JP2005091585A - 画像露光方法および画像露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 実際の副走査に近い状態のモニタにより高精度の光量調整を可能にしする。
【解決手段】 露光ヘッドの走査移動により感材面に露光する画像露光装置において、光ファイバの前記露光ヘッドに至る途中を移動自在に保持する光ファイバ保持部43と、光ファイバ保持部43による光ファイバの移動中に露光ヘッド30からの出射光の光量を検出する光検出器12と、露光ヘッド30を固定した状態で、光ファイバ保持部43を移動させつつ半導体レーザ21を駆動する制御手段80と、光検出器12で検出された光量から平均光量を演算し、該平均光量と露光に必要な目標光量との差異から半導体レーザ12を駆動する電流の値を演算する演算手段80とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体レーザから出射された光を光ファイバで露光ヘッドに導光し、ドラムに巻き付けられた記録媒体に露光する画像露光方法および画像形成装置に関する。
従来、半導体レーザから出射された光により記録媒体面を走査露光する画像露光装置として、複数の半導体レーザのそれぞれから光ファイバを露光ヘッドに接続し、露光ヘッドでは各光ファイバのレーザビーム出射口をファイバアレイで整列配置しておき、各半導体レーザから出射されたレーザビームによる走査露光を同時に行うようにした技術がある。このような画像露光装置では、記録すべき画像を表す画像データに応じて複数の半導体レーザを駆動させながら露光ヘッドを移動し、この露光ヘッドから射出される光で記録媒体上の複数のラインを同時に走査して画像を露光することにより、露光時間の短縮が図られている。
図12は、従来のいわゆるアウタードラム光ファイバアレイ露光方式の画像形成装置の概略を示している。
この画像形成装置は、マルチチャンネル露光用の光を出射する複数の半導体レーザ21と、それぞれの半導体レーザ21からの光を導光する複数本の光ファイバ70と、ファイバアレイ31、コリメータレンズ32、アパーチャ33、結像レンズ34等の光学系35からなる露光ヘッド30と、記録フィルム等の記録媒体Fを巻きつけた回転ドラム50を備えている。複数の光ファイバ70はファイバアレイ31で一列に整列されている。
記録すべき画像データに応じた駆動電流を出力する駆動回路(図示せず)により複数の半導体レーザ21がそれぞれ駆動されて各半導体レーザそれぞれが光を出射し、これらの出射光は複数本の光ファイバ70でファイバアレイ31に導かれ、それぞれの半導体レーザ21からの出射光に応じた光量の光を、それぞれの光ファイバ70からコリメータレンズ32、アパーチャ33、結像レンズ34を介して記録媒体Fに出射する。そして、回転ドラム50を周方向に回転させることにより記録媒体Fを主走査すると共に、露光ヘッド30を回転ドラム50の回転軸と平行方向に移動させながら副走査する。
このような画像露光装置において、露光時に各半導体レーザそれぞれから射出される光の光量の間にばらつきがあると、露光された画像に濃度むらが生じてしまう。このような濃度むらを抑えるためには、画像露光時にこれら複数の半導体レーザそれぞれから射出される光の光量を、同一の光量に揃える必要がある。このため、以下のようにして光量モニタを行っている。
露光ヘッド30による画像記録の領域外の位置には、露光ヘッド30より出射される各半導体レーザ21のレーザビームの光量を検出するモニタ用の光検出器12が配置されている。記録媒体Fへの露光を行うごとに、予め露光ヘッド30をこの光検出器12に位置させ、各半導体レーザ21より出射されるレーザビームの光量を検出し、この検出値に基づいて図示しない演算・制御回路によって各半導体レーザ21より出射される光量が所定の値となるように制御するようになっている。
また、別の従来技術として、複数の半導体レーザを光源として利用しているレーザプリンタであって、記録媒体から離れた位置に光量モニタ用の光検出器を設け、画像露光の前にこの光検出器により各半導体レーザからの光の光量をモニタし、これらの光量を所定の設定値に漸近的に一致させるように、各半導体レーザの発光を調整する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭56−140477号公報 (第1−5頁、第1図、第6図)
図12に示す画像露光装置10において、光ファイバ70は束ねられ、可撓性の保持部材であるケーブルベア(登録商標)43内に収納され、副走査時に露光ヘッド30に追従して曲がりながら移動していく。この光ファイバ70の曲げ状態により導波モード(光ファイバ内の光強度分布)が変化し、光ファイバからの出射光の遠視野像が変化する。一方、露光ヘッド30の光学系38の開口の大きさは有限であるため、遠視野像が広がると光ファイバ70からの出射光が開口の周囲の遮蔽部分でけられることになる。したがって、光ファイバ70の曲げによりファイバ出射光の遠視野像が変化し、そのため露光ヘッド30の光学系38を通過する光量が変動し、記録媒体Fの露光面での光量が以下に示すように変動することになる。
図13は、従来の画像露光装置における露光中の光量のばらつきを示す図である。
図13(a)に示すように、光検出器12での光量モニタは副走査停止中の時間Tに行うので、副走査中に、例えば最大±5%の光量変動があったとすると、チャンネルCh1では副走査中の平均光量より5%低い光量をモニタし、チャンネルCh2では副走査中の平均光量より5%高い光量をモニタすることがある。このモニタ値を元にし、チャンネルCh1とCh2の光量を設定すると、図13(b)に示すように、目標とする設定光量に対し、チャンネルCh1では露光中の平均光量が5%大きく、チャンネルCh2では露光中の平均光量が5%小さくなってしまう。つまり、チャンネル間の光量ばらつきが最大±5%生じることになり、これが露光むらとなって現れることになる。
このように、各半導体レーザ21からほぼ同一の露光面光量(感材面光量)で発光させるべく、光検出器12で光量モニタを行い、各チャンネルの露光面光量が一定の値になるように設定しようとするが、チャンネル間の光量ばらつきがあるため、この光量モニタに基づいて半導体レーザ21の光量調整を行って実際の露光を行うと、記録媒体の露光面光量が変動し、露光にばらつきが生じてしまうという問題がある。
なお、上記の特許文献1に示すレーザプリンタは、半導体レーザからの発射光が回転多面体に送られ、ここで偏向されたレーザ光が感光体ドラム上に露光スポットを結像させて画像記録を行うもので、レーザ光をドラムに導くための光ファイバは使用しないため、上記のような問題は生じないが、複数のラインを同時に走査して画像を露光することにより露光時間を短縮することはできない。
本発明は、上記事情に鑑み、実際の副走査に近い状態のモニタにより高精度の光量調整を可能にした画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像形成方法は、半導体レーザからの光を光ファイバを介して露光ヘッドに導き、該露光ヘッドで記録媒体の感材面に結像し、該露光ヘッドの走査移動により感材面に露光する画像露光方法において、
前記半導体レーザを駆動しつつ光ファイバを変形させる工程と、
光ファイバの変形の動作中に前記露光ヘッドからの出射光の光量を検出する工程と、
検出された光量から平均光量を演算する工程と、
該平均光量と露光に必要な目標光量との差異から前記半導体レーザを駆動する電流の値を演算する工程と、
演算された値の電流で半導体レーザを駆動して記録媒体を露光する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の画像露光方法では、光ファイバが実際に露光ヘッドで露光を行っている場合と近似した曲げおよび動きを行っているときに、露光ヘッドからの出射光の変動光量を検出し、演算により実際の露光に必要な光量が得られるレーザ駆動電流の値を求めて、この電流の値で半導体レーザを駆動して記録媒体を露光するするので、従来の光ファイバが停止状態で光検出する方法に比して高精度の光調整が可能となり、露光時の光量のばらつきを低減させることができる。
また、本発明の画像露光装置のうちの第1の画像露光装置は、半導体レーザからの光を光ファイバを介して露光ヘッドに導き、該露光ヘッドで記録媒体の感材面に結像し、該露光ヘッドの走査移動により感材面に露光する画像露光装置において、
光ファイバの前記露光ヘッドに至る途中を移動自在に保持する光ファイバ保持部と、
該光ファイバ保持部による光ファイバの移動中に前記露光ヘッドからの出射光の光量を検出する光検出器と、
前記露光ヘッドを固定した状態で、前記光ファイバ保持部を移動させつつ前記半導体レーザを駆動する制御手段と、
前記光検出器で検出された光量から平均光量を演算し、該平均光量と露光に必要な目標光量との差異から前記半導体レーザを駆動する電流の値を演算する演算手段とを備えたことを特徴とする。
第1の画像露光装置では、露光ヘッドを固定した状態で、光ファイバ保持部を移動させて光ファイバを変形させながら、露光ヘッドからの出射光の変動光量を検出し、演算により実際の露光に必要な光量が得られる半導体レーザ駆動電流の値を演算により求めるので、従来の光ファイバが停止状態で光検出する装置に比して実際の露光に必要な目標光量を算出でき、露光時の光量のばらつきを低減させることができると共に、図12に示されているような露光ヘッドを変更することなく利用でき、低コストで実現できる。
上記第1の画像露光装置は、記録媒体が巻き付けられて回転する回転ドラムを備え、該回転ドラムの回転軸と平行に移動する露光ヘッドにより副走査を行い、該回転ドラムの回転による記録媒体の移動により該露光ヘッドで主走査を行うものであってもよい。この方式はアウタドラム露光方式と称されている。
また、上記第1の画像露光装置は、ドラムと、該ドラムに記録媒体を押圧してドラムの円周方向に移動させる一対のキャプスタンとを備え、記録媒体の移動方向に対して直交する方向に移動する露光ヘッドにより主走査を行い、該キャプスタンにより記録媒体が移動することにより該露光ヘッドで副走査を行うものであってもよい。この方式はドラムキャプスタン露光方式と称されている。
ここで、光ファイバは、その外周に装着された可撓性の保護部材を備えていることが、光ファイバの保護の上から好ましい。
前記演算手段は、前記半導体レーザから、目標光量Pの前後の各光量P1、P2の光をそれぞれ出力させる駆動電流I1、I2のうちのいずれか一方の駆動電流を光ファイバ移動手段の一方向の移動である往路で前記半導体レーザに供給し、いずれか他方の駆動電流を前記光ファイバ移動手段の他方向の移動である復路で前記半導体レーザに供給し、次式より目標光量Pに対応する駆動電流Iを求めるものであることが好ましい。
I=I1+(P−P1)(I2−I1)/(P2−P1)
このように往路と復路で異なる駆動電流I1、I2を半導体レーザに供給して駆動電流Iを求めるようにすることにより、光ファイバ移動手段を元の位置に戻す操作が不要となり、測定時間が節約できる。
本発明の画像露光装置のうちの第2の画像露光装置は、半導体レーザからの光を光ファイバを介して露光ヘッドに導き、該露光ヘッドで記録媒体の感材面に結像し、該露光ヘッドの走査移動により感材面に露光する画像露光装置において、
露光ヘッドの移動中に該露光ヘッドからの出射光の光量を検出する光検出器と、
半導体レーザを駆動しつつ露光ヘッドを移動させる制御手段と、
光検出器で検出された光量から平均光量を演算し、該平均光量と露光に必要な目標光量との差異から半導体レーザを駆動する電流の値を演算する演算手段とを備えたことを特徴とする。
第2の画像露光装置では、露光ヘッドの移動中に該露光ヘッドからの出射光の光量を検出し、演算により実際の露光に必要な光量が得られる半導体レーザ駆動電流の値を演算により求めるので、この電流の値で半導体レーザを駆動して記録媒体を露光することにより、露光時の光量のばらつきを低減させることができると共に、光ファイバは露光ヘッドで実際の露光を行っている場合と同等の曲げおよび動きをするため、従来の露光ヘッドが停止状態で光検出する装置に比して実際の露光と同等の光量を算出でき、露光時の光量のばらつきを低減させることができる。
上記第2の画像露光装置は、記録媒体が巻き付けられて回転する回転ドラムを備え、該回転ドラムの回転軸と平行に移動する露光ヘッドにより副走査を行い、該回転ドラムの回転による記録媒体の移動により該露光ヘッドで主走査を行うものであってもよい。この方式はアウタドラム露光方式と称されている。
また、上記第2の画像露光装置は、ドラムと、該ドラムに記録媒体を押圧してドラムの円周方向に移動させる一対のキャプスタンとを備え、記録媒体の移動方向に対して直交する方向に移動する露光ヘッドにより主走査を行い、該キャプスタンにより記録媒体が移動することにより露光ヘッドで主走査を行うものであってもよい。この方式はドラムキャプスタン露光方式と称されている。
上記露光ヘッドは、前記光検出器を備えたことに加え、さらに、露光ヘッド光学系の途中に配置され、光ファイバからの出射光を前記回転ドラムの方向に透過し前記光検出器の方向に反射するハーフミラーを備えたものであることが好ましい。
また、上記露光ヘッドは、前記光検出器を備えたことに加え、さらに、露光ヘッド光学系の途中に退避自在に配置され、光ファイバからの出射光を前記光検出器の方向に反射する全反射ミラーを備えたものであることも好ましい形態である。
さらに、上記露光ヘッドは、光検出器が露光ヘッド出射光を受光する位置および受光する位置から退避する位置に移動する光検出器移動機構が設けられたものであることも好ましい形態である。
前記演算手段は、前記半導体レーザから、目標光量Pの前後の各光量P1、P2の光をそれぞれ出力させる駆動電流I1、I2のうちのいずれか一方の駆動電流を光ファイバ移動手段の一方向の移動である往路で前記半導体レーザに供給し、いずれか他方の駆動電流を前記光ファイバ移動手段の他方向の移動である復路で前記半導体レーザに供給し、次式より目標光量Pに対応する駆動電流Iを求めるものであることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
I=I1+(P−P1)(I2−I1)/(P2−P1)
このように往路と復路で異なる駆動電流I1、I2を半導体レーザに供給して駆動電流Iを求めるようにすることにより、露光ヘッドを元の位置に戻す操作が不要となり、測定時間が節約できる。
本発明によれば、光ファイバが実際に露光ヘッドで露光を行っている場合と近似した曲げおよび動きを行っているときに光検出を行うので、露光に必要な目標光量を正確に算出でき、露光時の光量のばらつきを低減させて高精度の露光を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像露光装置の斜視図である。
この画像形成装置10は、レーザビームを生成する光源ユニット20と、光源ユニット20からのレーザビームを集光して出射する露光ヘッド30と、露光ヘッド30を副走査方向に沿って移動させる露光ヘッド移動部40と、画像が記録される記録媒体Fが巻き付けられ、記録媒体Fが主走査方向に移動するように図1矢印R方向に回転駆動される回転ドラム50とを備えている。
光源ユニット20は、光源基板24と、コネクタ基板25と、駆動回路基板27とで構成されている。光源ユニット20に隣接して配置されている冷却用ブロア60は、光源基板24に風が当る向きに配置され、この冷却用ブロア60により生成された冷却風によって、各半導体レーザ21の駆動時における温度上昇を抑制するようになっている。
光源基板20の上面に複数の半導体レーザ21が配置されている。この光源基板20の裏面に図示しない放熱フィンが設けられている。コネクタ基板25には光コネクタ25Aが半導体レーザ21と同数設けられており、このコネクタ基板25は光源基板20の一端部に垂直に取り付けられている。駆動回路基板27は、記録媒体Fに記録する画像の画像データに応じて半導体レーザ21を駆動するレーザ駆動回路26(図4参照)が設けられたもので、光源基板24の他端部に水平に取り付けられている。
駆動回路26と半導体レーザ21と光コネクタ25Aとの間に複数本の光ファイバ22が個別に接続されている。レーザ駆動回路26からの駆動信号は光ファイバ22を介して半導体レーザ21に供給され、各半導体レーザ21は各々個別に駆動制御されるようになっている。
露光ヘッド30には、ファイバアレイ部31、コリメータレンズ32、アパーチャ33、及び結像レンズ34がこの順に配列されて光学系38を構成している。ファイバアレイ部31は、各光コネクタ25Aから出た複数の光ファイバ70が一列に接続されたもので、複数の半導体レーザ21から出射された各レーザビームをチャンネルごとに出射する。アパーチャ33は、開口部がファイバアレイ部31のレーザビーム出射口からみて遠視野の位置となるように配置されている。
露光ヘッド30を回転ドラム50の回転軸と平行の副走査方向に移動させる露光ヘッド移動部40には、副走査方向に沿うように配置されたボールネジ41及び2本のレール42が備えられており、ボールネジ41を回転駆動する副走査モータ43(図4参照)を作動させることによってボールネジ41と螺合された露光ヘッド30をレール42に案内された状態で副走査方向に移動させることができる。記録媒体Fが巻きつけられた回転ドラム50は主走査モータ51(図4参照)を作動させることによって図1矢印R方向に回転し、これによって露光ヘッド30による主走査がなされる。
露光ヘッド30による画像記録領域外の位置、すなわち、記録媒体Fから外れた位置に、露光ヘッド30より出射されるレーザ光の光量を検出するモニタ用の光検出器12が配置されている。露光ヘッド30による実際の露光前に、半導体レーザ21から出射されてファイバアレイ31の各チャンネルから出射されて光検出器12に到達するレーザ光を計測し、後述する演算・制御回路80(図4参照)によって、各半導体レーザ21より出射される光量が所定の値となるように制御するようにしている。
上記コネクタ25Aから出た光ファイバ70は一つに束ねられ、この束ねた部分70aが可撓性の保護部材であるケーブルベア(登録商標)43に収められている。ケーブルベア43はガイドレール44により案内される光ファイバ保持部45に固定されている。
本発明の画像形成装置の第1の実施形態では、光ファイバ移動機構52によりケーブルベア43を介して光ファイバ70を動かし、光ファイバ70を変形させながらモニタを行うものである。図2および図3に光ファイバ移動機構52の具体例を示している。
図2(a)は、光ファイバ保持部45にばね60および引っ張りワイヤ61を連結し、引っ張りワイヤ61をモータ62で回転するローラ63に巻き付けてばね60に抗して左方に移動させる構造である。
図2(b)はローラ63に代えて偏芯ローラ64を用いて引っ張りワイヤ61を引っ張るようにした構造である。
図3(c)は、光ファイバ保持部45にラック65を取り付け、モータ62で回転するピニオン66でラック65を移動させる構造である。
図3(d)は、光ファイバ保持部45をエアシリンダ67で移動させる構造である。
なお、上記した光ファイバ移動機構52は単なる例示であって、光ファイバ保持部45を移動させるものであれば構成は限定されない。
図4は、第1の実施形態に係る画像形成装置10の制御系を示す。同図に示すように、この制御系は、画像データに応じて各半導体レーザ21を駆動するレーザ駆動回路26と、主走査モータ51を駆動する主走査モータ駆動回路81と、副走査モータ43を駆動する副走査モータ駆動回路82と、冷却用ブロア駆動回路83およびレーザ駆動回路26を制御する演算・制御回路80と、光ファイバ移動機構用のモータ62又はエアシリンダ67を駆動する光ファイバ移動機構用駆動回路84と、モニタ用の光検出器12によって検出された光量を検出する光検出回路14と、記録媒体Fに記録する画像の画像データが記憶されている画像メモリ85とを備えている。
レーザ駆動回路26、冷却用ブロア駆動回路83、主走査モータ駆動回路81、副走査モータ駆動回路82、光ファイバ移動機構用駆動回路84、画像メモリ85、レーザ駆動回路26およびモニタ用の光検出回路14はそれぞれ演算・制御回路80に接続され、演算・制御回路80によって統括的に制御されるようになっている。
演算・制御回路80は、画像メモリ85から供給される画像データに基づいてレーザ駆動回路26を制御することによって半導体レーザ21の駆動を制御する。また、露光ヘッド30による露光時には、冷却用ブロア駆動回路83、主走査モータ駆動回路81、及び副走査モータ駆動回路82をそれぞれ制御することによって、光源基板24を冷却しながら画像記録を行う。
図1に示すように、記録媒体Fへの露光に先立って、先ず、露光ヘッド30を光検出器12の前に移動させておき、この状態でモータ62又はエアシリンダ67により光ファイバ保持部45を移動させる。これにより、ケーブルベア43を介して光ファイバ70が移動し、ケーブルベア43の曲がり部分43aも順次移動していき、光ファイバ70は実際に露光ヘッド30で副走査を行っている場合と近似した動きをする。このときの光検出器12で検出される検出信号は光検出回路14(図4参照)に入力されて光量に変換される。この光量を表わす信号は演算・制御回路80に入力されて、露光時の目標平均光量が得られるレーザ駆動電流の値を算出し、演算・制御回路80でレーザ駆動回路26を制御して各半導体レーザ21を駆動する。
図5は、補間法による光量調整を行う例を説明する図であって、縦軸に平均光量、横軸に駆動電流を示している。
先ず、光ファイバ移動機構52の光ファイバ保持部45を介して光ファイバ70を一方向(往路)に移動させながら所定の値の駆動電流I1をレーザ駆動回路26から半導体レーザ21に注入する。半導体レーザ21から出射するレーザ光は光検出器12で受光され、光検出回路14で光量に変換され、演算・制御回路80で所定の光ファイバ移動時間における光量平均値P1を算出する(第1回目)。
次に、第1回目の終端位置から光ファイバ70を逆方向(復路)に移動させながら、第1回目より幾分高い値の駆動電流I2をレーザ駆動回路26から半導体レーザ21に注入する。半導体レーザ21から出射するパルス光は光検出器12で受光され、光検出回路で光量に変換され、演算・制御回路80で所定の光ファイバ移動時間における光量平均値P2を算出する(第2回目)。
次に、下記式(1)より、実際の副走査での目標値光量Pを得るための駆動電流Iを求める。
I=I1+(P−P1)(I2−I1)/(P2−P1)………(1)
これによって、各半導体レーザ21より出射されるレーザビームの光量を目標値光量Pで安定させることができる。
上記の補間法は、往路と復路で各々異なる駆動電流I1、I2を半導体レーザ21に注入しているため、光ファイバ移動機構52を元に戻す操作が不要になり、測定時間が節約できるが、往路のみまたは復路のみで駆動電流I1、I2を変えて同様の操作を行うようにすることも可能である。
図6は、画像露光を行う際の流れを示すフローチャートである。
まず、露光ヘッド30が移動開始し(ステップS100)、露光ヘッド30が光検出位置にあるか否か判定する(ステップS101)。この光検出位置の判定は、例えば、露光ヘッド30の位置をセンサで検出してもよいし、露光ヘッド30より光を出射し、出射された光が光検出器12で検出されたか否かによって判定してもよい。
ステップS100の判定が否定された場合には、演算・制御回路80は、光検出器12に光が入射されるように、副走査モータ駆動回路82を制御して副走査モータ43を駆動することにより露光ヘッド30を光検出器12と対向する位置に移動し(ステップS102)、ステップS100の判定が肯定された場合には、演算・制御回路80は主走査モータ(回転ドラム50)51、副走査モータ43、及び冷却用ブロア60の駆動を停止する(ステップS104)。
回転ドラム50および副走査モータ43が停止したか否か判定し(ステップS106)、この判定が肯定されるまで待機してステップS108へ移行する。
続いて、光ファイバ移動機構用駆動回路84を制御して光ファイバ保持部45、ケーブルベア43を介して光ファイバ70を動かし、露光ヘッド30から光検出器12に入力される光を検出するパワーモニタを行う(ステップS108)。光検出器12からの信号は光検出回路14で光量に変換され、演算・演算・制御回路80で上式で示すような演算を行い、半導体レーザ21の駆動電流値Iを設定する(ステップS110)。この駆動電流値Iでレーザ駆動回路26を制御することにより、各半導体レーザ21から光ファイバ70を介して得られるレーザビームの光量が目標とする設定光量(目標光量)となる。
続いて、演算・制御回路80は、回転ドラム50を回転開始するように、主走査モータ駆動回路81を制御し、これにより、回転ドラム50の回転が開始される(ステップS112)。
次に、記録媒体Fに記録する画像の画像データを記憶する画像メモリ85から演算・制御回路80に画像データが転送される(ステップS114)と、演算・制御回路80は、転送されてきた画像データ、及び記録画像の予め定められた解像度を示す解像度データに基づいて調整された信号をレーザ駆動回路26、主走査モータ駆動回路81、及び副走査モータ駆動回路82に供給する。
次いで、主走査モータ駆動回路81は、演算・制御回路80から供給された信号に基づいて上記解像度データに応じた回転速度で回転ドラム50を図1矢印R方向に回転させるように主走査モータ51を制御し(ステップS116)、副走査モータ駆動回路82は、上記解像度データに応じて副走査モータ43による露光ヘッド30の副走査方向に対する送り速度を設定する(ステップS118)。
次に、レーザ駆動回路26は、画像データに応じて各半導体レーザ21を駆動する。このときの駆動電流は、上記モニタ時に演算された駆動電流値Iとする。(ステップS120)。各半導体レーザ21から出射されたレーザ光は、光ファイバ22、光コネクタ25A、および光ファイバ70を介してファイバアレイ31から出射され、コリメータレンズ32によって平行光束とされた後、結像レンズ34を介して回転ドラム50上の記録媒体Fに出射される。
図7は、本発明の画像形成装置の第2の実施形態を示す斜視図、図8は露光ヘッドの部分の平面図である。第2の実施形態では、露光ヘッド30を移動させ、副走査させながらモニタを行うものである。
図8に示すように、露光ヘッド30は、ファイバアレイ31、コリメータレンズ32、結像レンズ34からなる光学系38が設けられ、コリメータレンズ32と結像レンズ34の間にはハーフミラー35が設けられ、このハーフミラー35の反射光を集光レンズ36を介して受光する光検出器12が設けられた構成である。ファイバアレイ31からの出射光は、一部はハーフミラー35を透過して回転ドラム50に達すると共に、残りはハーフミラー35で反射されて光検出器12に達する。
光ファイバ70は束ねられ、可撓性の収納体であるケーブルベア43内に収納され、副走査時に露光ヘッド30に追従して光ファイバ70が曲がりながら移動していくようになっている。この光ファイバ70の曲げ状態により導波モード(光ファイバ内の光強度分布)が変化し、ファイバアレイ31からの出射光の遠視野像が変化する。この出射光は回転ドラム50に巻かれた記録媒体Fおよび光検出器12で受光される。
露光に先立って、露光ヘッド30を実際の副走査と同じように移動させる。これにより、ケーブルベア43を介して光ファイバ70が移動し、ケーブルベア43の曲がり部分43a(図1参照)も順次移動していき、光ファイバ70は実際に露光ヘッド30で副走査を行っている場合と同じ動きをする。この光ファイバ70の移動時に、各チャンネルの半導体レーザ21を発光させるような駆動電流をレーザ駆動回路26から各半導体レーザ21に注入する。
光検出器12で光ファイバ70からの出射光を受光し、光検出器12からの信号に基づいて、光ファイバの移動中における各チャンネル毎の半導体レーザ21からの光量の平均光量を求め、この平均光量から実際の露光時の半導体レーザ21に供給する駆動電流を演算する点は第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
また、図5に示す補間法による光量調整も同様に適用可能である。すなわち、先ず、露光ヘッド30を一方向(往路)に移動させながら所定の値の駆動電流I1をレーザ駆動回路26から半導体レーザ21に注入する。半導体レーザ21から出射するレーザ光は光検出器12で受光され、光検出回路14で光量に変換され、演算・制御回路80で所定の露光ヘッド移動時間における光量平均値P1を算出する(第1回目)。
次に、第1回目の終端位置から露光ヘッドを逆方向(復路)に移動させながら、第1回目より幾分高い値の駆動電流I2をレーザ駆動回路26から半導体レーザ21に注入する。半導体レーザ21から出射するパルス光は光検出器12で受光され、光検出回路で光量に変換され、演算・制御回路80で所定の露光ヘッド移動時間における光量平均値P2を算出する(第2回目)。次に、上記式(1)より、実際の副走査での目標値光量Pを得るための駆動電流Iを求める。
この第2の実施形態では、光検出器12が露光ヘッド30に搭載されているので、モニタに当って第1の実施形態のような露光ヘッド30の位置決めが不要であると共に、実際の露光における副走査中でもモニタ操作ができる。
図9は、本発明の画像形成装置の第3の実施形態を示している。第3の実施形態も露光ヘッド30の方を移動させながらモニタを行うものである。
同図に示すように、露光ヘッド30は、ファイバアレイ31、コリメータレンズ32、結像レンズ34からなる光学系38が設けられ、コリメータレンズ32と結像レンズ34の間には全反射ミラー39が移動可能に取付けられ、この全反射ミラー39の反射光を集光レンズ36を介して受光する光検出器12が設けられた構成である。
全反射ミラー39が実線の位置にあるときは、ファイバアレイ31からの出射光は全反射ミラー39で反射されて光検出器12に達し、全反射ミラー39を光路から外れた鎖線の位置に移動させたときは、ファイバアレイ31からの出射光は全て回転ドラムに達する。
副走査に先立って、全反射ミラー39を実線の位置に配置し、露光ヘッド30を実際の副走査と同じように移動させる。これにより、ケーブルベア43を介して光ファイバ70が移動し、ケーブルベア43の曲がり部分43a(図1参照)も順次移動していき、光ファイバ70は実際に露光ヘッド30で副走査を行っている場合と同じ動きをする。露光ヘッドの移動時に各チャンネルの半導体レーザ21を発光させるような駆動電流をレーザ駆動回路26から各半導体レーザ21に注入する。以下の動作は第2の実施形態と同様である。
実際の露光時は全反射ミラー39を鎖線の位置に移動させておけば、ファイバアレイ31から出射光は全て回転ドラムに達する。
図10は、本発明の画像形成装置の第4の実施形態を示している。第4の実施形態も露光ヘッド30の方を移動させながらモニタを行うものである。
同図に示すように、露光ヘッド30は、ファイバアレイ31、コリメータレンズ32、結像レンズ34からなる光学系38が設けられ、結像レンズ34の前方には可動レバー33に取付けられた光検出器12が設けられている。可動レバー33は軸90に回転自在に支持されて鎖線の位置に回動するようにした構成である。
可動レバー33が実線の位置にあるときは、ファイバアレイ31からの出射光は光検出器12に達し、可動レバー33を鎖線の位置に移動させたときは、ファイバアレイ31からの出射光は全て回転ドラム50に達する。
露光に先立って、可動レバー33を実線の位置に配置し、露光ヘッド30を実際の副走査と同じように移動させる。これにより、ケーブルベア43を介して光ファイバ70が移動し、ケーブルベア43の曲がり部分43a(図1参照)も順次移動していき、光ファイバ70は実際に露光ヘッド30で副走査を行っている場合と同じ動きをする。露光ヘッドの移動時に各チャンネルの半導体レーザ21を発光させるような駆動電流をレーザ駆動回路26から各半導体レーザ21に注入する。以下の動作は第2の実施形態と同様である。実際の露光時は可動レバー33を鎖線の位置に移動させておけば、ファイバアレイ31から出射光は全て回転ドラムに達する。
図11は、本発明の第5の実施形態を示すもので、ドラムキャプスタン光ファイバアレイ露光方式の画像露光装置の概略を示している。
この画像露光装置は、ドラム100と、ドラム100に記録媒体Fを押圧して回転することで記録媒体Fを矢印方向に移動させる一対のキャプスタン101,102とを備えたものである。露光ヘッド30には、ファイバアレイ部31、コリメータレンズ32、結像レンズ34からなる光学系38が順に配列され、ファイバアレイ部31は、光ファイバ70が接続されている。露光ヘッドは、ボールネジ41及び2本のレール42に装着されており、ボールネジ41を回転駆動することによって露光ヘッド30をレール42に案内された状態で移動させることができる。露光ヘッド30は、キャプスタン101,102による記録媒体Fの矢印方向の移動で副走査を行うと共に、記録媒体Fの移動方向と直交する方向(レール42の方向)に移動することで主走査を行うようになっている。上記した第1〜第4の実施形態に示すモニタ方法はこのドラムキャプスタン光ファイバアレイ露光方式の画像露光装置にも適用可能である。
本発明の画像露光装置の第1の実施形態を示す斜視図である。 実施形態1の光ファイバ移動機構(1)の側面図である。 実施形態1の光ファイバ移動機構(2)の側面図である。 本発明の画像露光装置の制御系を示す回路図である。 補間法による光量調整の説明図である。 画像記録を行う際の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の画像露光装置の第2の実施形態を示す斜視図である。 第2の実施形態の露光ヘッドの部分の平面図である。 本発明の画像露光装置の第3の実施形態であって、露光ヘッドの部分の平面図である。 本発明の画像露光装置の第4の実施形態であって、露光ヘッドの部分の平面図である。 本発明の画像露光装置の第5の実施であって、ドラムキャプスタン方式の側面図である。 従来のアウタードラム方式の画像露光装置の斜視図である。 従来の画像露光装置における露光中の光量のばらつきを示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 光検出器
14 光検出回路
21 半導体レーザ
26 レーザ駆動回路
30 露光ヘッド
35 ハーフミラー
38 光学系
39 全反射ミラー
43 ケーブルベア(保護部材)
44 ガイド部材
45 光ファイバ保持部
50 回転ドラム
52 光ファイバ移動機構
62 モータ(駆動手段)
67 エアシリンダ(駆動手段)
70 光ファイバ
80 演算・制御回路
F 記録媒体

Claims (16)

  1. 半導体レーザからの光を光ファイバを介して露光ヘッドに導き、該露光ヘッドで記録媒体の感材面に結像し、該露光ヘッドの走査移動により感材面に露光する画像露光方法において、
    前記半導体レーザを駆動しつつ光ファイバを変形させる工程と、
    光ファイバの変形の動作中に前記露光ヘッドからの出射光の光量を検出する工程と、
    検出された光量から平均光量を演算する工程と、
    該平均光量と露光に必要な目標光量との差異から前記半導体レーザを駆動する電流の値を演算する工程と、
    演算された値の電流で半導体レーザを駆動して記録媒体を露光する工程とを含むことを特徴とする画像露光方法。
  2. 半導体レーザからの光を光ファイバを介して露光ヘッドに導き、該露光ヘッドで記録媒体の感材面に結像し、該露光ヘッドの走査移動により感材面に露光する画像露光装置において、
    光ファイバの前記露光ヘッドに至る途中を移動自在に保持する光ファイバ保持部と、
    該光ファイバ保持部による光ファイバの移動中に前記露光ヘッドからの出射光の光量を検出する光検出器と、
    前記露光ヘッドを固定した状態で、前記光ファイバ保持部を移動させつつ前記半導体レーザを駆動する制御手段と、
    前記光検出器で検出された光量から平均光量を演算し、該平均光量と露光に必要な目標光量との差異から前記半導体レーザを駆動する電流の値を演算する演算手段とを備えたことを特徴とする画像露光装置。
  3. この画像露光装置は、前記記録媒体が巻き付けられて回転する回転ドラムを備え、該回転ドラムの回転軸と平行に移動する前記露光ヘッドにより副走査を行い、該回転ドラムの回転による記録媒体の移動により該露光ヘッドで主走査を行うものであることを特徴とする請求項2記載の画像露光装置。
  4. この画像露光装置は、ドラムと、該ドラムに記録媒体を押圧してドラムの円周方向に移動させる一対のキャプスタンとを備え、記録媒体の移動方向に対して直交する方向に移動する前記露光ヘッドにより主走査を行い、該キャプスタンにより記録媒体が移動することにより該露光ヘッドで副走査を行うものであることを特徴とする請求項2記載の画像露光装置。
  5. 前記光ファイバの外周には、可撓性の保護部材を備えていることを特徴とする請求項2記載の画像露光装置。
  6. 前記光検出器は、前記露光ヘッド以外の場所に設けられたものであることを特徴とする請求項2記載の画像露光装置。
  7. 前記光検出器は、前記露光ヘッドに搭載されたものであることを特徴とする請求項2記載の画像露光装置。
  8. 前記演算手段は、前記半導体レーザから、目標光量Pの前後の各光量P1、P2の光をそれぞれ出力させる駆動電流I1、I2のうちのいずれか一方の駆動電流を光ファイバ移動手段の一方向の移動である往路で前記半導体レーザに供給し、いずれか他方の駆動電流を前記光ファイバ移動手段の他方向の移動である復路で前記半導体レーザに供給し、次式より目標光量Pに対応する駆動電流Iを求めるものであることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
    I=I1+(P−P1)(I2−I1)/(P2−P1)
  9. 半導体レーザからの光を光ファイバを介して露光ヘッドに導き、該露光ヘッドで記録媒体の感材面に結像し、該露光ヘッドの走査移動により感材面に露光する画像露光装置において、
    前記露光ヘッドの移動中に該露光ヘッドからの出射光の光量を検出する光検出器と、
    前記露光ヘッドを移動させつつ前記半導体レーザを駆動する制御手段と、
    前記光検出器で検出された光量から平均光量を演算し、該平均光量と露光に必要な目標光量との差異から前記半導体レーザを駆動する電流の値を演算する演算手段とを備えたことを特徴とする画像露光装置。
  10. この画像露光装置は、前記記録媒体が巻き付けられて回転する回転ドラムを備え、該回転ドラムの回転軸と平行に移動する前記露光ヘッドにより副走査を行い、該回転ドラムの回転による記録媒体の移動により該露光ヘッドで主走査を行うものであることを特徴とする請求項9記載の画像露光装置。
  11. この画像露光装置は、ドラムと、該ドラムに記録媒体を押圧してドラムの円周方向に移動させる一対のキャプスタンとを備え、
    前記露光ヘッドは、記録媒体の移動方向に対して直交する方向に移動することで主走査を行い、かつ、前記キャプスタンによる記録媒体の移動で副走査を行うものであることを特徴とする請求項9記載の画像露光装置。
  12. 光ファイバの外周には、可撓性の保護部材を備えていることを特徴とする請求項9記載の画像露光装置。
  13. 前記露光ヘッドは、前記光検出器を備えたことに加え、さらに、露光ヘッド光学系の途中に配置され、光ファイバからの出射光を前記回転ドラムの方向に透過し前記光検出器の方向に反射するハーフミラーを備えたものであることを特徴とする請求項9記載の画像露光装置。
  14. 前記露光ヘッドは、前記光検出器を備えたことに加え、さらに、露光ヘッド光学系の途中に退避自在に配置され、光ファイバからの出射光を前記光検出器の方向に反射する全反射ミラーを備えたものであることを特徴とする請求項9記載の画像露光装置。
  15. 前記光検出器は、前記露光ヘッドの出射光を受光する位置および受光する位置から退避する位置に移動する光検出器移動機構を介して前記露光ヘッドに搭載されたものであることを特徴とする請求項9記載の画像露光装置。
  16. 前記演算手段は、前記半導体レーザから、目標光量Pの前後の各光量P1、P2の光をそれぞれ出力させる駆動電流I1、I2のうちのいずれか一方の駆動電流を光ファイバ移動手段の一方向の移動である往路で前記半導体レーザに供給し、いずれか他方の駆動電流を前記光ファイバ移動手段の他方向の移動である復路で前記半導体レーザに供給し、次式より目標光量Pに対応する駆動電流Iを求めるものであることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
    I=I1+(P−P1)(I2−I1)/(P2−P1)
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