JP2015030349A - 車両後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】サスペンション構成部が車両上方側へ変位した場合であってもインレットパイプへの荷重入力を抑えることができる車両後部構造を得る。
【解決手段】リヤサイドメンバ12とトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xとの間をインレットパイプ40が通る。また、車両平面視でリヤサイドメンバ12及びトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xと重なる位置にブラケット50が設けられている。このブラケット50は、インレットパイプ40の側方に隣接する部位を含んで構成され、インレットパイプ40の外径よりも車両上下方向の長さが長く設定され、かつ車両下方側からの荷重に対してインレットパイプ40よりも剛性が高く設定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両後部構造に関する。
車両に燃料タンクが搭載されると共に当該燃料タンクにインレットパイプが接続された構造が知られている(例えば、特許文献1〜特許文献4参照)。このような構造では、車両上下方向に重なるリヤサイドメンバとサスペンション構成部との間をインレットパイプが通されている場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第4433587号公報 特開昭58−76326号公報 特許第3902357号公報 実開平1−93179号公報
しかしながら、このような構造では、サスペンション構成部が車両上方側へ変位した場合にインレットパイプへの荷重入力を抑える観点からは改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、サスペンション構成部が車両上方側へ変位した場合であってもインレットパイプへの荷重入力を抑えることができる車両後部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明の車両後部構造は、車両後部の両サイドに車両前後方向を長手方向として配置されたリヤサイドメンバと、リヤサスペンションの一部を構成し、前記リヤサイドメンバの車両下方側に間隔を置いて配置されて車両平面視で前記リヤサイドメンバと重なるサスペンション構成部と、前記リヤサイドメンバと前記サスペンション構成部との間を通るインレットパイプと、車両平面視で前記リヤサイドメンバ及び前記サスペンション構成部と重なる位置に設けられて前記インレットパイプの側方に隣接する部位を含んで構成され、前記インレットパイプの外径よりも車両上下方向の長さが長く、かつ車両下方側からの荷重に対して前記インレットパイプよりも剛性が高く設定されたパイプ保護部と、を有する。
上記構成によれば、リヤサイドメンバが車両後部の両サイドに車両前後方向を長手方向として配置されているのに対して、リヤサスペンションの一部を構成するサスペンション構成部は、リヤサイドメンバの車両下方側に間隔を置いて配置されて車両平面視でリヤサイドメンバと重なっている。そして、リヤサイドメンバとサスペンション構成部との間をインレットパイプが通ると共に、車両平面視でリヤサイドメンバ及びサスペンション構成部と重なる位置にパイプ保護部が設けられている。このパイプ保護部は、インレットパイプの側方に隣接する部位を含んで構成されている。このため、サスペンション構成部が車両上方側へ変位しても、インレットパイプの上下に配置されたリヤサイドメンバの下面とサスペンション構成部の上面との間の間隔はパイプ保護部によって確保される。
ここで、パイプ保護部は、インレットパイプの外径よりも車両上下方向の長さが長く設定され、かつ車両下方側からの荷重に対してインレットパイプよりも剛性が高く設定されている。このため、前述のようにサスペンション構成部が車両上方側へ変位しても、パイプ保護部が変形しない(又は殆ど変形しない)と、インレットパイプの上下に配置されたリヤサイドメンバの下面とサスペンション構成部の上面との間の間隔は、インレットパイプの外径よりも長く保持される。よって、インレットパイプへの荷重入力が抑えられる。
請求項2に記載する本発明の車両後部構造は、請求項1記載の構成において、前記パイプ保護部は、前記リヤサイドメンバと前記サスペンション構成部との間に配置されて前記リヤサイドメンバ及び前記サスペンション構成部のいずれか一方に固定されると共に前記いずれか一方とで閉断面部を構成するブラケットを備えている。
上記構成によれば、パイプ保護部は、ブラケットを備えており、このブラケットは、リヤサイドメンバとサスペンション構成部との間に配置されてリヤサイドメンバ及びサスペンション構成部のいずれか一方に固定されている。そして、ブラケットは、前記いずれか一方とで閉断面部を構成するので、サスペンション構成部が車両上方側へ変位した場合、リヤサイドメンバ及びサスペンション構成部のいずれか他方とブラケットとが衝突しても、ブラケットの車両上下方向の変形が効果的に抑えられる。
請求項3に記載する本発明の車両後部構造は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記パイプ保護部は、前記リヤサイドメンバと前記サスペンション構成部との間に配置されて前記リヤサイドメンバ及び前記サスペンション構成部のいずれか一方に固定されたブラケットを備え、前記ブラケットには、前記インレットパイプを前記リヤサイドメンバ及び前記サスペンション構成部のいずれか他方の側から覆う覆い部が形成されている。なお、請求項2を引用する構成では、請求項2に記載のブラケットと請求項3に記載のブラケットとは、同一のブラケットである。
上記構成によれば、パイプ保護部は、ブラケットを備えており、このブラケットは、リヤサイドメンバとサスペンション構成部との間に配置されてリヤサイドメンバ及びサスペンション構成部のいずれか一方に固定されている。そして、ブラケットには、インレットパイプをリヤサイドメンバ及びサスペンション構成部のいずれか他方の側から覆う覆い部が形成されている。このため、サスペンション構成部が車両上方側へ変位しても、インレットパイプと前記いずれか他方との直接衝突が覆い部によって回避される。
請求項4に記載する本発明の車両後部構造は、請求項2記載の構成において、前記インレットパイプが前記閉断面部の中空部内に挿通されている。
上記構成によれば、インレットパイプが閉断面部の中空部内に挿通されているので、インレットパイプへの直接衝突が全周に亘って回避される。
請求項5に記載する本発明の車両後部構造は、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の構成において、前記ブラケットは、前記リヤサイドメンバに固定されると共に、前記ブラケットにおける車両下方側の端部には、車両下方側へ向けて屈曲された凸部が形成されている。
上記構成によれば、ブラケットは、リヤサイドメンバに固定されると共に、車両下方側の端部に車両下方側へ向けて屈曲された凸部が形成されているので、例えば、サスペンション構成部の上面に異物が溜まった状態でサスペンション構成部が車両上方側へ変位する場合、異物が凸部に当たって破壊される。このように異物が破壊されることで、ブラケットへの荷重入力頻度が減る。
請求項6に記載する本発明の車両後部構造は、請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載の構成において、前記リヤサイドメンバの車両前後方向の中間部には、車両前方斜め下方側に曲げられた曲げ部が形成され、前記ブラケットは、車両前後方向の両端部が前記曲げ部を跨いで前記リヤサイドメンバに固定されている。
上記構成によれば、リヤサイドメンバの車両前後方向の中間部には、車両前方斜め下方側に曲げられた曲げ部が形成されているので、車両の後面衝突時には、曲げ部を起点として変形しやすい。しかしながら、ブラケットは、車両前後方向の両端部が曲げ部を跨いでリヤサイドメンバに固定されているので、曲げ部が補強される。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の車両後部構造によれば、サスペンション構成部が車両上方側へ変位した場合であってもインレットパイプへの荷重入力を抑えることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の車両後部構造によれば、サスペンション構成部が車両上方側へ変位しても、リヤサイドメンバの下面とサスペンション構成部の上面との間の間隔を安定的に確保することがという優れた効果を有する。
請求項3に記載の車両後部構造によれば、サスペンション構成部が車両上方側へ変位しても、インレットパイプへの直接入力を回避することができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載の車両後部構造によれば、サスペンション構成部が車両上方側へ変位しても、インレットパイプを一層効果的に保護することができるという優れた効果を有する。
請求項5に記載の車両後部構造によれば、サスペンション構成部の上面に異物が溜まるような場合にも、インレットパイプへの荷重入力を効果的に抑えることができるという優れた効果を有する。
請求項6に記載の車両後部構造によれば、ブラケットをリヤサイドメンバの曲げ部の補強用に兼用することができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る車両後部構造を車両斜め下方側から見た状態で示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両後部構造を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両後部構造を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例を示す車両正面視の縦断面図である。図4(A)は第1の変形例を示す。図4(B)は第2の変形例を示す。 本発明の第1の実施形態の他の変形例を示す側面図である。図5(A)は第3の変形例を示す。図5(B)は第4の変形例を示す。 本発明の第2の実施形態に係る車両後部構造を車両斜め上方側から見た状態で示す斜視図である。 図6の7−7線に沿った拡大断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両後部構造を示す図である。図8(A)は側面図である。図8(B)は図8(A)の8B−8B線に沿った断面図である。 本発明ではない参考例に係る車両後部構造を示す図である。図9(A)は側面図である。図9(B)は図9(A)の9B−9B線に沿った断面図である。 本発明ではない他の参考例に係る車両後部構造を示す図である。図10(A)は平面図である。図10(B)は図10(A)の10B−10B線に沿った断面図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る車両後部構造について図1〜図3を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図1には、本実施形態に係る車両後部構造が車両斜め下方側から見た状態の斜視図で示されている。また、図2には、本実施形態に係る車両後部構造が車両後部左側の平面図で示され、図3には、本実施形態に係る車両後部構造が車両左側から見た状態の側面図で示されている。
図1に示されるように、車両後部10の両サイドには、左右一対の長尺状のリヤサイドメンバ12が車両前後方向を長手方向として配置されている。これらのリヤサイドメンバ12は、図示しないフロアパネルの下面側に配置され、車両幅方向に切断した断面形状が閉断面形状に形成されている。図2に示されるように、リヤサイドメンバ12は、図示しない後輪を迂回する形状とされており、後部12Bが前部12Aよりも車両幅方向内側に位置している。また、図3に示されるように、リヤサイドメンバ12の車両前後方向の中間部には、車両前方斜め下方側に曲げられた曲げ部12Cが形成されている。すなわち、リヤサイドメンバ12の前部12Aは、車両側面視で下り勾配で傾斜されており、後部12Bよりも低い位置に配置されている。
図1に示される左右一対のリヤサイドメンバ12の前端部間には車両幅方向を長手方向とするリヤクロスメンバ14が掛け渡されている。左右一対のリヤサイドメンバ12の後端部は、クラッシュボックス16を介してリヤバンパリインフォース18に接続されている。リヤバンパリインフォース18は、車両後端部において車両幅方向を長手方向として配置されている。
また、リヤサイドメンバ12の車両前後方向中間部の下方側を含む位置には、リヤサスペンション20(一例としてトーションビーム式のリヤサスペンション)が配置されている。リヤサスペンション20は、車両幅方向を長手方向として配置された中間ビーム22を備えている。中間ビーム22は、車両下方側が開放された開断面構造とされている。中間ビーム22の長手方向の両端部には、トレーディングアーム(サスペンションアーム)24の車両前後方向中間部が接合されている。なお、トレーディングアーム24もリヤサスペンション20の一部を構成している。
図2に示されるように、トレーディングアーム24は、車両平面視で後部24B側が前部24A側よりも車両幅方向外側に位置している。トレーディングアーム24の前部24Aには、車両平面視でリヤサイドメンバ12と重なるサスペンション構成部としてのオーバーラップ部24Xを備えている。図1に示されるように、オーバーラップ部24Xは、リヤサイドメンバ12の車両下方側に間隔を置いて配置されている。
図2及び図3に示されるように、トレーディングアーム24の後部24Bには、図示しない後輪を回転自在に支持するキャリア26が取り付けられると共に、キャリア26に対して車両幅方向内側にコイルスプリング28が配置されている。コイルスプリング28の下端部は、図示しないロアスプリングシートを介してトレーディングアーム24に取り付けられ、コイルスプリング28の上端部は、図示しないアッパスプリングシートを介して車体に取り付けられている。また、トレーディングアーム24の後端部には、コイルスプリング28に対して車両後方側にショックアブソーバ30が立設されている。ショックアブソーバ30の下端部は、トレーディングアーム24の後端部に取り付けられ、ショックアブソーバ30の上端部は、車体に取り付けられている。
トレーディングアーム24の前端部側には、取付ブラケット32が配置されている。取付ブラケット32は、リヤサイドメンバ12の前部12Aの下面側に固定されており(図1参照)、車両幅方向に並設された一対の側壁部32Aを備えている。取付ブラケット32の一対の側壁部32Aの間には、トレーディングアーム24の前端部に圧入されたブッシュ34が配置されている。ブッシュ34は、取付ブラケット32の一対の側壁部32Aに軸支されている。これにより、トレーディングアーム24は、揺動可能とされている。
また、図1に示されるように、リヤサイドメンバ12の前部12A間には、燃料タンク36が配設されている。詳細図示を省略するが、燃料タンク36は、車両下面側に配置されてリヤサイドメンバ12等の車体側に支持されている。燃料タンク36には、インレットパイプ40(フューエルインレットパイプ)の燃料供給方向下流側の端部が接続されている。これに対して、インレットパイプ40の燃料供給方向上流側の端部には、図示しない給油装置の給油ガンが接続される。これにより、インレットパイプ40を流れた燃料が燃料タンク36に供給されるようになっている。インレットパイプ40の燃料供給方向中間部は、リヤサイドメンバ12とトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xとの間を通っている。
なお、インレットパイプ40は、車両の後面衝突時のリヤサイドメンバ12等によるエネルギー吸収区間よりも車両前方側(概ねショックアブソーバ30よりも車両前方側)に設定されるのが好ましい。また、インレットパイプ40は、乗降性を考慮してブッシュ34よりも車両後方側に設定されるのが好ましい。
また、燃料タンク36には、ブリーザパイプ42の一端部が接続されている。ブリーザパイプ42の他端部は、インレットパイプ40の燃料供給方向上流側の端部に接続されている。また、ブリーザパイプ42と並設されたエアチューブ44は、その一端部が図示しないキャニスタに接続され、他端部がインレットパイプ40の燃料供給方向上流側の端部に隣接配置されている。ブリーザパイプ42の中間部及びエアチューブ44の中間部も、インレットパイプ40と同様に、リヤサイドメンバ12とトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xとの間を通っている。なお、ブリーザパイプ42の外径及びエアチューブ44の外径は、インレットパイプ40の外径よりも小さく設定されている。
図2に示されるように、車両平面視でリヤサイドメンバ12及びトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xと重なる位置にパイプ保護部としてのブラケット50が設けられている。図1に示されるように、ブラケット50は、リヤサイドメンバ12とトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xとの間に配置され、インレットパイプ40の側方に隣接する部位を含んで構成されている。
ブラケット50は、金属製の板部材52と樹脂製の保持部材54とが接着されることで構成されている。板部材52は、車両前後方向の中間部が車両上方斜め前方側に開口するようにL字状にかつ弧状に曲げられたL字状部52Aとされると共に、車両前後方向の両端部がフランジ部52Bとされている。また、保持部材54は、板部材52のL字状部52Aの内面側に配置されている。保持部材54には、車両上方側に開口して車両幅方向に貫通する凹状部54Aが計三個形成されている。凹状部54Aは、インレットパイプ40、ブリーザパイプ42、及びエアチューブ44の保持用とされ、各保持対象の外周面に接する円弧状の内周面を備えている。
図3に示されるように、ブラケット50は、板部材52のフランジ部52Bがリヤサイドメンバ12の曲げ部12Cを跨いでリヤサイドメンバ12の下面側にボルト締結されて固定されている。そして、ブラケット50がリヤサイドメンバ12とで閉断面部56を構成すると共に、板部材52の一部及び保持部材54の一部がインレットパイプ40を車両下方側(トレーディングアーム24のオーバーラップ部24Xの側)から覆う覆い部50Aを構成している。また、閉断面部56の中空部内には、インレットパイプ40、ブリーザパイプ42及びエアチューブ44が挿通されている。
ブラケット50は、インレットパイプ40の外径よりも車両上下方向の長さが長く設定されている。また、ブラケット50は、車両下方側からの荷重に対してインレットパイプ40よりも剛性が高く設定されている。
(作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、図1に示されるように、リヤサイドメンバ12とトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xとの間をインレットパイプ40が通ると共に、車両平面視でリヤサイドメンバ12及びトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xと重なる位置にブラケット50が設けられている。このブラケット50は、インレットパイプ40の側方に隣接する部位を含んで構成されている。このため、車両走行時にトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xが車両上方側へ変位しても、インレットパイプ40の上下に配置されたリヤサイドメンバ12の下面とトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xの上面との間の間隔はブラケット50によって確保される。
ここで、図3に示されるように、ブラケット50は、インレットパイプ40の外径よりも車両上下方向の長さが長く設定され、かつ車両下方側からの荷重に対してインレットパイプ40よりも剛性が高く設定されている。このため、前述のようにトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xが車両上方側へ変位しても、ブラケット50が変形しない(又は殆ど変形しない)と、インレットパイプ40の上下に配置されたリヤサイドメンバ12の下面とトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xの上面との間の間隔は、インレットパイプ40の外径よりも長く保持される。よって、インレットパイプ40への荷重入力が抑えられる。
また、車両走行時にトレーディングアーム24の上面に異物D(例えば、氷、石、木片、泥等)が付着又は堆積した状態で、トレーディングアーム24がバウンドすることも想定されるが、このような場合にも同様に、インレットパイプ40への荷重入力が抑えられる。そして、インレットパイプ40がリヤサイドメンバ12と異物Dとの間に挟まれるのを防止することができる。
また、本実施形態では、ブラケット50は、リヤサイドメンバ12とトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xとの間に配置されてリヤサイドメンバ12に固定され、リヤサイドメンバ12とで閉断面部56を構成している。このため、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xが車両上方側へ変位した場合、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xとブラケット50とが衝突しても、ブラケット50の車両上下方向の変形が効果的に抑えられる。
また、ブラケット50には、インレットパイプ40を下方側から覆う覆い部50Aが形成されている。このため、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xが車両上方側へ変位しても、インレットパイプ40とトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xとの直接衝突が覆い部50Aによって回避される。さらに、本実施形態では、また、インレットパイプ40が閉断面部56の中空部内に挿通されているので、インレットパイプ40への直接衝突が全周に亘って回避される。
以上説明したように、本実施形態に係る車両後部構造によれば、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xが車両上方側へ変位した場合であってもインレットパイプ40への荷重入力を抑えることができる。
なお、リヤサイドメンバ12の車両前後方向の中間部には、車両前方斜め下方側に曲げられた曲げ部12Cが形成されているので、車両の後面衝突時には、曲げ部12Cを起点として変形しやすい。しかしながら、本実施形態では、ブラケット50は、車両前後方向の両端部をなすフランジ部52Bが曲げ部12Cを跨いでリヤサイドメンバ12に固定されているので、曲げ部12Cが補強される。すなわち、ブラケット50をリヤサイドメンバ12の曲げ部12Cの補強用に兼用することができる。
また、インレットパイプ40を車両に取り付けるためのブラケットが従来はホイルハウスインナの側面等に配置されていたが、このようなブラケットを設けずにブラケット50のみでインレットパイプ40を車両に取り付ければ部品点数を増やすことなく、インレットパイプ40を保護することができる。
[第1の実施形態の変形例]
次に、第1の実施形態の変形例について図4及び図5を用いて説明する。なお、図4及び図5に示される第1の実施形態の変形例は、以下の点を除いて第1の実施形態と実質的に同様の構成となっている。よって、第1の実施形態と実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図4(A)には、第1の実施形態の第1の変形例が車両正面視の縦断面図(図2のA−A線に沿った断面図に相当する図)で示されている。図4(A)に示されるように、この変形例では、第1の実施形態のブラケット50(図1等参照)に代えて、パイプ保護部としてのブラケット60が設けられている。なお、以下に説明する点を除き、ブラケット60は、第1の実施形態のブラケット50(図1参照)と同様の構成とされ、板部材62は、第1の実施形態の板部材52(図1参照)と同様の構成とされ、L字状部62Aは、第1の実施形態のL字状部52A(図1参照)と同様の構成とされている。
ブラケット60の金属製の板部材62には、車両幅方向の両端部にフランジ62Fが形成されている。フランジ62Fは、L字状部62Aの一般部62A1における車両幅方向の両端部から保持部材54の側とは反対側に曲げられて延設されている。
このような構成によれば、第1の実施形態と同様の作用及び効果が得られるうえ、車両下方側からの荷重に対するブラケット60の強度及び剛性を向上させることができる。また、フランジ62Fが保持部材54の側とは反対側に曲げられているので、ブラケット60が車両上方側に変位してもフランジ62Fの突出端部がインレットパイプ40に当たることもない。
図4(B)には、第1の実施形態の第2の変形例が車両正面視の縦断面図(図2のA−A線に沿った断面図に相当する図)で示されている。図4(B)に示されるように、この変形例では、第1の実施形態のブラケット50(図1等参照)に代えて、パイプ保護部としてのブラケット64が設けられている。なお、以下に説明する点を除き、ブラケット64は、第1の実施形態のブラケット50(図1参照)と同様の構成とされ、板部材66は、第1の実施形態の板部材52(図1参照)と同様の構成とされ、L字状部66Aは、第1の実施形態のL字状部52A(図1参照)と同様の構成とされている。
ブラケット64の金属製の板部材66は、L字状部66Aが車両幅方向を波長方向とする矩形波板状に形成されている。より具体的には、L字状部66Aには、保持部材54の側とは反対側に突出する複数のビード66Bが形成され、これらのビード66Bが車両平面視で車両前後方向に延びている。また、L字状部66Aにおける車両幅方向の両端部には保持部材54の側とは反対側に曲げられたフランジ66Fが形成されている。
このような構成によれば、第1の実施形態と同様の作用及び効果が得られるうえ、車両下方側からの荷重に対するブラケット64の強度及び剛性を一層向上させることができる。また、第1の変形例と同様に、フランジ66Fが保持部材54の側とは反対側に曲げられているので、ブラケット64が車両上方側に変位してもフランジ66Fの突出端部がインレットパイプ40に当たることもない。
図5(A)には、第1の実施形態の第3の変形例が側面図(図3に相当する図)で示されている。図5(A)に示されるように、パイプ保護部としてのブラケット70は、金属製の板部材で構成され、車両前後方向の中間部の形状を除き、第1の実施形態におけるブラケット50の板部材52(図1等参照)と同様の構成とされている。ブラケット70の車両前後方向の中間部は、その車両前後方向中央部に車両上方側にU字状に開口したU字状部70Aを備えると共に、U字状部70Aの車両前方側及び車両後方側に車両上方側に開口して屈曲状に折り返された折返部70Bを備えている。折返部70Bの車両下方側の端部は、U字状部70Aの車両下方側の端部よりも車両下方側に配置されている。これにより、ブラケット70には、車両下方側の端部に車両下方側へ向けて屈曲された突起状の凸部72Aが形成されている。換言すれば、凸部72Aは、折返部70Bの車両下方側の端部で構成されている。
ブラケット70は、フランジ部52Bがリヤサイドメンバ12の曲げ部12Cを跨いでリヤサイドメンバ12の下面側にボルト締結されて固定されている。そして、U字状部70Aの下部がインレットパイプ40を車両下方側(トレーディングアーム24のオーバーラップ部24Xの側)から覆う覆い部72Bを構成している。また、U字状部70Aの内面側には、インレットパイプ40が挿通されている。このように構成されたブラケット70は、車両下方側からの荷重に対してインレットパイプ40よりも剛性が高く設定されている。
このような構成によれば、第1の実施形態における作用及び効果に加え、例えば、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xの上面に異物Dが溜まった状態でオーバーラップ部24Xが車両上方側へ変位する場合、異物Dはインレットパイプ40よりも低い位置で凸部72Aに当たって破壊される。このように異物Dが破壊されて除去されることで、ブラケット70への荷重入力頻度が減り、インレットパイプ40への荷重入力を抑えることができる。
図5(B)には、第1の実施形態の第4の変形例が側面図(図3に相当する図)で示されている。図5(B)に示されるように、パイプ保護部としてのブラケット74は、金属製の板部材で構成され、車両前後方向の中間部の形状を除き、第1の実施形態におけるブラケット50の板部材52(図1等参照)と同様の構成とされている。ブラケット74の車両前後方向の中間部は、車両上方斜め前方側に開口するようにV字状に屈曲されたV字状部74Aとされている。これにより、ブラケット74には、車両下方側の端部に車両下方側へ向けて屈曲された突起状の凸部76Aが形成されている。換言すれば、凸部76Aは、V字状部74Aの車両下方側の端部で構成されている。
ブラケット74は、フランジ部52Bがリヤサイドメンバ12の曲げ部12Cを跨いでリヤサイドメンバ12の下面側にボルト締結されて固定されている。そして、V字状部74Aの下部がインレットパイプ40を車両下方側(トレーディングアーム24のオーバーラップ部24Xの側)から覆う覆い部76Bを構成している。また、V字状部74Aの内面側には、インレットパイプ40が挿通されている。このように構成されたブラケット74は、車両下方側からの荷重に対してインレットパイプ40よりも剛性が高く設定されている。
このような構成によれば、第1の実施形態における作用及び効果に加え、例えば、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xの上面に異物Dが溜まった状態でオーバーラップ部24Xが車両上方側へ変位する場合、異物Dはインレットパイプ40よりも低い位置で凸部76Aに当たって破壊されて除去される。すなわち、第1の実施形態の第3の変形例(図5(A)参照)と同様の作用及び効果を得ることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る車両後部構造について、図6及び図7を用いて説明する。なお、第1の実施形態と実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図6には、本実施形態に係る車両後部構造が車両斜め上方側から見た状態の斜視図で示されている。また、図7には、図6の7−7線に沿った拡大断面図が示されている。図6に示されるように、リヤサイドメンバ12の車両前後方向中間部の下方側を含む位置には、リヤサスペンション80の一部を構成するリヤサスペンションメンバ82が配置されている。リヤサスペンションメンバ82は、トレーディングアーム(サスペンションアーム)82A及び中間ビーム82Bを備えている。トレーディングアーム82Aは、リヤサスペンションメンバ82の車両幅方向の両サイドに設けられ、略車両前後方向を長手方向としており、より具体的には車両後方側へ向けてやや車両幅方向外側に傾斜するように配置されている。また、中間ビーム82Bは、車両幅方向を長手方向として配置され、左右一対のトレーディングアーム82Aの長手方向中間部同士を連結している。
リヤサスペンションメンバ82は、トレーディングアーム82Aの前部及び中間ビーム82Bの車両幅方向外側の部位に車両平面視でリヤサイドメンバ12と重なるサスペンション構成部としてのオーバーラップ部82Xを備えている。オーバーラップ部82Xは、リヤサイドメンバ12の車両下方側に間隔を置いて配置されている。また、インレットパイプ40は、リヤサイドメンバ12とリヤサスペンションメンバ82(トレーディングアーム82Aの前部)におけるオーバーラップ部82Xとの間を通っている。
車両平面視でリヤサイドメンバ12及びリヤサスペンションメンバ82(より具体的には中間ビーム82Bの車両幅方向外側の部位)におけるオーバーラップ部82Xと重なる位置には、パイプ保護部としてのブラケット84が設けられている。図6及び図7に示されるように、ブラケット84は、リヤサイドメンバ12とリヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xとの間に配置され、インレットパイプ40の側方(車両後方側)に隣接する部位を含んで構成されている。
ブラケット84は、金属製の板部材で構成され、車両背面視でハット形状に形成されている。図7に示されるように、ブラケット84は、フランジ部84Aが中間ビーム82Bの上面に溶接等で固定されている。そして、ブラケット84がリヤサスペンションメンバ82(中間ビーム82B)におけるオーバーラップ部82Xとで閉断面部86を構成している。そして、ブラケット84は、インレットパイプ40の外径よりも車両上下方向の長さが長く設定されている。このように構成されたブラケット84は、車両下方側からの荷重に対してインレットパイプ40よりも剛性が高く設定されている。
ブラケット84の車両幅方向外側の側壁部84Bには、板状の保持部材88の取付壁部88Aがボルト締結されている。保持部材88は、取付壁部88Aの上端から略車両幅方向外側に曲げられて延在する上壁部88Bと、上壁部88Bの車両幅方向外側の端部から略C字状に曲げられた湾曲部88Cと、を備えている。湾曲部88Cの内側には、PKBケーブル90が挿通されている。なお、PKBケーブル90に代えてブレーキチューブやABSワイヤーハーネス等(図示省略)を湾曲部88Cの内側に挿通させてもよい。
(作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
図6及び図7に示されるように、リヤサイドメンバ12とリヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xとの間をインレットパイプ40が通ると共に、車両平面視でリヤサイドメンバ12及びリヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xと重なる位置にブラケット84が設けられている。このブラケット84は、インレットパイプ40の側方に隣接する部位を含んで構成されている。このため、リヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xが車両上方側へ変位しても、インレットパイプ40の上下に配置されたリヤサイドメンバ12の下面とリヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xの上面との間の間隔はブラケット84によって確保される。
ここで、図7に示されるように、ブラケット84は、インレットパイプ40の外径よりも車両上下方向の長さが長く設定され、かつ車両下方側からの荷重に対してインレットパイプ40よりも剛性が高く設定されている。このため、前述のようにリヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xが車両上方側へ変位しても、ブラケット84が変形しない(又は殆ど変形しない)と、インレットパイプ40の上下に配置されたリヤサイドメンバ12の下面とリヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xの上面との間の間隔は、インレットパイプ40の外径よりも長く保持される。
また、本実施形態では、ブラケット84がリヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xとで閉断面部86を構成している。このため、リヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xが車両上方側へ変位した場合、ブラケット84とリヤサイドメンバ12とが衝突しても、ブラケット84の車両上下方向の変形が効果的に抑えられる。
以上説明したように、本実施形態に係る車両後部構造によれば、リヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xが車両上方側へ変位した場合であってもインレットパイプ40への荷重入力を抑えることができる。
なお、本実施形態では、リヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xが車両上方側へ変位した場合、インレットパイプ40よりも先にブラケット84がリヤサイドメンバ12に干渉することになるので、この干渉時の異音によって、リヤサスペンションメンバ82のバウンドを知らせることができる。また、保持部材88をブラケット84の側壁部84Bに取り付けることで、部品点数を増やすことなくPKBケーブル90を保護することもできる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係る車両後部構造について、図8を用いて説明する。図8(A)には、本実施形態に係る車両後部構造が側面図で示され、図8(B)には、図8(A)の8B−8B線に沿った断面図が示されている。なお、本実施形態は、以下に説明する点を除き、第1の実施形態と同様の構成となっており、第1の実施形態と同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図8に示されるリヤサイドメンバ92は、以下に説明する点を除き、第1の実施形態におけるリヤサイドメンバ12(図1等参照)と同様の構成となっている。リヤサイドメンバ92は、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xの車両上方側の部位が車両上方側に膨出(湾曲)した膨出部94となっている。膨出部94の下壁部(下面部)は、アーチ状とされたパイプ保護部94Aとなっている。パイプ保護部94Aは、車両平面視でリヤサイドメンバ92及びトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xと重なる位置に設けられてインレットパイプ40の側方(具体的には車両前方側及び車両後方側)に隣接する部位を含んで構成されている。すなわち、パイプ保護部94Aは、インレットパイプ40の車両前方側、車両上方側、及び車両後方側を覆うように配置されている。そして、パイプ保護部94Aは、インレットパイプ40の外径よりも車両上下方向の長さが長く、かつ車両下方側からの荷重に対してインレットパイプ40よりも剛性が高く設定されている。
本実施形態の構成によれば、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xが車両上方側へ変位しても、パイプ保護部94Aが変形しない(又は殆ど変形しない)と、インレットパイプ40の上下に配置されたリヤサイドメンバ12の下面(パイプ保護部94Aの上部)とトレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xの上面との間の間隔は、インレットパイプ40の外径よりも長く保持される。すなわち、本実施形態に係る車両後部構造によれば、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xが車両上方側へ変位した場合であってもインレットパイプ40への荷重入力を抑えることができる。
[参考例]
次に、本発明ではない参考例に係る車両後部構造について、図9を用いて説明する。図9(A)には、参考例に係る車両後部構造が側面図で示され、図9(B)には、図9(A)の9B−9B線に沿った断面図が示されている。なお、この参考例は、以下に説明する点を除き、第1の実施形態と同様の構成となっており、第1の実施形態と同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図9に示されるリヤサイドメンバ100は、以下に説明する点を除き、第1の実施形態におけるリヤサイドメンバ12(図1等参照)と同様の構成となっている。リヤサイドメンバ100には、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xの車両上方側の部位に円筒部102が配設されており、この円筒部102は、車両幅方向を軸方向としている。図9(B)に示されるように、円筒部102における軸方向の両端部の外周面は、リヤサイドメンバ100における左右一対の側壁部104に貫通形成された貫通孔104Aの内周面に接合されている。インレットパイプ40は、円筒部102の内側を車両幅方向に貫通している。このような構成によれば、トレーディングアーム24におけるオーバーラップ部24Xが車両上方側へ変位した場合であってもインレットパイプ40への荷重入力を抑えることができる。
次に、本発明ではない他の参考例に係る車両後部構造について、図10を用いて説明する。図10(A)には、参考例に係る車両後部構造が平面図で示され、図10(B)には、図10(A)の10B−10B線に沿った断面図が示されている。なお、この参考例は、以下に説明する点を除き、第1の実施形態と同様の構成となっており、第1の実施形態と同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図10に示されるように、リヤサイドメンバ12の車両前後方向中間部の下方側を含む位置には、リヤサスペンション110が配置されている。リヤサスペンション110は、車両幅方向を長手方向として配置された中間ビーム112を備えている。中間ビーム112の長手方向の両端部は、リヤサイドメンバ12の下方側に配置されている。中間ビーム112の長手方向の両端部には、リヤサスペンション110の一部を構成するトレーディングアーム(サスペンションアーム)114の前端部が接合されている。トレーディングアーム114において、車両平面視でリヤサイドメンバ12と重なる部位は、前端部114Aのみとなっている。なお、図中では、トレーディングアーム114を簡略化して示している。
一方、リヤサイドメンバ12の車両下方側を通るインレットパイプ40は、車両平面視で中間ビーム112及びトレーディングアーム114の前端部114Aよりも車両後方側でリヤサイドメンバ12と交差している。換言すれば、インレットパイプ40は、車両平面視でリヤサイドメンバ12とリヤサスペンション110とが重なる範囲を通過していない。このような構成によれば、リヤサスペンション110が車両上方側へ変位した場合であっても、基本的にはリヤサイドメンバ12とリヤサスペンション110との間にインレットパイプ40が挟まれることはないので、インレットパイプ40への荷重入力を抑えることができる。
[実施形態の補足説明]
なお、第1の実施形態の変形例として、パイプ保護部として、図1等に示されるブラケット50に代えて、ブラケット50と同様の位置に設けられてリヤサイドメンバ12に一端部のみ固定されて他端部が自由端とされた(所謂片持ち支持状態で固定された)ブラケットが配置されてもよい。また、そのようなブラケットには、インレットパイプ40を車両下方側(トレーディングアーム24のオーバーラップ部24Xの側)から覆う覆い部が形成されてもよい。また、第1の実施形態の他の変形例として、パイプ保護部としてのブラケットは、樹脂製の保持部材54を備えずに金属製の板部材52のみで構成されたものであってもよい。
また、第2の実施形態の他の変形例として、図6に示されるブラケット84を車両側面視でハット形状となる向きに配置して当該ブラケットとリヤサスペンションメンバ82におけるオーバーラップ部82Xとで閉断面部を構成してもよい。また、そのような変形例における閉断面部の中空部内にインレットパイプ40が挿通されてもよい。さらに、第2の実施形態の他の変形例として、図7に示される閉断面部86の中空部内にインレットパイプ40が挿通されてもよい。
また、第2の実施形態の他の変形例として、パイプ保護部として、ブラケット84に代えて、ブラケット84と同様の位置に設けられて中間ビーム82B(リヤサスペンションメンバ82)に一端部のみ固定されて他端部が自由端とされた(所謂片持ち支持状態で固定された)ブラケットが配置されてもよい。また、そのようなブラケットには、インレットパイプ40を車両上方側(リヤサイドメンバ12の側)から覆う覆い部が形成されてもよい。
また、例えば、サスペンション構成部の上壁部に凹状部が形成されると共に、パイプ保護部が前記凹状部で構成されてもよい。この場合、前記凹状部は、リヤサイドメンバと車両平面視で重なる位置に設けられてインレットパイプの側方に隣接する部位を含んで構成され、インレットパイプの外径よりも車両上下方向の長さが長く、かつ車両下方側からの荷重に対してインレットパイプよりも剛性が高く設定される。
なお、上記実施形態及び上述の複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 車両後部
12 リヤサイドメンバ
12C 曲げ部
20 リヤサスペンション
24X オーバーラップ部(サスペンション構成部)
40 インレットパイプ
50 ブラケット(パイプ保護部)
50A 覆い部
56 閉断面部
60 ブラケット(パイプ保護部)
64 ブラケット(パイプ保護部)
70 ブラケット(パイプ保護部)
72A 凸部
72B 覆い部
74 ブラケット(パイプ保護部)
76A 凸部
76B 覆い部
80 リヤサスペンション
82X オーバーラップ部(サスペンション構成部)
84 ブラケット(パイプ保護部)
86 閉断面部
92 リヤサイドメンバ
94A パイプ保護部

Claims (6)

  1. 車両後部の両サイドに車両前後方向を長手方向として配置されたリヤサイドメンバと、
    リヤサスペンションの一部を構成し、前記リヤサイドメンバの車両下方側に間隔を置いて配置されて車両平面視で前記リヤサイドメンバと重なるサスペンション構成部と、
    前記リヤサイドメンバと前記サスペンション構成部との間を通るインレットパイプと、
    車両平面視で前記リヤサイドメンバ及び前記サスペンション構成部と重なる位置に設けられて前記インレットパイプの側方に隣接する部位を含んで構成され、前記インレットパイプの外径よりも車両上下方向の長さが長く、かつ車両下方側からの荷重に対して前記インレットパイプよりも剛性が高く設定されたパイプ保護部と、
    を有する車両後部構造。
  2. 前記パイプ保護部は、前記リヤサイドメンバと前記サスペンション構成部との間に配置されて前記リヤサイドメンバ及び前記サスペンション構成部のいずれか一方に固定されると共に前記いずれか一方とで閉断面部を構成するブラケットを備えている、請求項1記載の車両後部構造。
  3. 前記パイプ保護部は、前記リヤサイドメンバと前記サスペンション構成部との間に配置されて前記リヤサイドメンバ及び前記サスペンション構成部のいずれか一方に固定されたブラケットを備え、
    前記ブラケットには、前記インレットパイプを前記リヤサイドメンバ及び前記サスペンション構成部のいずれか他方の側から覆う覆い部が形成されている、請求項1又は請求項2に記載の車両後部構造。
  4. 前記インレットパイプが前記閉断面部の中空部内に挿通されている、請求項2記載の車両後部構造。
  5. 前記ブラケットは、前記リヤサイドメンバに固定されると共に、前記ブラケットにおける車両下方側の端部には、車両下方側へ向けて屈曲された凸部が形成されている、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の車両後部構造。
  6. 前記リヤサイドメンバの車両前後方向の中間部には、車両前方斜め下方側に曲げられた曲げ部が形成され、
    前記ブラケットは、車両前後方向の両端部が前記曲げ部を跨いで前記リヤサイドメンバに固定されている、請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載の車両後部構造。
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