JP2015011791A - ダブルシーソースイッチ - Google Patents

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致良 宮田
Tomoyoshi Miyata
致良 宮田
信次 長谷川
Shinji Hasegawa
信次 長谷川
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Abstract

【課題】部品点数を減らして組立作業を簡素化し、スイッチの製造コストを低減することが可能なダブルシーソースイッチを提供する。
【解決手段】ダブルシーソースイッチSは、ケース1内に並べて設置された2個のシーソースイッチS1,S2がそれぞれ、ケース1内の底面に配置した中央端子31と、一対の固定接点32,33と、中央端子31を支点にして揺動可能に支持され、一対の固定接点32,33のいずれか一方に接触する接点部42,43を有する可動接点4と、ケース1に回転可能に支持され、その回転動作に伴い可動接点4上を移動して可動接点4を揺動させる操作体5と、操作体5を中立位置に付勢する手段として、板ばね材の両端を折り曲げた屈曲部61,61が圧縮された蓄力状態でケース1の天井面に当接し、かつ、板ばね材の平板部62が両方の操作体5を押圧するように配置された単一の板ばね片6を備えて構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車の電動式シート等を操作するスイッチとして好適なダブルシーソースイッチに関する。
従来、この種のスイッチとして、下記の特許文献1に記載されたシートスイッチが知られている。このスイッチは、ベースに配置された固定接点の上にV字形状に折り曲げた可動接点を配設し、この可動接点の上に設置した操作部材をスライドさせることにより、可動接点をシーソーのように揺動させて接点を切り替える、いわゆるシーソースイッチが採用されている。
このシーソースイッチにおいて、操作部材は、ノブが嵌め込まれる操作軸と、コイルばねが収容されたばねホルダと、可動接点に当接する突起とを備えて構成されている。そして、ばねホルダに収容されたコイルばねにより突起が可動接点に付勢され、操作部材をスライドさせると、操作部材の突起がコイルばねの力で常時押圧されながら可動接点上を移動するようになっている。ところが、このような構造のシーソースイッチをシートスイッチに適用した場合、操作部材に対応する個数のばねホルダとコイルばねが必要となり、その分部品点数が多くなるため、部品の組立作業が煩雑化するとともに、スイッチの製造コストが増大するという問題があった。
特開2009−32519号公報(図4を参照)
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、シーソースイッチについて、部品点数を減らして組立作業を簡素化し、スイッチの製造コストを低減することが可能なダブルシーソースイッチを提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明のダブルシーソースイッチは、ケースの内部に2個のシーソースイッチを並べて設置したダブルシーソースイッチであって、前記2個のシーソースイッチは、それぞれ、前記ケース内の底面に配置された中央端子と、前記中央端子を挟んで互いに離間して配置された一対の固定接点と、前記中央端子を支点にして揺動可能に支持され、前記一対の固定接点のいずれか一方に接触する接点部を有する可動接点と、前記ケースに回転可能に支持され、その回転動作に伴い前記可動接点上を移動して当該可動接点を揺動させる操作体と、前記操作体を中立位置に付勢する付勢手段と、を備えており、前記付勢手段は、板ばね材の両端を折り曲げた屈曲部が圧縮された蓄力状態で前記ケースの天井面に当接し、かつ、板ばね材の平板部が前記両方の操作体を押圧するように配置された単一の板ばね片により構成されていることを特徴とする。
本発明のダブルシーソースイッチによれば、従来は2個ずつ必要であったばねホルダとコイルばねに代えて、1個の板ばね片によって操作体を付勢する構造を採用したことにより、部品点数を減らして組立作業を簡素化し、スイッチの製造コストを低減することができるという効果がある。
本発明のダブルシーソースイッチを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)はA−A断面図である。 ベースと接点パターンを示す図で、(a)は平面図、(b)はA−A断面図、(c)はB−B断面図である。 接点パターンを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。 可動接点を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はA−A断面図、(d)は底面図、(e)はB−B断面図である。 操作体を示す図で、(a)は平面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は底面図である。 接点ばね片を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。 トップケースを示す図で、(a)は平面図、(b)は右側面図、(c)は正面図である。 本発明のダブルシーソースイッチの動作説明図で、(a)は自由位置の状態を示す断面図、(b)はON開始位置の状態を示す断面図、(c)は全移動位置の状態を示す断面図、(d)は回路構成図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態のダブルシーソースイッチSは、例えば自動車の電動式シート等を操作するスイッチとして適用可能であり、ケース1の内部に2個のシーソースイッチS1,S2を並べて設置したものである。このダブルシーソースイッチSは、ベース2、接点パターン3、可動接点4、操作体5、接点ばね片6、トップケース7を備えて構成されている。以下、各部品の構造を説明する。
図2に示すベース2は、絶縁性を有する樹脂材料(本実施形態ではPBT)により構成されており、扁平箱型の本体21が中央の仕切壁22で左右2つのスイッチ収容室23,23に仕切り形成されている。各スイッチ収容室23の正面及び背面の内壁には、後述の操作体5を回転可能に支持するための凹部24が形成されており、正面、背面、左右両側面の外壁には、後述のトップケース7を装着するための爪25が形成されている。また、各スイッチ収容室23の床面には後述の接点パターン3を配置するための台座26が設けられている。
図3に示す接点パターン3は、導電性を有する金属板(本実施形態では銅板)を所定パターンに打ち抜き加工して前記ベース2にインサート成形したもので、インサート成形後に図の一点鎖線部分をカット加工して金属板から切り離される。これにより、本実施形態では、台座26の中央に金属片を垂直に起立させた中央端子31(b端子、e端子)が配置され、その中央端子31を挟んだ左右両側に一対の固定接点32,33(a接点とc接点、d端子とf端子)が互いに離間して配置される。これらの中央端子31と固定接点32,33は、スイッチ収容室23の内部からベース2の外部へと突出するように設けられている。なお、本実施形態では、ベース2の中央寄りの内側固定接点32(c接点、d接点)の方が外側固定接点33(a接点、e接点)よりも高い位置に配置されている。
この接点パターン3が配置されたベース2の上には、図4に示す可動接点4が設置される。可動接点4は、導電性を有する金属片(本実施形態では銅片)の略中央部分を湾曲状に折り曲げ加工したものであり、この湾曲部41を下向きにして前記中央端子31の上に設置される。これにより、可動接点4は中央端子31に常時接触し、中央端子31を支点にしてシーソーのように揺動可能に支持される。また、湾曲部41の両側には、前記固定接点32,33に接触する接点部42,43が設けられており、この接点部42,43には、固定接点32,33との接触不良を防ぐために、図4(e)のような切込み44が形成されている。
可動接点4の上には、図5に示す操作体5が設置される。操作体5は、絶縁性を有する樹脂材料(本実施形態ではPOM)により構成されており、円柱状の本体51と、本体51の背面から斜め上方に延設されたレバー52と、本体51の底面に突設された突起部53を備えている。また、本体51の正面及び背面には、本体51の中心から僅かに上方にずらした位置を中心とする一対の支軸54,54が形成されており、この支軸54を前記ベース2の凹部24に挿入することにより、操作体5が支軸54を中心にして回転可能に軸受支持される。また、これにより、突起部53が前記可動接点4の湾曲部41に嵌まり、レバー52の回転動作に伴い可動接点4の上を移動して、可動接点4を揺動させるようになっている。
また、この操作体5は可動接点4側に向かって常時付勢され、動作時に所定の接圧が得られ、かつ、無負荷状態で中立位置に復帰するように構成されている。その付勢手段として、本実施形態では、図6に示す板ばね片6と図7に示すトップケース7が用いられている。
図6に示す板ばね片6は、適度な弾力と機械的強度を有する板ばね材(本実施形態ではステンレス鋼板)により構成されており、この板ばね材の両端を鋭角に折り曲げた屈曲部61が設けられている。また、板ばね材の平板部62には、中央に括れ部63が形成されており、板ばね片6を前記仕切壁22の上に載せて括れ部63を両側から挟み付けることにより、板ばね片6は前後左右にずれることなくベース2上に支持される。
図7に示すトップケース7は、耐久性に優れた鋼板(本実施形態では錫メッキ鋼板)により構成され、ベース2全体を覆う天板71に前記操作体5のレバー52を突出させる開口部72が形成され、天板71の前後左右の側面に取付片73,73,…が一体に設けられている。そして、トップケース7をベース2の上に被せ、取付片73に形成された取付孔74に前記ベース2の爪25を係止することにより、ベース2にトップケース7が装着される。
これにより、図1に示したように、ベース2とトップケース7からなるケース1が構成され、左右に分かれた2つのスイッチ収容室23,23内にそれぞれ1個ずつシーソースイッチS1,S2を収容したダブルシーソースイッチSの組立てが完成する。ここで、ベース2にトップケース7を装着したとき、天板71によって板ばね片6が抑え付けられるため、板ばね片6の屈曲部61が内側に圧縮された蓄力状態で天板71の裏面(ケース1の天井面)に当接し、板ばね片6の平板部62が左右両方の操作体5の本体51を押圧した状態で配置される。
なお、トップケース7には、天板71から正面に向かって水平に延びるグランド端子75(g端子、h端子)が設けられており、いずれか一方を接地して静電対策用アースとして使用することができる。また、図1(c)に示すように、ケース1の上端と下端からそれぞれ水平に端子が延びているため、このダブルシーソースイッチSを回路基板上に実装する際に正確に位置決め固定することができる。さらに、グランド端子75,75間を短絡させてジャンパー線として利用することも可能である。
以上が本実施形態のダブルシーソースイッチSの構造であるが、以下このスイッチの動作について、図8を参照しながら説明する。
図8(a)に示す無負荷時の状態では、板ばね片6の平板部62が左右の操作体5の本体51を上から押圧しており、先端の突起部53が可動接点4の湾曲部41に嵌まっている。このとき、可動接点4は平衡を保っており、湾曲部41が中央端子31に接触し、外側接点部43が外側固定接点33に接触しているが、内側接点部42は内側固定接点32から離れている。したがって、図8(d)に示すように、中央端子31(b端子)と外側固定接点33(a接点)、中央端子31(e端子)と外側固定接点33(f接点)がそれぞれ可動接点4を介して接続される。これがスイッチOFFの状態である。
ここで、図8(b)に示すように、右側の操作体5のレバー52を図の右方向に動かすと、操作体5が支軸54を中心に時計回りに回転し、本体51が板ばね片6の平板部62を押し上げて板ばね片6が弾性変形する。また、操作体5の突起部53が可動接点4の湾曲部41から抜け出し、可動接点4の上を移動し始める。このとき、可動接点4は、湾曲部41と中央端子31との接点を支点にして、外側接点部43が浮き上がり、外側固定接点33(f接点)から離れる。これがスイッチON開始の状態である。
続いて、図8(c)に示すように、右側の操作体5のレバー52を図の右方向に更に動かすと、操作体5が支軸54を中心に回転し、本体51が板ばね片6の平板部62を更に上方に押し上げて板ばね片6が圧縮される。また、操作体5の突起部53は、可動接点4の上を移動し、傾斜面の最上端まで駆け上る。このとき、可動接点4は、湾曲部41と中央端子31との接点を支点にして、重心が移動して左側に傾き、内側接点部42が内側固定接点32に接触する。したがって、図8(d)において、中央端子31(e端子)と内側固定接点32(d接点)が可動接点4を介して接続され、接点が切り替わる。これがスイッチONの状態である。
ここでレバー52に作用する力を解除すると、圧縮されていた板ばね片6が復元し、図8(a)のように板ばね片6が操作体5を押圧する。これにより、先端の突起部53が可動接点4の湾曲部41に嵌まって操作体5が中立位置に復帰し、可動接点4が元の平衡状態に戻る。したがって、スイッチがOFFの状態に切り替わる。なお、図8(b)(c)では右側のシーソースイッチS2の動作を説明したが、左側のシーソースイッチS1については左右反転しているだけでその動作は同じである。
以上説明したように、本実施形態のダブルシーソースイッチSによれば、従来は2個ずつ必要であったばねホルダとコイルばねに代えて、1個の板ばね片6によって操作体5を付勢する構造を採用したことにより、部品点数を減らして組立作業を簡素化し、スイッチの製造コストを低減することができる。なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において当業者の通常の創作能力によって適宜変更することが可能である。
S:ダブルシーソースイッチ
S1:シーソースイッチ
S2:シーソースイッチ
1:ケース
2:ベース
21:本体
22:仕切壁
23:スイッチ収容室
24:凹部
25:爪
26:台座
3:接点パターン
31:中央端子
32:固定接点(内側固定接点)
33:固定接点(外側固定接点)
4:可動接点
41:湾曲部
42:接点部(内側接点部)
43:接点部(外側接点部)
44:切込み
5:操作体
51:本体
52:レバー
53:突起部
54:支軸
6:板ばね片
61:屈曲部
62:平板部
63:括れ部
7:トップケース
71:天板
72:開口部
73:取付片
74:取付孔
75:グランド端子

Claims (1)

  1. ケースの内部に2個のシーソースイッチを並べて設置したダブルシーソースイッチであって、
    前記2個のシーソースイッチは、それぞれ、
    前記ケース内の底面に配置された中央端子と、
    前記中央端子を挟んで互いに離間して配置された一対の固定接点と、
    前記中央端子を支点にして揺動可能に支持され、前記一対の固定接点のいずれか一方に接触する接点部を有する可動接点と、
    前記ケースに回転可能に支持され、その回転動作に伴い前記可動接点上を移動して当該可動接点を揺動させる操作体と、
    前記操作体を中立位置に付勢する付勢手段と、を備えており、
    前記付勢手段は、板ばね材の両端を鋭角に折り曲げた屈曲部が圧縮された蓄力状態で前記ケースの天井面に当接し、かつ、板ばね材の平板部が前記両方の操作体を押圧するように配置された単一の板ばね片により構成されていることを特徴とするダブルシーソースイッチ。
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