JP2015015782A - 系統連系インバータ装置 - Google Patents

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【課題】単相トランスを用いることなく連系運転時と同定格の電力容量を出力できる自立運転機能付き系統連系インバータ装置を提供する。【解決手段】分散型電源2を配電系統3に接続する系統連系インバータ装置10であって、分散型電源2からの正母線41と負母線42との間に接続されたU相レグ43及びW相レグ44を有し、分散型電源2が発電する直流電力を交流電力に変換するインバータ回路40と、直流電力の中性点と前記交流電力の中性点の間に接続された中性点接続リレーRY3とを具備し、系統運転時には、中性点接続リレーRY3がオフされ、交流電力がインバータ回路40から配電系統3に単相2線式で出力され、自立運転時には、中性点接続リレーRY3がオンされ、交流電力がインバータ回路40から自立運転出力端子9rntに単相3線式で出力される。【選択図】図1

Description

本発明は、分散型電源を商用系統電源に接続する系統連系インバータ装置に関する。
太陽光発電システムや、燃料電池発電システム等の小規模の分散型電源の普及が拡大している。通常、分散型電源は、系統連系インバータを介して配電系統に接続する形で使用され、系統連系インバータは、分散型電源から出力される直流電圧を正弦波交流電圧に電力変換し、配電系統と系統連系運転させるように構成されている。従って、事故や災害等により配電系統が停電した場合、分散型電源のエネルギーを利用できなくなってしまう。このため、系統連系インバータ装置に自立運転出力端子を付加し、配電系統が停電した場合においても自立運転出力端子に一般負荷を接続することで、分散型電源のエネルギーを利用できる回路方式(自立運転機能)とすることが一般的となっている。
図3には、従来の自立運転機能付き単相系統連系インバータ装置1の回路構成例が示されている。
図3を参照すると、従来の系統連系インバータ装置1は、分散型電源2が発電する直流電力をパワー素子であるスイッチ素子Q1〜Q4のオンオフによって交流電力に変換するインバータ回路4と、インバータ回路4の出力側に接続され、インバータ回路4の出力電流波形を滑らかにして配電系統3へ出力するフィルタ回路5と、電流指令値iLを生成する電流指令生成器6と、電流指令値iLに基づいてインバータ回路4を駆動する変換制御器7と、停電検出器8とを備えている。そして、単相3線式200Vの配電系統3とは、U相電圧出力端子U、中性線O及びW相電圧出力端子Wを備えた系統連系接続端子9uowを介して接続され、単相2線式の自立出力側とは、R相電圧出力端子R及びN相電圧出力端子Nを備えた自立運転出力端子9rnを介して接続されている。
フィルタ回路5は、配電系統3との接続を解列する連系リレーRY1u、RY1wと、自立運転出力端子9rnとの接続をオンオフする自立用リレーRY2r、RY2nとを備えている。連系運転時には、連系リレーRY1u、RY1wがオンで、自立用リレーRY2r、RY2nがオフに制御される。そして、電流指令生成器6は、分散型電源2の発電能力に従った電流指令値iL*を出力し、変換制御器7は、電流指令値iL*に基づく出力電流iLのフィードバック制御を行う。
停電検出器8は、配電系統3の電圧、電流、及び位相を監視することで、停電を検出する。停電検出器8は、停電を検出すると、連系リレーRY1u、RY1wをオフにして配電系統3との接続を解列すると共に、自立用リレーRY2r、RY2nをオンにし、変換制御器7に自立運転を指示する。自立運転時には、変換制御器7は、一般負荷に電圧を供給するため、出力電圧が100Vとなるよう、出力電圧Virnのフィードバック制御を行う。このように、系統運転と自立運転とに1台の共通のインバータ回路4が用いられるため、出力可能な電流容量は共通となるが、自立運転時の出力電圧Virnは、連系運転時の半分の100Vに制御される。従って、自立運転時の出力電力容量は最大でも連系運転時の半分の容量に制限されてしまい、システムの発電能力を十分に発揮できない。
そこで、インバータ回路4の出力を、単相トランスを介して単相三線式の負荷と配電系統3とに接続する方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、単相トランスの2次側中性点に切換スイッチを設け、連系運転時には、切換スイッチをオフにして単相トランスを介して配電系統3との連系運転を行い、自立運転時には、切換スイッチをオンすると共に、配電系統3を解列させ、負荷にインバータ回路4単独で単相三線式の交流電力を供給する技術が開示されている。
特開平09−98581号公報
しかしながら、従来技術では、連系運転時の出力電圧と自立運転時の出力電圧とが共に200Vとなって同容量の出力を得ることができるが、単相トランスを付加する必要があるため、装置体積、重量、コストが増加すると共に、自立運転時の変換効率が悪化するという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑みて従来技術の上記問題を解決し、単相トランスを用いることなく連系運転時と同定格の電力容量を出力できる自立運転機能付き系統連系インバータ装置を提供することにある。
本発明の系統連系インバータ装置は、分散型電源を配電系統に接続する系統連系インバータ装置であって、前記分散型電源からの直流母線に接続された第1のレグ及び第2のレグを有し、前記分散型電源が発電する直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記直流電力の中性点と前記交流電力の中性点の間に接続された中性点接続スイッチとを具備し、系統運転時には、前記中性点接続スイッチがオフされ、前記交流電力が前記インバータ回路から前記配電系統に単相2線式で出力され、自立運転時には、前記中性点接続スイッチがオンされ、前記交流電力が前記インバータ回路から自立運転出力端子に単相3線式で出力されることを特徴とする。
さらに、本発明の系統連系インバータ装置において、前記インバータ回路の出力を前記配電系統に接続する連系スイッチと、前記インバータ回路の出力を前記自立運転出力端子に接続する自立用スイッチとを具備し、系統運転時には、前記連系スイッチがオンされると共に、前記自立用スイッチがオフされ、自立運転時には、前記連系スイッチがオフされると共に、前記自立用スイッチがオンされるようにしても良い。
さらに、本発明の系統連系インバータ装置において、系統運転時には、前記インバータ回路の前記第1のレグ及び前記第2のレグからの出力が前記配電系統に接続され、自立運転時には、前記インバータ回路の前記第1のレグ及び前記第2のレグからの出力と、前記交流電力の中性点とが前記自立運転出力端子に接続されるようにしても良い。
さらに、本発明の系統連系インバータ装置において、前記インバータ回路は、系統運転時には、単相フルブリッジインバータとして駆動され、自立運転時には、独立して制御される2組の単相ハーフブリッジインバータとして駆動されるようにしても良い。
本発明によれば、自立運転時には、単相3線式200Vを出力することができるため、単相トランスが不要となり、システムを大型化および大幅なコストアップすることなく、分散型電源の出力電力容量を最大限利用して、連系運転時と同定格の電力容量を出力できるという効果を奏する。
本発明に係る系統連系インバータ装置の実施の形態の回路構成を示す回路構成図である。 図1に示す連系リレー、自立用リレー及び中性点接続リレーのオンオフ動作を説明する説明図である。 従来の系統連系インバータ装置の回路構成を示す回路構成図である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態の系統連系インバータ装置10は、図1を参照すると、直流電力を発電する太陽電池等の分散型電源2と、単相3線式200Vの配電系統3との間に接続される。系統連系インバータ装置10は、分散型電源2が発電する直流電力をMOSFET等のパワー素子であるスイッチ素子Q1〜Q4のオンオフによって交流電力に変換するインバータ回路40と、インバータ回路40の出力側に接続され、インバータ回路40の出力電流波形を滑らかにして配電系統3へ出力するフィルタ回路50と、電流指令値iLを生成する電流指令生成器6と、電流指令値iLに基づいてインバータ回路4を制御する変換制御器70と、停電検出器80とを備えている。そして、単相3線式200Vの配電系統3とは、U相電圧出力端子U、中性線O及びW相電圧出力端子Wを備えた系統連系接続端子9uowを介して接続され、自立出力側とは、R相電圧出力端子R、N相電圧出力端子N及びT相電圧出力端子Tを備えた自立運転出力端子9rntを介して接続されている。
単相3線式のインバータ回路40は、コンデンサCdca、Cdcbと、スイッチ素子Q1〜Q4とを備えている。フィルタ回路50は、リアクトルLu、Lwと、コンデンサC1、C2と、コンデンサCfa、Cfbと、連系リレーRY1u、RY1wと、自立用リレーRY2r、RY2n、RY2tと、中性点接続リレーRY3とを備えている。
分散型電源2からの直流母線である正母線41と負母線42との間にコンデンサCdcaとコンデンサCdcbとが直列に接続されている。さらに、正母線41と負母線42との間には、スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2とがU相レグ43として接続されていると共に、スイッチ素子Q3とスイッチ素子Q4とがW相レグ44として接続されている。そして、U相レグ43の中点、すなわちスイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2との接続点がU相出力となり、フィルタ回路50のリアクトルLuと連系リレーRY1uとを介して系統連系接続端子9uowのU相電圧出力端子Uに接続されていると共に、フィルタ回路50のリアクトルLuと自立用リレーRY2rとを介して自立運転出力端子9rntのR相電圧出力端子Rに接続されている。また、W相レグ44の中点、すなわちスイッチ素子Q3とスイッチ素子Q4との接続点がW相出力となり、フィルタ回路50のリアクトルLwと連系リレーRY1wとを介して系統連系接続端子9uowのW相電圧出力端子Wに接続されていると共に、フィルタ回路50のリアクトルLwと自立用リレーRY2tとを介して自立運転出力端子9rntのT相電圧出力端子Tに接続されている。そして、U相電圧出力端子Uと中性線Oとの間には、コンデンサC1が、中性線OとW相電圧出力端子Wとの間には、コンデンサC2がそれぞれ接続されている。
さらに、リアクトルLuと連系リレーRY1u及び自立用リレーRY2rとの接続点と、リアクトルLwと連系リレーRY1w及び自立用リレーRY2tとの接続点との間には、コンデンサCfaとコンデンサCfbとが直列に接続されており、直流電圧の中間電位点となるコンデンサCdcaとコンデンサCdcbとの接続点と、交流電圧の中間電位点となるコンデンサCfaとコンデンサCfbとの接続点とが中性点接続リレーRY3を介して接続されている。そして、交流電圧の中間電位点となるコンデンサCfaとコンデンサCfbとの接続点が自立用リレーRY2nを介して自立運転出力端子9rntのN相電圧出力端子Nに接続されている。
電流指令生成器6は、分散型電源2の出力電圧や出力電流Iに基づいたMPPT制御(Maximum Power Point Tracking:最大電力点追従制御)等により、分散型電源2の発電能力に従った電流指令値iLを生成し、変換制御器70に出力する。
変換制御器70は、連系運転時には、インバータ回路40を単相フルブリッジインバータとして動作させ、電流指令値iL*に基づいてU相出力の出力電流iLuをフィードバック制御する。この場合、インバータ回路40の電気方式は、単相2線式となり、単相3線式200Vの配電系統3への接続は、連系リレーRY1u、RY1wと系統連系接続端子9uowとを介して行われる。また、変換制御器70は、自立運転時には、インバータ回路40を2組の単相ハーフブリッジインバータとして動作させ、R相電圧出力端子RとN相電圧出力端子Nとの間の出力電圧Virnと、N相電圧出力端子NとT相電圧出力端子Tとの間の出力電圧Vintとがそれぞれ100Vになるように、U相レグ43とW相レグ44とを各相独立にフィードバック制御する。この場合、インバータ回路40の電気方式は、単相3線式となる。
停電検出器80は、配電系統3の電圧、電流、及び位相を監視することで、配電系統3における停電等の異常を検出する。停電検出器80は、異常が検出されない通常時において、連系リレーRY1u、RY1wをオンにして系統連系インバータ装置10と配電系統3とを接続すると共に、中性点接続リレーRY3と自立用リレーRY2r、RY2n、RY2tとをオフにして自立運転出力端子9rntを系統連系インバータ装置10から切り離している。停電等の異常を検出すると、停電検出器80は、連系リレーRY1u、RY1wをオフにして系統連系インバータ装置10と配電系統3との接続を解列すると共に、中性点接続リレーRY3と自立用リレーRY2r、RY2n、RY2tとをオンにし、変換制御器70に自立運転を指示する。
次に、本実施の形態の系統連系インバータ装置10の動作について図2を参照して詳細に説明する。
系統連系インバータ装置10は、停電検出器80によっては、配電系統3の停電等の異常が検出されない状態で、配電系統3と接続された連系運転を行う。連系運転時、停電検出器80は、図2に示すように、連系リレーRY1u、RY1wをオンにして系統連系インバータ装置10と配電系統3とを接続すると共に、中性点接続リレーRY3と自立用リレーRY2r、RY2n、RY2tとをオフにして自立運転出力端子9rntを系統連系インバータ装置10から切り離す。これにより、直流電圧の中間電位点となるコンデンサCdcaとコンデンサCdcbとの接続点と、交流電圧の中間電位点となるコンデンサCfaとコンデンサCfbとの接続点とが切り離され、コンデンサCdcaとコンデンサCdcbとが直列接続となると共に、コンデンサCfaとコンデンサCfbとが直列接続となる。そして、変換制御器70は、インバータ回路40を単相フルブリッジインバータとして動作させ、電流指令値iL*に基づいてU相出力の出力電流iLuをフィードバック制御する。すなわち、変換制御器70は、U相レグ43のハイサイドスイッチであるスイッチ素子Q1とW相レグ44のローサイドスイッチであるスイッチ素子Q4とを同時にオンオフすると共に、U相レグ43のローサイドスイッチであるスイッチ素子Q2とW相レグ44のハイサイドスイッチであるスイッチ素子Q3とを同時にオンオフする。そして、変換制御器70は、インバータ回路40の出力電圧、すなわち出力電流iLuに基づいて、スイッチ素子Q1及びスイッチ素子Q4と、スイッチ素子Q2及びスイッチ素子Q3とを交互にオンオフする。これにより、インバータ回路40の電気方式は、単相2線式となり、単相3線式200Vの配電系統3への接続は、オンになっている連系リレーRY1u、RY1wと系統連系接続端子9uowとを介して行われる。
系統連系インバータ装置10は、停電検出器80によっては、配電系統3の停電等の異常が検出すると、配電系統3から解列して自立運転を行う。自立運転時、停電検出器80は、図2に示すように、連系リレーRY1u、RY1wをオフにして系統連系インバータ装置10を配電系統3から解列すると共に、中性点接続リレーRY3と自立用リレーRY2r、RY2n、RY2tとをオンにする。これにより、直流電圧の中間電位点となるコンデンサCdcaとコンデンサCdcbとの接続点と、交流電圧の中間電位点となるコンデンサCfaとコンデンサCfbとの接続点とが接続される。そして、変換制御器70は、インバータ回路40を2組の単相ハーフブリッジインバータとして動作させ、R相電圧出力端子RとN相電圧出力端子Nとの間の出力電圧Virnと、N相電圧出力端子NとT相電圧出力端子Tとの間の出力電圧Vintとがそれぞれ100Vになるように、U相レグ43とW相レグ44とを各相独立にフィードバック制御する。すなわち、変換制御器70は、インバータ回路40におけるインバータ出力の一方の端子であるR相電圧出力端子Rと、インバータ回路40におけるインバータ出力の中性点であるN相電圧出力端子Nとの間の出力電圧Virnに基づいて、U相レグ43のハイサイドスイッチであるスイッチ素子Q1とローサイドスイッチであるスイッチ素子Q2とを交互にオンオフすると共に、インバータ回路40におけるインバータ出力の他方の端子であるT相電圧出力端子Tと、インバータ回路40におけるインバータ出力の中性点であるN相電圧出力端子Nとの間の出力電圧Vintに基づいて、W相レグ44のハイサイドスイッチであるスイッチ素子Q3とローサイドスイッチであるスイッチ素子Q4とを交互にオンオフする。これにより、インバータ回路40の電気方式は、単相3線式となり、単相3線式の各相がそれぞれ100Vに制御される。従って、負荷のバランスが崩れても出力電圧が安定する。また、自立運転モード時に100V+100Vを出力できるため、連系運転時と同定格の電力容量を出力できる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、分散型電源2を配電系統3に接続する系統連系インバータ装置10であって、分散型電源2からの正母線41と負母線42との間(直流母線)に接続されたU相レグ43(第1のレグ)及びW相レグ44(第2のレグ)を有し、分散型電源2が発電する直流電力を交流電力に変換するインバータ回路40と、直流電力の中性点と前記交流電力の中性点の間に接続された中性点接続リレーRY3(中性点接続スイッチ)とを具備し、系統運転時には、中性点接続リレーRY3がオフされ、交流電力がインバータ回路40から配電系統3に単相2線式で出力され、自立運転時には、中性点接続リレーRY3がオンされ、交流電力がインバータ回路40から自立運転出力端子9rntに単相3線式で出力されるように構成されている。
さらに、本実施の形態によれば、インバータ回路40の出力を配電系統3に接続する連系リレーRY1u、RY1w(連系スイッチ)と、インバータ回路40の出力を自立運転出力端子9rntに接続する自立用リレーRY2r、RY2n、RY2t(自立用スイッチ)とを具備し、系統運転時には、連系リレーRY1u、RY1wがオンされると共に、自立用リレーRY2r、RY2n、RY2tがオフされ、自立運転時には、連系リレーRY1u、RY1wがオフされると共に、自立用リレーRY2r、RY2n、RY2tがオンされるように構成されている。
さらに、本実施の形態によれば、系統運転時には、インバータ回路40のU相レグ43及びW相レグ44からの出力が配電系統3に接続され、自立運転時には、インバータ回路40のU相レグ43及びW相レグ44からの出力と、交流電力の中性点とが自立運転出力端子9rntに接続されるように構成されている。
さらに、本実施の形態によれば、インバータ回路40は、系統運転時には、単相フルブリッジインバータとして駆動され、自立運転時には、独立して制御される2組の単相ハーフブリッジインバータとして駆動されるように構成されている。
この構成により、本実施の形態は、自立運転時には、単相3線式200Vを出力することができるため、単相トランスが不要となり、システムを大型化および大幅なコストアップすることなく、分散型電源2の出力電力容量を最大限利用して、連系運転時と同定格の電力容量を出力できる。また、自立運転時には、2組の単相ハーフブリッジインバータを組みわせた単相3線式インバータが構成されるため、一般負荷に供給する出力端子電圧が100Vとなるよう、出力電圧Virnと出力電圧Vintとを各相個別にフィードバック制御するとこができる。
以上、本発明を具体的な実施の形態で説明したが、上記実施の形態は一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更して実施できることは言うまでも無い。
1、10 系統連系インバータ装置
2 分散型電源
3 配電系統
4、40 インバータ回路
5、50 フィルタ回路
6 電流指令生成器
7、70 変換制御器
8、80 停電検出器
9uow 系統連系接続端子
9rn、9rnt 自立運転出力端子
41 正母線
42 負母線
43 U相レグ
44 W相レグ
C1〜C2 コンデンサ
Cdca、Cdcb コンデンサ
Cfa、Cfb コンデンサ
Lu、Lw リアクトル
RY1u、RY1w 連系リレー
RY2r、RY2n、RY2t 自立用リレー
RY3 中性点接続リレー

Claims (4)

  1. 分散型電源を配電系統に接続する系統連系インバータ装置であって、
    前記分散型電源からの直流母線に接続された第1のレグ及び第2のレグを有し、前記分散型電源が発電する直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、
    前記直流電力の中性点と前記交流電力の中性点の間に接続された中性点接続スイッチとを具備し、
    系統運転時には、前記中性点接続スイッチがオフされ、前記交流電力が前記インバータ回路から前記配電系統に単相2線式で出力され、
    自立運転時には、前記中性点接続スイッチがオンされ、前記交流電力が前記インバータ回路から自立運転出力端子に単相3線式で出力されることを特徴とする系統連系インバータ装置。
  2. 前記インバータ回路の出力を前記配電系統に接続する連系スイッチと、
    前記インバータ回路の出力を前記自立運転出力端子に接続する自立用スイッチとを具備し、
    系統運転時には、前記連系スイッチがオンされると共に、前記自立用スイッチがオフされ、
    自立運転時には、前記連系スイッチがオフされると共に、前記自立用スイッチがオンされることを特徴とする請求項1記載の系統連系インバータ装置。
  3. 系統運転時には、前記インバータ回路の前記第1のレグ及び前記第2のレグからの出力が前記配電系統に接続され、
    自立運転時には、前記インバータ回路の前記第1のレグ及び前記第2のレグからの出力と、前記交流電力の中性点とが前記自立運転出力端子に接続されることを特徴とする請求項1又は2記載の系統連系インバータ装置。
  4. 前記インバータ回路は、系統運転時には、単相フルブリッジインバータとして駆動され、
    自立運転時には、独立して制御される2組の単相ハーフブリッジインバータとして駆動されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の系統連系インバータ装置。
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