JP2015013950A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015013950A JP2015013950A JP2013141766A JP2013141766A JP2015013950A JP 2015013950 A JP2015013950 A JP 2015013950A JP 2013141766 A JP2013141766 A JP 2013141766A JP 2013141766 A JP2013141766 A JP 2013141766A JP 2015013950 A JP2015013950 A JP 2015013950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- type epoxy
- resin composition
- adhesive
- phenol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 CC(*C(C)=NC)(*OCC1OC1)*(*)OCC1OC1 Chemical compound CC(*C(C)=NC)(*OCC1OC1)*(*)OCC1OC1 0.000 description 2
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】接着性エポキシ樹脂組成物は、(a)エポキシ樹脂、(b)下記一般式(1)で表されるエポキシ化合物を主成分とする反応性希釈剤、及び、(c)硬化剤を含む。
(ただし、R1〜R4は、炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数2〜10のアルケニレン基、又は、炭素数6〜10のアリーレン基を表し、互いに同一であっても良く、異なっていても良い。また、R5は、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数6〜10のアリール基、又は、水素原子を表す。)
【選択図】なし
Description
エポキシ樹脂組成物を上述したような用途で使用する場合、作業性を確保する観点からエポキシ樹脂組成物の粘度を低粘度にすることを要求されることがある。
しかしながら、特許文献1、2に記載されたエポキシ樹脂組成物を硬化させて得られた硬化物は、金属に対する接着性が未だ十分ではないとの課題があった。
また、本発明は、本発明の接着性エポキシ樹脂組成物からなる層間絶縁膜形成用フィルム、及び、当該接着性エポキシ樹脂組成物からなる層間絶縁膜を備えた配線板を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、本発明の接着性エポキシ樹脂組成物からなる放熱部材を備えた電子回路基板を提供することを目的とする。
そして、本発明者らはこれらの知見に基づき、本発明の接着性エポキシ樹脂組成物、本発明の層間絶縁膜形成用フィルム、本発明の配線板、及び、本発明の電子回路基板を完成した。
また、(b)特定の構造のエポキシ化合物を主成分とする反応性希釈剤を含むため、(d)充填剤を含有する場合でも、硬化物とした場合に金属との引張せん断接着強さ及びピール接着強さに優れるとの特性を有し、かつ、(d)充填剤を接着性エポキシ樹脂組成物中に均一に分散させることができる。
そのため、本発明の接着性エポキシ樹脂組成物は、層間絶縁膜の形成や、電子回路基板に設ける放熱部材の形成に極めて好適に用いることができる。
また、本発明の配線板は、本発明の接着性エポキシ樹脂組成物からなる層間絶縁膜を備えるため、金属回路と層間絶縁膜とが高い密着性を有し、金属回路の剥離の発生を回避することができ、信頼性に優れる。
また、本発明の電子回路基板は、本発明の(d)充填剤を含有する接着性エポキシ樹脂組成物からなる放熱部材を備えるため、回路等の金属部材と放熱部材との間で優れた接着性を有するとともに、充分な放熱性を確保することができる。
まず、本発明の接着性エポキシ樹脂組成物について説明する。
本発明の接着性エポキシ樹脂組成物は、(a)エポキシ樹脂、(b)特定の構造(トリメチロールアルカン骨格を有する3官能構造)を有するエポキシ化合物を主成分とする反応性希釈剤、及び、(c)硬化剤を含むことを特徴とする。
上記(b)反応性希釈剤は、下記一般式(1)で表されるエポキシ化合物を主成分とする反応性希釈剤である。
また、これらの特性を有するがために、層間絶縁膜や、電子回路基板に設ける放熱部材等を形成するのに極めて好適に用いることができる。
上記炭素数1〜10のアルキレン基、又は、炭素数2〜10のアルケニレン基は、直鎖状であっても良く、分鎖状であっても良い。また、上記炭素数6〜10のアリーレン基は、その骨格が単環構造であっても良く、縮環構造であっても良い。
上記R1〜R4に含まれる水素原子の全部又は一部は、置換されていても良い。
上記R1〜R4は、互いに同一であっても良く、異なっていても良い。
上記炭素数1〜10のアルキル基、又は、炭素数2〜10のアルケニル基は、直鎖状であっても良く、分鎖状であっても良い。また、上記炭素数6〜10のアリール基は、その骨格が単環構造であっても良く、縮環構造であっても良い。
上記R5に含まれる水素原子の全部又は一部は、置換されていても良い。
上記(b)反応性希釈剤に主成分として含まれる、上記一般式(1)で表されるエポキシ化合物は、単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
なお、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテルの化学構造式を下記式(2)に示す。
その理由は、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテルの合成において、トリメチロールプロパンのアルコール性水酸基をグリシジルエーテル化する際に、原料化合物が未反応のまま残存したり、2官能構造や1官能構造、オリゴマー等の副生成物が発生することがあり、これらの不純物が多量に存在する場合(トリメチロールプロパントリグリシジルエーテルの純度が低い場合)には、トリメチロールアルカン骨格を有する3官能構造や特有の四面体骨格に起因する上述の効果を享受することができないことがあるためである。
反応性希釈剤(b1)のエポキシ当量については、反応性希釈剤(b1)におけるトリメチロールプロパントリグリシジルエーテルの純度が100%と仮定した場合の理論値が約101g/eqであり、反応性希釈剤(b1)中に含まれる2官能構造や1官能構造、未反応物等の不純物の量が多ければ多いほど、即ち、反応性希釈剤(b1)中におけるトリメチロールプロパントリグリシジルエーテルの純度が低ければ低いほど、実測値が理論値よりも大きくなるという関係が成り立つ。そのため、反応性希釈剤(b1)のエポキシ当量の実測値が理論値に近いほど、反応性希釈剤(b1)におけるトリメチロールプロパントリグリシジルエーテルの純度が高いと言える。
なお、上記エピハロヒドリンとしてエピクロロヒドリンを用いた場合には塩素量が多くなり、エピブロモヒドリンを用いた場合には臭素量が多くなり、エピヨードヒドリンを用いた場合にはヨウ素量が多くなり、エピフルオロヒドリンを用いた場合にはフッ素量が多くなるからである。
エポキシ当量がこの範囲にあると、硬化物とした場合に、金属との引張せん断接着強さ及びピール接着強さが特に良好となるからである。
また、エポキシ当量が上記範囲にあることにより、接着性エポキシ樹脂組成物に(d)充填剤を配合した場合に、エポキシ成分の硬化物と(d)充填剤との間の良好な接着性を確保することができる。
全ハロゲン量がこの範囲にあると、硬化物とした場合に、金属との引張せん断接着強さ及びピール接着強さが特に良好となるからである。
また、全ハロゲン量が上記範囲にあることにより、接着性エポキシ樹脂組成物に(d)充填剤を配合した場合に、エポキシ成分の硬化物と(d)充填剤との間の良好な接着性を確保することができる。
また、上記全ハロゲン量が100000ppmを超えると、反応性希釈剤(b1)を含有する接着性エポキシ樹脂組成物を層間絶縁膜の用途に用いた場合、硬化物の電気的絶縁性が低下するおそれが生じる。
即ち、反応性希釈剤(b1)の全塩素量をJIS K 7243−3に準拠して、全臭素量をJIS K 7392に準拠して、ヨウ素量をJIS K 6217−1に準拠して、フッ素量をJIS K 0102 34.1に準拠してそれぞれ測定し、各測定値を合算して得た値を全ハロゲン量とする。
また、粘度が上記範囲にあることにより、接着性エポキシ樹脂組成物に(d)充填剤を配合した場合に、エポキシ成分の硬化物と(d)充填剤との間の良好な接着性を確保することができる。
なお、本発明において、粘度とは、25℃における粘度をいう。
本発明において、上記(a)エポキシ樹脂とは、エポキシ基を有する樹脂(化合物)であって、上記(b)反応性希釈剤に該当しないものをいう。
上記(a)エポキシ樹脂としては、特に限定されず公知のエポキシ樹脂を用いることができ、その具体例としては、例えば、ビフェニル型エポキシ樹脂、テトラメチルビフェニル型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、トリフェニルメタン型エポキシ樹脂、テトラフェニルエタン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエンフェノール付加反応型エポキシ樹脂、フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、ナフトールノボラック型エポキシ樹脂、ナフトールアラルキル型エポキシ樹脂、ナフトールフェノール共縮ノボラック型エポキシ樹脂、ナフトールクレゾール共縮ノボラック型エポキシ樹脂、芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂変性フェノール樹脂型エポキシ樹脂、ビフェニルノボラック型エポキシ樹脂、エチルフェノールノボラック型エポキシ樹脂、ブチルフェノールノボラック型エポキシ樹脂、オクチルフェノールノボラック型エポキシ樹脂、キシリレン骨格含有フェノールノボラック型エポキシ樹脂、フルオレン骨格含有フェノールノボラック型エポキシ樹脂、4,4’−ビフェニルフェノール型エポキシ樹脂、テトラメチル−4,4’−ビフェノール型エポキシ樹脂、ジメチル−4,4’−ビフェニルフェノール型エポキシ樹脂、1−(4−ヒドロキシフェニル)−2−[4−(1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル)フェニル]プロパン型エポキシ樹脂、2,2’―メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)型エポキシ樹脂、4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)型エポキシ樹脂、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂、レゾルシノール型エポキシ樹脂、ハイドロキノン型エポキシ樹脂、ピロガロール型エポキシ樹脂、ジイソプロピリデン型エポキシ樹脂、1,1−ジ−4−ヒドロキシフェニルフルオレン型エポキシ樹脂、フェノール化ポリブタジエン型エポキシ樹脂、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−シクロヘキシルカルボキシレート型エポキシ樹脂、1,4−ブタンジオール型エポキシ樹脂、1,6−ヘキサンジオール型エポキシ樹脂、ポリエチレングリコール型エポキシ樹脂、ポリプロピレングリコール型エポキシ樹脂、ペンタエリスリトール型エポキシ樹脂、キシリレングリコール誘導体型エポキシ樹脂、イソシアヌル環型エポキシ樹脂、ヒダントイン環型エポキシ樹脂、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステル型エポキシ樹脂、テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル型エポキシ樹脂、アニリン型エポキシ樹脂、トルイジン型エポキシ樹脂、p−フェニレンジアミン型エポキシ樹脂、m−フェニレンジアミン型エポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタン誘導体型エポキシ樹脂、ジアミノメチルベンゼン誘導体型エポキシ樹脂、ブロム化フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ブロム化クレゾールノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。
これらの(a)エポキシ樹脂は、単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
上記(c)硬化剤としては、特に限定されず、公知の硬化剤を用いることができ、その具体例としては、例えば、2−エチル−4−メチルイミダゾール、ジアミノジフェニルメタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジアミノジフェニルスルホン、イソホロンジアミン、イミダゾール、三フッ化ホウ素−アミン錯体、グアニジン誘導体、ジシアンジアミド、リノレン酸の2量体とエチレンジアミンにより合成されるポリアミド樹脂、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂変性フェノール樹脂、ジシクロペンタジエンフェノール付加型樹脂、フェノールアラルキル樹脂、多価ヒドロキシ化合物とホルムアルデヒドとから合成される多価フェノールノボラック樹脂、ナフトールアラルキル樹脂、トリメチロールメタン樹脂、テトラフェニロールエタン樹脂、ナフトールノボラック樹脂、ナフトールフェノール共縮ノボラック樹脂、ナフトールクレゾール共縮ノボラック樹脂、ビフェニル変性フェノール樹脂、ビフェニル変性ナフトール樹脂、アミノトリアジン変性フェノール樹脂、アルコキシ基含有芳香環変性ノボラック樹脂等が挙げられる。
これらの(c)硬化剤は、単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
上記ビフェニル変性フェノール樹脂とは、ビスメチレン基でフェノール核が連結された多価フェノール化合物をいう。
上記ビフェニル変性ナフトール樹脂とは、ビスメチレン基でナフトール核が連結された多価ナフトール化合物をいう。
上記アミノトリアジン変性フェノール樹脂とは、メラミン、ベンゾグアナミン等でフェノール核が連結された多価フェノール化合物をいう。
上記アルコキシ基含有芳香環変性ノボラック樹脂とは、ホルムアルデヒドでフェノール核及びアルコキシ基含有芳香環が連結された多価フェノール化合物をいう。
上記他の任意成分としては、(d)充填剤、(e)硬化促進剤、(f)有機溶剤、(g)接着性付与剤等が挙げられる。
上記(d)充填剤としては、特に限定されず公知の充填剤を用いることができ、例えば、無機酸化物、無機塩、ガラス、窒化物、金属粉等からなるものが挙げられ、これらは接着性エポキシ樹脂組成物の用途に応じて、適宜選択して用いればよい。
上記無機酸化物としては、特に限定されず、例えば、酸化チタン、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ベリリウム、酸化ジルコニウム等が挙げられる。
上記無機塩としては、特に限定されず、例えば、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸ジルコニウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム等が挙げられる。
上記窒化物としては、特に限定されず、例えば、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、窒化ガリウム、窒化インジウム、窒化ケイ素等が挙げられる。
上記金属粉としては、特に限定されず、例えば、銀粉、銅粉、銀メッキ銅粉、スズメッキ銅粉、ニッケル粉、アルミニウム粉等が挙げられる。
本発明の接着性エポキシ樹脂組成物を電子回路基板に設ける放熱部材の形成に用いる場合、上記(d)充填剤は、窒化ホウ素であることが好ましい。その理由は、熱伝導率が高く、かつ、熱膨張率が低いためである。
これらの(d)充填剤は、単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
また、上記(d)充填剤の形状も特に限定されず、粒子状、繊維状、鱗片状等、任意の形状であればよい。
上記(d)充填剤の含有量が5重量%未満であると、熱膨張係数が高くなることがあり、95重量%を超えると、粘度が高くなり、作業性が低下することがある。
本発明において、上記(e)硬化促進剤とは、上記接着性エポキシ樹脂組成物が硬化する際にそれ自体架橋することはないが、架橋反応を促進するものをいう。
上記(e)硬化促進剤としては、特に限定されず公知の硬化促進剤を用いることができ、例えば、トリフェニルホスフィン、イミダゾール、第3級アミン等が挙げられる。
上記イミダゾールとしては、特に限定されず、例えば、2−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール等が挙げられる。
上記第3級アミンとしては、特に限定されず、例えば、ベンジルメチルアミン、2−(ジメチルアミノメチル)フェノール、2,4,6−トリス(ジアミノメチル)フェノール、トリエチルアミン、1、5−ジアザビシクロ[4,3,0]−5−ノネン(サンアプロ社商標:DBN)、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセン(サンアプロ社商標:DBU)、DBU−フェノール塩、DBU−オクチル酸塩、DBU−p−トルエンスルホン酸塩等が挙げられる。
これらの(e)硬化促進剤は、単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
上記(e)硬化促進剤の含有量が0.1重量%未満であると、硬化性が低下することがあり、10重量%を超えると、エポキシ樹脂組成物を半硬化させる際、半硬化状態とするための硬化時間や硬化温度等の硬化条件を厳密に制御しなければならず、作業性が低下することがある。
上記(f)有機溶剤としては、特に限定されず、例えば、N−メチルピロリドン;N,N−ジメチルホルムアミド;ジメチルスルホキシド;メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、シクロペンタノン等のケトン類;トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼン等の芳香族炭化水素類;メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルカルビトール、ブチルカルビトール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート及び上記グリコールエーテル類のエステル化物等のエステル類;エタノール、プロパノール、メタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルコール類;オクタン、デカン等の脂肪族炭化水素類;石油エーテル、石油ナフサ、水添石油ナフサ、ソルベントナフサ等の石油系溶剤等が挙げられる。
これらの(f)有機溶剤は、単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
上記(f)有機溶剤の含有量が20重量%未満であると、粘度が高くなることがあり、300重量%を超えると、硬化性が低下することがある。
上記(g)接着性付与剤としては、特に限定されず、例えば、カップリング剤、フェノール樹脂、有機ポリイソシアネート等が挙げられる。
上記カップリング剤としては、例えば、シラン系、アルミニウム系、ジルコアルミネート系、チタン系等の各種カップリング剤や、これらの部分加水分解縮合物等が挙げられる。これらのカップリング剤の中では、シラン系カップリング剤やその部分加水分解縮合物が、接着性付与効果が高いことから好ましい。
なお、カップリング剤の部分加水分解縮合物は、同種以上のカップリング剤の部分加水分解縮合物であってもよいし、2種以上のカップリング剤の部分加水分解縮合物であってもよい。
上記シラン系カップリング剤としては、例えば、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン等のアルコキシシリル基を含有する化合物等が挙げられる。
これらの(g)接着性付与剤は、単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
上記(g)接着性付与剤の含有量が3重量%未満であると、接着性が低下することがあり、30重量%を超えると、コスト高となり、また作業性、貯蔵安定性が悪化することがある。
上記接着性エポキシ樹脂組成物は、(a)エポキシ樹脂、(b)反応性希釈剤、及び、(c)硬化剤、更には、必要に応じて(d)充填剤、(e)硬化促進剤、(f)有機溶剤、(g)接着性付与剤等の任意成分を混合することにより得ることができる。
これらを混合する方法としては、特に限定されず従来公知の方法を用いることができるが、例えば、撹拌機を用いて撹拌する方法、3本ロールミルを用いて混練する方法等を用いることができる。
上記接着性エポキシ樹脂組成物を硬化させることにより、硬化物を得ることができる。
上記接着性エポキシ樹脂組成物を硬化させる方法としては、特に限定されないが、例えば、加熱装置を用いて、100℃にて1時間、その後180℃にて4時間加熱する方法等が挙げられる。
上記加熱装置としては、特に限定されず、例えば、送風定温乾燥器、定温恒温乾燥器等を用いることができる。
上記接着性エポキシ樹脂組成物の用途としては特に限定されず、金属を被着体とし、金属との間で接着性が要求される用途であればいずれの用途であっても好適に使用することができる。
具体的には、例えば、金属用接着剤は勿論のこと、配線板の層間絶縁膜を形成するための樹脂組成物、プリプレグを作製するための含浸用樹脂組成物、封止剤用樹脂組成物、放熱材料用樹脂組成物、光学材料用樹脂組成物、金属箔引積層板用樹脂組成物、繊維強化複合材用樹脂組成物、電磁波遮蔽板用樹脂組成物、太陽電池モジュール用樹脂組成物等であって、金属との接着性が要求される部位に使用される樹脂組成物として好適に使用することができる。
その理由は、上述した通り、上記接着性エポキシ樹脂組成物は、(b)特定の構造(トリメチロールアルカン骨格を有する3官能構造)を有するエポキシ化合物を主成分とする反応性希釈剤を含むため、低粘度でありながら、硬化物とした場合に金属との引張せん断接着強さ及びピール接着強さに優れるとの特性を有するからである。
また、上記接着性エポキシ樹脂組成物は、配線板の回路を構成する一般的な材料であるCuとの密着性に優れ、このことも層間絶縁膜を形成するための樹脂組成物として好適に用いることができる理由の1つである。
その理由は、上述した通り、上記接着性エポキシ樹脂組成物は、(b)特定の構造(トリメチロールアルカン骨格を有する3官能構造)を有するエポキシ化合物を主成分とする反応性希釈剤を含むため、(d)充填剤を配合した場合であっても硬化物とした場合に接着性が低下することなく、金属回路等の電子回路基板を構成する金属部材との引張せん断接着強さ及びピール接着強さに優れるとの特性を有するためである。
次に、本発明の層間絶縁膜形成用フィルムについて説明する。
本発明の層間絶縁膜形成用フィルムは、本発明の接着性エポキシ樹脂組成物からなることを特徴とする。
上記層間絶縁膜形成用フィルムは、通常、離型性に優れた支持フィルム上に製膜された本発明の接着性エポキシ樹脂組成物からなるフィルムである。
上記金属回路パターンや導体層は、例えば、メッキや蒸着等の従来公知の方法により形成すれば良い。
次に、本発明の配線板について説明する。
本発明の配線板は、本発明の接着性エポキシ樹脂組成物からなる層間絶縁膜を備えたことを特徴とする。
即ち、配線板を構成する絶縁層が上記接着性エポキシ樹脂組成物により形成されている。
以下、配線板が内層回路基板上にビルドアップ層が積層されたビルドアップ配線板である場合を例に、本発明の配線板を説明する。
勿論、本発明の配線板は上記ビルドアップ配線板に限定されるわけではなく、全層がビルドアップ層のみで構成されたビルドアップ配線板であってもよいし、本発明の接着性エポキシ樹脂組成物からなる1層の層間絶縁膜の片面に金属回路が形成された単層板であってもよいし、他の多層配線板であってもよい。
このようなビルドアップ配線板を作製する方法としては、具体的には、例えば、
(1)内層回路基板上に上記層間絶縁膜形成用フィルムを積層した後、上記層間絶縁膜形成用フィルムを硬化させるとともに、必要に応じてビアホール等を形成し、層間絶縁膜とする。その後、上記層間絶縁膜上に、サブトラクティブ法やアディティブ法等の従来公知の方法により金属からなる導体回路を形成する。この層間絶縁膜を形成する工程と導体回路を形成する工程とを繰り返すことによりビルドアップ配線板を作製する方法を採用することができる。
なお、このとき、上記層間絶縁膜形成用フィルムとして、その表面に回路パターンやベタの導体層が積層された層間絶縁膜形成用フィルムを用いることもできる。
(2)内層回路基板上に上記接着性エポキシ樹脂組成物を塗布した後、塗布された接着性エポキシ樹脂組成物を硬化させるとともに、必要に応じてビアホール等を形成し、層間絶縁膜とする。その後、上記層間絶縁膜上に、サブトラクティブ法やアディティブ法等の従来公知の方法により金属からなる導体回路を形成する。この層間絶縁膜を形成する工程と導体回路を形成する工程とを繰り返すことによりビルドアップ配線板を作製する方法を採用することができる。
ここで、上記接着性エポキシ樹脂組成物を塗布する方法としては、特に限定されず公知の方法を用いることができるが、例えば、カーテンコート、ロールコート、スプレーコート、スクリーン印刷等の方法が挙げられる。
上記接着性エポキシ樹脂組成物の硬化を加圧しながら行う場合、加圧する方法としては、特に限定されないが、例えば、加圧ロールを用いて加圧する方法等が挙げられる。また、その圧力は、特に限定されないが、0.1〜20MPaであることが好ましく、0.2〜15MPaであることがより好ましい。圧力が0.1MPa未満であると、層間絶縁膜と導体回路との引張せん断接着性及びピール接着性向上効果を享受することができないことがあり、20MPaを超えると、層間絶縁膜の厚さを調整することができないことがある。
上記層間絶縁膜の厚さが0.5μm未満であると、層間の絶縁性を確保できなくなることがあり、300μmを超えると、薄形の配線板に適さず、ビアホールの形成等に時間がかかり、また、コスト高となることがある。
次に、本発明の電子回路基板について説明する。
本発明の電子回路基板は、本発明の(d)充填剤を含有する接着性エポキシ樹脂組成物からなる放熱部材を備えたことを特徴とする。
上記電子回路基板は、例えば、上述したようなビルドアップ基板等の配線板にICチップ等の半導体素子が実装され、更に放熱部材が形成されたものである。
上記放熱部材を形成する方法としては特に限定されず、例えば、予め接着性エポキシ樹脂組成物を未硬化、半硬化又は硬化状態のシート状に加工しておき、これを半導体素子が実装された配線板に貼付し、その後、必要に応じて硬化させることにより形成しても良いし、半導体素子が実装された配線板に、接着性エポキシ樹脂組成物を塗布等により直接供給した後、硬化処理を行うことにより形成してもよい。
また、上記放熱部材を形成する場合、電子回路基板の各面(表面及び裏面)において、その全体を覆うように形成しても良いし、一部にのみ存在するように形成してもよい。
(b)反応性希釈剤として、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテルを主成分とする反応性希釈剤(b1)(反応性希釈剤A)を以下の方法により合成した。
還流冷却器、窒素吹き込み管、温度計を備えた1LのSUS製4つ口フラスコにトリメチロールプロパントリアリルエーテル127.2g(0.5mol)、メタノール200g(6.25mol)、アセトニトリル123.1g(3mol)、及び、ケイ酸ナトリウム(キシダ化学社製)45.8g(0.38mol)を仕込み、内温を40℃
に調整しながら、滴下ロートにて35%過酸化水素水291.4g(3mol)を撹拌しながら5時間かけてゆっくりと滴下し、その後、8時間撹拌し反応させた。反応終了時の系内の過酸化物濃度は0.21%であった。その後トルエンで抽出を行い、水洗で過酸化物を除去した後濃縮することにより、反応性希釈剤(b1)を収率80%で得た。また、得られた反応性希釈剤(b1)のガスクロマトグラフィー(GC)純度は95.4%、エポキシ当量は118g/eq、粘度は123mPa・s、全塩素量は92ppmであった。
(エポキシ樹脂)
・エポキシ樹脂A:フェノールノボラック型エポキシ樹脂(DIC社製、EPICLON N−730A、液状、エポキシ当量175g/eq、粘度4500Pa・s)
・エポキシ樹脂B:トリフェニルメタン型エポキシ樹脂(三菱化学社製、jER 1032H60、固形、エポキシ当量170g/eq)
・反応性希釈剤B:トリメチロールプロパントリグリシジルエーテルを主成分とする反応性希釈剤(ナガセケムテックス社製、EX−321、液状、GC純度75%、エポキシ当量141g/eq、粘度132mPa・s、全塩素量74000ppm)
・反応性希釈剤C:p−tert−ブチルフェニルグリシジルエーテルを主成分とする反応性希釈剤(ナガセケムテックス社製、EX−146、液状、エポキシ当量225g/eq、粘度20mPa・s、全塩素量3000ppm)
・反応性希釈剤D:エチレングリコールジグリシジルエーテルを主成分とする反応性希釈剤(ナガセケムテックス社製、EX−810、液状、エポキシ当量113g/eq、粘度20mPa・s、全塩素量6000ppm)
・硬化剤A:2−エチル−4−メチルイミダゾール(三菱化学社製、EMI24、アミン当量110g/eq)
・硬化剤B:フェノールノボラック樹脂(住友ベークライト社製、PR−HF−6)
(硬化促進剤)
・硬化促進剤A:トリフェニルホスフィン(北興化学工業社製、ホクコーTPP)
(充填剤)
・充填剤A:二酸化ケイ素(龍森社製、MSR−2212)
・充填剤B:窒化ホウ素(昭和電工社製、UHP−1K)
[ガスクロマトグラフィー(GC)純度]
ガスクロマトグラフ(島津製作所社製、GC−2010)を用いて測定した。
なお、カラムとしてはMPS−50(Quadrex社製)を、キャリアガスとしてはHeガスを使用した。
[反応の終了]
ガスクロマトグラフ(島津製作所社製、GC−2010)により、反応率(エポキシ化率)が95%以上となった時点を反応の終点とした。
[エポキシ当量]
エポキシ当量は、JIS K 7236に準拠して測定した。
[全塩素量]
生成物の全塩素量は、JIS K 7243−3に準拠して測定した。
なお、本実施例及び比較例では、反応性希釈剤A〜Dの全ハロゲン量として全塩素量を測定した。反応性希釈剤B〜Dは、多価アルコールとエピクロロヒドリンとを原料として合成しており、反応性希釈剤A〜Dでは、合成時の原料として塩素以外のハロゲンを含有する原料を使用していない。そのため、反応性希釈剤A〜Dでは、全塩素量を全ハロゲン量と略同一であるとみなすことができる。
[反応率]
ガスクロマトグラフ(島津製作所社製、GC−2010)を用いてGC測定を行い、原料(オレフィン化合物)と生成物(エポキシ化合物)の面積比率から反応率を算出した。
[粘度]
接着性エポキシ樹脂組成物について、粘度計(東機産業社製、B型粘度計)を用いて、25℃での粘度を測定した。
[引張せん断接着強さ]
Cu板(エンジニアリングテストサービス社製、長さ150mm×幅25mm×厚さ1.5mm)とAl板(エンジニアリングテストサービス社製、長さ150mm×幅25mm×厚さ1.5mm)とをアセトンで脱脂後、接着性エポキシ樹脂組成物を薄く塗布し、12.5mmのオーバーラップ距離でCu板とAl板とを重ね合わせた。その後、ハサミ具にて固定し、100℃にて1時間、180℃にて4時間硬化させる事で試験片を作製した。試験は、ストログラフ(東洋精機製作所社製、VG20−E)を用いて行い、引張速度5mm/minにて試験を開始し、試験片が破断したときの荷重を引張せん断接着強さとした。引張せん断接着強さを、下記の基準により3段階で評価した。
◎:20N/mm2以上
○:10N/mm2以上、20N/mm2未満
×:10N/mm2未満
[90°ピール接着強さ]
接着性エポキシ樹脂組成物を、厚さ35μmの銅箔と、厚さ1mmのアルミニウム板との間に挟み込み、175℃にて10分間圧着硬化させた後に、175℃にて3時間硬化させることにより、試験片を作製した(樹脂膜厚0.15mm)。その後、ストログラフ(東洋精機製作所社製、VG20−E)を用いて、50mm/分の速度にて10mm幅の銅箔の90°ピール接着強さを測定した。
測定したピール接着強さを、下記の基準により3段階で評価した。
◎:2N/cm以上
○:1N/cm以上、2N/cm未満
×:1N/cm未満
エポキシ樹脂Aを10%、反応性希釈剤Aを5%、硬化剤Aを5%、充填剤Aを80%混合し、接着性エポキシ樹脂組成物を得た。
得られた接着性エポキシ樹脂組成物を用いて、粘度、これを構成するエポキシ樹脂及び反応性希釈剤の全塩素量を測定するとともに、引張せん断接着強さを評価した。結果を表1に示す。
接着性エポキシ樹脂組成物の組成を表1に示したように変化させたこと以外は、実施例1と同様に行った。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂Bを40%、反応性希釈剤Aを15%、硬化剤Bを40%、硬化促進剤Aを5%混合し、接着性エポキシ樹脂組成物を得た。
得られた接着性エポキシ樹脂組成物を用いて、90°ピール接着強さを評価した。結果を表2に示す。
接着性エポキシ樹脂組成物の組成を表2に示したように変化させたこと以外は、実施例2と同様に行った。結果を表2に示す。
接着性エポキシ樹脂組成物の組成を表2に示したように変化させたこと以外は、実施例2と同様に行った。結果を表2に示す。
また、実施例5と実施例6とを比較すると、(b)特定の構造を有するエポキシ化合物を主成分とする反応性希釈剤として、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテルを主成分とする反応性希釈剤(b1)を用いた場合において、エポキシ当量が101〜120g/eqであり、粘度が50〜130mPa・sであり、全塩素量が100ppm以下の高純度な反応性希釈剤(b1)を含有する実施例5の接着性エポキシ樹脂組成物は90°ピール接着強さに特に優れていたのに対し、上述のエポキシ当量、粘度、全塩素量を満たさない低純度な反応性希釈剤(b1)を含有する実施例6の接着性エポキシ樹脂組成物は、90°ピール接着強さにやや劣っていた。
Claims (13)
- (b)反応性希釈剤の含有量は、(a)エポキシ樹脂と(b)反応性希釈剤との合計量に対して5〜95重量%である請求項1に記載の接着性エポキシ樹脂組成物。
- (b)反応性希釈剤は、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテルを主成分とする反応性希釈剤(b1)である請求項1又は2に記載の接着性エポキシ樹脂組成物。
- (b1)反応性希釈剤は、エポキシ当量が101〜120g/eqであり、全ハロゲン量が100ppm以下であり、かつ、粘度が50〜130mPa・sである、請求項3に記載の接着性エポキシ樹脂組成物。
- (a)エポキシ樹脂は、ビフェニル型エポキシ樹脂、テトラメチルビフェニル型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、トリフェニルメタン型エポキシ樹脂、テトラフェニルエタン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエンフェノール付加反応型エポキシ樹脂、フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、ナフトールノボラック型エポキシ樹脂、ナフトールアラルキル型エポキシ樹脂、ナフトールフェノール共縮ノボラック型エポキシ樹脂、ナフトールクレゾール共縮ノボラック型エポキシ樹脂、芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂変性フェノール樹脂型エポキシ樹脂、ビフェニルノボラック型エポキシ樹脂、エチルフェノールノボラック型エポキシ樹脂、ブチルフェノールノボラック型エポキシ樹脂、オクチルフェノールノボラック型エポキシ樹脂、キシリレン骨格含有フェノールノボラック型エポキシ樹脂、フルオレン骨格含有フェノールノボラック型エポキシ樹脂、4,4’−ビフェニルフェノール型エポキシ樹脂、テトラメチル−4,4’−ビフェノール型エポキシ樹脂、ジメチル−4,4’−ビフェニルフェノール型エポキシ樹脂、1−(4−ヒドロキシフェニル)−2−[4−(1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル)フェニル]プロパン型エポキシ樹脂、2,2’―メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)型エポキシ樹脂、4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)型エポキシ樹脂、トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂、レゾルシノール型エポキシ樹脂、ハイドロキノン型エポキシ樹脂、ピロガロール型エポキシ樹脂、ジイソプロピリデン型エポキシ樹脂、1,1−ジ−4−ヒドロキシフェニルフルオレン型エポキシ樹脂、フェノール化ポリブタジエン型エポキシ樹脂、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−シクロヘキシルカルボキシレート型エポキシ樹脂、1,4−ブタンジオール型エポキシ樹脂、1,6−ヘキサンジオール型エポキシ樹脂、ポリエチレングリコール型エポキシ樹脂、ポリプロピレングリコール型エポキシ樹脂、ペンタエリスリトール型エポキシ樹脂、キシリレングリコール誘導体型エポキシ樹脂、イソシアヌル環型エポキシ樹脂、ヒダントイン環型エポキシ樹脂、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステル型エポキシ樹脂、テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル型エポキシ樹脂、アニリン型エポキシ樹脂、トルイジン型エポキシ樹脂、p−フェニレンジアミン型エポキシ樹脂、m−フェニレンジアミン型エポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタン誘導体型エポキシ樹脂、ジアミノメチルベンゼン誘導体型エポキシ樹脂、ブロム化フェノールノボラック型エポキシ樹脂、及び、ブロム化クレゾールノボラック型エポキシ樹脂の中から選択される少なくとも1種である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の接着性エポキシ樹脂組成物。
- (c)硬化剤は、2−エチル−4−メチルイミダゾール、ジアミノジフェニルメタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジアミノジフェニルスルホン、イソホロンジアミン、イミダゾ−ル、三フッ化ホウ素−アミン錯体、グアニジン誘導体、ジシアンジアミド、リノレン酸の2量体とエチレンジアミンにより合成されるポリアミド樹脂、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂変性フェノール樹脂、ジシクロペンタジエンフェノール付加型樹脂、フェノールアラルキル樹脂、多価ヒドロキシ化合物とホルムアルデヒドとから合成される多価フェノールノボラック樹脂、ナフトールアラルキル樹脂、トリメチロールメタン樹脂、テトラフェニロールエタン樹脂、ナフトールノボラック樹脂、ナフトールフェノール共縮ノボラック樹脂、ナフトールクレゾール共縮ノボラック樹脂、ビフェニル変性フェノール樹脂、ビフェニル変性ナフトール樹脂、アミノトリアジン変性フェノール樹脂、及び、アルコキシ基含有芳香環変性ノボラック樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の接着性エポキシ樹脂組成物。
- さらに(d)充填剤を含有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の接着性エポキシ樹脂組成物。
- (d)充填剤は、窒化ホウ素である請求項7に記載の接着性エポキシ樹脂組成物。
- 層間絶縁膜の形成に用いられる請求項1〜8のいずれか1項に記載の接着性エポキシ樹脂組成物。
- 電子回路基板に設ける放熱部材の形成に用いられる請求項7又は8に記載の接着性エポキシ樹脂組成物。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の接着性エポキシ樹脂組成物からなることを特徴とする層間絶縁膜形成用フィルム。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の接着性エポキシ樹脂組成物からなる層間絶縁膜を備えたことを特徴とする配線板。
- 請求項7又は8に記載の接着性エポキシ樹脂組成物からなる放熱部材を備えたことを特徴とする電子回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013141766A JP6222428B2 (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013141766A JP6222428B2 (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | エポキシ樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015013950A true JP2015013950A (ja) | 2015-01-22 |
JP6222428B2 JP6222428B2 (ja) | 2017-11-01 |
Family
ID=52435922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013141766A Expired - Fee Related JP6222428B2 (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6222428B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170039599A (ko) | 2015-10-01 | 2017-04-11 | 미쓰비시 엔피쯔 가부시키가이샤 | 불소계 수지의 비수계 분산체, 불소계 수지 함유 열경화 수지 조성물과 그 경화물, 및 회로 기판용 접착제 조성물 |
WO2017077845A1 (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-11 | 日産化学工業株式会社 | 多官能エポキシ化合物及びそれを含む硬化性組成物 |
KR20170134610A (ko) | 2015-04-01 | 2017-12-06 | 미쓰비시 엔피쯔 가부시키가이샤 | 불소계 수지 함유 비수계 분산체, 불소계 수지 함유 폴리이미드 전구체 용액 조성물, 이를 이용한 폴리이미드, 폴리이미드 필름, 회로기판용 접착제 조성물 및 그 제조 방법 |
CN108656662A (zh) * | 2017-03-27 | 2018-10-16 | 信越化学工业株式会社 | 层合体和制备方法 |
WO2018221681A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 日立化成株式会社 | 封止用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
WO2018221682A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 日立化成株式会社 | 圧縮成型用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
CN108976437A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-12-11 | 叶氏化工研发(上海)有限公司 | 一种非离子型乳化剂、环氧乳液及其制备方法与应用 |
CN109196046A (zh) * | 2016-09-29 | 2019-01-11 | 积水化学工业株式会社 | 层间绝缘材料以及多层印刷布线板 |
CN109251477A (zh) * | 2018-07-26 | 2019-01-22 | 江西科技师范大学 | 基于线性环氧树脂的复合材料的制备方法 |
CN112717720A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-30 | 湖南澳维环保科技有限公司 | 一种耐污染聚酰胺复合膜及其制备方法 |
JP2021098786A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 信越化学工業株式会社 | 液状エポキシ樹脂組成物 |
CN113683777A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-11-23 | 中国科学院山西煤炭化学研究所 | 一种端环氧基超支化聚醚砜的制备方法及其在耐盐雾环氧树脂中的应用 |
US11186675B2 (en) | 2017-12-01 | 2021-11-30 | Lsis Co., Ltd. | Epoxy resin composition and transformer comprising the same |
WO2024075229A1 (ja) * | 2022-10-05 | 2024-04-11 | 株式会社レゾナック | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、プリント配線板及びプリント配線板の製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01129080A (ja) * | 1987-11-14 | 1989-05-22 | Somar Corp | 無電解メッキ用レジストインキ |
JPH04227923A (ja) * | 1990-05-30 | 1992-08-18 | Ciba Geigy Ag | 炭形成性非ハロゲン化難燃性エポキシ組成物 |
JPH1150003A (ja) * | 1997-08-01 | 1999-02-23 | Natoko Kk | 被覆組成物 |
JP2002088226A (ja) * | 2000-07-20 | 2002-03-27 | Natl Starch & Chem Investment Holding Corp | 高ガラス転移温度の注封コンパウンド |
JP2008156699A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Ntn Corp | 封孔処理剤、溶射被膜被覆部材および軸受 |
-
2013
- 2013-07-05 JP JP2013141766A patent/JP6222428B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01129080A (ja) * | 1987-11-14 | 1989-05-22 | Somar Corp | 無電解メッキ用レジストインキ |
JPH04227923A (ja) * | 1990-05-30 | 1992-08-18 | Ciba Geigy Ag | 炭形成性非ハロゲン化難燃性エポキシ組成物 |
JPH1150003A (ja) * | 1997-08-01 | 1999-02-23 | Natoko Kk | 被覆組成物 |
JP2002088226A (ja) * | 2000-07-20 | 2002-03-27 | Natl Starch & Chem Investment Holding Corp | 高ガラス転移温度の注封コンパウンド |
JP2008156699A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Ntn Corp | 封孔処理剤、溶射被膜被覆部材および軸受 |
Cited By (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170134610A (ko) | 2015-04-01 | 2017-12-06 | 미쓰비시 엔피쯔 가부시키가이샤 | 불소계 수지 함유 비수계 분산체, 불소계 수지 함유 폴리이미드 전구체 용액 조성물, 이를 이용한 폴리이미드, 폴리이미드 필름, 회로기판용 접착제 조성물 및 그 제조 방법 |
KR20170039599A (ko) | 2015-10-01 | 2017-04-11 | 미쓰비시 엔피쯔 가부시키가이샤 | 불소계 수지의 비수계 분산체, 불소계 수지 함유 열경화 수지 조성물과 그 경화물, 및 회로 기판용 접착제 조성물 |
WO2017077845A1 (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-11 | 日産化学工業株式会社 | 多官能エポキシ化合物及びそれを含む硬化性組成物 |
KR20180079309A (ko) * | 2015-11-05 | 2018-07-10 | 닛산 가가쿠 고교 가부시키 가이샤 | 다관능에폭시 화합물 및 이것을 포함하는 경화성 조성물 |
JPWO2017077845A1 (ja) * | 2015-11-05 | 2018-08-16 | 日産化学株式会社 | 多官能エポキシ化合物及びそれを含む硬化性組成物 |
KR102629458B1 (ko) | 2015-11-05 | 2024-01-25 | 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 | 다관능에폭시 화합물 및 이것을 포함하는 경화성 조성물 |
US11873398B2 (en) | 2016-09-29 | 2024-01-16 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Interlayer insulating material and multilayer printed wiring board |
CN109196046B (zh) * | 2016-09-29 | 2022-02-18 | 积水化学工业株式会社 | 层间绝缘材料以及多层印刷布线板 |
CN109196046A (zh) * | 2016-09-29 | 2019-01-11 | 积水化学工业株式会社 | 层间绝缘材料以及多层印刷布线板 |
CN108656662A (zh) * | 2017-03-27 | 2018-10-16 | 信越化学工业株式会社 | 层合体和制备方法 |
JPWO2018221682A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2020-08-06 | 日立化成株式会社 | 圧縮成型用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
JP7148507B2 (ja) | 2017-05-31 | 2022-10-05 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 封止用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
CN110785451A (zh) * | 2017-05-31 | 2020-02-11 | 日立化成株式会社 | 密封用液状树脂组合物和电子部件装置 |
JPWO2018221681A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2020-07-09 | 日立化成株式会社 | 封止用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
TWI845474B (zh) * | 2017-05-31 | 2024-06-21 | 日商力森諾科股份有限公司 | 壓縮成形用液狀樹脂組成物及電子零件裝置 |
WO2018221681A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 日立化成株式会社 | 封止用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
WO2018221682A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 日立化成株式会社 | 圧縮成型用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
TWI786121B (zh) * | 2017-05-31 | 2022-12-11 | 日商昭和電工材料股份有限公司 | 密封用液狀樹脂組成物及電子零件裝置 |
JP7148508B2 (ja) | 2017-05-31 | 2022-10-05 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 圧縮成型用液状樹脂組成物及び電子部品装置 |
CN110770275A (zh) * | 2017-05-31 | 2020-02-07 | 日立化成株式会社 | 压缩成型用液状树脂组合物及电子部件装置 |
US11186675B2 (en) | 2017-12-01 | 2021-11-30 | Lsis Co., Ltd. | Epoxy resin composition and transformer comprising the same |
CN108976437A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-12-11 | 叶氏化工研发(上海)有限公司 | 一种非离子型乳化剂、环氧乳液及其制备方法与应用 |
CN108976437B (zh) * | 2018-05-30 | 2021-07-06 | 紫荆花涂料(上海)有限公司 | 一种非离子型乳化剂、环氧乳液及其制备方法与应用 |
CN109251477A (zh) * | 2018-07-26 | 2019-01-22 | 江西科技师范大学 | 基于线性环氧树脂的复合材料的制备方法 |
JP2021098786A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 信越化学工業株式会社 | 液状エポキシ樹脂組成物 |
CN112717720B (zh) * | 2020-12-25 | 2022-05-20 | 湖南澳维科技股份有限公司 | 一种耐污染聚酰胺复合膜及其制备方法 |
CN112717720A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-30 | 湖南澳维环保科技有限公司 | 一种耐污染聚酰胺复合膜及其制备方法 |
CN113683777A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-11-23 | 中国科学院山西煤炭化学研究所 | 一种端环氧基超支化聚醚砜的制备方法及其在耐盐雾环氧树脂中的应用 |
WO2024075229A1 (ja) * | 2022-10-05 | 2024-04-11 | 株式会社レゾナック | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、プリント配線板及びプリント配線板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6222428B2 (ja) | 2017-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6222428B2 (ja) | エポキシ樹脂組成物 | |
JP6366590B2 (ja) | エポキシ樹脂混合物、エポキシ樹脂組成物、硬化物および半導体装置 | |
JP6392273B2 (ja) | エポキシ樹脂組成物およびその利用 | |
JP5655284B2 (ja) | 可溶性イミド骨格樹脂、可溶性イミド骨格樹脂溶液組成物、硬化性樹脂組成物、およびその硬化物 | |
JP5680928B2 (ja) | エポキシシリコーン樹脂含有硬化性樹脂組成物 | |
US9527996B2 (en) | Thermosetting resin composition | |
JP4760010B2 (ja) | ポリエーテルポリオール樹脂、硬化性樹脂組成物及びその硬化物 | |
JP6022230B2 (ja) | 高分子量エポキシ樹脂、それを用いた樹脂組成物および硬化物 | |
US20230045615A1 (en) | Thermosetting epoxy resin composition and prepreg, laminated board and printed circuit board using thermosetting epoxy resin composition | |
JPWO2008020594A1 (ja) | 変性液状エポキシ樹脂、並びにそれを用いたエポキシ樹脂組成物及びその硬化物 | |
JP6536882B2 (ja) | 樹脂組成物、硬化物及び熱伝導性材料 | |
JP6963565B2 (ja) | アルケニル基含有樹脂、硬化性樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP2000007891A (ja) | 新規液状エポキシ樹脂組成物、その硬化物並びに半導体封止装置 | |
JP6123386B2 (ja) | 樹脂組成物、熱伝導性接着剤及び半導体モジュール | |
JP2015098504A (ja) | 樹脂組成物及び放熱性絶縁硬化物 | |
KR102168908B1 (ko) | 폴리하이드록시폴리에테르 수지의 제조 방법, 폴리하이드록시폴리에테르 수지, 그 수지 조성물 및 그 경화물 | |
JP2020117607A (ja) | エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 | |
JP5195107B2 (ja) | イミド骨格樹脂、硬化性樹脂組成物、およびその硬化物 | |
JP6909699B2 (ja) | 硬化物形成用添加剤、樹脂組成物及び硬化物 | |
JP2015203086A (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物および硬化物 | |
JP6715249B2 (ja) | エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP2015067798A (ja) | エポキシシリコーン樹脂及びそれを用いた硬化性樹脂組成物 | |
JP2008081546A (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 | |
JP5131961B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、およびその硬化物 | |
JP4942384B2 (ja) | エポキシ樹脂、硬化性樹脂組成物、およびその硬化物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160601 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170704 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6222428 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |