JP2015027866A - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】摺動荷重のばらつきを抑制することができるステアリングコラム装置を提供すること。
【解決手段】ステアリングコラム装置1は、ステアリングシャフト3を回転可能に支持するインナー側のロアーチューブ10(第1チューブ)とアウター側のアッパーチューブ9(第2チューブ)とを備える。ロアーチューブの外周10aに、軸方向に延びてアッパーチューブ9の内周9aに接触する複数の突起61〜64を設ける。複数の突起61〜64は、ロアーチューブ10の中心軸線C1を含む鉛直面VP側に寄るように、ロアーチューブ10の周方向Zに不等間隔を隔てて配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明はステアリングコラム装置に関する。
互いに嵌合されてステアリングシャフトを支持するインナーチューブとアウターチューブとを備え、インナーチューブの外周の周方向に等間隔で設けられた複数の突起を、アウターチューブの内周に当接させて、両チューブを軸方向に相対摺動させるステアリング装置が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2009−51353号公報
例えば、車両の二次衝突時等で、ステアリングシャフトが斜め上方に突き上げられてつつ両チューブが相対摺動するときや、テレスコピック調整のために両チューブが相対摺動するとき等に、両チューブの摺動荷重がばらつくおそれがある。
そこで、本発明の目的は、摺動荷重のばらつきを抑制することができるステアリングコラム装置を提供することである。
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、軸方向に相対摺動可能に嵌め合わされ、ステアリングシャフト(3)を回転可能に支持するインナー側の第1チューブ(10;109;210;309;410;509)およびアウター側の第2チューブ(9;110;209;310;409;510)を備え、前記第1チューブの外周(10a;109a;210a;309a;410a;509a)に、軸方向(X)に延びて前記第2チューブの内周(9a;110a;209a;310a;409a;510a)に接触する複数の突起(61〜64;161〜164;261〜264;361〜364;71,261〜264,71,72;361〜364,71,72)が設けられ、前記複数の突起は、前記第1チューブの中心軸線(C1)を含む鉛直面(VP)側に寄るように、周方向(Z)に不等間隔を隔てて配置されているステアリングコラム装置(1;100;200;300;400;500)を提供する。
なお、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素等を表すが、このことは、むろん、本発明がそれらの実施形態に限定されるべきことを意味するものではない。以下、この項において同じ。
また、請求項2のように、各前記突起(261〜264;361〜364)は、前記第2チューブの内周に接触する断面丸形の頂部(261c〜264c;361c〜364c)を含み、各前記突起の頂部の曲率半径(R1)は、前記第2チューブの内周の曲率半径(R2)よりも小さくされていてもよい。
また、請求項3のように、前記複数の突起は、複数の第1突起を含み、各前記第1突起の頂部と前記第1チューブの中心軸線とを含む平面(P1c〜P4c)と、前記鉛直面とのなす角度(θ1c〜θ4c)が、45°未満であってもよい。
また、請求項4のように、前記複数の突起は、複数の第2突起(71,72)を含み、各前記第2突起の頂部と前記第1チューブの中心軸線とを含む平面と、前記鉛直面とのなす角度(β1c,β2c)が、45°以上90°以下であってもよい。
また、請求項5のように、前記複数の突起は、複数の第1突起を含み、各前記第1突起は、第1チューブの周方向の所定の範囲に前記第2チューブに対する接触領域を形成しており、前記接触領域は、前記周方向に関して、前記鉛直面に近い側の第1端部(61a,62a,63a,64a;161a,162a,163a,164a)と、前記鉛直面から遠い側の第2端部(61b,62b,63b,64b;161b,162b,163b,164b)と、前記第1端部と前記第2端部間の中央部(61c,62c,63c,64c;161c,162c,163c,164c)と、を含み、各前記第1突起の中央部と前記第1チューブの中心軸線とを含む平面(P1c,P2c,P3c,P4c)と、前記鉛直面とのなす角度(θ1c,θ2c,θ3c,θ4c)が、45°以下であってもよい。
また、請求項6のように、各前記第1突起の第2端部と前記第1チューブの中心軸線とを含む平面(P1b,P2b,P3b,P4b)と、前記鉛直面とのなす角度(θ1b,θ2b,θ3b,θ4b)が、45°以下であってもよい。
また、請求項7のように、各前記突起は、前記第1チューブの軸方向に不連続に設けられていてもよい。
また、請求項8のように、前記第1チューブはロアーチューブ(10;210;410)であり、前記第2チューブはアッパーチューブ(9;209;409)であってもよい。
また、請求項9のように、前記第1チューブはアッパーチューブ(109;309;509)であり、前記第2チューブはロアーチューブ(110;310;510)であってもよい。
請求項1の発明によれば、インナー側の第1チューブの外周に設けられてアウター側の第2チューブの内周に接触する複数の突起が、周方向に不等間隔を隔てて配置されて、第1チューブの中心軸線を含む鉛直面側に寄っているので、二次衝突時にステアリングシャフトが斜め上方へ突き上げられつつ両チューブが相対摺動するときや、テレスコピック調整のときに両チューブが相対摺動するときに、摺動荷重を小さくすることができ、摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
請求項2の発明によれば、断面丸形の突起の頂部が第2チューブの内周に対して、実質的に線接触状態で接触するので、周方向に関する接触位置のばらつきを抑制することができる。その結果、両チューブ間の摺動荷重のばらつきを確実に抑制することができる。
請求項3の発明によれば、第1チューブを軸方向から見たときに、前記鉛直面を基準として中心角が45°未満の範囲に、各第1突起が配置されることになるので、鉛直面を挟んで隣接する第1突起間に、第2チューブが楔状に挟み込まれることを抑制することができる。その結果、二次衝突時やテレスコピック調整のときに、両チューブ間の摺動荷重のばらつきを確実に抑制することができる。
請求項4の発明によれば、第1チューブを軸方向から見たときに、前記鉛直面を基準として中心角が45°以上90°以下の範囲に、第2突起が配置される。したがって、第1突起によって、二次衝突時やテレスコピック調整のときに両チューブ間の摺動荷重を小さく抑制しつつ、第2突起によって、左右方向の剛性を向上することができる。
また、請求項5の発明によれば、鉛直面を挟んで隣接する第1突起間に、第2チューブが楔状に挟み込まれることを実質的に抑制して、両チューブ間の摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
また、請求項6の発明によれば、第1チューブを軸方向から見たときに、前記鉛直面を基準として中心角が45°以下の範囲に、各第1突起が配置されることになるので、鉛直面を挟んで隣接する第1突起間に、第2チューブが楔状に挟み込まれることを抑制することができる。これにより、両チューブ間の摺動荷重のばらつきを抑制することができる。 また、請求項7の発明によれば、両チューブ間に倒れを生じながら、両チューブが突起を介して摺動するときの摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
また、請求項8の発明によれば、アウターチューブをアッパー側とした一般的な構成に適用することができる。
また、請求項9の発明によれば、インナーチューブをアッパー側とした構成にも適用することができる。
本発明の第1実施形態のステアリングコラム装置を含むステアリング装置の模式的側面図であり、ステアリング装置の概略構成を示している。 図1のステアリングコラム装置の概略断面図であり、図1のII−II線に沿う断面図に相当する。 第1実施形態において、ステアリングコラムを構成するインナー側のロアーチューブ(第1チューブ)およびアウター側のアッパーチューブ(第2チューブ)の断面図である。 第1実施形態において、ロアーチューブ(第1チューブ)の平面図であり、ロアーチューブの周方向の上半部が示されている。 第1実施形態において、ロアーチューブ(第1チューブ)の底面図であり、ロアーチューブの周方向の下半部が示されている。 本発明の第2実施形態のステアリングコラム装置の模式的側面図であり、ステアリングコラム装置の概略構成を示している。 第2実施形態において、ステアリングコラムを構成するインナー側のアッパーチューブ(第1チューブ)およびアウター側のロアーチューブ(第2チューブ)の断面図である。 第2実施形態において、アッパーチューブ(第1チューブ)の平面図であり、アッパーチューブの周方向の上半部が示されている。 第2実施形態において、アッパーチューブ(第1チューブ)の底面図であり、アッパーチューブの周方向の下半部が示されている。 本発明の第3実施形態のステアリングコラム装置の模式的側面図であり、ステアリングコラム装置の概略構成を示している。 第3実施形態において、ステアリングコラムを構成するインナー側のロアーチューブ(第1チューブ)およびアウター側のアッパーチューブ(第2チューブ)の断面図である。 第3実施形態において、ロアーチューブ(第1チューブ)の平面図であり、ロアーチューブの周方向の上半部が示されている。 第3実施形態において、ロアーチューブ(第1チューブ)の底面図であり、ロアーチューブの周方向の下半部が示されている。 本発明の第4実施形態のステアリングコラム装置の模式的側面図であり、ステアリングコラム装置の概略構成を示している。 第4実施形態において、ステアリングコラムを構成するインナー側のアッパーチューブ(第1チューブ)およびアウター側のロアーチューブ(第2チューブ)の断面図である。 第4実施形態において、アッパーチューブ(第1チューブ)の平面図であり、アッパーチューブの周方向の上半部が示されている。 第4実施形態において、アッパーチューブ(第1チューブ)の底面図であり、アッパーチューブの周方向の下半部が示されている。 第5実施形態において、ステアリングコラムを構成するインナー側のロアーチューブ(第1チューブ)およびアウター側のアッパーチューブ(第2チューブ)の断面図である。 第6実施形態において、ステアリングコラムを構成するインナー側のアッパーチューブ(第1チューブ)およびアウター側のロアーチューブ(第2チューブ)の断面図である。 第7実施形態において、ステアリングコラムを構成するインナー側のロアーチューブ(第1チューブ)およびアウター側のアッパーチューブ(第2チューブ)の断面図である。
本発明の好ましい実施形態の添付図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態のステアリングコラム装置を含むステアリング装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、ステアリングコラム装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2と、操舵部材2を一端(軸方向の上端)に一体回転可能に連結したステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3を図示しない軸受を介して回転可能に支持する筒状のステアリングコラム4とを備えている。
ステアリングシャフト3の他端(軸方向の下端)は、ステアリングコラム4から軸方向下方へ突出しており、インタミーディエイトシャフト5等を介して、ラックアンドピニオン機構等のステアリング機構6に連結されている。ステアリング機構6は、操舵部材2の操舵に連動して転舵輪(図示せず)を転舵する。
ステアリングシャフト3は、例えばスプライン結合を用いて、同行回転可能に且つ軸方向に相対移動可能に連結されたアッパーシャフト7およびロアーシャフト8を有している。
ステアリングコラム4は、軸方向に相対移動可能に嵌め合わされたアウターチューブであるアッパーチューブ9(第2チューブ)およびインナーチューブであるロアーチューブ10(第1チューブ)と、ロアーチューブ10の軸方向下端に連結されたハウジング11とを備えている。
ハウジング11内には、操舵補助用の電動モータ12の動力を減速してロアーシャフト8に伝達する減速機構13が収容されている。減速機構13は、電動モータ12の回転軸(図示せず)と同行回転可能に連結された駆動ギヤ14と、駆動ギヤ14に噛み合いロアーシャフト8と同行回転する被動ギヤ15とを有している。
ステアリングコラム4は、車両後方側に配置されたアッパ固定ブラケット16および車両前方側に配置されたロアー固定ブラケット17を介して、車体側部材18,19(例えばクロスメンバー等)に取り付けられている。
ステアリングコラム4のハウジング11には、ロアーコラムブラケット20が固定されている。ロアーコラムブラケット20は、車体側部材19に固定されたロアー固定ブラケット17に、ピボット軸としてのチルト中心軸21を介してチルト中心軸21の回りに回転可能に支持されている。これにより、ステアリングコラム4の全体がチルト中心軸21の回りに回転可能とされ、その結果、操舵部材2の高さ位置を調整するチルト調整が可能となっている。また、ステアリングコラム4のロアーチューブ10(第1チューブ)に対してアッパーチューブ9(第2チューブ)を軸方向Xに移動させて、操舵部材2の高さ位置を調整するテレスコ調整が可能となっている。
ステアリングコラム4のアッパーチューブ10には、アッパーコラムブラケット22が固定されている。アッパーコラムブラケット22は、アッパー固定ブラケット16に吊り下げ機構23を介して吊り下げ保持されたサポートブラケット24に対して、ロック可能(チルトロックおよびテレスコロック)である。ステアリングコラム装置1は、チルトロックおよびテレスコロックを達成するロック機構25を備えている。
ロック機構25は、回転操作可能な操作レバー26と、サポートブラケット24の側板に設けられたチルト用長孔(図示せず)とアッパーコラムブラケット22の側板に設けられたテレスコ用長孔27とを挿通し操作レバー26と一体回転する締付軸28とを備えている。
また、ロック機構25は、締付軸28上に保持され操作レバー26の回転操作に伴ってサポートブラケット24およびアッパーコラムブラケット22の側板を圧接してチルトロックおよびテレスコロックを達成するカム機構(図示せず)と、締付軸28と一体回転可能に設けられ、アッパーチューブ9の開口29を通してロアーチューブ10を押し上げることにより両チューブ9,10を止定して両チューブ9,10間のロックを達成する押上カム30とを備えている。
アッパー固定ブラケット16には、二次衝突時のコラム移動方向X1(軸方向Xとは平行な方向)に延びる長孔31が形成された主板32を備えている。サポートブラケット24の天板33には、ボルト挿通孔34が形成されている。吊り下げ機構23は、長孔31およびボルト挿通孔34を挿通する吊り下げボルト35と、吊り下げボルト35に結合されたナット36とを備えている。アッパー固定ブラケット16によって支持された吊り下げボルト35と、吊り下げボルト35に結合されたナット36とによって、サポートブラケット24が吊り下げられている。
本実施の形態では、ステアリングコラム装置1が電動パワーステアリング装置に適用された例に則して説明するが、本発明をマニュアルステアリング装置に適用するようにしてもよい。また、本実施の形態では、ステアリングコラム装置1がチルト調節可能である場合に則して説明するが、本発明をチルト調整機能を持たないステアリングコラム装置に適用するようにしてもよいし、チルト調整可能でテレスコピック調整可能なステアリングコラム装置に適用してもよい。
図2は図1のII−II線に沿う断面図である。図2を参照して、アッパー固定ブラケット16は、主板32から外側方に延設された一対の取付板37を備えている。
サポートブラケット24は、前記天板33と、チルト方向Yの下方に延びる一対の側板38を備えている。天板33は、一対の側板38のチルト方向Yの上端間を連結した第1天板33Aと、第1天板33Aの上面に固定された第2天板33Bとを備えている。吊り下げボルト35が挿通するボルト挿通孔34は、両天板33A,33Bを貫いて形成されてている。第2天板33Bは、外側方に延設された一対の被取付板39を備えている。
アッパー固定ブラケット16の各取付板37とサポートブラケット24の対応する被取付板39を挿通する固定ねじ40が、車体側部材18に固定されている。アッパー固定ブラケット16の各取付板37は、固定ねじ40によって車体側部材18に固定されている。
各取付板37と対応する被取付板39とは、両板37,39を挿通し二次衝突時に破断可能な樹脂ピン41を介して連結されている。二次衝突時に、樹脂ピン41の破断に伴って、サポートブラケット24が、アッパー固定ブラケット16に対する取付位置から離脱してコラム移動方向(図2において紙面とは直交する方向。図1のコラム移動方向X1を参照。)に移動する。
アッパーコラムブラケット22は、サポートブラケット24の一対の側板38にそれぞれ対向する一対の側板42と、一対の側板42のチルト方向Yの下端間を連結する連結板43とを備えた溝形をなしている。
締付軸28は、サポートブラケット24の側板38のチルト用長孔44およびアッパーコラムブラケット22の側板42のテレスコ用長孔27を貫通するボルトからなる。締付軸28の一端の頭部45は、操作レバー26と一体回転可能に固定されている。締付軸28の他端に設けられたねじ部にナット46が螺合している。
操作レバー26とサポートブラケット24の一方の側板38との間には、操作レバー26の回転操作に伴って、チルトロックおよびテレスコロックを達成するカム機構47が介在している。カム機構47は、締付軸28の軸部により支持された環状の第1カム48と環状の第2カム49とを備えている。第1カム48と第2カム49との対向面には、互いに係合するカム突起が形成されている。
第1カム48は、操作レバー26と一体回転可能に連結され、締付軸28に対する軸方向移動が規制されている。第2カム49は、サポートブラケット24の他方の側板38に対向する締付部としての環状板と、環状板から延びるボスとを備えている。第2カム49のボスが、サポートブラケット24の一方の側板38のチルト用長孔44に挿入されることにより、第2カム49の回転が規制されている。第2カム49は、締付軸28の軸方向に移動可能に支持されている。
ナット46とサポートブラケット24の他方の側板38との間には、締付軸28により支持された環状の第1介在部材50と環状の第2介在部材51とが介在している。第1介在部材50は、サポートブラケット24の他方の側板38に対向する環状板と、環状板から延びるボスとを備えている。第1介在部材50のボスが、サポートブラケット24の他方の側板38のチルト用長孔44に挿通されることより、第1介在部材50の回転が規制されている。
第2介在部材51は、ナット46と第1介在部材50との間に介在するワッシャ52と、ワッシャ52と第1介在部材50との間に介在する針状ころ軸受53とを備えている。 締付軸28の軸部の外周には、例えばセレーション嵌合により締付軸28と一体回転するスリーブ54が嵌合している。前記の押上カム30は、スリーブ54と一体に設けられている。
操作レバー26の回転に伴って、第1カム48が第2カム49に対して回転することにより、第2カム49が締付軸方向Kに移動されて、第2カム49および第1介在部材50の環状板間で、サポートブラケット24の側板38が挟持されて締め付けられる。これにより、サポートブラケット24の各側板38が、アッパーコラムブラケット22の対応する側板42に圧接されて、チルトロックおよびテレスコロックが達成される。また、押上カム30がロアーチューブ10を押し上げることにより、両チューブ9,10間のロックが達成される。
インナー側のロアーチューブ10(第1チューブ)の外周10aに、軸方向(図2において紙面とは直交する方向。図1の軸方向X)に延びて、アウター側のアッパーチューブ9(第2チューブ)の内周9aに接触する複数の突起61,62,63,64が設けられている。複数の突起61〜64は、ロアーチューブ10の中心軸線C1を含む鉛直面VP側に寄るように、周方向Zに不等間隔を隔てて配置されている。
具体的には、図3に示すように、各突起61〜64は、ロアーチューブ10の周方向Zに関して所定の範囲にアッパーチューブ9に対する接触領域を形成している。突起61と突起62は、ロアーチューブ10の周方向Zの上半部において、鉛直面VPを挟んだ両側に配置されている。突起61と突起62とは、鉛直面VPに対して対称に配置されていてもよいし、対称に配置されていなくてもよい。
突起63と突起64は、ロアーチューブ10の周方向Zの下半部に配置されて、鉛直面VPを挟んだ両側に配置されている。突起63と突起64は、ロアーチューブ10の周方向Zの下半部において、鉛直面VPを挟んだ両側に配置されている。突起63と突起64とは、鉛直面VPに対して対称に配置されていてもよいし、対称に配置されていなくてもよい。
アッパーチューブ9に対する突起61の接触領域は、周方向Zに関して、鉛直面VPに近い側の第1端部61aと、鉛直面VPから遠い側の第2端部61bと、第1端部61aと第2端部61bとの間の中央部61cとを備えている。
突起61の中央部61cとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P1cと、鉛直面VPとのなす角度θ1cが、45°以下とされている(θ1c≦45°)。これにより、突起61が鉛直面VPに寄るような配置となる。また、必然的に、突起61の第1端部61aとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P1aと、鉛直面VPとのなす角度θ1aが、45°以下となる(θ1a≦45°)。なお、突起61の第2端部61bとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P1bと、鉛直面VPとのなす角度θ1bが、45°以下(θ1b≦45°)であれば、より好ましい。
アッパーチューブ9に対する突起62の接触領域は、周方向Zに関して、鉛直面VPに近い側の第1端部62aと、鉛直面VPから遠い側の第2端部62bと、第1端部62aと第2端部62bとの間の中央部62cとを備えている。
突起62の中央部62cとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P2cと、鉛直面VPとのなす角度θ2cが、45°以下とされている(θ2c≦45°)。これにより、突起62が鉛直面VPに寄るような配置となる。また、必然的に、突起62の第1端部62aとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P2aと、鉛直面VPとのなす角度θ2aが、45°以下となる(θ2a≦45°)。なお、突起62の第2端部62bとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P2bと、鉛直面VPとのなす角度θ2bが、45°以下(θ2b≦45°)であれば、より好ましい。
アッパーチューブ9に対する突起63の接触領域は、周方向Zに関して、鉛直面VPに近い側の第1端部63aと、鉛直面VPから遠い側の第2端部63bと、第1端部63aと第2端部63bとの間の中央部63cとを備えている。
突起63の中央部63cとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P3cと、鉛直面VPとのなす角度θ3cが、45°以下とされている(θ3c≦45°)。これにより、突起63が鉛直面VPに寄るような配置となる。また、必然的に、突起63の第1端部63aとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P3aと、鉛直面VPとのなす角度θ3aが、45°以下となる(θ3a≦45°)。なお、突起63の第2端部63bとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P3bと、鉛直面VPとのなす角度θ3bが、45°以下(θ3b≦45°)であれば、より好ましい。
アッパーチューブ9に対する突起64の接触領域は、周方向Zに関して、鉛直面VPに近い側の第1端部64aと、鉛直面VPから遠い側の第2端部64bと、第1端部64aと第2端部64bとの間の中央部64cとを備えている。
突起64の中央部64cとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P4cと、鉛直面VPとのなす角度θ4cが、45°以下とされている(θ4c≦45°)。これにより、突起64が鉛直面VPに寄るような配置となる。また、必然的に、突起64の第1端部64aとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P4aと、鉛直面VPとのなす角度θ4aが、45°以下となる(θ4a≦45°)。なお、突起64の第2端部64bとロアーチューブ10の中心軸線C1とを含む平面P3bと、鉛直面VPとのなす角度θ4bが、45°以下(θ4b≦45°)であれば、より好ましい。
また、ロアーチューブ10の平面図である図4に示されるように、ロアーチューブ10の周方向の上半部において、各突起61,62は、軸方向Xに不連続に設けられている。すなわち、突起61は、軸方向Xの上方の突起61Uと、軸方向Xの下方の突起61Lとで構成されている。突起62は、軸方向Xの上方の突起62Uと、軸方向Xの下方の突起62Lとで構成されている。
また、ロアーチューブ10の底面図である図5に示されるように、ロアーチューブ10の周方向の下半部において、各突起63,64は、軸方向Xに不連続に設けられている。すなわち、突起63は、軸方向Xの上方の突起63Uと、軸方向Xの下方の突起63Lとで構成されている。突起64は、軸方向Xの上方の突起64Uと、軸方向Xの下方の突起64Lとで構成されている。
図示していないが、二次衝突時には、アッパーチューブ9の軸方向の上端が斜め上方へ突き上げられるために、ロアーチューブ10の周方向上半部における軸方向Xの下方の突起61L,62Lと、ロアーチューブ10の周方向下半部における軸方向Xの上方の突起63U,64Uが、アッパーチューブ9の内周9aに強く押し付けられる。
一方、テレスコ調整のためにロック機構25によるロックが解除された時には、アッパーチューブ9の軸方向の上端側が、アッパーチューブ9の自重や操舵部材2等の自重によって押し下げられるために、ロアーチューブ10の周方向上半部における軸方向Xの上方の突起61U,62Uと、ロアーチューブ10の周方向下半部における軸方向Xの下方の突起63L,64Lが、アッパーチューブ9の内周9aに強く押し付けられる。
本実施形態によれば、ロアーチューブ10(第1チューブ)の外周10aに設けられてアッパーチューブ9(第2チューブ)の内周9aに接触する複数の突起61〜64が、周方向Zに不等間隔を隔てて配置されて、ロアーチューブ10の中心軸線C1を含む鉛直面VP側に寄っている。したがって、二次衝突時にステアリングシャフト3が斜め上方へ突き上げられつつ両チューブ9,10が相対摺動するときや、テレスコピック調整のときに両チューブ9,10が相対摺動するときに、摺動荷重を小さくすることができ、摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
また、各突起61,62,63,64の接触領域の周方向Zに関する中央部61c,62c,63c,64cとロアーチューブ10(第1チューブ)の中心軸線C1とを含む平面P1c,P2c,P3c,P4cと、鉛直面とのなす角度θ1c,θ2c,θ3c,θ4cが、45°以下である。これにより、鉛直面VPを挟んで隣接する突起61,62;63,64間に、アッパーチューブ9(第2チューブ)が楔状に挟み込まれることを実質的に抑制して、両チューブ9,10間の摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
また、各突起61,62,63,64の接触領域の第2端部61b,62b,63b,64bとロアーチューブ10(第1チューブ)の中心軸線C1とを含む平面P1b,P2b,P3b,P4bと、鉛直面VPとのなす角度θ1b,θ2b,θ3b,θ4bが、45°以下である。これにより、鉛直面VPを基準として中心角が45°以下の範囲に、各突起61〜64の接触領域が配置されることになるので、鉛直面VPを挟んで隣接する突起61,62;63,64間に、アッパーチューブ9(第2チューブ)が楔状に挟み込まれることを抑制することができる。これにより、両チューブ9,10間の摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
また、両チューブ9,10間に倒れを生じながら、両チューブ9,10が、突起61〜64を介して摺動するときの摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
(第2実施形態)
次いで、図6は、本発明の第2実施形態のステアリングコラム装置100の模式的側面図を示している。図6の第2実施形態が、図1の第1実施形態と主に異なるのは、ステアリングコラム104が、インナーチューブであるアッパーチューブ109(第1チューブ)と、アウターチューブであるロアーチューブ110(第2チューブ)と、ロアーチューブ110(第2チューブ)の軸方向下端に連結されたハウジング(図示せず)とを備えている点である。
ステアリングコラム104の断面図である図7に示すように、インナー側のアッパーチューブ109(第1チューブ)の外周109aに、軸方向(紙面とは直交する方向)に延びて、アウター側のロアーチューブ110(第2チューブ)の外周110aに接触する複数の突起161,162,163,164が設けられている。複数の突起161〜164は、アッパーチューブ109の中心軸線C1を含む鉛直面VP側に寄るように、周方向Zに不等間隔を隔てて配置されている。
具体的には、図7に示すように、各突起161〜164は、アッパーチューブ109の周方向Zに関して所定の範囲にロアーチューブ110に対する接触領域を形成している。突起161と突起162は、アッパーチューブ109の周方向Zの上半部において、鉛直面VPを挟んだ両側に配置されている。突起161と突起162とは、鉛直面VPに対して対称に配置されていてもよいし、対称に配置されていなくてもよい。
突起163と突起164は、アッパーチューブ109の周方向Zの下半部に配置されて、鉛直面VPを挟んだ両側に配置されている。突起163と突起164は、アッパーチューブ109の周方向Zの下半部において、鉛直面VPを挟んだ両側に配置されている。突起163と突起164とは、鉛直面VPに対して対称に配置されていてもよいし、対称に配置されていなくてもよい。
ロアーチューブ110に対する突起161の接触領域は、周方向Zに関して、鉛直面VPに近い側の第1端部161aと、鉛直面VPから遠い側の第2端部161bと、第1端部161aと第2端部161bとの間の中央部161cとを備えている。
突起161の中央部161cとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P1cと、鉛直面VPとのなす角度θ1cが、45°以下とされている(θ1c≦45°)。これにより、突起161が鉛直面VPに寄るような配置となる。また、必然的に、突起161の第1端部161aとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P1aと、鉛直面VPとのなす角度θ1aが、45°以下となる(θ1a≦45°)。なお、突起161の第2端部161bとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P1bと、鉛直面VPとのなす角度θ1bが、45°以下(θ1b≦45°)であれば、より好ましい。
ロアーチューブ110に対する突起162の接触領域は、周方向Zに関して、鉛直面VPに近い側の第1端部162aと、鉛直面VPから遠い側の第2端部162bと、第1端部162aと第2端部162bとの間の中央部162cとを備えている。
突起162の中央部162cとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P2cと、鉛直面VPとのなす角度θ2cが、45°以下とされている(θ2c≦45°)。これにより、突起162が鉛直面VPに寄るような配置となる。また、必然的に、突起162の第1端部162aとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P2aと、鉛直面VPとのなす角度θ2aが、45°以下となる(θ2a≦45°)。なお、突起162の第2端部162bとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P2bと、鉛直面VPとのなす角度θ2bが、45°以下(θ2b≦45°)であれば、より好ましい。
ロアーチューブ110に対する突起163の接触領域は、周方向Zに関して、鉛直面VPに近い側の第1端部163aと、鉛直面VPから遠い側の第2端部163bと、第1端部163aと第2端部163bとの間の中央部163cとを備えている。
突起163の中央部163cとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P3cと、鉛直面VPとのなす角度θ3cが、45°以下とされている(θ3c≦45°)。これにより、突起163が鉛直面VPに寄るような配置となる。また、必然的に、突起163の第1端部163aとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P3aと、鉛直面VPとのなす角度θ3aが、45°以下となる(θ3a≦45°)。なお、突起163の第2端部163bとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P3bと、鉛直面VPとのなす角度θ3bが、45°以下(θ3b≦45°)であれば、より好ましい。
ロアーチューブ110に対する突起164の接触領域は、周方向Zに関して、鉛直面VPに近い側の第1端部164aと、鉛直面VPから遠い側の第2端部164bと、第1端部164aと第2端部164bとの間の中央部164cとを備えている。
突起164の中央部164cとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P4cと、鉛直面VPとのなす角度θ4cが、45°以下とされている(θ4c≦45°)。これにより、突起164が鉛直面VPに寄るような配置となる。また、必然的に、突起164の第1端部164aとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P4aと、鉛直面VPとのなす角度θ4aが、45°以下となる(θ4a≦45°)。なお、突起164の第2端部164bとアッパーチューブ109の中心軸線C1とを含む平面P3bと、鉛直面VPとのなす角度θ4bが、45°以下(θ4b≦45°)であれば、より好ましい。
また、アッパーチューブ109の平面図である図8に示されるように、アッパーチューブ109の周方向の上半部において、各突起161,62は、軸方向Xに不連続に設けられている。すなわち、突起161は、軸方向Xの上方の突起161Uと、軸方向Xの下方の突起161Lとで構成されている。突起162は、軸方向Xの上方の突起162Uと、軸方向Xの下方の突起162Lとで構成されている。
また、アッパーチューブ109の底面図である図9に示されるように、アッパーチューブ109の周方向の下半部において、各突起163,164は、軸方向Xに不連続に設けられている。すなわち、突起163は、軸方向Xの上方の突起163Uと、軸方向Xの下方の突起163Lとで構成されている。突起164は、軸方向Xの上方の突起164Uと、軸方向Xの下方の突起164Lとで構成されている。
図示していないが、二次衝突時には、アッパーチューブ109の軸方向の上端が斜め上方へ突き上げられるために、アッパーチューブ109の周方向上半部における軸方向Xの上方の突起161U,162Uと、アッパーチューブ109の周方向下半部における軸方向Xの下方の突起163L,164Lが、ロアーチューブ110の内周110aに強く押し付けられる。
一方、テレスコ調整のためにロック機構25によるロックが解除された時には、アッパーチューブ109の軸方向の上端側が、アッパーチューブ109の自重や操舵部材2等の自重によって押し下げられるために、アッパーチューブ109の周方向上半部における軸方向Xの下方の突起161L,162Lと、アッパーチューブ109の周方向下半部における軸方向Xの上方の突起163U,164Uが、ロアーチューブ110の内周110aに強く押し付けられる。
本実施形態によれば、アッパーチューブ109(第1チューブ)の外周109aに設けられてロアーチューブ110(第2チューブ)の内周110aに接触する複数の突起161〜164が、周方向Zに不等間隔を隔てて配置されて、アッパーチューブ109の中心軸線C1を含む鉛直面VP側に寄っている。したがって、二次衝突時にステアリングシャフト3が斜め上方へ突き上げられつつ両チューブ109,110が相対摺動するときや、テレスコピック調整のときに両チューブ109,110が相対摺動するときに、摺動荷重を小さくすることができ、摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
また、各突起161,162,163,164の接触領域の周方向Zに関する中央部161c,162c,163c,164cとアッパーチューブ109(第1チューブ)の中心軸線C1とを含む平面P1c,P2c,P3c,P4cと、鉛直面とのなす角度θ1c,θ2c,θ3c,θ4cが、45°以下である。これにより、鉛直面VPを挟んで隣接する突起161,162;163,164間に、ロアーチューブ110(第2チューブ)が楔状に挟み込まれることを実質的に抑制して、両チューブ109,110間の摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
また、各突起161,162,163,164の接触領域の第2端部161b,162b,163b,164bとアッパーチューブ109(第1チューブ)の中心軸線C1とを含む平面P1b,P2b,P3b,P4bと、鉛直面VPとのなす角度θ1b,θ2b,θ3b,θ4bが、45°以下である。これにより、鉛直面VPを基準として中心角が45°以下の範囲に、各突起161〜164の接触領域が配置されることになるので、鉛直面VPを挟んで隣接する突起161,162;163,164間に、ロアーチューブ110(第2チューブ)が楔状に挟み込まれることを抑制することができる。これにより、両チューブ109,110間の摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
また、両チューブ109,110間に倒れを生じながら、両チューブ109,110が、突起161〜164を介して摺動するときの摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
(第3実施形態)
図10は、本発明の第3実施形態のステアリングコラム装置300の模式的側面図を示している。図10に示すように、ステアリングコラム204が、アウターチューブであるアッパーチューブ209(第2チューブ)と、インナーチューブであるロアーチューブ210(第1チューブ)とを含む。
図11はステアリングコラム204の断面図である。図11を参照して、第3実施形態が、図3の第1実施形態と主に異なるのは、下記である。
すなわち、ロアーチューブ210の外周201aに設けられた複数の突起261,262,263,264(第1突起に相当)が、それぞれ、アッパーチューブ209の内周209aに接触する断面丸形の頂部261c,262c,263c,264cを含む。各突起261,262,263,264の頂部261c,262c,263c,264cの曲率半径R1は、アッパーチューブ209の内周209aの曲率半径R2よりも小さくされている(R1<R2)。
また、各突起261,262,263,264の頂部261c,262c,263c,264cとロアーチューブ210の中心軸線C1とを含む平面P1c,P2c,P3c,P4cと、鉛直面VPとのなす角度θ1c,θ2c,θ3c,θ4cが、45°未満である(θ1c<45°,θ2c<45°,θ3c<45°,θ4c<45°)。
また、ロアーチューブ210の平面図である図12に示されるように、ロアーチューブ210の周方向の上半部において、各突起261,262は、軸方向Xに不連続に設けられている。すなわち、突起261は、軸方向Xの上方の突起261Uと、軸方向Xの下方の突起261Lとで構成されている。突起262は、軸方向Xの上方の突起262Uと、軸方向2Xの下方の突起262Lとで構成されている。
また、ロアーチューブ210の底面図である図13に示されるように、ロアーチューブ210の周方向の下半部において、各突起263,264は、軸方向Xに不連続に設けられている。すなわち、突起263は、軸方向Xの上方の突起263Uと、軸方向Xの下方の突起263Lとで構成されている。突起264は、軸方向Xの上方の突起264Uと、軸方向Xの下方の突起264Lとで構成されている。
本実施形態によれば、ロアーチューブ210(第1チューブ)の外周210aに設けられてアッパーチューブ209(第2チューブ)の内周209aに接触する複数の突起261〜264が、周方向Zに不等間隔を隔てて配置されて、ロアーチューブ210の中心軸線C1を含む鉛直面VP側に寄っている。したがって、二次衝突時にステアリングシャフト3が斜め上方へ突き上げられつつ両チューブ209,210が相対摺動するときや、テレスコピック調整のときに両チューブ209,210が相対摺動するときに、摺動荷重を小さくすることができ、摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
特に、断面丸形の突起261〜264の頂部261c〜264cがアッパーチューブ209(第2チューブ)の内周209aに対して、実質的に線接触状態で接触するので、周方向Zに関する接触位置のばらつきを抑制することができる。その結果、両チューブ209,210間の摺動荷重のばらつきを確実に抑制することができる。
また、ロアーチューブ210を軸方向から見たときに、図11に示すように、鉛直面VPを基準として中心角が45°未満の範囲に、各突起261〜264が配置されることになるので、鉛直面VPを挟んで隣接する突起261,262;263,264間に、アッパーチューブ209が楔状に挟み込まれることを抑制することができる。その結果、二次衝突時やテレスコピック調整のときに、両チューブ209,210間の摺動荷重のばらつきを確実に抑制することができる。
(第4実施形態)
図14は、本発明の第4実施形態のステアリングコラム装置300の模式的側面図を示している。図14に示すように、ステアリングコラム304が、インナーチューブであるアッパーチューブ309(第1チューブ)と、アウターチューブであるロアーチューブ310(第2チューブ)とを含む。
図15はステアリングコラム304の断面図である。図15を参照して、第4実施形態が、図7の第2実施形態と主に異なるのは、下記である。
すなわち、インナー側のアッパーチューブ309(第1チューブ)の外周309aに設けられた各突起361,362,363,364(第1突起に相当)が、アウター側のロアーチューブ310(第2チューブ)の内周310aに接触する断面丸形の頂部361c,362c,363c,364cを含む。各突起361,362,363,364の頂部361c,362c,363c,364cの曲率半径R1は、ロアーチューブ310の内周310aの曲率半径R2よりも小さくされている(R1<R2)。
また、各突起361,362,363,364の頂部361c,362c,363c,364cとアッパーチューブ309の中心軸線C1とを含む平面P1c,P2c,P3c,P4cと、鉛直面VPとのなす角度θ1c,θ2c,θ3c,θ4cが、45°未満である(θ1c<45°,θ2c<45°,θ3c<45°,θ4c<45°)。
また、アッパーチューブ309の平面図である図16に示されるように、アッパーチューブ309の周方向の上半部において、各突起361,362は、軸方向Xに不連続に設けられている。すなわち、突起361は、軸方向Xの上方の突起361Uと、軸方向Xの下方の突起361Lとで構成されている。突起362は、軸方向Xの上方の突起362Uと、軸方向2Xの下方の突起362Lとで構成されている。
また、アッパーチューブ309の底面図である図17に示されるように、アッパーチューブ309の周方向の下半部において、各突起363,364は、軸方向Xに不連続に設けられている。すなわち、突起363は、軸方向Xの上方の突起363Uと、軸方向Xの下方の突起363Lとで構成されている。突起364は、軸方向Xの上方の突起364Uと、軸方向Xの下方の突起364Lとで構成されている。
本実施形態によれば、アッパーチューブ309(第1チューブ)の外周309aに設けられてロアーチューブ310(第2チューブ)の内周310aに接触する複数の突起361〜364が、周方向Zに不等間隔を隔てて配置されて、アッパーチューブ309の中心軸線C1を含む鉛直面VP側に寄っている。したがって、二次衝突時にステアリングシャフトが斜め上方へ突き上げられつつ両チューブ309,310が相対摺動するときや、テレスコピック調整のときに両チューブ309,310が相対摺動するときに、摺動荷重を小さくすることができ、摺動荷重のばらつきを抑制することができる。
特に、断面丸形の突起361〜364の頂部361c〜364cがロアーチューブ310(第2チューブ)の内周310aに対して、実質的に線接触状態で接触するので、周方向Zに関する接触位置のばらつきを抑制することができる。その結果、両チューブ309,310間の摺動荷重のばらつきを確実に抑制することができる。
また、アッパーチューブ309を軸方向から見たときに、図15に示すように、鉛直面VPを基準として中心角が45°未満の範囲に、各突起361〜364が配置されることになるので、鉛直面VPを挟んで隣接する突起361,362;363,364間に、ロアーチューブ310が楔状に挟み込まれることを抑制することができる。その結果、二次衝突時やテレスコピック調整のときに、両チューブ309,310間の摺動荷重のばらつきを確実に抑制することができる。
(第5実施形態)
図18は本発明の第5実施形態のステアリングコラム装置400のステアリングコラム404の断面図である。
図18を参照して、第5実施形態が、図11の第3実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、インナーチューブであるロアーチューブ410(第1チューブ)の外周410aに設けられてアウターチューブであるアッパーチューブ409(第2チューブ)の内周409aに接触する複数の突起が、複数の第1突起としての前記突起261〜264と、複数の第2突起71,72とを含む。
各第2突起71,72は、アッパーチューブ409の内周409aに接触する断面丸形の頂部71c,72cを含む。頂部71c,72cの曲率半径R3は、アッパーチューブ409の内周409aの曲率半径R2よりも小さくされている(R3<R2)。
各第2突起71,72の頂部71c,72cとロアーチューブ410の中心軸線C1とを含む平面Q1c,Q2cと、鉛直面VPとのなす角度β1c,β2cが、45°以上90°以下である(45°≦β1c≦90°,45°≦β2c≦90°)。
本実施形態によれば、第3実施形態と同じく、第1突起261〜264によって、二次衝突時やテレスコピック調整のときに両チューブ間の摺動荷重を小さく抑制することができる。さらに、ロアーチューブ410を軸方向から見たときに、鉛直面VPを基準として中心角が45°以上90°以下の範囲に配置された第2突起71,72によって、ステアリングコラム404の左右方向の剛性を向上することができる。
(第6実施形態)
図19は本発明の第6実施形態のステアリングコラム装置500のステアリングコラム504の断面図である。
図19を参照して、第6実施形態が、図15の第4実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、インナーチューブであるアッパーチューブ509(第1チューブ)の外周509aに設けられてアウターチューブであるロアーチューブ510(第2チューブ)の内周510aに接触する複数の突起が、複数の第1突起としての前記突起361〜364と、複数の第2突起71,72とを含む。
各第2突起71,72は、アッパーチューブ409の内周409aに接触する断面丸形の頂部71c,72cを含む。頂部71c,72cの曲率半径R3は、アッパーチューブ409の内周409aの曲率半径R2よりも小さくされている(R3<R2)。
各第2突起71,72の頂部71c,72cとアッパーチューブ509の中心軸線C1とを含む平面Q1c,Q2cと、鉛直面VPとのなす角度β1c,β2cが、45°以上90°以下である(45°≦β1c≦90°,45°≦β2c≦90°)。
本実施形態によれば、第4実施形態と同じく、第1突起361〜364によって、二次衝突時やテレスコピック調整のときに両チューブ509,510間の摺動荷重を小さく抑制することができる。さらに、アッパーチューブ509を軸方向から見たときに、鉛直面VPを基準として中心角が45°以上90°以下の範囲に配置された第2突起71,72によって、ステアリングコラム504の左右方向の剛性を向上することができる。
(参考形態)
図20は、本発明の参考形態を示している。図20を参照して、本参考形態が、図11の第3実施形態と異なるのは、下記である。
すなわち、図11の第3実施形態では、突起261〜264が、周方向Zに不等間隔を隔てて配置されて、ロアーチューブ210の中心軸線C1を含む鉛直面VP側に寄っている。各突起261〜264の頂部261c〜264cとロアーチューブ210の中心軸線C1とを含む平面P1c〜P4cと、鉛直面VPとのなす角度θ1c〜θ4cが、45°未満である。
これに対して、本参考形態では、突起261〜264が、ロアーチューブ210の中心軸線C1を含む鉛直面VP側に寄っていない。各突起261〜264の頂部261c〜264cとロアーチューブ210の中心軸線C1とを含む平面P1c〜P4cと、鉛直面VPとのなす角度θ1c〜θ4cが、45°以上90°以下である。
本参考形態では、突起261〜264によって、ステアリングコラムの左右方向の剛性を向上することができる。
なお、図示していないが、別の参考形態として、図15の第4実施形態において、各突起361〜364の頂部361c〜364cとアッパーチューブ309の中心軸線C1とを含む平面P1c〜P4cと、鉛直面VPとのなす角度θ1c〜θ4cを、45°以上90°以下としたものを例示することができる。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明は特許請求の範囲記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1…ステアリングコラム装置、2…操舵部材、3…ステアリングシャフト、4…ステアリングコラム、7…アッパーシャフト、8…ロアーシャフト、9…アッパーチューブ(第2チューブ)、9a…内周、10…ロアーチューブ(第1チューブ)、10a…外周、16…アッパー固定ブラケット、18…車体側部材、22…アッパーコラムブラケット、23…吊り下げ機構、24…サポートブラケット、25…ロック機構、26…操作レバー、27…テレスコ用長孔、28…締付軸、29…開口、30…押上カム、35…吊り下げボルト、37…取付板、39…被取付板、40…固定ねじ、41…樹脂ピン、44…チルト用長孔、46…ナット、47…カム機構、48…第1カム、49…第2カム、61,62,63,64;61U,61L;62U,62L;63U,63L;64U,64L…突起、61a,62a,63a,64a…第1端部、61b,62b,63b,64b…第2端部、61c,62c,63c,64c…中央部、71,72…第2突起、100…ステアリングコラム装置、104…ステアリングコラム、109…アッパーチューブ(第1チューブ)、109a…外周、110…ロアーチューブ(第2チューブ)、110a…内周、161,162,263,164;161U,161L;162U,162L;163U,163L;164U,164L…突起、161a,162a,163a,164a…第1端部、161b,162b,163b,164b…第2端部、161c,162c,163c,164c…中央部、200…ステアリングコラム装置、204…ステアリングコラム、209…アッパーチューブ(第2チューブ)、209a…内周、210…ロアーチューブ(第1チューブ)、210a…外周、261,262,263,264;261U,261L;262U,262L;263U,263L;264U,264L…突起(第1突起)、300…ステアリングコラム装置、304…ステアリングコラム、309…アッパーチューブ(第1チューブ)、309a…外周、310…ロアーチューブ(第2チューブ)、310a…内周、361,362,363,364;361U,361L;362U,362L;363U,363L;364U,364L…突起(第1突起)、400…ステアリングコラム装置、404…ステアリングコラム、409…アッパーチューブ(第2チューブ)、409a…内周、410…ロアーチューブ(第1チューブ)、410a…外周、500…ステアリングコラム装置、504…ステアリングコラム、509…アッパーチューブ(第1チューブ)、509a…外周、510…ロアーチューブ(第2チューブ)、510a…内周、C1…中心軸線、P1a,P2a,P3a,P4a…(突起の第1端部と中心軸線とを含む)平面、P1b,P2b,P3b,P4b…(突起の第2端部と中心軸線とを含む)平面、P1c,P2c,P3c,P4c…(突起の中央部と中心軸線とを含む)平面、R1,R3…(突起の頂部の)曲率半径、R2…(第2チューブの内周の)曲率半径、VP…(中心軸線を含む)鉛直面、K…締付軸方向、X…(ステアリングシャフトの)軸方向、X1…コラム移動方向、Y…チルト方向、Z…周方向、θ1a,θ2a,θ3a,θ4a…(突起の第1端部と中心軸線とを含む平面と鉛直面とのなす)角度、θ1b,θ2b,θ3b,θ4b…(突起の第2端部と中心軸線とを含む平面と鉛直面とのなす)角度、θ1c,θ2c,θ3c,θ4c…突起の中央部(頂部)と中心軸線とを含む平面と鉛直面とのなす)角度

Claims (9)

  1. 軸方向に相対摺動可能に嵌め合わされ、ステアリングシャフトを回転可能に支持するインナー側の第1チューブおよびアウター側の第2チューブを備え、
    前記第1チューブの外周に、軸方向に延びて前記第2チューブの内周に接触する複数の突起が設けられ、
    前記複数の突起は、前記第1チューブの中心軸線を含む鉛直面側に寄るように、周方向に不等間隔を隔てて配置されているステアリングコラム装置。
  2. 請求項1において、各前記突起は、前記第2チューブの内周に接触する断面丸形の頂部を含み、
    各前記突起の頂部の曲率半径は、前記第2チューブの内周の曲率半径よりも小さくされているステアリングコラム装置。
  3. 請求項2において、前記複数の突起は、複数の第1突起を含み、
    各前記第1突起の頂部と前記第1チューブの中心軸線とを含む平面と、前記鉛直面とのなす角度が、45°未満であるステアリングコラム装置。
  4. 請求項3において、前記複数の突起は、複数の第2突起を含み、
    各前記第2突起の頂部と前記第1チューブの中心軸線とを含む平面と、前記鉛直面とのなす角度が、45°以上90°以下であるステアリングコラム装置。
  5. 請求項1において、前記複数の突起は、複数の第1突起を含み、
    各前記第1突起は、前記第1チューブの周方向の所定の範囲に前記第2チューブに対する接触領域を形成しており、前記接触領域は、前記周方向に関して、前記鉛直面に近い側の第1端部と、前記鉛直面から遠い側の第2端部と、前記第1端部と前記第2端部間の中央部と、を含み、
    各前記第1突起の中央部と前記第1チューブの中心軸線とを含む平面と、前記鉛直面とのなす角度が、45°以下であるステアリングコラム装置。
  6. 請求項5において、各前記第1突起の第2端部と前記第1チューブの中心軸線とを含む平面と、前記鉛直面とのなす角度が、45°以下であるステアリングコラム装置。
  7. 請求項1から6の何れか1項において、各前記突起は、前記第1チューブの軸方向に不連続に設けられているステアリングコラム装置。
  8. 請求項1から7の何れか1項において、前記第1チューブはロアーチューブであり、前記第2チューブはアッパーチューブであるステアリングコラム装置。
  9. 請求項1から7の何れか1項において、前記第1チューブはアッパーチューブであり、前記第2チューブはロアーチューブであるステアリングコラム装置。
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