JP2015002837A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015002837A
JP2015002837A JP2013129559A JP2013129559A JP2015002837A JP 2015002837 A JP2015002837 A JP 2015002837A JP 2013129559 A JP2013129559 A JP 2013129559A JP 2013129559 A JP2013129559 A JP 2013129559A JP 2015002837 A JP2015002837 A JP 2015002837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
ball
game ball
medium
outer rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013129559A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6303209B2 (ja
Inventor
小倉 敏男
Toshio Ogura
敏男 小倉
筒井 裕之
Hiroyuki Tsutsui
裕之 筒井
融 赤間
Toru Akama
融 赤間
岡野 哲也
Tetsuya Okano
哲也 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2013129559A priority Critical patent/JP6303209B2/ja
Publication of JP2015002837A publication Critical patent/JP2015002837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6303209B2 publication Critical patent/JP6303209B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技媒体を好適に遊技領域まで案内できる遊技機を提供する。
【解決手段】打球発射装置8側から遊技領域3Aの上部に向けて遊技領域3Aの周囲を回り込むように延設される円弧状部を有し、該円弧状部に沿って打球発射装置8から発射された遊技球を遊技領域3Aの上部へ旋回させるように案内する発射媒体案内路Gと、発射媒体案内路Gの途中に設けられ、打球発射装置8から発射された遊技球のうち遊技領域3Aの上部まで到達できずに落下して上流側に戻ってきた戻り媒体を排出する排出部7EXと、を備え、発射媒体案内路Gは、前記円弧状部において外周側に設けられる金属製の外レール部7Aを含み、外レール部7Aは、排出部7EXを飛び越し最初に接触する初期接触位置P1が少なくとも平面状に形成され、初期接触位置P1よりも下流側の所定位置から下流側に延びる部位が、遊技球を安定し遊技領域へ誘導するための誘導形状に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技媒体を遊技領域に向けて発射する発射装置を備えた遊技機に関する。
この種の遊技機として、例えば、遊技盤に形成された遊技領域に向けて遊技媒体である遊技球を発射する発射装置を備えるパチンコ遊技機等の遊技機がある。
このような遊技機では、一般的に遊技領域の下方に発射装置が設けられるとともに、発射装置から発射された遊技球を遊技領域の上部に案内するために、発射装置側から遊技領域の上部に向けて遊技領域の周囲を回り込むように延設された円弧状の案内路が設けられている。
上記のような案内路に関する技術として例えば特許文献1には、案内路が、内誘導レールと外誘導レールとからなり、これらの間に遊技球の通過領域を形成するものが開示されている。この特許文献1に開示される案内路では、外誘導レールに全周(全長)にわたって延びる誘導溝が形成されている。この誘導溝は、遊技球の遊技領域への誘導を安定して正確に行うために形成されている。
特開2001−218904号公報
しかしながら、上記特許文献1に係る遊技機では、誘導溝が外誘導レール全周にわたって延びるように形成されるため、発射装置から発射された遊技球が、誘導溝の斜面等にダイレクトに接触してしまうと、遊技球の動きに乱れが生じ、遊技球を遊技領域まで好適に誘導できない状況が生じる可能性がある。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、発射装置から発射された遊技媒体を好適に遊技領域まで案内できる遊技機を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の遊技機は、遊技盤(例えば実施形態における遊技盤3)に形成された遊技領域(例えば実施形態における遊技領域3A)よりも下方の位置に設けられ、前記遊技領域に向けて遊技媒体を発射する発射装置(例えば実施形態における打球発射装置8)を備えた遊技機であって、
前記発射装置側から前記遊技領域の上部に向けて該遊技領域の周囲を回り込むように延設される円弧状部を有し、該円弧状部に沿って前記発射装置から発射された遊技媒体を前記遊技領域の上部へ旋回させるように案内する発射媒体案内路(例えば実施形態における案内路G)と、
前記発射媒体案内路の途中に設けられ、前記発射装置から発射された遊技媒体のうち、前記遊技領域の上部まで到達できずに落下して上流側に戻ってきた戻り媒体を排出する排出部(例えば実施形態における排出部7EX)と、を備え、
前記発射媒体案内路は、前記円弧状部において外周側に設けられる金属製の外レール部(例えば実施形態における外レール部7A)を含み、
前記外レール部は、前記発射装置から発射された遊技媒体が前記排出部を飛び越し最初に接触する初期接触位置(例えば実施形態における初期接触位置P1)が少なくとも平面状に形成され、前記初期接触位置よりも下流側の所定位置から下流側に延びる部位が、遊技媒体を安定して前記遊技領域へ誘導するための誘導形状に形成されていることを特徴とする。
この発明では、誘導形状が形成されているため安定して遊技媒体を遊技領域まで誘導できるとともに、初期接触位置が平面状であるため、遊技媒体が接触した際に暴れるのを防止できるので、発射装置から発射された遊技媒体を好適に遊技領域まで案内できる。
また、本発明の手段1に係る遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、前記誘導形状(例えば実施形態における溝部72により構成される)は、V字形状であることを特徴とする。
この場合、誘導形状がV字形状であるため、溝形状が形成され、この溝形状の傾斜する壁部間に遊技媒体を保持することができ、遊技媒体を安定して外レール部に沿わせることができる。
本発明の手段2に係る遊技機は、請求項1に記載の遊技機又は手段1に記載の遊技機であって、前記発射媒体案内路の下流側に配置され、前記発射装置から発射された遊技媒体を前記発射媒体案内路へと誘導する発射レール部(例えば実施形態における発射レール部38)をさらに備え、前記発射レール部には、遊技媒体を安定して前記発射媒体案内路へ誘導するための誘導形状が形成されていることを特徴とする。
この場合、発射レール部の誘導形状によって、発射した遊技媒体を安定して遊技媒体案内路へ誘導できる。
本発明の手段3に係る遊技機は、請求項1に記載の遊技機又は手段1又は2に記載の遊技機であって、前記外レール部における前記誘導形状は、前記発射媒体案内路の下流側端部の手前まで延びるように形成されることを特徴とする。
この場合、遊技媒体が遊技領域へ到達し、遊技領域に設けられた釘等の部材にぶつかって跳ねて、外レール部へ接触した際に、誘導形状によって跳ね方が乱れるのが防止され、跳ね方がおかしくならない。
本発明の手段4に係る遊技機は、請求項1に記載の遊技機又は手段1〜3のいずれかに記載の遊技機であって、前記遊技盤には、前記遊技領域を外周から区画する壁部(例えば実施形態における壁部61)が取り付けられ、前記外レール部は、前記壁部に対して取り付けられることを特徴とする。
この場合、組付け時に外レール部が破損するのを防止できる。
詳しくは、外レール部が遊技盤の表面に打ちつけられて設けられる場合には、この打ちつけによって外レール部が歪む等で破損してしまう可能性があるが、手段4に係る構成であれば、打ちつけが必要ないので、組付け時に外レール部が破損するのを防止できる。
本発明の手段5に係る遊技機は、請求項1に記載の遊技機又は手段1〜4のいずれかに記載の遊技機であって、前記発射装置は、先端部に遊技媒体を打撃する打撃部が設けられた揺動杵(例えば実施形態における揺動杵32)を有し、前記打撃部は、巻きバネ(例えば実施形態における巻きバネ33)により形成され、前記巻きバネは、遊技媒体を打撃する際に該打撃による反動が最もかかる位置以外に、その巻き終わり端が位置するように前記揺動杵の先端部に設けられていることを特徴とする。
この場合、打撃部である巻きバネの巻き終わり端が、反動が最もかかる部分を避けているため、発射に不具合が生じない。
本発明の実施形態に係る遊技機の正面図である。 上記遊技機の遊技盤の正面図である。 図2の要部拡大図である。 図2の要部拡大図である。 (A)は図2のA−A線に沿う断面図であり、(B)は図2のB−B線に沿う断面図であり、(C)は図2のC−C線に沿う断面図である。 (A)は図3のD矢視図であって、遊技盤の盤面に沿ってガイドレールを見た図であり、(B)は図6(A)のE−E線に沿う断面図であり、(C)は図6(A)のF−F線に沿う断面図である。 上記遊技機が備える発射装置を示した図である。 上記発射装置の打撃部である巻きバネの先端を、巻きバネの軸方向に沿って見た図である。 図7のG−G線に沿う断面図である。 上記実施形態の遊技機の変形例を説明する図であり、(A)〜(D)は、変形例に係るガイドレールにおける外レール部の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の正面図である。なお、以下の説明で用いる図において、「上」、「下」、「左」、「右」はパチンコ遊技機1の方向を示している。また、パチンコ遊技機1の前後方向は、図1の紙面手前側を「前」とし、図1の紙面奥側を「後」とする。
パチンコ遊技機1は、縦長の矩形状に形成された遊技枠2と、遊技枠2に着脱可能に取り付けられた遊技盤3と、で主に構成されている。遊技枠2は、遊技盤3を着脱可能に収容する収容部を有する縦長の方形枠状の台枠4と、台枠4の側部前面側に、上下方向に沿って延びる軸線を軸中心として開閉可能に設けられたガラス扉枠5及び下扉枠6と、を備えている。
遊技盤3は、台枠4に収容された状態でガラス扉枠5によって覆われている。ガラス扉枠5には、遊技盤3の前面に形成される遊技領域3Aを遊技者側から視認可能とする略円形状の透視窓(図示略)が設けられている。
遊技領域3Aは略円形状の領域とされ、遊技盤3の前面には、遊技領域3Aの周囲(周縁部)を回り込むように延設された円弧状のガイドレール7が設けられている。打球発射装置8は、遊技領域3Aよりも下方の位置であって台枠4の下部右側に収容され下扉枠6によって覆われている。
下扉枠6の前面上部には、打球供給皿(上皿)9が設けられ、下扉枠6において、打球供給皿9の下方には、打球供給皿9に収容しきれない遊技媒体としての遊技球を貯留する余剰球受皿10(下皿)や、遊技球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)11が設けられている。
遊技者が操作ノブ11を回転操作することで、打球発射装置8から遊技球が発射され、打球供給皿9に貯留された遊技球は、打球発射装置8が遊技球を1発発射し終える度に、順次、打球発射装置8に供給される。パチンコ遊技機1では、打球発射装置8から発射された遊技球が、ガイドレール7を通過して、遊技領域3Aに打ち込まれることで遊技が行われる。
遊技領域3Aの中央付近には、演出表示装置12が設けられ、演出表示装置12は、それぞれが演出用の飾り図柄(演出図柄)を可変表示する複数の可変表示部を有している。演出表示装置12の下方には、第1始動入賞口13aを有する普通入賞球装置14が設けられている。第1始動入賞口13aに入賞した遊技球は、遊技盤3の背面側に導かれ、第1始動口スイッチ及び第1入賞確認スイッチ(図示略)によって検出される。また、第1始動入賞口13aを有する普通入賞球装置14の下方には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口13bを有する普通可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口13bに入賞した遊技球は、遊技盤3の背面側に導かれ、第2始動口スイッチ及び第2入賞確認スイッチ(図示略)によって検出される。
普通可変入賞球装置15は、ソレノイド(図示略)によって開状態とされる。普通可変入賞球装置15が開状態になることによって、遊技球が第2始動入賞口13bに入賞可能になり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。なお、普通可変入賞球装置15が開状態になっている状態では、第1始動入賞口13aよりも、第2始動入賞口13bに遊技球が入賞し易い。また、普通可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、遊技球は第2始動入賞口13bに基本的に入賞しないが、入賞はしづらいものの入賞することが可能な構成としてもよい。ちなみに、図1においては、普通可変入賞球装置15の開状態が示されており、普通可変入賞球装置15が備える可動翼片の傾動位置を実線で示し、便宜上、普通可変入賞球装置15の閉状態における可動翼片の垂直位置を破線で示している。また、遊技領域3Aには、遊技球の挙動を変化させたり、遊技球を入賞球装置に誘導したりする釘等が設けられている。
パチンコ遊技機1では、第1始動入賞口13aまたは第2始動入賞口13bへの入賞を契機に大当り抽選が行われ、大当りに当選した場合には、演出表示装置12において飾り図柄を特定表示結果とすることで、遊技者に大当りである旨が報知される。また、演出表示装置12では、大当り抽選中に飾り図柄を変動させるとともに、大当りに対する期待度に応じた演出などが行われる。
普通可変入賞球装置15の下方には、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は、大当りとなった場合に生起する特定遊技状態(大当り遊技状態)において、ソレノイド(図示略)によって、大入賞口21を開放状態とする。遊技者は、大当り遊技状態において大入賞口21に遊技球を入賞させることで多くの賞球が得られる。また、遊技領域3Aの下方側にはアウト口22が設けられ、何ら入賞せずに流下した遊技球は、アウト口22から排出されるようになっている。
図1において、符合R1で示す領域は、所謂「左打ち」を行って、遊技球を狙って打ち込む領域の一例を示し、符合R2で示す領域は、所謂「右打ち」を行って、遊技球を狙って打ち込む領域の一例を示している。
遊技者は遊技状態に応じて、「左打ち」や「右打ち」を行い、例えば、上記領域R1または領域R2のような所望の領域に向けて遊技球を打ち込むことが可能となっている。遊技者は操作ノブ11の回転操作を調整することで、「左打ち」や「右打ち」等の発射の調整を行うことができ、打球発射装置8は、操作ノブ11の回転操作量に応じて、遊技球の発射の勢いを調整することが可能となっている。
図2は、遊技盤3の正面図を示し、同図においては、説明便宜上、演出表示装置12や普通入賞球装置14等の役物を取り外した状態の遊技盤3を示している。また、同図では、説明便宜上、二点鎖線で打球発射装置8を示している。
図2に示すように、遊技盤3は、ベニヤや合成樹脂などからなる矩形状のベース板60を備え、ベース板60の前面に、上記した円弧状のガイドレール7が設けられるとともに、遊技領域3Aを外周(その外側の領域)から区画する略円形状に形成された壁部61が設けられている。
本実施形態では、壁部61によって略円形状の遊技領域3Aが形成され、壁部61の内周側にガイドレール7が配置されている。なお、ベース板60には、演出表示装置12等を設置するための開口が複数形成されている。
本実施形態において壁部61は、第1壁部材61A、第2壁部材61B、第3壁部材61C、及び第4壁部材61Dの4部材で構成され、それぞれがベース板60に取り付けられた状態で略円形状を形成する。これら第1〜第4壁部材61A〜61Dは、それぞれ合成樹脂などから形成されている。なお、図中では説明便宜上、第1〜第4壁部材61A〜61Dにドットを付して示している。
第1壁部材61Aは、ベース板60の下辺部と左辺部とに跨るようにしてベース板60の左下角部側に配置され、第2壁部材61Bは、ベース板60の左辺部と上辺部とに跨るようにしてベース板60の左上角部側に配置され、第1壁部材61A及び第2壁部材61Bは、上下方向で連なっている。
第3壁部材61Cは、ベース板60の上辺部と右辺部とに跨るようにしてベース板60の右上角部側に配置され、第4壁部材61Dは、ベース板60の右辺部と下辺部とに跨るようにしてベース板60の右下角部側に配置されている。第3壁部材61C及び第2壁部材61Bは、左右方向で連なり、第3壁部材61C及び第4壁部材61Dは、上下方向で連なっている。
一方で、ベース板60の下辺部側において、第1壁部材61A及び第4壁部材61Dの互いに対向する端部間は、左右方向で離間し、壁部61の下部には、第1壁部材61A及び第4壁部材61Dの互いに対向する端部間において、その一部が下方に向けて開放した開放部61Kが形成されている。
第1〜第4壁部材61A〜61Dは、それぞれ図示しないがネジ等により着脱可能にベース板60に固定されている。ここで、図3も参照し、本実施形態では、第1壁部材61Aと第2壁部材61Bとが、第1壁部材61Aに形成された凸部62と第2壁部材61Bに形成された凹部63とを嵌合させて連結している。
これにより、これら第1壁部材61Aと第2壁部材61Bとは、嵌合で一体になった状態でベース板60に取り付け可能であるとともに、分離した状態で、ベース板60に取り付けることも可能となっている。このような構成は、壁部61の組み付け時の作業性向上、金型コストの抑制、部材劣化時の部材交換の容易化等のために採用されている。なお、このような構成は、他の壁部材間においても採用してもよい。
ガイドレール7は、壁部61の開放部61Kから遊技領域3Aの上部に向けて延びるそれぞれ金属製の外レール部7A及び内レール部7Bを有し、外レール部7A及び内レール部7Bは、帯状の金属薄板材料から形成されている。
外レール部7A及び内レール部7Bは、互いに沿って円弧状に延び、その間に遊技球の通過領域を形成し、遊技球を遊技領域3Aの上部へ旋回させるようにして案内する。
外レール部7Aは、第1壁部材61Aの上記した開放部61Kを構成する端部から上方に向けて、第1壁部材61A、第2壁部材61B、及び第3壁部材61Cの円弧状の内周面に沿って延び、図1も参照し、演出表示装置12の右上方の位置に至っている。
内レール部7Bは外レール部7Aよりも短く形成され、第4壁部材61Dの上記した開放部61Kを構成する端部から上方に向けて、外レール部7Aに沿って延び、演出表示装置12の左上方の位置に至っている。
以下では、ガイドレール7(外レール部7A、内レール部7B)における遊技球の案内方向で打球発射装置8側を上流側と呼び、遊技領域3Aの上部側を下流側と呼ぶ場合がある。
ここで、本実施形態では、外レール部7Aのうちの、その上流側端部から内レール部7Bの下流側端部と対向する位置までの部位と、内レール部7Bと、が、ガイドレール7における遊技球の案内路Gを構成するとともに、本発明でいう円弧状部に対応するものとする。
本実施形態において、外レール部7Aは、第1壁部材61A、第2壁部材61B、及び第3壁部材61Cに対して取り付けられている。図3に示すように、外レール部7Aの上流側端部には、フック部71が形成され、フック部71は第1壁部材61Aの上記した開放部61Kを構成する端部に形成された突起部64に係止されている。
また、図4に示すように、外レール部7Aの下流側端部は、第3壁部材61Cの内周面から外周面側に向けて凹んだ窪み部65に挿入された上で、窪み部65を遊技領域3A側から閉じる保持片66がベース板60上に固定されることで、第3壁部材61Cからの脱落を防止されている。さらに、外レール部7Aは、上流側端部と下流側端部との間の適所で位置決め保持される。
これにより、外レール部7Aは、第1壁部材61A、第2壁部材61B、及び第3壁部材61Cに対して取り付けられている。
一方で、内レール部7Bは、ベース板60に弧状ライン上に間隔を空けて複数設けられた図示省略するピン部材に打ち付けられて取り付けられている。
外レール部7A及び内レール部7Bの上流側端部で構成されるガイドレール7の上流側端部は、上記した開放部61Kを通して、その右下方に位置する打球発射装置8に向けて右斜め下方に開放しており、打球発射装置8から発射された遊技球の受け入れ口7INとして機能する。
図2及び図3において、符号X1は打球発射装置8から発射される遊技球の軌道を示しており、ガイドレール7は、受け入れ口7INから軌道X1に沿って遊技球を受け入れて遊技領域3Aの上部まで案内する。
また、ガイドレール7の上流側端部は、上記した開放部61Kを通して、下方に向けても開放しており、打球発射装置8から発射された遊技球のうち、遊技領域3Aの上部まで到達できずに落下して上流側に戻ってきた遊技球(戻り媒体)を排出する排出部7EXとしても機能する。
すなわち、本実施形態では、ガイドレール7のうちの上流側端部が、発射された遊技球の受け入れ口7INとして設定されるとともに、下流側に戻された遊技球を遊技機外部に排出する排出部7EXとして設定されている。
ここで、本実施形態では、打球発射装置8から発射される遊技球は、打球発射装置8側から受け入れ口7INを進入してガイドレール7内に到達するため、遊技球は、打球発射装置8側から排出部7EXを飛び越して(通過して)、ガイドレール7内に到達することになる。
なお、排出部7EX(ガイドレール7の上流側端部)の下方には、遊技球を余剰球受皿10に送る図示省略する通路が形成されている。
図3を参照し、図中符号P1は、軌道X1と外レール部7Aとの交点である遊技球の初期接触位置を示している。初期接触位置P1は、打球発射装置8から発射された遊技球が軌道X1に沿って最初に接触する位置である。
ここで、本実施形態では、外レール部7Aにおける初期接触位置P1及び初期接触位置P1から上流側及び下流側に延びる所定長さの部位が平面状に形成されている。
一方で、外レール部7Aにおける初期接触位置よりも下流側の所定位置から下流側に延びる部位は、遊技球を安定して遊技領域3Aへ誘導するための誘導形状に形成されている。
具体的には、本実施形態において外レール部7Aに形成される誘導形状は、図2における符号R3で示す領域において形成されており、さらに詳しくは、第1壁部材61Aと第2壁部材61Bの連結部位近傍の位置(所定位置に対応)から上方に向けて延びるように形成されている。そして、外レール部7Aに形成される誘導形状は、図5に示すように、外レール部7Aのうちの領域R3内に位置する部位の幅方向の中央に断面視V字形状の溝部72を形成することで構成されている。
図5(A)〜(C)から明らかなように、溝部72は、上流側から下流側に向かうに従い次第に深くなり、その後、一定長さだけ同一深さで延びた後、下流側に向かうに従い浅くなるように形成されている。
また、本実施形態では、溝部72が、ガイドレール7における案内路Gの下流側端部、すなわち、外レール部7Aのうちの内レール部7Bの下流側端部と対向する位置の手前まで延びるように形成され、溝部72の下流側端部は、内レール部7Bの下流側端部から上流側に奥まった位置にある。
図3を参照し、外レール部7Aの構成につき更に詳しく説明すると、本実施形態では、外レール部7Aのうちの初期接触位置P1が位置する部位及びその周辺の部位の外周面と、第1壁部材61Aの内周面との間に1.5〜3mm程度の隙間Sが設定されている。なお、外レール部7Aのうちの上記した初期接触位置P1の周辺の部位よりも下流側の部位の外周面と、第1壁部材61Aの内周面との間には、隙間は形成されるものの、意図して形成されるものでなく、隙間Sよりも小さいものとなっている。この隙間Sは、遊技球が外レール部7Aに到達した際に過剰に跳ねたりするのを防止するために形成されている。
一方、第1壁部材61Aの内周面には、外レール部7Aに向けて突出するリブ67が複数形成されており、リブ67は、初期接触位置P1から上流側又は下流側に離間した位置に形成されている。リブ67は、外レール部7Aの外周面に当接しており、外レール部7Aに適度な柔軟性を付与している。
図6(A)〜(C)を参照し、リブ67について詳しく説明すると、リブ67には、外レール部7Aに形成された位置決め孔73に嵌合される位置決め突起部67Aが形成されており、外レール部7Aは、位置決め突起部67Aによって第1壁部材61Aに対する相対移動を規制されている。位置決め突起部67Aは、位置決め孔73に嵌合された際に、外レール部7Aの内周面と面一に滑らかに連なるように高さ設定されている。なお、このような位置決め突起部67Aは、複数のリブ67それぞれに形成されている。
また、位置決め突起部67A及び位置決め孔73は、リブ67及び外レール部7Aにおけるベース板60側に形成されており、遊技球が多く通過する中央側から離れることで、遊技球の軌道に影響を与えないようになっている。
次に、図7は、打球発射装置8を示しており、以下では打球発射装置8につき詳述する。
打球発射装置8は、略矩形状の板体であるベース部30と、ベース部30に回転可能に支持された駆動軸31と、駆動軸31に固定されるとともに、駆動軸31の中心軸線C1を軸中心として揺動可能とされた揺動杵32と、を備えている。
駆動軸31は、ベース部30を貫通した状態でベース部30において回転可能に支持されており、駆動軸31におけるベース部30から紙面奥側に突出した部位に、揺動杵32が固定されている。揺動杵32は、駆動軸31から上方に延び、その先端部32Aが屈曲し、先端部32Aの端面には、打撃部である巻きバネ33が固定されている。
図中において、直線L1は、駆動軸31の中心軸線C1から巻きバネ33の延在方向略中央の位置へ延ばした直線を示し、交点Cは、直線L1の上記巻きバネ33の延在方向略中央の位置との交点を示している。直線L1及び交点Cに参照されるように、巻きバネ33は、その中心軸線C2が、交点Cで直線L1に略直交するように先端部32Aに設けられている。
駆動軸31は、図示省略するモータの軸に設けられたカム部材(図示略)と当接する当接部(図示略)を有し、上記カム部材が回転して上記当接部に当接することで、回転するようになっており、駆動軸31は、カム部材により回転することで、揺動杵32を、実線で示す揺動杵32が位置する「基準位置」から、二点鎖線で示す揺動杵32が位置する「蓄力位置」まで揺動変位させることが可能となっている。
そして、駆動軸31は、上記カム部材が当接部に当接した状態から回転が進んで上記当接部との当接状態が解除された場合に、揺動杵32を「蓄力位置」から「基準位置」に復帰させるように揺動させ、この復帰中に、揺動杵32が巻きバネ33の先端で、図中二点鎖線で示す遊技球Pを打撃することで、遊技球Pを発射させることが可能となっている。
揺動杵32の「蓄力位置」から「基準位置」への復帰は、駆動軸31のベース部30から紙面手前側に突出した部位に固定されて駆動軸31と一体に回転する有底円筒状のトルクキャップ34内に収容された付勢コイルバネ(図示略)の付勢力により行われる。この付勢コイルバネは、駆動軸31の外周側で駆動軸31と同軸に設けられており、一端部をトルクキャップ34に固定するとともに、他端部を、トルクキャップ34とベース部30との間に位置する調整スリーブ(図示略)に固定している。
上記付勢コイルバネは、拡径された状態で、その一端部及び他端部をトルクキャップ34及び調整スリーブに固定されており、駆動軸31には常時、揺動杵32を「基準位置」側に付勢する付勢力が付与されるようになっている。なお、揺動杵32は、「基準位置」よりも推進する側に向けてさらに揺動しないように、揺動杵32において駆動軸31から先端部32A側とは逆側に延びた部位を、図中符合35で示す、ベース部30に設けられたストッパに当接させることで、揺動が規制される。
上記調整スリーブは、ベース部30に対して回転可能に支持されているものの、駆動軸31が回転した場合であっても、駆動軸31と一体に回転するようにはなっておらず、駆動軸31が、揺動杵32を「基準位置」から「蓄力位置」まで揺動変位させるように回転した場合には、上記付勢コイルバネの一端部は付勢コイルバネをさらに拡径させるように移動する一方で、付勢コイルバネの他端部は移動しないようになっている。
このため、駆動軸31が、揺動杵32を「基準位置」から「蓄力位置」まで揺動変位させると、付勢コイルバネは拡径されて復元する方向への付勢力を蓄力する。このため、上記カム部材の回転が進んで上記当接部との当接状態が解除されると、駆動軸31が、揺動杵32を「蓄力位置」から「基準位置」に復帰させるように揺動させることが可能となっている。
発射前の遊技球Pは、ベース部30の上部に設けられた発射台36に保持されており、発射台36は、ベース部30の面方向に、その面方向を平行にして配置された側面板37と、側面板37に設けられ、ガイドレール7の受け入れ口7INに向けて傾斜して延びる発射レール部38と、発射レール部38に設定される遊技球の発射位置で、遊技球Pが落下しないように保持する保持部39と、を備えている。
発射レール部38は、遊技球をガイドレール7へ誘導するために設けられており、本実施形態では、発射レール部38にも遊技球を安定してガイドレール7へ誘導するための誘導形状が形成されている。図9は、発射レール部38の断面形状を示しており、発射レール部38の誘導形状は、板状の発射レール部38の幅方向中央に断面視V字形状の溝部38Aを形成することで構成されている。
また、保持部39は、遊技球Pが、巻きバネ33の先端の回転軌道上であって、巻きバネ33の先端が遊技球Pを発射レール部38に向けて「打ち下ろし」で打撃可能な発射位置(図中で遊技球Pが示されている位置)に位置するように保持するようになっている。
本実施形態において、「打ち下ろし」とは、遊技球Pが発射レール部38の上面に叩きつけられるような力をもって、巻きバネ33の先端に打撃されることを意味している。
ここで、遊技球Pは、1発発射される度に、発射レール部38上に供給され、発射レール部38に設定される発射位置に保持されるようになっており、遊技球Pの供給は、トルクキャップ34と発射台36との間で、ベース部30に揺動可能に支持された球送りアーム40が駆動することで行われる。
球送りアーム40は、一端部が支持軸41によって回転可能に支持され、他端部を上下方向に揺動可能となっており、トルクキャップ34の外周部に一体に形成されてトルクキャップ34の径方向外側に向けて突出する駆動腕部34Aが、トルクキャップ34の回転に伴って上方に変位することで、上方に向けて揺動される。このとき、球送りアーム40は、図示省略する遊技球供給装置を駆動し、揺動杵32の1往復ごとに1個の遊技球を発射レール部38に供給する。
また、上記した調整スリーブには、図中符合42で示す円弧状の調整ギヤが一体化されており、調整ギヤ42は、複数のアイドルギヤを介して操作ノブ11に回転動伝達可能に連結し、操作ノブ11の操作量に応じて、遊技球Pの発射の勢いを調整することが可能となっている。
ここで、図8を参照し、この打球発射装置8では、まず、遊技球Pの打撃の際、巻きバネ33の先端33Aにおいて最も下方に位置する下端33ADが遊技球Pに当接し、その後、揺動杵32の揺動中心軸(駆動軸31の中心軸線C1)に沿って見た場合に、巻きバネ33の先端33Aにおいて巻きバネ33の中心軸線C2が交差する部位である内周縁左端33AL及び内周縁右端33ARが遊技球Pに当接して、遊技球Pを打撃するようになっている。なお、ここで、内周縁左端33AL及び内周縁右端33ARと説明したが、巻きバネ33における左右の向きは、パチンコ遊技機1の向きと無関係であり、内周縁左端33AL及び内周縁右端33ARの左右は、図8の紙面上での向きを意味している。
また、図8は、遊技球P側から巻きバネ33の先端33Aを中心軸線C2に沿って見た図であり、この状態で、先端33Aにおいて最も上方に位置する上端33AUを基準とすると、下端33ADは紙面時計回りに30分(180度)の位置にある。また、内周縁左端33ALは15分(90度)の位置にあり、内周縁右端33ARは45分(270度)の位置にある。
そして、巻きバネ33は、先端33Aにおける内周縁左端33AL及び内周縁右端33ARで遊技球Pに当接する場合には、遊技球Pから受ける反動(反作用による力)の分力の発生を他の部位で当る場合よりも最も抑制され、遊技球Pからの反動が最も大きくかかることになる。換言すれば、巻きバネ33からの力は、先端33Aにおける内周縁左端33AL及び内周縁右端33ARで遊技球Pに当接する場合に、最も効率的に遊技球Pに伝達される。このため、先端33Aにおける内周縁左端33AL及び内周縁右端33ARは、打撃の際に最も遊技球Pに強く当る部位となる。
また、巻きバネ33は、先端33Aにおける下端33ADで遊技球Pに当接する場合、下端33ADは小面積で最初に当接するため、遊技球Pから局部的(瞬間的)に大きな衝撃がかかることになる。
そして、ここで、符合33AEは、巻きバネ33の先端33A側における巻き終わり端を示しており、本実施形態では、この巻き終わり端33AEが、先端33Aにおける下端33AD、内周縁左端33AL及び内周縁右端33AR以外の位置に配置されている。すなわち、巻き終わり端33AEは、巻きバネ33が遊技球Pを打撃する際に該打撃による反動が最もかかる位置以外で、かつ最初に遊技球Pに当接する位置である下端33AD以外の位置に配置されている。
より詳しくは、本実施形態では、巻き終わり端33AEが、上端33AUを基準とした場合に、紙面時計回りに25分(角度α=150度)の位置にある。なお、遊技球Pの直径D1が11mmである場合、先端33Aの直径D2は3.5〜4.5mm程度に設定するのが良い。直径D2を3.5〜4.5mm程度に設定した場合には、巻き終わり端33AEが、下端33ADに対して、紙面反時計回りに1.8mm〜2.4mm程度離間することになる。
以上のような本実施形態のパチンコ遊技機1では、打球発射装置8から発射される遊技球は、発射レール部38で発射方向を規定され軌道X1に沿ってガイドレール7に向けて発射される。そして、遊技球は、まず、ガイドレール7の下流側端部に設定された排出部7EXを飛び越し、外レール部7Aの初期接触位置P1に到達して、外レール部7Aと内レール部7Bとの間で下流側に向けて案内される。
ここで、初期接触位置P1の到達の際には、外レール部7Aが平面状であることで、遊技球は暴れを抑制され、しかも、外レール部7Aと第1壁部61Aとの間には隙間Sが形成されるので、過剰な跳ね返りも抑制される。
そして、初期接触位置P1から下流側に流れる遊技球は、溝部72によって軌道を安定した状態とされ、下流側に案内されて、遊技領域3Aの上部に到達する。
このようにして本実施形態のパチンコ遊技機1では、外レール部7Aに溝部72により誘導形状が形成されているため安定して遊技球を遊技領域3Aまで誘導できるとともに、初期接触位置P1が平面状であるため、遊技球が接触した際に暴れるのを防止できるので、打球発射装置8から発射された遊技球を好適に遊技領域3Aまで案内できる。
また、本実施形態のパチンコ遊技機1では、誘導形状がV字形状の溝部72から構成されることで、溝形状の傾斜する壁部間に遊技球を保持することができ、遊技球を安定して外レール部7に沿わせることができる。また、ガイドレール7の下流側に、打球発射装置8から発射された遊技球をガイドレール7へと誘導する発射レール部38が備えられ、発射レール部38にも、遊技球を安定してガイドレール7へ誘導するための誘導形状(溝部38A)が形成されているため、発射した遊技球を安定してガイドレール7へ誘導できる。
また、本実施形態のパチンコ遊技機1では、外レール部7Aにおける溝部72は、案内路Gの下流側端部である、外レール部7Aのうちの内レール部7Bの下流側端部と対向する位置の手前まで延びるように形成される。この構成では、遊技球が遊技領域3Aへ到達し、遊技領域3Aに設けられた釘等の部材にぶつかって跳ねて、外レール部7Aへ接触した際に、誘導形状によって跳ね方が乱れるのが防止され、跳ね方がおかしくならない。
また、本実施形態のパチンコ遊技機1では、遊技盤3には、遊技領域3Aを外周から区画する壁部61が取り付けられ、外レール部7Aは、壁部61のうちの第1壁部材61A,第2壁部材61B及び第3壁部材61Cに対して取り付けられている。
この構成では、組付け時に外レール部7Aが破損するのを防止できる。
詳しくは、外レール部7Aが遊技盤3の表面に打ちつけられて設けられる場合には、この打ちつけによって外レール部7Aが歪む等で破損してしまう可能性があるが、打ちつけが必要ないので、組付け時に外レール部7Aが破損するのを防止できる。
また、本実施形態のパチンコ遊技機1では、打球発射装置8が、先端部に遊技球を打撃する打撃部が設けられた揺動杵32を有し、打撃部は、巻きバネ33により形成され、巻きバネ33は、遊技球を打撃する際に該打撃による反動が最もかかる位置以外に、その巻き終わり端33AEが位置するように揺動杵32の先端部に設けられている。この構成では、巻きバネ33の巻き終わり端33AEが、反動が最もかかる部分を避けているため、発射に不具合が生じない。
またさらに、上記実施形態では、外レール部7Aとの間に隙間Sを形成する第1壁部材61Aが第2壁部材61Bに嵌合により分離可能に一体化されており、仮に、第1壁部材61Aが損傷した場合等に、第1壁部材61Aを容易に交換することが可能となっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
図10(A)〜(D)には、上記実施形態の溝部72で構成される外レール部7Aの誘導形状の変形例を示している。
図10(A)には、外レール部7Aの幅方向中央に形成されたU字状の凹部により誘導形状を構成した例が示されている。図10(B)には、外レール部7A自体を断面視でV字形状に形成することで、誘導形状を構成した例が示されている。図10(C)には、外レール部7A自体を断面視で円弧状に形成することで、誘導形状を構成した例が示されている。図10(D)には、外レール部7Aの幅方向中央にスリット孔を貫通させて形成することで、誘導形状を構成した例が示されている。なお、本発明でいう誘導形状は、上記実施形態のもの、図10で示した変形例以外のものであってもよいことは言うまでもない。
また、上記実施形態では、ガイドレール7の上流側端部を、開放部61Kを通して、下方に向けて開放させることにより、遊技球を排出する排出部7EXとして機能させる構成を説明したが、他の態様として、例えば、ガイドレール7の上流側端部を、ガイドレール7と一体又は別体で打球発射装置8の近傍まで延出させ、当該延出させた部位を途中で分断して下方に開放させることで排出部を形成する等してもよい。
また、上記実施形態では、ガイドレール7が円弧状に形成され、ガイドレール7に受け入れられた遊技球は旋回して遊技領域3Aまで案内される構成であるが、このような遊技球の案内路には、遊技球が直線的に案内される部位が含まれていても構わない。
1 パチンコ遊技機(遊技機)
3 遊技盤
3A 遊技領域
7 ガイドレール(発射媒体案内路、円弧状部)
7A 外レール部
7EX 排出部
G 案内路(発射媒体案内路、円弧状部)
8 打球発射装置(発射装置)
P1 初期接触位置
32 揺動杵
33 巻きバネ
38 発射レール部
61 壁部
61A 第1壁部材
61B 第2壁部材
61C 第3壁部材
61D 第4壁部材
72 溝部

Claims (1)

  1. 遊技盤に形成された遊技領域よりも下方の位置に設けられ、前記遊技領域に向けて遊技媒体を発射する発射装置を備えた遊技機であって、
    前記発射装置側から前記遊技領域の上部に向けて該遊技領域の周囲を回り込むように延設される円弧状部を有し、該円弧状部に沿って前記発射装置から発射された遊技媒体を前記遊技領域の上部へ旋回させるように案内する発射媒体案内路と、
    前記発射媒体案内路の途中に設けられ、前記発射装置から発射された遊技媒体のうち、前記遊技領域の上部まで到達できずに落下して上流側に戻ってきた戻り媒体を排出する排出部と、を備え、
    前記発射媒体案内路は、前記円弧状部において外周側に設けられる金属製の外レール部を含み、
    前記外レール部は、前記発射装置から発射された遊技媒体が前記排出部を飛び越し最初に接触する初期接触位置が少なくとも平面状に形成され、前記初期接触位置よりも下流側の所定位置から下流側に延びる部位が、遊技媒体を安定して前記遊技領域へ誘導するための誘導形状に形成されていることを特徴とする遊技機。
JP2013129559A 2013-06-20 2013-06-20 遊技機 Active JP6303209B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013129559A JP6303209B2 (ja) 2013-06-20 2013-06-20 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013129559A JP6303209B2 (ja) 2013-06-20 2013-06-20 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015002837A true JP2015002837A (ja) 2015-01-08
JP6303209B2 JP6303209B2 (ja) 2018-04-04

Family

ID=52299272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013129559A Active JP6303209B2 (ja) 2013-06-20 2013-06-20 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6303209B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016209458A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 株式会社三洋物産 遊技機
JP2022030109A (ja) * 2020-08-06 2022-02-18 株式会社平和 遊技機
JP2022030746A (ja) * 2020-08-07 2022-02-18 株式会社平和 遊技機
JP2022030112A (ja) * 2020-08-06 2022-02-18 株式会社平和 遊技機
JP2022030110A (ja) * 2020-08-06 2022-02-18 株式会社平和 遊技機
JP2022030111A (ja) * 2020-08-06 2022-02-18 株式会社平和 遊技機
JP2022032820A (ja) * 2020-08-14 2022-02-25 株式会社平和 遊技機
JP2022032241A (ja) * 2020-08-11 2022-02-25 株式会社平和 遊技機
JP2022032242A (ja) * 2020-08-11 2022-02-25 株式会社平和 遊技機
JP2022035579A (ja) * 2020-08-21 2022-03-04 株式会社平和 遊技機
JP2022047819A (ja) * 2020-09-14 2022-03-25 株式会社平和 遊技機
JP2022065980A (ja) * 2020-10-16 2022-04-28 株式会社平和 遊技機

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09201454A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Heiwa Corp 遊技機の遊技盤
JP2001129165A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Takao:Kk 遊技機
JP2004290358A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Sophia Co Ltd 弾球遊技機
JP2005021217A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2005080812A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008043433A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012085701A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Newgin Co Ltd 遊技機用打球誘導レール
JP2013106849A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Moriyama Kogyo Kk パチンコ遊技機の外レール

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09201454A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Heiwa Corp 遊技機の遊技盤
JP2001129165A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Takao:Kk 遊技機
JP2004290358A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Sophia Co Ltd 弾球遊技機
JP2005021217A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2005080812A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008043433A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012085701A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Newgin Co Ltd 遊技機用打球誘導レール
JP2013106849A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Moriyama Kogyo Kk パチンコ遊技機の外レール

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016209458A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 株式会社三洋物産 遊技機
JP7285236B2 (ja) 2020-08-06 2023-06-01 株式会社平和 遊技機
JP2022030112A (ja) * 2020-08-06 2022-02-18 株式会社平和 遊技機
JP2022030110A (ja) * 2020-08-06 2022-02-18 株式会社平和 遊技機
JP2022030111A (ja) * 2020-08-06 2022-02-18 株式会社平和 遊技機
JP2022030109A (ja) * 2020-08-06 2022-02-18 株式会社平和 遊技機
JP7287924B2 (ja) 2020-08-06 2023-06-06 株式会社平和 遊技機
JP7285237B2 (ja) 2020-08-06 2023-06-01 株式会社平和 遊技機
JP7307037B2 (ja) 2020-08-07 2023-07-11 株式会社平和 遊技機
JP2022030746A (ja) * 2020-08-07 2022-02-18 株式会社平和 遊技機
JP7412304B2 (ja) 2020-08-11 2024-01-12 株式会社平和 遊技機
JP7386770B2 (ja) 2020-08-11 2023-11-27 株式会社平和 遊技機
JP2022032241A (ja) * 2020-08-11 2022-02-25 株式会社平和 遊技機
JP2022032242A (ja) * 2020-08-11 2022-02-25 株式会社平和 遊技機
JP7357592B2 (ja) 2020-08-14 2023-10-06 株式会社平和 遊技機
JP2022032820A (ja) * 2020-08-14 2022-02-25 株式会社平和 遊技機
JP7303785B2 (ja) 2020-08-21 2023-07-05 株式会社平和 遊技機
JP2022035579A (ja) * 2020-08-21 2022-03-04 株式会社平和 遊技機
JP2022047819A (ja) * 2020-09-14 2022-03-25 株式会社平和 遊技機
JP7341113B2 (ja) 2020-10-16 2023-09-08 株式会社平和 遊技機
JP2022065980A (ja) * 2020-10-16 2022-04-28 株式会社平和 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6303209B2 (ja) 2018-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6303209B2 (ja) 遊技機
JP2012165802A (ja) 球戻り防止装置
JP2008272231A (ja) 遊技機用可変入賞装置及びそれを用いた遊技機
JP2014008171A (ja) 遊技機
JP5110648B2 (ja) パチンコ機
JP4503670B2 (ja) パチンコ遊技機の球発射装置
JP4454600B2 (ja) 遊技機
JP5276862B2 (ja) 遊技機用球発射装置及びこれを備えた遊技機
JP6818361B2 (ja) 遊技機
JP4973002B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2014176574A (ja) 遊技機
JPH08238354A (ja) パチンコ機の発射装置
JP7031863B2 (ja) 遊技機
JP4443538B2 (ja) 遊技機
JP4728770B2 (ja) 遊技機
JP4601586B2 (ja) 遊技機
JP4531009B2 (ja) 遊技機
JP2009131499A (ja) パチンコ機
JP6243883B2 (ja) 遊技機
JP4841667B2 (ja) 弾球遊技機
JP4407961B2 (ja) 遊技機
JP6298971B2 (ja) 弾球遊技機
JP4457123B2 (ja) 弾球遊技機
JP2009195630A (ja) 弾球遊技機
JP2008207017A (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6303209

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250