JP2015014002A - 吸水性樹脂の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリアクリル酸塩系吸水性樹脂に表面架橋剤および水を混合機中で添加する工程、混合機から取り出した吸水性樹脂混合物を反応機中で加熱または活性エネルギー線照射で表面架橋剤と反応させる工程を順次含む、表面架橋された吸水性樹脂の製造方法であって、混合機中での水の添加の一部または全部を水蒸気で添加する製造方法。
【選択図】なし
Description
(1−1)「吸水性樹脂」
本発明における「吸水性樹脂」とは、水膨潤性水不溶性の高分子ゲル化剤を意味する。なお、「水膨潤性」とは、ERT441.2−02で規定するCRC(無加圧下吸水倍率)が通常5[g/g]以上であることをいい、また、「水不溶性」とは、ERT470.2−02で規定するExt(水可溶分)が通常0〜50重量%(特には20重量%以下)であることをいう。
本発明における「ポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂」とは、繰り返し単位として、アクリル酸および/またはその塩(以下、アクリル酸(塩)と称する)を主成分とする吸水性樹脂を意味する。
「EDANA」は、欧州不織布工業会(European Disposables and Nonwovens Associations)の略称であり、「ERT」は、欧州標準(ほぼ世界標準)である吸水性樹脂の測定方法(EDANA Recomeded Test Method)の略称である。なお、本発明においては、特に断りのない限り、ERT原本(公知文献:2002年改定)に準拠して、吸水性樹脂等の物性を測定する。
「CRC」は、Centrifuge Retention Capacity(遠心分離機保持容量)の略称であり、無加圧下吸水倍率(以下、「吸水倍率」と称することもある)を意味する。具体的には、0.9重量%塩化ナトリウム水溶液に対する30分間の自由膨潤後さらに遠心分離機で水切りした後の吸水倍率(単位;[g/g])である。
「AAP」は、Absorption Against Pressureの略称であり、加圧下吸水倍率を意味する。具体的には、0.9重量%塩化ナトリウム水溶液に対する1時間、2.06kPaでの荷重下膨潤後の吸水倍率(単位;[g/g])であるが、本発明においては、1時間、4.83kPa荷重下での吸水倍率(単位;[g/g])とした。
「Ext」は、Extractablesの略称であり、水可溶分(水可溶成分量)を意味する。具体的には、0.9重量%塩化ナトリウム水溶液200gに対して、吸水性樹脂1gを16時間攪拌した後、溶解したポリマー量をpH滴定で測定した値(単位;重量%)である。
荷重下または無荷重下における膨潤ゲルの粒子間を流れる液の流れを「通液性」という。この「通液性」の代表的な測定方法として、SFC(Saline Flow Conductivity)や、GBP(Gel Bed Permeability)がある。
本明細書において、範囲を示す「X〜Y」は、「X以上、Y以下」であることを意味し、(メタ)アクリル酸等に用いられる「(メタ)アクリル」はアクリルまたはメタクリルを意味する。また、重量の単位である「t(トン)」は、「Metric ton(メトリック トン)」であることを意味し、さらに、特に注釈のない限り、「ppm」は「重量ppm」または「質量ppm」を意味する。
(2−1)アクリル酸(塩)水溶液
(a)単量体
本発明で使用できる不飽和単量体として、アクリル酸、メタクリル酸、(無水)マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸、ビニルスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、(メタ)アクリロキシアルカンスルホン酸、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニルアセトアミド、(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等の親水性モノマー類、並びにそれらの塩が挙げられる。
任意に使用できる架橋剤としては、例えば、N,N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリオキシエチレン)トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(β−アクリロイルオキシプロピオネート)、トリメチロールプロパントリ(β−アクリロイルオキシプロピオネート)、ポリ(メタ)アリロキシアルカン等の分子内に重合性二重結合を少なくとも2個有する化合物;ポリグリシジルエーテル(エチレングリコールジグリシジルエーテル)、ポリオール(エチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ソルビトール)等のカルボキシル基と反応して共有結合を形成し得る化合物の1種または2種以上が挙げられる。
これらの単量体は、通常、水溶液で重合され、その単量体濃度は、通常10〜90重量%、好ましくは20〜80重量%、より好ましくは30〜70重量%、特に好ましくは30〜60重量%の範囲である。
(a)重合方法
本発明の吸水性樹脂は、前記不飽和単量体を架橋重合し、含水ゲル状重合体を得ることにより製造される。重合は、性能面や重合の制御の容易さから、通常、噴霧重合、滴下重合、水溶液重合または逆相懸濁重合、特に、従来、その不定形状粒子のために粒度制御が困難であった水溶液重合、さらには連続水溶液重合で行われる。
本発明で使用される重合開始剤は、重合の形態によって適宜選択される。このような重合開始剤としては、好ましくは水溶性重合開始剤、さらには、光分解型重合開始剤、熱分解型重合開始剤、レドックス系重合開始剤等を例示することができる。また、本発明においては、光分解型重合開始剤と熱分解型重合開始剤とを併用することも好ましい。
乾燥効率、乾燥後の粉砕効率並びに物性の面から、乾燥前の含水ゲル状重合体が、重合中ないし重合後に細粒化されていることが好ましい。
上記の含水ゲル重合体、好ましくは粒子状含水ゲル重合体は、粉砕が可能となる固形分量になるまで乾燥される。ここで、乾燥工程に供される親水性架橋重合体(含水ゲル状重合体)の形態は、ニーダー、ミートチョッパーおよびカッターなどによる粗砕含水ゲル並びにその凝集物、シート状含水ゲルである。この乾燥工程の中に適宜、凝集物の解砕工程や粗砕工程を入れてもよい。このような技術として、例えば、米国特許第6187902号が採用される。
乾燥により得られた乾燥物は、粒径制御のため、粉砕、および必要により分級される。これらの方法については、例えば、国際公開第2004/69915号(米国特許出願公開第2006/024755号)に記載されている。
(2−6−1)表面架橋工程
表面架橋工程は本発明の特徴的な部分である。すなわち、本発明の吸水性樹脂の製造方法は、粒子状吸水性樹脂に表面架橋剤および水を混合機中で添加する工程、混合機から取り出した吸水性樹脂混合物を反応機中で加熱または活性エネルギー線照射で表面架橋剤と反応させる工程を順次含む、表面架橋された吸水性樹脂粒子の製造方法であって、混合機中での水の添加の一部または全部を水蒸気で添加することを特徴とする。
本発明において表面架橋剤としては、種々の有機架橋剤または無機架橋剤を例示することができるが、例えば、上記文献1〜34に例示の公知の架橋剤を用いることができる。本発明では、表面架橋剤は吸水性樹脂の架橋を行うものであれば特に制限なく使用でき、単量体を重合して表面架橋する技術(特許文献20、21)や過硫酸塩などでラジカル架橋する技術(特許文献22)も架橋剤として使用ないし包含できる。物性や取り扱い性の観点から、好ましくは、吸水性樹脂のカルボキシル基(特にポリアクリル酸の中和または未中和のカルボキシル基)と反応、特に共有結合またはイオン結合で反応、さらには共有結合で反応する表面架橋剤が使用できる。
上記「(2−5)粒度を制御する工程」を経た粒子状吸水性樹脂は、好ましくは、加熱もしくは保温された貯蔵設備に一時的に保存され、フィーダーによって定量的に表面架橋工程に供給される。好ましいフィーダーはサークルフィーダーまたはスクリューフィーダーである。
本発明の第一の製造方法は、混合機中に水蒸気を供給することである。好ましくは1気圧より高い蒸気圧の飽和水蒸気を蒸気ラインにより混合機に供給する。1気圧より高い蒸気圧とすることで、ブロワー等、気体を供給する装置が不要となり、効率よく水蒸気を供給することができる。
本発明において、混合機中で粒子状吸水性樹脂に表面架橋剤を添加し、混合した後、表面架橋剤と粒子状吸水性樹脂とを反応させるために加熱または活性エネルギー線の照射を行う。
(ii)撹拌羽根の回転軸は、少なくとも1本は鉛直方向(縦型混合機)である、
(iii)開口度が5〜70%の仕切りにより、混合槽が上下に2室以上に分けられている。
(i)300〜3000rpmで撹拌羽根が回転する、
(ii)撹拌羽根の回転軸は、少なくとも1本は鉛直方向である、
(iii)開口度が5〜70%の仕切りにより、混合槽が上下に2室以上に分けられている、
を満たす連続混合装置を使用することを特徴とする方法を提供する。
粒子状吸水性樹脂中の水分の増加は、液体の水として混合機に供給されて粒子状吸水性樹脂に取り込まれる水分量と、水蒸気として混合機に供給されて粒子状吸水性樹脂に取り込まれる水分量との和である。なお、水蒸気として混合機に供給されて粒子状吸水性樹脂に取り込まれる水分には、直接的な水蒸気の吸収と、水蒸気の結露水の吸収とがあり得るが、本発明では特に問わない。
表面架橋剤を混合後の吸水性樹脂混合物は、反応機中で加熱または活性エネルギー照射が行われる。好ましくは、吸水性樹脂混合物は加熱処理され、必要によりその後に冷却処理される。加熱温度は、好ましくは70〜300℃、より好ましくは120〜250℃、さらに好ましくは150〜250℃の範囲である。また、加熱時間は、好ましくは1分以上、通常6分〜10時間、さらに好ましくは10分〜2時間である。
本発明の表面架橋方法では小ケールやバッチ反応では効果が小さい場合もあり、連続巨大スケールの連続生産に好適に使用でき、通常、0.1[t/hr]以上、好ましくは、1[t/hr]、さらには2〜100[t/hr]の連続生産に好適に使用できる。
本発明では上記水蒸気添加を達成手段の一例として、表面架橋剤および水を混合機中に添加する工程において、粒子状吸水性樹脂の温度に対して、得られた吸水性樹脂混合物(通常、粒子状吸水性樹脂100重量部に対して、表面架橋剤0.001〜10重量部、水0.5〜10重量部を混合したもの)の温度を、2℃以上昇温、さらには3〜60℃昇温、4〜50℃昇温、5〜40℃昇温、6〜30℃昇温させることが好ましい。
本発明の吸水性樹脂の製造方法により得られた吸水性樹脂粒子は、表面架橋と同時または表面架橋後に、さらに通液性向上剤が添加されることが好ましい。通液性向上剤を添加することにより、より従来技術との差が顕著に現れ、本発明が明確化される。通液性向上剤が添加されることによって、上記吸水性樹脂粒子は通液性向上剤層を有することになる。これにより、上記吸水性樹脂粒子は、さらに、通液性に優れることになる。
本発明のもう一つの実施形態である微粉同士を結着する工程では、上述した、(i)〜(iii)を満たす縦型混合装置により、微粉と結着剤とが混合され、結着物となって排出されることが好ましい。
表面架橋された吸水性樹脂粒子は、重合中または重合後に、滑剤、キレート剤、消臭剤、抗菌剤、水、界面活性剤、水不溶性微粒子、酸化防止剤、還元剤等が吸水性樹脂粒子に0〜30重量%、さらには0.01〜10重量%程度で添加混合されうる。好適に使用できるキレート剤は、米国特許第6599989号、国際公開第2008/090961号等に、界面活性剤や滑剤は、米国特許第6107358号、同第7473739号等に例示されている。
上記の工程以外に、必要により、整粒工程、微粉除去工程、微粉リサイクル工程等を設けてもよい。例えば、米国特許第5264495号、米国特許第5369148号、米国特許第5478879号、米国特許第6228930号、米国公開公報第2006/247351号、国際公開公報第2006/101271号等に記載の工程が挙げられる。
衛生材料、特に紙オムツを目的とする場合、上記重合や表面架橋をもって、下記(a)〜(h)に挙げる好ましい物性の範囲の少なくとも1つ、さらにはAAPを含め2つ以上、特に3つ以上を満たすように制御されることが好ましい。下記範囲を満たさない場合、後述の高濃度おむつでは十分な性能を発揮しないことがある。
かかる吸水性樹脂は初期着色に優れ、例えば、ハンターLab表面色系において、L値(Lightness)が好ましくは85以上、より好ましくは87以上、さらに好ましくは89以上であり、b値が−5〜10、より好ましくは−5〜5、さらに好ましくは−4〜4であり、また、a値は−2〜2、少なくとも−1〜1、好ましくは−0.5〜1、最も好ましくは0〜1である。YI値は10以下、さらには8以下、特に6以下であり、WB値は70以上、さらには75以上、特に77以上である。さらに、かかる吸水性樹脂は経時着色にも優れ、長期保存の促進試験(モデル)である高温高湿でも十分な白色度を示す。
加圧下吸水倍率(AAP)は、荷重をかけた状態での、吸水性樹脂の吸水倍率を示している。
生理食塩水流れ誘導性(SFC)は、吸水性樹脂の膨潤時の通液性を示す値であり、その値が大きいほど高い通液性を有することを示している。
無加圧下吸水倍率(CRC)は、好ましくは10[g/g]以上であり、より好ましくは20[g/g]以上、さらに好ましくは25[g/g]以上、特に好ましくは30[g/g]以上に制御される。CRCは高いほど好ましく上限値は特に限定されないが、他の物性とのバランスから、通常100[g/g]以下、好ましくは50[g/g]以下、より好ましくは45[g/g]以下、さらに好ましくは40[g/g]以下である。
水可溶分は、好ましくは0〜35質量%以下、より好ましくは25質量%以下であり、さらに好ましくは15質量%以下、特に好ましくは10質量%以下である。
上記重合を達成手段の一例として、残存モノマー(残存単量体)量は通常500ppm以下、好ましくは0〜400ppm、より好ましくは0〜300ppm、特に好ましくは0〜200ppmを示す。
吸水速度や耐衝撃性からも好ましくは所定量の水が残存(例えば、含水率0.1〜10重量%、さらに好ましくは1〜8重量%)するように調整される。
固形分量(重量%)=100−含水率(重量%)
で定義される固形分量は、85〜99.9重量%が好ましく、90〜99.9重量%がより好ましく、95〜99.9重量%がさらに好ましい。固形分量が上記範囲を外れると、物性が低下することがある。
上記工程等を経た、最終的な吸水性樹脂としては、物性面から重量平均粒子径(D50)が300〜600μmであること好ましく、350〜500μmであることがさらに好ましい。850〜150μmの割合が90〜100重量%、さらには95〜100重量%特に98〜100重量%に制御されることが好ましい。
本発明に係る吸水性樹脂は、吸水を目的とした用途に用いられ、吸収体や吸収性物品として広く使用されるが、特に、尿や血液等の体液を吸収するための衛生材料として好適に用いられる。特に、従来、原料由来の臭気、着色等が問題になっていた高濃度オムツ(1枚のオムツに多量の吸水性樹脂を使用したもの)に使用され、特に前記吸収性物品中の吸収体上層部に使用された場合に、特に優れた性能が発揮される。
以下に、製造例、実施例、比較例によって本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。異なる実施例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施例についても、本発明の範囲に含まれる。
<粒径>
粒径の分布および重量平均粒子径(D50)は、以下で説明するように、試料を標準篩にかけることにより測定した。
<含水率>
含水ゲル状重合体ないし粒子状吸水性樹脂1gを6cmのアルミ皿に薄く広げて、180℃の無風オーブンで3時間乾燥することで、その乾燥前の重量と乾燥後の重量とを測定し、下記式に代入することにより含水率(重量%)を測定した。なお、固形分(重量%)は、(100−含水率)(重量%)で規定される。
粒子状吸水性樹脂0.2gを不織布製の袋(60mm×60mm、南国パルプ工業(製)ヒートロンペーパー GS−22)に均一に入れ、ヒートシール後、0.9重量%塩化ナトリウム水溶液(生理食塩水)中に浸漬した。30分後に袋を引き上げ、遠心分離器を用いて250×9.81m/s2(250G)で3分間水切りを行った後、袋の質量W1(g)を測定した。また、同様の操作を、粒子状吸水性樹脂を用いないで行い、そのときの質量W0(g)を測定した。そして、これら質量W1、W0から、式(1)に従って無加圧下吸収倍率(CRC)を算出した。
4.83kPa(0.7Psi)の圧力になるように調製した荷重を準備した。そして、底に400メッシュ(目開き38μm)の金網を貼着した直径60mmのプラスチック円筒の金網上に、粒子状吸水性樹脂0.90gを均一に散布した。その上に、上記荷重を載せて、この測定装置一式の質量W2(g)を測定した。
ERT470.2−02に従って測定した。
生理食塩水流れ誘導性(SFC)は、米国公開特許第2004−0106745号明細書、特表平09−509591号公報の塩水流れ誘導性(SFC)試験に準じて行った。
L0:cmで表したゲル層の高さ
ρ:NaCl溶液の密度(1.003g/cm3)
A:セル中のゲル層上側の面積(28.27cm2)
ΔP:ゲル層にかかる静水圧(4920dyne/cm2)
〔製造例1〕
2本のシグマ型ブレードを備えたニーダーに、アクリル酸ナトリウム水溶液、アクリル酸および水からなる単量体水溶液(単量体濃度:39wt%、中和率:75モル%)を調製し、さらにこの単量体水溶液に、ポリエチレングリコールジアクリレート(平均エチレンオキシドユニット数:9)を0.07モル%(対単量体)となるように溶解させた。
図4で模式的に示された、撹拌羽根5を仕切りの上方に3枚、下方に3枚、仕切りの側面に3枚備えた内容積5Lの縦型回転円盤型混合機(混合槽の最大直径(D)300mm(最大半径150mm)、混合槽の高さ(H)70mm、開口度20%、堰長さ(α)21mm、堰角度(β)45°、内壁をフッ素樹脂コート)を用いて、1000rpmで攪拌羽根を回転させ、定量供給機(アキュレートInc.製)を用いて、上記の粒子状吸水性樹脂(A−1)を200kg/hrで上記混合機に供給した。
水蒸気注入量を5[kg/hr]から15[kg/hr]に変更したこと以外は実施例1と同様にして、粒子状吸水性樹脂(A−1)と組成液(B−1)の混合物(C−2)、および表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−2)を得た。混合開始の30分後に混合を止めて混合機の内部を点検したところ、付着はなかった。また、上記の混合物(C−2)の温度は79℃で、含水率は10.2重量%、流量は214[kg/hr]であった。従って、水蒸気により供給された水は6[kg/hr]となる。表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−2)の物性を表1に示す。
混合機内部に水蒸気を注入しなかったこと以外は実施例1と同様にして、粒子状吸水性樹脂(A−1)と組成液(B−1)の混合物(E−1)、および表面架橋された吸水性樹脂粒子(F−1)を得た。混合物(E−1)の温度は58℃であった。表面架橋された吸水性樹脂粒子(F−1)の物性を表1に示す。
混合機内部に水蒸気を注入せずに、組成液(B−1)の代わりに水の量を増やした組成液(B−2)を使用したこと以外は実施例1と同様にして、粒子状吸水性樹脂(A−1)と組成液(B−1)の混合物(E−2)、および表面架橋された吸水性樹脂粒子(F−2)を得た。なお、表面架橋された吸水性樹脂粒子(F−2)の含水率は1%であった。
実施例3の、粒子状吸水性樹脂(A−1)と組成液(B−1)との混合物(E−1)を、粒子状吸水性樹脂(A−1)と組成液(B−1)との混合に用いた混合機に再度投入し、水蒸気を5[kg/hr]で上記混合機に注入して水蒸気加熱した。得られた混合物(C−3)の含水率は9.0重量%であった。この混合物(C−3)を実施例1と同様に加熱処理することにより表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−3)を得た。表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−3)の物性を表1に示す。
実施例1において、組成液(B−1)の代わりに水の量を0重量部とした組成液(B−3)を使用したこと以外は実施例1と同様にして、粒子状吸水性樹脂(A−1)と組成液(B−3)の混合物(C−4)、および表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−4)を得た。なお、組成液(B−3)は粒子状吸水性樹脂100重量部に対し、1,4−ブタンジオール/プロピレングリコール/水=0.4重量部/0.6重量部/0重量部であった。また、組成液(B−3)の温度は25℃であった。混合物(C−4)の温度は57℃で、多数の凝集物が見られた。表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−4)の物性を表1に示す。
製造例1で得られた、60℃に調温された粒子状吸水性樹脂(A−1)5.00kgと組成液(B−1)0.20kgとを、鋤型羽根、解砕羽根、噴霧ノズル(一流体噴霧ノズル、いけうち社製、No.6)およびジャケットを備えた内容積20Lの横型混合機(Ledige Mixer、Ledige社製)を用い、ノズル(内径3mmの直管)から0.6kPa(ゲージ圧)流量5[kg/hr]の飽和水蒸気(撹拌機内部開放)を供給しながら30秒間撹拌した。なお、混合機の回転数は200rpm、解砕羽根の回転速度は2000rpm、ジャケット温度は60℃であった。
水蒸気を供給しなかったこと以外は実施例7と同様にして、粒子状吸水性樹脂(A−1)と組成液(B−1)との混合物(G−1)、および表面架橋された吸水性樹脂粒子(H−1)を得た。混合物(G−1)の温度は61℃であった。表面架橋された吸水性樹脂粒子(H−1)の物性を表1に示す。
製造例1で得られた粒子状吸水性樹脂(A−1)を、袋詰めした状態でオーブンに入れて60℃に加熱した。
粒子状吸水性樹脂をオーブンで加熱する操作を行わなかった以外は、実施例3と同様の操作を行った。このとき定量供給機出口から粒子状吸水性樹脂(A−1)を採取し、接触型温度計で温度を測定すると24℃であった。混合を始めて30分後に混合を止めて内部点検したところ、混合機の側壁に吸水性樹脂の付着が見られた。
表1に示すように、比較例1、2(横型混合機の使用)に対し、実施例7(横型混合機の使用、水蒸気注入(または得られる吸水性樹脂混合物の温度を2℃以上昇温))では生理食塩水流れ誘導性(SFC)が向上することが確認された。なお、本願縦型混合機を使用し、水分取り込み量として同じ5重量部である実施例1と実施例4との比較から、水蒸気の使用によって、加圧下吸水倍率(AAP)が22[g/g](比較例2)から24[g/g](実施例1)、生理食塩水流れ誘導性(SFC)が75[10−7×cm3×s×g−1](比較例2)から105[10−7×cm3×s×g−1](実施例1)へと飛躍的に向上することが確認された。また、比較例1、2(横型混合機の使用)に対し、実施例3(本願縦型混合機の使用)では加圧下吸水倍率(AAP)が向上することが確認された。さらに実施例1および2(本願縦型混合機の使用、水蒸気注入(または得られる吸水性樹脂混合物の温度を2℃以上昇温))では加圧下吸水倍率(AAP)と生理食塩水流れ誘導性(SFC)がともに向上することが確認された。
水蒸気および本願縦型混合機を表面架橋に使用した実施例1において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち、実施例1で得られた、表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−1)35gとガラスビーズ10gとを、225mlのマヨネーズ瓶に入れ、プロセス上の耐衝撃モデルとして、ペイントシェイカー(東洋精機(株)製)で30分間振とうした。次いで、振とう後の吸水性樹脂粒子30gに、該吸水性樹脂粒子100重量部に対して、50%硫酸アルミニウム水溶液/プロピレングリコール/乳酸ナトリウム=1.0重量部/0.025重量部/0.3重量部からなる通液性向上剤0.3gを添加・混合後、60℃の乾燥機で30分間硬化を行った。硬化後、ガラスビーズ10gの入った225mlのマヨネーズ瓶に入れ、ペイントシェイカーで10分間振とうし、アルミ表面処理物(I−1)を得た。アルミ表面処理物(I−1)の物性を表2に示す。
本願縦型混合機を表面架橋に使用した実施例3において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち、上記実施例8で表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(F−1)に変更したこと以外は実施例8と同様に行い、アルミ表面処理物(I−2)を得た。アルミ表面処理物(I−2)の物性を表2に示す。
本願縦型混合機を表面架橋に使用した実施例4において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち、上記実施例8で表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(F−2)に変更したこと以外は実施例8と同様に行い、アルミ表面処理物(I−3)を得た。アルミ表面処理物(I−3)の物性を表2に示す。
水蒸気および縦型混合機を使用しない比較例1において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち、表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(H−1)に変更したこと以外は実施例8と同様に行い、アルミ表面処理物(J−1)を得た。アルミ表面処理物(J−1)の物性を表2に示す。
実施例3で得た表面架橋吸水性樹脂粒子(F−1)を、ポリプロピレン袋に袋詰めした状態でオーブンに入れて100℃に加熱した。実施例1と同様の縦型回転円盤型混合機を用いて、表面架橋吸水性樹脂粒子(F−1)500kg/hrに、硫酸アルミニウム14−18水和物、乳酸ナトリウムおよび水からなる表面処理剤5kg/hrを注入しながら連続的に混合した。なお、定量供給機出口で粒子状吸水性樹脂(F−1)を採取し、これに接触型温度計を差し込んで温度を測定すると94℃であった。
実施例3で得た表面架橋吸水性樹脂粒子(F−1)を、ポリプロピレン袋に袋詰めした状態でオーブンに入れて100℃に加熱した。比較例2と同様の横型連続式混合機を用いて、表面架橋吸水性樹脂粒子(F−1)500kg/hrに、硫酸アルミニウム14−18水和物、乳酸ナトリウムおよび水からなる表面処理剤5kg/hrを注入しながら連続的に混合した。なお、定量供給機出口で粒子状吸水性樹脂(D−5)を採取し、これに接触型温度計を差し込んで温度を測定すると95℃であった。また、上記表面処理剤中の各成分の組成比(質量比)は、吸水性樹脂100質量部に対し、硫酸アルミウム14−18水和物/乳酸ナトリウム/水=0.4/0.1/0.5である。得られた混合物を、撹拌下、100℃で10分間加熱処理し、吸水性樹脂粒子(L−1)を得た。アルミ表面処理された吸水性樹脂粒子(L−1)の物性を表2に示す。
表2では、表1の表面架橋においてさらに通液性向上剤(硫酸アルミニム)を使用した結果を示す。表2に示すように、水分取り込み量として同じ5重量部である実施例8と実施例10との比較から、表面架橋後の通液性向上剤(硫酸アルミニウム)添加量が同じであっても、水蒸気使用の有無によって、生理食塩水流れ誘導性(SFC)およびその上昇度に影響を及ぼすことが分かる。すなわち、実施例8のSFCが140[10−7×cm3×s×g−1](上昇度;35[10−7×cm3×s×g−1])に対して、実施例10では、SFCが90[10−7×cm3×s×g−1](上昇度;15[10−7×cm3×s×g−1])であった。
製造例1で得られた吸水性樹脂の微粉(a)を、袋詰めした状態でオーブンに入れて60℃に加熱した。
混合機の堰構造の条件を堰長さ堰長さ(α)21mm、堰角度(β)20°としたこと以外は実施例12と同様にして、結着物およびその粉砕物(a2)を得た。上記結着物は球状で、速やかに分級して粒子径分布を測定したところ、結着物の重量平均粒子径(D50)は4.0mm、対数標準偏差(σζ)は0.54であった。上記粉砕物(a2)は、無加圧下吸収倍率(CRC)が34g/g、重量平均粒子径(D50)が400μm、粒子径150μm以下の粒子状吸水性樹脂の含有率が13wt%であった。
微粉をオーブンで加熱する操作を行わなかったこと以外は、実施例12と同様の操作を行った。このとき定量供給機出口から粒子状吸水性樹脂(a)を採取し、接触型温度計で温度を測定すると23℃であった。混合を始めて30分後に混合を止めて内部点検したところ、混合機の投入口と側壁に吸水性樹脂の付着が見られた。
製造例1で得られた吸水性樹脂の微粉(a)を、袋詰めした状態でオーブンに入れて60℃に加熱した。図6に示す横型連続式混合機において、1300rpmで攪拌翼を回転させ、上記ケーシング内における回転軸6の右端に設けられた供給口から、製造例1で得られた吸水性樹脂の微粉(a)を、定量供給機(アキュレートInc.製)を用いて、500kg/hrで供給した。
48.5重量%水酸化ナトリウム水溶液、アクリル酸、および水を単量体濃度45wt%、中和率:70モル%なるように供給し、さらに単量体水溶液に、ポリエチレングリコールジアクリレート(平均エチレンオキシドユニット数:9)を0.07モル%(対単量体)、1重量%ジエチレントリアミン5酢酸3ナトリウム水溶液を100ppm(対単量体)となるように上記単量体に加え、連続的に混合した。このとき、単量体水溶液の温度は95℃であった。
実施例1において粒子状吸水性樹脂(A−1)を粒子状吸水性樹脂(A−2)に、加熱処理の条件を212℃(オイルバス温度)、35分とした以外は、実施例1と同様にして、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を得た。表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)の物性を表3に示す。なお、組成液(B−1)を混合機中で添加する工程において、粒子状吸水性樹脂(A−2)の温度に対して、得られる吸水性樹脂混合物の温度上昇は18℃であった。
実施例14において、組成液(B−1)を粒子状吸水性樹脂100重量部に対し、1,4−ブタンジオール/水=0.9重量部/3.0重量部である組成液(B−4)に変更し、加熱処理の条件を218℃(オイルバス温度)、25分とした以外は、実施例14と同様にして、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−2)を得た。表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−5)の物性を表3に示す。なお、組成液(B−4)を混合機中で添加する工程において、粒子状吸水性樹脂(A−2)の温度に対して、得られる吸水性樹脂混合物の温度上昇は19℃であった。
実施例14において、組成液(B−1)を粒子状吸水性樹脂100重量部に対し、1,6−ヘキサンジオール/水=0.9重量部/3.0重量部である組成液(B−5)に変更し、加熱処理の条件を218℃(オイルバス温度)、35分とした以外は、実施例14と同様にして、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−3)を得た。表面架橋された吸水性樹脂粒子(D−6)の物性を表3に示す。なお、組成液(B−5)を混合機中で添加する工程において、粒子状吸水性樹脂(A−2)の温度に対して、得られる吸水性樹脂混合物の温度上昇は17℃であった。
実施例14において、組成液(B−1)を粒子状吸水性樹脂100重量部に対し、炭酸エチレン/水=0.9重量部/3.0重量部である組成液(B−6)に変更し、加熱処理の条件を218℃(オイルバス温度)、20分とした以外は、実施例14と同様にして、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−4)を得た。表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−4)の物性を表3に示す。なお、組成液(B−6)を混合機中で添加する工程において、粒子状吸水性樹脂(A−2)の温度に対して、得られる吸水性樹脂混合物の温度上昇は18℃であった。
実施例14において、混合機内部に水蒸気を注入せずに、組成液(B−1)の代わりに組成液(B−2)を使用した以外は実施例14と同様にして、表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−1)を得た。表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−1)の物性を表3に示す。なお、組成液(B−2)を混合機中で添加する工程において、粒子状吸水性樹脂(A−2)の温度に対して、得られる吸水性樹脂混合物の温度上昇は0℃であった。
実施例15において、混合機内部に水蒸気を注入せずに、組成液(B−4)の代わりに実施例15で水蒸気からの吸収に相当する分だけ水の量を増やした組成液(B−7)を使用した以外は実施例15と同様にして、表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−2)を得た。なお、組成液(B−7)は粒子状吸水性樹脂100重量部に対し、1,4−ブタンジオール/水=0.9重量部/5.0重量部であった。表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−2)の物性を表3に示す。なお、組成液(B−7)を混合機中で添加する工程において、粒子状吸水性樹脂(A−2)の温度に対して、得られる吸水性樹脂混合物の温度上昇は0℃であった。
実施例16において、混合機内部に水蒸気を注入せずに、組成液(B−5)の代わりに実施例11で水蒸気からの吸収に相当する分だけ水の量を増やした組成液(B−8)を使用した以外は実施例16と同様にして、表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−3)を得た。なお、組成液(B−8)は粒子状吸水性樹脂100重量部に対し、1,6−ヘキサンジオール/水=0.9重量部/5.0重量部であった。表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−3)の物性を表3に示す。なお、組成液(B−8)を混合機中で添加する工程において、粒子状吸水性樹脂(A−2)の温度に対して、得られる吸水性樹脂混合物の温度上昇は0℃であった。
実施例17において、混合機内部に水蒸気を注入せずに、組成液(B−6)の代わりに実施例17で水蒸気からの吸収に相当する分だけ水の量を増やした組成液(B−9)を使用した以外は実施例17と同様にして、表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−4)を得た。なお、組成液(B−9)は粒子状吸水性樹脂100重量部に対し、炭酸エチレン/水=0.9重量部/5.0重量部であった。表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−4)の物性を表3に示す。なお、組成液(B−9)を混合機中で添加する工程において、粒子状吸水性樹脂(A−2)の温度に対して、得られる吸水性樹脂混合物の温度上昇は0℃であった。
表3に示すように、いずれも本願の縦型混合機を用い、各表面架橋剤の使用に対し、表面架橋剤混合中の水蒸気の使用または混合物の昇温により、表面架橋された吸水性樹脂粒子の加圧下吸水倍率(AAP)または生理食塩水流れ誘導性(SFC)、特にSFCについて物性が向上することが確認された。
実施例14において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち、実施例14で得られた、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)35gとガラスビーズ10gとを、225mlのマヨネーズ瓶に入れ、プロセス上の耐衝撃モデルとして、ペイントシェイカー(東洋精機(株)製)で30分間振とうした。次いで、振とう後の吸水性樹脂粒子30gに、該吸水性樹脂粒子100重量部に対して、50%硫酸アルミニウム水溶液/プロピレングリコール/乳酸ナトリウム=1.0重量部/0.025重量部/0.3重量部からなる通液性向上剤0.3gを添加・混合後、60℃の乾燥機で30分間硬化を行った。硬化後、ガラスビーズ10gの入った225mlのマヨネーズ瓶に入れ、ペイントシェイカーで10分間振とうし、アルミ表面処理物(O−1)を得た。アルミ表面処理物(O−1)の物性を表4に示す。
実施例15において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち、実施例22において表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−2)に変更した以外は実施例22と同様に行い、アルミ表面処理物(O−2)を得た。アルミ表面処理物(O−2)の物性を表4に示す。
実施例16において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち実施例22において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−3)に変更した以外は実施例22と同様に行い、アルミ表面処理物(O−3)を得た。アルミ表面処理物(O−3)の物性を表4に示す。
実施例17において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち実施例22において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−4)に変更した以外は実施例22と同様に行い、アルミ表面処理物(O−4)を得た。アルミ表面処理物(O−4)の物性を表4に示す。
実施例18において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち実施例22において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−1)に変更した以外は実施例22と同様に行い、アルミ表面処理物(P−1)を得た。アルミ表面処理物(P−1)の物性を表4に示す。
実施例19において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち実施例22において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−2)に変更した以外は実施例22と同様に行い、アルミ表面処理物(P−2)を得た。アルミ表面処理物(P−2)の物性を表4に示す。
実施例20において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち実施例22において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−3)に変更した以外は実施例22と同様に行い、アルミ表面処理物(P−3)を得た。アルミ表面処理物(P−3)の物性を表4に示す。
実施例21において、さらに硫酸アルミニウムを使用した。すなわち実施例22において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−4)に変更した以外は実施例22と同様に行い、アルミ表面処理物(P−4)を得た。アルミ表面処理物(P−4)の物性を表4に示す。
表4に示すように、いずれも本願の縦型混合機を用い、各表面架橋剤の使用に対し、表面架橋後の通液向上剤(硫酸アルミニウム)の添加量が同じであっても、表面架橋剤混合中の水蒸気の使用または混合物の昇温により、水蒸気なしまたは混合物の昇温なしの場合に比べ、生理食塩水流れ誘導性(SFC)の向上効果が大きくなることが確認された。
実施例14において、さらにシリカを使用した。すなわち、実施例14で得られた表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)35gとガラスビーズ10gとを、225mlのマヨネーズ瓶に入れ、ペイントシェイカー(東洋精機(株)製)で30分間振とうした。次いで振とう後の吸水性樹脂粒子に通液性向上剤としてシリカ(AEROSIL200 日本アエロジル(株)社製)を、該吸水性樹脂粒子100重量部に対し0.5重量部加えて混合し、シリカ表面処理物(Q−1)を得た。シリカ表面処理物(Q−1)の物性を表5に示す。
実施例15において、さらにシリカを使用した。すなわち実施例30において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−2)に変更した以外は実施例30と同様に行い、シリカ表面処理物(Q−2)を得た。シリカ表面処理物(Q−2)の物性を表5に示す。
実施例16において、さらにシリカを使用した。すなわち実施例30において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−3)に変更した以外は実施例30と同様に行い、シリカ表面処理物(Q−3)を得た。シリカ表面処理物(Q−3)の物性を表5に示す。
実施例17において、さらにシリカを使用した。すなわち実施例30において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−4)に変更した以外は実施例30と同様に行い、シリカ表面処理物(Q−4)を得た。シリカ表面処理物(Q−4)の物性を表5に示す。
実施例18において、さらにシリカを使用した。すなわち実施例30において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−1)に変更した以外は実施例30と同様に行い、シリカ表面処理物(R−1)を得た。シリカ表面処理物(R−1)の物性を表5に示す。
実施例19において、さらにシリカを使用した。すなわち実施例30において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−2)に変更した以外は実施例30と同様に行い、シリカ表面処理物(R−2)を得た。シリカ表面処理物(R−2)の物性を表5に示す。
実施例20において、さらにシリカを使用した。すなわち実施例30において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−3)に変更した以外は実施例30と同様に行い、シリカ表面処理物(R−3)を得た。シリカ表面処理物(R−3)の物性を表5に示す。
実施例21において、さらにシリカを使用した。すなわち実施例30において、表面架橋された吸水性樹脂粒子(M−1)を表面架橋された吸水性樹脂粒子(N−4)に変更した以外は実施例30と同様に行い、シリカ表面処理物(R−4)を得た。シリカ表面処理物(R−4)の物性を表5に示す。
表5で示すように、いずれも本願の縦型混合機を用い、各表面架橋剤の使用に対し、シリカ表面処理物は、硫酸アルミニウムを添加した場合と同様に、表面架橋剤混合中の水蒸気の使用または混合物の昇温により、水蒸気なしまたは混合物の昇温なしの場合に比べ、生理食塩水流れ誘導性(SFC)の向上効果が大きくなることが確認された。
(a)300〜3000rpmで撹拌羽根が回転する、
(b)撹拌羽根の回転軸は、少なくとも1本は鉛直方向である、
(c)開口度が5〜70%の仕切りにより、混合槽が上下に2室以上に分けられている、
を満たす連続混合装置を使用することを特徴とする方法。
2 投入口
3 排出口
4 添加剤投入口
5 撹拌羽根
6 回転軸
7 仕切り
8 堰(堰に連続して点線で囲まれた部分は堰の長さが可変であることを示す。)
9 水蒸気投入口
10 混合層(ケーシング)
Claims (14)
- 粒子状吸水性樹脂に、表面架橋剤および水を混合機中で添加する工程において、予め粒子状吸水性樹脂の温度を30〜150℃とすること、および以下の条件(i)〜(iii)、
(i)300〜3000rpmで撹拌羽根が回転する、
(ii)撹拌羽根の回転軸は、少なくとも1本は鉛直方向である、
(iii)開口度が5〜70%の仕切りにより、混合槽が上下に2室以上に分けられている、を満たす連続混合装置を使用する、吸水性樹脂の製造方法。 - 粒子状吸水性樹脂に、表面架橋剤および水を混合機中で添加する工程において、予め粒子状吸水性樹脂の温度を40〜120℃とする、請求項1に記載の製造方法。
- 上記混合機は内壁が加熱または保温されている、請求項1または2に記載の製造方法。
- 上記混合機は内壁が50〜150℃に加熱されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記混合機の内壁の一部または全面に、水に対する接触角が60°以上であり熱変形温度が70℃以上の材料を用いる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記混合機は、開口度が5〜70%であり、撹拌羽根の回転軸を中心に回転する仕切りを備えている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記混合機において、少なくとも一つの撹拌羽根の先端が描く軌道より回転軸側に排出口がある、請求項1〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記混合機において、排出口に堰構造を備え、その堰構造は水平面に対する角度が10〜80°、側壁から回転軸側への水平方向の長さが混合槽の最大半径の1〜40%で、上記範囲内で角度および/または長さを変更できる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記混合機において、混合槽内部の高さ(H)を混合槽の最大直径(D)で除した値(H/D)が0.1〜1である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記混合機に投入される粒子状吸水性樹脂の量が、混合機の混合槽容積1Lあたり10〜300kg/hrである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記表面架橋剤および水を混合機中で添加する工程において、粒子状吸水性樹脂の温度に対して、得られる吸水性樹脂混合物の温度を2℃以上昇温させることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記混合機中における粒子状吸水性樹脂の滞留時間が、1秒以上5分未満である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の製造方法。
- 共有結合性表面架橋剤による表面架橋と同時または表面架橋後に、さらに、ポリアミン、多価金属塩、および水不溶性微粒子からなる群から選ばれる1種以上の通液性向上剤が添加される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の製造方法。
- 1時間あたりの処理量が1t以上の連続生産である、請求項1〜13のいずれか1項に記載の製造。
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