JP2015009837A - エアゾール容器用ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルをステムに装着したままでも内部を洗浄可能とし、ノズルの洗浄を容易化することができるエアゾール容器用ノズルを提供する。【解決手段】エアゾール容器70のステム72に接続され、ステム72の押し下げにて噴射筒30の前端から内容物を噴射させるエアゾール容器用ノズル1において、ステム72に繋がる入口孔21aと噴射筒30の後端開口との間に上方が開放した凹部空間Sを形成するベース20と、ベース20にヒンジ40を介して連結し、ヒンジ40の折り曲げにて凹部空間Sの上方を閉鎖するカバー50とを設ける。【選択図】図4

Description

本発明は、エアゾール容器のステムに接続され、該ステムの押し下げにて噴射筒の前端から内容物を噴射させるエアゾール容器用ノズルに関し、特に、ノズルをステムに装着したままでも内部を洗浄可能とし、ノズルの洗浄を容易化しようとするものである。
従来、この種のエアゾール容器用ノズルとしては、1つの容器のマウンティングカップから立ち上がる1つのステムにノズルが接続されるシングル式エアゾール容器用ノズルや、2つの容器のマウンティングカップからそれぞれ1つずつ立ち上がる総計2つのステムにノズルが接続される2連式エアゾール容器用ノズルや、1つの容器のマウンティングカップから立ち上がる2つのステムにノズルが接続されるエアゾール容器用ノズルなどが知られている。
このような従来のエアゾール容器用ノズルには、内容物の噴射後にノズルをステムから取り外して洗浄する際、ノズルの内部に残留した内容物を洗浄し易くするために、ノズルが開閉可能に形成されたものがある。
例えば、特許文献1に記載されるエアゾール容器用ノズルは、噴射筒の後端開口に連通する下方が開放した凹部空間を形成するベースと、該ベースにヒンジを介して連結し、該ヒンジの折り曲げにて前記凹部空間の下方を閉鎖するカバーとを備え、カバーをステムに接続するようになっている。
特開2011−116379号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるエアゾール容器用ノズルでは、ノズルの内部を洗浄するためには、まずノズルをステムから取り外し、カバーを開放させる必要があり、ノズルをステムに装着したままでは、凹部空間を十分に開放させることができず、洗浄が困難であった。
本発明は、このような問題を解決するために開発されたもので、ノズルをステムに装着したままでも内部を洗浄可能とし、ノズルの洗浄を容易化することができるエアゾール容器用ノズルを提供することを目的とする。
すなわち、本発明の要旨構成は以下のとおりである。
1.エアゾール容器のステムに接続され、該ステムの押し下げにて噴射筒の前端から内容物を噴射させるエアゾール容器用ノズルにおいて、
前記ステムに繋がる入口孔と前記噴射筒の後端開口との間に上方が開放した凹部空間を形成するベースと、
前記ベースにヒンジを介して連結し、該ヒンジの折り曲げにて前記凹部空間の上方を閉鎖するカバーと
を備えることを特徴とするエアゾール容器用ノズル。
2.前記ヒンジは、前記ベースの上端後部に配置され、
前記ベースの上端前部には、被係止部が設けられ、
前記カバーには、前記被係止部に係止して該カバーを閉鎖状態に維持する係止部と、該係止部の係止を解除するための操作部とが連設されている、前記1のエアゾール容器用ノズル。
3.前記操作部は、前記カバーの閉鎖状態で、前記カバーの前端部に上下方向中間部が連結された垂直板状の操作片であり、
前記係止部は、前記操作片に突設された突起である、前記2のエアゾール容器用ノズル。
4.前記ベースは、前記凹部空間を形成する底壁及び周壁を有し、
前記カバーは、前記凹部空間の上方を閉鎖する天井壁と、該天井壁から垂設されるとともに前記周壁の内周面に全周に亘って液密に当接するシール壁とを有する、前記1〜3のいずれかのエアゾール容器用ノズル。
本発明によれば、ノズルの内部を洗浄する際に、カバーをヒンジの周りに回動させてベースの凹部空間の上方を開放させることができるため、ノズルをステムに装着したままでも内部を洗浄することができる。したがって、本発明によれば、ノズルをステムに装着したままでも内部を洗浄可能とし、ノズルの洗浄を容易化することができるエアゾール容器用ノズルを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るエアゾール容器用ノズルをエアゾール容器に装着した状態で示す平面図である。 図1のA−Aに沿う一部断面図である。 図1のB−Bに沿う一部断面図である。 図1のC−Cに沿う一部断面図である。 図1のエアゾール容器用ノズルを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のD−Dに沿う一部断面図、(c)は(a)のE−Eに沿う断面図である。 図5のエアゾール容器用ノズルを、ベースの凹部空間の上方を開放させた状態で示し、(a)は平面図、(b)は(a)のF−Fに沿う一部断面図、(c)は(a)のG−Gに沿う断面図、(d)は(a)のH−Hに沿う一部断面図である。 図1のエアゾール容器に装着されたエアゾール容器用ノズルを作動させた状態を図4に準じて示す一部断面図である。 本発明の他の実施形態に係るエアゾール容器用ノズルをエアゾール容器に装着した状態で示す平面図である。 図8のI−Iに沿う一部断面図である。 図8のJ−Jに沿う一部断面図である。 図8のK−Kに沿う一部断面図である。 本発明の更なる他の実施形態に係るエアゾール容器用ノズルをエアゾール容器に装着した状態で示す平面図である。 図12のL−Lに沿う一部断面図である。 図12のM−Mに沿う一部断面図である。 図12のN−Nに沿う一部断面図である。
以下、図1〜図7を参照して、本発明の一実施形態に係るエアゾール容器用ノズルについて詳細に例示説明する。
なお、本明細書において前方とは、ノズルの噴射口側であり、後方とは、ノズルの噴射筒の軸線に沿って前方とは反対側である。また、側方とは、前方から後方に向って容器を見る際の左右方向である。
図1〜図4に示すように、エアゾール容器用ノズル1は、ベース20と、噴射筒30と、ヒンジ40と、カバー50と、操作片60とを備える。本例のノズル1は、2つのエアゾール容器70のマウンティングカップ71からそれぞれ1つずつ立ち上がる総計2つのステム72に接続される2連式エアゾール容器用ノズルである。
2つのエアゾール容器70はいずれも、例えば金属製の有底筒状の容器本体73に、例えば金属製のマウンティングカップ71の外縁を巻き締めして固着したものであり、双方の内側には互いに異なる種類の内容物が収容されている。
2つのエアゾール容器70は、双方のマウンティングカップ71に嵌合固定される固定盤74によって互いに連結されている。固定盤74は、マウンティングカップ71の双方の外周面にアンダーカット係合する平面視トラック状の外周壁74aと、該外周壁74aの上端縁に連設され、ステム72をそれぞれ露出させる開口が形成された天面壁74bとを備える。外周壁74aの両側方には、外カバー部材75の外周壁部75aの両側方に形成された係止孔75bに係止する係止突起74cが形成されている。
外カバー部材75の外周壁部75aは、前側凹部75cと後側凹部75dとを形成し、該外周壁部75aの上端には天面壁部75eが連結し、該天面壁部75eの内側端からは内周壁部75fが垂下し、該内周壁部75fの下端には、ステム72をそれぞれ露出させる開口を有する底壁部75gが連結している。外カバー部材75の内側には、ノズル1を配置、収納する凹部が形成されている。
ノズル1は、ベース20の底壁21に連結する2つの嵌合筒22がそれぞれ、ステム72に接続されている。底壁21には、ステム72に繋がる入口孔21aが形成され、底壁21の外周縁には、周壁23が立設され、周壁23の前部には、噴射筒30の後端が連結されている。その結果、ベース20の底壁21及び周壁23によって、入口孔21aと噴射筒30の後端開口31との間に上方が開放した凹部空間Sが形成されている。底壁21の左右方向中央には、凹部空間Sの下側領域を左右に分割する下側仕切壁24が立設されている。
ベース20の上端後部には、ヒンジ40を介してカバー50が連結されている。カバー50は、ヒンジ40の折り曲げにて凹部空間Sの上方を閉鎖する天井壁51と、該天井壁51から垂設されるとともに周壁23の内周面に全周に亘って液密に当接するシール壁52とを有している。シール壁52の外周面には、全周に亘って突出する突条52aが形成されており、シール壁52の突条52aより先端側の外周面は、先端に向って内周側に傾斜するテーパ状に形成されている。天井壁51の左右方向中央には、凹部空間Sの上側領域を左右に分割する上側仕切壁53が立設されている。
ベース20の上端前部には、図5(a)〜(c)に示すように、被係止部25が設けられている。被係止部25は、周壁23の上端縁前側領域から前方に延びる水平板状に形成されている。ベース20の両側面にはそれぞれ、ガイド突起26が突設されている。
カバー50の閉鎖状態での前端部には、垂直板状の操作片60(操作部)が連結されている。より具体的には、操作片60は、その上下方向中間部が連結片61を介して天井壁51の前端部に連結されている。なお、連結片61は、切り欠き61aを設けることで、操作片60の操作に対する反発力が調整されている。
操作片60には、被係止部25に係止してカバー50を閉鎖状態に維持する突起62(係止部)が突設されている。突起62は、操作片60の連結片61との連結部より下方で、操作片60から後方に突出し、被係止部25の前端に係止している。したがって、操作片60の上部を摘んで後方に引くことで、突起62と被係止部25との係止を解除させ、ノズル1を、図5(a)〜(c)に示したような閉鎖状態から、図6(a)〜(d)に示すような、開放状態にすることができる。
図1〜図4に示したように、外カバー部材75のノズル1を収納した凹部には、内カバー部材76が嵌め込まれている。内カバー部材76は、外カバー部材75の内周壁部75fに嵌合して固定される外側壁76aと、該外側壁76aの上端に連結する天壁76bと、該天壁76bの内側端から垂下する内側壁76cと、内側壁76cの前側下端にヒンジ部76dを介して連結された平面視T字状の操作レバー76eとから構成されている。
操作レバー76eの底面には、各ステム72の上方に対応する位置に、ノズル1のカバー50の上面に当接する突部76fが突設されている。内側壁76cの両側方部分は、ノズル1の両側面に沿ってステム72の上端付近まで下方に延びており、これら両側方部分にはそれぞれ、ベース20のガイド突起26を案内する、上下方向に延びるガイド溝76gが形成されている。
かかる構成によれば、図7に示すように、内カバー部材76の操作レバー76eを押圧することで、各ステム72を押し下げて、ノズル1の噴射筒30の前端(噴射口)から内容物を噴射させることができる。
また、ノズル1の内部を洗浄する際には、まず、内カバー部材76を取り外し、ノズル1の操作片60の上部を摘んで後方に引くことで、突起62と被係止部25との係止を解除させ、そのまま操作片60を引いてカバー50をヒンジ40の周りに回動させることで、ベース20の凹部空間Sの上方を開放させることができるため、ノズル1をステム72に装着したままでもノズル1の内部を洗浄することができる。勿論、ノズル1をステム72から取り外して洗浄することも可能である。
ノズル1の洗浄後には、ノズル1の操作片60を摘んでカバー50をヒンジ40の周りに閉鎖方向に回動させることで、カバー50のシール壁52をベース20の周壁23の内側に嵌め込み、シール壁52で凹部空間Sの上方を封止することができる。その際、シール壁52の突条52aより先端側の外周面は先端に向って内周側に傾斜するテーパ状に形成されているので、シール壁52を周壁23の内側に嵌め込むために要する操作力を低減することができる。
次に、図8〜図11を参照して、本発明の他の実施形態に係るエアゾール容器用ノズルについて詳細に例示説明する。
図8〜図11に示すように、本例のエアゾール容器用ノズル1’は、図1〜図7を用いて説明した例のエアゾール容器用ノズル1に対し、ベース20の凹部空間Sを左右に仕切る下側仕切壁24及び上側仕切壁53を有さない点と、外カバー部材75及び内カバー部材76に代えて、下カバー部材77及び上カバー部材78を装着する2連式エアゾール容器に用いられる点とで相違するが、その他の点では同一の構成及び用途になっている。
下カバー部材77は、固定盤74の外周壁74aを取り囲む平面視トラック状の外壁77aと、該外壁77aの上端縁に連設され、ステム72をそれぞれ露出させる開口が形成された天壁77bとを備える。外壁77aの両側方には、固定盤74の外周壁74aの両側方に形成された係止突起74cを係止させる係止孔77cが形成されている。また、下カバー部材77の両側方では、外壁77aの内側で天壁77bから立壁77dがそれぞれ起立しており、該立壁77dの外側にはそれぞれ係止突起77eが形成されている。
下カバー部材77には、ノズル1’をステム72に装着した状態で、上カバー部材78が装着されている。上カバー部材78は、下カバー部材77の外壁77aの外周面と面一に連続する外周面を形成する外壁部78aを備え、該外壁部78aの両側方には、下カバー部材77の立壁77dに形成された係止突起77eをそれぞれ係止させる係止孔78bが形成されている。外壁部78aの前方下側領域は切り欠かれ、該切り欠き部からノズル1’の噴射筒30が露出している。また、外壁部78aの後方領域も切り欠かれている。外壁部78aの上端には天壁部78cが連結され、該天壁部78cの内側端には内壁部78dが垂下し、内壁部78dの前側下端には、ヒンジ部78eを介して平面視T字状の操作レバー78fが連結されている。
操作レバー78fの底面には、各ステム72の上方に対応する位置に、ノズル1’のカバー50の上面に当接する突部78gが突設されている。内壁部78dの両側方部分は下方に延びており、その下端縁が、下カバー部材77の天壁77bの上面に当接している。これらの内壁部78dの両側方部分にはそれぞれ、ノズル1’のベース20のガイド突起26を案内する、上下方向に延びるガイド溝78hが形成されている。
かかる構成によれば、図1〜図7を用いて説明した例の場合と同様の効果を得ることができる。なお、ノズル1’の内部を洗浄する際には、上カバー部材78を取り外してから、ノズル1’の操作片60を操作すればよい。勿論、ノズル1’は、ステム72から取り外して洗浄することも可能である。
次に、図12〜図15を参照して、本発明の更なる他の実施形態に係るエアゾール容器用ノズルについて詳細に例示説明する。
図12〜図15に示すように、本例のエアゾール容器用ノズル10は、図1〜図7を用いて説明した例のエアゾール容器用ノズル1に対し、ベース20の左右方向の幅が噴射筒30に対して相体的に縮小されている点と、ベース20の両側面に形成されたガイド突起26の形状が異なる点と、カバー50の上面に円弧状のリブ54が形成されている点と、2連式エアゾール容器に代えて、1つの容器のマウンティングカップから立ち上がる2つのステムを有するエアゾール容器に用いられる点とで相違するが、その他の点では同一の構成及び用途になっている。
エアゾール容器80は、例えば金属製の有底筒状の容器本体に、例えば金属製のマウンティングカップ81の外縁を巻き締めして(巻き締めした部位が環状縁部81aとなる)固着したものであり、内側には2種類の内容物が別個に収容されている。また、エアゾール容器80は、それぞれの内容物の収容空間につながる総計2つのステム82を有していて、マウンティングカップ81の中央部には、平面視にてトラック状となる突起部81bが、マウンティングカップ81の中段部81cから2つのステム82を一括りにして突出している。なお、突起部81bの平面視での形状は、矩形状でも楕円状でもよい。
下側カバー部材90は、エアゾール容器80のマウンティングカップ81に装着されている。下側カバー部材90は、エアゾール容器80の外周面と略同径の外形を有する周壁90aを備えている。周壁90aの内周面には、内周側に延びるフランジ90bが形成され、フランジ90bの内周縁は、マウンティングカップ81の環状縁部81aの上面に当接している。フランジ90bからは嵌合筒90cが垂設されており、嵌合筒90cがマウンティングカップ81の環状縁部81aの下端縁に突起90dにより係止されている。
フランジ90bの内周縁には、マウンティングカップ81の中段部81cの外周面に当接する縦壁90eが立設されている。縦壁90eの上端には、ステム82を露出させる開口が形成された天壁90fが連設されている。天壁90fには、マウンティングカップ81の突起部81bの長手方向の両側面に当接する位置決め壁90gが垂設されている。
下側カバー部材90の周壁90aの上部には、両側方領域において、外周面を内周側に縮径させた段部90hが形成され、該段部90hには、周壁90aの外周面と略同径の外形を有する上側カバー部材91の周壁部91aが嵌め込まれている。
上側カバー部材91の周壁部91aの両側方には、下側カバー部材90の段部90hに形成された係止突起90iをそれぞれ係止させる係止孔91bが形成されている。周壁部91aの前方下側領域は切り欠かれ、該切り欠き部からノズル10の噴射筒30が露出している。また、周壁部91aの後方領域も切り欠かれている。周壁部91aの上端には天壁部91cが連結され、該天壁部91cの内側端には内壁部91dが垂下し、内壁部91dの前側下端には、ヒンジ部91eを介して平面視T字状の操作レバー91fが連結されている。
操作レバー91fの底面には、ノズル10のカバー50の上面に設けられた円弧状のリブ54に当接する突部91gが突設されている。内壁部91dの両側方部分は下方に延びており、その下端縁が、下側カバー部材90の天壁90fの上面に当接している。これらの内壁部91dの両側方部分にはそれぞれ、ノズル10のベース20のガイド突起26を案内する、上下方向に延びるガイド溝91hが形成されている。
かかる構成によれば、図1〜図7を用いて説明した例の場合と同様の効果を得ることができる。なお、ノズル10の内部を洗浄する際には、上側カバー部材91を取り外してから、ノズル10の操作片60を操作すればよい。勿論、ノズル10は、ステム82から取り外して洗浄することも可能である。
上述したところは、本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、上述した例では、2連式のエアゾール容器に用いる場合、及び1つの容器のマウンティングカップから立ち上がる2つのステムを有するエアゾール容器に用いる場合について説明したが、1つの容器のマウンティングカップから立ち上がる1つのステムにノズルが接続されるシングル式エアゾール容器に用いることも可能である。この場合には、ノズルのベースには、ステムに接続される嵌合筒を1つ設ければよい。
1,1’ エアゾール容器用ノズル
20 ベース
21 底壁
21a 入口孔
22 嵌合筒
23 周壁
24 下側仕切壁
25 被係止部
26 ガイド突起
30 噴射筒
31 後端開口
40 ヒンジ
50 カバー
51 天井壁
52 シール壁
52a 突条
53 上側仕切壁
54 リブ
60 操作片
61 連結片
61a 切り欠き
62 突起
70 エアゾール容器
71 マウンティングカップ
72 ステム
73 容器本体
74 固定盤
74a 外周壁
74b 天面壁
74c 係止突起
75 外カバー部材
75a 外周壁部
75b 係止孔
75c 前側凹部
75d 後側凹部
75e 天面壁部
75f 内周壁部
75g 底壁部
76 内カバー部材
76a 外側壁
76b 天壁
76c 内側壁
76d ヒンジ部
76e 操作レバー
76f 突部
76g ガイド溝
77 下カバー部材
77a 外壁
77b 天壁
77c 係止孔
77d 立壁
77e 係止突起
78 上カバー部材
78a 外壁部
78b 係止孔
78c 天壁部
78d 内壁部
78e ヒンジ部
78f 操作レバー
78g 突部
78h ガイド溝
80 エアゾール容器
81 マウンティングカップ
81a 環状縁部
81b 突起部
81c 中段部
82 ステム
90 下側カバー部材
90a 周壁
90b フランジ
90c 嵌合筒
90d 突起
90e 縦壁
90f 天壁
90g 位置決め壁
90h 段部
90i 係止突起
91 上側カバー部材
91a 周壁部
91b 係止孔
91c 天壁部
91d 内壁部
91e ヒンジ部
91f 操作レバー
91g 突部
91h ガイド溝
S 凹部空間

Claims (4)

  1. エアゾール容器のステムに接続され、該ステムの押し下げにて噴射筒の前端から内容物を噴射させるエアゾール容器用ノズルにおいて、
    前記ステムに繋がる入口孔と前記噴射筒の後端開口との間に上方が開放した凹部空間を形成するベースと、
    前記ベースにヒンジを介して連結し、該ヒンジの折り曲げにて前記凹部空間の上方を閉鎖するカバーと
    を備えることを特徴とするエアゾール容器用ノズル。
  2. 前記ヒンジは、前記ベースの上端後部に配置され、
    前記ベースの上端前部には、被係止部が設けられ、
    前記カバーには、前記被係止部に係止して該カバーを閉鎖状態に維持する係止部と、該係止部の係止を解除するための操作部とが連設されている、請求項1に記載のエアゾール容器用ノズル。
  3. 前記操作部は、前記カバーの閉鎖状態で、前記カバーの前端部に上下方向中間部が連結された垂直板状の操作片であり、
    前記係止部は、前記操作片に突設された突起である、請求項2に記載のエアゾール容器用ノズル。
  4. 前記ベースは、前記凹部空間を形成する底壁及び周壁を有し、
    前記カバーは、前記凹部空間の上方を閉鎖する天井壁と、該天井壁から垂設されるとともに前記周壁の内周面に全周に亘って液密に当接するシール壁とを有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアゾール容器用ノズル。
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