JPH09258091A - レーザー光射出光学ユニットのピント測定方法 - Google Patents

レーザー光射出光学ユニットのピント測定方法

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JPH09258091A
JPH09258091A JP9021296A JP9021296A JPH09258091A JP H09258091 A JPH09258091 A JP H09258091A JP 9021296 A JP9021296 A JP 9021296A JP 9021296 A JP9021296 A JP 9021296A JP H09258091 A JPH09258091 A JP H09258091A
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JP
Japan
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laser beam
focus
optical unit
unit
emitting optical
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Pending
Application number
JP9021296A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kamimura
秀明 上村
Fumio Ichikawa
文雄 市川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザー光射出光学ユニットのピント測定時
間を短縮し、短時間でピント調整及びピント検査が可能
な測定方法を提供することにある。 【構成】 レーザー光射出光学ユニット21からの45
度反射ミラー23を介したレーザー光の光路上に、光学
設計上のピント位置を挟んだ前後の2個所にテレビカメ
ラ24、25を配置する。先ず、45度反射ミラー23
を光路から除去し、射出されたレーザー光をテレビカメ
ラ24で測定し、画像処理装置26によりそのピーク光
量を検出する。次に、45度反射ミラー23を光路上に
配置し、レーザー光をテレビカメラ25に導いて測定
し、画像処理装置26により同様にそのピーク光量を検
出する。それぞれのピーク光量の差をホストコンピュー
タ27で算出し、予めレーザー光射出光学ユニット21
の光学設計値から計算されたピーク光量差とピントずれ
量の関係を基にユニット21内のコリメータレンズの移
動量を決定し、コントローラ28を通して鏡筒移動ユニ
ット29を移動してピント調整を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号により変
調されるレーザー光により記録媒体である感光ドラム上
を走査して記録を行うレーザー光プリンタ等に用いられ
るレーザー光射出光学ユニットのピント測定方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザー光を走査して画像の記録
を行うレーザー光プリンタ等の記録装置が広く使用され
ている。図4を基に画像記録装置に用いられているレー
ザー走査光学系を説明すると、半導体レーザー光源1か
ら射出されるレーザー光の光路に沿って、コリメータレ
ンズ2、結像光学系3、偏向器であるポリゴンミラー
4、fθレンズ5、記録媒体である感光ドラム6が配置
されている。
【0003】画像信号により変調された半導体レーザー
光源1からのレーザー光は、コリメータレンズ2によっ
て平行光とされ、更にポリゴンミラー4により偏向さ
れ、fθレンズ5によって感光ドラム6上に結像され走
査される。
【0004】一般に、半導体レーザー光源1の射出光は
発光点から放射状に広がる性質を有するので、レーザー
光プリンタ等に用いる場合には、通常では射出光をコリ
メータレンズ2を用いて、平行光束とするレーザー光射
出光学ユニットが用いられる。
【0005】図5はこのようなレーザー光射出光学ユニ
ットの一例の縦断面図を示しており、半導体レーザー光
源1は発光制御回路基板7に固定され、この基板7はホ
ルダ8に固定されている。また、コリメータレンズ2を
保持する鏡筒9は射出光と平行方向にピント調整し、射
出光と直交する方向に照射位置調整した後に、ホルダ8
に接着固定される。
【0006】この射出光のピント調整は、図6に示すよ
うにレーザードライバ10により半導体レーザー光源1
からレーザー光を射出させ、鏡筒9をレーザー光の射出
方向と平行方向に動かして、その間の射出光をテレビカ
メラ11で捉える。テレビカメラ11の出力信号を画像
処理装置12で処理すると、移動量とピーク光量値の関
係は図7に示すようになり、ピーク光量値の最大値の9
0%となる位置a、bをホストコンピュータ13により
算出し、その中間点=(a+b)/2をベストピント位
置とし、この値となる位置に鏡筒9を移動させるよう
に、コントローラ14が鏡筒移動ユニット15に信号を
送る。
【0007】また調整後に、固定されたレーザー光射出
光学ユニットのピント位置が所定の規格内に入っている
かどうか検査する場合に、テレビカメラ11をテレビカ
メラ移動ステージ16により移動させ、調整時と同じよ
うにピント位置を算出し、良品、不良品を選別してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このピ
ント調整及び検査は鏡筒9或いはテレビカメラ11を所
定量移動する必要があり、その移動時間が調整時間の殆
どを占めている。特に検査時には、レーザー光射出光学
ユニットの光学設置にもよるが、調整時の鏡筒9の移動
量に比べて、100倍以上のテレビカメラ11の移動量
が必要であり、その移動量は40mmにもなる。調整コ
スト及び検査コスト低減のため、調整及び検査時間の短
縮が求められているが、この移動量は短縮できず、また
移動時間を短縮しようとすると、ピーク光量の取り込み
ピッチが長くなり、また取り込みデータ数も少なくなっ
てピント算出の精度が悪くなる欠点がある。
【0009】本発明の目的は、レーザー光射出光学ユニ
ットのピント測定時間を短縮し、短時間でピント調整及
びピント検査が可能な測定方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るレーザー光射出光学ユニットのピント測
定方法は、レーザー光射出光学ユニットの組立調整工程
において、レーザー光の出力が一定となるように前記ユ
ニットへ電流を供給し、射出されたレーザー光の光路の
光学設計上のピント位置を挾む前後2個所に光量測定セ
ンサを設置し、光量測定センサの測定値からピントのず
れ量を算出することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図3に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は本実施例のレーザ
ー光射出光学ユニットピント調整検査装置の構成図であ
る。調整及び検査対象となるレーザー光射出光学ユニッ
ト21はレーザドライバ22に接続し、一定出力でレー
ザー光を射出する。射出されたビームの光路中には、4
5度反射ミラー23を光路上と光路外に移動可能に配置
し、レーザー光をテレビカメラ24又はテレビカメラ2
5に導く。即ち、45度反射ミラー23が光路上にある
場合にはレーザー光はテレビカメラ25に入射し、光路
外にある場合にはテレビカメラ24に入射する。
【0012】Iはレーザー光の発光点からピント位置ま
での距離から、レーザー光の発光点から45度反射ミラ
ー23までの距離を差し引いた距離であり、mはピント
位置のピーク光量に対して90%のピーク光量となる位
置からピント位置の距離を差し引いた距離とすると、テ
レビカメラ24と45度反射ミラー23の距離はI+m
に設定してある。また、テレビカメラ25と45度反射
ミラー23の距離はI−mに設定してある。それぞれの
テレビカメラ24、25の出力は画像処理装置26に接
続し、捉えたレーザー光のピーク光量をホストコンピュ
ータ27に送る。ホストコンピュータ27はコントロー
ラ28を介して45度反射ミラー23及び鏡筒移動ユニ
ット29を制御する。
【0013】図2は調整時のフローチャート図を示し、
先ず45度反射ミラー23を光路から除去し、レーザー
光射出光学ユニット21から射出されたレーザー光をテ
レビカメラ24で測定し、画像処理装置26によりその
ピーク光量を検出する。次に、45度反射ミラー23を
光路上に配置し、レーザー光をテレビカメラ25に導い
て測定し、画像処理装置26により同様にそのピーク光
量を検出する。
【0014】それぞれのピーク光量の差をホストコンピ
ュータ27で算出し、予めレーザー光射出光学ユニット
21の光学設計値から計算されたピーク光量差とピント
ずれ量の関係を基にユニット21内のコリメータレンズ
の移動量を決定し、コントローラ28を通して鏡筒移動
ユニット29を移動してピント調整を終了する。
【0015】このピントの調整後に、鏡筒を接着固定し
た完成品のユニット21から再度レーザー光を発光さ
せ、調整時と同様にそれぞれのテレビカメラでビーム測
定、ピント位置を算出し、ピントずれ量が判定規格内か
否かを検査する。
【0016】図3はピントが合っている場合とピントに
ずれがある場合の鏡筒位置とピーク光量の関係を示し、
ピントが合っている場合にはそれぞれのテレビカメラ2
4、25の位置でのピーク光量は等しく、ピントにずれ
がある場合には差が生ずる。そこで、このピーク光量差
を合わせる方向にコリメータレンズを移動する。
【0017】なお、実施例では2個所のテレビカメラ2
4、25に導くために45度反射ミラー23を用いてい
るが、この代りに反射率と透過率が等しいハーフミラー
又はビームスプリッタを用いてもよい。かくすることに
より、光路上と光路外にミラーを出し入れする機構は省
略することができ、更には連続してビーム測定を行っ
て、ピーク光量が等しくなるまでコリメータの位置を移
動して調整することが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレーザ
ー光射出光学ユニットのピント測定方法は、レーザー光
の光量測定センサを2個所に設置し、それぞれのセンサ
の測定値の差からピントのずれ量を算出するので、コリ
メータレンズ或いは測定センサを走査する必要がなく、
調整時間や検査時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の検査装置の構成図である。
【図2】ピント調整のフローチャート図である。
【図3】移動量とピーク光量の関係のグラフ図である。
【図4】走査光学系の概略構成図である。
【図5】従来例のレーザー光射出光学ユニットの断面図
である。
【図6】従来例の検査装置の構成図である
【図7】移動量とピーク光量の関係のグラフ図である。
【符号の説明】
21 レーザー光射出光学ユニット 22 レーザードライバ 23 45度反射ミラー 24、25 テレビカメラ 26 画像処理装置 27 ホストコンピュータ 28 コントローラ 29 鏡筒移動ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光射出光学ユニットの組立調整
    工程において、レーザー光の出力が一定となるように前
    記ユニットへ電流を供給し、射出されたレーザー光の光
    路の光学設計上のピント位置を挾む前後2個所に光量測
    定センサを設置し、光量測定センサの測定値からピント
    のずれ量を算出することを特徴とするレーザー光射出光
    学ユニットのピント測定方法。
  2. 【請求項2】 前記ピントのずれ量は、前記2個所の光
    量測定センサで検出したレーザー光の光量の最大値の差
    から算出する請求項1に記載のレーザー光射出光学ユニ
    ットのピント測定方法。
JP9021296A 1996-03-19 1996-03-19 レーザー光射出光学ユニットのピント測定方法 Pending JPH09258091A (ja)

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JP9021296A JPH09258091A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 レーザー光射出光学ユニットのピント測定方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443985B1 (ko) * 2002-02-14 2004-08-11 삼성전자주식회사 콜리메이터 검사장치
KR100443984B1 (ko) * 2002-02-14 2004-08-11 삼성전자주식회사 콜리메이터 자동 제조장치 및 방법
CN1327234C (zh) * 2003-11-18 2007-07-18 电子科技大学 一种测量微波介质透镜天线焦斑焦距的装置
JP2008020290A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Fuji Xerox Co Ltd ビーム径測定装置および焦点調整装置

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