JP2015034596A - 速度変換装置及び画像形成装置 - Google Patents

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賢治 富田
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一啓 小林
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純 安田
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尚之 水戸
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Abstract

【課題】省スペース化を図りつつ、駆動伝達効率の低下を抑えることができる速度変換装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】被回転体を回転駆動させる第一駆動源と駆動連結された、回転軸を中心に回転可能に設けられ回転方向に複数の被回転規制部211aを有する第一被回転規制部材211と、被回転規制部に対し回転規制部221aが接触または退避して第一被回転規制部材の回転規制または回転規制の解除が可能な回転規制部材221と、回転規制部材を駆動させる第二駆動源230とを備えた速度変換装置201において、回転規制部材は回転軸を中心に回転可能に設けられ回転規制部を回転方向に複数有しており、第一被回転規制部材と回転規制部材とを同軸上に設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、被回転体への駆動源からの回転駆動力の速度変換を行う速度変換装置、及び、その速度変換装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来から、駆動源の回転動作中に、駆動源から被回転体への駆動連結及び遮断を行えるクラッチ機構を有した速度変換装置として、様々な構成の速度変換装置が知られている。
例えば、特許文献1には、クラッチ機構を有した速度変換装置として、次のような遊星歯車クラッチ機構を備えた画像形成装置が記載されている。
遊星歯車クラッチ機構には、被回転体を駆動する第一駆動源から被回転体への駆動連結及び遮断を行う切り替え手段を駆動させる第二駆動源としてソレノイドを設けている。そして、入力側の内歯歯車と、内歯歯車に噛み合う遊星歯車と、遊星歯車に噛み合う太陽歯車と、出力側である遊星歯車を保持する遊星キャリアとを有している。
そして、内歯歯車及び遊星歯車を介して第一駆動源に駆動連結された太陽歯車には、回転軸を中心に回転可能であり被回転規制部である突起部が回転方向に複数設けられた第一被回転規制部材が駆動連結されており、両者が一体で回転するように設けられている。
この遊星歯車クラッチ機構は、太陽歯車と一体で回転する被回転規制部材が回転規制される回転規制状態(以下、固定状態という)で初めて、入力側の内歯歯車に入力された回転駆動力が出力側の遊星キャリアに駆動伝達される遊星歯車機構の機能を得る。つまり、駆動連結された状態になる。
逆に、被回転規制部材の回転規制が解除された回転規制解除状態(以下、固定解除状態という)では、内歯歯車に入力された回転駆動力が遊星キャリアに駆動伝達される遊星歯車機構の機能を得ることができず、遮断された状態となる。
このような駆動連結された状態と遮断された状態とを切り換える切り換え手段は、次のように構成されている。
切り換え手段は、先端部に回転規制部である爪部を有し回動軸を中心に回動可能な回転規制部材である規制アームと、第二駆動源であり電源が投入されると吸引力が生じるフラッパタイプのソレノイドと、引っ張りばねと、これらを保持するソレノイドケースとから、主に構成されている。
そして、ソレノイドの電源がオフされると、規制アームは引っ張りばねの張力で回動し、その爪部が被回転規制部材の突起部に噛み合って固定状態となり、遊星クラッチ機構は駆動連結された状態となる。
逆に、ソレノイドの電源がオンされると、規制アームはソレノイド側へ吸引され、その爪部が被回転規制部材の突起部から離間して固定解除状態となり、遊星クラッチ機構は遮断された状態となる。
しかしながら、被回転規制部材に設けられた複数の突起部に対して、1つの規制アームの爪部を噛み合わせて被回転規制部材を固定する構成では、被回転規制部材の回転方向に一箇所だけ回転に抗する力がかかる。そのため、被回転規制部材にかかる力のバランスが崩れて被回転規制部材が歪んで傾き、被回転規制部材に隣接する歯車の噛み合いが悪化し駆動伝達効率が低下してしまう。
そのため、被回転規制部材の周りに複数の規制アームを設け、被回転規制部材の複数の突起部に対し複数の規制アームの爪部を噛み合わせて、被回転規制部材にかかる力のバランスが崩れるのを抑え、被回転規制部材が歪んで傾くのを抑制することが考えられる。
ところが、被回転規制部材の周りに複数の規制アームを設けるだけではなく、それら複数の規制アームをそれぞれ駆動させるためのソレノイドも被回転規制部材の周りに複数設ける必要がある。そのため、被回転規制部材の周りに規制アームやソレノイドをそれぞれ複数設けるための広いスペースが必要となるため、その分、画像形成装置の大型化を招くといった問題が生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、省スペース化を図りつつ、駆動伝達効率の低下を抑えることができる速度変換装置、及び、その速度変換装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、被回転体を回転駆動させる第一駆動源と駆動連結された、回転軸を中心に回転可能に設けられ回転方向に複数の被回転規制部を有する第一被回転規制部材と、該被回転規制部に対し回転規制部が接触または退避して該第一被回転規制部材の回転規制または回転規制の解除が可能な回転規制部材と、該回転規制部材を駆動させる第二駆動源とを備えた速度変換装置において、前記回転規制部材は回転軸を中心に回転可能に設けられ前記回転規制部を回転方向に複数有しており、前記第一被回転規制部材と前記回転規制部材とを同軸上に設けたことを特徴とするものである。
以上、本発明によれば、省スペース化を図りつつ、駆動伝達効率の低下を抑えることができるという優れた効果がある。
速度変換装置の構成を簡略的に示した軸方向の断面図。 実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 プロセスユニットの概略構成を示す構成図。 レジスト・搬送・給紙駆動ユニットの構成を示す模式図。 レジスト・搬送・給紙駆動ユニットの構成を示す模式図。 速度変換装置を軸方向で駆動モータ側から見た分解斜視図。 速度変換装置を軸方向で駆動モータとは反対側から見た分解斜視図。 (a)ストッパの爪部と、第一内歯歯車の突起部とが連結する位置にストッパが位置する状態を示した図、(b)第一遊星キャリアの突起部と、第一内歯歯車の突起部とのどちらとも連結しない位置にストッパが位置する状態を示した図、(c)ストッパの爪部と、第一遊星キャリアの突起部とが連結する位置にストッパが位置する状態を示した図。 ストッパの爪部、第一遊星キャリアの突起部、及び、第一内歯歯車の突起部それぞれを回転方向に等間隔で3つ設置した状態を示す図。 速度切り換え機構部の説明に用いる図。 他の構成の速度変換装置を軸方向で駆動モータ側から見た分解斜視図。 他の構成の速度変換装置を軸方向で駆動モータとは反対側から見た分解斜視図。
本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタと記載する)の実施形態について説明する。
まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図2は、実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。
図2のプリンタは、トナー像形成手段たるプロセスユニットとして、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(以下、Y,C,M,Kと記す)用の4つのプロセスユニット1Y,C,M,Kを備えている。これらは、画像を形成する画像形成物質として、互いに異なる色のY,C,M,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。
図3は、プロセスユニット1Yの概略構成を示す構成図である。Yトナー像を生成するためのプロセスユニット1Yを例にすると、これは感光体ユニット2Yと現像ユニット7Yとを有している。これら感光体ユニット2Y及び現像ユニット7Yは、プロセスユニット1Yとして一体的にプリンタ本体に対して着脱される。
ただし、プリンタ本体から取り外した状態では、現像ユニット7Yを図示しない感光体ユニットに対して着脱することができる。
感光体ユニット2Yは、ドラム状の感光体3Y、ドラムクリーニング装置4Y、図示しない除電装置、潤滑剤塗布装置18Y、及び、帯電装置5Yなどを有している。
帯電装置5Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回り方向に回転駆動せしめられる感光体3Yの表面を一様帯電せしめる。図3においては、図示しない電源によって帯電バイアスが印加されながら、図中反時計回りに回転駆動される帯電ローラ6Yを感光体3Yに近接させることで、感光体3Yを一様帯電せしめる方式の帯電装置5Yを示した。また、帯電ローラ6Yの表面はクリーニングブラシローラ6aYによってクリーニングされる。
なお、帯電ローラ6Yの代わりに、帯電ブラシを当接させるものを用いてもよい。また、スコロトロンチャージャーのように、チャージャー方式によって感光体3Yを一様帯電せしめるものを用いてもよい。
帯電装置5Yによって一様帯電せしめられた感光体3Yの表面は、後述する光書込ユニットから発せられるレーザー光によって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。
現像手段たる現像ユニット7Yは、第一搬送スクリュウ8Yが配設された第一剤収容部9Yを有している。また、透磁率センサからなるトナー濃度センサ(以下、トナー濃度センサという)10Y、第二搬送スクリュウ11Y、現像ロール12Y、ドクターブレード13Yなどが配設された第二剤収容部14Yも有している。これら2つの剤収容部内には、磁性キャリアとマイナス帯電性のYトナーとからなる図示しないY現像剤が内包されている。
第一搬送スクリュウ8Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、第一剤収容部9Y内のY現像剤を図紙面に直交する方向における手前側から奥側へと搬送する。そして、第一剤収容部9Yと第二剤収容部14Yとの間の仕切壁に設けられた図示しない連通口を経て、第二剤収容部14Y内に進入する。
第二剤収容部14Y内の第二搬送スクリュウ11Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、Y現像剤を図中奥側から手前側へと搬送する。搬送途中のY現像剤は、第二剤収容部14Yの底部に固定されたトナー濃度センサ10Yによってそのトナー濃度が検知される。
このようにしてY現像剤を搬送する第二搬送スクリュウ11Yの図中上方には、現像ロール12Yが第二搬送スクリュウ11Yと平行な姿勢で配設されている。この現像ロール12Yは、図中反時計回り方向に回転駆動せしめられる非磁性パイプからなる現像スリーブ15Y内にマグネットローラ16Yを内包している。
第二搬送スクリュウ11Yによって搬送されるY現像剤の一部は、マグネットローラ16Yの発する磁力によって現像スリーブ15Y表面に汲み上げられる。そして、現像部材たる現像スリーブ15Yと所定の間隙を保持するように配設されたドクターブレード13Yによってその層厚が規制された後、感光体3Yと対向する現像領域まで搬送され、感光体3Y上のY用の静電潜像にYトナーを付着させる。この付着により、感光体3Y上にYトナー像が形成される。
現像によってYトナーを消費したY現像剤は、現像ロール12Yの現像スリーブ15Yの回転に伴って第二搬送スクリュウ11Y上に戻される。そして、図中手前端まで搬送されると、図示しない連通口を経て第一剤収容部9Y内に戻る。
トナー濃度センサ10YによるY現像剤の透磁率の検知結果は、電圧信号として図示しない制御部に送られる。この制御部は、演算手段たるCPU、データ記憶手段であるRAM、ROM等から構成され、各種の演算処理や、制御プログラムの実行を行うことができる。
Y現像剤の透磁率は、Y現像剤のYトナー濃度と相関を示すため、トナー濃度センサ10YはYトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。また、トナー濃度センサ10Yからの出力電圧目標値であるY用Vtrefや、他の現像ユニットに搭載されたC、M、K用のトナー濃度センサからの出力電圧目標値であるC用Vtref、M用Vtref、K用Vtrefのデータが、RAMに格納されている。
Y用の現像ユニット7Yについては、トナー濃度センサ10Yからの出力電圧の値とY用Vtrefを比較し、図示しないY用のトナー供給装置を比較結果に応じた時間だけ駆動させる。
この駆動により、現像に伴うYトナー消費によってYトナー濃度を低下させたY現像剤に対し、第一剤収容部9Yで適量のYトナーが供給される。このため、第二剤収容部14Y内のY現像剤のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。他色用のプロセスユニット(1C、M、K)内における現像剤についても、同様のトナー供給制御が実施される。
像担持体であり且つ潜像担持体である感光体3Y上に形成されたYトナー像は、後述する中間転写ベルトに中間転写される。
ドラムクリーニング装置4Yは、クリーニングブレード17Yなどを有している。クリーニングブレード17Yは、感光体3Yの表面移動方向に対してカウンター方向で感光体表面に当接している。
潤滑剤塗布装置18Yは、固形潤滑剤18aYや潤滑剤加圧スプリング18bYやブラケット18cYやファーブラシ101Y等を備え、固形潤滑剤18aYを感光体表面に塗布する塗布ブラシとしてファーブラシ101Yを用いている。
固形潤滑剤18aYは、ブラケット18cYに保持され、潤滑剤加圧スプリング18bYによりファーブラシ101Y側に加圧されている。そして、感光体3Yの回転方向に対して連れまわり方向に回転するファーブラシ101Yにより固形潤滑剤18aYが削られて感光体表面に潤滑剤が塗布される。
感光体ユニット2Yのドラムクリーニング装置4Yは、中間転写工程を経た後の感光体表面に残留したトナーを除去する。これによってクリーニング処理が施された感光体表面は、潤滑剤塗布装置18によって潤滑剤が塗布された後、図示しない除電装置によって除電される。この除電により、感光体3Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。
図2において、他色用のプロセスユニット1C,M,Kにおいても、同様にして感光体3C,M,K上にC,M,Kトナー像が形成されて、無端移動体たる中間転写ベルト41上に中間転写される。
プロセスユニット1Y,C,M,Kの図中下方には、光書込ユニット20が配設されている。潜像形成手段たる光書込ユニット20は、画像情報に基づいて発したレーザー光Lを、各プロセスユニット1Y,C,M,Kの感光体3Y,C,M,Kに照射する。これにより、感光体3Y,C,M,K上にY,C,M,K用の静電潜像が形成される。
なお、光書込ユニット20は、光源から発したレーザー光Lを、モータによって回転駆動されるポリゴンミラー21によって偏向せしめながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体3Y,C,M,Kに照射するものである。かかる構成のものに代えて、LDEアレイによる光走査を行うものを採用することもできる。
光書込ユニット20の下方には、第一給紙カセット31aと第二給紙カセット31bとが鉛直方向に重なるように配設されている。これら給紙カセット内には、それぞれ、記録部材たる記録紙Pが複数枚重ねられた記録紙束の状態で収容されており、一番上の記録紙Pには、第一給紙ローラ32aや第二給紙ローラ32bがそれぞれ当接している。
第一給紙ローラ32aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第一給紙カセット31a内の一番上の記録紙Pが、カセットの図中右側方において鉛直方向に延在するように配設された給紙路33に向けて排出される。
また、第二給紙ローラ32bが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第二給紙カセット31b内の一番上の記録紙Pが、給紙路33に向けて排出される。
給紙路33内には、複数の搬送ローラ34が配設されており、給紙路33に送り込まれた記録紙Pは、これら搬送ローラ34のローラ間に挟み込まれながら、給紙路33内を図中下側から上側に向けて搬送される。
給紙路33の末端には、レジストローラ35が配設されている。レジストローラ35は、記録紙Pを搬送ローラ34から送られてくる記録紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに、両ローラの回転を一旦停止させる。そして、記録紙Pを適切なタイミングで後述の二次転写ニップに向けて送り出す。
各プロセスユニット1Y,C,M,Kの図中上方には、無端移動体たる中間転写ベルト41を張架しながら図中反時計回りに無端移動せしめる転写ユニット40が配設されている。
転写手段たる転写ユニット40は、中間転写ベルト41の他、ベルトクリーニングユニット42、第一ブラケット43、第二ブラケット44などを備えている。また、4つの一次転写ローラ45Y,C,M,K、二次転写バックアップローラ46、駆動ローラ47、補助ローラ48、テンションローラ49なども備えている。
中間転写ベルト41は、これら8つのローラに張架されながら、駆動ローラ47の回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。4つの一次転写ローラ45Y,C,M,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト41を感光体3Y,C,M,Kとの間に挟み込んでそれぞれ一次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト41の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する。
中間転写ベルト41は、その無端移動に伴ってY,C,M,K用の一次転写ニップを順次通過していく過程で、そのおもて面に感光体3Y,C,M,K上のY,C,M,Kトナー像が重ね合わせて一次転写される。これにより、中間転写ベルト41上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
二次転写バックアップローラ46は、中間転写ベルト41のループ外側に配設された二次転写ローラ50との間に中間転写ベルト41を挟み込んで二次転写ニップを形成している。
先に説明したレジストローラ35は、ローラ間に挟み込んだ記録紙Pを、中間転写ベルト41上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで、二次転写ニップに向けて送り出す。中間転写ベルト41上の4色トナー像は、二次転写バイアスが印加される二次転写ローラ50と二次転写バックアップローラ46との間に形成される二次転写電界や、ニップ圧の影響により、二次転写ニップ内で記録紙Pに一括二次転写される。そして、記録紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。
二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト41には、記録紙Pに転写されなかつた転写残トナーが付着している。これは、ベルトクリーニングユニット42によってクリーニングされる。
なお、ベルトクリーニングユニット42は、クリーニングブレード42aを中間転写ベルト41のおもて面に当接させており、これによってベルト上の転写残トナーを掻き取って除去するものである。
転写ユニット40の第一ブラケット43は、図示しないソレノイドの駆動のオンオフに伴って、補助ローラ48の回転軸線を中心にして所定の回転角度で揺動するようになっている。
本画像形成システムのプリンタは、単色画像たるモノクロ画像を形成する場合には、前述のソレノイドの駆動によって第一ブラケット43を図中反時計回りに少しだけ回転させる。この回転により、補助ローラ48の回転軸線を中心にしてY、C、M用の一次転写ローラ45Y、C、Mを図中反時計回りに公転させることで、中間転写ベルト41をY、C、M用の感光体3Y、C、Mから離間させる。
そして、4つのプロセスユニット1Y,C,M,Kのうち、K用のプロセスユニット1Kだけを駆動して、モノクロ画像を形成する。これにより、モノクロ画像形成時にY、C、M用のプロセスユニットを無駄に駆動させることによるそれらプロセスユニットの消耗を回避することができる。
二次転写ニップの図中上方には、定着ユニット60が配設されている。この定着ユニット60は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包する加圧加熱ローラ61と、定着ベルトユニット62とを備えている。
定着ベルトユニット62は、定着部材たる定着ベルト64、ハロゲンランプ等の発熱源を内包する加熱ローラ63、テンションローラ65、駆動ローラ66、図示しない温度センサ等を有している。そして、無端状の定着ベルト64を加熱ローラ63、テンションローラ65及び駆動ローラ66によって張架しながら、図中反時計回り方向に無端移動せしめる。この無端移動の過程で、定着ベルト64は加熱ローラ63によって裏面側から加熱される。
このようにして加熱される定着ベルト64の加熱ローラ63掛け回し箇所には、図中時計回り方向に回転駆動される加圧加熱ローラ61がおもて面側から当接している。これにより、加圧加熱ローラ61と定着ベルト64とが当接する定着ニップが形成されている。
定着ベルト64のループ外側には、図示しない温度センサが定着ベルト64のおもて面と所定の間隙を介して対向するように配設されており、定着ニップに進入する直前の定着ベルト64の表面温度を検知する。
この検知結果は、図示しない定着電源回路に送られる。定着電源回路は、温度センサによる検知結果に基づいて、加熱ローラ63に内包される発熱源や、加圧加熱ローラ61に内包される発熱源に対する電源の供給をオンオフ制御する。これにより、定着ベルト64の表面温度が約140[°]に維持される。
図2において、二次転写ニップを通過した記録紙Pは、中間転写ベルト41から分離した後、定着ユニット60内に送られる。そして、定着ユニット60内の定着ニップに挟まれながら図中下側から上側に向けて搬送される過程で、定着ベルト64によって加熱されたり、押圧されたりして、フルカラートナー像が定着せしめられる。
このようにして定着処理が施された記録紙Pは、排紙ローラ対67のローラ間を経た後、機外へと排出される。プリンタ本体の筺体の上面には、スタック部68が形成されており、排紙ローラ対67によって機外に排出された記録紙Pは、このスタック部68に順次スタックされる。
転写ユニット40の上方には、Y,C,M,Kトナーを収容する4つのトナーカートリッジ100Y,C,M,Kが配設されている。トナーカートリッジ100Y,C,M,K内のY,C,M,Kトナーは、プロセスユニット1Y,C,M,Kの現像ユニット7Y,C,M,Kに適宜供給される。これらトナーカートリッジ100Y,C,M,Kは、プロセスユニット1Y,C,M,Kとは独立してプリンタ本体に脱着可能である。
以上の基本的な構成を備える本プリンタにおいては、各色のプロセスユニット1Y,C,M,Kや光書込ユニット20が、像担持体たる各色の感光体3Y,C,M,Kに可視像たるY,C,M,Kトナー像を形成する可視像形成手段として機能している。
また、近年、高生産性が求められており、高生産性を達成させるため、作像部や定着部以外の紙搬送部全体の紙搬送速度を上げるため、紙搬送中にモータの回転速度を変更させ、紙搬送ローラを増速させる技術が普及している。
具体的には、第一給紙ローラ32aや搬送ローラ34やレジストローラ35の紙送り速度を上げて、紙間を詰めている。
ここで、このようにモータの回転速度を変更させる場合、コスト削減や、低TEC値を実現するため、極力、モータ数を減らし、単一のモータにて第一給紙ローラ32aや搬送ローラ34やレジストローラ35を動作させたい。ところが、各ユニットにおけるモータ回転動作や回転速度のタイミングが異なるため、給紙搬送系のモータを減らすことは困難である。
一般に、単一モータで複数のユニットを各回転動作タイミングにて動作させるものとして、電磁クラッチやソレノイドなどのアクチュエータが用いられている。しかしながら、これはユニットへの動力の連結と遮断の動作のみしか行うことができず、アクチュエータ単体で速度変換することができないため、複数ユニットで増速動作させたい箇所には使用できない。
これに対し、本実施形態のプリンタでは、第一給紙ローラ32aや搬送ローラ34やレジストローラ35の各ローラを単一モータにて速度変換することが可能な速度変換装置201(図4などを参照)を備えている。
速度変換装置201をモータと各ユニットの駆動伝達途中に配置することで、動力の連結と遮断の動作に加えて、回転速度の変更も行うことを可能にしつつ、第一給紙ローラ32aや搬送ローラ34やレジストローラ35を単一モータにて動作させることができる。
図4及び図5に、第一給紙ローラ32aや搬送ローラ34やレジストローラ35を駆動させる、レジスト・搬送・給紙駆動ユニット300の構成を示す。
図4に示すように、固定板304に対して、駆動モータ305が固定させており、レジスト駆動、搬送駆動及び給紙駆動をそれぞれ動作させるため、それぞれに対応させて3つの速度変換装置201が配置されている。
図5に示すように、駆動モータ305のモータ軸にはモータ出力ギヤ311が設けられており、レジスト駆動、搬送駆動及び給紙駆動へ駆動連結している。
レジスト駆動の伝達は、まず、モータ出力ギヤ311から第一レジストギヤ312を介して、速度変換装置201に伝わる。その後、速度変換装置201からに駆動が出力され、第二レジストギヤ313、第三レジストギヤ314、第四レジストギヤ315へ駆動が伝達する。そして、レジストローラ35の軸に設けられた不図示のギヤへ駆動が伝達され、レジストローラ35を回転駆動させる。
搬送駆動の伝達は、まず、モータ出力ギヤ311から第一搬送ギヤ321を介して、速度変換装置201に伝わる。その後、速度変換装置201から駆動が出力され、第二搬送ギヤ322へ駆動が伝達し、第二搬送ギヤ322と同軸上にある、搬送ローラカップリング323を介して、搬送ローラ34へ駆動が伝達され、搬送ローラ34を回転駆動させる。
給紙駆動の伝達は、まず、モータ出力ギヤ311から第一レジストギヤ312を介して、第一給紙ギヤ331に伝わり、速度変換装置201に伝わる。その後、速度変換装置201から駆動が出力され、第二給紙ギヤ332、第三給紙ギヤ333へ駆動が伝達する。そして、第三給紙ギヤ333と同軸上にある、給紙ローラカップリング334を介して、第一給紙ローラ32aへ駆動が伝達され、第一給紙ローラ32aを回転駆動させる。
次に、本発明の特徴部である速度変換装置201について説明する。
図1は、速度変換装置201の構成を簡略的に示した軸方向の断面図である。なお、図1中の斜線部は部品間の歯の噛み合い箇所を示している。
また、図6は速度変換装置201を軸方向で駆動モータ230側から見た分解斜視図であり、図7は速度変換装置201を軸方向で駆動モータ230とは反対側から見た分解斜視図である。
速度変換装置201は、遊星歯車機構部210と速度切り換え機構部220とが組み合わさって構成されている。そして、この速度変換装置201では、低速回転(低回転数)と高速回転(高回転数)とクラッチとの3つの動作の切り換えを、速度切り換え機構部220により遊星歯車機構部210の駆動列を切り換えることで行われる。
速度変換装置201の遊星歯車機構部210について説明をする。
第一遊星歯車機構210Aには、複数の第一遊星歯車215や、この第一遊星歯車215を回転可能に支持する第一遊星キャリア211や、第一遊星歯車215と噛み合う第一内歯歯車212が設けられている。
第一遊星キャリア211の外周には、第一遊星キャリア211の回転を規制するために用いる第一被回転規制部材である突起部211aが第一遊星キャリア211と一体で設けられている。また、第一内歯歯車212の外周には、第一内歯歯車212の回転を規制するために用いる第二被回転規制部材である突起部212aが第一内歯歯車212と一体で設けられている。
なお、第一被回転規制部材や第二被回転規制部材を、第一遊星キャリア211や第一内歯歯車212と別体でこれらに連結させるなどして設けても良い。
第二遊星歯車機構210Bには、太陽歯車216、複数の第二遊星歯車218や、第二遊星歯車218を回転可能に支持する第二遊星キャリア217や、出力ギヤ213や、速度変動機構外部から回転駆動力が入力される入力ギヤ214などが設けられている。
なお、太陽歯車216は、第一遊星歯車機構210Aの第一太陽歯車と、第二遊星歯車機構210Bの第二太陽歯車とを兼ねるものであり、第一太陽歯車と第二太陽歯車とを駆動連結させて一体で構成したと考えることができる。また、出力ギヤ213は、第二遊星歯車218と噛み合う第二内歯歯車、及び、速度変換装置外部のギヤと噛み合う外歯歯車として機能する。
速度切り換え機構部220には、回転規制部材であるストッパ221やストッパガイド222やホルダ223やカム付きギヤ224やブラシ付きモータである駆動モータ230などが設けられている。
入力ギヤ214から入力され出力ギヤ213から出力される駆動力の回転速度の速度切り換えは、詳細を後述するが、ストッパ221と、第一遊星キャリア211や第一内歯歯車212との連結や離間によって行われる。
なお、速度切り換え機構部220のストッパ221の動作は、ストッパ221にカムによって連結しているカム付きギヤ224の回転によって行われる。また、このカム付きギヤ224は、駆動モータ230のモータ出力ギヤ230aと噛み合っており、モータ出力ギヤ230aを介して駆動モータ230から回転駆動力を受けることで回転する。
速度変換装置201は、回転速度(回転数)変更動作やクラッチ動作を、遊星歯車機構部210の第一遊星キャリア211の突起部211aや第一内歯歯車212の突起部212aと、ストッパ221との連結や離間によって行う。
図8(a)は、ストッパ221の爪部221aと、第一内歯歯車212の突起部212aとが連結する位置にストッパ221が位置する状態を示したものである。図8(b)は、第一遊星キャリア211の突起部211aと、第一内歯歯車212の突起部212aとのどちらとも連結しない位置にストッパ221が位置する状態を示したものである。図8(c)は、ストッパ221の爪部221aと、第一遊星キャリア211の突起部211aとが連結する位置にストッパ221が位置する状態を示したものである。
ストッパ221の爪部221aが、第一遊星キャリア211の突起部211aと、第一内歯歯車212の突起部212aとのどちらと連結するかによって駆動伝達経路が切り替わり、出力ギヤ213から出力される回転の回転数が変わる。
また、ストッパ221の爪部221aが、第一遊星キャリア211の突起部211aと、第一内歯歯車212の突起部212aとのどちらとも連結しない場合は、出力ギヤ213がユニット負荷トルクで押さえられるため駆動伝達せずクラッチ機能となる。
このように、第一遊星キャリア211と第一内歯歯車212とは、ストッパ221によって固定・空転制御される。
ストッパ221は、駆動モータ230からの回転駆動力によってカム付きギヤ224を回転させることにより、ストッパガイド222の軸方向に延びた円柱状の2つのガイドピン222aに沿って軸方向に移動可能となっている。
カム付きギヤ224が回転することで、カム付きギヤ224のカム部224aによりストッパ221が軸方向で駆動モータ230から離れる方向に押される。すると、ガイドピン222aにガイドされながら、ストッパ221が軸方向で駆動モータ230とは反対側に移動する。
一方、駆動モータ230からの回転駆動力によりカム付きギヤ224を回転させて、カム付きギヤ224のカム部224aでストッパ221を押すのを止めることにより、圧縮コイルバネ225によってストッパ221が引っ張られる。これにより、ガイドピン222aにガイドされながら軸方向で駆動モータ230側にストッパ221が移動する。
ここで、カム付きギヤ224のカム部224aでストッパ221を押していない場合を、ストッパ221の基準位置として考える。
この基準位置にストッパ221が位置するときには、図8(c)に示すようなストッパ221に設けられた複数の爪部221aと、第一遊星キャリア211の突起部211aとが連結する位置にストッパ221が位置することになる。よって、ストッパ221に設けられた複数の爪部221aと、第一遊星キャリア211の突起部211aとを連結させ、第一遊星キャリア211の回転を規制し固定状態にすることができる。
次に、前記基準位置に位置するストッパ221をカム付きギヤ224のカム部224aで押す。すると、まずは図8(b)に示すような第一遊星キャリア211の突起部211aと、第一内歯歯車212の突起部212aとのどちらとも連結しない位置にストッパ221を位置させることができる。これにより、第一遊星キャリア211及び第一内歯歯車212の回転を規制しない固定解除状態にすることができる。
さらに、この位置からストッパ221をカム付きギヤ224のカム部224aで押すことにより、図8(a)に示すようなストッパ221の爪部221aと、第一内歯歯車212の突起部212aとが連結する位置にストッパ221を位置させることができる。よって、ストッパ221に設けられた複数の爪部221aと、第一内歯歯車212の突起部212aとを連結させ、第一内歯歯車212の回転を規制し固定状態にすることができる。
なお、ストッパガイド222のガイドピン222aの先端は、ホルダ223に固定されており、ストッパ221の爪部221aが、第一遊星キャリア211の突起部211aや、第一内歯歯車212の突起部212aと連結したときに回転規制の役割を果たす。
カム付きギヤ224のカム部224aの停止位置(姿勢)としては、第一遊星キャリア211を固定、第一内歯歯車212を固定、第一遊星キャリア211と第一内歯歯車212とも固定せず(クラッチ機能)、の3水準あるのが好ましい。しかしながら、クラッチ機能を使用しない場合には、カム部224aの停止位置(姿勢)を、第一遊星キャリア211を固定と、第一内歯歯車212を固定との2水準の構成としても良い。
また、図9に示すように、ストッパ221の内周面には爪部221aを回転方向に等間隔で3つ設置している。また、第一遊星キャリア211の突起部211aや、第一内歯歯車212の突起部212aも回転方向に等間隔で3つ設置している。これにより、ストッパ221の爪部221aと、第一遊星キャリア211の突起部211aや、第一内歯歯車212の突起部212aと連結したときに、各爪部221aの爪面での力が釣り合う。そのため、第一遊星キャリア211や第一遊星歯車215や第一内歯歯車212や第二遊星歯車218などの姿勢保持性が向上する。
本実施形態の速度変換装置201においては、単一のストッパ221に設けた複数の爪部221aを、複数の突起部211a及び突起部212aに接触させて連結し、第一遊星キャリア211や第一内歯歯車212の回転規制を行うことができる。これにより、第一遊星キャリア211や第一内歯歯車212にかかる力のバランスが崩れるのを抑え、第一遊星キャリア211や第一内歯歯車212が歪んで傾くのを抑制し、駆動伝達効率の低下を抑えることができる。
また、第一遊星キャリア211や第一内歯歯車212の周りに回転規制部材や駆動源をそれぞれ複数設けるためのスペースを確保する必要がないので、その分、省スペース化を図ることができる。
なお、第一内歯歯車212の内径部は、太陽歯車216の円筒部外径で支持されているため、2重に駆動伝達の損失が発生しやすいが、本実施形態では、力の釣り合いにより摺動部に働く力が低減し(理論的には0となり)、駆動伝達効率が向上する。なお、前記摺動部は、第一内歯歯車212の内径と太陽歯車216の円筒部外径との摺動面や、太陽歯車216の円筒部内径と第一遊星キャリア211のスタッドとの摺動面などである。
また、図8や図10に示すように、ストッパガイド222に設けられたガイドピン222aを、ストッパ221の回転方向に等間隔で複数個設けることにより、捩れなどを抑えてストッパ221自身の姿勢保持性を向上させることができる。
これにより、ストッパ221とガイドピン222aとの間での摺動負荷が軽減され、駆動モータ230にかかる負荷が減少し、低コスト、駆動モータ230として小サイズモータの使用が可能となる。そのため、大サイズモータを用いる場合よりも、小型化や低コスト化を図ることができる。また、ストッパ221の爪部221aの第一遊星キャリア211の突起部211aや、第一内歯歯車212の突起部212aとの噛み込み時の当たり方が向上し、ストッパ221などの耐久性が向上する。
なお、ストッパ221の爪部221aの数とガイドピン222aの数とは、2個あれば力が釣り合うが、例えば、設置方向が変わると自重によりバランスが悪くなる等の外乱に弱いため、3個以上設けるのが望ましい。
なお、ストッパ221の駆動源に駆動モータ230を使用しているが、駆動モータ230の種類は制限せず、またソレノイドやロータリソレノイドといった別部品を使用しても構わない。
次に、速度変換装置201による高速回転出力切り換えを行う場合での遊星歯車機構部210の動作について説明する。
高速回転出力を行う場合には、速度切り換え機構部220のストッパ221に設けられた複数の爪部221aと、遊星歯車機構部210の第一遊星キャリア211に設けられた複数の突起部211aとを連結させる。一方、遊星歯車機構部210の第一内歯歯車212の突起部212aと、ストッパ221の爪部221aとは離間させており、第一内歯歯車212が空転可能となっている。
速度変換装置外部から入力ギヤ214に回転駆動力が伝達され、入力ギヤ214が回転する。このように入力ギヤ214が回転することで、入力ギヤ214に接続された太陽歯車216が入力ギヤ214と一体で回転する。ストッパ221の爪部221aと第一遊星キャリア211の突起部212aとが連結していることで、第一遊星キャリア211は回転せず停止したままで、太陽歯車216と接続された第一遊星歯車215が自転する。
そして、第一遊星歯車215の回転による力で、第一内歯歯車である第一内歯歯車212が回転する。このように第一内歯歯車212が回転することで、これと噛み合った複数の第二遊星歯車218が自転する。また、第二遊星歯車218が第一内歯歯車212内で自転することで、第二遊星歯車218を回転可能に支持する第二遊星キャリア217が回転(公転)する。
そして、第二遊星キャリア217の公転の力と、第二遊星歯車218の自転による力とによって、出力ギヤ213を回転させることで、高速回転出力がなされる。
次に、速度変換装置201による低速回転出力切り換えを行う場合での遊星歯車機構部210の動作について説明する。
低速回転出力を行う場合には、速度切り換え機構部220のストッパ221に設けられた複数の爪部221aと、遊星歯車機構部210の第一内歯歯車212に設けられた複数の突起部212aとを連結させる。一方、遊星歯車機構部210の第一遊星キャリア211の突起部211aと、ストッパ221の爪部221aとは離間させており、第一遊星キャリア211が空転可能となっている。
速度変換装置外部から入力ギヤ214に回転駆動力が伝達され、入力ギヤ214が回転する。このように入力ギヤ214が回転することで、入力ギヤ214に接続された太陽歯車216が入力ギヤ214と一体で回転する。速度切り換え機構部220のストッパ221と第一内歯歯車212とが連結していることにより、第一内歯歯車212は回転せず停止したままで、太陽歯車216と接続された第二遊星歯車218が自転する。
また、第二遊星キャリア217は、第一内歯歯車212と一体のため停止したままとなる。そして、第二遊星歯車218の自転の力よって、出力ギヤ(第二内歯歯車)213を回転させることで、低速回転出力がなされる。
なお、太陽歯車216の回転に伴って、第一遊星キャリア211が空転し、さらに、第一遊星歯車215は自転する。しかしながら、第一内歯歯車212の回転がストッパ221によって規制されている。そのため、第一遊星歯車215の自転による力が第一内歯歯車212に伝わっても回転せず停止しているため、動力とはならない。
次に、速度変換装置201によりクラッチに切り換えを行う場合での遊星歯車機構部210の動作について説明する。
回転出力を行わない場合には、ストッパ221に設けられた複数の爪部221aと、第一遊星キャリア211に設けられた複数の突起部211a及び第一内歯歯車212に設けられた複数の突起部212aとは離間させている。これにより、第一遊星キャリア211及び第一内歯歯車212が空転可能となっている。
速度変換装置外部から入力ギヤ214に回転駆動力が伝達され、入力ギヤ214が回転する。このように入力ギヤ214が回転することで、入力ギヤ214に接続された太陽歯車216が入力ギヤ214と一体で回転する。第一遊星歯車215と第一遊星キャリア211と第一内歯歯車212とが回転する。さらに、第二遊星歯車218と第二遊星キャリア217とが回転するが、第二遊星歯車218の自転よる力と第二遊星キャリア217の公転による力とで生じる、出力ギヤ213を回転させるトルクが小さい。そのため、出力ギヤ213が回転しないため、回転出力がなされない。
次に、速度変換装置の他の構成について説明する。図11は、速度変換装置202を軸方向で駆動モータ230側から見た分解斜視図である。図12は、速度変換装置202を軸方向で駆動モータ230とは反対側から見た分解斜視図である。
速度変換装置202は、遊星歯車機構部260と速度切り換え機構部220とが組み合わさって構成されている。そして、この速度変換装置202では、回転出力とクラッチとの2つの動作の切り換えを、速度切り換え機構部220により遊星歯車機構部260の駆動列を切り換えることで行われる。
遊星歯車機構部260には、複数の遊星歯車262や、遊星歯車262を回転可能に支持する遊星キャリア261や、内歯歯車部265a及び外歯歯車部265bなどを有する入力ギヤ265や、プーリー263や、出力軸266などが設けられている。
また、プーリー263の外周には、プーリー263の回転を規制するために用いる突起部263aがプーリー263と一体で設けられている。なお、突起部263aをプーリー263と別体で設けても良い。
なお、太陽歯車216とプーリー263とは同軸で一体に構成されている。また、入力ギヤ265は、遊星歯車262と噛み合う内歯歯車部265a、及び、速度変動機構外部から回転駆動力が入力される外歯歯車部265bとが一体で構成されたものである。
また、遊星キャリア261に出力部261aを設けており、出力部261aと出力軸266とを接続させる。
また、遊星キャリア261に出力部261aを設け、出力部261aと出力軸266とを接続するよう構成している。
速度切り換え機構部220には、ストッパ221や、ストッパガイド222や、ホルダ223や、カム付きギヤ224や、駆動モータ230などが設けられている。
入力ギヤ265から入力され出力軸266から出力される駆動力の駆動伝達の切り換え(クラッチ動作)は、ストッパ221の爪部221aと、プーリー263の突起部263aとの連結や離間によって行われる。
ストッパ221は、駆動モータ230からの回転駆動力により、ストッパ221にカム部224aで連結したカム付きギヤ224を回転させるで、ストッパガイド222の軸方向に延びた円柱状の2つのガイドピン222aに沿って軸方向に移動可能となっている。
また、カム付きギヤ224は、駆動モータ230のモータ出力ギヤ230aと噛み合っており、モータ出力ギヤ230aを介して駆動モータ230から回転駆動力を受けることで回転する。
カム付きギヤ224が回転することで、カム付きギヤ224のカム部224aによりストッパ221が軸方向で駆動モータ230から離れる方向に押されると、ガイドピン222aにガイドされながらストッパ221が軸方向でプーリー263側に移動する。
これにより、ストッパ221に設けられた複数の爪部221aと、プーリー263に設けられた複数の突起部263aとを連結させ、プーリー263の回転を規制し固定状態にすることができる。
なお、ストッパガイド222のガイドピン222aの先端は、ホルダ223に固定されており、ストッパ221の爪部221aがプーリー263の突起部263aと連結したときに回転規制の役割を果たす。
また、駆動モータ230からの回転駆動力によりカム付きギヤ224を回転させて、カム付きギヤ224のカム部224aでストッパ221を押すのを止めることにより、圧縮コイルバネ225によってストッパ221が引っ張られる。これにより、ガイドピン222aにガイドされながら軸方向で駆動モータ230側にストッパ221が移動する。
これにより、ストッパ221に設けられた複数の爪部221aと、プーリー263に設けられた複数の突起部263aとの連結が解除され、プーリー263の回転を規制しない固定解除状態にすることができる。
この速度変換装置202においても、太陽歯車264、遊星キャリア261、及び、入力ギヤ265には、入力、出力、固定の機能の内どれかを割り当てる必要がある。
そこで、固定の機能を太陽歯車264に割り振り、太陽歯車264と一体で構成されたプーリー263の回転を規制する固定状態で、遊星歯車機構部260の駆動力の伝達機能を得るように構成している。また、プーリー263の回転を規制しない固定解除状態で、遊星歯車機構部260の駆動力の伝達機能を失うように構成している。
速度変換装置202においては、ストッパ221に設けられた複数の爪部221aを、プーリー263に設けられた複数の突起部263aに連結したり連結解除したりするだけで、プーリー263の回転規制や回転規制解除を行うことができる。
ストッパ221の爪部221aがプーリー263の突起部263aに噛み合っていないとき、出力側にはユニット負荷があるため回転せず、プーリー263が空転する。一方、ストッパ221の爪部221aがプーリー263の突起部263aに連結し噛み合っているとき、プーリー263及び太陽歯車264は回転固定状態となる。そして、駆動モータ230の回転駆動力が遊星歯車機構部260を経て出力軸266から被駆動系側へ出力される、駆動連結された状態となる。
このような速度変換装置202においても、本実施形態の速度切り換え機構部220を採用することで、駆動伝達効率向上や回転ムラ低減や耐久性向上などを図ることができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
被回転体を回転駆動させる第一駆動源と駆動連結された、回転軸を中心に回転可能に設けられ回転方向に複数の突起部211aなどの被回転規制部を有する第一遊星キャリア211などの第一被回転規制部材と、被回転規制部に対し爪部221aなどの回転規制部が接触または退避して第一被回転規制部材の回転規制または回転規制の解除が可能なストッパ221などの回転規制部材と、回転規制部材を駆動させる駆動モータ230などの第二駆動源とを備えた速度変換装置201などの速度変換装置において、前記回転規制部材は回転軸を中心に回転可能に設けられ前記回転規制部を回転方向に複数有しており、前記第一被回転規制部材と前記回転規制部材とを同軸上に設けた。
(態様A)においては、第一被回転規制部材の周りに複数の回転規制部材を設けることなく、単一の回転規制部材に設けた複数の回転規制部を、第一被回転規制部材に設けた複数の被回転規制部に接触させて、第一被回転規制部材の回転規制を行うことができる。これにより、第一被回転規制部材にかかる力のバランスが崩れるのを抑え、被回転規制部材が歪んで傾くのを抑制し、駆動伝達効率の低下を抑えることができる。また、第一被回転規制部材の周りに回転規制部材や駆動源をそれぞれ複数設けるためのスペースを確保する必要がないので、その分、被回転規制部材の周りに回転規制部材や駆動源をそれぞれ複数設ける場合よりも、省スペース化を図ることができる。
(態様B)
(態様A)において、前記第一被回転規制部材には前記被回転規制部が回転方向に等間隔で3つ以上設けられており、前記回転規制部材には前記回転規制部が回転方向に等間隔で3つ以上設けられている。これによれば、上記実施形態について説明したように、力が釣り合うことで、第一被回転規制部材の姿勢保持性を向上させることができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、前記第一駆動源から前記第一被回転規制部材へ駆動伝達する駆動列に、太陽歯車、遊星歯車、遊星キャリア、及び、内歯歯車で構成される遊星歯車機構を設。これによれば、ギヤ部の削減や第一駆動源の小型化を図ることができる。また、高い減速比を省スペースで得ることができる。
(態様D)
(態様A)または(態様B)において、前記第一駆動源と駆動連結された、回転軸を中心に回転可能に設けられ回転方向に複数の突起部212aなどの被回転規制部を有する第一内歯歯車212などの第二被回転規制部材を有しており、前記第一駆動源から前記第一被回転規制部材または前記第二被回転規制部材、あるいは、その両方へ駆動伝達する駆動列に、第一太陽歯車、第一遊星歯車、第一遊星キャリア、及び、第一内歯歯車で構成される第一遊星歯車機構と、第二太陽歯車、第二遊星歯車、第二遊星キャリア、及び、第二内歯歯車で構成される第二遊星歯車機構とを設けた。これによれば、ギヤ部の削減や第一駆動源の小型化を図ることができる。また、高い減速比を省スペースで得ることができる。
(態様E)
(態様A)、(態様B)、(態様C)または(態様D)において、前記第二駆動源から前記回転規制部材へ駆動伝達する駆動列にカム付きギヤ224などのカムを用いており、当該カムに2水準以上の停止位置を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、カムの停止位置によって簡単に、回転規制部材による第一被回転規制部材などの回転規制または回転規制制御を行うことができる。
(態様F)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)または(態様E)において、前記回転規制部材の回転軸方向への移動をガイドする、当該回転軸方向に延びたガイドピン222aなどのガイド部を有するストッパガイド222などのガイド部材が設けられており、前記回転規制部材の回転方向に等間隔で前記ガイド部を複数設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、捩れなどを抑えて回転規制部材自身の姿勢保持性を向上させることができる。
(態様G)
複数の被回転体を1つの駆動源で駆動する複数の駆動列を備え、画像形成手段により記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、前記複数の駆動列の内に、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)の速度変換装置を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、省スペース化を図り画像形成装置の大型化を抑えつつ、駆動伝達効率の低下を抑制することができる。
1 プロセスユニット
2 感光体ユニット
3 感光体
4 ドラムクリーニング装置
5 帯電装置
6 帯電ローラ
6a クリーニングブラシローラ
7 現像ユニット
8 第一搬送スクリュウ
9 第一剤収容部
10 トナー濃度センサ
11 第二搬送スクリュウ
12 現像ロール
13 ドクターブレード
14 第二剤収容部
15 現像スリーブ
16 マグネットローラ
17 クリーニングブレード
18 潤滑剤塗布装置
18a 固形潤滑剤
18b 潤滑剤加圧スプリング
18c ブラケット
20 光書込ユニット
21 ポリゴンミラー
31a 第一給紙カセット
31b 第二給紙カセット
32a 第一給紙ローラ
32b 第二給紙ローラ
33 給紙路
34 搬送ローラ
35 レジストローラ
40 転写ユニット
41 中間転写ベルト
42 ベルトクリーニングユニット
42a クリーニングブレード
43 第一ブラケット
44 第二ブラケット
45 一次転写ローラ
46 二次転写バックアップローラ
47 駆動ローラ
48 補助ローラ
49 テンションローラ
50 二次転写ローラ
60 定着ユニット
61 加圧加熱ローラ
62 定着ベルトユニット
63 加熱ローラ
64 定着ベルト
65 テンションローラ
66 駆動ローラ
67 排紙ローラ対
68 スタック部
100 トナーカートリッジ
101 ファーブラシ
201 速度変換装置
202 速度変換装置
210 遊星歯車機構部
210A 第一遊星歯車機構
210B 第二遊星歯車機構
211 第一遊星キャリア
211a 突起部
212 第一内歯歯車
212a 突起部
213 出力ギヤ
214 入力ギヤ
215 第一遊星歯車
216 太陽歯車
217 第二遊星キャリア
218 第二遊星歯車
220 速度切り換え機構部
221 ストッパ
221a 爪部
222 ストッパガイド
222a ガイドピン
223 ホルダ
224 カム付きギヤ
225 圧縮コイルバネ
230 駆動モータ
230a モータ出力ギヤ
260 遊星歯車機構部
261 遊星キャリア
261a 出力部
262 遊星歯車
263 プーリー
263a 突起部
264 太陽歯車
265 入力ギヤ
265a 内歯歯車部
265b 外歯歯車部
266 出力軸
300 レジスト・搬送・給紙駆動ユニット
304 固定板
305 駆動モータ
311 モータ出力ギヤ
312 第一レジストギヤ
313 第二レジストギヤ
314 第三レジストギヤ
315 第四レジストギヤ
321 第一搬送ギヤ
322 第二搬送ギヤ
323 搬送ローラカップリング
331 第一給紙ギヤ
332 第二給紙ギヤ
333 第三給紙ギヤ
334 給紙ローラカップリング
特開2009−73648号公報

Claims (7)

  1. 被回転体を回転駆動させる第一駆動源と駆動連結された、回転軸を中心に回転可能に設けられ回転方向に複数の被回転規制部を有する第一被回転規制部材と、
    該被回転規制部に対し回転規制部が接触または退避して該第一被回転規制部材の回転規制または回転規制の解除が可能な回転規制部材と、
    該回転規制部材を駆動させる第二駆動源とを備えた速度変換装置において、
    前記回転規制部材は回転軸を中心に回転可能に設けられ前記回転規制部を回転方向に複数有しており、
    前記第一被回転規制部材と前記回転規制部材とを同軸上に設けたことを特徴とする速度変換装置。
  2. 請求項1の速度変換装置において、
    前記第一被回転規制部材には前記被回転規制部が回転方向に等間隔で3つ以上設けられており、
    前記回転規制部材には前記回転規制部が回転方向に等間隔で3つ以上設けられていることを特徴とする速度変換装置。
  3. 請求項1または2の速度変換装置において、
    前記第一駆動源から前記第一被回転規制部材へ駆動伝達する駆動列に、
    太陽歯車、遊星歯車、遊星キャリア、及び、内歯歯車で構成される遊星歯車機構を設けたことを特徴とする速度変換装置。
  4. 請求項1または2の速度変換装置において、
    前記第一駆動源と駆動連結された、回転軸を中心に回転可能に設けられ回転方向に複数の被回転規制部を有する第二被回転規制部材を有しており、
    前記第一駆動源から前記第一被回転規制部材または前記第二被回転規制部材、あるいは、その両方へ駆動伝達する駆動列に、
    第一太陽歯車、第一遊星歯車、第一遊星キャリア、及び、第一内歯歯車で構成される第一遊星歯車機構と、
    第二太陽歯車、第二遊星歯車、第二遊星キャリア、及び、第二内歯歯車で構成される第二遊星歯車機構とを設けたことを特徴とする速度変換装置。
  5. 請求項1、2、3または4の速度変換装置において、
    前記第二駆動源から前記回転規制部材へ駆動伝達する駆動列にカムを用いており、該カムに2水準以上の停止位置を設けたことを特徴とする速度変換装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5の速度変換装置において、
    前記回転規制部材の回転軸方向への移動をガイドする、該回転軸方向に延びたガイド部を有するガイド部材が設けられており、
    前記回転規制部材の回転方向に等間隔で前記ガイド部を複数設けたことを特徴とする速度変換装置。
  7. 複数の被回転体を1つの駆動源で駆動する複数の駆動列を備え、画像形成手段により記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
    前記複数の駆動列内に、請求項1、2、3、4、5または6の速度変換装置を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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