JP2015015869A - グロメット - Google Patents

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雅人 江崎
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誠 陸畑
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康裕 西井
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Abstract

【課題】グロメットの本体をパネルの貫通孔に対して、大きな接触抵抗が生じることなく容易に装着することができるグロメットを提供する。【解決手段】本体14の中心部に電線保持用の保持孔を設けるとともに、外周にはパネル12の貫通孔13の縁部に装着される環状溝16を形成する。本体14の側面には貫通孔13への挿入側に向かって縮径するとともに、貫通孔13の縁部に係合可能な傾斜部143を形成する。その傾斜部143には本体14の周方向に沿って山部21と谷部22とを交互に形成する。谷部22の幅を山部21の幅より広くなるように形成する。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば車両に配索されるワイヤハーネス等の電線に外装して、車体パネル等の貫通孔に装着され、貫通孔に対する電線の挿通部分を保護するとともに、貫通孔からの水や塵の侵入を防止するためのグロメットに関するものである。
従来、この種のグロメットとしては、特許文献1及び特許文献2に開示されるような構成が提案されている。
特許文献1に記載の従来構成においては、軟質材料よりなるグロメット本体の側面の傾斜部に、硬質材料よりなる環状のカバー部材が被覆されている。カバー部材の外周には、軸線方向に延びる断面ほぼ三角形状の突条を周方向に間隔をおいて複数設けることによって、凹凸面が形成されている。そして、パネルの貫通孔に対するグロメット本体の装着時に、カバー部材の凹凸面が貫通孔の縁部を滑動しながら挿入される。このとき、凹凸面の線分が折り込まれて、カバー部材の外径がすぼめられる。これに追従して、グロメット本体の外径もすぼめられ、グロメット本体の外周の環状溝がパネルの貫通孔の縁部に嵌合されるようになっている。
また、特許文献2に記載の従来構成においては、軟質材料よりなるグロメット本体の側面の傾斜部に、側面三角形状をなす複数の凹状の撓み部が間隔をおいて形成されている。各撓み部の厚さは、傾斜部における撓み部の非形成部分の厚さより薄くなるように形成されている。そして、パネルの貫通孔に対するグロメット本体の装着時に、各撓み部が内周側に撓むことによって、傾斜部が縮径される。これに追従して、グロメット本体の外径がすぼめられ、グロメット本体の外周の環状溝がパネルの貫通孔の縁部に嵌合されるようになっている。
特開2004−343889号公報 特開2008−234946号公報
ところが、これらの従来構成においては、次のような問題があった。
特許文献1に記載の従来構成では、グロメット本体の傾斜部に硬質材料よりなるカバー部材が被覆装着されているため、パネルの貫通孔に対するグロメット本体の装着時に、カバー部材の外径が簡単にすぼめられない。よって、グロメット本体の外径もすぼめられ難くて、貫通孔に対するグロメット本体の装着を容易に行うことができない。しかも、カバー部材が必要であるため、部品点数が増えてしまうことになる。
また、特許文献2に記載の従来構成では、グロメット本体の傾斜部における撓み部の非形成部分の表面積が、撓み部の表面積より大きくなるように形成されている。このため、パネルの貫通孔に対するグロメット本体の装着時に、傾斜部における撓み部の非形成部分が貫通孔の縁部に対して大きな接触面積で接触する。よって、貫通孔の縁部に対するグロメット本体の接触抵抗が大きくなって、貫通孔に対するグロメット本体の装着を容易に行うことができない。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、グロメットの本体をパネルの貫通孔に対して、大きな接触抵抗が生じることなく容易に装着することができるグロメットを提供することにある。
上記の目的を達成するために、このグロメットは、本体の中心部に電線保持用の保持孔が設けられ、外周にはパネルの貫通孔の縁部に装着される環状溝が形成された電線保護用のグロメットであって、前記本体の側面には前記貫通孔への挿入側に向かって縮径するとともに、前記貫通孔の縁部に係合可能な傾斜部が形成され、その傾斜部には本体の周方向に沿って山部と谷部とが交互に形成され、谷部の幅が山部の幅より広くされたことを特徴としている。
従って、このグロメットにおいては、本体の保持孔に電線を組み付けた状態で、本体をパネルの貫通孔に装着する場合には、本体の側面の傾斜部を貫通孔に嵌合すると、傾斜部上の各山部が貫通孔の縁部に接触して、各谷部が内周側に撓曲される。このとき、谷部の幅が山部の幅より広くなるように形成されているため、貫通孔の縁部に対する山部の接触面積が小さくなるとともに、谷部の撓曲性が良好になる。よって、傾斜部が簡単に縮径されて本体の外径がすぼめられ、本体の外周の環状溝をパネルの貫通孔の縁部に対して、大きな接触抵抗が生じることなく容易に装着することができる。
前記のグロメットによれば、グロメットの本体をパネルの貫通孔に対して、大きな接触抵抗が生じることなく容易に装着することができるという効果を発揮する。
第1実施形態のグロメットを示す斜視図。 図1のグロメットの正面図。 同グロメットの平面図。 図2の4−4線における拡大断面図。 図2の5−5線における部分拡大断面図。 図5の6−6線における部分断面図。 第2実施形態のグロメットを示す断面図。 第3実施形態のグロメットを示す断面図。 変更例を示す断面図。
以下、グロメットの実施形態を図面に従って説明する。
(第1実施形態)
図1〜図6に従って第1実施形態を説明する。
図1に示すように、この実施形態のグロメット11は、図示しない車両の車体とドアとの間に配索するワイヤハーネス等の電線に外装されて、ドアパネル12の貫通孔13に装着される。前記貫通孔13は、前記電線の端部に接続される図示しない長四角箱状のコネクタの挿通を可能にするために、両端部を円弧形状とした長円形状をなすように形成されている。
図1〜図3に示すように、前記グロメット11は、全体がゴムやエラストマ等の軟質材料により一体に成形されている。グロメット11の中央部には、貫通孔13に装着される本体14が備えられている。この本体14は、両端の円弧部141と、両円弧部141の間を連結する直線状の連結部142とによって、側面形ほぼ長円形状をなすように構成されている。
図4及び図5に示すように、本体14の中心部には、図示しないワイヤハーネスよりなる電線を挿通させて保持するための保持孔15が設けられている。本体14の外周には、ドアパネル12の貫通孔13の縁部に嵌合可能な環状溝16が形成されている。環状溝16の外周側には、貫通孔13の縁部に係合して、水や塵埃等の侵入を防ぐためのシール161が形成されている。
図1〜図3に示すように、前記本体14の貫通孔13に対する挿入側の側面中央部には、電線を挿通させるための第1蛇腹筒部17が一体に延長されている。第1蛇腹筒部17の端部には、ドアと隣接する車体の外板パネル10の貫通孔に嵌合可能な嵌合部181を有する大径筒部18が形成されている。本体14の貫通孔13に対する挿入側と反対側の側面中央部には、電線を挿通するための第2蛇腹筒部19が延長形成されている。この第2蛇腹筒部19はドアの内部に位置する。第2蛇腹筒部19の端部には、図示しないコネクタを装着するためのスリット201を有する装着用筒部20が形成されている。
図1〜図3に示すように、前記本体14の貫通孔13に対する挿入側の側面には、貫通孔13に対する挿入方向に向かって縮径するとともに、貫通孔13の縁部に係合可能な傾斜部143が形成されている。図1及び図4に示すように、この傾斜部143は、本体14の側面に90度間隔をおいて一体形成した4条のリブ145,146の頂面によって形成されている。なお、本体14の連結部142側の幅広のリブ146はドア開閉時において、本体14が過度に変形することを防ぐためのものである。
図5に示すように、この傾斜部143の中心軸線に対する傾斜角度θは、グロメット11の貫通孔13に対する装着作業時の摩擦抵抗や挿入荷重等を考慮して、30度≦θ≦40度の範囲に設定されている。ちなみに、貫通孔13に対する装着作業時の挿入荷重と、装着作業後の貫通孔13からの耐抜却荷重とのバランスを考慮すると、傾斜部143の傾斜角度θは45度程度が考えられる。しかし、傾斜角度を45度に設定すると、貫通孔13に対するグロメット11の装着作業時に、グロメット11の変形に力を要し、本体14上の環状溝16を貫通孔13に嵌合するまでに時間がかかる。
図1及び図2に示すように、前記傾斜部143には、複数の山部21と谷部22とが本体14の周方向に沿って交互に形成されている。図4に示すように、本体14の両円弧部141に設けられた各山部21及び谷部22は、円弧部141の側面の中心Cから放射方向に延びるように形成されている。これに対して、本体14の連結部142に設けられた各山部21及び谷部22は、平行に延びるように形成されている。前記傾斜部143上の各谷部22の底部の幅は各山部21の頂部の幅より広くなるように形成されている。すなわち、各谷部22の底部及び山部21の頂部は断面曲線状に形成され、谷部22底部の曲率が山部21の頂部の曲率より小さくなるように形成されている。
図5及び図6に示すように、傾斜部143の内壁面において各山部21の頂部と対応する位置には、複数のリブ23が突出形成されている。このリブ23により、山部21の肉厚が増大されている。従って、谷部22が山部21より薄肉で、剛性が低くなるように形成されている。
そして、貫通孔13に対するグロメット11の本体14の装着作業時には、傾斜部143が貫通孔13の縁部に対して、幅狭で、大曲率及び厚肉の各山部21の頂部の部分において狭い接触面積で接触される。そして、この貫通孔13の縁部に対する各山部21の接触により、幅広、小曲率及び薄肉の各谷部22が内周側に容易に撓曲されて、傾斜部143が縮径される。
図5に示すように、前記本体14の内壁面における環状溝16と対応する位置には、前記各リブ23間の薄肉部から延びるほぼ三角形状の凹部24が形成されている。そして、この凹部24により、本体14の外周部分の柔軟性が高められて、貫通孔13に対する本体14の装着時に、傾斜部143の縮径にともなって、本体14の外径が容易にすぼめられて、本体14上の環状溝16が貫通孔13の縁部に嵌合される。
図1〜図4に示すように、前記傾斜部143上の各谷部22における環状溝16側の端部には、フランジ25が形成されている。そして、このフランジ25により、環状溝16の貫通孔13に対する挿入側の側壁が補強されるとともに、貫通孔13の縁部に対する接触面積が確保されて、本体14上の環状溝16が貫通孔13の縁部に係止された状態でのシール性が高められる。
図1及び図4に示すように、本体14の外周端には180度隔てて突起148が形成されている、この突起148は、本体14を貫通孔13に通す際に、貫通孔13の縁部に当接されて、本体14が縁部に支えられるようにするものである。
図1及び図4に示すように、1条のリブ145の頂面には、グロメットの装着状態における上側を示す指標147が付されている。
次に、前記のように構成されたグロメットの作用を説明する。
このグロメット11を用いて、車両の車体とドアとの間にワイヤハーネスを配索する場合には、グロメット11の両蛇腹筒部17,19を通して本体14の保持孔15に電線を組み付けるとともに、その電線の両端に図示しないコネクタを接続する。この状態で、グロメット11をドアの内部に配置して、大径筒部18側から本体14をドアパネル12の貫通孔13にドアの外側に向かって挿通して、本体14の環状溝16において貫通孔13の縁部に嵌合する。
すなわち、この貫通孔13に対する本体14の装着作業においては、本体14の側面の傾斜部143が貫通孔13に係合すると、傾斜部143上の各山部21の頂部が貫通孔13の縁部に接触して、各谷部22が内周側に撓曲される。
この場合、各谷部22の底部の幅が各山部21の頂部の幅より広くなるように形成されるとともに、曲面状をなす各谷部22の底部の曲率が各山部21の頂部の曲率より小さくなるように形成されている。また、各谷部22が各山部21より薄肉となるように形成されている。このため、本体14の傾斜部143が各山部21における狭い接触面積で貫通孔13の縁部に接触されて、ほとんど変形することなく、従って、大きな接触抵抗を生じることなく貫通孔13内に挿入される。そして、貫通孔13の縁部に対する傾斜部143の接触により、幅広、小曲率及び薄肉の各谷部22が内周側に簡単に撓曲されて、傾斜部143が縮径される。この傾斜部143の縮径にともなって、本体14の外径がすぼめられ、本体14の外周の環状溝16がパネル12の貫通孔13の縁部に嵌合される。この本体14の装着状態で、貫通孔13に対する電線の挿通部分が保護されるとともに、貫通孔13が塞がれて水や塵の侵入が防止される。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この実施形態においては、本体14の側面に、貫通孔13への挿入方向側に向かって縮径するとともに、貫通孔13の縁部に係合可能な傾斜部143が形成されている。その傾斜部143には本体14の周方向に沿って山部21と谷部22とが交互に形成されている。谷部22の幅が山部21の幅より広くなるように形成されている。
このため、このグロメットにおいては、本体14の保持孔15に電線を組み付けた状態で、本体14をパネル12の貫通孔13に装着する場合に、本体14の側面の傾斜部143を貫通孔13に嵌合すると、傾斜部143上の各山部21が貫通孔13の縁部に接触して、各谷部22が内周側に撓曲される。このとき、谷部22の幅が山部21の幅より広くなるように形成されているため、貫通孔13の縁部に対する山部21の接触面積が小さくなるとともに、谷部22の撓曲性が良好になる。よって、傾斜部143が簡単に縮径されて本体14の外径がすぼめられ、本体14の外周の環状溝16をパネル12の貫通孔13の縁部に対して、大きな接触抵抗が生じることなく容易に嵌合することができる。従って、グロメットの装着作業を小さな労力で短時間に行なうことができる。
(2) この実施形態においては、前記谷部22の底部及び山部21の頂部が曲面状に形成され、谷部22の底部の曲率が山部21の頂部の曲率より小さくなるように形成されている。このため、貫通孔13に対する本体14の装着作業時に、貫通孔13の縁部に対する山部21の接触面積をより小さくすることができるとともに、谷部22の撓曲性を一層良好にすることができる。
(3) この実施形態においては、前記本体14が、両端の円弧部141と、その両円弧部141の間に位置する連結部142とによって構成されている。このため、本体14の保持孔15に組み付けられる電線の端部に長四角箱状のコネクタが接続されて、そのコネクタを挿通するためにパネル12の貫通孔13が長円形状に形成されている場合、その貫通孔13を本体14の装着によって塞ぐことができる。
(4) この実施形態においては、前記谷部22が山部21より薄肉となるように形成されている。このため、貫通孔13に対する本体14の装着時に、谷部22の撓曲性を一層高めることができるとともに、山部21の撓曲を抑制できて、山部21が貫通孔13の縁部に引っ掛かるおそれを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図7に示すように、傾斜部143の両円弧部141に設けられた各山部21及び谷部22が、前記第1実施形態と同様に、円弧部141の中心Cから放射状に延びるように配列されている。傾斜部143の連結部142にも複数の山部21及び谷部22が形成されているが、これらの山部21及び谷部22は、所定の傾斜角度αを有し、円弧部141の中心Cに向かって延びるように配列されている。
前記傾斜部143の両連結部142には、内側への変形を可能にする形状としての凹部144が形成されている。そして、貫通孔13に対する本体14の傾斜部143の挿入に際して、各円弧部141に掛かる挿入荷重が連結部142側の中心Cに向かって収束するように加えられるとき、連結部142における傾斜部143が、この荷重により凹部144において内側へ容易に変形される。
従って、この第2実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(5) この実施形態においては、本体14が、連結部142には、円弧部141側から加えられる荷重によって内側に変形するのを可能にする凹部144が設けられている。すなわち、パネル12の貫通孔13に本体14を嵌合装着する際に、連結部142には円弧部141側から加えられる荷重によって内側に変形可能な凹部24が設けられているため、連結部142が凹部144において内側へ容易に変形して、本体14を貫通孔13に対して簡単に嵌合することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態を前記第1及び第2実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図8に示すように、本体14は連結部142を有しておらず、円弧部141のみから形成され、全体として円形状に形成されている。
従って、この第3実施形態は、ドアの貫通孔13が円形である場合に用いられ、第1実施形態とほぼ同様な効果を得ることができる。
(変更例)
この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図9に示すように、本体14の内壁面において、環状溝16よりドア内部側の位置に環状のリブ149を設けること。このようにすれば、本体14のドア内部側の部分の剛性が向上し、貫通孔13に対する本体14の装着状態が強固になる。
・ 本体14の傾斜部143上に設けられる山部21及び谷部22の数、幅、指向方向を前記実施形態とは異なる値に変更すること。
・ 本体14の連結部142の山部21及び谷部22、あるいは凹部144を省略すること。このようにしても、円弧部141の谷部22の撓曲によって本体14の外周の環状溝16をパネル12の貫通孔13の縁部に対して、大きな接触抵抗が生じることなく嵌合することができる。言い換えれば、円弧部141が変形すれば、本体14の傾斜部143を無理なく貫通孔13を通過させることができる。
・ 本体14のフランジ25を省略すること。この構成においては、山部21の側面が貫通孔13の縁部に当接する。
11…グロメット、12…ドアパネル、13…貫通孔、14…本体、141…円弧部、142…連結部、143…傾斜部、15…保持孔、16…環状溝、21…山部、22…谷部、23…リブ。

Claims (6)

  1. 本体の中心部に電線保持用の保持孔が設けられ、外周にはパネルの貫通孔の縁部に装着される環状溝が形成された電線保護用のグロメットであって、
    前記本体の側面には前記貫通孔への挿入方向側に向かって縮径するとともに、前記貫通孔の縁部に係合可能な傾斜部が形成され、その傾斜部には本体の周方向に沿って山部と谷部とが交互に形成され、谷部の幅が山部の幅より広くされたグロメット。
  2. 前記谷部及び山部が断面曲線状に形成され、谷部の曲率が山部の曲率より小さく形成された請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記本体が、両端の円弧部と、その両円弧部の間に位置する連結部とによって構成された請求項1または2に記載のグロメット。
  4. 前記谷部及び山部が少なくとも円弧部に形成された請求項3に記載のグロメット。
  5. 前記谷部を山部より薄肉にした請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のグロメット。
  6. 前記山部の内壁面にリブを形成した請求項5に記載のグロメット。
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