JP2015006770A - 書込駆動制御装置、書込駆動制御方法、光書込装置、及び画像形成装置 - Google Patents

書込駆動制御装置、書込駆動制御方法、光書込装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光ビームを走査して感光体に画像の書込を行う光書込装置が初期化動作を行うときに、感光体の露光量を低減する。
【解決手段】光源制御部112は、LD111aの駆動電流Iopを閾値電流Ithから段階的に増加させていくとともに、光量をPD111bで検出する。PD111bの検出値が所定値Pになったときの電流値Iop1と、所定値Pになったときの電流値Iop2とを取得し、その二点を通る直線性として駆動電流対光量特性を取得する。P、Pは、従来の初期化動作での光量Pよりも小さな値である。初期化動作での取得処理の後、1ライン周期で二回目以降の取得処理を行う。二回目以降の取得処理では、直線性の良好な領域の中心の光量値Pを用いる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ポリゴンミラーなどの走査手段により光ビームを走査して感光体に画像の書込を行う光書込装置、その書込駆動制御装置及び書込駆動制御方法、並びに画像形成装置に関する。
ポリゴンミラーなどの走査手段により光ビームを走査して感光体に画像の書込を行う光書込装置を備えた画像形成装置がある。この画像形成装置では、光書込装置の光源であるレーザダイオード(以下、LD)を画像データに基づいて点灯させて感光体を露光して静電潜像を形成し、この静電潜像を現像してトナー像を形成し、このトナー像を用紙などの記録体に転写して記録体上に画像を形成する。
このような画像形成装置において、LDの駆動電流を制御する光源制御部の立ち上げ時に初期化動作が行われている。初期化動作とは、光源制御部の立ち上げ時にLDの駆動電流と光量との関係を取得する動作であり、例えば、LDの駆動電流値を段階的に増加させていき、その際の発光光量をレーザユニット内部に設けられたフォトディテクタ(以下、PD)で検出し、PDの検出値が所定値になったときの駆動電流値を、LDを発光させる駆動電流値として決定する。
以下、図面を参照しながら詳しく説明する。図6は、一般的なLDの駆動電流対光量特性を例示する図である。この図において、横軸はLDの駆動電流値を示し、縦軸はLDから出射されるレーザ光の光量を示す。
図示のように、LDは駆動電流がある閾値を超えると発光を始める。このときの駆動電流を閾値電流Ithと呼ぶ。駆動電流が閾値電流Ithを超えると発光領域に入り、発光領域においては駆動電流と光量はほぼ比例の関係になる。また、LDの駆動電流対光量特性は温度に応じて変化し、温度が高い程、駆動電流の変化に対する光量の変化が小さくなる。このため、一定の光量を保持するための駆動電流は温度により変化する。
上述した画像形成装置において、感光体を露光する光ビームの光量を所定量に保つことが高画質を得るために必要である。このため、光書込装置においてLDの駆動電流を制御する光源制御部は、光量が一定になるように駆動電流を自動的に補正(制御)するAPC(Auto Power Control:自動光量制御)機能を備えている。
図7は、APC機能を備えた従来の光源制御部の一例を示すブロック図である(特許文献1)。図示のように、光源制御部200は、電流生成部202、電流/電圧変換部203、比較部204、及び電流制御部205を有する。光源制御部200に接続されたレーザユニット201は、LD201aとPD201bから構成されている。
この図において、電流生成部202より駆動電流IopをLD201aに流すと、発光領域ではLD201aは駆動電流Iopにほぼ比例した光量でレーザ光を出射する。レーザ光は、照射対象物に向かって出射されるとともに、レーザユニット201を構成するPD201bの方向にも出射される。PD201bは、出射された光量に比例するモニタ電流Imを発生する。モニタ電流Imは、電流/電圧変換部203によりモニタ電圧Vmに変換される。モニタ電圧VmはLD201aの出射するレーザ光の光量を示している。
比較部204は、基準電圧(基準光量)Vrefとモニタ電圧Vmとを比較し、比較結果を電流制御部205に出力する。電流制御部205は、比較部204の出力する比較結果に基づいて電流生成部202の電流を制御する。このようにして、LD201aの出射するレーザ光の光量は、基準電圧(基準光量)Vrefに対応する所望の値に保たれる。
初期化動作では、LD201aを発光させるときに、駆動電流Iopを閾値電流Ithから段階的に増加させていくとともに、光量をPD201bで検出する。そして、PD201bの検出値が所定値Pになったときの駆動電流値Iop0を、画像形成時にLD201aを発光させる駆動電流値として決定する。決定された駆動電流値は所定の時間維持され、所定の時間が経過すると、再度同様な手順により決定される。ここで、PはLD201aの駆動電流対光量特性の直線性が良好な領域の中心の駆動電流値に対応する光量となるように予め定められている。また、APCによる光量制御は、この駆動電流値Iop0を初期値として行われる。
しかしながら、上述した初期化動作には光ビームの走査周期の1〜数倍程度の時間がかかるため、その間、不要な発光が感光体を露光してしまうという問題がある。即ち、本来、感光体の露光は光ビームが画像データに基づき点灯される画像形成時に行うものであるにもかかわらず、初期化動作の間、光ビームが1〜数回感光体を露光してしまうことで、不要な発光が感光体を露光してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、光ビームを走査して感光体に画像の書込を行う光書込装置が初期化動作を行うときに、感光体の露光量を低減することである。
本発明は、駆動電流値に応じた光量で光ビームを発光する光源と、前記駆動電流値を変化させることで前記光源の光量を制御するとともに画像データに基づいて前記光源を点灯する光源制御手段と、前記光源の光量を検知する光量検知手段と、前記光源制御手段が前記駆動電流値を所定値に設定したときの前記光量検知手段の出力に基づいて、前記光源の駆動電流と光量との関係を取得する取得手段と、を備え、前記光源制御手段の立ち上げ時に前記関係を取得する場合、前記光源制御手段は、前記所定値として、画像データに基づいて前記光源を点灯させるときの駆動電流値より小さい駆動電流値を設定する、書込駆動制御装置である。
本発明によれば、光ビームを走査して感光体に画像の書込を行う光書込装置が初期化動作を行うときに、感光体の露光量を低減することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る光書込装置の書込ユニットの制御系の構成を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る光書込装置における駆動電流対光量特性を取得処理とともに説明するための図である。 本発明の実施形態に係る光書込装置における駆動電流対光量特性の取得処理の手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る光書込装置における駆動電流対光量特性の取得処理のタイミングを説明するためのタイミング図である。 一般的なLDの駆動電流対光量特性を例示する図である。 APC機能を備えた従来の光源制御部の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
〈画像形成装置の構成〉
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。
この画像形成装置は、中間転写ベルトに沿って各色の画像形成部が並べられた構成を備えるものであり、所謂、タンデムタイプと言われるものである。即ち、中間転写ベルト25に沿って、この中間転写ベルト25の回転移動方向の上流側から順に、複数の画像形成部(電子写真プロセス部)6Y、6M、6C、6BKが配列されている。
これら複数の画像形成部6Y、6M、6C、6BKは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。画像形成部6Yはイエローのトナー画像を、画像形成部6Mはマゼンタのトナー画像を、画像形成部6Cはシアンのトナー画像を、画像形成部6BKはブラックのトナー画像をそれぞれ形成する。よって、以下の説明では、画像形成部6Yについて具体的に説明し、他の画像形成部6M、6C、6BKの各構成要素については、画像形成部6Yの各構成要素に付したYに替えて、M、C、BKにより区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
中間転写ベルト25は、回転駆動される駆動ローラ7と従動ローラ8とに巻回されたエンドレスのベルトである。駆動ローラ7は、駆動モータ(図示せず)により回転駆動される。
画像形成部6Yは、感光体ドラム9Y、この感光体ドラム9Yの周囲に配置された帯電器10Y、現像器12Y、感光体クリーナ(図示せず)、除電器13Y等から構成されている。
各画像形成部6Y、6M、6C、6BKの上方には、それぞれが形成するトナー画像の色に対応する露光光である光ビーム14Y、14M、14C、14BKを照射するように構成された書込ユニット11が配置されている。
画像形成に際し、感光体ドラム9Yの外周面は、暗中にて帯電器10Yにより一様に帯電された後、書込ユニット11からのイエロー画像に対応した光ビーム14Yにより露光され、静電潜像が形成される。現像器12Yは、この静電潜像をイエローのトナーにより可視像化(現像)し、感光体ドラム9Y上にイエローのトナー画像を形成する。
このトナー画像は、感光体ドラム9Yと中間転写ベルト25とが接する位置(1次転写位置)で、転写器15Yの働きにより中間転写ベルト25上に転写される。
イエローのトナー画像の転写が終了した感光体ドラム9Yは、外周面に残留した不要なトナーが感光体クリーナにより払拭された後、除電器13Yにより除電され、次の画像形成のために待機する。
イエローのトナー画像が転写された中間転写ベルト25の部位は次の画像形成部6Mへ移動する。画像形成部6Mでは、画像形成部6Yでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム9M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が中間転写ベルト25上に形成されたイエローのトナー画像に重畳されて転写される。
イエロー及びマゼンタのトナー画像が転写された中間転写ベルト25の部位は、さらに画像形成部6C、6BKに順次移動し、同様の動作により、感光体ドラム9C上、9BK上に形成されたシアンのトナー画像、黒のトナー画像が、重畳されて転写される。こうして、中間転写ベルト25上にフルカラーの画像が形成される。なお、ここでは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に作像しているが、作成する順序はこれに限定されない。
一方、給紙トレイ1に収納された用紙4は最も上のものから給紙ローラ2と分離ローラ3により中間転写ベルト25上に搬送され、中間転写ベルト25と用紙4とが接する位置(2次転写位置)にて、フルカラーのトナー画像が転写される。このフルカラーのトナー画像が形成された用紙4は、中間転写ベルト25から剥離されて定着器16にて画像が定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
〈書込ユニットの制御系〉
図2は、図1における書込ユニット11の制御系の構成を説明するための図である。
この書込ユニット11は、書込駆動制御装置としての書込駆動部110と、ポリゴンミラー120とを備えている。書込駆動部110は、LD111a及びPD111bからなるレーザユニット111と、光源制御部112と、書込制御部113と、同期検知センサ114とを備えている。
光源制御手段としての光源制御部112は、従来の光源制御部200と同様な内部構成を有し、光源としてのLD111aに印加する駆動電流Iopを制御しながら、LD111aを発光させる。また、光源制御部112は、画像形成時、即ち書込制御部113に画像データが入力されるときには、画像データに基づいてLD111aを点灯する。
LD111aはレーザユニット111の内部のPD111bに光ビームを照射し、PD111bはLD111aの光量情報としてのモニタ電流Imを光源制御部112に送る。即ち、PD111bは光量検知手段として機能する。光源制御部112は、PD111bからのモニタ電流Imに基づいてLD111aの駆動電流Iopを変化させ、LD111aの光量を一定に保つ。
LD111aから出射した光ビーム14はポリゴンミラー120にも照射される。ポリゴンミラー120は、光ビーム14が感光体ドラム9の表面を含む所定の領域を周期的に走査するように偏向させる走査手段(偏向手段)として機能する。なお、光ビーム14の光路上に配置されているコリメートレンズやfθレンズは図示を省略した。
ポリゴンミラー120により偏向された光ビームは感光体ドラム9に照射され、その表面を軸線方向に走査する。また、ポリゴンミラー120により偏向された光ビームの一部は同期検知センサ114にも照射される。
同期検知センサ114は、ポリゴンミラー120による光ビーム14の走査領域のうち、感光体ドラム9の軸線方向外側の所定の位置に配置されており、照射された光ビームを検知し、光走査位置情報としての同期信号を書込制御部113に送る。
書込制御部113は、書込クロック及び点灯タイミング制御信号を光源制御部112に送る。また、書込制御部113は、ポリゴンミラー120の回転速度、回転開始、終了タイミングを制御する。
〈駆動電流対光量特性の取得〉
本実施形態では、光源制御部112はLD111aの駆動電流対光量特性を基にLD111aの光量制御(電流制御)を行うために、駆動電流と光量との関係としての駆動電流対光量特性を取得する。即ち、光源制御部112は取得手段として機能する。ここで、駆動電流対光量特性の取得は、まず一回目の取得を初期化動作で行う。また、その後の二回目以降の取得をポリゴンミラー120の1走査周期毎に、ポリゴンミラー120で反射した光ビーム14が感光体ドラム9を露光していない期間(非画像期間、感光体ドラム9の外側の領域を走査している期間)で行う。
図3は、駆動電流対光量特性を取得処理とともに説明するための図である。この図において、図6と同じ部分には図6と同じ参照符号が付されている。
駆動電流対光量特性の取得処理は、LD111aを発光させるときに、駆動電流Iopを閾値電流Ithから段階的に増加させていくとともに、光量をPD111bで検出し、所定の二つの光量に対応する二つの駆動電流値を結ぶ直線を駆動電流対光量特性とする。
このとき、一回目の取得処理、即ち光源制御部112の立ち上げ時に取得する場合は、所定の二つの光量P、Pを従来の初期化動作における光量Pよりも低く設定しているため、初期化動作における感光体ドラム9の露光量を従来よりも低減することができる。ここで、光量P、Pは同期検知センサ114が検知可能なレベルであればよい(その理由については後述する)。
一方、二回目以降の取得処理では、所定の二つの光量をP、Pとしている。ここで、Pは従来と同じ光量である。ただし、前述したように、二回目以降の取得処理は、LD111aからの光ビーム14が感光体ドラム9を露光していない期間に行われるため、光量が大きくても問題ない。
また、一回目の取得処理では、駆動電流対光量特性の直線性が良好な領域(P±P/2)外の二つの光量P、Pと駆動電流Iop1、Iop2とを用いて駆動電流対光量特性を取得しているため精度が低い。しかし、二回目以降の取得処理では、駆動電流対光量特性の直線性が良好な領域(P±P/2)内の二つの光量P、P(=P−P/2)と駆動電流Iop0、Iop3とを用いて駆動電流対光量特性を取得しているため精度が高い。つまり、初期化動作の後、速やかに精度の高い駆動電流対光量特性を取得し、APCを行うことができる。
次に駆動電流対光量特性の取得処理の手順及びタイミングについて説明する。図4は、本実施形態の駆動電流対光量特性の取得処理の手順を説明するためのフローチャートであり、図5は、その取得処理のタイミングを説明するためのタイミング図である。
書込ユニット11に対する電源供給により、書込駆動部110が立ち上がる(ステップS1)。書込駆動部110の制御によりポリゴンミラー120の回転速度が安定すると、光源制御部112が初期化動作での駆動電流対光量特性の取得処理を開始する(ステップS2)。
この初期化動作での駆動電流対光量特性の取得処理では、駆動電流Iopを閾値電流Ithから段階的に増加させていくとともに、光量をPD111bで検出する。そして、PD111bの検出値が所定値Pになったときの電流値Iop1と、所定値Pになったときの電流値Iop2とを取得し、その二点を通る直線として駆動電流対光量特性を取得する。
この一回目の取得処理は、ポリゴンミラー120による光ビーム14の走査周期の1〜3倍程度の時間がかかる(図5における「取得に必要な期間」)。そこで、充分な時間マージンを持たせるため、書込制御部113は、同期検知センサ114がポリゴンミラー120からの光ビーム14の反射光を検知したタイミングを示す同期信号を所定回数(例えば4回)以上検知したときに(ステップS3)、光源制御部112に対して一回目の取得期間のための点灯が終了するように点灯タイミング制御信号を制御する。光源制御部112は一回目の取得処理を終了し(ステップS4)、取得した駆動電流対光量特性を内部のメモリ(図示せず)に格納する。
次に光源制御部112はライン周期の動作を開始する(ステップS5)。図5に示すように、ここでのライン周期における1ラインの期間は、同期検知センサ114により光ビーム14が検知され、同期信号が生成されてから、次に同期検知センサ114により光ビーム14が検知され、同期信号が生成されるまでの期間である。
ライン周期の動作では、LD111aの点灯期間の役割として、二回目以降の駆動電流対光量特性の取得期間と、同期点灯期間と、画像領域点灯期間がある。二回目以降の駆動電流対光量特性の取得期間は、画像領域点灯期間の前後、かつ同期点灯期間外に設定される。
二回目以降の駆動電流対光量特性の取得処理では、駆動電流Iopを閾値電流Ithから段階的に増加させていくとともに、光量をPD111bで検出する。そして、PD111bの検出値が所定値P(=P0/2)なったときの電流値Iop3と、所定値P0になったときの電流値Iop0とを取得し、その二点を通る直線として駆動電流対光量特性を取得する。
このように、本発明の実施形態に係る画像形成装置は下記(1)〜(3)の特徴を備えている。
(1)初期化動作で駆動電流対光量特性の取得を行うときは、LDの光量を従来よりも低くしたので、初期化動作での感光体の露光量(不要な発光)が従来よりも少なくなる。
(2)初期化動作で取得した駆動電流対光量特性は、直線性の良好な領域から外れた光量値(P)で発光させたときの駆動電流値を用いて生成するため、精度が低いことが想定される。しかし、二回目以降の取得処理を直線性の良好な領域の光量値(P、P)で発光させたときの駆動電流値を基に生成することで、速やかに精度の高い駆動電流対光量特性に更新されるので問題は無い。
(3)二回目以降の取得処理を1ライン周期で行うので、温度変化などによる駆動電流対光量特性の変化があっても、最新の特性を迅速に取得することができる。
4…用紙、9,9BK,9C,9M,9Y…感光体ドラム、11…書込ユニット、110…書込駆動部、111…レーザユニット、111a…LD、111b…PD、112…光源制御部、113…書込制御部、114…同期検知センサ、120…ポリゴンミラー。
特開2010−45061号公報(図2)

Claims (8)

  1. 駆動電流値に応じた光量で光ビームを発光する光源と、
    前記駆動電流値を変化させることで前記光源の光量を制御するとともに画像データに基づいて前記光源を点灯する光源制御手段と、
    前記光源の光量を検知する光量検知手段と、
    前記光源制御手段が前記駆動電流値を所定値に設定したときの前記光量検知手段の出力に基づいて、前記光源の駆動電流と光量との関係を取得する取得手段と、
    を備え、
    前記光源制御手段の立ち上げ時に前記関係を取得する場合、前記光源制御手段は、前記所定値として、画像データに基づいて前記光源を点灯させるときの駆動電流値より小さい駆動電流値を設定する、
    書込駆動制御装置。
  2. 請求項1に記載された書込駆動制御装置において、
    前記光源制御手段の立ち上げ後に前記取得手段が前記関係を取得する場合、前記光源制御手段は、前記所定値として、画像データに基づいて前記光源を点灯させるときの駆動電流値を設定する、書込駆動制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載された書込駆動制御装置において、
    前記関係は駆動電流対光量特性である、書込駆動制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載された書込駆動制御装置と、前記光源から出射した光ビームが感光体を含む所定の領域を周期的に走査するように偏向する走査手段と、を有する光書込装置。
  5. 請求項4に記載された光書込装置において、
    前記所定の領域のうち、前記感光体の外側の所定の位置に配置され、前記走査手段により偏向された光ビームを検知する同期検知手段を備え、
    前記取得手段は、前記光源制御手段の立ち上げ時に前記関係を取得する場合、前記同期検知手段が光ビームを所定の回数検知したとき、当該取得を終了させる、光書込装置。
  6. 請求項4に記載された光書込装置において、
    前記取得手段は前記光源制御手段の立ち上げ後に前記関係を取得する場合、前記走査手段が前記感光体の外側の領域を走査している期間に前記関係を取得する、光書込装置。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載された光書込装置と、該光書込装置からの光ビームで露光される感光体と、を有する画像形成装置。
  8. 駆動電流値に応じた光量で光ビームを発光する光源と、前記駆動電流値を変化させることで前記光源の光量を制御するとともに画像データに基づいて前記光源を点灯制御する光源制御手段と、前記光源の光量を検知する光量検知手段と、を備えた書込駆動制御装置により実行される書込駆動制御方法であって、
    前記光源制御手段が、前記駆動電流値を所定値に設定する設定工程と、
    前記光量検知手段が、当該設定された駆動電流値に応じた光量で発光した前記光源の光量を検知する工程と、
    前記光源制御手段が、前記設定した駆動電流値と、前記光量検知手段により検知された光量に基づいて、前記光源の駆動電流と光量との関係を取得する取得工程と、
    を備え、
    前記光源制御手段は、前記光源制御手段の立ち上げ時に前記関係を取得する場合、前記所定値として、画像データに基づいて前記光源を点灯させるときの駆動電流値より小さい駆動電流値を設定する、書込駆動制御方法。
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