に配置されている。リザーブカップ20は、支柱22によって燃料タンク10のセットプレート14に固定されている。リザーブカップ20の底部にはジェットポンプ44(図4参照)が配置されている。ジェットポンプ44は、ベーパジェット38から放出された燃料の流速を利用して、リザーブカップ20外の燃料をリザーブカップ20内に送り込む。例えば、ベンチュリー構造を備えており、ベンチュリーをベーパジェット38から放出された燃料が通過する際に、リザーブカップ20外の燃料をジェットポンプ44に吸引し、リザーブカップ20外から吸引した燃料をベーパジェット38から放出された燃料と共にリザーブカップ20内に送り込む。リザーブカップ20とジェットポンプ44を備えていると、燃料タンク10内の燃料残量が少ない場合でも、ポンプ本体34の周辺の液位を高く保つことができる。なお、変形例では、ジェットポンプ44は、プレッシャーレギュレータ42から放出された燃料、あるいは、パイプ94から分岐したパイプ内の燃料の流速を利用してもよい。
センサ装置2は、制御装置80と、センサ本体60と、ケース70,74と、防泡壁75とを備える。センサ本体60は、基板62と、電極対81,83(図2参照)と、電極対67(図3参照)と、温度検出素子65(図3参照)と、を備える。
基板62は、矩形状の第1の平板82と、矩形状の第2の平板66と、を備える。第1の平板82と第2の平板66とは、一体で形成されている。第1の平板82は、リザーブカップ20の外周面に沿って、燃料タンク10の高さ方向に伸びている。第2の平板66は、第1の平板82の下端に接続されている。第2の平板66は、リザーブカップ20を貫通して、リザーブカップ20内に配置されている。
第1の平板82は、ケース70に収容されている。ケース70は、放出パイプ52に連通している。このため、ベーパジェット38から放出された燃料の一部は、ケース70内に放出される。ケース70の底部付近には、ケース70の内外を連通する連通孔78が形成されている。これにより、ケース70内の燃料の液位と、燃料タンク10内の燃料の液位とは一致する。
図2に示すように、第1の平板82の表面、即ち、リザーブカップ20の外周面と対向している面と反対側の面には、電極対81,83が配置されている。電極対81は、2個の電極84,85を備える。各電極84,85は、薄膜の導電性の材料(例えば金、銅合金)で作製されている。電極84,85は、第1の平板82上において、向かい合うように配置されている。各電極84,85は、櫛状に形成され、第1の平板82の長手方向(即ち燃料タンク10の深さ方向)に伸びている。電極84では、複数個(図2では17個)の横部分84aが、第1の平板82の長手方向に伸びる縦部分84bによって電気的に接続されている。電極85の横部分85a及び縦部分85bも同様である。複数個の横部分84aと複数個の横部分85aとは、第1の平板82の長手方向に交互に配置されている。
電極対83は、電極対81よりも、燃料タンク10の底面側に配置されている。電極対83は、2個の電極86,87を備える。各電極86,87は、薄膜の導電性の材料(例えば金、銅合金)で作製されている。電極86,87は、第1の平板82上において、向かい合うように配置されている。各電極86,87は、櫛状に形成されている。電極86では、複数個(図2では3個)の横部分86aが、縦部分84bによって電気的に接続されている。電極87では、複数個(図2では2個)の横部分87aが、第1の平板82の長手方向に伸びる縦部分87bによって電気的に接続されている。複数個の横部分86aと複数個の横部分87aとは、第1の平板82の長手方向に交互に配置されている。
図1に示すように、第2の平板66は、リザーブカップ20の底面に平行に配置されている。第2の平板66の下面は、リザーブカップ20の底面に接触している。図3に示すように、第2の平板66の上面には、電極対67と、温度検出素子65と、が配置されている。電極対67は、2個の電極68,69を備える。各電極68,69は、薄膜の導電性の材料(例えば金、銅合金)で作製されている。電極68,69は、第2の平板66上において、向かい合うように配置されている。各電極68,69は、櫛状に形成されている。電極68では、複数個(図2では4個)の横部分68aが、第2の平板66の長手方向に伸びる縦部分68bによって電気的に接続されている。電極69の横部分69a及び縦部分69bも同様である。複数個の横部分68aと複数個の横部分69aとは、第2の平板66の長手方向に交互に配置されている。各電極68,69は、制御装置80に接続されている。なお、同一の環境及び条件で使用された場合の電極対83の静電容量と、電極対67の静電容量とは、一致する。温度検出素子65は、温度検出素子65の温度に相関して、抵抗値が変動する素子である。
図4に示すように、第2の平板66は、リザーブカップ20内において、ケース74に覆われている。第2の平板66は、ケース74とリザーブカップ20とによって画定される空間に収容されている。ケース74は、例えば金属等の導電性を有する材料で作製されている。ケース74は、ケース74を貫通する複数個の貫通孔74aを有する。
ケース74は、ジェットポンプ44の吐出口44aの前に配置されている。上方から見た場合に、ケース74と吐出口44aとの間には、防泡壁75が配置されている。防泡壁75は、吐出口44a及び電極対67よりも上方に配置されている。
制御装置80は、図示省略したバッテリに接続されている。制御装置80は、導線54を介して、電極対67,81,83及び温度検出素子65と、電気的に接続されている。制御装置80は、バッテリから供給される電力を、予め決められた周波数(例えば、10Hz〜3MHz)の信号(交流電流)に変換して、電極68,85,87のそれぞれに供給する。制御装置80は、さらに、バッテリから供給される電力を用いて、直流電圧を、温度検出素子65に供給する。なお、制御装置80は、電極69,84,86及びケース74を接地する。
次いで、燃料供給ユニット1の動作について説明する。運転者が、例えば、イグニションスイッチを操作して、自動車を始動させると、燃料供給ユニット1は駆動する。燃料供給ユニット1が駆動すると、ポンプ本体34が駆動し、リザーブカップ20内の燃料は、低圧フィルタ32を通過して、吸引口34aから、ポンプ本体34内に吸引される。ポンプ本体34内の燃料は、ポンプ本体34内のインペラによって昇圧される。インペラによって昇圧された燃料の一部は、ベーパジェット38から、燃料内の気泡と共に、放出パイプ52に放出される。ベーパジェット38から放出される燃料の一部は、放出パイプ52を通過して、ケース70内に放出する。
また、ベーパジェット38から放出される燃料の他の一部は、ジェットポンプ44に流入する。ジェットポンプ44は、リザーブカップ20外の燃料をジェットポンプ44に吸引し、リザーブカップ20外から吸引した燃料をベーパジェット38から放出された燃料と共に吐出口44aから、リザーブカップ20内に吐出される。この結果、比較的に圧力が高い燃料が、吐出口44aから吐出される。吐出口44aから吐出された燃料は、ケース74に向かって流れる。そして、燃料は、ケース74の貫通孔74aを介して、ケース74内を流れ、ケース74外に排出される。
インペラによって昇圧された燃料の他の一部は、排出口34bから高圧フィルタ36のケース36a内に排出する。ケース36a内の燃料は、高圧フィルタ36のフィルタ部材によって濾過され、パイプ94を介して、吐出ポート12からエンジンに供給される。
ポンプ本体34の駆動中、制御装置80は、温度検出素子65と、電極対67と、を用いて、燃料タンク10内の燃料に含まれるエタノール濃度を検出する。また、制御装置80は、電極対67,83を用いて、燃料タンク10内の燃料の液位を計測する。さらに、制御装置80は、電極対67,83を用いて、センサ装置2に異常が生じていないかを検出する。制御装置80は、自動車のエンジンが停止されるまで、上記の処理を繰り返し実行する。
具体的には、最初に、制御装置80は、温度検出素子65に直流電圧を供給し、温度検出素子65の電流値から、温度検出素子65の温度を検出する。温度検出素子65は、全体的に燃料に浸漬されているため、温度検出素子65の温度は、燃料タンク10内の燃料の温度と、略同一である。制御装置80は、温度検出素子65の抵抗値と温度検出素子65の温度との相関関係を示す数式を記憶している。温度検出素子65の電流値から、温度検出素子65の抵抗値を算出し、温度検出素子65の抵抗値と数式とを用いて、温度検出素子65の温度、即ち、燃料の温度を検出する。
次いで、制御装置80は、電極対67の電極68に交流電圧を供給し、電極対67の静電容量を特定する。電極対67は、全体的に燃料に浸漬されている。このため、電極対67の静電容量は、燃料の誘電率に相関して変動する一方、燃料タンク10内の液位の高低によっては変動しない。燃料の誘電率は、エタノール濃度と温度とによって変化する。制御装置80には、計測された電極対67の静電容量を、燃料の誘電率に変換するための回路が実装されている。また、制御装置80には、予め実験あるいは解析によって特定された燃料の誘電率と、燃料の検出された温度と、燃料中のエタノール濃度との関係を示すデータベースが格納されている。制御装置80は、データベースを参照して、燃料の誘電率と、燃料の温度とから、燃料中のエタノール濃度を検出する。制御装置80は、検出されたエタノール濃度を、図示省略したECU(Engine Control Unitの略)に出力する。ECUは、燃料中のエタノール濃度に応じて、エンジンに供給する燃料量を調整する。
次いで、制御装置80は、電極対81の静電容量を計測する。ケース70の燃料の液位は、ケース70外の燃料タンク10内の燃料の液位と一致する。燃料と燃料タンク10内の気体との誘電率が異なるため、ケース70の燃料の液位に相関して、電極対81の静電容量は変動する。さらに、電極対81の静電容量は、燃料の誘電率に相関して変動する。制御装置80には、電極対81,67の静電容量を、燃料の液位に変換するための回路が実装されている。なお、制御装置80は、特定された燃料の液位を、自動車の表示装置に出力する。この構成によれば、センサ装置2を利用して、燃料の液位を検出することができる。また、電極対67の静電容量を用いて、電極対81の静電容量に及ぼす燃料の誘電率の影響を抑制することができる。これにより、燃料の液位をより正確に検出することができる。
続いて、制御装置80は、電極対83の静電容量を計測する。電極対83は、電極対81の下方に配置されているため、通常、全体的に燃料に浸漬されている。このため、電極対83の静電容量は、燃料の誘電率に相関して変動する一方、燃料タンク10内の液位の高低によっては変動しない。また、電極対83の静電容量は、通常、電極対67の静電容量と略同一である。制御装置80は、電極対67の静電容量と電極対83の静電容量とを比較する。電極対67の静電容量と電極対83の静電容量との相違が、予め決められた数値範囲を超える場合、制御装置80は、自動車の表示装置に、センサ装置2に異常があることを示す情報を出力する。これにより、運転者は、センサ装置2に断線等の異常が発生していることを知ることができる。
制御装置80は、さらに、ポンプ本体34が停止している間に、電極対67の電極68に交流電圧を供給し、電極対67の静電容量を計測する。燃料タンク10内の燃料には、水が含まれる場合がある。水は、燃料よりも比重が大きいため、ポンプ本体34が停止している間、即ち、燃料が攪拌されていない間、燃料タンク10内の燃料と分離して、燃料タンク10の底部、及び、リザーブカップ20の底部付近に溜まる。電極対67は、リザーブカップ20の底部付近に配置されている。即ち、リザーブカップ20内に水分が含まれる場合、ポンプ本体34が停止している間の電極対67の周辺には、水分が存在する。この結果、電極対67の静電容量は、電極対67の周辺に燃料が存在する場合と比較して、大きく異なる。制御装置80は、電極対67の静電容量が予め決められた数値範囲を超える場合、制御装置80は、自動車の表示装置に、燃料タンク10内に水が溜まっていることを示す情報を出力する。これにより、運転者は、燃料タンク10内に水が溜まっていることを知ることができる。
センサ装置2では、電極対67は、ジェットポンプ44の吐出口44aから吐出される燃料が流れる方向に配置されている。この結果、電極対67に異物が付着している場合に、吐出口44aから吐出される燃料によって、異物が除去される。この構成によれば、ジェットポンプ44から吐出される燃料の流れによって、電極対67に燃料内の異物が付着することを抑制することができる。この結果、電極対67に異物が付着することによって、電極対67の静電容量が変化することを抑制することができる。
また、電極対67は、ジェットポンプ44から吐出された燃料、即ち、エンジンに供給される燃料と同一の燃料を、検出対象とすることができる。
ケース74は、導電性を有しており、接地されている。このため、ケース74が、電磁シールドの機能を果たす。この結果、電極対67によって浮遊容量が発生することを抑制することができる。
各電極対67,81,83は、いずれも1個の基板62上に配置されている。この構成によれば、電極対67,81,83が別々の基板に配置されている構成と比較して、電極対67,81,83の組み付け性を向上させることができる。
ジェットポンプ44から吐出される燃料には、気泡が含まれる場合がある。センサ装置2では、ケース74と吐出口44aとの間に、防泡壁75が配置されている。ジェットポンプ44から吐出される燃料に含まれる気泡は、防泡壁75に衝突して、誘導される。この構成によれば、ジェットポンプ44から吐出される燃料に含まれる気泡が、電極対67に向かって流れることを抑制することができる。これにより、気泡が電極対67に付着することを抑制することができる。この結果、電極対67に気泡が付着することによって、電極対67の静電容量が変化することを抑制することができる。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を説明する。図5に示すように、第2実施例のセンサ装置2は、センサ本体60に代えて、センサ本体160を備える。センサ本体160は、基板162と、電極対67と、温度検出素子65と、端子160aとを備える。基板162は、第2の平板66と同様の構成を有する。端子160aは、電極対67と温度検出素子65とを、導線54に電気的に接続する。
第1実施例と異なる点を説明する。図5に示すように、第2実施例のセンサ装置2は、センサ本体60に代えて、センサ本体160を備える。センサ本体160は、基板162と、電極対67と、温度検出素子65と、端子160aとを備える。基板162は、第2の平板66と同様の構成を有する。端子160aは、電極対67と温度検出素子65とを、導線54に電気的に接続する。
基板162は、ケース174に囲まれている。ケース174は、導電性を有する材料、例えば金属で作製されている。ケース174は、リザーブカップ20の底面に固定されている。図6に示すように、ケース174は、上壁174aと2個の側壁174bとを備える。各側壁174bは、リザーブカップ20の底面から突出する矩形状の平板である。各側壁174bは、リザーブカップ20の側面にも接触している。2個の側壁174bは平行に配置されている。側壁174bの間には、ジェットポンプ44が配置されている。2個の側壁174bの上端には、上壁174aが配置されている。上壁174aは、リザーブカップ20の側面から離間して配置されている。上壁174aのリザーブカップ20の側面側の端部の上方には、防泡壁175が配置されている。
基板162は、側壁174bの間に配置されている。基板162は、ケース174に固定されることによって、リザーブカップ20内に固定される。この構成によれば、基板162をリザーブカップ20に適切に配置することができる。基板162は、上壁174aに覆われている。
この構成によれば、第1実施例と同様に、基板162は、ジェットポンプ44から吐出される燃料が流れる方向に配置されている。この構成によれば、ジェットポンプ44から吐出される燃料の流れによって、電極対67に燃料内の異物が付着することを抑制することができる。この結果、電極対67に異物が付着することによって、電極対67の静電容量が変化することを抑制することができる。
また、第1実施例と同様に、電極対67に気泡が付着することを抑制することができる。さらに、ケース174によって、浮遊容量の発生を抑制することができる。また、電極対67を用いて、燃料タンク10内の水を検出することができる。
なお、変形例では、第2実施例のセンサ装置2は、第2の平板82及び電極対81,83と同様の構成を有するセンサを備えていてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(変形例)
(1)上記の実施例では、センサ装置2は、電極対67を用いて、燃料中のエタノール濃度を検出している。しかしながら、センサ装置2は、燃料の劣化の程度(例えば、燃料の酸化の程度)を検出してもよい。本変形例では、劣化の程度が、「液質」の一例である。
(1)上記の実施例では、センサ装置2は、電極対67を用いて、燃料中のエタノール濃度を検出している。しかしながら、センサ装置2は、燃料の劣化の程度(例えば、燃料の酸化の程度)を検出してもよい。本変形例では、劣化の程度が、「液質」の一例である。
(2)各電極対67,81,83の形状は、上記の形状に限定されない。例えば、各電極対の少なくとも1個の電極は、平板形状、柱形状、多面体形状のいずれかの形状を有していてもよい。
(3)上記の各実施例では、制御装置80は、自動車の表示装置に、電極対67と電極対83との静電容量の比較結果として、センサ装置2に異常があることを示す情報を出力する。しかしながら、制御装置80は、電極対67と電極対83との静電容量の比較結果として、静電容量の相違の程度を示す情報(相違が比較的に大きい、又は相違が比較的に小さい)を、自動車の表示装置に出力してもよい。また、制御装置80は、比較結果から得られる情報を、音声出力装置に出力してもよい。音声出力装置は、比較結果から得られる情報を、音声で出力してもよい。一般的には、制御装置80は、電極対67と電極対83との静電容量の比較結果、あるいは、比較結果から得られる情報を、当該結果又は情報を利用する装置に出力してもよい。
(4)上記の各実施例では、電極対67は、ジェットポンプ44の吐出口44aの前に配置されている。しかしながら、電極対67は、吐出口44aの前に配置されていなくてもよい。例えば、センサ装置2は、吐出口44aから吐出される燃料の流れる方向を変えるための障壁を備えていてもよい。電極対67は、障壁によって変えられた燃料の流れる方向に配置されていてもよい。本変形例も、電極対67が、「ジェットポンプから吐出される燃料が流れる方向に配置される」構成に含まれる。
(5)上記の第1実施例では、ケース74は、複数個の貫通孔74aを備える。しかしながら、ケース74は、燃料が通過可能なメッシュ状の材料、不織布で作製されていてもよい。
(6)上記の第1実施例では、電極対67,81を用いて、燃料の液位を検出している。しかしながら、電極対83,81を用いて、燃料の液位を検出してもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:センサ装置
10:燃料タンク
20:リザーブカップ
30:燃料ポンプユニット
38:ベーパジェット
44:ジェットポンプ
44a:吐出口
60:センサ本体
62:基板
67,81,83:電極対
74:ケース
74a:貫通孔
75:防泡壁
80:制御装置
10:燃料タンク
20:リザーブカップ
30:燃料ポンプユニット
38:ベーパジェット
44:ジェットポンプ
44a:吐出口
60:センサ本体
62:基板
67,81,83:電極対
74:ケース
74a:貫通孔
75:防泡壁
80:制御装置
Claims (8)
- 燃料タンクに貯蔵される燃料の液質を検出するためのセンサ装置であって、
リザーブカップに燃料を吐出するためのジェットポンプと、
ジェットポンプから吐出される燃料が流れる方向に配置される第1の電極対であって、燃料の液質に応じて、静電容量が変化する第1の電極対と、を備える、センサ装置。 - リザーブカップをさらに備え、
第1の電極対は、リザーブカップの底部に配置される、請求項1に記載のセンサ装置。 - 第1の電極対の上方であって、第1の電極対よりもジェットポンプに近い位置に配置される防泡壁を、さらに備える、請求項1又は2に記載のセンサ装置。
- 第1の電極対を収容するケースであって、燃料が通過するための貫通孔を備えるケースを、さらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のセンサ装置。
- ケースは、導電性を有する材料で作製されている、請求項4に記載のセンサ装置。
- リザーブカップ外であって、燃料タンク内に配置される第2の電極対であって、燃料の液質及び燃料タンク内の液位に応じて静電容量が変化する第2の電極対と、
第1の電極対と第2の電極対とを用いて、燃料タンク内の液位を算出する制御部と、をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載のセンサ装置。 - 第1の電極対と第2の電極対とが配置される基板を、さらに備える、請求項6に記載のセンサ装置。
- リザーブカップ外であって、燃料タンク内に配置される第3の電極対であって、燃料の液質に応じて静電容量が変化する第3の電極対を、さらに備え、
制御部は、第1の電極対の静電容量に関する値と第3の電極対の静電容量に関する値との比較結果を特定する、請求項6又は7に記載のセンサ装置。
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