JP2015008631A5 - - Google Patents

Description

本発明の一態様にかかる圧電アクチュエータは、第１圧電素子の駆動により動く第１の部材と、前記第１の部材に設けられた第２圧電素子と、前記第２圧電素子の駆動により動く第２の部材と、前記第２の部材の動きにより動く第３の部材と、を備え、前記第１圧電素子は前記第２の部材が前記第３の部材と接する方向に駆動し、前記第２圧電素子は前記第３の部材が動く方向に駆動し、前記第２の部材は前記第１の部材と前記第３の部材との間にあることを特徴とする。
本発明の別の態様にかかるレンズ鏡筒は、上記記載の圧電アクチュエータを備える。

Claims (16)

1. 第１圧電素子の駆動により動く第１の部材と、
   前記第１の部材に設けられた第２圧電素子と、
   前記第２圧電素子の駆動により動く第２の部材と、
   前記第２の部材の動きにより動く第３の部材と、を備え、
   前記第１圧電素子は前記第２の部材が前記第３の部材と接する方向に駆動し、
   前記第２圧電素子は前記第３の部材が動く方向に駆動し、
   前記第２の部材は前記第１の部材と前記第３の部材との間にあることを特徴とする圧電アクチュエータ。
2. 前記第１圧電素子は厚みすべり方向に駆動することを特徴とする請求項１に記載の圧電アクチュエータ。
3. 前記第２圧電素子は厚みすべり方向に駆動することを特徴とする請求項１または２に記載の圧電アクチュエータ。
4. 前記第１圧電素子の前記第１の部材と向かい合う面と反対側の面と当接する２つの面を有し、前記第１圧電素子を介して前記第１の部材を支持する第４の部材をさらに備えることを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータ。
5. 前記第４の部材が、弾性体を備える
   ことを特徴とする請求項４に記載の圧電アクチュエータ。
6. 前記第１圧電素子と、前記第２圧電素子と、前記第１の部材と、前記第２の部材と、を有する組を複数組備えることを特徴とする請求項２から請求項５のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータ。
7. 前記第１圧電素子及び前記第２圧電素子に電圧を供給する電源部をさらに備え、
   前記電源部が、各々の前記組に位相差を有する前記電圧を供給する
   ことを特徴とする請求項６に記載の圧電アクチュエータ。
8. 前記電源部が、各々の前記組の前記第２の部材が、前記第３の部材との接触、前記第３の部材が動く方向の送り、前記第３の部材からの離間、前記第３の部材が動く方向の戻り、を繰り返すように、前記電圧を供給することを特徴とする請求項７に記載の圧電アクチュエータ。
9. 前記電圧の周波数と、前記第４の部材及び前記第１の部材及び前記第２の部材及び前記第１圧電素子及び前記第２圧電素子からなる構造体の共振周波数と、が等しい
   ことを特徴とする請求項７または請求項８に記載の圧電アクチュエータ。
10. 前記位相差が、３６０°／Ｎ（Ｎは、前記組の組数）である
    ことを特徴とする請求項７から請求項９のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータ。
11. 各々の前記組が、３対の前記第１圧電素子と、３つの前記第２圧電素子と、３つの前記第１の部材と、３つの前記第２の部材と、を備える
    ことを特徴とする請求項６から請求項１０のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータ。
12. 前記第３の部材が、前記第２の部材が前記第３の部材と接する方向と平行な回転軸を中心として回転可能に設けられる
    ことを特徴とする請求項４から請求項１１のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータ。
13. 前記第１圧電素子と、前記第２圧電素子と、前記第１の部材と、前記第２の部材と、を有する組を複数組備え、
    各々の前記組の前記第１の部材が、前記第３の部材の回転方向に均等に配置され、
    異なる前記組の前記第１の部材が、前記回転方向に順番に配置されている、
    ことを特徴とする請求項１２に記載の圧電アクチュエータ。
14. 前記第２の部材が、前記第３の部材が動く方向に沿う断面積が前記第３の部材に近づくほど小さくなるように、先細状に設けられている
    ことを特徴とする請求項３から請求項１３のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータ。
15. 前記第１圧電素子の縦弾性係数が、前記第１圧電素子の横弾性係数よりも大きく、
    前記第２圧電素子の縦弾性係数が、前記第２圧電素子の横弾性係数よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項１から請求項１４のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータ。
16. 請求項１から請求項１５のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータを備えたレンズ鏡筒。