JP2015008089A - 電池 - Google Patents

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金本  学
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Abstract

【課題】ケースの収容空間に対する電極の使用量を減らすこと。【解決手段】電極体23は、上下方向の長さがVで、収容空間Sの上下方向の長さYよりも短い。第1スペーサ27Aは、電極体23と蓋部15との間に配され、下面で電極体23と接し、第2スペーサ27Bは、電極体23と閉塞部14との間に配され、上面で電極体23と接する。【選択図】図1

Description

電池の内部構造の技術に関する。
近年、コストが安い電池のニーズが増加している。そこで、例えば、電池ケースの内部に、正極板と、負極板と、電解液を含浸したセパレータとからなる電極群を備える電池において、電極群を電池ケースの軸方向に短くして、電池ケースの余った空間に充填材を封入した電池が開発されている。これにより、電池の軸方向の全長に亘って電極群を形成する場合と比較して電極の使用量が少なくなり、電池のコストが低減されているとともに、充填材により、電池ケース内における電極群のガタつきが抑制されている(特許文献1)。
ドイツ特許出願DE 200 16 231 U1
ところで、上記従来技術では、電極群を電池ケースの軸方向に短くし、電池ケース内の余った空間に充填材を封入しているが、上記従来技術とは異なる構成により、電極の使用量を減らすことが求められている。
本明細書では、ケースの収容空間に対する電極の使用量を減らすことが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される電池は、筒状のケースと、正極板と、負極板とが、セパレータを介して巻回された電極体とを備え、前記電極体は前記ケースに収容され、かつ、前記電極体の巻回軸方向の双方にスペーサを有する。
上記電池では、ケースの収容空間に対する電極の使用量を抑制することができる。
一実施形態の電池の縦断面を表した斜視図 電池を示す縦断面図 電池の分解斜視図 電極体の水平断面図 スペーサがない場合の電池の水平断面図 スペーサがある場合の電池の水平断面図 スペーサの斜視図
(実施形態の概要)
本明細書によって開示される電池は、筒状のケースと、正極板と、負極板とが、セパレータを介して巻回された電極体とを備え、前記電極体は前記ケースに収容され、かつ、前記電極体の巻回軸方向の双方にスペーサを有する。
この電池によれば、電極体が、ケースの収容空間の全長に亘って形成された構成に比べて、ケースの収容空間に対する電極の使用量が少なくすることができる。
上記電池は前記スペーサの外周が、前記ケースの内壁面に、当該内壁面の周線の長さの半分以上で接触してもよい。
この電池によれば、電極体のガタつきを抑制しつつ、ケースの歪みを抑制することができる。
上記電池は、前記スペーサの少なくとも一方は、前記ケースの前記内壁面の半分以上の部分に、連続的に接触してもよい。
この電池によれば、スペーサがケースの内壁面の半分以上の部分に断続的に接触する構成に比べて、ケースの歪みをより抑制することができる。
上記電池は、前記スペーサの少なくとも一方は、環状で、前記周線の長さの全周に亘って前記内壁面に接触していてもよい。
この電池によれば、スペーサの少なくとも一方を、例えば空洞等がない中身が詰まった中実体とした構成に比べて、スペーサを形成するための材料の量を抑制しつつ、スペーサの強度低下を抑制することができる。
上記電池では、前記正極板が、水酸化ニッケルを活物質とし、前記負極板が水素吸蔵合金を活物質とするようにしてもよい。
<一実施形態>
一実施形態の電池10について、図1〜図5を参照しつつ説明する。電池10は、ニッケル・水素蓄電池等のアルカリ蓄電池である。電池10は、例えば単3形(IEC(International Electrotechnical Commission)では、「R6」、米国では、「AA」)の容量が1800mAh以下、又は単4形(IECでは、「R03」,米国では、「AAA」)の容量が650mAh以下の低容量タイプである。以下の説明では、図1の紙面手前側を電池10の前側(前)とし、紙面右側を電池10の右側(右)とし、紙面上側を電池10の上側(上)とする。
電池10は、図1に示すように、電池ケース11と、電極体23とから構成されている。電池ケース11は、金属製で、一方向に長い形状である。この電池ケース11は、ケースの一例であり、電池ケース本体12と、蓋部15とから構成され、内部に収容空間Sを有する。なお、一方向は、図1では上下方向であり、電池ケース11の長手方向であり、蓋部15と後述する閉塞部14との対向する方向である。
電池ケース本体12は、表面がニッケルめっきされており、後述する負極板26を電気的に接続させることで電池10の負極端子となる。電池ケース本体12は、上下方向における一端が開口し、他端が閉塞した形状を有し、具体的には、筒状部13と閉塞部14とを備える。
筒状部13は、上下方向に長い円筒状の形状であって、上下方向から見た内周面の形状は、上下方向に沿った中心軸Wからの内径Rが一定である真円形状となっている。筒状部13内は、後述する電極体23を収容可能な収容空間Sである。
筒状部13の一方向における一端、図1では上端には、筒状部13の内部に連通する開口部12Aが形成されている。筒状部13の一方向における他端、図1では上端は、閉塞部14により閉塞されている。閉塞部14は、円形状の板材状をなし、筒状部13と一体に形成されている。
蓋部15は、後述する正極板24に弾性を有する接続端子21を介して電気的に接続されており、電池10の正極端子となる。蓋部15は、蓋本体16、弾性体18、及び、端子板19を備える。蓋本体16は、円形状の平板であり、例えばニッケルめっきを施した鉄材等の導電性を有する物質からなり、正極板24に接続端子21を介して電気的に接続されている。蓋本体16の中央部には貫通孔17が形成されている。
弾性体18は、貫通孔17を塞ぐように蓋本体16の上面、即ち、閉塞部14に対向する面とは反対の面上に配置されている。弾性体18は、例えばゴム等の材質からなり、外力に応じて弾性変形する。端子板19は、弾性体18を覆う導電性の板である。
具体的には、端子板19は、弾性体18を、下方、即ち蓋本体16に押し付けた状態で蓋本体16と電気的に接続されている。端子板19には、電池ケース11内のガスを放出するための排出孔20が設けられている。例えば電池ケース11の内圧が上昇し、弾性体18が貫通孔17から所定値以上の圧力を受けると、弾性体18が弾性変形して電池ケース11内と排出孔20とが連通し、電池ケース11内のガスが排出孔20から電池10の外部に排出される。
電池ケース本体12の開口部12Aと蓋部15との間には、弾性変形可能な絶縁体22が挟まれてシールされている。この絶縁体22により、電池ケース本体12と蓋部15とが絶縁されている。
電極体23は、電池ケース11の収容空間Sに収容されている。電極体23は、正極板24、負極板26、及びそれらの間に配置される電解液を含んだセパレータ25が、上下方向に沿った芯棒Mを中心に渦巻状に巻回されている。なお、芯棒Mは、上述した中心軸Wに一致していても一致していなくてもよい。ただし、以下、説明の都合上、芯棒Mは、中心軸Wに一致するものとする。筒状部13の内側面K(内壁面の一例)とは、電池ケース11の内面のうち上下方向に沿った面である。なお、電極体23は、芯棒Mが抜かれた状態で収容空間Sに収容されてもよい。
電極体23は、上下方向の長さがVで、収容空間Sの上下方向の長さYよりも短い。そして、電極体23の上下に、後述する第1スペーサ27A、第2スペーサ27Bが配される。
なお、上述した筒状部13の内径Rは、電極体23の外径L(図2の左右方向の外径寸法)と略等しい内径R(図2の左右方向の内径寸法)を有する。
セパレータ25は、例えばポリオレフィン製の不織布からなる。セパレータ25には、水酸化カリウムあるいは水酸化ナトリウムを主成分とする電解液が含浸されている。セパレータ25は、電極体23の内、筒状部13の内側面Kと対向する面には配されておらず、当該筒状部13の内側面Kと対向する面には、後述する負極板26が配されている。
正極板24は、正極金属板24A(一極金属板の一例)に正極活物質24B(一方の極性の活物質の一例)を塗布したものである。正極金属板24Aは、例えば発泡ニッケルである。正極活物質24Bは、正極水酸化ニッケル活物質及び導電材のコバルト化合物の混合物である。正極板24は、正極金属板24Aの中空内に、正極活物質24Bを塗布したものである。
なお、電池10がニッケル・カドミウム蓄電池の場合、正極活物質24Bは、例えば水酸化ニッケルであり、電池10がニッケル・水素蓄電池の場合、水酸化ニッケル活物質は、例えば水酸化カルシウムを添加した水酸化ニッケルである。
負極板26は、負極金属板26A(他極金属板の一例)に負極活物質26B(他方の極性の活物質の一例)を塗布したものである。負極金属板26Aは、例えばニッケルめっきを施した平板状の穿孔鋼板である。負極活物質26Bは、例えばカドミウム粉末や水素吸蔵合金の粉末(一方の極性の活物質の一例)である。負極板26は、負極金属板26A上に、負極活物質26Bを塗布したものである。
なお、ニッケル・カドミウム蓄電池の場合、負極活物質26Bは、例えば酸化カドミウム粉末と金属カドミウム粉末との混合物であり、ニッケル・水素蓄電池の場合、負極活物質は、例えば、主にAB5型(希土類−Ni系)、AB3.0−3.8型(希土類−Mg−Ni系)又はAB2型(Laves相)の水素吸蔵合金の粉末である。
第1スペーサ27Aは、電極体23と蓋部15との間に配される。第1スペーサ27Aは、電極体23の筒状部13の上下方向の位置を固定したり、筒状部13の前後左右方向への変形を抑制したりするための部材である。
第1スペーサ27Aは、電解液と反応しないアクリル樹脂やポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂等の樹脂製又はステンレス鋼等の材料から構成されている。第1スペーサ27Aは、図3に示すように、リング状の部材である。
具体的には、第1スペーサ27Aは、上下方向の長さがDで、全体として筒状をなしている。第1スペーサ27Aの外径P、即ち、中心軸Wを中心とした径の内で長い方の径は、筒状部13の内径Rと略等しい。このため、第1スペーサ27Aは、筒状部13にほぼ隙間なく挿通される。そして、第1スペーサ27Aはリング状であるため、中心軸Wを中心とする周方向において、内側面Kに全周に亘って、連続的に接触する。なお、第1スペーサ27Aにおいて、中心軸Wを中心とした径の内で長い方の径によって、当該周方向に第1スペーサ27Aの外周が形成される。
また、第1スペーサ27Aの内径Q、即ち、中心軸Wを中心とした径の内で短い方の径は、電極体23の外径Lよりも短い。このため、第1スペーサ27Aは、下面で電極体23と接する。
なお、第1スペーサ27Aと第2スペーサ27Bとは、役割が同じであり,材質および形状は同じであってよい。第2スペーサ27Bは、電極体23と閉塞部14との間に配され、上面で電極体23と接する。
図4に示すように、電極体23の直径は、巻き終わり部分を通る直径G1とこれに直行する直径G2とがある。そして、直径G1は直径G2に比べて長くなっているため、電極体は前後左右方向の断面は楕円形になっている。この電極体23を、真円形である電池10の筒状部13に内側面Kで接触しながら収容すると、筒状部13は、電極体23の形状に追従して、楕円形に変形してしまうおそれがある。また、電池10の充放電によって、電極体23が膨張と収縮を繰り返した場合、この変形が顕著になるおそれがある。
筒状部13は、閉塞部14付近BMや蓋部15付近TPから、上下方向の中央部分CRに向かうに従って、前後左右方向の強度が低下する。したがって、筒状部13の内、閉塞部14付近BMや蓋部15付近TPでは、筒状部13に対して内外から応力が加わった場合でも,変形しにくい。一方、筒状部13の内、中央部分CR付近は、変形しやすい。
このため、第1スペーサ27Aや第2スペーサ27Bがない構成の場合、例えば電極体23の形状による応力が加わった場合、矢印Y1方向へ力が働いても、図5Aの実線で示す通り、筒状部13の内、閉塞部14付近BMや蓋部15付近TPでは、筒状部13は変形しにくい。しかし、図5Aの二点鎖線で示す通り、筒状部13の内、中央部分CR付近は、例えば電極体23が変形して、矢印Y1方向へ力が働くと、筒状部13は、例えば楕円形等に変形してしまう。
一方、第1スペーサ27Aがある構成では、第1スペーサ27Aが、蓋部15付近TPから、上下方向の長さDだけ筒状部13の内側面Kに接触する構成である。このため、第1スペーサ27Aと接触している筒状部13の内側面Kも、第1スペーサ27Aを介して、前後左右方向への強度の低下が抑制され、蓋部15付近TPと同程度の強度が保たれる。
その結果、図5Bに示す通り、電極体23が変形しようとして矢印Y1方向へ力が働いても、第1スペーサ27Aによって、矢印Y1方向とは反対方向の矢印Y2方向に力が働く。これによって、筒状部13の内、中央部分CR付近でも筒状部13の変形が抑制される。
一方、第2スペーサ27Bがある構成では、第2スペーサ27Bが、閉塞部14付近BMから、上下方向の長さDだけ筒状部13の内側面Kに接触する構成である。このため、第2スペーサ27Bと接触している筒状部13の内側面Kも、第2スペーサ27Bを介して、前後左右方向への強度の低下が抑制され、閉塞部14付近BMと同程度の強度が保たれる。
その結果、図5Bに示す通り、電極体23が変形しようとして矢印Y1方向へ力が働いても、第2スペーサ27Bによって、矢印Y1方向とは反対方向の矢印Y2方向に力が働く。これによって、筒状部13の内、中央部分CR付近でも筒状部13の変形が抑制される。
つまり、第1スペーサ27Aと第2スペーサ27Bとの両方が備えられていることで、筒状部13の内、中央部分CR付近でも筒状部13の変形がより抑制される。
(本実施形態の効果)
本実施形態によれば、電極体23は、上下方向の長さがVで、収容空間Sの上下方向の長さYよりも短い。このため、電極体23が、上下方向において電池ケース11の収容空間Sの全長に亘って形成された構成に比べて、電池ケース11の収容空間Sに対する電極の使用量が少なくすることができる。
電池10は、上述した通り規格が定められており、電池ケース11の上下方向の長さ(収容空間Sの全長)も規格が定められている。本実施形態では、変更できない収容空間Sの全長の長さをそのまま保ちつつ、電極体23の上下方向の長さを収容空間Sの全長よりも短くすることで、電力量の規格を維持したまま電極の使用量を少なくすることができる。
また、第1スペーサ27Aは、電極体23と蓋部15との間に配され、下面で電極体23と接し、第2スペーサ27Bは、電極体23と閉塞部14との間に配され、上面で電極体23と接する。これによって、電池ケース11内に第1スペーサ27Aおよび第2スペーサ27Bを設けない構成に比べて、電池ケース11内における電極体23のガタつきを抑えることができる。
さらに、第1スペーサ27Aがある構成では、第1スペーサ27Aが、蓋部15付近TPから、上下方向の長さDだけ筒状部13の内側面Kに接触する構成である。このため、第1スペーサ27Aと接触している筒状部13の内側面Kも、第1スペーサ27Aを介して、前後左右方向への強度の低下が抑制され、蓋部15付近TPと同程度の強度が保たれる。
そして、第2スペーサ27Bがある構成では、第2スペーサ27Bが、閉塞部14付近BMから、上下方向の長さDだけ筒状部13の内側面Kに接触する構成である。このため、第2スペーサ27Bと接触している筒状部13の内側面Kも、第2スペーサ27Bを介して、前後左右方向への強度の低下が抑制され、閉塞部14付近BMと同程度の強度が保たれる。これによって、電池ケース11の歪みを抑制することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
上記実施形態では、電極体23は、正極板24、負極板26及びセパレータ25が反時計回りに巻回された円筒形状とされた例を挙げた。しかしこれに限らず、電極体23は、例えば、共に平板状の正極板24、負極板26及びセパレータ25が積層されることで全体として角形とされるものでもよい。
上記実施形態では、第1スペーサ27Aや第2スペーサ27Bは、リング状である例を挙げた。しかしこれに限らず、図6に示すように、中身が充填されている中実体であってもよい。また、完全な円形でなくてもよく、半円や2/3円であってもよい。さらに、前後左右方向の断面が、中心から複数の板体が放射状に延びており、当該板体と筒状部13の内側面Kとの接触部分が、中心軸Wを中心とした周方向の長さ(内壁面の周線の長さの一例)の半分以上である構成でもよい。要するに、筒状部13の内側面Kと、中心軸Wを中心とした周方向で半分以上接触する構成であれば、連続的に接触していても、断続的に接触していてもよい。
上記実施形態では、第1スペーサ27Aや第2スペーサ27Bは、役割が同じであり,材質および形状は同じである例を挙げた。しかしこれに限らず、第1スペーサ27Aや第2スペーサ27Bは、形状、材質、および高さの全て、またはいずれか一つが異なっていてもよい。
上記実施形態では、第1スペーサ27Aや第2スペーサ27Bは、別体である例を挙げた。しかしこれに限らず、第1スペーサ27Aと第2スペーサ27Bとは、一体であってもよい。例えば、芯棒Mが挿し込まれていた孔(図示せず)を通して、第1スペーサ27Aと第2スペーサ27Bとが一体に形成されていてもよい。
上記実施形態では、筒状部13は、円筒形状である例を挙げた。しかしこれに限らず、筒状部13は、角形であってもよい。
10:電池 11:電池ケース 12:電池ケース本体 12A:開口部 13:筒状部 23:電極体 24:正極板 25:セパレータ 26:負極板 27A:第1スペーサ 27B:第2スペーサ S:収容空間

Claims (5)

  1. 筒状のケースと、
    正極板と、負極板とが、セパレータを介して巻回された電極体とを備え、
    前記電極体は前記ケースに収容され、かつ、前記電極体の巻回軸方向の双方にスペーサを有する電池。
  2. 前記スペーサの外周が、前記ケースの内壁面に、当該内壁面の周線の長さの半分以上で接触する、請求項1記載の電池。
  3. 前記スペーサの少なくとも一方は、前記ケースの前記内壁面の半分以上の部分に、連続的に接触する、請求項1または請求項2に記載の電池。
  4. 前記スペーサの少なくとも一方は、環状で、前記周線の長さの全周に亘って前記内壁面に接触している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電池。
  5. 前記正極板が、水酸化ニッケルを活物質とし、
    前記負極板が、水素吸蔵合金を活物質とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電池。
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