JP2015008093A - 電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】電池ケース内における電極体のガタつきを抑えつつ電極の使用量を減らすこと。
【解決手段】電極板23は、正極金属板24Aの内、正極活物質24Bが塗布されている領域TSと、負極金属板26Aの内、負極活物質26Bが塗布されている領域TFとを対向させて巻回される。このため、正極活物質24Bが正極金属板24Aの全体に塗布され、負極活物質26Bが負極金属板26Aの全体に塗布されている構成に比べて、電極の使用量を抑制することができる。
【選択図】図5
【解決手段】電極板23は、正極金属板24Aの内、正極活物質24Bが塗布されている領域TSと、負極金属板26Aの内、負極活物質26Bが塗布されている領域TFとを対向させて巻回される。このため、正極活物質24Bが正極金属板24Aの全体に塗布され、負極活物質26Bが負極金属板26Aの全体に塗布されている構成に比べて、電極の使用量を抑制することができる。
【選択図】図5
Description
電池の内部構造の技術に関する。
近年、コストが安い電池のニーズが増加している。そこで、例えば、電池ケースの内部に、正極板と、負極板と、電解液を含浸したセパレータとからなる電極群を備える電池において、電極群を電池ケースの軸方向に短くして、電池ケースの余った空間に充填材を封入した電池が開発されている。これにより、電池の軸方向の全長に亘って電極群を形成する場合と比較して電極の使用量が少なくなり、電池のコストが低減されているとともに、充填材により、電池ケース内における電極群のガタつきが抑制されている(特許文献1)。
ところで、上記従来技術では、電極群を電池ケースの軸方向に短くし、電池ケース内の余った空間に充填材を封入しているが、上記従来技術とは異なる構成により、電極の使用量を減らすことが求められている。
本明細書では、電池ケース等のケース内における電極群のガタつきを抑えつつ、ケースの収容空間に対する電極の使用量を減らすことが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される電池は、内部に収容空間を有するケースと、前記ケースの収容空間に配置され、活物質を含む合材と基材とを備える複数の電極板、およびセパレータを有する電極体とを備え、前記電極板の内、少なくとも1つは前記基材に前記合材が形成された合材形成部と、前記合材が形成されていない合材非形成部とを有し、少なくとも前記合材非形成部と、前記ケースの内壁とが当接している。
上記電池では、電池ケース等のケース内における電極体のガタつきを抑えつつ、ケースの収容空間に対する電極の使用量を減らすことが可能となる。
(実施形態の概要)
本明細書によって開示される電池は、内部に収容空間を有するケースと、前記ケースの収容空間に配置され、活物質を含む合材と基材とを備える複数の電極板、およびセパレータを有する電極体とを備え、前記電極板のうち、少なくとも1つは前記基材に前記合材が形成された合材形成部と、前記合材が形成されていない合材非形成部とを有し、少なくとも前記合材非形成部と、前記ケースの内壁とが当接している。
本明細書によって開示される電池は、内部に収容空間を有するケースと、前記ケースの収容空間に配置され、活物質を含む合材と基材とを備える複数の電極板、およびセパレータを有する電極体とを備え、前記電極板のうち、少なくとも1つは前記基材に前記合材が形成された合材形成部と、前記合材が形成されていない合材非形成部とを有し、少なくとも前記合材非形成部と、前記ケースの内壁とが当接している。
この電池によれば、複数の電極板の少なくとも1つは、合材形成部と合材非形成部とを有する構成であるため、合材非形成部を有しない構成に比べて、活物質を塗布する量、即ち電極の使用量を減らすことができる。また、基材を短くしつつ電極板を形成する構成に比べて、ケース内における電極体のガタつきを抑えることができる。
上記電池は、前記複数の電極体は、前記電極体の両端に一対の前記合材非形成部をそれぞれ有し、当該一対の前記合材非形成部の間に前記合材形成部を有していてもよい。
この電池によれば、電極体の両端に合材形成部を有する構成に比べて、一方向における合材形成部の幅、換言すれば電極として機能する領域の幅の製造誤差を抑制することができる。
上記電池は、前記複数の電極板は、正極板および負極板から構成され、前記セパレータは、前記正極板および前記負極板の間に配され、前記正極板および負極板のいずれにも、前記合材形成部と前記合材非形成部とを有していてもよい。
この電池によれば、正極版および負極板のいずれにも、合材非形成部が形成されている構成であるため、合材非形成部が形成されていない構成に比べて、活物質を塗布する量をさらに減らすことができる。
上記電池は、前記基材は、多孔体であってもよい。
この電池によれば、基材に多孔体を用いることで、基材に多孔体でない金属板を用いる構成に比べて、電極体のガタツキを抑えながら、電池の軽量化を達成することができる。
上記電池では、前記複数の電極板のうち、一の前記電極板が、水酸化ニッケルを前記活物質とし、前記複数の電極板のうち、他の前記電極板が、水素吸蔵合金を前記活物質としてもよい。
<一実施形態>
一実施形態の電池10について、図1〜図5を参照しつつ説明する。電池10は、ニッケル・水素蓄電池等のアルカリ蓄電池である。電池10は、例えば単3形(IEC(International Electrotechnical Commission)では、「R6」、米国では、「AA」)の容量が1800mAh以下、又は単4形(IECでは、「R03」,米国では、「AAA」)の容量が650mAh以下の低容量タイプである。以下の説明では、図1の紙面手前側を電池10の前側(前)とし、紙面右側を電池10の右側(右)とし、紙面上側を電池10の上側(上)とする。
一実施形態の電池10について、図1〜図5を参照しつつ説明する。電池10は、ニッケル・水素蓄電池等のアルカリ蓄電池である。電池10は、例えば単3形(IEC(International Electrotechnical Commission)では、「R6」、米国では、「AA」)の容量が1800mAh以下、又は単4形(IECでは、「R03」,米国では、「AAA」)の容量が650mAh以下の低容量タイプである。以下の説明では、図1の紙面手前側を電池10の前側(前)とし、紙面右側を電池10の右側(右)とし、紙面上側を電池10の上側(上)とする。
電池10は、図1に示すように、電池ケース11と、電極体23とから構成されている。電池ケース11は、金属製で、一方向に長い形状である。この電池ケース11は、ケースの一例であり、電池ケース本体12と、蓋部15とから構成され、内部に収容空間Sを有する。なお、一方向は、図1では上下方向であり、電池ケース11の長手方向であり、蓋部15と後述する閉塞部14との対向する方向である。
電池ケース本体12は、表面がニッケルめっきされており、後述する負極板26を電気的に接続させることで電池10の負極端子となる。電池ケース本体12は、上下方向における一端が開口し、他端が閉塞した形状を有し、具体的には、筒状部13と閉塞部14とを備える。
筒状部13は、上下方向に長い円筒状の形状であって、上下方向から見た内周面の形状は、上下方向に沿った中心軸Wを通る内径Rが一定である真円形状となっている。筒状部13内は、後述する電極体23を収容可能な収容空間Sである。
筒状部13の一方向における一端、図1では上端には、筒状部13の内部に連通する開口部12Aが形成されている。筒状部13の一方向における他端、図1では上端は、閉塞部14により閉塞されている。閉塞部14は、円形状の板材状をなし、筒状部13と一体に形成されている。
蓋部15は、後述する正極板24に弾性を有する接続端子21を介して電気的に接続されており、電池10の正極端子となる。蓋部15は、蓋本体16、弾性体18、及び、端子板19を備える。蓋本体16は、円形状の平板であり、例えばニッケルめっきを施した鉄材等の導電性を有する物質からなり、正極板24に接続端子21を介して電気的に接続されている。蓋本体16の中央部には貫通孔17が形成されている。
弾性体18は、貫通孔17を塞ぐように蓋本体16の上面、即ち、閉塞部14に対向する面とは反対の面上に配置されている。弾性体18は、例えばゴム等の材質からなり、外力に応じて弾性変形する。端子板19は、弾性体18を覆う導電性の板である。
具体的には、端子板19は、弾性体18を、下方、即ち蓋本体16に押し付けた状態で蓋本体16と電気的に接続されている。端子板19には、電池ケース11内のガスを放出するための排出孔20が設けられている。例えば電池ケース11の内圧が上昇し、弾性体18が貫通孔17から所定値以上の圧力を受けると、弾性体18が弾性変形して電池ケース11内と排出孔20とが連通し、電池ケース11内のガスが排出孔20から電池10の外部に排出される。
電池ケース本体12の開口部12Aと蓋部15との間には、弾性変形可能な絶縁体22が挟まれてシールされている。この絶縁体22により、電池ケース本体12と蓋部15とが絶縁されている。
電極体23は、電池ケース11の収容空間Sに収容されている。電極体23は、正極板24、負極板26、及びそれらの間に配置される電解液を含んだセパレータ25が、上下方向に沿った巻き軸を中心に渦巻状に巻回されている。なお、巻き軸は、上述した中心軸Wに一致していても一致していなくてもよい。ただし、以下、説明の都合上、巻き軸は、中心軸Wに一致するものとする。
なお、上述した筒状部13の内径Rは、電極体23の外径L(図2の左右方向の外径寸法)と略等しい。これにより、電極体23は、筒状部13の内側面K(内壁の一例)と当接している。筒状部13の内側面Kとは、電池ケース11の内面のうち上下方向に沿った面である。
セパレータ25は、例えばポリオレフィン製の不織布からなる。セパレータ25には、水酸化カリウムあるいは水酸化ナトリウムを主成分とする電解液が含浸されている。セパレータ25は、電極体23の内、筒状部13の内側面Kと対向する面には配されておらず、当該筒状部13の内側面Kと対向する面には、後述する負極板26が配されている。
正極板24(一の電極板の一例)は、正極金属板24A(基材の一例)に正極活物質24B(活物質の一例)を塗布したものである。正極金属板24Aは、パンチングメタルやメッシュ体などの多孔体であり、例えば発泡ニッケルである。正極金属板24Aに多孔体を用いることで、当該多孔体を用いない構成に比べて、正極板24の軽量化を図ることができる。正極活物質24Bは、正極水酸化ニッケル活物質及び導電材のコバルト化合物の混合物である。正極板24は、正極金属板24Aの中空内に、正極活物質24Bを塗布したものである。
なお、電池10がニッケル・カドミウム蓄電池の場合、正極活物質24Bは、例えば水酸化ニッケルであり、電池10がニッケル・水素蓄電池の場合、正極活物質24Bは、例えば水酸化カルシウムを添加した水酸化ニッケルである。
負極板26(他の電極板の一例)は、負極金属板26A(基材の一例)に負極活物質26B(活物質の一例)を塗布したものである。負極金属板26Aは、パンチングメタルやメッシュ体などの多孔体であり、例えばニッケルめっきを施した平板状の穿孔鋼板である。負極金属板26Aに多孔体を用いることで、当該多孔体を用いない構成に比べて、負極板26の軽量化を図ることができる。負極活物質26Bは、例えばカドミウム粉末や水素吸蔵合金の粉末である。負極板26は、負極金属板26A上に、負極活物質26Bを塗布したものである。
なお、ニッケル・カドミウム蓄電池の場合、負極活物質26Bは、例えば酸化カドミウム粉末と金属カドミウム粉末との混合物であり、ニッケル・水素蓄電池の場合、負極活物質26Bは、例えば、主にAB5型(希土類−Ni系)、AB3.0−3.8型(希土類−Mg−Ni系)又はAB2型(Laves相)の水素吸蔵合金の粉末である。
また、図3に示すように、電極体23の上下方向における上部には、正極活物質24Bも負極活物質26Bも塗布されていない、領域NF1(合材非形成部の一例)が、電極体23の巻回方向の全長に亘って存在する。また、電極体23の上下方向における下部には、正極活物質24Bも負極活物質26Bも塗布されていない、領域NF2(合材非形成部の一例)が、電極体23の巻回方向の全長に亘って存在する。なお、領域NF1と領域NF2とは、上下方向の長さが同じである。
電極体23の上下方向における中央部分、即ち領域NF1と領域NF2とに挟まれた部分に、負極活物質26Bが塗布された合材である領域TF(合材形成部の一例)がある。なお、図6で詳述するように、電極体23を巻回する方向の全長に亘って、領域TFに対向して、正極活物質24Bが塗布された合材である領域TS(合材形成部の一例)が存在する。
図4は、電極体23を巻き解いた展開図である。なお、図4の上下方向は、図3の上下方向と同じであり、図4の左右方向は、図3の左右方向と同じである。つまり、図4は、電極体23を図3の左右方向へ巻き解いて展開した図である。
図4に示す通り、正極金属板24Aの上下方向における上部には、正極活物質24Bが塗布されていない、領域NS1(合材非形成部の一例)が、正極金属板24Aの左右方向、即ち正極金属板24Aの巻回方向の全長に亘って存在する。正極金属板24Aの上下方向における下部には、正極活物質24Bが塗布されていない、領域NS2(合材非形成部の一例)が、正極金属板24Aの左右方向に存在する。なお、領域NS1と領域NS2とは、上下方向の長さが同じである。
正極金属板24Aの上下方向における中央部分、即ち領域NS1と領域NS2とに挟まれた部分に、正極活物質24Bが塗布された領域TSが、正極金属板24Aの左右方向に存在する。なお、上述したように、正極金属板24Aの巻回方向の全長に亘って、領域TSに対向して、負極活物質26Bが塗布された領域TSが存在する。
図5に示す通り、電極体23が製造される場合、正極金属板24Aの内、正極活物質24Bが塗布されている領域TSと、負極金属板26Aの内、負極活物質26Bが塗布されている領域TFとを対向させて巻回される。正極活物質24Bが塗布されている領域TSは、負極活物質26Bが塗布されている領域TFと対向しているため、当該領域TSと領域TFとの間では電気化学反応により電流が発生する。
正極活物質24Bが塗布されていない領域NS1および領域NS2は、導電性を有する正極金属板24Aであるため、領域TSで発生した電流は、正極金属板24Aを通して流れる。同様に、負極活物質26Bが塗布されていない領域NF1および領域NF2は、導電性を有する負極金属板26Aであるため、領域TFで発生した電流は、負極金属板26Aを通して流れる。
これによって、活物質が金属板の全体に塗布されている構成に比べて、電極の使用量を抑制することができる。
(本実施形態の効果)
本実施形態によれば、正極金属板24Aには、正極活物質24Bが塗布されている領域TSと、正極活物質24Bが塗布されていない領域NS1および領域NS2とが存在する。
本実施形態によれば、正極金属板24Aには、正極活物質24Bが塗布されている領域TSと、正極活物質24Bが塗布されていない領域NS1および領域NS2とが存在する。
また、負極金属板26Aには、負極活物質26Bが塗布されている領域TFと、負極活物質26Bが塗布されていない領域NF1および領域NF2とが存在する。
電極板23は、正極金属板24Aの内、正極活物質24Bが塗布されている領域TSと、負極金属板26Aの内、負極活物質26Bが塗布されている領域TFとを対向させて巻回される。このため、正極活物質24Bが正極金属板24Aの全体に塗布され、負極活物質26Bが負極金属板26Aの全体に塗布されている構成に比べて、電極の使用量を抑制することができる。
さらに、正極活物質24Bが正極金属板24Aの一部に塗布され、負極活物質26Bが負極金属板26Aの一部に塗布される構成である。このため、正極金属板24Aや負極金属板26Aの上下方向における長さを短くする構成に比べて、電池ケース11内における電極体23のガタつきを抑えることができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
上記実施形態では、電極体23は、正極板24、負極板26及びセパレータ25が中心軸Wを中心に、反時計回りに巻回された円筒形状とされた例を挙げた。しかしこれに限らず、電極体23は、例えば、共に平板状の正極板24、負極板26及びセパレータ25が重なることで全体として角形とされるものでもよい。
上記実施形態では、正極活物質24Bは、正極金属板24Aの左右方向、全体に亘って、かつ、正極金属板24Aの上下方向の中央部分に塗布されている例を挙げた。しかしこれに限らず、正極活物質24Bは、正極金属板24Aの左右方向の一部のみに塗布されてもよい。また、正極金属板24Aの上下方向の中央部分でなく、正極金属板24Aの上側のみ、または下側のみ、または上下両方に塗布されてもよい。なお、負極活物質26Bについても同様に、負極金属板26Aの上下方向の中央部分でなく、負極金属板26Aの上側のみ、または下側のみ、または上下両方に塗布されてもよい。
上記実施形態では、正極金属板24Aには、正極活物質24Bが塗布されている領域TSと、正極活物質24Bが塗布されていない領域NS1および領域NS2とが存在する構成であり、負極金属板26Aには、負極活物質26Bが塗布されている領域TFと、負極活物質26Bが塗布されていない領域NF1および領域NF2とが存在する構成を例に挙げた。しかしこれに限らず、例えば、正極金属板24Aには、正極活物質24Bが塗布されている領域TSと、正極活物質24Bが塗布されていない領域NS1および領域NS2とが存在し、負極金属板26Aには、負極活物質26Bが塗布されている領域TFしか存在しない構成、またはその逆の構成でもよい。
また、図6に示すように、領域NS1に対して領域NF1は上下方向に狭く、領域NS2に対して領域NF2が上下方向に狭く、領域TSに対して領域TFが上下方向に広い構成、またはその逆の構成でもよい。一方向の端に領域TSや領域TFなどの塗布部分を有する構成では、電池10の製造段階で、活物質を塗布する位置に対して金属板が相対的にずれると、巻回軸の方向における塗布部分の幅が増減してしまう。このため、電池10の容量が増減してしまう。したがって、上述した構成にすることで、電極として機能する領域の幅の製造誤差を抑制することができる。
上記実施形態では、筒状部13は、円筒形状である例を挙げた。しかしこれに限らず、筒状部13は、角形であってもよい。
上記実施形態では、領域NF1と領域NF2とは、上下方向の長さが同じである構成を例に挙げた。しかしこれに限らず、領域NF1と領域NF2とは、上下方向の長さが異なっていてもよい。また、上記実施形態では、領域NS1と領域NS2とは、上下方向の長さが同じである構成を例に挙げた。しかしこれに限らず、領域NS1と領域NS2とは、上下方向の長さが異なっていてもよい。
上記実施形態では、正極金属板24Aおよび負極金属板26Aは、パンチングメタルやメッシュ体などの多孔体である例を挙げた。しかしこれに限らず、正極金属板24Aや負極金属板26Aは、多孔体でない金属板でもよい。
10:電池 11:電池ケース 12:電池ケース本体 12A:開口部 13:筒状部 23:電極体 24:正極板 25:セパレータ 26:負極板 S:収容空間
Claims (5)
- 内部に収容空間を有するケースと、
前記ケースの収容空間に配置され、活物質を含む合材と基材とを備える複数の電極板、およびセパレータを有する電極体とを備え、
前記複数の電極板のうち、少なくとも1つは前記基材に合材が形成された合材形成部と合材が形成されていない合材非形成部とを有し、少なくとも前記合材非形成部と、前記ケースの内壁とが当接している電池。 - 前記複数の電極体は、前記電極体の両端に一対の前記合材非形成部をそれぞれ有し、当該一対の前記合材非形成部の間に前記合材形成部を有する、請求項1に記載の電池。
- 前記複数の電極板は、正極板および負極板から構成され、
前記セパレータは、前記正極板および前記負極板の間に配され、
前記正極板および負極板のいずれにも、前記合材形成部と前記合材非形成部とを有する、請求項1または請求項2に記載の電池。 - 前記基材は、多孔体である、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電池。
- 前記複数の電極板のうち、一の前記電極板が、水酸化ニッケルを前記活物質とし、
前記複数の電極板のうち、他の前記電極板が、水素吸蔵合金を前記活物質とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電池。
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- 2013-06-25 JP JP2013133166A patent/JP2015008093A/ja active Pending
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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