JP2015019136A - プリアンブル生成装置、プリアンブル生成方法およびプログラム - Google Patents

プリアンブル生成装置、プリアンブル生成方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】任意の長さのプリアンブルのPAPRを低減する。
【解決手段】第1演算部11は、少なくともいずれかが環状シフトされた実部データ系列と虚部データ系列を実部と虚部とするデータの高速フーリエ変換を行った結果の各要素と、該要素と同じ位置にあるプリアンブルモデルの要素を乗算して第1の演算データを生成する。第2演算部12は、逆高速フーリエ変換された第1の演算データの各要素の絶対値を予め定められた範囲の値とする演算を行い、第2の演算データを生成する。第3演算部13は、逆高速フーリエ変換された第2の演算データの各要素と、該要素と同じ位置にあるプリアンブルモデルの要素を乗算して第3の演算データを生成する。判定部14は、逆高速フーリエ変換された第3の演算データのPAPRを算出し、該PAPRが予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データをプリアンブルとして生成し、出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリアンブル生成装置、プリアンブル生成方法およびプログラムに関する。
例えばOFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式の通信においては、信号の検出や同期をとるために用いられるプリアンブルが送信データの先頭に付与される。例えば増幅器の特性や伝送路の特性によりプリアンブルに歪みが生じると、受信側は後続のデータを正しく復元することができなくなる。送信側で用いられる増幅器において、PAPR(Peak-to-Average Power Ratio:ピーク対平均電力比)が低い方が、信号の歪みが少ない。プリアンブルの系列長が長くなると、PAPRが高くなってしまうため、PAPRの低いプリアンブルを生成するための技術が開発されている。
特許文献1には、CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlatrion)系列に基づきプリアンブルを生成する技術が開示されている。
特表2008−508803号公報
特許文献1に開示される技術で生成されるプリアンブルは、2のべき乗の長さであり、プリアンブルの長さを任意の長さとすることができない。また生成することができるプリアンブルの種類が限られている。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、任意の長さのプリアンブルのPAPRを低減すること目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るプリアンブル生成装置は、
送信信号の先頭に位置するプリアンブル系列を構成するプリアンブルを生成するプリアンブル生成装置であって、
予め定められた基準にしたがって、0と1のデータの並びであるプリアンブルモデルを決定するモデル決定手段と、
前記プリアンブルモデルの要素数と同じ個数の任意のデータの並びであるデータ系列の実部である実部データ系列と前記データ系列の虚部である虚部データ系列の少なくともいずれか一方を、予め定められた方向に予め定められた回数だけ環状シフトし、少なくともいずれか一方が環状シフトされた前記実部データ系列と前記虚部データ系列を実部と虚部とするデータの高速フーリエ変換を行った結果の各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第1の演算データを生成する第1の演算手段と、
前記第1の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第1の演算データの各要素の絶対値を予め定められた範囲の値とする演算を行って第2の演算データを生成する第2の演算手段と、
前記第2の演算データの高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換された前記第2の演算データの各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第3の演算データを生成する第3の演算手段と、
前記第3の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第3の演算データのピーク対平均電力比を算出し、前記ピーク対平均電力比が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データを前記プリアンブルとして生成する判定手段と、
を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記判定手段は、逆高速フーリエ変換された前記第3の演算データのピーク対平均電力比および自己相関特性を算出し、前記ピーク対平均電力比および前記自己相関特性が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データを前記プリアンブルとして生成する。
好ましくは、前記第1の演算データに代えて前記第3の演算データを用いて前記第2の演算手段の処理を行い、前記第3の演算手段の処理を行うことを予め定められた基準にしたがって繰り返す。
本発明の第2の観点に係るプリアンブル生成方法は、
送信信号の先頭に位置するプリアンブル系列を構成するプリアンブルを生成するプリアンブル生成方法であって、
予め定められた基準にしたがって、0と1のデータの並びであるプリアンブルモデルを決定するモデル決定ステップと、
前記プリアンブルモデルの要素数と同じ個数の任意のデータの並びであるデータ系列の実部である実部データ系列と前記データ系列の虚部である虚部データ系列の少なくともいずれか一方を、予め定められた方向に予め定められた回数だけ環状シフトし、少なくともいずれか一方が環状シフトされた前記実部データ系列と前記虚部データ系列を実部と虚部とするデータの高速フーリエ変換を行った結果の各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第1の演算データを生成する第1の演算ステップと、
前記第1の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第1の演算データの各要素の絶対値を予め定められた範囲の値とする演算を行って第2の演算データを生成する第2の演算ステップと、
前記第2の演算データの高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換された前記第2の演算データの各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第3の演算データを生成する第3の演算ステップと、
前記第3の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第3の演算データのピーク対平均電力比を算出し、前記ピーク対平均電力比が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データを前記プリアンブルとして生成する判定ステップと、
を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記判定ステップにおいて、逆高速フーリエ変換された前記第3の演算データのピーク対平均電力比および自己相関特性を算出し、前記ピーク対平均電力比および前記自己相関特性が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データを前記プリアンブルとして生成する。
好ましくは、前記第1の演算データに代えて前記第3の演算データを用いて前記第2の演算ステップの処理を行い、前記第3の演算ステップの処理を行うことを予め定められた基準にしたがって繰り返す。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
送信信号の先頭に位置するプリアンブル系列を構成するプリアンブルを生成するプリアンブル生成装置を制御するコンピュータに、
予め定められた基準にしたがって、0と1のデータの並びであるプリアンブルモデルを決定するモデル決定ステップと、
前記プリアンブルモデルの要素数と同じ個数の任意のデータの並びであるデータ系列の実部である実部データ系列と前記データ系列の虚部である虚部データ系列の少なくともいずれか一方を、予め定められた方向に予め定められた回数だけ環状シフトし、少なくともいずれか一方が環状シフトされた前記実部データ系列と前記虚部データ系列を実部と虚部とするデータの高速フーリエ変換を行った結果の各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第1の演算データを生成する第1の演算ステップと、
前記第1の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第1の演算データの各要素の絶対値を予め定められた範囲の値とする演算を行って第2の演算データを生成する第2の演算ステップと、
前記第2の演算データの高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換された前記第2の演算データの各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第3の演算データを生成する第3の演算ステップと、
前記第3の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第3の演算データのピーク対平均電力比を算出し、前記ピーク対平均電力比が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データを前記プリアンブルとして生成する判定ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、任意の長さのプリアンブルのPAPRを低減することが可能になる。
本発明の実施の形態に係るプリアンブル生成装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係るプリアンブル生成装置を備える通信機の構成例を示すブロック図である。 実施の形態におけるプリアンブルモデルの例を示す図である。 実施の形態におけるロングプリアンブルモデルの例を示す図である。 実施の形態におけるショートプリアンブルモデルの例を示す図である。 実施の形態におけるデータ系列を複素平面上に示した図である。 実施の形態におけるIFFTされた第1の演算データの例を示す図である。 実施の形態における第2の演算データの例を示す図である。 実施の形態に係るプリアンブル生成装置が行うプリアンブル生成の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係るプリアンブル生成装置の異なる構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係るプリアンブル生成装置が行うプリアンブル生成の動作の異なる例を示すフローチャートである。 実施の形態におけるプリアンブルの自己相関特性の例を示す図である。 実施の形態における環状シフト回数とプリアンブルのPAPRの関係の例を示す図である。 実施の形態におけるプリアンブルの自己相関特性の異なる例を示す図である。 実施の形態における環状シフト回数とプリアンブルのPAPRの関係の異なる例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。以下の説明において、IFFT(Inverse Fast Fourier Transformation:逆高速フーリエ変換)は、IFFTとIDFT(Inverse Discrete Fourier Transformation:逆離散フーリエ変換)を含む概念とする。したがって本発明の実施の形態においては、IFFTの代わりに、IDFTを行うよう構成してもよい。同様にFFT(Fast Fourier Transformation:高速フーリエ変換)は、FFTとDFT(Discrete Fourier Transformation:離散フーリエ変換)を含む概念とする。またIDFTおよびDFTを行う場合は、以下の説明におけるFFTサイズとは、DFTサイズを意味する。
図1は、本発明の実施の形態に係るプリアンブル生成装置の構成例を示すブロック図である。プリアンブル生成装置1は、第1演算部11、第2演算部12、第3演算部13、判定部14、モデル決定部15、およびコントローラ20を備える。コントローラ20は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)21、RAM(Random Access Memory)23、およびROM(Read-Only Memory)24を備える。複雑化を避け、理解を容易にするために、コントローラ20から各部への信号線が省略されているが、コントローラ20はプリアンブル生成装置1の各部にI/O(Input/Output)22を介して接続しており、それらの処理の開始、終了、処理内容の制御を行う。ROM24は、コントローラ20がプリアンブル生成装置1の動作を制御するための制御プログラムを格納する。コントローラ20は、制御プログラムに基づいて、プリアンブル生成装置1を制御する。
図2は、実施の形態に係るプリアンブル生成装置を備える通信機の構成例を示すブロック図である。通信機2は、プリアンブル生成装置1、一次変調部3、IFFT部4、送信部5、およびアンテナ6を備える。図2の例では、通信機2は、OFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式の無線通信により他の機器と通信を行う。一次変調部3は、入力信号を例えばQPSK(Quadrature Phase-Shift Keying:四位相偏移変調)などの変調方式を用いて一次変調して一次変調信号を生成する。IFFT部4は、一次変調信号およびプリアンブル生成装置1が出力するプリアンブルのIFFTを行い、送信部5に送る。送信部5は、IFFTされたプリアンブルからプリアンブル系列を生成し、プリアンブル系列およびIFFTされた一次変調信号に基づくベースバンド信号から、プリアンブル系列を先頭に有する送信データを生成し、他の機器に送信する。プリアンブル系列は、信号の検出や補正、同期などに用いられ、用途や通信方式の仕様に応じて定められる。プリアンブル系列は、プリアンブル生成装置1が生成する複数のプリアンブルを組み合わせて構成することができる。
プリアンブル生成装置1の各部について説明する。モデル決定部15は、予め定められた基準にしたがって、0と1のデータの並びであるプリアンブルモデルを決定する。プリアンブルモデルは、例えば、両端に位置するマルチパスなどによって生じる干渉を防ぐガードサブキャリア、中央近傍に位置するデータ通信に用いられないサブキャリア、およびデータ通信に用いられないサブキャリアとガードサブキャリアの間に位置する、予め定められたパターンに基づくデータサブキャリアから構成される。プリアンブルモデルの系列長は、任意に定めることができる。
図3は、実施の形態におけるプリアンブルモデルの例を示す図である。プリアンブルモデルは、各要素の値が0であるガードサブキャリアZ1、Z2、データ通信に用いられないサブキャリアであり、要素の値が0であるDCサブキャリア、およびガードサブキャリアとDCサブキャリアの間に位置し、予め定められたパターンに基づくデータサブキャリアD1、D2とで、構成される。例えば、プリアンブルモデルの系列長Nを2048とした場合に、ガードサブキャリアZ1の系列長z1を184、データサブキャリアD1の系列長d1を840、DCサブキャリアの系列長cを1、データサブキャリアD2の系列長d2を840、ガードサブキャリアZ2の系列長z2を183とすることができる。N=z1+d1+c+d2+z2が成り立つ。
図4は、実施の形態におけるロングプリアンブルモデルの例を示す図である。ロングプリアンブルモデルでは、データサブキャリアD1は、1と0が交互に繰り返されるデータ系列であり、データサブキャリアD2は、0と1が交互に繰り返されるデータ系列である。図5は、実施の形態におけるショートプリアンブルモデルの例を示す図である。ショートプリアンブルモデルでは、データサブキャリアD1は、1、0、0、0から成るデータが繰り返されるデータ系列であり、データサブキャリアD2は、0、0、0、1から成るデータが繰り返されるデータ系列である。実施の形態に係るプリアンブル生成装置1においては、モデル決定部15は、ロングプリアンブルモデルまたはショートプリアンブルモデルのいずれかをプリアンブルモデルとして第1演算部11に送る。
またモデル決定部15は、外部からの入力に基づきプリアンブルモデルを決定してもよい。モデル決定部15が出力するプリアンブルモデルをRAM23が記憶し、第1演算部11がRAM23に記憶されたプリアンブルモデルを取得してもよい。
第1演算部11は、プリアンブルモデルの要素数と同じ個数の任意のデータの並びであるデータ系列の実部である実部データ系列と、データ系列の虚部である虚部データ系列の少なくともいずれか一方を、予め定められた方向に予め定められた回数だけ環状シフトする。そして、第1演算部11は、少なくともいずれか一方が環状シフトされた実部データ系列と虚部データ系列を実部と虚部とするデータのFFTを行った結果の各要素と、該要素と同じ位置にあるプリアンブルモデルの要素を乗算して第1の演算データを生成する。なおFFTサイズはNである。第1演算部11は、第1の演算データを第2演算部12に送る。
データ系列として、例えばランダムデータ、CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlatrion)系列、PN(Pseudorandom Noise:擬似ランダム雑音)系列などを用いることができる。図6は、実施の形態におけるデータ系列を複素平面上に示した図である。データ系列は任意のデータの並びではあるが、PAPR(Peak-to-Average Power Ratio:ピーク対平均電力比)の低いプリアンブルを実現するためには、図6に示すように、複素平面上において、原点を中心とする円周上にデータ系列の各要素が位置することが好ましい。
データ系列を要素数がNである列ベクトルであるA_seqとし、実部データ系列をRe(A_seq)で表し、虚部データ系列をIm(A_seq)で表す。例えば、第1演算部11は、虚部データ系列Im(A_seq)を予め定められた方向、例えば上方向、にk回環状シフトする。上方向にk回環状シフトされた虚部データ系列をCirc(Im(A_seq),k)で表す。実部データ系列Re(A_seq)とk回環状シフトされた虚部データ系列Circ(Im(A_seq),k)を実部と虚部とするデータA_seq(k)は、下記(1)式で表される。下記(1)式中のjは虚数単位を表す。
Figure 2015019136
A_seq(k)のFFTを行った結果B_seqは、下記(2)式で表され、プリアンブルモデルをPA_seqとすると、第1の演算データC_seqは、下記(3)式で表される。下記(2)式中のFは、FFTサイズがNであるFFT行列を表し、下記(3)式中の黒丸は、アダマール積を表す。
Figure 2015019136
Figure 2015019136
第2演算部12は、第1の演算データのIFFTを行い、IFFTされた第1の演算データの各要素の絶対値を予め定められた範囲の値とする演算を行って第2の演算データを生成する。例えば、第2演算部12は、IFFTされた第1の演算データの各要素の内、絶対値が第1の閾値より大きい要素の絶対値を第1の閾値とする演算を行い、絶対値が第2の閾値未満である要素の絶対値を第2の閾値とする演算を行って、第2の演算データを生成する。第2演算部12は、第2の演算データを第3演算部13に送る。
第1の閾値が第2の閾値より大きいという条件を満たす範囲において、第1の閾値および第2の閾値を任意に定めることができる。また第1の閾値および第2の閾値は定数であってもよいし、演算対象のデータ、すなわちIFFTされた第1の演算データの絶対値、の最大値と最小値に基づき決定される変数であってもよい。例えば、第1の閾値aを、IFFTされた第1の演算データの要素の絶対値の最大値にcを乗算した値とし、第2の閾値bを、IFFTされた第1の演算データの要素の絶対値の最小値にdを乗算した値として定める。ただし0<c≦1であり、d≧1であり、cおよびdの少なくともいずれかは1に一致しない。
IFFTされた第1の演算データD_seqは、下記(4)式のように表される。下記(4)式中のF−1は、FFTサイズがNであるIFFT行列を表す。
Figure 2015019136
図7は、実施の形態におけるIFFTされた第1の演算データの例を示す図である。図7は、IFFTされた第1の演算データD_seqの各要素を複素平面上に表した図である。IFFTされた第1の演算データD_seqの絶対値の最大値を一点鎖線で示し、絶対値の最小値を二点鎖線で示す。また第1の閾値aを実線で示し、第2の閾値bを点線で示す。IFFTされた第1の演算データD_seqの各要素の内、絶対値が第1の閾値aよりも大きい要素および絶対値が第2の閾値b未満である要素を白丸で示し、他の要素を黒丸で示した。図8は、実施の形態における第2の演算データの例を示す図である。第2演算部12で上述の演算を施すことで、図7において白丸で示す要素の絶対値が、図8においては、第1の閾値aまたは第2の閾値bに一致していることがわかる。
上述の演算により得られる第2の演算データの各要素の絶対値は、第1の閾値a以下であって、第2の閾値b以上の範囲に収束するため、PAPRを低減することが可能となる。
第3演算部13は、第2の演算データのFFTを行い、FFTされた第2の演算データの各要素と、該要素と同じ位置にあるプリアンブルモデルの要素を乗算して第3の演算データを生成する。第3演算部13は、第3の演算データを判定部14に送る。
第2の演算データをE_seqとすると、FFTされた第2の演算データF_seqは、下記(5)式で表され、第3の演算データG_seqは、下記(6)式で表される。
Figure 2015019136
Figure 2015019136
判定部14は、第3の演算データのIFFTを行い、IFFTされた第3の演算データのPAPRを算出し、該PAPRが予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データをプリアンブルとして生成し、出力する。例えば、判定部14は、該PAPRが閾値以下である場合に、該PAPRが予め定められた基準に合致すると判定する。閾値は送信側の増幅器の特性、伝送路などに応じて任意に定めることができる。判定部14は、該PAPRが予め定められた基準に合致しない場合には、第1演算部11にその旨を通知する。該通知を受けた第1演算部11は、実部データ系列と虚部データ系列の少なくともいずれか一方を環状シフトする回数を変えて、上述の処理を行い、新たな第1の演算データを生成する。第2演算部12、第3演算部13、および判定部14は、新たな第1の演算データに基づき上述の処理を行う。
判定部14は、IFFTされた第3の演算データのPAPRおよび自己相関特性を算出し、該PAPRおよび該自己相関特性が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データをプリアンブルとして生成し、出力してもよい。例えば、判定部14は、IFFTされた第3の演算データの相関値のピークが閾値以上である場合に、該自己相関特性が予め定められた基準に合致すると判定する。閾値は任意に定めることができる。
IFFTされた第3の演算データH_seqは、下記(7)式で表される。第1演算部11において、環状シフト回数kの初期値を0とし、IFFTされた第3の演算データH_seqのPAPRが予め定められた基準に合致しない場合には、kに1を加算し、第1演算部11、第2演算部12、第3演算部13、および判定部14が上述の処理を繰り返すようにしてもよい。
Figure 2015019136
図9は、実施の形態に係るプリアンブル生成装置が行うプリアンブル生成の動作の一例を示すフローチャートである。第1演算部11は、プリアンブルモデルの要素数と同じ個数の任意のデータの並びであるデータ系列の実部である実部データ系列と、データ系列の虚部である虚部データ系列の少なくともいずれか一方を、予め定められた方向に予め定められた回数だけ環状シフトする。そして、第1演算部11は、少なくともいずれか一方が環状シフトされた実部データ系列と虚部データ系列を実部と虚部とするデータのFFTを行った結果の各要素と、該要素と同じ位置にあるプリアンブルモデルの要素を乗算して第1の演算データを生成する(ステップS110)。
第2演算部12は、第1の演算データのIFFTを行い、IFFTされた第1の演算データの各要素の絶対値を予め定められた範囲の値とする演算を行って、第2の演算データを生成する(ステップS120)。第3演算部13は、第2の演算データのFFTを行い、FFTされた第2の演算データの各要素と、該要素と同じ位置にあるプリアンブルモデルの要素を乗算して第3の演算データを生成する(ステップS130)。
判定部14は、第3の演算データのIFFTを行い、IFFTされた第3の演算データのPAPRを算出する(ステップS140)。該PAPRが予め定められた基準に合致する場合には(ステップS150;Y)、判定部14は、該第3の演算データをプリアンブルとして生成し、出力する(ステップS160)。該PAPRが予め定められた基準に合致しない場合には(ステップS150;N)、ステップS110に戻り、第1演算部11で環状シフトする回数を変えて上述の処理を繰り返す。なお判定部14は、ステップS140において、IFFTされた第3の演算データのPAPRおよび自己相関特性を算出し、ステップS150において、該PAPRおよび該自己相関特性が予め定められた基準に合致するか否かを判定してもよい。
図10は、実施の形態に係るプリアンブル生成装置の異なる構成例を示すブロック図である。図10に示すプリアンブル生成装置1は、あるデータ系列について、第1演算部11、第2演算部12、および第3演算部13がそれぞれ処理を行った後に、第1の演算データに代えて第3の演算データを用いて第2演算部12の処理を行い、第3演算部13の処理を行うことを予め定められた基準にしたがって繰り返す。第2演算部12が演算に用いる上記予め定められた範囲は、演算対象のデータ、すなわちIFFTされた、第1の演算データまたは第3の演算データ、の絶対値の最大値および/または最小値、絶対値のばらつきの程度などによって決定される可変の値である。
例えば、第2演算部12で用いる第1の閾値および第2の閾値は、演算対象のデータの絶対値の最大値と最小値に基づき決定される変数である。演算対象のデータは、第1の演算データまたは第3の演算データである。例えば第1の閾値aを演算対象のデータの絶対値の最大値にcを乗算した値とし、第2の閾値bを演算対象のデータの絶対値の最小値にdを乗算した値とする。ただし0<c≦1であり、d≧1であり、cおよびdの少なくともいずれかは1に一致せず、a>bである。
繰り返し回数mの初期値を0とする。第3演算部13は、図1に示すプリアンブル生成装置1と同様に第3の演算データを生成した後に、mに1を加算する。そしてmが閾値に達していない場合には、第3の演算データを第2演算部12に送る。第2演算部12は、第3の演算データのIFFTを行い、IFFTされた第3の演算データの各要素の絶対値が予め定められた範囲の値となる演算を行う。例えば、第2演算部12は、IFFTされた第3の演算データの各要素の内、絶対値が第1の閾値より大きい要素の絶対値を第1の閾値とする演算を行い、絶対値が第2の閾値未満である要素の絶対値を第2の閾値とする演算を行って、第2の演算データを生成する。第3演算部13は、mが閾値に達するまで上述の処理を繰り返し、mが閾値に達した場合には、第3の演算データを判定部14に送る。
なおmに対する閾値は任意に定めることができる。また閾値を可変とし、例えば判定部14でPAPRおよび自己相関特性が予め定められた基準に合致しないと判定するたびに、値を大きくしてもよい。
第1の閾値および第2の閾値を演算対象のデータの最大値と最小値に基づき決定される変数として第2演算部12、第3演算部13の処理を繰り返すことで、第2の演算データの要素の絶対値がより収束し、PAPRを低減することが可能となる。
図11は、実施の形態に係るプリアンブル生成装置が行うプリアンブル生成の動作の異なる例を示すフローチャートである。繰り返し回数mの初期値を0とする。m=0の場合のステップS110〜S130の処理は、図9と同様である。第3演算部13は、第3の演算データを生成した後に、繰り返し回数mに1を加算し、繰り返し回数mが閾値に達していない場合には、予め定められた基準に合致しないと判断し(ステップS131;N)、ステップS120に戻る。第2演算部12は、第3の演算データのIFFTを行い、IFFTされた第3の演算データの各要素の絶対値を予め定められた範囲とする演算を行って、第2の演算データを生成する(ステップS120)。ステップS130の処理は、図9と同様である。上述の処理を繰り返し、繰り返し回数mが閾値に達した場合には、第3演算部13は、予め定められた基準に合致すると判断し(ステップS131;Y)、ステップS140に進む。ステップS140〜S160の処理は、図9と同様である。
以上説明したとおり、実施の形態に係るプリアンブル生成装置1によれば、任意の長さのプリアンブルのPAPRを低減することが可能となる。また後述するように、自己相関特性を有し、伝送路中の歪みの影響を受けにくいプリアンブルを生成することが可能となる。任意のデータ系列に基づいてプリアンブルを生成するため、様々なプリアンブルを生成することが可能となる。また第1の閾値aおよび第2の閾値bを変えることにより、様々なプリアンブルを生成することが可能となる。
(具体例)
図1に示すプリアンブル生成装置1について、プリアンブルモデルとしてロングプリアンブルモデルを用い、実部データ系列と虚部データ系列がそれぞれPN系列であるデータ系列を用い、第1の閾値aを10とし、第2の閾値bを0.4として、プリアンブルを生成するシミュレーションを行った。図12は、実施の形態におけるプリアンブルの自己相関特性の例を示す図である。図12の横軸は周波数(単位:サブキャリア間隔f0)、縦軸は相関値を表す電力である。相関値のピークが生じており、プリアンブルは自己相関特性を有することがわかる。このプリアンブルのPAPRは2.7dBであり、PAPRが比較的低いことがわかる。
図13は、実施の形態における環状シフト回数とプリアンブルのPAPRの関係の例を示す図である。図13は、ロングプリアンブルモデルを用いた場合の環状シフト回数とプリアンブルのPAPRの関係を示す。図13の横軸が第1演算部11における環状シフト回数kであり、縦軸がPAPR(単位:dB)である。環状シフト回数に応じてPAPRが変化するため、上述のように環状シフト回数を変えて処理を繰り返すことでPAPRを低減できることがわかる。
図1に示すプリアンブル生成装置1について、プリアンブルモデルとしてショートプリアンブルモデルを用い、他の条件を上述のシミュレーションと同じにして、プリアンブルを生成するシミュレーションを行った。図14は、実施の形態におけるプリアンブルの自己相関特性の異なる例を示す図である。図の見方は図12と同様である。図12と同様に、相関値のピークが生じており、プリアンブルは自己相関特性を有することがわかる。このプリアンブルのPAPRは3.5dBであり、PAPRが比較的低いことがわかる。
図15は、実施の形態における環状シフト回数とプリアンブルのPAPRの関係の異なる例を示す図である。図15は、ショートプリアンブルモデルを用いた場合の環状シフト回数とプリアンブルのPAPRの関係を示す。図の見方は図13と同様である。図13と同様に、環状シフト回数に応じてPAPRが変化するため、上述のように環状シフト回数を変えて処理を繰り返すことでPAPRを低減できることがわかる。
上述のシミュレーションにより、実施の形態に係る発明においては、上述の演算を施すことで、PAPRが低く、自己相関特性を有するプリアンブルを生成できることがわかった。
本発明の実施の形態は上述の実施の形態に限られない。プリアンブル生成装置1の各部は、IFFTの代わりにIDFTを行うよう構成してもよいし、FFTの代わりにDFTを行うよう構成してもよい。
1 プリアンブル生成装置
2 通信機
3 一次変調部
4 IFFT部
5 送信部
6 アンテナ
11 第1演算部
12 第2演算部
13 第3演算部
14 判定部
15 モデル決定部
20 コントローラ
21 CPU
22 I/O
23 RAM
24 ROM

Claims (7)

  1. 送信信号の先頭に位置するプリアンブル系列を構成するプリアンブルを生成するプリアンブル生成装置であって、
    予め定められた基準にしたがって、0と1のデータの並びであるプリアンブルモデルを決定するモデル決定手段と、
    前記プリアンブルモデルの要素数と同じ個数の任意のデータの並びであるデータ系列の実部である実部データ系列と前記データ系列の虚部である虚部データ系列の少なくともいずれか一方を、予め定められた方向に予め定められた回数だけ環状シフトし、少なくともいずれか一方が環状シフトされた前記実部データ系列と前記虚部データ系列を実部と虚部とするデータの高速フーリエ変換を行った結果の各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第1の演算データを生成する第1の演算手段と、
    前記第1の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第1の演算データの各要素の絶対値を予め定められた範囲の値とする演算を行って第2の演算データを生成する第2の演算手段と、
    前記第2の演算データの高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換された前記第2の演算データの各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第3の演算データを生成する第3の演算手段と、
    前記第3の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第3の演算データのピーク対平均電力比を算出し、前記ピーク対平均電力比が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データを前記プリアンブルとして生成する判定手段と、
    を備えることを特徴とするプリアンブル生成装置。
  2. 前記判定手段は、逆高速フーリエ変換された前記第3の演算データのピーク対平均電力比および自己相関特性を算出し、前記ピーク対平均電力比および前記自己相関特性が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データを前記プリアンブルとして生成することを特徴とする請求項1に記載のプリアンブル生成装置。
  3. 前記第1の演算データに代えて前記第3の演算データを用いて前記第2の演算手段の処理を行い、前記第3の演算手段の処理を行うことを予め定められた基準にしたがって繰り返すことを特徴とする請求項1または2に記載のプリアンブル生成装置。
  4. 送信信号の先頭に位置するプリアンブル系列を構成するプリアンブルを生成するプリアンブル生成方法であって、
    予め定められた基準にしたがって、0と1のデータの並びであるプリアンブルモデルを決定するモデル決定ステップと、
    前記プリアンブルモデルの要素数と同じ個数の任意のデータの並びであるデータ系列の実部である実部データ系列と前記データ系列の虚部である虚部データ系列の少なくともいずれか一方を、予め定められた方向に予め定められた回数だけ環状シフトし、少なくともいずれか一方が環状シフトされた前記実部データ系列と前記虚部データ系列を実部と虚部とするデータの高速フーリエ変換を行った結果の各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第1の演算データを生成する第1の演算ステップと、
    前記第1の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第1の演算データの各要素の絶対値を予め定められた範囲の値とする演算を行って第2の演算データを生成する第2の演算ステップと、
    前記第2の演算データの高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換された前記第2の演算データの各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第3の演算データを生成する第3の演算ステップと、
    前記第3の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第3の演算データのピーク対平均電力比を算出し、前記ピーク対平均電力比が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データを前記プリアンブルとして生成する判定ステップと、
    を備えることを特徴とするプリアンブル生成方法。
  5. 前記判定ステップにおいて、逆高速フーリエ変換された前記第3の演算データのピーク対平均電力比および自己相関特性を算出し、前記ピーク対平均電力比および前記自己相関特性が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データを前記プリアンブルとして生成することを特徴とする請求項4に記載のプリアンブル生成方法。
  6. 前記第1の演算データに代えて前記第3の演算データを用いて前記第2の演算ステップの処理を行い、前記第3の演算ステップの処理を行うことを予め定められた基準にしたがって繰り返すことを特徴とする請求項4または5に記載のプリアンブル生成方法。
  7. 送信信号の先頭に位置するプリアンブル系列を構成するプリアンブルを生成するプリアンブル生成装置を制御するコンピュータに、
    予め定められた基準にしたがって、0と1のデータの並びであるプリアンブルモデルを決定するモデル決定ステップと、
    前記プリアンブルモデルの要素数と同じ個数の任意のデータの並びであるデータ系列の実部である実部データ系列と前記データ系列の虚部である虚部データ系列の少なくともいずれか一方を、予め定められた方向に予め定められた回数だけ環状シフトし、少なくともいずれか一方が環状シフトされた前記実部データ系列と前記虚部データ系列を実部と虚部とするデータの高速フーリエ変換を行った結果の各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第1の演算データを生成する第1の演算ステップと、
    前記第1の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第1の演算データの各要素の絶対値を予め定められた範囲の値とする演算を行って第2の演算データを生成する第2の演算ステップと、
    前記第2の演算データの高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換された前記第2の演算データの各要素と、該要素と同じ位置にある前記プリアンブルモデルの要素を乗算して第3の演算データを生成する第3の演算ステップと、
    前記第3の演算データの逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換された前記第3の演算データのピーク対平均電力比を算出し、前記ピーク対平均電力比が予め定められた基準に合致する場合に、該第3の演算データを前記プリアンブルとして生成する判定ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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