JP2015012118A - 受発光素子、および受発光素子の製造方法 - Google Patents

受発光素子、および受発光素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光検出精度の優れた受発光素子を提供する。【解決手段】 第1主面1aと第2主面1bとを有する第1導電型の半導体基板1と、半導体基板1の第1主面1aに形成されたフォトダイオード2と、半導体基板1の第1主面1aに第2不純物を含むバッファ層4を介して積層された半導体層の積層体からなる発光ダイオード3と、を備え、半導体基板1は、第1主面1aに垂直な方向から透視したときに、フォトダイオード2と発光ダイオード3との間に、第1主面1aに設けられた第1凹部1xと、第2主面1bに設けられた第2凹部1yとを有し、第1凹部1xの深さと第2凹部1yの深さとの合計が半導体基板1の厚みよりも大きい、受発光素子である。【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子と受光素子とが同一基板上に一体形成された受発光素子およびその製造方法に関する。
発光素子から測定対象へ光を照射し、その測定対象からの反射光を受光素子で検出して、測定対象の光学的特性を測定するようなセンサ装置が、広い分野で利用されている。たとえば、フォトインタラプタ、フォトカプラ、リモートコントロールユニット、IrDA(Infrared Data Association)通信デバイス、光ファイバ通信用装置、さらには原稿サイズセンサなど多岐にわたるアプリケーションで用いられている。
このようなセンサ装置において、たとえば発光素子から測定対象に照射した光の正反射光または拡散反射光を受光素子で受光する場合など、受光素子によってより正確な正反射光または拡散反射光を受光するためには、発光素子と受光素子とがより近い位置に配置されていることが好ましい。
たとえば、特許文献1には、シリコンからなる半導体基板の一方の表面に不純物をドーピングし、受光機能を担う浅いpn接合領域と、発光機能を担う深いpn接合領域とを隣接して形成した受発光素子アレイが記載されている。
特開平8−46236号
しかし、たとえばシリコン基板には、絶縁性を有するものはなく、高抵抗のものであっても抵抗率が3000〜6000Ωcm程度の抵抗率を有する。このような1枚のシリコン基板上に受光素子と発光素子とを一体的に形成した場合、発光素子を駆動させると漏れ電流が発生し、シリコン基板を介して受光素子に流れ込む場合がある。この漏れ電流は、受光素子からの出力電流(受光強度に応じて出力される電流)にノイズとして混入する。そのため、従来の受発光素子アレイでは、このような漏れ電流の発生により、受光素子による反射光の検知精度が低下してしまうという課題があった。受光素子と発光素子とを近づけて配置するほど、この漏れ電流は大きくなる。すなわち、受光素子によってより正確な正反射光または拡散反射光を受光するためには、発光部分と受光部分とがより近いことが望まれるが、反面、漏れ電流が大きくなる。このため、従来の受発光素子アレイでは、測定精度を高くすることが難しいといった課題があった。本発明は、かかる課題を解決することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る受発光素子は、第1主面と第2主面とを有する第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板の前記第1主面に第1不純物がドーピングされて形成された第2導電型半導体部を含むフォトダイオードと、前記半導体基板の前記第1主面に第2不純物を含むバッファ層を介して積層された半導体層の積層体からなる発光ダイオードと、を備え、前記半導体基板は、前記第1主面に垂直な方向から透視したときに、前記フォトダイオードと前記発光ダイオードとの間に、前記第1主面に設けられた第1凹部と、前記第2主面に設けられた第2凹部とを有し、前記第1凹部の深さと前記第2凹部の深さとの合計が前記半導体基板の厚みよりも大きいものである。
また、本発明の一実施形態に係る受発光素子の製造方法は、第1主面と第2主面とを有する第1導電型の半導体基板の前記第2主面に第2凹部を形成する第2凹部形成工程と、
前記第2凹部に対して、前記第2主面と同一面となるように絶縁材料を充填する充填工程と、前記半導体基板の前記第1主面に第1凹部を形成する第1凹部形成工程と、前記半導体基板の前記第1主面に垂直な方向から透視したときに、前記第1凹部および前記第2凹部が形成された凹部形成領域の外側において、前記半導体基板の前記第1主面に第1不純物を拡散させて第2導電型を呈する第2導電型半導体部を形成してフォトダイオードを形成する受光部形成工程と、前記半導体基板の前記第1主面に垂直な方向から透視したときに、前記フォトダイオードが形成された領域に対して前記凹部形成領域を挟んだ反対側において、前記半導体基板の前記第1主面に、第2不純物を含むバッファ層を介して半導体層を積層させてなる積層体からなる発光ダイオードを形成する発光部形成工程と、を含むものである。
本発明によれば、小型の受発光素子およびその製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る受発光素子の概略構成を示す断面図である。 図1に示す受発光素子において、発光ダイオードおよびフォトダイオー間の距離と漏れ電流の大きさとの相関を示す線図である。 (a),(b)はそれぞれ、図1に示す受発光素子の変形例を示す要部拡大断面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ、図1に示す受発光素子10の製造方法の一実施形態を示す各工程図の平面図および断面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ、図4に続く工程を示す要部断面図である。
以下、本発明に係る受発光素子の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の受発光素子10の一実施形態を示す断面図である。
図1に示すように、受発光素子10は、第1主面1aと第2主面1bとを有する半導体基板1と、半導体基板1の第1主面1aに作り込まれたフォトダイオード2と、半導体基板1の第1主面1aに直接積層された発光ダイオード3とを備える。
(半導体基板1)
半導体基板1は、第1導電型の半導体材料からなる。第1導電型の不純物濃度に限定はないが、例えば10Ω以下、より好ましくは1〜5Ωの電気抵抗を有することが好ましい。この例では、n型のシリコン基板を用いている。以下の説明では、n型を第1導電型,p型を第2導電型とする。そしてこのシリコン基板は、第1導電型の不純物としてP(リン)を含んでおり、その濃度は1×1014〜2×1017atoms/ccとしている。
(フォトダイオード2)
次に、半導体基板1に設けられたフォトダイオード2について説明する。フォトダイオード2は、半導体基板1の第1主面1aに第1不純物がドーピングされて形成された第2導電型半導体部21を設けることにより、第1導電型の半導体基板1とでpn接合を形成してなる。具体的には、第2導電型半導体部21は、n型の半導体基板1に、第2導電型、すなわちp型の第1不純物を高濃度に拡散させて形成される。このため、第1主面1aと第2導電型半導体部21の露出面とは同一面となっている。このような第1不純物としては、例えばZn,Mg,C,B,Al,Ga,およびIn等の少なくともいずれか1つが挙げられる。本実施形態では、第1不純物としてBを0.5〜3μmの厚さとなるように拡散させ、第2導電型半導体部21のドーピング濃度を1×1018〜1×1022atoms/ccとしている。
第2導電型半導体部21には、第1電極22が接続されている。より詳細には、第1電極22は、第2導電型半導体部21の周縁部に接合されている。なお、第1電極22は、第2導電型半導体部21以外の半導体基板1上を引き回すときには、半導体基板1との間に絶縁膜を介在させることによって半導体基板1との絶縁性が確保されている。そして、半導体基板1に直接接するように形成された第2電極23が形成されている。第1電極22および第2電極23は、例えば、AuとCr、AlとCr、PtとTiの合金等で、その厚さは0.5〜5μmである。そして、第1電極22および第2電極23は、図示しない外部回路に接続される。
このとき、フォトダイオード2に光が入射すると、光電流が発生し、第1電極22からこの光電流を取り出すことができる。
なお、フォトダイオード2で光電流を検出するために、第2電極23に接続する電位を調整することで半導体基板1の電位を数V(この例では1〜3Vの間の値)に設定してもよい。
(発光ダイオード3)
次に、半導体基板1に設けられた発光ダイオード3について説明する。発光ダイオード3は半導体基板1の第1主面1a上にバッファ層4を介して複数の半導体層を積層して形成される積層体で構成される。
バッファ層4は、半導体基板1と所望の波長の発光を得る発光ダイオード3をなす半導体層との格子整合をとるために、半導体基板1上にエピタキシャル成長させるものである。この例では、GaAsからなり、2〜3μmの厚さを有している。バッファ層4の導電型は特に限定されないが、第2不純物を含有することによりいずれかの導電型を呈する。例えば、半導体基板1から第1導電型を呈する不純物の拡散を受けて第1導電型としてもよいし、その上に形成する半導体層の導電型等を考慮して、第2導電型としてもよい。いずれの導電型であっても不純物濃度(抵抗値)に限定はないが、半導体基板1と発光ダイオード3とを電気的に分離することを目的とし。高い抵抗値であることが好ましい。この例では第1導電型としている。
第2不純物は、バッファ層4の成膜時に原料ガス等に混入させることで含ませてもよいし、上下に接する半導体基板1や発光ダイオード3を構成する半導体層からの不純物の拡散により含ませてもよい。バッファ層4を成膜した後の熱処理によりAsが抜け第2導電型(p型)を呈するようにしてもよい。このように構成して、バッファ層4が少数キャリアを有するものとなる。
そして、このようなバッファ層4の上に、続けて発光ダイオード3を形成する半導体層が積層される。このような半導体層の積層体の例としては、バッファ層4側から順に、第1導電型コンタクト層,第1導電型クラッド層,活性層,第2導電型クラッド層,第2導電型コンタクト層、とすればよい。
具体的には第1導電型コンタクト層はn型の不純物がドーピングされたGaAsからな
り、0.8〜1μmの厚さを有している。n型の不純物としては、例えばSiが挙げられ、ドーピング濃度を1×1018〜2×1018atoms/ccとしている。図1に示すように、第1導電型コンタクト層の上面の一部分は、第1導電型クラッド層,活性層,第2導電型クラッド層,第2導電型コンタクト層から露出しており、この露出した部分に後述する第3電極31が接続されている。
第1導電型クラッド層は、n型の不純物がドーピングされたAlGaAsからなり、0.3〜0.5μmの厚さを有している。n型の不純物としては、例えばSiが挙げられ、ドーピング濃度を1×1017〜5×1017atoms/ccとしている。
活性層は、不純物がドーピングされていないAlGaAsからなり、0.3〜0.5μmの厚さを有している。
第2導電型クラッド層は、p型の不純物がドーピングされたAlGaAsからなり、0.3〜0.5μmの厚さを有している。p型の不純物としては、例えばMgが挙げられ、ドーピング濃度を1×1018〜2×1018atoms/ccとしている。
第2導電型コンタクト層は、p型の不純物がドーピングされたAlGaAsからなり、0.3〜0.5μmの厚さを有している。p型の不純物としては、例えばMgが挙げられ、ドーピング濃度を1×1019〜5×1020atoms/ccとしている。
発光ダイオード3を構成する上記の各半導体層およびバッファ層4は、例えば、MOCVD(有機金属化学気相成長:Metal-organic Chemical Vapor Deposition)法を用い、
半導体基板1上にエピタキシャル成長させることによって形成される。
第2導電型コンタクト層の上面の一部分には、第4電極32が接続されている。この第4電極32は、第2導電型コンタクト層以外の半導体層および半導体基板1との接触を避けるために、絶縁膜を介して引き回す。このような第4電極32は、例えば、AuやAlと、密着層であるNi、Cr、Tiとを組み合わせたAuNi、AuCr、AuTi、AlCr合金等で、その厚さが0.5〜5μmで形成されている。
第3電極31は、第1導電型コンタクト層以外の半導体層,絶縁膜上に延び、発光ダイオード3,半導体基板1との接触を避けるために絶縁膜を介して引き回す。このような第3電極31は、例えば、AuSb合金、AuGe合金やNi系合金等を用いて、その厚さが0.5〜5μmで形成されている。
第3電極31および第4電極32は、図示しない外部の駆動回路に接続されており、両電極間に順方向電圧を印加することによって、第1導電型クラッド層と第2導電型クラッド層とでpn接合を形成する発光ダイオード3に電流が供給され、活性層が発光するようになっている。
なお、前述の絶縁膜は、例えば、SiN、SiO等の無機絶縁膜や、ポリイミド等の有機絶縁膜等を用い、その厚さが0.1〜5μmで形成されている。
(第1凹部1x,第2凹部1y)
次に、半導体基板1に設けられる、第1凹部1x,第2凹部1yについて説明する。
半導体基板1の第1主面1aには第1凹部1xが、第2主面1bには第2凹部1yが、それぞれ形成されている。この第1凹部1x,第2凹部1yは、第1主面1aに垂直な方向から透視したときに、フォトダイオード2と発光ダイオードとの間に設けられる。言い
換えると、フォトダイオード2および発光ダイオード3は、第1凹部1xおよび第2凹部1yが形成された凹部形成領域11の外側に、凹部形成領域11を挟むように形成されている。
そして、第1凹部1xの深さと第2凹部1yの深さとの合計は、半導体基板1の厚みよりも大きくなっている。ここで、第1凹部1xの深さとは、第1主面1aから最も深さ方向に離れた位置までの深さをいい、第2凹部1yの深さとは、第2主面1bから最も深さ方向に離れた位置までの深さをいうものとする。
言い換えると、半導体基板1を側面方向から透視状態で確認したときに、第1凹部1xと第2凹部1yとで重複部を有するものとする。
第1凹部1x,第2凹部1yの形状は特に限定されず、断面視で矩形状であってもよいし、放物線状であてもよいし、多角形状であってもよい。第1凹部1x,第2凹部1yは相似形状であってもよいし、全く異なる形状であってもよい。同様に、それぞれの大きさも適宜自由に設計できる。
ここで、第1凹部1x,第2凹部1yは、発光ダイオード3とフォトダイオード2とが対向する部分に連続して設けられればよい。発光ダイオード3およびフォトダイオード2が複数ある場合には、発光ダイオード3に対して、複数のフォトダイオード2のうち最も近接配置されているフォトダイオード2との間に設ければよいが、この例では、発光ダイオード3が形成された領域とフォトダイオード2が形成された領域とを区切るように、半導体基板1の一側面から他方側面まで連続して設けられている。
(受発光素子10)
上述の構成を有する受発光素子10によれば、以下のような優れた効果を奏するものとなる。
まず、本実施形態によれば、半導体基板1に直接、発光ダイオード3およびフォトダイオード2を作りこんでいるので、別部品を基板上に実装するものに比べ、大幅に小型化することができ、狭ピッチでアレイ化が可能となる。また、アレイ化した場合には受光量の測定量の平均化が可能となる。
さらに、第1凹部1xおよび第2凹部1yによりフォトダイオード2への意図せぬ漏れ電流の流入を低減することができる。この効果について以下、詳述する。
従来までは、フォトダイオード2に流入する漏れ電流は、外部の駆動回路から発光ダイオード3へ供給された電流が半導体基板1の表面(第1主面1a)を伝達するものと推定されていた。しかしながら、発明者らが鋭意検討を重ねた結果、フォトダイオード2へ流入する漏れ電流は、基板表面を伝うものではなく、発光ダイオード3の発光に伴い、バッファ層4の界面に蓄積される正孔が、半導体基板1を拡散することによることを見出した。
図2に、漏れ電流のフォトダイオード2と発光ダイオード3との距離依存性を測定した結果を示す。図2において、縦軸は漏れ電流の大きさ(単位:A)を示し、横軸は、フォトダイオード2と発光ダイオード3との距離(単位:mm)を示す。漏れ電流が半導体基板2表面を伝達するものである場合には、漏れ電流の大きさはフォトダイオード2と発光ダイオード3との距離が大きくなるに連れて小さくなるはずである。しかしながら、図2からも明らかなように、フォトダイオード2と発光ダイオード3とが一定距離以上離れる場合には、漏れ電流の大きさが距離に依存せずに一定の値をとる。このことから、漏れ電
流の要因は、発光ダイオード3の下部に発生した正孔が半導体基板2中を拡散することであることを見出した。すなわち、正孔が、発光ダイオード3の下部を中心として3次元的に同心円状に拡散して漏れ電流となることを見出した。これは、バッファ層4が第2不純物を有し、かつバッファ層4に電圧が印加される場合に初めて生じるものである。この例では、フォトダイオード2を駆動させるために半導体基板1が設定される電位と、発光ダイオード3の駆動(発光)により変化する第1導電型コンタクト層の電位(第3電極31が接続される電位)との差分で、バッファ層4に電圧が印加された状態となり、正孔が発生する。
このようなメカニズムにより生じる漏れ電流は、半導体基板1の第1主面1a側のみにおいて電流を遮断するような構成を設けても、厚み方向からの正孔の拡散を抑制することはできない。このため、本実施形態においては、第1主面1a側に設けた第1凹部1xと第2主面1b側に設けた第2凹部1yとにより、両主面側から正孔の拡散を抑制することができるので、漏れ電流を低減することができる。すなわち、正孔が同心円状に均一に拡散することを抑制するとともに、厚み方向における正孔拡散の経路を迂回させることで、フォトダイオード2に到達する前に正孔の再結合を促進することができる。
特に、本実施形態によれば、第1主面1aに垂直な方向から透視したときに、第1凹部1xが第2凹部1yに比べ発光ダイオード3に近い側に配置されている。発光ダイオード3からフォトダイオード2までをつなぐ直線の経路が最も正孔の拡散距離が短くなるため、正孔が再結合する前にフォトダイオード2に到達する可能性がある。これに対して、本実施形態のような構成により、再結合前の正孔が比較的多い位置で第1凹部1xにより経路を遮断するとともに、正孔拡散経路を迂回させることで、効果的に漏れ電流を低減することができる。
また、バッファ層4が第1導電型を呈することから、第2導電型を呈する場合に比べて発生する正孔の量を低減することができるので漏れ電流の発生量を低減することができる。
さらに、第1凹部1xおよび第2凹部1yの存在に拘わらず、受発光素子10は1つの半導体基板2に全ての構成が作り込まれ、接合剤等を用いずに一体的に形成されたものであるため、個別に実装、位置合わせをする必要がなく、高い位置精度を保つことができるものとなる。
以上より、小型化が可能であり、高位置精度を保ち、かつ、漏れ電流の少ない受発光素子10を提供することができる。
(変形例:第1凹部1x,第2凹部1y)
第1凹部1xおよび第2凹部1yの形状、相対位置関係等は上述の例に限定されない。図3(a),(b)に変形例を示す。図3(a),(b)は受発光素子10のうち、凹部形成領域11近傍を示す要部拡大断面図である。
例えば、図3(a)に示すように、第1凹部1xおよび第2凹部1yの少なくとも一方に絶縁材料5を充填させてもよい。絶縁材料5としては、SiN、SiO等の無機絶縁膜や、ポリイミド,エポキシ等の有機絶縁膜、永久レジスト等を用いることができる。図3(a)に示す例では、第2凹部1yに絶縁材料5を充填させ、絶縁材料5の露出面と第2主面1bとが段差のない同一面を形成している。
このように構成することにより、半導体基板1の第2主面1b側を凹凸のない平坦面とすることができるので、普通のシリコンウェハプロセスに適用することができる。また、
第2凹部1yに絶縁材料5が充填されているため、第2凹部1yの存在による半導体基板1の強度低下を抑制することができる。一方で、絶縁材料5により、正孔の拡散経路を遮断することができるので漏れ電流の低減効果は維持することができる。
特に、図3(a)に示す例では、第1主面1aに垂直な方向から透視したときに、第1凹部1xが第2凹部1yに完全に重なるように形成されている。言い換えると、第1主面1aに垂直な方向から透視したときに、第2凹部1yの内側に第1凹部1xが形成されている。さらに言い換えると、第1凹部1xの底部全面において絶縁材料5が露出した構成となっている。このような構成とすることにより、発光ダイオード3からフォトダイオード2までの正孔の拡散経路を遮断することができる。これにより、図1に示すような、発光ダイオード3からフォトダイオード2までの正孔の拡散経路を迂回させることで長距離化する場合よりも、より効果的に漏れ電流を低減させることができる。
また、図3(b)に示すように、第1主面1aに垂直な方向から透視したときに、第1凹部1xと第2凹部1yとは一部のみで重複するように配置し、第2凹部1yに絶縁材料5を充填させてもよい。この場合にも、発光ダイオード3からフォトダイオード2までの正孔の拡散経路を遮断することができる。さらに、一部において半導体基板2の連続性が保たれているため、半導体基板1の強度を保つことができるので好ましい。
なお、図3(a),(b)に示す例では、絶縁材料5を第2凹部1yのみに充填させた例を示したが、第1凹部1xのみに充填してもよいし、第1凹部1xおよび第2凹部1yの双方に充填してもよい。第1凹部1xに充填する場合には、第1主面1aと絶縁材料5の露出面との間に段差が生じてもよい。また、図3(a),(b)に示す例では、第1主面1aに垂直な方向から透視したときに、第1凹部1xと第2凹部1yとの少なくとも一部が重複している例を用いて説明したが、図1に示すような、第1凹部1xと第2凹部1yとが重複しない構成において絶縁材料5を充填させてもよい。
また、第1凹部1xの深さを第2凹部1yの深さよりも小さくしてもよい。このように構成することで、第1主面1aの反り、うねりを低減し、半導体基板1上に作り込むフォトダイオード2および発光ダイオード3の位置精度を高めることができる。
また、第1凹部1xの幅と第2凹部1yの幅とを異ならせてもよい。その場合には、絶縁材料5が充填される側の凹部の幅を他方の凹部の幅よりも大きくすればよい。半導体基板1の強度を保つことができるからである。
さらに、第1凹部1x,第2凹部1yはがそれぞれ1個の場合を例示したが、複数個設けてもよい。その場合には、側方からの断面視で、櫛歯が互いに噛み合うように交互に配置することが好ましい。
また、第1凹部1xと第2凹部1yとの深さ方向における重複の割合については、迂回経路長が、少数キャリア(この例では正孔)の再結合時間が迂回経路長を少数キャリアの拡散速度で割ったものよりも小さくなるような関係を満たすように適宜調整すればよい。また、半導体基板1の強度を保つためにも、第1凹部1xと第2凹部1yとの第1主面1aと平行な平面における離間距離、第1凹部1xと第2凹部1yとの深さを足し合わせたものを半導体基板1の基板厚みに対してどの位大きくするかを適宜決定する必要がある。
(受発光素子の製造方法)
次に、以上のように構成された受発光素子10の製造方法の一例を図4(a)〜図4(c),図5(a)〜図5(c)を用いて説明する。図4は、受発光素子10の製造方法の各工程を示す平面図および断面図であり、図5は、図4に続く各工程を示す断面図である。
この例では、1つの半導体ウェハから複数の受発光素子10を形成する場合を例に説明する。このため、後の半導体基板1となる半導体ウェハ1Aに各構成要素を作り込むものとし、半導体基板1を半導体ウェハ1Aに置き換えて説明を行なう。ただし、この例に限らず、半導体ウェハから1つの受発光素子10を形成してもよい。
(第2凹部形成工程)
まず、第1主面1Aaと第2主面1Abとを有する第1導電型の半導体ウェハ1A(後の半導体基板1)を準備する。この例では、半導体ウェハ1Aとしてシリコンウェハを準備する。
そして、図4(a)に示すように、この半導体ウェハ1Aの第2主面1Abに第2凹部1yを形成する。この例では、上面視で直線状の第2凹部1yを複数個並列配置して形成している。第2凹部1yは、ダイシング等による切削加工により形成してもよいし、レーザー加工により形成してもよいし、フォトマスク等を用いてエッチングすることにより形成してもよい。この例では、ダイシング加工により刃先を半導体ウェハ1Aの厚みの約2/3強まで切り込むように位置調整を行なって第2凹部1yを形成している。
(充填工程)
次に、図4(b)に示すように、半導体ウェハ1Aの第2凹部1yに絶縁材料5を充填する。具体的には、硬化前の絶縁性樹脂を半導体ウェハ1Aの第2主面1Abに塗布またはポッティングし、第2凹部1yに絶縁性樹脂を充填させた後に、スキージ等で余剰分を取り除き、第2主面1Abを平坦化する。これにより、絶縁性樹脂の露出面と第2主面1Abとを段差のない同一面とすることができる。その後、絶縁性樹脂を硬化させ第2凹部1yに充填された絶縁材料5を形成する。なお、第2凹部1yに絶縁材料5を充填させるには、ディスペンサーにより個別注入することもできる。また、絶縁性樹脂を硬化後に、余剰の絶縁性樹脂を取り除き平坦化を行なうことで、第2主面1Abと絶縁材料5の露出面とを同一面とするようにしてもよい。
(第1凹部形成工程)
次に、図4(c)に示すように、半導体ウェハ1Aの第1主面1Aaに第1凹部1xを形成する。この例では、上面視で直線状の第1凹部1xを複数個並列配置して形成している。第1凹部1xは、ダイシング等による切削加工により形成してもよいし、レーザー照射により形成してもよいし、フォトマスク等を用いてエッチングすることにより形成してもよい。この例では、ダイシング加工により刃先を半導体ウェハ1Aの厚みの約1/3まで切り込むように位置調整を行なって第1凹部1xを形成している。
さらに、この例では、第1凹部1xを、第2凹部1y内に充填された絶縁材料5が露出するように形成している。より具体的には、第1主面1Aa側から半導体ウェハ1Aの一部を除去し、第2凹部1yまで到達するとともに、第2凹部1y内に充填された絶縁材料5の一部を除去する。すなわち、第1凹部1xの形成により、第2凹部1yを構成する内壁面の一部を除去し、第2凹部1yの輪郭を変化させることになる。
このように構成することにより、第1主面1Aaに垂直な方向から透視したときに、第1凹部1xと第2凹部1yとの一部が重なるようになる。なお、図4(c)に示す例では、第1凹部1xと第2凹部1yとの位置関係を明確にするために、第2凹部1yが形成された位置を破線で示している。
ここで、第1主面1Aaに垂直な方向から透視したときに第1凹部1xと第2凹部1y
との組み合わせを少なくとも1つ有する領域を凹部形成領域11とする。凹部形成領域11は、1つの第1凹部1xと1つの第2凹部1yとの組み合わせであってもよいし、第1凹部1xと第2凹部1yとの組み合わせが複数組あってもよい。
(受光部形成工程)
次に、図5(a)に示すように、半導体ウェハ1Aの第1主面1Aaに垂直な方向から透視したときに、第1凹部1xおよび第2凹部1yが形成された凹部形成領域11の外側において、半導体ウェハ1Aの第1主面1Aaに第1不純物を拡散させて第2導電型を呈する第2導電型半導体部21を形成してフォトダイオード2を形成する。
ここで、凹部形成領域11は、少なくとも1つの第1凹部1xと第2凹部1yとの組み合わせを含む領域であり、その組み合わせは1つでも2以上であってもよい。
第2導電型半導体部21の形成は、例えば、フォトレジスト等で形成したマスクに開口部を形成し、この開口部から露出する半導体ウェハ1Aの第1主面1Aaに熱拡散,イオン打ち込み等で第1不純物を拡散させればよい。
フォトダイオード2を駆動させるための第1電極22,第2電極23は、以下の通り形成する。すなわち、フォトレジスト膜を塗布し、フォトリソグラフィー法により所望のパターンを露光、現像した後、抵抗加熱蒸着法やスパッタリング法等を用いて、第1電極22および第2電極23を形成するための合金膜を形成する。そして、リフトオフ法を用いて、フォトレジストを除去するとともに、各電極22,23を所望の形状に形成する。
(発光部形成工程)
次に、図5(b)に示すように、半導体ウェハ1Aの第1主面1Aaにバッファ層4を介して発光ダイオード3を形成する。
具体的には、半導体ウェハ1Aの第1主面1Aaに垂直な方向から透視したときに、フォトダイオード2を形成した領域に対して、凹部形成領域11を挟んだ反対側の領域に発光ダイオードを形成する。
バッファ層4,発光ダイオード3を構成する各半導体層はMOCVD法を用いて順次積層する。そして、積層された半導体層上に図示しないフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィー法により所望のパターンを露光、現像した後、ウェットエッチング法により、発光ダイオード3を形成する。なお、このとき、第1導電型コンタクト層の上面が露出するように、2段階でエッチングを行う。その後、フォトレジストを除去する。
発光ダイオード3を駆動する第3電極31,第4電極32は、第1電極22,第2電極23と同様に形成することができる。
なお、本実施形態では、後に半導体ウェハ1Aを分断する工程を有する。このため、この段階ではみかけ上、フォトダイオード2と発光ダイオード3とが凹部形成領域11を介さずに隣接しているように見える部位もあるが、後に分断するため問題ない。フォトダイオード2と少なくとも1つの発光ダイオード3との間に凹部形成領域11が存在すればよい。
(分断工程)
次に、図5(c)に示すように、上述の各工程を経た半導体ウェハ1Aを少なくとも1つの凹部形成領域11,これを挟んで配置された少なくとも一対の、フォトダイオード2および発光ダイオード3の組み合わせを含む個片に分断する。個片に分断する手法として
は、通常のダイシングを採用することができる。
このようにして分断された個片の各々が、半導体基板1にフォトダイオード2,発光ダ
イオード3が作り込まれた受発光素子10となる。
以上より、図1に示す受発光素子10を製造することができる。上述の手法により、半導体プロセスの前に予め第1凹部1x,第2凹部1yを形成することができるので、生産性の高いものとすることができる。
また、上述の製造方法によれば、個々の受発光素子10はその向かい合う両側面に第1凹部1x,第2凹部1yが露出するものとなる。このため、フォトダイオード2、と発光ダイオード3とを確実に分離することができ、高精度の受発光素子を提供することができる。
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上述の例では、発光ダイオード3およびフォトダイオード2が単数の場合を例に説明したが、複数個有し、それらがアレイ状,マトリックス上に形成されていてもよい。特にアレイ状に形成されている場合には、第1凹部1x,第2凹部1yが伸びる方向に沿って列状に配列されていることが好ましい。
また、上記実施形態では、フォトダイオード2はpn型としたが、PIN型のフォトダイオードを構成してもよい。
また、第1導電型および第2導電型を逆としてもよい。
1 半導体基板
2 フォトダイオード
21 第2導電型半導体領域
3 発光ダイオード
4 バッファ層
5 絶縁材料
10 受発光素子

Claims (8)

  1. 第1主面と第2主面とを有する第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板の前記第1主面に第1不純物がドーピングされて形成された第2導電型半導体部を含むフォトダイオードと、
    前記半導体基板の前記第1主面に第2不純物を含むバッファ層を介して積層された半導体層の積層体からなる発光ダイオードと、を備え、
    前記半導体基板は、前記第1主面に垂直な方向から透視したときに、前記フォトダイオードと前記発光ダイオードとの間に、前記第1主面に設けられた第1凹部と、前記第2主面に設けられた第2凹部とを有し、
    前記第1凹部の深さと前記第2凹部の深さとの合計が前記半導体基板の厚みよりも大きい、受発光素子。
  2. 前記第1凹部は、前記第1主面に垂直な方向から透視したときに、前記第2凹部よりも前記発光ダイオード側に位置する、請求項1記載の受発光素子。
  3. 前記第1凹部および前記第2凹部の少なくとも一方に充填された絶縁部材を有する、請求項1または2に記載の受発光素子。
  4. 前記第1凹部は、前記第1主面に垂直な方向から透視したときに、前記第2凹部と重複する箇所を有する、請求項3に記載の受発光素子。
  5. 前記バッファ層は、第1導電型である、請求項1乃至4のいずれかに記載の受発光素子。
  6. 前記絶縁部材は、前記第2凹部のみに充填させている、請求項3に記載の受発光素子。
  7. 第1主面と第2主面とを有する第1導電型の半導体基板の前記第2主面に第2凹部を形成する第2凹部形成工程と、
    前記第2凹部に対して、前記第2主面と同一面となるように絶縁材料を充填する充填工程と、
    前記半導体基板の前記第1主面に第1凹部を形成する第1凹部形成工程と、
    前記半導体基板の前記第1主面に垂直な方向から透視したときに、前記第1凹部および前記第2凹部が形成された凹部形成領域の外側において、前記半導体基板の前記第1主面に第1不純物を拡散させて第2導電型を呈する第2導電型半導体部を形成してフォトダイオードを形成する受光部形成工程と、
    前記半導体基板の前記第1主面に垂直な方向から透視したときに、前記フォトダイオードが形成された領域に対して前記凹部形成領域を挟んだ反対側において、前記半導体基板の前記第1主面に、第2不純物を含むバッファ層を介して半導体層を積層させてなる積層体からなる発光ダイオードを形成する発光部形成工程と、を含む受発光素子の製造方法。
  8. 前記第1凹部形成工程は、前記第2凹部内の前記絶縁材料が露出するように形成する、請求項7記載の受発光素子の製造方法。
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