JP2015020736A - チェーン装着補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤチェーン等のタイヤ滑り止め装置を安全かつ容易にタイヤの周囲外面に装着可能とする。
【解決手段】タイヤの乗り越え面となる第1面10を有する第1層1aと、前記第1層とは反対の面で、路面に対向する第2面20を有する第2層1bとが接合固定された本体部1と、本体部1を構成する上記第1層と第2層の接合部で、第1層と前記第2層を重ね合せて形成される長手方向側面に突出してタイヤの幅に対応する間隔で固定する固定手段12a,12bと、チェーンの一端両側に有するフックを引っ掛けるフック環11a,11bの対からなるチェーン仮係止部を具備し、本体部1を構成する第1層1aと第2層1bをスタッドレスタイヤと同等の耐滑り特性と耐寒特性を有し、かつ該スタッドレスタイヤと同等の可撓性と強靭性を有する材料構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、チェーン装着補助具に係り、特に、凍結路あるいは泥路等の滑り易い路面上で車両を安全に走行させるための滑り止め装置として広く用いられているタイヤチェーンを容易かつ安全に装着できるようにしたチェーン装着補助具に関する。
凍結路あるいは泥路等の滑り易い路面(以下、凍結路面等という)を、ゴムタイヤを備えた車輪で走行する車両、所謂自動車は、路面に対するゴムタイヤ(以下、単にタイヤ)のスリップを防止又は軽減するため、滑り止め装置としてのチェーン(所謂、タイヤチェーン)をタイヤの周囲外面に捲き付けて走行するのが一般的である。以下では、タイヤはゴムタイヤを、滑り止め装置は金属製のチェーンであるとして説明する。なお、スノータイヤやスタッドレスタイヤを用いることで、ある程度の雪道、凍結路に対応できるが、十分な滑り対策とはならない。
自動車等の車両のタイヤの周囲外面にチェーンを装着する(捲き付ける)作業は、装着する車輪をジャッキアップし、平面展開したときの形状が帯状の梯子形(長手方向に伸びる一対のサイドチェーンと、サイドチェーン間を連結する複数のクロスチェーンとからなる)をなす既知形状のチェーンを当該車輪のタイヤ周囲外面に被せ、サイドチェーンの内側と外側の対応する両遊端をフックと鎖環(チェーンを構成する金属等の輪)の結合で固定する。そして、タイヤの外側で車軸に関して対向する方向のサイドチェーンの間に1または複数のゴムバンドあるいは金属ばねなどの弾性索等を掛け渡して強固に締結し固定している。
バスやトラックなど大型で重量のある車両には、後輪にダブルタイヤ(ツインタイヤあるいはデュアルタイヤ)が用いられている。このような車輛では、車輪をジャッキアップしないで、枕木(番木とも言う)と称する装着補助具である角材に後輪の内側タイヤを乗り上げさせ、外側タイヤを路面から浮かせて路面に対してフリーにし、この状態でチェーンの装着作業をする方法がある。なお、他の方法として、外側タイヤにチェーンを被せて、そのタイヤが約一回転する程度に車両を移動し、タイヤを浮かせることなくチェーン装着する方法もある。このような作業を後輪の外側タイヤ2本について行う。
なお、小型自動車のチェーン装着に用いる枕木も提案されている。この場合、チェーン装着対象の車輪そのものを枕木に乗り上げ、この状態でチェーンの装着を行う。この種の枕木の一例として、特許文献1に開示のものを以下に説明する。特許文献1に開示された枕木は、上記の枕木と同様、木製(あるいは硬質ゴム製等)の厚板の台(角材)であり、その一端に車輪乗り上げのための傾斜面を有し、傾斜面を除く幅方向にチェーンの接地部(タイヤと路面の間に介在される部分、梯子の横桟に相当)であるクロスチェーンを緩く収める複数の溝(遊嵌凹部)が形成されている。
チェーンの装着作業では、上記傾斜面を上にして装着すべき車輪(対象車輪)の移動方向の後方または前方に配置する。この枕木の長手方向に沿ってチェーンの一端を含む一部を被せ、枕木から外れた残りの部分の遊端部を他端としてとして車輪の移動方向上に展開しておく。枕木上に載置した一端を含む部分にあるチェーンのクロスチェーン部を対応する上記複数の溝の中に緩やかに収容しておく。然る後、自動車を動かして対象車輪が上記斜面から上記チェーンの上方に重なるように乗せ、車両を確実に固定する。その後、枕木に載置された対象車輪のタイヤの周囲外面に沿い上記チェーンの他端を反対側(枕木の傾斜面側)まで捲き置き、傾斜面部分にはみ出ている一端の鎖環に他端に有するフックで連結固定し、車輪の車軸に関して対向する側縁間にゴムバンドなどを張り渡して固定する。装着後、自動車を動かして対象車輪を枕木から脱出させる。
タイヤを乗り上げてチェーンを装着する上記と同様な枕木を開示したものとして、枕木の車輪載置部分にタイヤの外周部分の曲率半径より大きな凹形状を設けて、適正なタイヤ載置の確認を可能としたものが、特許文献2に開示されている。
また、外側タイヤにチェーンを被せて、そのタイヤが約一回転する程度に車両を移動し、タイヤを浮かせることなくチェーン装着する方法に使用する装着補助具に、特許文献3に開示されたような補助具も知られている。特許文献3に開示されたようなチェーン装着補助具は、タイヤの幅の両側にサイドチェーンの両一端を引っ掛けるフックを有する平行部材と、当該タイヤの幅を横断して上記塀おく部材の両他端を固定する連結部でコ字状に構成した金属枠、及びコ字状の上記平行部材を橋渡す留め板から構成される。
この補助具を用いたチェーンの装着時には、該補助具の平行部材の上記フック部分がタイヤの両側に平行となる位置で、当該タイヤと路面の接触部分に留め板が位置するように敷き込む。然る後、上記平行部材の上記両一端(開放両端)のフックにサイドチェーンの両一端を引っ掛け、チェーン本体部をタイヤに上掛けする。この状態でタイヤを若干回転し、フックに引っ掛けたチェーンの両一端をタイヤの移動方向後ろ側に位置させる。フックからチェーンの両一端を外し、両他端と連結する。その後、補助具を取り去る。
特許文献3に記載のチェーン装着補助具には、路面との滑りを抑制するために、上記平行部材の路面側に滑り止めを設けたものも示されている。
実開平06−15974号公報 特開2005−22526号公報 特開2001−138261号公報
上記の特許文献1,2に開示された枕木に限らず、前記したバスやトラック等での枕木を用いたチェーンの装着作業では、作業時の路面が凍結した状態(アイスバーン状態)、泥土などの滑り易い層が存在しているなど、あるいは路面状態が不整で凹凸が激しい状態、あるいは路面が傾斜している場所での作業を余儀なくされる場合などに、枕木が不用意に動いてしまうことがあり、車輪を正しい位置に乗り上げることが難しい。また、枕木への自動車の載置時の移動に伴って車輪から受ける横方向の圧力で枕木が弾き出されて車輪が落下して作業者に危険を及ぼし、弾き出された枕木が路上を滑走して思わぬ事故を引き起こす場合がある。
天候の急変や山岳路などで、状態の乗客を乗せたままチェーンを装着せざるを得ない天候状況、渋滞、運行スケジュール確保、などの作業時間の制限下での作業もあり、上記のようなでは方法で確実、安全なチェーン装着は困難を極める。所謂、ワンマンカーでは、枕木とチェーンを用意し、枕木に車輪を載せ、タイヤにチェーンを上掛けし、チェーンをタイヤに装着し、車両を移動させて枕木を回収する、全てを運転手が一人で作業しなければならない。
また、車両の移動過ぎ、或いは移動不足でタイヤが枕木の所定の位置に乗り上げているか否かを確認し、必要に応じてさらに車両を移動する、という作業を運転手一人が運転席と車輪の間を往復して行わなければならない。
なお、枕木などのチェーン装着補助具の危険な放出あるいは不要な移動を抑制するため、特許文献3に開示されたように、接地面に移動止めの歯を設けることも考えられるが、路面が硬い場合には移動止め効果が十分に発揮され得ない。また、特許文献3に開示されたような金属製のチェーン装着補助具は、平坦な路面での使用を想定しているため、不整路面や非舗装路面ではタイヤ面と補助具の平行性が崩れて固定が不安定となり正確なチェーン装着が必ずしも十分でない結果をもたらすと共に、チェーン装着補助具の破損に繋がる。
なお、特許文献3に開示されたような金属製のチェーン装着補助具の殆どは鉄材で構成されている。そのため、厳冬期には脆くなって破断する場合もある。また、誤使用などの不適切な取り扱いで構造に歪が生じ、あるいは、春季から秋季に亘る長い不使用期間に塗装剥離、錆びの発生が懸念される。関節部や着脱部に錆びが発生すると、使用困難となる。
本発明の目的は、チェーンの装着時に補助具の外れ、放出、滑走による事故を防止し、作業路面の状態に係わらずに、また、チェーン装着作業における車両の適正移動を勘や経験に頼ることなく容易に把握でき、素人一人でも安全かつ容易に正確なチェーン装着作業を可能したチェーン装着補助具を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、自動車の車輪を構成するタイヤの接地面を含む周囲外面にチェーンを装着するためのチェーン装着補助具であって、路面及びタイヤの両方に対する耐滑り特性を有し、前記タイヤと同等の可撓性と強靭性を有する材料で構成され、使用時に前記タイヤと路面の接する部位で当該タイヤと交差する長手方向のサイズが当該タイヤのトレッド幅と同等又はそれより大で、前記ダイヤが乗り越える短手方向のサイズが前記トレッドと路面との接触面積と同等又はそれより大である矩形状の本体部と、前記本体部の前記タイヤと交差する長手方向の少なくとも一方の側面に突出して前記タイヤの幅に対応する間隔で設けられて、前記チェーンの一端両側に有するフックを引っ掛けるフック環の対と、前記フック環の対を前記本体部に固定する固定手段とからなるチェーン仮係止手段を具備してなることを特徴とする。
また、本発明による前記本体部は、路面に接して置かれる第1面を有する第1層と、前記第1層とは反対の面で、車輪が乗り越える第2面を有する第2層とが接合固定されて一体化された単一の部材であり、前記フック環の対は、前記本体部を構成する前記第1層と前記第2層の接合部で、前記第1層と前記第2層を重ね合せて形成される前記長手方向の側面に突出して前記タイヤの幅に対応する間隔で設けられ、前記チェーンの一端両側に有したフックを引っ掛ける環状部材であり、前記フック環の対と、これを前記本体部に固定する固定手段とで前記チェーン仮係止手段を構成し、前記本体部の前記第1面と前記第2面は、スタッドレスタイヤと同等の耐滑り特性と耐寒特性を有し、かつ該スタッドレスタイヤと同等の可撓性と強靭性を有する材料で構成されたことを特徴とする。なお、スノータイヤと同等の耐滑り特性、可撓性と強靭性を有する材料を用いることも本発明の技術的範囲に属するが、ここではスタッドレスタイヤと同等の材料を用いるものとして説明する。
また、本発明による前記本体部の長手方向サイズは、想定する最大タイヤサイズの横幅サイズ(トレッド幅)と同等以上の間隔とされ、前記チェーン仮係止部は、想定する複数のタイヤサイズの横幅サイズに対応した間隔で配置したものが前記本体部の長手方向一側または両側の何れかに複数対設けられていることを特徴とする。
また、本発明による前記本体部の厚みを、スタッドレスタイヤのトレッド部分の厚みの約2倍としたため、本体部にタイヤが乗り上げ、そして乗り越えたことを運転手が運転席で感知できることを特徴とする。
また、本発明は、前記本体部の少なくとも前記長手方向端部の第1面に光反射面を有し、チェーン装着作業時における車輛の乗り越え移動が正しく行われたことを当該本体部の回転/倒立による反射光の有無/変化の目視検知で確認することを特徴とする。
また、本発明による前記光反射面が、光反射シートの貼付、又は光反射塗料の塗布膜であることを特徴とする。
前記本体部が、路面及びタイヤの両方に対する耐滑り特性を有し、前記タイヤと同等の可撓性と強靭性を有する材料、好適にはスノータイヤと同等の凍結路滑り耐性、かつ同等の可撓性と強靭性及び耐寒性を有する材料で構成されたことで、路面の表面状態、傾斜の有無、積雪あるいは泥土の有無、傾斜の有無に係わらずにタイヤと路面間での良好な密着/接地状態が得られることで、乗り上げて乗り越えるタイヤの不定な圧力でタイヤと路面の間の均等な圧接が得られ、前記した補助具の脱出等が防止される。
本体部としてスタッドレスタイヤの接地面部材を利用することで薄型化が容易であり、従来の枕木のような大型補助具でないので、自動車に常時積載可能であり、タイヤの乗り上げ、乗り越えが楽に行え、初心者でも安全、かつ容易にチェーン装着が可能となる。
本体部の厚みをスタッドレスタイヤのトレッド部分の厚みの約2倍としたことで、チェーンの装着作業時の車両移動の際に、本体部にタイヤが乗り上げ、そして乗り越えたことを運転手が運転席で感知できるので、車両の移動量を何度も確かめる必要がない。
本体部の少なくとも長手方向端部の第1面に光反射面を有せしめたことで、路面が不整で凹凸が激しい場所や積雪等でタイヤが本体部を乗り越えたことを感知が難しい状況でも、それを正確に確認できる。また、日中のみならず、夜間においてもタイヤが本体部を正しく乗り越えたか否かを運転席等から目視にての確認が容易となる。
本体部の構成材量として、使用済みのスタッドレスタイヤを再利用することも可能であるので、資源の有効利用に資する。
本発明に係るチェーン装着補助具の実施例1を説明する本体部の3面図である。 本発明に係るチェーン装着補助具の実施例1をチェーンと付帯する部材と共に説明する作業時接続状態図である。 本発明に係るチェーン装着補助具を用いたチェーン装着作業の開始時配置の説明図である。 本発明に係るチェーン装着補助具を用いたチェーン装着作業の終了直前配置の説明図である。 本発明に係るチェーン装着補助具の実施例2を説明する本体部の平面図である。 本発明に係るチェーン装着補助具の実施例3を説明する本体部の3面図である。 本発明に係るチェーン装着補助具の実施例4を説明する本体部の平面図である。 本発明に係るチェーン装着補助具の他の確認状態を説明する模式図である。
以下、本願に係る発明を実施するための形態を実施例の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るチェーン装着補助具の実施例1を説明する本体部の3面図である。図1において、図示しないチェーンのサイドチェーンの一端部に有するフックを引っ掛けるフック環11を一対(11a,11b)とした本体部で、特定サイズ、あるいはそれ以下のサイズのタイヤに好適なものである。一対のフック環11a,11bの設置幅は対象とするタイヤ幅と同等(トレッド幅若しくはショルダー部も含めたタイヤの断面幅)か、それより若干広い間隔で配置するのが好ましい。
このチェーン装着補助具の本体部1は、タイヤの外面に対向する面(タイヤが乗り上げ、乗り越える面)である第1面10を有する第1層1aと、前記第1層とは反対の面で、路面に対面して置かれる第2面20を有する第2層1bとの各裏面を対面させ、この対面相互を適宜の接合剤(例えば、シリコーンゴム等の耐熱・耐寒性の接着剤など)で固定し、一体化されている。
本体部1を構成する前記第1層1aと前記第2層1bの接合部に約半分が埋め込まれて、残りの約半分が前記第1層と前記第2層を重ね合せて形成される長手方向一側面に突出して前記タイヤの幅に対応する間隔で設けられ、前記チェーンの一端両側に有するフックを引っ掛けるフック環の対(11a,11b)と、該フック環の対を前記本体部に固定するボルト・ナットを好適とする固定手段(12a,12b)とからなる。この対のフック環11a,11bはチェーンを構成する楕円又は長円状の環(鎖環)であり、の装着前のチェーンを仮止めする係止環(仮り係止手段)となる。
前記本体部1の前記第1面10と前記第2面20とは、スタッドレスタイヤと同等の積雪路面あるいは凍結路面に対する耐滑り特性を有し、かつ該スタッドレスタイヤと同等の可撓性と強靭性及び耐寒性を有する材料で構成されている。チェーンを構成する各サイドチェーンの遊端のそれぞれにはフック環が設けてある。
図2は、本発明に係るチェーン装着補助具の実施例1をチェーン及び付帯する部材と共に説明する作業時接続状態図である。本体部1のフック環11a,11bのそれぞれには、2〜3環程度からなる第一補助鎖14の各一端と、比較的長い第2補助鎖15の各一端をカラビナを好適とする着脱可能な連結具13を用いて取り付けられている。第一補助鎖14の遊端にはサイドチェーンの各一端にあるフック17を係止する。タイヤの内側になるサイドチェーンにフック17aが、外側になるサイドチェーンにフック17bが取り付けられる。
第2補助鎖15は、車両を動かす際にタイヤ外周に載せたチェーンのずれ落ちを防止するゴムバンドフック18やゴム索フック19などを利用して仮止めするための延長鎖で、径小なヤイヤでは必ずしも必要とされるものではない。
チェーン16を構成するサイドチェーンの一端は、本体部1の係止環11a,11bに第一補助鎖14を介して連結されるが、タイヤの外側側面になるサイドチェーンの一端に取り付けられるフック17bは、所謂、回転フックであり、タイヤの外側面に配置されるサイドチェーンの遊端にある鎖環に通し、反転ロックしてトグル締結し、この締結をリングで拘束することでタイヤの周囲外面に巻いたチェーンを引き締めて一体に固定するためのものである。図2では、タイヤの内側になるサイドチェーンにフック17aも回転フックとして示してあるが、このフック17aは単純なフックであってよい。
図3は、本発明に係るチェーン装着補助具を用いたチェーン装着作業の開始時配置の説明図である。また、図4は、本発明に係るチェーン装着補助具を用いたチェーン装着作業の終了直前配置の説明図である。図3に示したように、チェーン(サイドチェーン)16の一端を接続したチェーン装着補助具を構成する本体部1を、チェーン装着対象の車輪100を移動させる矢印A方向側で、タイヤ200と路面との接点近くに設置する。
この例では、本体部1のフック環11がタイヤ側に位置するようにし、チェーン16をタイヤ200の外周に被せる(上掛けする)ようにして引き回す。チェーン16の遊端がタイヤ200の反対側(タイヤ200に対して本体部1と反対側)に滞留するようにする。ゴム索19を用いてチェーン16が不用意にずれ落ちないように保持する。符号21は内側サイドチェーンの遊端、22は外側サイドチェーンの遊端を示す。この状態で、車輪100を矢印A方向に回転移動させる。
車輪100の矢印A方向への回転移動で、車輪100は本体部1に乗り上げ、乗り越えて、上記本体部1はタイヤの反対側に移動する。図4にこの状態を示す。タイヤが本体部1を乗り越えたことを運転手が感知して、本体部1が路面と略平行な状態となった時点で車両の移動を止めてもよいが、本体部1がチェーン16の一端で引き上げられて立ち上がり、図示したように起立する位置に車輪100を移動させることが望ましく、その後のチェーン結合作業が容易になる。また、このように本体部1の姿勢を制御することで、対象車輪のタイヤが本体部を正しく乗り越えたか否かを運転席から目視にて確認することが容易になる。
図4に示した位置で、チェーン16の一端にある図示されない内側フックをカラビナ13に連結した第1補助鎖14から外して内側サイドチェーンの鎖環21に引っ掛ける。次に、チェーン16の一端にある外側フック(回転フック)17bをカラビナ13に連結した第1補助鎖14から外して外側サイドチェーンの鎖環22に係合させ、トグル締結と戻り抑制環をはめ込むことで内側と外側の各サイドチェーン端の間を連結する。この時点で本体部1に連結された第1補助鎖14は役目を終える。
その後、ゴム索フック19を第2補助鎖15から外し、タイヤ側面のヤイヤ中心部に関して対向するサイドチェーン間に差し渡し直し、他のゴム索フック19を追加してサイドチェーン間に差し渡して弾性的に緊締する。ゴム索フック19は役目を終える。なお、第2補助鎖15は、ゴム索フック19の長さによっては使用しなくてもよい。タイヤサイズによっては、ゴム索フック19の代わりに短いゴムバンドフック18を用いる。また、タイヤ側面のヤイヤ中心部に関して対向するサイドチェーン間に差し渡す弾性部材を他の形状のもの、環状のゴムバンドやゴム紐索を車軸を中心とした多角形状に掛け渡してもよい。
上記で説明した実施例1に係るチェーン装着補助具によれば、路面の表面状態、傾斜の有無、積雪あるいは泥土の有無、傾斜の有無に係わらずにタイヤと路面間での良好な密着/接地状態が得られるため、タイヤと路面の間から本体部が脱出することがない。本体部をタイヤが乗り越えたことを運転席で容易に検知でき、チェーンの装着も容易となる。
本体部としてスタッドレスタイヤの接地面部材を利用することで乗り越え検知可能な薄型化が容易であり、従来の枕木のような大型補助具でないので、タイヤの乗り上げ、乗り越えを楽に行うことができ、初心者であっても安全、かつ容易にチェーン装着が可能となる。
図5は、本発明に係るチェーン装着補助具の実施例2を説明する本体部の平面図である。本実施例のチェーン装着補助具は、本体部に設ける係止環の対を複数としたもので、チェーンの装着態様は前記した実施例1と同様である。図5の(a)は軽自動車や普通乗用車等、比較的小型の自動車用で、本体部1の長手方向両側面に各一対のフック環11(11a,11b、11c,11d)を設けたものである。初心者でも左右の使い分けを考えずに作業できる。なお、各側面の係止環の間隔を、例えば、軽自動車用と普通自動車用とにそれぞれ対応させたサイズとすることもできる。
図5の(b)は、図5の(a)に示したものよりもさらに多様な車種のタイヤに対応させたもので、本体部1の長手方向両側面に複数対のフック環11(11a,11b、11c,11d、11e,11f、11g,11h)を設けたものである。なお、これらのフック環対の間の間隔(タイヤの幅方向間隔)を様々なサイズのタイヤに対応させたサイズとすることもできる。実施例1に係るチェーン装着補助具を用いたチェーン装着作業は、前記実施例と同様であるので、繰り返しの説明は省略する。
図6は、本発明に係るチェーン装着補助具の実施例3を説明する本体部の3面図である。この実施例は、基本的構造は前記図1で説明したものと同様であり、図1で説明したものとは、本体部1の長手方向の両端領域、すなわち、本体部1の第1面10の長手側端部(短手端部領域)に光反射面30a,30bを有せしめた点で異なる。
この光反射面30a,30bはマイクロプリズム方式の反射シート、ガラスビーズ等を混入したビーズ方式の反射シート等を接着剤で接着して構成することができる。また、シート状の反射面部材に限らず、既知の反射塗料を塗布して反射面とすることもできる。なお、本体部1の側面にも反射面を設けることも本実施例の範囲に含まれる。
反射面30a,30bを第1面10の全面に設けることもできる。タイヤの乗り上げ・乗り越えの繰り返しによる光反射面のダメージを許容するのであれば、第1面10又は第2面20若しくはこれら両面の全面に設けることで、反射光量を増加させて、又は変化させてタイヤが本体部を乗り越えたことの確認をさらに容易にすることができる。
上記では反射面30a,30bは単一色光を反射する反射材で構成したものとした。しかし、これに限らず、識別が容易な異なる色光の一方を反射する反射面を第1面10側に設け、他方の色光を反射する反射面を第2面20側に設けて、反射光の色変化でタイヤが本体部を正しく乗り越えたか否かを目視でも判定可能にする構成とすることができる。
異なる反射光の反射面は、反射シートの色、マイクロプリズムやビーズに特定の着色を施したものを用いることで達成できる。異なる色の一方が白色であることも含む。反射光としては、橙色、赤色、青色などが採用できる。なお、色光の違いに限るものではなく、第1面と第2面に設ける反射部の形状を異ならせておくことも可能である。これら色や形状の組み合わせでもよい。
図7は、本発明に係るチェーン装着補助具の実施例4を説明する本体部の平面図である。この実施例は、前記図5で説明した本体部1に実施例3と同様の光反射面を設けたものである。図7の(a)では、フック環が2対(11a,11b、11c,11d)設けてあるが、その光反射面30a,30bは図6で説明したものと同様である。図7の(b)も図5(b)と同様に、光反射面30a,30bは図6と同様に本体部1の両端に設けてある。反射面のバリエーションも図6での説明に順じたものとすることができる。
図8は、本発明に係るチェーン装着補助具の他の位置確認方法を説明する模式図である。反射光による確認は、路面が不整で凹凸が激しい場所や積雪等でタイヤが本体部を乗り越えたことを感知が難しい状況でも車輪100のタイヤが本体部1を乗り越えた際の車体の振動感知による確認の有効な補助手段となる。図8(a)に示した車両は、駆動輪である後輪にダブルタイヤを装着したバスである。本方法により、未舗装や積雪などで凹凸が激しく、本体部の乗り越えを車両の動きでの検知では不確かとなる不整路面や積雪路面等でも、本発明に係るチェーン装着補助具を用いてチェーンを装着する際には、車両が本体部1を乗り越えて正しい位置になっているか否かを容易に確認できる。このような不整路面や積雪路面等で、二人以上でチェーン装着作業をする場合には、車両を移動させる運転員は他の作業者に本体部1の位置確認をさせることができるが、ワンマンカーでは、車両の移動後に運転員500が運転席から降り、後方の車輪100の場所に行き、本体部1の位置が適正であるか否かを確認しなければならない。
日中など、明るい環境でも、本体部1の位置を運転席からの目視により確認可能である。運転員500は、運転席に居たまま、眼を後部に向けて直接目視し、あるいはサイドミラー400を介して体部1の位置を運転席から確認できる。不整路面や積雪路面等で、しかも、夕暮れどき、夜間、降雪時などの視界不良下でのチェーン装着作業においては、反射光を利用した確認方法は有効である。
このような視界不良の状況下では、図6で説明した実施例3あるいは図7で説明した実施例4の光反射面30を備えた本体部1を用いるのが効果的である。図8(a)の本体部1として、図6あるいは図7に示した光反射面30を備えたものを用いる。作業者(運転手)500は、先ず、光反射面30が上を向くようにチェーン装着対象の車輪100のタイヤ前部(前進で乗り越える場合:図示の場合)、又はタイヤ後部(後進で乗り越える場合)にチェーンを連結した本体部1を置く。この状態では、光反射面からの反射光300は運転席方向には向かないので運転手の位置からは反射光は見えないか弱く、このことで本体部1が路面と平行になっていることを確認できる。
運転者500は、タイヤの周囲外面にチェーンを上掛けして引き回し、仮止めをした後、運転席に乗り込み、エンジンを始動して車両を前進移動(図示の場合)させる。車両の移動でタイヤは本体部1を乗り越える。乗り越え後の車両をさらに若干前進させると、本体部1がチェーンに引かれて立ち上がり、第1面が運転席から見えるようになる。又、光反射面が前方(運転席方向)に向く。運転者500は、サイドミラー400を介して後輪を観察し、あるいは後方を振り返って後輪を観察することで光反射面からの反射光300の状態から、後車輪が本体部1を乗り越えて正しい位置に配置されたか否かを確認する。
光反射面の反射光の色の違い、あるいは形状の違いを利用する場合には、その違いで後車輪が本体部1を乗り越えて正しい位置に配置されたか否かを確認することができる。また、夜間等、周囲に光が無いか少ないときには、図8(b)に示したように、懐中電灯600の光で本体部1を照射することで、その反射面の位置や姿勢を確認できる。
なお、本体部1を車輪の後方に配置し、車両を後退させ、タイヤが本体部1を乗り越えさせてチェーン装着を行うこともできる。この場合は前記図3、図4の実施例とは車輪移動前のタイヤに対するチェーンの被せる方向が逆となる。
以上の説明では、チェーンを仮係止したフック環がタイヤ側になるように本体部を配置するものとしたが、チェーンを仮係止したフック環をタイヤから遠い側に配置することもできる。積雪がある場合には、後者の配置での作業が望ましい。
1・・本体部
1a・・第1層
1b・・第2層
11・・フック環(11a〜11h)
12・・固定手段
13・・カラビナ等の着脱連結手段
14・・第1補助鎖
15・・第2補助鎖
16・・チェーン
17・・フック
17a・・回転フック
18・・ゴムバンドフック
19・・ゴム索フック
10 ・・第1面
20・・第2面
21・・外側フック
22・・内側フック
30(30a〜30d)・・光反射面
100・・車輪
200・・タイヤ
300・・反射光
400・・サイドミラー
500・・運転員
600・・懐中電灯

Claims (6)

  1. 自動車の車輪を構成するタイヤの接地面を含む周囲外面にチェーンを装着するためのチェーン装着補助具であって、
    路面及びタイヤの両方に対する耐滑り特性を有し、前記タイヤと同等の可撓性と強靭性を有する材料で構成され、使用時に前記タイヤと路面の接する部位で当該タイヤと交差する長手方向のサイズが当該タイヤのトレッド幅と同等又はそれより大で、前記ダイヤが乗り越える短手方向のサイズが前記トレッドと路面との接触面積と同等又はそれより大である矩形状の本体部と、
    前記本体部の前記タイヤと交差する長手方向の少なくとも一方の側面に突出して前記タイヤの幅に対応する間隔で設けられて、前記チェーンの一端両側に有するフックを引っ掛けるフック環の対と、
    前記フック環の対を前記本体部に固定する固定手段とからなるチェーン仮係止手段を具備してなることを特徴とするチェーン装着補助具。
  2. 請求項1のチェーン装着補助具であって、
    前記本体部は、路面に接して置かれる第1面を有する第1層と、前記第1層とは反対の面で、車輪が乗り越える第2面を有する第2層とが接合固定されて一体化された単一の部材であり、
    前記フック環の対は、前記本体部を構成する前記第1層と前記第2層の接合部で、前記第1層と前記第2層を重ね合せて形成される前記長手方向の側面に突出して前記タイヤの幅に対応する間隔で設けられ、前記チェーンの一端両側に有したフックを引っ掛ける環状部材であり、
    前記フック環の対と、これを前記本体部に固定する固定手段とで前記チェーン仮係止手段を構成し、
    前記本体部の前記第1面と前記第2面は、スタッドレスタイヤと同等の耐滑り特性と耐寒特性を有し、かつ該スタッドレスタイヤと同等の可撓性と強靭性を有する材料で構成されたことを特徴とするチェーン装着補助具。
  3. 請求項1又は2において、
    前記本体部の長手方向サイズは、想定する最大タイヤサイズの横幅サイズと同等以上の間隔とされ、
    前記チェーン仮係止部は、想定する複数のタイヤサイズの横幅サイズに対応した間隔で配置したものが前記本体部の長手方向の一側面または両側面の何れかに複数対設けられていることを特徴とするチェーン装着補助具である。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    少なくとも前記本体部の長手方向端部の第1面に光反射面を有し、チェーン装着作業時における車輛の乗り越え移動が正しく行われたことを当該本体部の回転/倒立による反射光の有無/変化の目視検知で確認することを特徴とするチェーン装着補助具。
  5. 請求項4において、
    前記光反射面は、光反射シートの貼付、又は光反射塗料の塗布膜であることを特徴とするチェーン装着補助具。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記本体部の厚みが、スタッドレスタイヤのトレッド部分の厚みの約2倍であることを特徴とするチェーン装着補助具。
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