JP2015024566A - 液体噴射システムの制御方法、および液体噴射システム - Google Patents

液体噴射システムの制御方法、および液体噴射システム Download PDF

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Abstract

【課題】入力装置においてユーザーがデータの入力を開始してから、液体噴射装置において液体の噴射が開始されるまでの所要時間を短縮する液体噴射システムの制御方法、および液体噴射システムを提供する。【解決手段】プリンター13とパソコン12とを備える液体噴射システムの制御方法であって、データ入力部への入力データが用紙に対する画像印刷に用いるインクを噴射させるための液体噴射データ以外でノズル検査を促すデータとして予め定められた特定データであるか否かを検出する特定データ検出ステップ(S25)と、特定データ検出ステップにおいて特定データが検出された場合、ノズル検査部によって噴射検査を行うノズル検査ステップと、ノズル検査ステップにより検出されたノズルの状態に応じて、メンテナンス部によってノズルのメンテナンスを行うメンテナンスステップと、が実行される。【選択図】図3

Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射装置とデータを入力する入力装置とを備える液体噴射システムの制御方法、および液体噴射システムに関する。
近年、液体噴射装置としてのプリンターにおいて、液体噴射ヘッドに設けられた複数のノズルから用紙などの被噴射媒体へ液体を噴射することによって、例えばデジタル式カメラなどで撮影した画像(動画像や静止画像など)を被噴射媒体に形成(印刷)することが行われる。このとき、画像が被噴射媒体に正しく印刷されるためには、液体を噴射する各ノズルが液体を正常に噴射可能な状態になっている必要がある。このために、従来のプリンターでは、各ノズルについて、液体が正常に噴射可能な状態であるか否かを検査するノズル検査(ドット抜け検査)が行われるとともに、ノズル検査の結果ドット抜けノズルが検出された場合に、ノズルをクリーニングすることによって液体噴射ヘッドのメンテナンスが行われる(例えば特許文献1参照)。
特開2005−231249号公報
ところで、従来のプリンターでは、このようにノズル検査によって検出されたドット抜けノズルをクリーニング(メンテナンス)するタイミングは、被噴射媒体に印刷する画像に対応する液滴をノズルから噴射させるためのデータ(液体噴射データ)が、例えばパーソナルコンピューターからプリンターに送信された後とされている。すなわち、従来のプリンターでは、印刷する画像に関するデータの入力装置としてのパーソナルコンピューターから液体噴射装置としてのプリンターへ液体噴射データが送られることによってプリンターにおいて確実に印刷が行われる場合に、ノズルのクリーニングが実行される。こうすることによって、プリンターにおいて液体が無駄に消費されないように抑制している。
しかしながら、このように、プリンターへ液体噴射データを送信した後にノズルのクリーニング(メンテナンス)を行う場合は、パーソナルコンピューターにおいて印刷画像に関するデータの入力を開始してから液体の噴射が実行されるまでの時間が長くなるという課題がある。このため、例えば、入力装置および液体噴射装置の一例である店頭に置かれたキオスク(Kiosk)端末を使用してユーザーが所望の画像を印刷する場合は、キオスク端末が置かれた店頭において、ユーザーは、データの入力開始から画像の印刷が終了するまで、長時間待たなければならないことになる。
なお、こうした実情は、複数のノズルを有する液体噴射部と、ノズルが液滴を正常に噴射可能な状態であるか否かを検査するノズル検査部と、ノズルのメンテナンスを行うメンテナンス部と、を有する液体噴射装置と、ユーザーによるデータ入力を受け付ける入力装置と、を備える液体噴射システムにおいては、概ね共通するものとなっていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、入力装置においてユーザーがデータの入力を開始してから、液体噴射装置において液体の噴射が開始されるまでの所要時間を短縮する液体噴射システムの制御方法、および液体噴射システムを提供することを主な目的とする。
上記課題を解決する液体噴射システムの制御方法は、液体を噴射する複数のノズルを有する液体噴射部と、前記ノズルが液滴を正常に噴射可能な状態であるか否かの噴射検査を行うノズル検査部と、前記ノズルのメンテナンスを行うメンテナンス部と、を有する液体噴射装置と、データの入力可能なデータ入力部を有する入力装置と、を備える液体噴射システムの制御方法であって、前記データ入力部への入力データが、被噴射媒体に形成する画像に対応した液体を前記液体噴射部から噴射させるための液体噴射データ以外で前記噴射検査を促すデータとして予め定められた特定データであるか否かを検出する特定データ検出ステップと、前記特定データ検出ステップにおいて前記特定データが検出された場合、前記ノズル検査部によって前記噴射検査を行うノズル検査ステップと、前記ノズル検査ステップにより検出された前記ノズルの状態に応じて、前記メンテナンス部によって前記ノズルのメンテナンスを行うメンテナンスステップと、が実行される。
この方法によれば、プリンターへ液体噴射データが送信された後にノズル検査部が噴射検査を行う場合よりも、ユーザーによる入力装置へのアクセス(例えばユーザーによるデータ入力部への記録媒体の挿入など)が開始されてから、液体噴射装置において液体の噴射が開始されるまでの所要時間を短縮することが可能となる。
上記液体噴射システムの制御方法において、前記データ入力部への入力データが、前記特定データのうちで前記被噴射媒体に対して前記画像を形成するための前記液体が前記液体噴射部から噴射される確率が相対的に高いデータとして予め定められた指定データであるか否かを検出する指定データ検出ステップが実行され、前記指定データ検出ステップにおいて前記指定データが検出された場合、前記メンテナンスステップが実行されることが好ましい。
この方法によれば、液体噴射装置において液体噴射部から被噴射媒体に対して実際に液体が噴射される確率が高い入力データを指定データとし、この指定データが入力された場合にメンテナンスを行うことによって、無駄なメンテナンスの実行を抑制する。この結果、メンテナンスによる液体の消費を抑制することができる。
上記液体噴射システムの制御方法において、前記指定データは、前記被噴射媒体の仕様設定のデータであることが好ましい。
この方法によれば、例えば噴射できないノズル数が少ない場合は直ぐにメンテナンスを行わず、被噴射媒体の仕様設定のデータが入力された場合に、メンテナンスを行うことによって、メンテナンスにて消費する液体の消費量を抑制することができるとともに、ユーザーによる入力装置へのアクセスが開始されてから、液体噴射装置において液体の噴射が開始されるまでの所要時間を短縮することが可能となる。
上記液体噴射システムの制御方法において、前記指定データは、前記特定データの検出時から、前記ノズル検査ステップにより検査された前記ノズルの状態に応じて定められた経過時間データである。
この方法によれば、例えば噴射できないノズル数が少ない場合は直ぐにメンテナンスを行う必要がないなど、ノズル検査によって検出されたノズルの状態に応じて定められた経過時間後にメンテナンスを行う。従って、メンテナンスにて消費する液体の消費量を抑制することができる。
上記液体噴射システムの制御方法において、前記液体噴射装置は、前記液体噴射部が前記液体を噴射する被噴射媒体を搬送する搬送部を有し、前記ノズル検査ステップよりも前に前記搬送部による前記被噴射媒体を搬送する媒体搬送ステップが実行されることが好ましい。
この方法によれば、被噴射媒体の搬送によってノズルからの液体の噴射ができない状態(例えば紙粉などがノズルへ付着した状態)が発生しても、ノズル検査を被噴射媒体の搬送後に実行することにより液滴を被噴射媒体へ正常に噴射できない状態のノズルをメンテナンスすることができる。
上記液体噴射システムの制御方法においては、前記液体噴射装置に対して前記液体を噴射させる液体噴射データを送信するデータ送信ステップを備え、前記データ送信ステップが実行される前に前記メンテナンスステップが実行されることが好ましい。
この方法によれば、入力装置においてユーザーがデータを入力するためにデータ入力部へアクセスを開始してから、液体噴射装置において液体の噴射が開始される前にメンテナンスが行われるので、液体を正しく噴射しつつ、液体の噴射が開始されるまでの所要時間を短縮することが可能となる。
上記課題を解決する液体噴射システムは、液体を噴射する複数のノズルを有する液体噴射部と、前記ノズルが液滴を正常に噴射可能な状態か否かを検査するノズル検査部と、前記ノズルのメンテナンスを行うメンテナンス部と、を有する液体噴射装置と、データの入力可能なデータ入力部を有する入力装置と、前記データ入力部への入力データが予め定められた特定データであるか否かを検出するデータ検出部と、前記データ検出部が前記特定データを検出した場合、前記ノズル検査部による検査を実行させるとともに、前記ノズル検査部により検出された前記ノズルの状態に応じて、前記メンテナンス部による前記ノズルのメンテナンスを実行させる実行制御部と、を有する制御装置と、を備えた。
この構成の液体噴射システムによれば、ユーザーによる入力装置へのアクセス(例えばユーザーによるデータ入力部への記録媒体の挿入など)が開始されてから、液体噴射装置において液体の噴射が開始されるまでの所要時間を短縮することが可能となる。
実施形態の液体噴射システムの概略構成を示す斜視図。 実施形態の液体噴射システムの機能構成を示す機能ブロック図。 液体噴射システムの入力装置と液体噴射装置の夫々の処理を示すフロー図。 液体噴射装置における印刷準備処理を示すフロー図。 変形例で、印刷準備処理において、指定データが入力された際にメンテナンスを実行する処理フロー図。
以下、液体噴射システムの実施形態について、図を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の液体噴射システム11は、入力装置の一例であるパーソナルコンピューター(以下、「パソコン」と称す)と、液体噴射装置の一例であるインクジェット式プリンター(以下、単に「プリンター」と称す)とを備えている。本実施形態では、パソコン12とプリンター13は別体で備えられ、USBケーブルなどの接続ケーブル14で電気信号の通信が可能に接続されている。なお、液体噴射システム11は、パソコン12とプリンター13とが一つの筐体に備えられた一体の構成であってもよい。
パソコン12は、文字データや画像データ(総称して画像データと呼ぶ)が記録されたメモリーカードなどの記録媒体15が挿入可能なスロット16を備え、このスロット16に記録媒体15が挿入されることによって、パソコン12内に画像データが読み込まれる。読み込まれた画像データは、パソコン12の表示部17に例えばサムネイル画像などの表示画像DTで表示され、ユーザーがキーボタンなどの操作キー18を操作することによって、各表示画像DTについて、印刷に関する種々のデータをパソコン12内に入力する。入力されたデータは、パソコン12内において表示画像DTと対応づけて記憶される。従って、パソコン12は、データの入力可能なデータ入力部の一例であるスロット16および操作キー18を有する入力装置として機能する。
プリンター13は、上側と前側とにおいて図示しない開口部を有する略四角箱状の装置本体19内に本体フレーム20を有し、この本体フレーム20の長手方向の側壁間に所定長さを有するガイド軸21が架設されている。このガイド軸21には、キャリッジ22がガイド軸21の長手方向を主走査方向Xとして往復移動可能な状態で設けられている。本体フレーム20の背板内面に取着された一対のプーリー23には無端状のタイミングベルト24が巻き掛けられており、キャリッジ22はタイミングベルト24の一部に固定されている。一方のプーリー23にはキャリッジモーター25の駆動軸(出力軸)が連結されており、キャリッジモーター25が正逆転駆動されてタイミングベルト24が正転・逆転することにより、キャリッジ22は主走査方向Xに往復移動する。
キャリッジ22の下部には、液体を噴射する複数のノズルを有する液体噴射部の一例である液体噴射ヘッド26が設けられている。キャリッジ22の上部には、例えば黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色のインクがそれぞれ収容された複数(例えば4個)のインクカートリッジ27が装填可能である。そして、装填された各インクカートリッジ27から供給されたインクは、液体噴射ヘッド26のノズル形成面(下面)にインク色毎に配列された複数のノズルから噴射する構成とされている。なお、液体噴射ヘッド26が噴射可能なインクは4色に限らず、1〜3色または5色以上でもよい。
主走査方向Xに往復移動するキャリッジ22の移動経路の下方位置には、液体噴射ヘッド26とインクの被噴射媒体の一例である用紙Pとの間隔(ギャップ)を規定する支持台28が、同じく主走査方向Xに延びるように設けられている。そして、本体フレーム20に配設された搬送モーター32によって駆動される搬送部によって、用紙Pは、支持台28によって支持されながら、液体噴射ヘッド26と支持台28との間を通過して主走査方向Xと直交する副走査方向Yに搬送される。
搬送部は、用紙Pの搬送方向である副走査方向Yにおいて支持台28を挟んだ上流側と下流側に配置された搬送ローラー対33と排出ローラー対34とを含んで構成される。搬送ローラー対33は、搬送モーター32の動力で回転駆動する搬送駆動ローラー33aと、搬送駆動ローラー33aに当接して連れ回りする搬送従動ローラー33bとから構成される。また、排出ローラー対34は、搬送モーター32の動力で回転駆動する排出駆動ローラー34aと、排出駆動ローラー34aに当接して連れ回りする排出従動ローラー34bとから構成される。従って、搬送モーター32が回転駆動されることで搬送駆動ローラー33a及び排出駆動ローラー34aが駆動され、用紙Pは、搬送ローラー対33および排出ローラー対34に挟持(ニップ)された状態で副走査方向Yに搬送される。
プリンター13では、後述する液体噴射データに基づいて、キャリッジ22を主走査方向Xに往復動させながら液体噴射ヘッド26のノズルから用紙Pにインクを噴射する噴射動作と、用紙Pを副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する搬送動作とを交互に繰り返すことで、用紙Pに文書や画像等が印刷される。こうして、プリンター13は、液体噴射装置として機能する。
本実施形態のプリンター13では、搬送部を構成する搬送ローラー対33と排出ローラー対34とが、用紙Pを、図1において実線で示すように副走査方向Yの下流側へ搬送したのち図1において二点鎖線で示すように副走査方向Yの上流側へ逆搬送するように、搬送モーター32によって回転可能とされている。これにより、例えば用紙Pが長尺紙をロール状に巻いたロール紙である場合では、液体噴射ヘッド26への用紙Pの給紙動作は、一旦用紙Pを液体噴射ヘッド26と支持台28との間を通過させるように搬送することによって用紙Pの副走査方向Yの先端部を不図示のセンサーなどを用いて検出する。そして、次に用紙Pを副走査方向Yとは逆方向に搬送することによって、検出された用紙Pの副走査方向Yの先端部を、液体噴射ヘッド26に対して印刷開始時の定められた位置に搬送する動作が行われる。
また、キャリッジ22の移動経路上の一端位置(ここでは副走査方向Yの先方から見て右端位置)は、キャリッジ22が非印刷時に待機するホーム位置(ホームポジション)となっている。ホーム位置に配置されたキャリッジ22の直下には、ノズルのクリーニングを含む液体噴射ヘッド26に対するメンテナンスを行うメンテナンス部の一例であるメンテナンス装置35が配設されている。メンテナンス装置35は、例えばノズルを囲むようにして液体噴射ヘッド26に当接可能なキャップ36を備え、キャップ36が当接して形成される空間内を減圧してノズル内の不要なインクを排出させることによって、ノズルのクリーニングを行う。
さらに、プリンター13では、液体噴射ヘッド26の各ノズルについて、ノズルからインク滴(液滴)が正常に噴射可能な状態であるか否かの噴射検査、すなわちノズル検査が行われる。ノズル検査として、例えば、キャリッジ22をホーム位置へ移動させて液体噴射ヘッド26とキャップ36を対向させ、対向する液体噴射ヘッド26とキャップ36との間に所定の電圧を印加する。この電圧が印加された状態で、液体噴射ヘッド26において検査対象ノズルからインクを噴射させる噴射動作を所定回数行わせ、印加された液体噴射ヘッド26とキャップ36との間の印加電圧の電圧値の変化を検出することによって、そのノズルがインク滴を正常に噴射可能な状態であるか否の噴射検査を行う方法が採用可能である。すなわち、印加電圧の電圧値が閾値以上変化すれば、インク滴が正常に噴射されていることを示し、そのノズルはインク滴を正常に噴射可能な状態であることが検出される。従って、この場合は、少なくとも、液体噴射ヘッド26とキャップ36との間に印加された電圧の電圧値を検出する不図示の電圧検出部がノズル検査部(図2参照)として機能する。
あるいは、ノズル検査として、ノズルから噴射されるインク滴の飛行軌跡と交差するように光線を照射するとともに、照射された光線を受光部で受けることによって、受けた光の強度変化を検出する方法も採用可能である。すなわち、受光部における光の強度が閾値以上変化すれば、インク滴が正常に噴射されているので、そのノズルはインク滴を正常に噴射可能な状態であることが検出される。勿論、インク滴が正常に噴射可能な状態を検出可能な方法であれば、その他の方法も採用可能である。
図2に示すように、本実施形態では、上述したプリンター13(液体噴射装置)が有する液体噴射部、搬送部、メンテナンス部、ノズル検査部の各機能部は、パソコン12(入力装置)側に備えられた制御装置によって夫々の機能動作の実行が制御される。すなわち、パソコン12に設けられた中央演算素子やメモリー素子などから構成される不図示の制御回路が制御装置として機能し、プリンター13の各機能部の動作を制御する。なお、プリンター13(液体噴射装置)が有する液体噴射部、搬送部、メンテナンス部、ノズル検査部の各機能部の具体的な動作は、プリンター13(液体噴射装置)に設けられた中央演算素子やメモリー素子などから構成される不図示の制御回路によって実施される。従って、パソコン12の制御装置は、このプリンター13の制御回路に対して後述する準備コマンド信号や印刷可否選択信号(図3参照)などの所定の信号を送信することによって各機能部の動作の実施を制御する。
制御装置はデータ検出部と実行制御部とを有している。データ検出部は、記録媒体15などを介してパソコン12のデータ入力部(スロット16など)に入力された入力データが、予め定められたデータであるか否かを検出する。実行制御部は、プリンター13のノズル検査部、メンテナンス部、液体噴射部、搬送部の夫々の動作を制御する。本実施形態では、データ検出部および実行制御部は、パソコン12に備えられた中央演算素子がメモリー素子に記憶されたプログラムに従って動作することによってそれぞれ定められた処理を司る。
具体的に、データ検出部は、データ入力部への入力データが予め定められた特定データ(図3参照)であるか否かを検出する。実行制御部は、データ検出部において特定データが検出された場合、ノズル検査部を動作させてノズル検査を行う。そして、ノズル検査により検出されたノズルの状態に応じて、メンテナンス部が動作してノズルのメンテナンスを行う。また、本実施形態では、実行制御部は、液体噴射部および搬送部の動作の制御も行う。
次に、図3および図4に示したフローを参照して、本実施形態の作用、すなわち、液体噴射システム11における印刷動作について説明する。なお、この印刷動作は、パソコン12(入力装置)がデータの入力待機状態であって、プリンター13(液体噴射装置)が電源立ち上げ後の印刷待機状態において開始される。
図3に示すように、印刷動作が開始されると、パソコン12(入力装置)側において、まずステップS21にて、パソコン12にデータを入力するデータ入力処理が行われる。このステップS21のデータ入力処理はユーザーのアクセスによって行われ、種々のデータが順次入力される。すなわち、最初にユーザーが例えば記録媒体15をスロット16に差し込むことによって、複数の画像(画像データ)の読込み処理が行われる(ステップS21a)。読み込まれた画像は、パソコン12の表示部17に表示画像DTで表示される。
次に、例えばユーザーが表示画像DTを見ながら、操作キー18を用いてデータ入力することによって、読み込まれた複数の画像のうち印刷したい印刷画像の選択処理が行われる(ステップS21b)。さらに、同じくユーザーが操作キー18を用いてデータ入力することによって、選択された印刷画像についての被噴射媒体の仕様としての印刷条件(枚数やサイズ、用紙種類等)設定処理が行われる(ステップS21c)。なお、ステップS21のデータ入力処理において、印刷画像に対する他の処理(例えばトリミングや日付表示選択、あるいは明度調整や彩度調整などの処理)が行われるようにしてもよい。
ここで、プリンター13では、データ入力処理(ステップS21)と並行して、次のような処理を行う。すなわち、ステップS25にて、その処理において入力された入力データが、用紙P(被噴射媒体)に形成する画像に対応したインクを液体噴射ヘッド26から噴射させるための液体噴射データ以外でノズル検査(噴射検査)を促すデータとして予め定められた特定データか否かを判定処理する(特定データ検出ステップ)。本実施形態では、例えば記録媒体15がスロット16に挿入されて読み込まれる画像データを特定データとする。そして、ステップS25での判定の結果、入力データが特定データ、つまり画像データである場合、続くステップS26にて印刷準備コマンド送信処理を行いステップS22へ進む。すなわち、パソコン12側からプリンター13側へ準備コマンド信号が送信される。
次に、データ入力処理(ステップS21)における最後の処理として、選択した印刷画像を設定した印刷条件で印刷してよいか否かの印刷可否選択処理が行われる(ステップS21d)。印刷可否選択は、ユーザーが操作キー18を用いてデータ入力することによって行われる。このとき、プリンター13においては、ステップS21dでの印刷可否選択処理の結果を示す印刷可否選択信号がパソコン12側からプリンター13側へ送信される。
続くステップS22にて、この印刷可否の選択結果に基づいて印刷可か否かを判定処理する。判定の結果、印刷否の場合は、ステップS21の前の入力待機状態へ戻る。従って、ユーザーは、例えば印刷画像選択や印刷条件設定を最初からやり直すことが可能である。一方、印刷可の場合は次のステップS23に進んで、用紙Pに形成する画像に対応したインクを液体噴射ヘッド26から噴射させるための液体噴射データをプリンター13に送信する(データ送信ステップ)。送信後は入力待機状態へ戻り、パソコン12側での処理が終了する。
次に、プリンター13(液体噴射装置)側において、まずステップS31にて、印刷準備コマンドを受信したか否かの判定処理が行われる。そして、パソコン12側から送信された準備コマンド信号を受信すると(ステップS31:YES)、続くステップS32にて印刷準備処理を行う。
図4に示すように、印刷準備処理がスタートすると、ステップS321にて、給紙動作の実行処理を行う。ここでは、プリンター13において実際に印刷が開始される前に、搬送部を構成する搬送ローラー対33と排出ローラー対34とが回転動作し、用紙Pをニップして、液体噴射ヘッド26と支持台28との間を副走査方向Yに沿って往復移動させ、副走査方向Y側の先端部を印刷開始位置にセットする。すなわち、例えば用紙Pがロール紙である場合に、用紙Pの切断時に発生して付着した紙粉が、この往復移動によって用紙Pから液体噴射ヘッド26に移動して付着する場合がある。そこで、印刷に先んじて用紙Pの給紙動作を行うことによって、塵や埃を液体噴射ヘッド26側へ付着させたのちにノズルのメンテナンス(クリーニング)が行われるようにする。こうすることで、用紙Pに付着した紙粉などの塵や埃が印刷時に液体噴射ヘッド26に付着してノズルからのインクの噴射を妨げることを抑制する。
次に、ステップS322にて、タイマークリーニングが必要か否かを判定処理する。このプリンター13では、前回実施されたクリーニングからの経過時間が所定の時間経過した場合にクリーニングが必要であることを示すフラグ信号がプリンター13の制御回路に記憶される。そして、制御回路にフラグ信号が記憶されている場合は(ステップS322:YES)、メンテナンス部によってクリーニング(タイマークリーニング)を実施し(ステップS323)、制御回路にフラグ信号が記憶されていない場合は(ステップS322:NO)、メンテナンス部によるクリーニングを実施せずステップS324に進む。
ステップS324では制御回路のカウンター値Nを「1」とする処理を行い、続いてステップS325にてノズル検査処理を行う(ノズル検査ステップ)。ここでは、ノズル検査部が動作して各ノズルの噴射検査を行い、インク滴が正常に噴射できない抜けノズルを検出する。
次に、ステップS326にて、抜けノズルがあるか否かを判定処理し、抜けノズルがない場合は(ステップS326:NO)、印刷準備処理を終了して印刷前待機状態に戻る(リターン)。一方、抜けノズルがある場合は(ステップS326:YES)、続くステップS327にて、カウンター値Nが「3」よりも小さいか否かを判定処理する。
ステップS327での判定処理の結果、カウンター値Nが「3」よりも小さい場合は(ステップS327:YES)、次のステップS328にてメンテナンス実行処理を行う(メンテナンスステップ)。ここでのメンテナンスは、液体噴射ヘッドに対してタイマークリーニングと同様のクリーニング処理を行う。そして、メンテナンスを行ったのち、続くステップS329にてカウンター値Nに「1」を加算処理して、ステップS325のノズル検査処理に戻る。つまり、ステップS325にてのノズル検査処理、およびステップS326にての抜けノズルがあるか否かの判定処理を再び繰り返す。
次に、ステップS327の判定処理においてカウンター値Nが「3」よりも小さくない場合は(ステップS327:NO)、ノズル抜けがあるエラー状態として印刷準備処理を終了する。すなわち、本実施形態では、ノズルの状態として抜けノズルがある状態の場合は、液体噴射ヘッド26(ノズル)のメンテナンスが最大2回実行される。なお、エラー状態とされたプリンター13においては、別処理によって、ノズル抜けに対する必要なメンテナンス処理が行われる。
図3に戻り、プリンター13(液体噴射装置)において次のステップS33にて、印刷可か否かを判定処理する。ここでは、印刷可否選択処理(ステップS21d)においてパソコン12側からプリンター13側へ送信される処理結果を示す印刷可否選択信号を受信して判定する。そして、印刷可否選択信号が印刷可を示す信号であった場合は(ステップS33:YES)、続くステップS34にて印刷処理を行う。
本実施形態では、プリンター13は、パソコン12側のステップS23での処理によって送信される液体噴射データに基づいて、支持台28上を搬送される用紙Pに対して液体噴射ヘッド26からインクを噴射して印刷する。従って、液体噴射システム11では、印刷準備処理(ステップS32)におけるメンテナンス実行処理(ステップS328)が終了したのちに、液体噴射データ送信処理(ステップS23)が実行される。
一方、ステップS33の判定処理において、パソコン12側からプリンター13側へ送信される印刷可否選択信号が印刷否を示す信号であった場合は(ステップS33:NO)、印刷処理を行わずに印刷待機状態へ戻る(リターン)。そして、再び印刷準備コマンドの受信処理(ステップS31)から、プリンター13での処理が繰り返される。
上記説明した実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)プリンター13へ液体噴射データが送信された後にノズル検査を行う場合よりも、ユーザーによるパソコン12へのアクセス(例えばユーザーによるスロット16への記録媒体15の挿入など)が開始されてから、プリンター13においてインクの噴射が開始されるまでの所要時間を短縮することが可能となる。
(2)用紙Pの搬送によってノズルからのインクの噴射ができない状態(例えば紙粉などがノズルへ付着した状態)が発生しても、ノズル検査を用紙Pの搬送後に実行することによりインク滴を用紙Pへ正常に噴射できない状態のノズルをメンテナンスすることができる。
(3)パソコン12においてユーザーがデータを入力するためにデータ入力部(スロット16や操作キー18)へアクセスを開始してから、プリンター13においてインクの噴射が開始される前にメンテナンスが行われるので、インクを正しく噴射しつつ、液体の噴射が開始されるまでの所要時間を短縮することが可能となる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態の印刷動作において、プリンター13側でのメンテナンス実行処理(ステップS328)が行われる前に、パソコン12側でのデータ入力処理(ステップS21)における入力データが予め定められた指定データであるか否かを検出するようにしてもよい。そして、ノズルの状態が抜けノズルありの状態において指定データが検出された場合に、液体噴射ヘッド26のメンテナンスが実行されることが好ましい。
次に、図5を参照して、本変形例での印刷動作を説明する。なお、図5において、図4に示す処理と同じ処理については同じステップ番号を付し、ここでの説明を省略する。
図5に示すように、本変形例では、パソコン12側でのデータ入力処理(ステップS21)と並行して、ステップS27にて、入力された入力データが指定データか否かを判定処理する(指定データ検出ステップ)。なお、指定データは、ノズル検査を促す特定データのうちで、ユーザーが用紙Pに画像印刷のためのインクを噴射させる実行確率が相対的に高いデータとされている。ちなみに、本変形例では、印刷条件設定処理において入力された枚数データを指定データとしている。
そして、ステップS27での判定処理の結果、入力データが枚数データであった場合は(ステップS27:YES)、次のステップS28にてメンテナンス実行コマンド送信処理を行う。このステップS28での処理によって、パソコン12側からプリンター13側に向けて実行コマンド信号が送信される。
一方、プリンター13側では、メンテナンス実行処理(ステップS328)の前に、ステップS330にて、実行コマンドを受信したか否かの判定処理を行う。そして、実行コマンド信号が受信された場合は(ステップS330:YES)、続くステップS328にてメンテナンス実行処理を行う。なお、実行コマンド信号が受信されない場合は(ステップS330:NO)、枚数が0枚であることからユーザーは印刷を行わないことになるので、ここではメンテナンス実行処理は行わず、印刷前待機状態に戻る(リターン)。
本変形例によれば、上記実施形態の効果(1)〜(3)に加えて、次の効果を奏する。
(4)プリンター13において液体噴射ヘッド26から用紙Pへの印刷のために実際にインクが噴射される確率が高い入力データを指定データとし、この指定データが入力された場合にメンテナンスを行うことによって、無駄なメンテナンスの実行を抑制する。この結果メンテナンスによるインクの消費を抑制することができる。
・上記変形例において、指定データは、パソコン12側での特定データの検出時(ステップS25:YES)から、プリンター13側でのノズル検査処理(ステップS325)により検査されたノズルの状態に応じて定められた経過時間データであってもよい。
具体的には、パソコン12の制御回路に設けられたタイマー回路によって特定データの入力時点からの経過時間を計測する。そして抜けノズルの数が少ない場合は直ちにメンテナンスする必要がないので、ユーザーが印刷可否を選択するまでに長い時間を費やしている場合は印刷意志があると考えられることから、指定データを長めの経過時間データとして設定する。一方、抜けノズルの数が多い場合は、メンテナンス実行処理(ステップS328)に時間を要すことになるため、指定データを短い経過時間データとする。
この変形例によれば、上記実施形態の効果(1)〜(4)に加えて次の効果を奏する。
(5)例えば噴射できないノズル数が少ない場合は直ぐにメンテナンスを行う必要がないなど、ノズル検査によって検出されたノズルの状態に応じて定められた経過時間後にメンテナンスを行う。従って、メンテナンスにて消費するインクの消費量を抑制することができる。
上記実施形態の液体噴射システム11において、必ずしもメンテナンス実行処理(ステップS328)が実行されたのちに、液体噴射データ送信処理(ステップS23)が実行されなくてもよい。例えば、ノズルの状態に応じて液体噴射ヘッド26(ノズル)を長い時間を要するクリーニング処理によってメンテナンスする場合は、そのメンテナンスの実行に関わらず、液体噴射データの送信が実行されるようにしてもよい。この場合は、送信された液体噴射データが、メンテナンス処理が終了するまでプリンター13側に一時的に記憶保持されるとともに、メンテナンス処理の終了後に直ちに印刷が開始される構成とされることが好ましい。
・上記実施形態において、プリンター13でのメンテナンス実行処理(図5、ステップS328)は、ノズルの状態に応じた内容のメンテナンス処理とされることが好ましい。例えば、抜けノズルの数が1〜10個程度と少ない場合は、キャップ36による吸引時間を短くする一方、抜けノズルの数が数十個以上と多い場合は、キャップ36による吸引時間を長くするようにしてもよい。
・上記実施形態の液体噴射システムにおいて、印刷可否選択処理(ステップS21d)にて印刷否が選択された場合、プリンター13において行われた印刷準備処理(ステップS32)での処理履歴を印刷準備履歴として記録するようにしてもよい。例えば、ノズル検査処理(ステップS325)での検査日時や抜けノズルの有無(ノズルの状態)などを記録する。そして、今回の印刷準備処理において、記録された前回の印刷準備履歴を参照して、そのノズル検査の実施内容を設定するようにしてもよい。
・上記実施形態において、ノズル検査処理(S325)の前に必ずしも用紙Pを液体噴射ヘッド26と支持台28との間において搬送する必要はない。例えば、用紙Pがロール紙でなく単票紙である場合は、切断による紙粉の発生が生じないので、ノズルが紙粉などで汚れることが生じにくい。また、用紙Pは、印刷準備において、液体噴射ヘッド26を通過することなく印刷準備位置に搬送されるので液体噴射ヘッド26への紙粉の移動が起こりにくい。
・上記実施形態において、印刷可否選択(図3、ステップS21d)は、ユーザーが操作キー18を用いてデータ入力すること以外によって行われるようにしてもよい。例えば、印刷可否選択は、印刷に伴う課金の承諾によって行われるようにしてもよい。すなわち、例えばユーザーが入力装置(パソコン12)に備えた不図示の通貨挿入口へ通貨を投入することによって印刷可が選択されるようにしてもよい。また印刷可が選択された場合、入力装置(パソコン12)に備えた不図示の出力部から課金を示すレシートを出力するように構成してもよい。なお、このような構成は、キオスク端末において採用することが好ましい。
・上記実施形態において、特定データは画像データ以外の入力データとしてもよい。例えば印刷画像選択処理(ステップS21b)における入力データとしてもよいし、印刷条件設定処理(ステップS21c)における入力データとしてもよい。また、例えばキオスク端末(入力装置)の操作キー18やタッチパネル式の表示部17にユーザーが触れたことを入力データとし、特定データと判断してノズル検査を行ってもよい。
・上記実施形態において、指定データとして被噴射媒体の仕様設定のデータとしての印刷条件設定処理において入力された枚数データ以外のデータであってもよい。すなわち、用紙サイズや種類の設定処理やトリミングや日付表示選択、あるいは明度調整や彩度調整などの処理などの印刷画像に対する他の処理において入力されたデータを指定データとし、メンテナンスを行ってもよい。
・上記実施形態において、タイマークリーニングは印刷準備処理の中で実行するのではなく、プリンター13の電源が投入されたらステップS322にて、タイマークリーニングが必要か否かの判定処理(ステップS322)を行うようにしてもよい。そして、判定の結果、制御回路にフラグ信号が記憶されている場合は(ステップS322:YES)、メンテナンス部によってクリーニング(タイマークリーニング)を実施してもよい。
・上記実施形態において、液体噴射ヘッド26は、用紙Pの搬送方向(副走査方向Y)と交差する方向にキャリッジ22と共に往復移動して液体を噴射する所謂シリアルヘッドタイプのものに限らない。すなわち、長さサイズが用紙Pの幅サイズに対応した全体形状をなし、その長手方向が用紙Pの搬送方向と交差する幅方向に沿うように固定配置された状態で、その長手方向の略全体に亘るように設けられた多数のノズルから媒体に向けて液体を噴射する所謂ラインヘッドタイプのものであってもよい。
・上記実施形態において、液体噴射ヘッド26から噴射する液体であるインクの供給元は、キャリッジ22に装着される所謂オンキャリタイプのインクカートリッジ27以外であってもよい。例えば、プリンター13の装置本体19の内部であってキャリッジ22以外の箇所に設けられる所謂オフキャリタイプのインク収容体であってもよい。あるいは、装置本体19の外部に設けられる所謂外付けタイプのインク収容体であってもよい。このようにすれば、キャリッジ22に装着するタイプであるためにインクの容量に制約があるインクカートリッジ27の場合に比べて、キャリッジ22の外部に設けられるインク収容体を用いた場合はインクの容量を大きくできるので、より多くのインクの噴射を行うことが可能である。
なお、装置本体19の外部に設けられたインク収容体から装置本体19の内部の液体噴射ヘッド26にインクを供給する場合には、インクを供給するためのインク供給チューブを装置本体19の外部から内部へ引き回す必要がある。よって、この場合には、装置本体19にインク供給チューブを挿通可能な孔や切り欠きを設けることが好ましい。あるいは装置本体19に開閉可能に設けられたスキャナユニットやカバーなどの開閉体が装置本体19に対して完全に閉じないようにするボスなどの規制部材を装置本体19に設け、この規制部材で形成される隙間を通してインク供給チューブを装置本体19の外部から内部へ引き回しても良い。このようにすれば、インク供給チューブのインク流路を用いた液体噴射ヘッド26に対するインクの供給を容易に行うことができる。
・上記実施形態において、被噴射媒体は、搬送部によって搬送可能なものであれば、用紙Pに限らず、フィルム、金属膜、板材、シール、布地、Tシャツなどの洋服、着物などの和服、立体物など任意に選択することができる。
・上記実施形態において、プリンター13は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置であってもよい。なお、液体噴射装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体は、液体噴射装置から噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体を含むものとする。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置がある。また、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置であってもよい。また、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置であってもよい。
11…液体噴射システム、12…パソコン(入力装置の一例)、13…プリンター(液体噴射装置の一例)。

Claims (7)

  1. 液体を噴射する複数のノズルを有する液体噴射部と、前記ノズルが液滴を正常に噴射可能な状態であるか否かの噴射検査を行うノズル検査部と、前記ノズルのメンテナンスを行うメンテナンス部と、を有する液体噴射装置と、
    データの入力可能なデータ入力部を有する入力装置と、
    を備える液体噴射システムの制御方法であって、
    前記データ入力部への入力データが、被噴射媒体に形成する画像に対応した液体を前記液体噴射部から噴射させるための液体噴射データ以外で前記噴射検査を促すデータとして予め定められた特定データであるか否かを検出する特定データ検出ステップと、
    前記特定データ検出ステップにおいて前記特定データが検出された場合、前記ノズル検査部によって前記噴射検査を行うノズル検査ステップと、
    前記ノズル検査ステップにより検出された前記ノズルの状態に応じて、前記メンテナンス部によって前記ノズルのメンテナンスを行うメンテナンスステップと、
    が実行される液体噴射システムの制御方法。
  2. 前記データ入力部への入力データが、前記特定データのうちで前記被噴射媒体に対して前記画像を形成するための前記液体が前記液体噴射部から噴射される確率が相対的に高いデータとして予め定められた指定データであるか否かを検出する指定データ検出ステップが実行され、
    前記指定データ検出ステップにおいて前記指定データが検出された場合、前記メンテナンスステップが実行されることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射システムの制御方法。
  3. 前記指定データは、前記被噴射媒体の仕様設定のデータであることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射システムの制御方法。
  4. 前記指定データは、前記特定データの検出時から、前記ノズル検査ステップにより検査された前記ノズルの状態に応じて定められた経過時間データであることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射システムの制御方法。
  5. 前記液体噴射装置は、前記液体噴射部が前記液体を噴射する被噴射媒体を搬送する搬送部を有し、
    前記ノズル検査ステップよりも前に前記搬送部による前記被噴射媒体を搬送する媒体搬送ステップが実行されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の液体噴射システムの制御方法。
  6. 前記液体噴射装置に対して前記液体を噴射させる液体噴射データを送信するデータ送信ステップを備え、
    前記データ送信ステップが実行される前に前記メンテナンスステップが実行されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の液体噴射システムの制御方法。
  7. 液体を噴射する複数のノズルを有する液体噴射部と、
    前記ノズルが液滴を正常に噴射可能な状態か否かを検査するノズル検査部と、
    前記ノズルのメンテナンスを行うメンテナンス部と、
    を有する液体噴射装置と、
    データの入力可能なデータ入力部を有する入力装置と、
    前記データ入力部への入力データが予め定められた特定データであるか否かを検出するデータ検出部と、
    前記データ検出部が前記特定データを検出した場合、前記ノズル検査部による検査を実行させるとともに、前記ノズル検査部により検出された前記ノズルの状態に応じて、前記メンテナンス部による前記ノズルのメンテナンスを実行させる実行制御部と、
    を有する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする液体噴射システム。
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