JP2015013520A - 車両ドア用ロアサッシュ - Google Patents

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Abstract

【課題】ドア閉時にドアガラスからの力を受けても変形しない、剛性の向上した車両ドア用ロアサッシュを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかる車両ドア用ロアサッシュ100は、車両ドア102の内部でドアガラス104の昇降を案内しドアガラス104の下降時にはドアガラス104を収納する樹脂製のロアサッシュ100において、ドアガラス104の前縁もしくは後縁の車外側をドアガラス104に平行に上下方向に延びる外側壁112および内側壁114と、外側壁112と内側壁114とを連結し外側壁112および内側壁114とともにドアガラス104の前縁もしくは後縁を囲う上下方向に延びる連結壁116と、外側壁112、内側壁114および連結壁116の下端を塞ぐ底面120とを備え、底面120は、ドアガラス104が最も下降したときのドアガラス104より下方に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両ドアの内部でドアガラスの昇降を案内しドアガラスの下降時にはドアガラスを収納する樹脂製の車両ドア用ロアサッシュに関するものである。
車両用ドアサッシュは、一般的に、ドアガラス用開口の周囲に配置されるアッパーサッシュと、車両ドア内部に配置されるロアサッシュとを含んでいる。ロアサッシュは、アッパーサッシュの下端に連続して設けられていて、通常、特許文献1に記載のように、ドアガラスを挟むように上下方向に伸びている部材である。かかるロアサッシュがドアガラスの後縁を囲うように当該後縁に沿って配置され、車両ドア内部へ収納されるドアガラスの昇降を案内し、ドアガラスのガタツキを防止する。
特許文献1には、ドアガラスが昇降するときに、ロアサッシュの内面にドアガラスが強く押し付けられないようにすることで、ロアサッシュの耐久性を向上させる技術が記載されている。特許文献2には、ロアサッシュ内部に流水ガイドを設け、ドア内部に浸入した水を排出するための流水経路に関する技術が記載されている。特許文献2によれば、ロアサッシュ内の排水性が向上するとしている。
特開2004−124645号公報 特許3869763号公報
しかし、ドアが開閉されるとき、とりわけ閉じられるときには、ドアガラスは、慣性によって、ロアサッシュの内面に対して衝突するほどの強い勢いでぶつかる。このときの衝撃力はドアガラスが昇降するときにロアサッシュの内面に押し付けられるときの力と比較すると、格段に大きい。したがって、ドア閉時にドアガラスからの力を受けたロアサッシュが変形し、ドアガラスがロアサッシュから外れてしまう危険性もある。
しかしながら、例えば特許文献2は、専らロアサッシュの排水性に関する技術であり、ロアサッシュの剛性には言及していない。特許文献1には、ロアサッシュの耐久性向上に関する技術が記載されているが、これはドアガラスが昇降するときにドアガラスからロアサッシュが受ける力に対する対策を開示しているにすぎない。
本発明はこのような課題に鑑み、ドア閉時にドアガラスからの力を受けても変形しない、剛性の向上した車両ドア用ロアサッシュを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、車両ドアの内部でドアガラスの昇降を案内しドアガラスの下降時にはドアガラスを収納する樹脂製の車両ドア用ロアサッシュにおいて、ドアガラスの前縁もしくは後縁の車外側をドアガラスに平行に上下方向に延びる外側壁と、ドアガラスの前縁もしくは後縁の車内側をドアガラスに平行に上下方向に延びる内側壁と、外側壁と内側壁とを連結し外側壁および内側壁とともにドアガラスの前縁もしくは後縁を囲う上下方向に延びる連結壁と、外側壁、内側壁および連結壁の下端を塞ぐ底面とを備え、底面はドアガラスが最も下降したときのドアガラスより下方に設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、車両ドア用ロアサッシュ内に侵入してきた水を排水するために通常は開いているロアサッシュの下端が底面によって塞がれることによりロアサッシュの剛性が向上する。したがって、ドア閉時にドアガラスが慣性によって勢いよくロアサッシュの内側壁もしくは外側壁に押し付けられても、ロアサッシュが変形してドアガラスが外れるという事態を防止することができる。また、ロアサッシュを厚くしなくても剛性を向上させられるため、重量やコストが増大することもない。
当該車両ドア用ロアサッシュは、底面の近傍で車両ドア内部の車内側もしくは車外側に配置され、内側壁、外側壁または連結壁に一体成型され内側壁、外側壁または連結壁から突出して車両ドアパネルに取り付けられる取付ブラケットをさらに備えていてもよい。
上記構成によれば、取付ブラケットをロアサッシュに一体成型することで、ロアサッシュの剛性がさらに向上する。
当該車両ドア用ロアサッシュは、外側壁から連結壁を通り内側壁にわたってドアガラスから離れる方向に突出する1つ以上の第1リブをさらに備えていてもよい。
上記構成によれば、ロアサッシュの各壁にわたる連続した第1リブを形成していることで、ロアサッシュ全体の剛性を高めることができるため、ロアサッシュの変形の可能性をさらに低減することができる。
当該車両ドア用ロアサッシュは、取付ブラケットと、少なくとも内側壁、外側壁または連結壁のいずれかにわたってドアガラスから離れる方向に突出する1つ以上の第2リブをさらに備えていてもよい。
上記構成によれば、取付ブラケットから各壁にかけて連続する第2リブを設けることで、ロアサッシュの剛性をさらに向上させることが可能である。
当該車両ドア用ロアサッシュは車両ドアパネルの形状に従い湾曲していて、第1リブまたは第2リブは、その土台となる壁の湾曲面の法線方向に突出しているとよい。
上記構成によると、ドアガラスよりかかる荷重に対し、取付ブラケットとロアサッシュの剛性を効果的に向上させることが可能である。
当該車両ドア用ロアサッシュの下端に形成される底面は、連結壁より離れるほど下方に傾斜しているとよい。
上記構成によれば、底面が連結壁より離れるほど下方に傾斜していることにより、ロアサッシュ内を流れてきた水を底面に滞留させることなく下方に排出可能である。
当該車両ドア用ロアサッシュは、外側壁、内側壁および連結壁によって囲まれる内部空間に配置され、ドアガラスを車外側と車内側から挟むガラスランを備え、ガラスランの下端が底面の上方で終端しているガラスランをさらに備えていてもよい。
上記構成によれば、通常ロアサッシュ内に配置されているガラスランの下端が、底面より上方に形成されるため、ロアサッシュ内を流れてきた水の排水性を向上させることができる。
本発明によれば、ドア閉時にドアガラスからの力を受けても変形しない、剛性の向上した車両ドア用ロアサッシュを提供することが可能である。
本発明による車両ドア用ロアサッシュの実施形態を適用した車両ドアを車外側から見た側面図である。 図1のロアサッシュの斜視図である。 図2のロアサッシュに案内されるドアガラスを示す斜視図である。 図2で示したロアサッシュを逆方向から見た斜視図である。図4(b)は、図4(a)におけるZ−Z断面図である。 図1のロアサッシュを矢印Yの方向より見た図である。 図5におけるE−E断面図である。 図1におけるX部を拡大した拡大図である。 図7におけるF−F断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明による車両ドア用ロアサッシュの実施形態を適用した車両ドアを車外側から見た側面図である。本実施形態が適用される車両ドア102は車両の右側のフロントドアであるが、本実施形態は、車両の左フロントドアおよび左右のリアドアをはじめ、車両のあらゆるドアに適用してよい。
図1に示すように、車両ドア用ロアサッシュ100(以下、「ロアサッシュ100」と略称することあり)は、ドアサッシュ107の一部である。なお図1では、車両ドア102を透視していて、車両ドア102内部に配設されているロアサッシュ100を、便宜上、車外から見えるように示している。本実施形態におけるロアサッシュ100は樹脂製であり、図1に示すように、ドアガラス104の後縁の上下方向に沿って設置されていて、ドアガラス104の昇降を案内する。
また図1に示すように、ドアサッシュ107は、ドアガラス用開口の周囲に配置されるアッパーサッシュ109と、ロアサッシュ100とを含んでいる。ロアサッシュ100は、アッパーサッシュ109の下端に連続して設けられていて、車両ドア102内部に配置されている。
図2は、図1のロアサッシュ100の斜視図であり、ロアサッシュ100を車両前方のやや車内側から見た図である。なお図2では図示の便宜上、ドアガラス104やガラスラン160(図6および図7参照)を図示省略し、ロアサッシュ100の内部を明示している。
図3は図2のロアサッシュ100に案内されるドアガラス104を示す斜視図である。図3において、ドアガラス104は、最も下降した位置にある。ロアサッシュ100は、外側壁112と内側壁114と連結壁116によって形成されている。外側壁112はドアガラス104の後縁の車外側を上下方向に延び、ドアガラス104に平行に形成されている。内側壁114はドアガラス104の後縁の車内側を上下方向に延び、ドアガラス104に平行に形成されている。連結壁116はドアガラス104の後縁の後方で外側壁112と内側壁114とをつなぎ上下方向に延びて形成されている。通常であれば、外側壁112、内側壁114および連結壁116の下端は、ロアサッシュ100内に進入してきた水を排水するために開放されている。しかしながら、本実施形態におけるロアサッシュ100は、外側壁112、内側壁114および連結壁116の下端を塞ぐ底面120をさらに備えている。そして、この底面120は、図3に示すように、ドアガラス104が最も下降したときのドアガラスの下端104Aより下方に設けられている。
このように、本実施形態によると、通常は開いているロアサッシュの下端が、底面120によって塞がれることによりロアサッシュ100の剛性が向上する。したがって、車両ドア102閉時にドアガラス104が慣性によって勢いよくロアサッシュ100の内側壁114もしくは外側壁112にぶつかっても、ロアサッシュ100が変形してドアガラス104が外れるという事態を防止することができる。また、ロアサッシュ100を厚くしなくても剛性を向上させられるため、重量やコストが増大することもない。
また図2に示すように、本実施形態によるロアサッシュ100は、ロアサッシュ100の底面120の近傍で、内側壁114に一体成型され内側壁114から突出して配置されている取付ブラケット130を備えている。取付ブラケット130はロアサッシュ100を車両ドア102内部の車内側(ドアインナパネル。図示省略)に取り付けるための部材である。
このように、本実施形態によれば、取付ブラケット130をロアサッシュ100に一体成型することで、ロアサッシュ100の剛性をさらに向上させることができる。なお本実施形態では取付ブラケット130は内側壁114から突出しているが、外側壁112もしくは連結壁116から突出させて車両ドア102内部の車両ドアパネル(図示省略)に取り付けてもよい。
図4は、図2で示したロアサッシュ100を逆方向から見た斜視図である。図4(a)はロアサッシュ100全体を示していて、図4(b)は、図4(a)のロアサッシュ100のZ−Z断面図である。図4(a)に示すように、ロアサッシュ100は、複数の第1リブ140を有し、これら第1リブ140は、ロアサッシュ100の上端から下端までのほとんど全域に、適度な間隔をもって設けられている。第1リブ140は、外側壁112から連結壁116を通り内側壁114にわたってドアガラス104から離れる方向に突出している。
このように、本実施形態によれば、図4のようにロアサッシュ100に第1リブ140を複数設けたことで、ロアサッシュ100全体の剛性を高めることができ、ロアサッシュ100が変形する可能性をさらに低減することができる。
また、図4(a)で示すように、ロアサッシュ100は車両外側へ湾曲している。したがって図4(b)で示すように、外側壁112は車両外側に凸のなだらかな曲面になっている。また、ロアサッシュ100の湾曲は、ドアパネル(図示省略)の形状に従うため、他の壁の方向に湾曲している場合もある。
第1リブ142、144は、その土台となる壁、すなわち、このような曲面である外側壁112の湾曲面の法線方向に設けられている。図4(b)に示すように、外側壁112上の位置に応じて法線方向は異なるため、第1リブ142、144が突出する方向も互いに異なる。ドアガラス104から荷重を受けた際に、第1リブ142、144を外側壁112の湾曲面の法線方向に突出させていることで、ロアサッシュ100の剛性を効果的に向上させることが可能である。
図4(b)では、第1リブ142、144の外側壁112における形状を例示しているが、内側壁114および連結壁116においても、第1リブ142、144は、これらの土台となる壁114、116の湾曲面の法線方向に設けられている。したがって、詳細な図示は省略するが、車両内側に凹の曲面になっている内側壁114では、第1リブ142、144の突出する方向は互いに異なる。一方、連結壁116は平面であるため、連結壁116では、第1リブ142、144の突出する方向は平行になる。
図4では、説明に必要な第1リブ140、142,144にのみ符号を付して説明したが、他の第1リブもすべて、同様の形状を有する。なおロアサッシュ100が有する第1リブ140の数には特に制限はなく、1つ以上の任意の数としてよい。
また、図4(a)に示すように、ロアサッシュ100は、複数の第2リブ150を有する。これら第2リブ150は、取付ブラケット130からロアサッシュ100の連結壁116を通り、外側壁112にわたってドアガラス104から離れる方向に突出している。図4(a)では、第2リブ150が複数設けられているが、そのうちの1つにのみ番号を付している。なおロアサッシュ100が有する第2リブ150の数にも特に制限はなく、1つ以上の任意の数としてよい。
本実施形態のように、第2リブ150は、取付ブラケット130には必ず設けられている。仮に取付ブラケット130が設けられる位置(外側壁112、内側壁114または連結壁116)が変われば、それに応じて第2リブ150が設けられる位置も異なるが、少なくとも外側壁112、内側壁114または連結壁116のいずれかには設けられる。
第2リブ150も、詳細な図示は省略するが、第1リブ140等と同様に、その土台となる壁、すなわち本実施形態における連結壁116、外側壁112の湾曲面の法線方向に突出している。
このように、本実施形態によると、取付ブラケット130からロアサッシュ100にかけて第2リブ150を複数設けていることで、ロアサッシュ100の剛性をさらに向上させることが可能である。
図5は、図1のロアサッシュを矢印Yの方向より見た図である。図5でも、図示の便宜上、ドアガラス104やガラスラン160(図6および図7参照)を図示省略し、ロアサッシュ100の内部を明示している。図6は、図5におけるE−E断面図である。図6中、符号Fで示す方向が車両前方であり、符号Rで示す方向が車両後方である。図5および図6で示すように、ロアサッシュ100の下端に形成されている底面120が、連結壁より離れるほど下方に傾斜している。
したがって、本実施形態によると、図6に示すように、ロアサッシュ100内を流れてきた水を、矢印151で示すように流下させ、底面120に滞留させることなくロアサッシュ100の下方へ排出が可能である。
図7は図1におけるX部を拡大した拡大図である。図7では、ドアガラス104が最も下降している状態を示している。図7では、図1から図6では図示省略していたガラスラン160が配置されている。
図8は、図7におけるF−F断面図である。図8に示すように、ガラスラン160は、外側壁112、内側壁114および連結壁116によって囲まれる内部空間に配置されている。ガラスラン160は、ドアガラス104を車外側と車内側から挟むように形成されている。
図7に示すように、ガラスラン160は、ロアサッシュ100の一部として、ドアガラス104の後端に沿って上下方向に沿って配置されている。なお、ガラスラン160の下端160Aは底面120の上方に位置するように形成されている。
このように、本実施形態によると、通常ロアサッシュ100内に配置されているガラスラン160の下端が、底面120より上方に形成されるため、ロアサッシュ100内を流れてきた水の排水性を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両ドアの内部でドアガラスの昇降を案内しドアガラスの下降時にはドアガラスを収納する樹脂製の車両ドア用ロアサッシュに利用することができる。
100…車両ドア用ロアサッシュ(ロアサッシュ)、102…車両ドア、104…ドアガラス、104A…ドアガラスの下端、107…ドアサッシュ、109…アッパーサッシュ、112…外側壁、114…内側壁、116…連結壁、120…底面、130…取付ブラケット、140、142、144…第1リブ、150…第2リブ、160…ガラスラン、160A…ガラスランの下端

Claims (7)

  1. 車両ドアの内部でドアガラスの昇降を案内し、該ドアガラスの下降時には該ドアガラスを収納する樹脂製の車両ドア用ロアサッシュにおいて、
    前記ドアガラスの前縁もしくは後縁の車外側を該ドアガラスに平行に上下方向に延びる外側壁と、
    前記ドアガラスの前縁もしくは後縁の車内側を該ドアガラスに平行に上下方向に延びる内側壁と、
    前記外側壁と前記内側壁とを連結し前記外側壁および前記内側壁とともに前記ドアガラスの前縁もしくは後縁を囲う上下方向に延びる連結壁と、
    前記外側壁、前記内側壁および前記連結壁の下端を塞ぐ底面とを備え、
    前記底面は、前記ドアガラスが最も下降したときの該ドアガラスより下方に設けられていることを特徴とする車両ドア用ロアサッシュ。
  2. 前記底面の近傍で前記車両ドア内部の車内側もしくは車外側に配置され、前記内側壁、前記外側壁または前記連結壁に一体成型され前記内側壁、前記外側壁または前記連結壁から突出して車両ドアパネルに取り付けられる取付ブラケットをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の車両ドア用ロアサッシュ。
  3. 前記外側壁から前記連結壁を通り前記内側壁にわたって前記ドアガラスから離れる方向に突出する1つ以上の第1リブをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の車両ドア用ロアサッシュ。
  4. 前記取付ブラケットと、少なくとも前記内側壁、前記外側壁または前記連結壁のいずれかにわたって前記ドアガラスから離れる方向に突出する1つ以上の第2リブをさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の車両ドア用ロアサッシュ。
  5. 当該車両ドア用ロアサッシュは前記車両ドアパネルの形状に従い湾曲していて、前記第1リブまたは前記第2リブは、その土台となる壁の湾曲面の法線方向に突出していることを特徴とする請求項3または4に記載の車両ドア用ロアサッシュ。
  6. 前記底面は前記連結壁より離れるほど下方に傾斜していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車両ドア用ロアサッシュ。
  7. 前記外側壁、前記内側壁および前記連結壁によって囲まれる内部空間に配置され前記ドアガラスを車外側と車内側から挟むガラスランをさらに備え、
    前記ガラスランの下端が前記底面の上方で終端していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車両ドア用ロアサッシュ。
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