JP2015008285A - 太陽電池モジュールおよびその製造方法 - Google Patents
太陽電池モジュールおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015008285A JP2015008285A JP2014111730A JP2014111730A JP2015008285A JP 2015008285 A JP2015008285 A JP 2015008285A JP 2014111730 A JP2014111730 A JP 2014111730A JP 2014111730 A JP2014111730 A JP 2014111730A JP 2015008285 A JP2015008285 A JP 2015008285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- solar cell
- polyvinyl acetal
- cell module
- surface protective
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
端部に耐水シール処理を施さない場合にも金属成分の腐食を低減でき、高温高湿下で長期間使用した場合でも発電効率の低下が少なく、トリムカット性などモジュール製造工程での取り扱い性に優れる太陽電池モジュールの提供。
【解決手段】
表面保護層(A)、太陽電池セル(B)、裏面保護層(C)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)及び第二の樹脂層(E)が積層され、ポリビニルアセタール樹脂層(D)中のポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量が20質量部以下であり、ポリビニルアセタール樹脂層(D)の厚さが600μm以下であり、ポリビニルアセタール樹脂層(D)が太陽電池セル(B)の少なくとも一面と接するように配置され、第二の樹脂層(E)が表面保護層(A)と裏面保護層(C)との少なくとも一方と接するように配置されている、太陽電池モジュール。
【選択図】 図4
Description
[1]表面保護層(A)、太陽電池セル(B)、裏面保護層(C)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)及び第二の樹脂層(E)が積層され、ポリビニルアセタール樹脂層(D)中のポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量が20質量部以下であり、ポリビニルアセタール樹脂層(D)の厚さが600μm以下であり、ポリビニルアセタール樹脂層(D)が太陽電池セル(B)の少なくとも一面と接するように配置され、第二の樹脂層(E)が表面保護層(A)と裏面保護層(C)との少なくとも一方と接するように配置されている、太陽電池モジュール。
[2]ポリビニルアセタール樹脂層(D)中のポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量が10質量部以下である、[1]の太陽電池モジュール;
[3]ポリビニルアセタール樹脂層(D)の塩素含有量が100ppm以下である、[1]または[2]の太陽電池モジュール;
[4]ポリビニルアセタール樹脂層(D)がさらにゴムを含む、[1]〜[3]のいずれかの太陽電池モジュール;
[5]ゴムのガラス転移温度が−10℃以下である、[4]の太陽電池モジュール;
[6]第二の樹脂層(E)が、ポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量が20質量部以下である組成物からなる、[1]〜[5]のいずれかの太陽電池モジュール;
[7]第二の樹脂層(E)が、ポリビニルアセタール樹脂層(D)と異なる組成を有する組成物からなる、[1]〜[5]のいずれかの太陽電池モジュール;
[8]第二の樹脂層(E)が、ポリビニルアセタール樹脂100質量部に対する可塑剤の含有量が20質量部より多い組成物からなる、[7]の太陽電池モジュール;
[9]第二の樹脂層(E)が、α−オレフィンおよびα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のコポリマー、アイオノマー、ポリ(エチレンビニルアセテート)、ポリウレタン、ポリ(ビニルクロリド)、ポリエチレン、ポリオレフィン系エラストマー、シリコーン系エラストマーおよびエポキシ樹脂からなる群から選択される1つ以上を含有する組成物からなる、[7]の太陽電池モジュール;
[10]太陽電池セル(B)がシリコン系太陽電池セルである、[1]〜[9]のいずれかの太陽電池モジュール;
[11]太陽電池セル(B)が化合物系太陽電池セルである、[1]〜[9]のいずれかの太陽電池モジュール;
[12]表面保護層(A)、太陽電池セル(B)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)、第二の樹脂層(E)、裏面保護層(C)の順で積層される、[1]〜[11]のいずれかの太陽電池モジュール;
[13]表面保護層(A)、第二の樹脂層(E)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)、太陽電池セル(B)、裏面保護層(C)の順で積層される、[1]〜[11]のいずれかの太陽電池モジュール;
[14]表面保護層(A)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)、太陽電池セル(B)、第二の樹脂層(E)、裏面保護層(C)の順で積層される、[1]〜[11]のいずれかの太陽電池モジュール;
[15]表面保護層(A)、第二の樹脂層(E)、太陽電池セル(B)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)、裏面保護層(C)の順で積層される、[1]〜[11]のいずれかの太陽電池モジュール;
[16]表面保護層(A)とポリビニルアセタール樹脂層(D)との間にさらに別の第二の樹脂層(E)が積層されている、[14]の太陽電池モジュール;
[17]ポリビニルアセタール樹脂層(D)と裏面保護層(C)の間にさらに別の第二の樹脂層(E)が積層されている、[15]の太陽電池モジュール;
[18]ポリビニルアセタール樹脂層(D)と表面保護層(A)または裏面保護層(C)との間に、第二の樹脂層(E)が積層されている、[1]〜[11]のいずれかの太陽電池モジュール;
[19]ポリビニルアセタール樹脂層(D)の主面の面積が太陽電池セル(B)の主面の面積以上の大きさであり、表面保護層(A)及び裏面保護層(C)の主面の面積よりも小さい、[1]〜[18]のいずれかの太陽電池モジュール;
[20]ポリビニルアセタール樹脂層(D)または第二の樹脂層(E)が着色されたものである、[1]〜[19]のいずれかの太陽電池モジュール;
[21]着色が白色または黒色である、[20]の太陽電池モジュール;
[22]表面保護層(A)が、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素含有樹脂、ポリオレフィン、ポリスチレンおよびポリアミドからなる群から選択された1つ以上の材料からなる、[1]〜[21]のいずれかの太陽電池モジュール;
[23]裏面保護層(C)が、金属、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素含有樹脂、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリイミド、ポリアミド、無機物蒸着ポリエステルからなる群から選択された1つ以上の材料からなる、[1]〜[22]のいずれかの太陽電池モジュール;
[24][1]〜[23]のいずれかに記載の太陽電池モジュールを製造する製造方法であって、100℃以上200℃以下かつ減圧である条件でラミネートする、太陽電池モジュールの製造方法;
を提供することにより達成される。
本発明の太陽電池モジュールに用いられるポリビニルアセタール樹脂層(D)は、ポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量が20質量部以下である組成物からなる。
ポリビニルアセタール樹脂層(D)中のポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量は20質量部以下であり、15質量部以下が好ましく、10質量部以下がより好ましく、0質量部であってもよい(つまり、可塑剤を含有していなくてもよい)。可塑剤の含有量が20質量部を超えると、可塑剤に不純物として含まれる酸性成分の量が増加したり、可塑化効果により透湿度が上昇して水が浸入しやすくなったりして、高温高湿下での太陽電池モジュールの出力低下や変色といった問題が生じるおそれがある。
本発明の太陽電池モジュールを構成するポリビニルアセタール樹脂層(D)は、本発明の効果を損なわない範囲であれば、接着力調整剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、ブロッキング防止剤、顔料、染料、機能性無機化合物等を、必要に応じてさらに含んでいてもよい。また、ポリビニルアセタール樹脂層(D)は、本発明の趣旨に反しない限り、ポリビニルアセタール以外の樹脂と混合することも可能である。
本発明に使用される第二の樹脂層(E)は、ポリビニルアセタール樹脂層(D)と同一の組成の組成物からなるものであっても良いし、異なる組成の組成物からなるものであっても良い。ここで、ポリビニルアセタール樹脂層(D)と同一の組成であるとは、ポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量が20質量部以下の組成物からなるものであることを指す。第二の樹脂層(E)として、ポリビニルアセタール樹脂層(D)と同一の組成の組成物からなる樹脂層を用いることは、高温高湿下で透湿度が低く太陽電池モジュールの長寿命化を達成できる点で、より好ましい。
太陽電池モジュールを構成する太陽電池セル(B)としては、単結晶シリコン、多結晶シリコン、微結晶シリコンなどの結晶シリコン、アモルファスシリコン、多接合型・ヘテロ接合型シリコンなどシリコン系の材料を光電変換ユニットに用いたシリコン系太陽電池セル;CIGS(銅(Cu)−インジウム(In)−ガリウム(Ga)−セレン(Se))、CIS(Cu−In−Se)、CZTS、ガリウム・砒素、カドミウム・テルルなど、周期律表I−III−VI族、I−II−IV−VI族、III−V族又はII−VI族などの化合物半導体を光電変換ユニットに用いた化合物系太陽電池セル;色素増感、有機薄膜などの有機系太陽電池セル等種々の太陽電池セルが挙げられる。太陽電池セル(B)として、シリコン系太陽電池セルを用いることは、変換効率に優れる点で好ましく、化合物系太陽電池セルを用いることは、太陽電池にフレキシブル性を付与できる点で好ましい。
本発明の太陽電池モジュールを構成する表面保護層(A)は受光面に用いられるため、表面保護層(A)に用いられる部材は、通常、透明であり、太陽電池モジュール内を保護する機能を有するものであれば、特に限定されないが、例えば、有機ガラスまたは無機ガラスなどのガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素含有樹脂、ポリオレフィン、ポリスチレン又はポリアミド等のうち1以上の材料からなるものが用いられる。表面保護層(A)として、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素含有樹脂、ポリオレフィン、ポリスチレン又はポリアミドを用いることは、透明性の点で好ましい。表面保護層(A)は、1つの材料を単層で用いたものや、複数の異なる材料の層からなる多層構造を有するものを用いてもよく、1つの層中に複数の材料が混合したものを用いてもよい。また、上記の材料以外の任意成分をさらに含む材料を用いてもよい。中でも、水分バリア性及びコストの面から、表面保護層(A)としては、ガラスが好ましい。
また、本発明の太陽電池モジュールを構成する裏面保護層(C)に用いられる部材としては、裏面保護層(C)に用いられる部材は、太陽電池モジュール内を保護する機能を有するものであれば、特に限定されないが、例えば、有機ガラスまたは無機ガラスなどのガラス、錫、アルミ、ステンレススチールなどの金属等の無機材料、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素含有樹脂、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリイミド、ポリアミド又は無機物蒸着ポリエステル等のうち1以上の材料からなるものが用いられる。裏面保護層(C)として、ガラス、金属、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素含有樹脂、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリイミド、ポリアミド又は無機物蒸着ポリエステルを用いることは、耐侯性の点で好ましい。裏面保護層(C)は、1つの材料を単層で用いたものや、複数の異なる材料の層からなる多層構造を有するものを用いてもよく、1つの層中に複数の材料が混合したものを用いてもよい。また、上記の材料以外の任意成分をさらに含む材料を用いてもよい。中でも、水分バリア性及びコストの面から、裏面保護層(C)としては、ガラスが好ましい。
本発明の太陽電池モジュールとしては、種々の構成を例示できる。以下、層構成の例示において、表面保護層(A)を(A)、太陽電池セル(B)を(B)、裏面保護層(C)を(C)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)を(D)、第二の樹脂層(E)を(E)とそれぞれ表記する。太陽電池モジュールの構成としては、例えば(A)/(D)/(B)/(E)/(C)、(A)/(E)/(B)/(D)/(C)、(A)/(D)/(B)/(D)/(E)/(C)、(A)/(E)/(B)/(D)/(E)/(C)、(A)/(E)/(D)/(B)/(D)/(E)/(C)のように太陽電池セルを両側から樹脂層で挟む構成のもの(図3、図4又は図6参照);(A)/(B)/(D)/(E)/(C)のような構成のもの(スーパーストレート構造、図1又は図2参照);(A)/(E)/(D)/(B)/(C)のような構成のもの(サブストレート構造、図5参照)などが挙げられる。中でも、(D)と(A)または(C)との間に(E)を積層する構造が、力学物性が向上できる観点から好ましい。
撹拌機を取り付けた5L反応器に、PVA(平均重合度1000、けん化度99モル%)の8質量%水溶液3500g、ブチルアルデヒド168g及び2,6−ジt−ブチル−4−メチルフェノール1.40gを仕込み、全体を8℃に冷却した。ここに、濃度20質量%の硝酸水溶液336gを添加して、PVAのブチラール化を開始した。添加を終了して15分が経過した後、昇温を開始し、60分かけて45℃まで昇温し、さらに180分反応を行った。その後、室温まで冷却して析出したPVBをろ過し、PVBに対して10倍量のイオン交換水で10回洗浄した。その後、0.3質量%水酸化ナトリウム水溶液を用いて十分に中和を行い、さらにPVBに対して10倍量のイオン交換水で10回洗浄し、脱水した後、乾燥させ、PVB樹脂(PVB−1)を得た。
PVAのブチラール化の際に添加する濃度20質量%の硝酸水溶液336gを、濃度20質量%の塩酸336gとしたこと以外は(PVB−1の調製)と同様にして、PVB樹脂(PVB−2)を得た。
反応後の洗浄を5回とし、中和後の洗浄を2回とした以外は(PVB−2の調製)と同様にして、PVB樹脂(PVB−3)を得た。
ブチルアルデヒドの使用量を149gとした以外は(PVB−1の調製)と同様にして、PVB樹脂(PVB−4)を得た。
ブチルアルデヒドの使用量を210gとし、昇温後の温度を40℃、反応時間を300分とした以外は(PVB−2の調整)と同様にして、PVB樹脂(PVB−5)を得た。
ポリビニルアセタール樹脂層(D)または第二の樹脂層(E)として用いるPVBシートは、表1に示す配合でポリビニルアセタールおよび可塑剤として3GO[トリエチレングリコール−ジ(2−エチルヘキサノエート)、酸価0.02KOHmg/g]を用い、これに酢酸マグネシウム125ppm(量はPVBシートの質量に基づく)を添加して、140℃で混練し、ダイス温度200℃で表1に示す所定の厚さのPVBシートを押出成形して作製した。なお、表1中の可塑剤の欄における数値は、ポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量を表す。得られたPVBシートについて、以下の方法に従い、塩素含有量、透湿度及び酸性成分変化量を測定した。PVBシートの測定結果を表1に示す。
ポリビニルアセタール100質量部に対して、ゴムとしてブタジエン系ゴム(三菱レイヨン株式会社製、商品名:C−223A、ガラス転移温度:−77℃)5質量部を使用した以外は、PVBシート−1と同一の条件で、PVBシート−8を作製した。以下の方法に従い、塩素含有量、透湿度及び酸性成分変化量を測定した。PVBシート−8の測定結果を表1に示す。
可塑剤としてDINCH(1,2−シクロヘキサンジカルボン酸−ジイソノニルエステル)を使用し、PVB−2の代わりにPVB−5を用いた以外は、PVBシート−5と同一条件でPVBシート−10を作製した。以下の方法に従い、塩素含有量、透湿度及び酸性成分変化量を測定した。PVBシート−10の測定結果を表1に示す。
JIS K6728:1977年の規定に基づき測定した。
3質量%硝酸水溶液1mLに蒸留水10mLとエタノール80mLを加え、これに各PVBシートのサンプル1gを精秤して加えた。撹拌してサンプルを溶解させた後、0.001mol/Lの硝酸銀水溶液を滴下し、電気伝導度の変化による滴定量からサンプル中の塩化物イオン濃度を求め、塩素の含有量とした。
JIS Z0208:1976年の規定に基づき、温度40℃、相対湿度90%の条件にて測定した。
下記(1)式で示される熱水試験後の酸性成分変化量を、JIS K6728:1977年の規定に基づき測定した。
市販のフロートガラス(厚さ3.2mm、大きさ300mm×300mm)2枚に第一の樹脂層(実施例においては、ポリビニルアセタール樹脂層(D)。以下同じ。)、第二の樹脂層(E)を実施例、比較例に記載の組合せで各1枚挟み、真空ラミネーター(日清紡メカトロニクス株式会社製 1522N)を用いて、以下の条件で合わせガラスを作製した。得られた合わせガラスのラミネート適性を以下の基準により判定した。
熱板温度 :140℃
真空引き時間:12分
プレス圧力 :50kPa
プレス時間 :17分
○:合わせガラス作製直後、及び温度85℃、相対湿度85%の条件で1000時間静置後に、気泡、密着不良などの外観欠点はなく、密着良好。
△:合わせガラス作製直後において、気泡、密着不良などの外観欠点はなく、密着良好。温度85℃、相対湿度85%の条件で1000時間静置後に、気泡、密着不良などの外観欠点あり。
×:合わせガラス作製直後、及び温度85℃、相対湿度85%の条件で1000時間静置後、共に、気泡、密着不良などの外観欠点あり。
上記の(ラミネート適性)の評価と同一条件で、合わせガラス作製した後、オルファカッター万能L型を使用して、ガラス端部のはみだしをカットした結果、カットできるものを○、カットできないものを×とした。
上記のPVBシート、または、上記の市販のEVAシートを、巾300mm、長さ1mのシートで切り出し、各実施例の第一の樹脂層および第二の樹脂層をそれぞれ同一の直径90mmのコアに巻いてロールを作製し、その後168時間、室温で放置した。第一の樹脂層および第二の樹脂層それぞれのロールから、巾150mm、長さ150mmの試験片を切り出し、表2に示す第一の樹脂層と第二の樹脂層の試験片を各一枚ずつ重ね合わせ、重さ2.0kgの巾300mm、長さ300mmの鉄板で挟んだ。これを下記所定の条件(湿度は未調整)に置き、以下の判定基準で判定した。
◎:温度20℃、1時間後、試験片の中央部分で反りが観測されない。
○:温度20℃、1時間後の条件では、試験片の中央部分で反りが観測されるが、温度50℃、1時間後の条件では、試験片の中央部分で反りが観測されない。
×:温度50℃、1時間後、試験片の中央部分で反りが観測される。
市販のフロートガラス(厚さ3.2mm、大きさ300mm×300mm)2枚に第一の樹脂層、第二の樹脂層を重ね合わせて挟んだ上で、真空ラミネーター(日清紡メカトロニクス株式会社製;1522N)を用いて合わせガラスを作製した。その後、JIS R 3212に従い、耐貫通性試験にて、以下の基準で判定した。
◎:高さ3mから2260gの鋼球を落下させた結果、貫通しない。
○:高さ2mから2260gの鋼球を落下させた結果、貫通せず、高さ3mから2260gの鋼球を落下させた結果、貫通する。
×:高さ2mから2260gの鋼球を落下させた結果、貫通する。
各実施例に示す方法で太陽電池モジュールを作製し、この太陽電池モジュールについて、
暴露する前と、85℃、85%RHの条件下で表に記載の時間暴露した後に、変換効率をAM1.5、1000W/m2の基準太陽光を照射して測定した。なお、変換効率の測定には、日清紡メカトロニクス株式会社製ソーラーシミュレーターを用いた。暴露前の変換効率を100%(基準)とした場合の暴露後の変換効率の低下率(%)を算出した。
図1の構成となるように、真空ラミネーター(日清紡メカトロニクス株式会社製 1522N)の熱板上に、表面保護層11として縦100mm×横100mm×厚さ4mmのガラス(ショットソーラー社製、B270、無機ガラス)上に太陽電池セル(B)13として縦80mm×横80mmのアモルファスシリコン太陽電池セルが形成されたもの、第一の樹脂層12aとして縦100mm×横100mm×厚さ0.25mmのPVBシート−1、第二の樹脂層12bとして縦100mm×横100mm×厚さ0.25mmのPVBシート−1、及び裏面保護層15として大きさ100mm×100mm、厚さ4mmのガラス(ショットソーラー社製、B270、無機ガラス)をこの順に積層し、下記のラミネート条件で太陽電池モジュールを作製した。
熱板温度 :140℃
真空引き時間:12分
プレス圧力 :50kPa
プレス時間 :17分
第一の樹脂層12aと第二の樹脂層12b、裏面保護層15を表2〜4に示すとおりに変更した以外は、実施例1と同様にして太陽電池モジュールを作製し、高温高湿試験を行い、暴露後の変換効率の低下率(%)を算出した。また、各実施例及び比較例の第一の樹脂層および第二の樹脂層につき、実施例1と同様に各評価を行った。結果を表2〜4に示す。なお、比較例5及び6では、第二の樹脂層は用いなかった。比較例5及び6については、樹脂層の取り扱い性が低い、あるいはラミネート適正が低いため、太陽電池モジュールの高温高湿試験は実施していない。
図2の構成となるように、真空ラミネーター(日清紡メカトロニクス株式会社製 1522N)の熱板上に、表面保護層11として縦100mm×横100mm×厚さ4mmのガラス上に太陽電池セル(B)13として縦80mm×横80mmのアモルファスシリコン太陽電池セルが形成されたもの、第一の樹脂層12aとして太陽電池セルの主面の面積と同じ大きさになるように切り出したPVBシート−1、第二の樹脂層12bとして縦100mm×横100mm×厚さ0.40mmの市販されているファストキュアタイプのEVAシート、及び裏面保護層15として大きさ100mm×100mm、厚さ4mmのガラスをこの順に積層した以外は、実施例1と同様にして太陽電池モジュールを作製し、高温高湿試験を行い、暴露後の変換効率の低下率(%)を算出した。結果を表3に示す。
図3の構成となるように、真空ラミネーター(日清紡メカトロニクス株式会社製 1522N)の熱板上に、裏面保護層15として縦100mm×横100mmの市販のバックシート(表面上にEVA易接着処理がされているポリエステルシート)、第二の樹脂層12bとして縦100mm×横100mm×厚さ0.40mmの市販されているファストキュアタイプのEVAシート、第一の樹脂層12aとして太陽電池セルの主面の面積と同じ大きさになるように切り出したPVBシート−1、太陽電池セル(B)13として縦80mm×横80mmのガラス基材14上にアモルファスシリコン太陽電池セルが形成されたもの、さらに第二の樹脂層12b、表面保護層として縦100mm×横100mmの市販のフロントシート(表面にコロナ処理を施したテトラフルオロエチレン・エチレン共重合体シート)をこの順に積層した以外は、実施例1と同様にして太陽電池モジュールを作製し、高温高湿試験を行い、暴露後の変換効率の低下率(%)を算出した。結果を表3に示す。
図4の構成となるように、真空ラミネーター(日清紡メカトロニクス株式会社製 1522N)の熱板上に、裏面保護層15として縦120mm×横110mm×厚さ3.2mmの白板ガラス、第二の樹脂層12bとして縦120mm×横110mm×厚さ0.25mmのPVBシート−1、縦100mm×横90mmのガラス基材14上に形成されたCIGSからなる太陽電池セル13(第二の樹脂層側に基材が接するように配置)、第一の樹脂層12aとして太陽電池セルの主面の面積と同じ大きさになるように切り出したPVBシート−1、さらに第二の樹脂層12bとしてPVBシート−1、表面保護層11として縦120mm×横110mm×厚さ3.2mmの白板ガラスをこの順に積層し、下記のラミネート条件で太陽電池モジュールを作製した。
熱板温度 :140℃
真空引き時間:12分
プレス圧力 :50kPa
プレス時間 :17分
第一の樹脂層と第二の樹脂層を表5および表6に示すとおりに変更した以外は、実施例18と同様にして太陽電池モジュールを作製し、高温高湿試験を行い、暴露後の変換効率の低下率(%)を算出した。また、各実施例の第一の樹脂層および第二の樹脂層につき、実施例1と同様に各評価を行った。結果を表5および6に示す。
図5の構成となるように、真空ラミネーター(日清紡メカトロニクス株式会社製 1522N)の熱板上に、裏面保護層15として縦120mm×横110mm×厚さ3.2mmの白板ガラス上に縦100mm×横90mmのCIGSからなる太陽電池セル13が形成されたもの、縦120mm×横110mm×厚さ0.25mmの表5または表6に記載の第一の樹脂層12a、縦120mm×横110mm×厚さ0.25mmの表5または表6に記載の第二の樹脂層12b、表面保護層として縦120mm×横110mm×厚さ3.2mmの白板ガラスをこの順に積層し、実施例1と同じラミネート条件で太陽電池モジュールを作製し、高温高湿試験を行い、暴露後の変換効率の低下率(%)を算出した。また、各実施例および比較例の第一の樹脂層および第二の樹脂層につき、実施例1と同様に評価した。結果を表5および6に示す。なお、比較例11及び12では、第二の樹脂層は用いなかった。比較例11及び12については、樹脂層の取り扱い性が低い、あるいはラミネート適正が低いため、太陽電池モジュールの高温高湿試験は実施していない。
12a 第一の樹脂層(ポリビニルアセタール樹脂層)
12b 第二の樹脂層
13 太陽電池セル
14 基材
15 裏面保護層
Claims (24)
- 表面保護層(A)、太陽電池セル(B)、裏面保護層(C)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)及び第二の樹脂層(E)が積層され、ポリビニルアセタール樹脂層(D)中のポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量が20質量部以下であり、ポリビニルアセタール樹脂層(D)の厚さが600μm以下であり、ポリビニルアセタール樹脂層(D)が太陽電池セル(B)の少なくとも一面と接するように配置され、第二の樹脂層(E)が表面保護層(A)と裏面保護層(C)との少なくとも一方と接するように配置されている、太陽電池モジュール。
- ポリビニルアセタール樹脂層(D)中のポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量が10質量部以下である、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
- ポリビニルアセタール樹脂層(D)の塩素含有量が100ppm以下である、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
- ポリビニルアセタール樹脂層(D)がさらにゴムを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- ゴムのガラス転移温度が−10℃以下である、請求項4に記載の太陽電池モジュール。
- 第二の樹脂層(E)が、ポリビニルアセタール100質量部に対する可塑剤の含有量が20質量部以下である組成物からなる、請求項1〜5のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 第二の樹脂層(E)が、ポリビニルアセタール樹脂層(D)と異なる組成を有する組成物からなる、請求項1〜5のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 第二の樹脂層(E)が、ポリビニルアセタール樹脂100質量部に対する可塑剤の含有量が20質量部より多い組成物からなる、請求項7に記載の太陽電池モジュール。
- 第二の樹脂層(E)が、α−オレフィンとα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のコポリマー、アイオノマー、ポリ(エチレンビニルアセテート)、ポリウレタン、ポリ(ビニルクロリド)、ポリエチレン、ポリオレフィン系エラストマー、シリコーン系エラストマーおよびエポキシ樹脂からなる群から選択される1つ以上を含有する組成物からなる、請求項7に記載の太陽電池モジュール。
- 太陽電池セル(B)がシリコン系太陽電池セルである、請求項1〜9のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 太陽電池セル(B)が化合物系太陽電池セルである、請求項1〜9のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 表面保護層(A)、太陽電池セル(B)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)、第二の樹脂層(E)、裏面保護層(C)の順で積層される、請求項1〜11のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 表面保護層(A)、第二の樹脂層(E)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)、太陽電池セル(B)、裏面保護層(C)の順で積層される、請求項1〜11のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 表面保護層(A)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)、太陽電池セル(B)、第二の樹脂層(E)、裏面保護層(C)の順で積層される、請求項1〜11のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 表面保護層(A)、第二の樹脂層(E)、太陽電池セル(B)、ポリビニルアセタール樹脂層(D)、裏面保護層(C)の順で積層される、請求項1〜11のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 表面保護層(A)とポリビニルアセタール樹脂層(D)との間にさらに別の第二の樹脂層(E)が積層されている、請求項14記載の太陽電池モジュール。
- ポリビニルアセタール樹脂層(D)と裏面保護層(C)の間にさらに別の第二の樹脂層(E)が積層されている、請求項15記載の太陽電池モジュール。
- ポリビニルアセタール樹脂層(D)と表面保護層(A)または裏面保護層(C)との間に、第二の樹脂層(E)が積層されている、請求項1〜11のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- ポリビニルアセタール樹脂層(D)の主面の面積が太陽電池セル(B)の主面の面積以上の大きさであり、表面保護層(A)及び裏面保護層(C)の主面の面積よりも小さい、請求項1〜18のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- ポリビニルアセタール樹脂層(D)または第二の樹脂層(E)が着色されたものである、請求項1〜19のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 着色が白色または黒色である、請求項20記載の太陽電池モジュール。
- 表面保護層(A)が、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素含有樹脂、ポリオレフィン、ポリスチレンおよびポリアミドからなる群から選択される1つ以上の材料からなる、請求項1〜21のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 裏面保護層(C)が、金属、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素含有樹脂、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリイミド、ポリアミド及び無機物蒸着ポリエステルからなる群から選択される1つ以上の材料からなる、請求項1〜22のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 請求項1〜23のいずれかに記載の太陽電池モジュールを製造する製造方法であって、100℃以上200℃以下かつ減圧である条件でラミネートする、太陽電池モジュールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014111730A JP6324813B2 (ja) | 2013-05-31 | 2014-05-29 | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013116291 | 2013-05-31 | ||
JP2013116291 | 2013-05-31 | ||
JP2014111730A JP6324813B2 (ja) | 2013-05-31 | 2014-05-29 | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015008285A true JP2015008285A (ja) | 2015-01-15 |
JP6324813B2 JP6324813B2 (ja) | 2018-05-16 |
Family
ID=52338354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014111730A Active JP6324813B2 (ja) | 2013-05-31 | 2014-05-29 | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6324813B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015194574A1 (ja) * | 2014-06-17 | 2015-12-23 | 三菱レイヨン株式会社 | ゴム含有グラフト重合体粉体、並びにそれを含有する太陽電池用封止材及び合わせガラス用中間膜 |
JP2017071771A (ja) * | 2015-10-07 | 2017-04-13 | 積水化学工業株式会社 | ポリビニルアセタール樹脂組成物 |
WO2020067338A1 (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社クラレ | 中間積層体とその製造方法、積層体、およびグレージング材 |
JP7465722B2 (ja) | 2020-05-25 | 2024-04-11 | 京セラ株式会社 | 太陽光発電装置 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008235603A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュール |
JP2010092953A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Kuraray Co Ltd | 太陽電池モジュール |
US20110041897A1 (en) * | 2008-04-30 | 2011-02-24 | Kuraray Europe Gmbh | Photovoltaic modules containing plasticized intermediate layer films with high alkali titre |
JP2012001406A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 太陽電池モジュール用多層中間膜及び太陽電池モジュール |
JP2012006406A (ja) * | 2009-08-07 | 2012-01-12 | Kuraray Co Ltd | ポリビニルアセタール積層体およびその用途 |
WO2012026393A1 (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | 株式会社クラレ | 太陽電池用封止材および合わせガラス用中間膜 |
JP2013030650A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Bridgestone Corp | 太陽電池モジュールの製造方法 |
JP2013100225A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-05-23 | Kuraray Co Ltd | 太陽電池用封止材および合わせガラス用中間膜 |
-
2014
- 2014-05-29 JP JP2014111730A patent/JP6324813B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008235603A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュール |
US20110041897A1 (en) * | 2008-04-30 | 2011-02-24 | Kuraray Europe Gmbh | Photovoltaic modules containing plasticized intermediate layer films with high alkali titre |
JP2010092953A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Kuraray Co Ltd | 太陽電池モジュール |
JP2012006406A (ja) * | 2009-08-07 | 2012-01-12 | Kuraray Co Ltd | ポリビニルアセタール積層体およびその用途 |
JP2012001406A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 太陽電池モジュール用多層中間膜及び太陽電池モジュール |
WO2012026393A1 (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | 株式会社クラレ | 太陽電池用封止材および合わせガラス用中間膜 |
JP2013100225A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-05-23 | Kuraray Co Ltd | 太陽電池用封止材および合わせガラス用中間膜 |
JP2013030650A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Bridgestone Corp | 太陽電池モジュールの製造方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015194574A1 (ja) * | 2014-06-17 | 2015-12-23 | 三菱レイヨン株式会社 | ゴム含有グラフト重合体粉体、並びにそれを含有する太陽電池用封止材及び合わせガラス用中間膜 |
JP2017071771A (ja) * | 2015-10-07 | 2017-04-13 | 積水化学工業株式会社 | ポリビニルアセタール樹脂組成物 |
WO2020067338A1 (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社クラレ | 中間積層体とその製造方法、積層体、およびグレージング材 |
CN112752650A (zh) * | 2018-09-26 | 2021-05-04 | 株式会社可乐丽 | 中间层叠体和其制造方法、层叠体和透光覆盖材料 |
JPWO2020067338A1 (ja) * | 2018-09-26 | 2021-09-30 | 株式会社クラレ | 中間積層体とその製造方法、積層体、およびグレージング材 |
JP7329526B2 (ja) | 2018-09-26 | 2023-08-18 | 株式会社クラレ | グレージング材とその製造方法 |
JP7465722B2 (ja) | 2020-05-25 | 2024-04-11 | 京セラ株式会社 | 太陽光発電装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6324813B2 (ja) | 2018-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5231686B2 (ja) | 太陽電池用封止材および合わせガラス用中間膜 | |
JP5793498B2 (ja) | 太陽電池用封止材および合わせガラス用中間膜 | |
KR101615396B1 (ko) | 고 용융 유동 폴리(비닐 부티랄) 봉지재를 포함하는 태양 전지 모듈 | |
JP6096220B2 (ja) | ゴム含有グラフト重合体粉体、並びにそれを含有する太陽電池用封止材及び合わせガラス用中間膜 | |
JP2011521478A (ja) | 着色多層封止シートを有する太陽電池ラミネート | |
JP2013535554A (ja) | 光起電力セル用の架橋性アイオノマー封止材 | |
JP6529496B2 (ja) | ゴム含有グラフト重合体粉体、並びにそれを含有する太陽電池用封止材及び合わせガラス用中間膜 | |
JP6324813B2 (ja) | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 | |
JP2011520278A (ja) | 高い体積抵抗及び良好な耐浸透性を有する可塑化された中間層シートを有する光起電力モジュール | |
KR20110124235A (ko) | 태양 전지 모듈에 대한 힌더드 아민을 포함하는 폴리(비닐 부티랄) 밀봉제 | |
JP5431997B2 (ja) | 太陽電池封止材、それを用いた太陽電池モジュール | |
EP3762973B1 (en) | Photovoltaic module and encapsulant composition having improved resistance to potential induced degradation | |
TWI443142B (zh) | 包括具有高鹼滴定量的塑化中間層薄膜之光伏模組 | |
JP2012031030A (ja) | ガラス中間膜用樹脂及び太陽電池封止材用樹脂 | |
JP5766776B2 (ja) | 樹脂組成物からなるフィルム | |
JP5982150B2 (ja) | 太陽電池用バックシート | |
JP2010147128A (ja) | シート及び太陽光発電モジュール | |
KR20100079901A (ko) | 에틸렌-비닐아세테이트 필름 및 이를 포함하는 태양전지 모듈 | |
JP2014135331A (ja) | 太陽電池モジュール用充填材シート、及び、太陽電池モジュールの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171031 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180313 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6324813 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |