JP2015009926A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送手段と記録材の最上面との間の間隔を調整した場合に、記録材の有無の誤検出を防止する。
【解決手段】本開示の一態様にかかる給紙装置は、記録材を積層した状態で記録材を収納する収納手段(101)と、収納手段(101)に収納された記録材の最上面と、記録材を吸着して搬送する搬送手段(110)と、の間の間隔を調整する上面位置検出手段(107)と、収納手段(101)に収納された記録材の有無を、記録材の積層方向に所定の検出領域を有するセンサにより検出する記録材検出手段(100)と、を有し、記録材検出手段(100)は、センサを複数有し、複数のセンサの検出領域が積層方向に各々ずれている。
【選択図】図1

Description

本開示は、用紙等の記録材を給紙する給紙装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置には、大量の用紙を給紙可能なエア吸着式の給紙装置が搭載されているものがある。
エア吸着式の給紙装置は、用紙トレイに積載された用紙の側面に空気を吹き付けて用紙を浮上させ、吸気口が形成された搬送ベルトに用紙を吸着する。吸気口は、空気を吸引するためのものである。そして用紙が吸着された搬送ベルトを回転駆動して用紙を所定の位置に搬送する。これにより、大量の用紙を給紙することを可能にしている。
また、エア吸着式の給紙装置は、多種多様な用紙でも1枚ずつ搬送ベルトに吸着するように、搬送ベルトと用紙最上面との間の間隔を用紙の種類に応じて調整している。用紙最上面は、用紙トレイに積層された用紙の最上面である。
従来のエア吸着式の給紙装置では、搬送ベルトの近傍にある1つの反射型センサで用紙の有無を監視し、用紙なしを検出した場合に、用紙の給紙をユーザに促している。
反射型センサは、用紙の有無を検出することが可能な検出可能領域があり、検出可能領域外では、用紙の有無を検出することができない。
このため、搬送ベルトと用紙最上面との間の間隔を用紙の種類に応じて調整した場合に、その間隔を広げすぎてしまうと、反射型センサの検出可能領域を越えてしまい、用紙トレイに用紙があるにもかかわらず用紙なしと誤検出してしまうことになる。
このようなことから、搬送ベルトと用紙最上面との間の間隔を調整した場合に、用紙の有無の誤検出が発生しないようにするための仕組みが必要視されている。
なお、本発明よりも先に出願された技術文献として、特許文献1(実開平02-124971号公報)には、複数の反射型センサを配列し、それぞれの反射型センサの受光素子の受光状態の組み合わせによって用紙の色や外乱による用紙の有無の誤検出を低減させる技術について開示されている。
しかし、特許文献1には、搬送ベルトと用紙最上面との間の間隔を調整した場合に、用紙の有無の誤検出を防止する点については記載されていない。
本開示の目的は、搬送手段と記録材の最上面との間の間隔を調整した場合に、記録材の有無の誤検出を防止することにある。搬送手段とは、搬送ベルトなどの記録材を搬送する搬送手段を意味する。記録材の最上面とは、用紙トレイなどの収納手段に、用紙などの記録材を積層した状態で収納した際に、最も上位に位置する記録材の面を意味する。
本開示の一態様にかかる給紙装置は、
記録材を積層した状態で前記記録材を収納する収納手段と、
前記収納手段に収納された前記記録材の最上面と、前記記録材を吸着して搬送する搬送手段と、の間の間隔を調整する上面位置検出手段と、
前記収納手段に収納された前記記録材の有無を、前記記録材の積層方向に所定の検出領域を有するセンサにより検出する記録材検出手段と、を有する給紙装置であって、
前記記録材検出手段は、
前記センサを複数有し、複数の前記センサの検出領域が前記積層方向に各々ずれている、ことを特徴とする。
本開示の一態様によれば、搬送手段と記録材の最上面との間の間隔を調整した場合に、記録材の有無の誤検出を防止することができる。
給紙装置の概略構成例を示す図である。 用紙有無検出部の構成例を示す図である。 従来の用紙有無検出部の構成例を示す第1の図である。 従来の用紙有無検出部の構成例を示す第2の図である。 用紙の有無の検出方法例を説明するための図である。 本実施形態の用紙有無検出部の構成例を示す第1の図である。 本実施形態の用紙有無検出部の構成例を示す第2の図である。 本実施形態の用紙有無検出部の他の構成例を示す図である。 第1の反射型センサ502をベルト吸着センサとして使用する場合を説明するための図である。
(本開示の一態様にかかる給紙装置の実施形態の概要)
まず、図1、図6、図7を参照しながら、本開示の一態様にかかる給紙装置の実施形態の概要について説明する。図1は、本開示の一態様にかかる給紙装置の構成例を示す図である。図6、図7は、本開示の一態様にかかる記録材検出手段の構成例を示す図である。
本開示の一態様にかかる給紙装置は、収納手段、上面位置検出手段、記録材検出手段を有して構成する。
収納手段は、記録材を積層した状態で記録材を収納する。収納手段としては、例えば、図1に示す用紙トレイ101が機能する。
上面位置検出手段は、収納手段に収納された記録材の最上面と、記録材を吸着して搬送する搬送手段と、の間の間隔を調整する。搬送手段は、図1に示す搬送ベルト110が機能する。上面位置検出手段は、図1に示す上面位置検出部107が機能する。
記録材検出手段は、収納手段に収納された記録材の有無を、記録材の積層方向に所定の検出領域を有するセンサにより検出する。記録材検出手段は、図1に示す用紙有無検出部100が機能する。
本開示の一態様にかかる記録材検出手段は、図6、図7に示すように、センサ502、503を複数有し、複数のセンサ502、503の検出領域が積層方向に各々ずれている。
本開示の一態様にかかる記録材検出手段は、複数のセンサ502、503の検出領域が積層方向に各々ずれているため、記録材検出手段の検出領域を広くすることができる。これにより、搬送手段と記録材の最上面との間の間隔を広げても、記録材なしと誤検出してしまうことを回避することができる。その結果、搬送手段と記録材の最上面との間の間隔を調整した場合に、記録材の有無の誤検出を防止することができる。以下、添付図面を参照しながら、本開示の一態様にかかる給紙装置について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、給紙装置を搭載した画像形成装置を例に説明する。画像形成装置は、給紙装置を搭載することが可能な装置であれば、複写機やプリンタ等のあらゆる画像形成装置が適用可能である。
<給紙装置の構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の給紙装置の構成例について説明する。図1は、エア吸着式の給紙装置の構成例を示す図である。
本実施形態の給紙装置は、複写機やプリンタ等の画像形成装置内に搭載される。
本実施形態の給紙装置は、図1に示すように、用紙トレイ101、エア給紙ユニット102、ベルト給紙ユニット103、上面位置検出部107、用紙有無検出部100を有して構成する。
用紙トレイ101は、用紙を積層して格納する。
エア給紙ユニット102は、用紙トレイ101に積載された用紙の側面に空気を吹き付けて用紙を浮上させる。エア給紙ユニット102は、ブロワファン104、エアダクト105を有して構成する。ブロワファン104が回転し始めると、エアダクト105を通って空気が用紙トレイ101に積載された用紙に当たることになる。
ベルト給紙ユニット103は、吸気口が形成された搬送ベルト110に用紙を吸着させ、搬送ベルト110を回転駆動させて所定の位置に用紙を搬送する。吸気口は、空気を吸引するためのものである。ベルト給紙ユニット103は、吸引ダクト106、搬送ベルト110を有して構成する。吸引ダクト106を負圧状態にすることで、搬送ベルト110に用紙を吸着させることができる。
上面位置検出部107は、用紙トレイ101に積載された用紙最上面の位置を検出する。用紙最上面は、用紙トレイ101に積層された用紙の最上面である。上面位置検出部107は、上下方向に揺動可能なアクチュエータ108、揺動検出センサ109を有して構成する。揺動検出センサ109は、アクチュエータ108の揺動状態を検出する。
上面位置検出部107は、アクチュエータ108を制御し、アクチュエータ108を用紙最上面の用紙に当接させる。上面位置検出部107は、揺動検出センサ109のセンサ情報を基に、アクチュエータ108に当接した用紙最上面の用紙の位置が低くなったか否かを判断する。そして、用紙最上面の用紙の位置が低くなったと判断した場合に、用紙トレイ101を上昇させ、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔を所定の距離に保つように制御する。搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔は、上面位置検出部107によりアクチュエータ108の位置を調整し、アクチュエータ108を用紙最上面の用紙に当接させることで、調整することができる。
用紙有無検出部100は、用紙トレイ101の用紙の有無を検出する。用紙有無検出部100は、反射型センサを有して構成する。反射型センサについては後述する。
本実施形態の給紙装置は、給紙動作を開始する場合は、ブロワファン104を回転させる。ブロワファン104が回転し始めると、エアダクト105を通って分離エアが用紙トレイ101に積載された用紙の先端面にあたり、用紙を捌くことになる。同時に、エアダクト105を通った浮上エアにより用紙最上面の用紙1枚を搬送ベルト110側に浮上させることになる。そして、吸引ファン(図示せず)により吸引ダクト106を負圧状態にし、搬送ベルト110に用紙を吸着させる。用紙が搬送ベルト110に吸着された状態で搬送ベルト110を回転駆動することで、所定の位置に用紙を搬送することができる。
<用紙有無検出部100の構成例>
次に、図2を参照しながら、用紙有無検出部100の構成例について説明する。図2は、用紙有無検出部100の構成例を示す図である。
用紙有無検出部100は、反射型センサ201を有して構成する。反射型センサ201は、発光素子と受光素子とを有して構成する。そして、発光素子から発した光が検出対象物で反射し、その反射光を受光素子で受光し、検出可能領域に検出対象物が存在するか否かを検出する。
但し、検出対象物が反射型センサ201から遠すぎる場合は、反射光を受光素子で受光することができず、検出対象物の検出を行うことができない。また、検出対象物が反射型センサ201に近すぎる場合は、受光素子が過受光状態となり、検出対象物を安定して検出することができない。このため、反射型センサ201には最短検出距離と最長検出距離とが定められおり、反射型センサ201の検出可能領域は、最長検出距離と最短検出距離との間の範囲となる。なお、反射型センサ201の検出可能領域や検出範囲(図2に示すφX)は、反射型センサ201の原理上、反射型センサ201の性能によって異なってくる。
<従来の用紙有無検出部の構成例>
次に、図3、図4を参照しながら、従来の用紙有無検出部の構成例について説明する。図3、図4は、従来の用紙有無検出部の構成例を示す図である。
従来の用紙有無検出部は、図3、図4に示すように、1つの反射型センサ302を有して構成している。反射型センサ302は、発光素子と受光素子とを有して構成する。反射型センサ302は、用紙の有無を検出するためのペーパエンドセンサである。
反射型センサ302は、図5(a)に示すように、用紙トレイ101に用紙が存在する場合は、発光素子の光が用紙で反射し、その反射光を受光素子で受光し、用紙ありと検出する。また、図5(b)に示すように、用紙トレイ101に用紙が存在しなくなり、用紙トレイ101の底板が最上面になると、その底板には検出領域を避けるための開口穴があるため、発光素子の光が底板で反射せず、反射光を受光素子で受光できず、用紙なしと検出する。用紙なしと検出した場合は、用紙の補給をユーザに報知することになる。図5は、用紙の有無の検出方法例を説明するための図である。
給紙装置は、別機構によって構成される上面位置検出部107によって、用紙トレイ101の底板が適正の高さになるまで用紙トレイ101を上昇させ、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔を所定の間隔に保つように制御する。用紙有無検出部は、上面位置検出部107によって用紙トレイ101を上昇させて停止させた時点で反射型センサ302のセンサ状態を監視する。そして、反射型センサ302で用紙ありと検出した場合は、上述した給紙動作を開始し、ブロワファン104を回転させる。また、反射型センサ302で用紙なしと検出した場合は、用紙補給動作を開始する。この場合は、用紙の補給をユーザに報知したり、用紙トレイ101の底板が所定の位置になるまで用紙トレイ101を下降させ、用紙トレイ101を元の位置に戻したりする。
図4は、図3に示す搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yを拡張した状態を示す。図4に示すように、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yが広がりすぎると、用紙最上面の位置が反射型センサ302の検出可能領域外となってしまう。この場合は、用紙トレイ101に用紙があるにも関わらず、用紙なしと誤検出してしまうことになる。
エア給紙では、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yが重要であり、例えば、用紙が浮上しにくい厚紙の場合は、上記間隔Yを狭めて用紙最上面を搬送ベルト110に近づけるように設定する。これにより、厚紙を搬送ベルト110に容易に吸着することができる。逆に、用紙が密着して重送しやすい薄紙の場合は、上記間隔Yを広げて用紙最上面を搬送ベルト110から遠ざけるように設定する。これにより、薄紙が搬送ベルト110に吸着するまでの捌き時間を増やすことができる。上記間隔Yは、用紙の種別に応じて上面位置検出部107により様々な間隔Yに調整することになる。
しかし、図4に示すように、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yが広がりすぎると、用紙トレイ101に用紙があるにも関わらず、用紙なしと誤検出してしまうことになる。この誤検出の問題は、例えば、広範囲の検出可能領域を有する高性能の反射型センサを用いることである程度解消することができる。しかし、高性能の反射型センサを用いた場合は、反射型センサの原理上、検出範囲(図2に示すφX)も広がってしまう。このため、用紙トレイ101の底板に設ける開口穴も大きくする必要がある。
このため、本実施形態の給紙装置は、図6、図7に示すように、複数の反射型センサ502、503を有して構成し、その複数の反射型センサ502、503の高さを異ならせて配列している。反射型センサ502、503の高さを異ならせて配列することで、各々の反射型センサ502、503の検出可能領域が高さ方向にずれるため、用紙有無検出部の検出可能領域を広くすることができる。これにより、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yを広げても、用紙なしと誤検出してしまうことを回避することができる。
また、反射型センサ502、503の高さを異ならせて配列することで、各々の反射型センサ502、503の検出可能領域が高さ方向にずれるため、反射型センサ502、503を用紙最上面に近づけても用紙の有無を検出することができる。その結果、反射型センサ502、503の検出範囲(図2に示すφX)を狭くすることができる。
<本実施形態の用紙有無検出部の構成例>
次に、図6、図7を参照しながら、用紙有無検出部の構成例について説明する。図6、図7は、本実施形態の用紙有無検出部の構成例を示す図である。
本実施形態の用紙有無検出部は、第1の反射型センサ502と第2の反射型センサ503とを有して構成する。本実施形態の用紙有無検出部は、第1の反射型センサ502と第2の反射型センサ503との高さを異ならせて配列する。この場合、図7に示すように、上側の第1の反射型センサ502の検出可能領域と、下側の第2の反射型センサ503の検出可能領域と、が重複するように、第1の反射型センサ502と第2の反射型センサ503との高さを異ならせて配列する。例えば、第2の反射型センサ503の最短検出距離より上方の領域に第1の反射型センサ502の検出可能領域が位置するように第1の反射型センサ502と第2の反射型センサ503との高さを異ならせて配列する。
本実施形態の用紙有無検出部は、第1の反射型センサ502、第2の反射型センサ503の高さを異ならせて配列することで、各々の反射型センサ502、503の検出可能領域が高さ方向にずれるため、用紙有無検出部の検出可能領域を広くすることができる。これにより、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yを広げても、用紙なしと誤検出してしまうことを回避することができる。
図7の構成例では、最下方の第2の反射型センサ503の発光位置、受光位置が搬送ベルト110のベルト面と同一面となるように第2の反射型センサ503を配列している。これにより、搬送ベルト110に給紙される用紙が第2の反射型センサ503に触れて傷つくのを防止することができる。
また、図8の構成例では、最下方の第2の反射型センサ503の周囲に用紙ガイド504を設けている。用紙ガイド504は、搬送ベルト110に給紙される用紙が第2の反射型センサ503に触れるのを防止するためのものである。これにより、第2の反射型センサ503の発光位置、受光位置を搬送ベルト110のベルト面よりも更に下側に位置するように第2の反射型センサ503を配列することができる。その結果、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yを更に広げることができる。
本実施形態の給紙装置は、別機構によって構成される上面位置検出部107によって、用紙トレイ101の底板が適正の高さになるまで用紙トレイ101を上昇させ、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yを所定の間隔Yに保つように制御する。用紙有無検出部は、上面位置検出部107によって用紙トレイ101を上昇させて停止させた時点で第1の反射型センサ502と第2の反射型センサ503とのセンサ状態を監視する。そして、第1の反射型センサ502または第2の反射型センサ503で用紙ありと検出した場合は、上述した給紙動作を開始し、ブロワファン104を回転させる。また、第1の反射型センサ502または第2の反射型センサ503で用紙なしと検出した場合は、用紙補給動作を開始する。この場合は、用紙の補給をユーザに報知したり、用紙トレイ101の底板が所定の位置になるまで用紙トレイ101を下降させ、用紙トレイ101を元の位置に戻したりする。
なお、本実施形態の給紙装置は、上面位置検出部107によって調整した搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yに応じて、用紙の有無を検出する反射型センサ502、503を選択することも可能である。本実施形態の給紙装置は、用紙が浮上しにくい厚紙の場合は、上記間隔Yを狭めて用紙最上面を搬送ベルト110に近づけるように設定する。この場合は、間隔Yが狭いため、上側の第1の反射型センサ502を使用する。また、用紙が密着して重送しやすい薄紙の場合は、上記間隔Yを広げて用紙最上面を搬送ベルト110から遠ざけるように設定する。この場合は、間隔Yが広いため、下側の第2の反射型センサ503を使用する。このように、上面位置検出部107によって調整した搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yに応じて、用紙の有無を検出する反射型センサ502、503を選択するようにすることも可能である。
また、本実施形態の給紙装置は、上面位置検出部107によって調整した搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yに応じて、用紙トレイ101に最も近い位置に配置される最下方の第2の反射型センサ503の位置を連動させることも可能である。本実施形態の給紙装置は、用紙が浮上しにくい厚紙の場合は、上記間隔Yを狭めて用紙最上面を搬送ベルト110に近づけるように設定する。この場合は、間隔Yが狭いため、下側の第2の反射型センサ503の検出可能領域が用紙最上面に位置するように下側の第2の反射型センサ503の位置を間隔Yに応じて連動させる。また、用紙が密着して重送しやすい薄紙の場合は、上記間隔Yを広げて用紙最上面を搬送ベルト110から遠ざけるように設定する。この場合は、間隔Yが広いため、下側の第2の反射型センサ503の検出可能領域が用紙最上面に位置するように下側の第2の反射型センサ503の位置を間隔Yに応じて連動させる。このように、上面位置検出部107によって調整した搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yに応じて、用紙トレイ101に最も近い位置に配置される下側の第2の反射型センサ503の位置を連動させることも可能である。
また、本実施形態の給紙装置は、間隔Yに応じて、最下方の反射型センサ503の位置を、搬送ベルト110に用紙が吸着する吸着位置よりも用紙トレイ101が位置する下方側に移動するようにすることも可能である。本実施形態の給紙装置は、用紙が密着して重送しやすい薄紙の場合は、上記間隔Yを広げて用紙最上面を搬送ベルト110から遠ざけるように設定する。この場合は、間隔Yが広いため、下側の反射型センサ503の位置を、搬送ベルト110に用紙が吸着する吸着位置よりも用紙トレイ101が位置する下方側に移動する。このように、間隔Yに応じて、最下方の反射型センサ503の位置を、搬送ベルト110に用紙が吸着する吸着位置よりも用紙トレイ101が位置する下方側に移動するようにすることも可能である。この場合は、図8に示す構成例のように、下側の第2の反射型センサ503の周囲に用紙ガイド504を設けることが好ましい。これにより、搬送ベルト110に給紙される用紙が第2の反射型センサ503に触れて傷つくのを防止することができる。
本実施形態の用紙有無検出部は、上側の第1の反射型センサ502、下側の第2の反射型センサ503の高さを異ならせて配列し、反射型センサ503を用紙トレイ101の底板に近づけるようにしている。これにより、反射型センサ503の検出範囲(図2に示すφX)を狭くすることができる。
また、本実施形態の用紙有無検出部は、下側の第2の反射型センサ503を用紙の有無を検出するセンサとして使用している間は、上側の第1の反射型センサ502をベルト吸着センサとして使用することも可能となる。ベルト吸着センサは、用紙が搬送ベルト110に吸着しているか否かを検出するためのセンサである。ベルト吸着センサのセンサ情報は、エア給紙ユニット102、ベルト給紙ユニット103の制御に用いられる。例えば、ベルト吸着センサのセンサ情報を基に、搬送ベルト110への用紙の吸着をアシストするためのブロワファン104(分離エア、浮上エア)のシャッター制御を行う。具体的には、ベルト吸着センサで用紙を検出した場合は、シャッター制御によりエアを用紙に当てないように制御する。また、ベルト吸着センサのセンサ情報を基に、ベルト給紙ユニット103の給紙制御を行う。具体的には、ベルト吸着センサで用紙を検出した場合は、搬送ベルト110を回転駆動させて所定の位置に用紙を搬送するように制御する。このように、本実施形態の用紙有無検出部は、複数の反射型センサ502、503を有して構成するため、上側の第1の反射型センサ502をベルト吸着センサとして使用することができる。
図3、図4に示すように、従来の用紙有無検出部は、1つの反射型センサ302を用いて用紙の有無を検出しているため、反射型センサ302をベルト吸着センサとして併用することができない。これに対し、本実施形態の用紙有無検出部は、下側の第2の反射型センサ503を用紙の有無を検出するセンサとして使用している間は、上側の第1の反射型センサ502をベルト吸着センサとして使用することができる。
なお、上側の第1の反射型センサ502をベルト吸着センサとして使用する場合は、図9に示すように、上側の第1の反射型センサ502の検出可能領域内に吸着用紙しか入り得ないように、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yを設定する必要がある。これは、1枚目の浮上用紙を第1の反射型センサ502で検出している間は、2枚目以降の浮上用紙を第1の反射型センサ502の検出可能領域に入らせないようにすることを意味する。これにより、用紙が搬送ベルト110に吸着した場合のみ、上側の第1の反射型センサ502が遮蔽状態となるため、第1の反射型センサ502を用いて用紙が搬送ベルト110に吸着されているか否かの判断を行うことができる。
<本実施形態の給紙装置の作用・効果>
このように、本実施形態の給紙装置は、複数の反射型センサ502、503を異なる高さに配列し、下側の第2の反射型センサ503の非検出可能領域を上側の第1の反射型センサ502の検出可能領域で覆うように構成する。これにより、下側の第2の反射型センサ503の位置を検出開始面(搬送ベルト面)まで下げることが可能となるため、用紙の有無の検出範囲を拡張することができる。
反射型センサは、最短検出距離と最長検出距離とがあり、最短検出距離よりも近い位置では用紙の有無を検出することができない。このため、実際に反射型センサで用紙の有無を検出できる検出可能領域は、最長検出距離と最短検出距離との間になる。したがって、反射型センサを配置する場合は、検出開始面(搬送ベルト面)よりも最短検出距離分だけ、上側に配置する必要がある。その結果、反射型センサの検出距離が短くなってしまう。
本実施形態では、複数の反射型センサ502、503を異なる高さに配置し、下側の第2の反射型センサ503の非検出可能領域を上側の第1の反射型センサ502の検出可能領域で覆うようにしている。このため、一番下側の第2の反射型センサ503の位置を検出開始面(搬送ベルト面)まで下げることができる。その結果、従来に比べて反射型センサの検出距離が長くなり、搬送ベルト110と用紙最上面との間の間隔Yの調整幅を拡大することができる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
100 用紙有無検出部
101 用紙トレイ
102 エア給紙ユニット
103 ベルト給紙ユニット
104 ブロワファン
105 エアダクト
106 吸引ダクト
107 上面位置検出部
108 アクチュエータ
109 揺動検出センサ
110 搬送ベルト
502 第1の反射型センサ
503 第2の反射型センサ
実開平02−124971号公報

Claims (5)

  1. 記録材を積層した状態で前記記録材を収納する収納手段と、
    前記収納手段に収納された前記記録材の最上面と、前記記録材を吸着して搬送する搬送手段と、の間の間隔を調整する上面位置検出手段と、
    前記収納手段に収納された前記記録材の有無を、前記記録材の積層方向に所定の検出領域を有するセンサにより検出する記録材検出手段と、を有する給紙装置であって、
    前記記録材検出手段は、
    前記センサを複数有し、複数の前記センサの検出領域が前記積層方向に各々ずれている、ことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記上面位置検出手段により調整した前記間隔に応じて、前記記録材の有無に使用する前記センサを選択することを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 前記上面位置検出手段により調整した前記間隔に応じて、前記収納手段に最も近い位置に配置される最下方の前記センサの位置が連動することを特徴とする請求項1または請求項2記載の給紙装置。
  4. 前記上面位置検出手段により調整した前記間隔に応じて、前記収納手段に最も近い位置に配置される最下方の前記センサの位置が、前記記録材が前記搬送手段に吸着される吸着位置よりも前記収納手段が位置する下方側に移動する、ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の給紙装置。
  5. 請求項1記載の給紙装置を搭載した画像形成装置。
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