JP2015001865A - 画像形成システム、画像形成装置、遠隔操作装置およびプログラム - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置、遠隔操作装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔操作装置において、キーボード画面を用いた文字入力手法とは別の文字入力手法を容易に利用することが可能な技術を提供する。
【解決手段】画像形成システムは、画像形成装置と、画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置50とを備える。遠隔操作装置50は、キーボード画面KSを操作画面として表示するための画像データが画像形成装置から受信されると、当該遠隔操作装置50にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動し、手書き入力アプリケーションに係る入力画面である手書き入力画面HSをタッチパネル75に表示する。
【選択図】図6

Description

本発明は、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))などの画像形成装置を備える画像形成システム、およびそれに関連する技術に関する。
画像形成装置を外部端末(遠隔操作装置)によって操作する技術が存在する。
たとえば、特許文献1においては、画像形成装置から外部端末へと操作画面データ自体(ビットマップ画像データ等)をそのまま送信して当該操作画面を外部端末の表示部に表示するとともに、当該操作画面内での操作位置情報(押下位置情報等)を送受信して操作画面内における操作入力を受け付ける技術が示されている。いわゆるリモート接続による遠隔操作技術である。
特開平05−122424号公報
ところで、上記のような遠隔操作技術において、文字入力を行う際には、ソフトウエアキーボードを有するキーボード画面が用いられ得る。具体的には、画像形成装置から外部端末へとキーボード画面データ自体(ビットマップ画像データ等)が送信され当該キーボード画面が外部端末の表示部に表示される。そして、当該キーボード画面内での操作位置情報(押下位置情報等)が外部端末から画像形成装置に送信されて操作画面内における文字入力が受け付けられる。
しかしながら、キーボード画面操作に慣れていないユーザも存在し、このような技術における操作性は必ずしも十分ではない。
そこで、この発明は、遠隔操作装置において、キーボード画面を用いた文字入力手法とは別の文字入力手法を容易に利用することが可能な技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置であって、前記画像形成装置を遠隔操作するための操作画面を表示する表示手段と、キーボード画面を前記操作画面として表示するための画像データが前記画像形成装置から送信されてくる場合に、前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動し、前記手書き入力アプリケーションに係る入力画面である手書き入力画面を前記表示手段に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る遠隔操作装置において、前記表示制御手段は、前記手書き入力アプリケーションによる前記手書き入力画面を、前記画像データに基づく前記キーボード画面とともに前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明に係る遠隔操作装置において、前記表示制御手段は、前記手書き入力画面を前記キーボード画面の一部に重畳して表示することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明に係る遠隔操作装置において、前記表示制御手段は、前記キーボード画面において前記手書き入力画面が重畳されていない部分の押下に応じて、前記キーボード画面を有効化することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2の発明に係る遠隔操作装置において、前記表示制御手段は、前記手書き入力画面を前記キーボード画面に対して並列的に配置して表示することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項2ないし請求項5のいずれかの発明に係る遠隔操作装置において、前記表示制御手段は、前記キーボード画面の表示開始に応じて、前記手書き入力アプリケーションを起動することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6の発明に係る遠隔操作装置において、前記表示制御手段は、前記キーボード画面の表示開始時点から所定の遅延期間が経過した後に、前記手書き入力画面を表示することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6の発明に係る遠隔操作装置において、前記表示制御手段は、前記キーボード画面の表示開始と同時に、前記手書き入力画面を表示することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項2ないし請求項5のいずれかの発明に係る遠隔操作装置において、前記表示制御手段は、前記画像データの受信に応じて、前記手書き入力画面を表示することなく前記キーボード画面を前記表示手段に表示し、その後、前記キーボード画面内に設けられた所定のボタンの押下後に前記手書き入力アプリケーションを起動し前記手書き入力画面と前記キーボード画面とを前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項2ないし請求項9のいずれかの発明に係る遠隔操作装置において、前記表示制御手段は、前記キーボード画面の入力文字表示欄に重ならないように、前記手書き入力画面を表示することを特徴とする。
請求項11の発明は、画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置に内蔵されたコンピュータに、a)キーボード画面を前記遠隔操作装置にて表示するための画像データを前記画像形成装置から受信するステップと、b)前記キーボード画面に係る前記画像データが前記画像形成装置から受信されると、前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動し、前記手書き入力アプリケーションに係る入力画面である手書き入力画面を前記遠隔操作装置の表示手段に表示するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11の発明に係るプログラムにおいて、前記ステップb)において、前記キーボード画面に係る前記画像データが前記画像形成装置から受信されると、前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションが起動され、前記手書き入力画面が、前記画像データに基づく前記キーボード画面とともに前記遠隔操作装置の表示手段に表示されることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項12の発明に係るプログラムにおいて、前記ステップb)においては、前記キーボード画面の表示開始に応じて、前記手書き入力アプリケーションが起動されることを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項13の発明に係るプログラムにおいて、前記ステップb)においては、前記キーボード画面の表示開始時点から所定の遅延期間が経過した後に、前記手書き入力画面が表示されることを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項12ないし請求項14のいずれかの発明に係るプログラムにおいて、前記ステップb)において、前記手書き入力画面は、前記キーボード画面の一部に重畳して表示されることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項12ないし請求項15のいずれかの発明に係るプログラムにおいて、前記ステップb)において、前記手書き入力画面は、前記キーボード画面の入力文字表示欄に重ならないように表示されることを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項15の発明に係るプログラムにおいて、前記コンピュータに、c)前記キーボード画面において前記手書き入力画面が重畳されていない部分の押下に応じて、前記キーボード画面を有効化するステップ、をさらに実行させることを特徴とする。
請求項18の発明は、画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置に内蔵されたコンピュータに、a)キーボード画面を前記遠隔操作装置にて表示するための画像データを前記画像形成装置から受信するステップと、b)前記キーボード画面に係る前記画像データが前記画像形成装置から受信されると、前記画像データに基づき前記キーボード画面を前記遠隔操作装置の表示手段に表示するステップと、c)前記キーボード画面を前記表示手段に表示した後、前記キーボード画面内に設けられた所定のボタンの押下を受け付けるステップと、d)前記所定のボタンの押下後に、前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動し、前記手書き入力アプリケーションに係る入力画面である手書き入力画面を前記キーボード画面とともに前記表示手段に表示するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項19の発明は、画像形成システムであって、画像形成装置と、前記画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置と、を備え、前記画像形成装置は、前記遠隔操作装置に表示された操作画面に対する操作者からの操作入力に関する位置情報を前記遠隔操作装置から受信する受信手段と、前記操作入力がソフトウエアキーボードの表示指示である旨が前記位置情報に基づいて判定されると、キーボード画面に係る画像データを前記遠隔操作装置に送信する送信手段と、を有し、前記遠隔操作装置は、前記操作画面を表示する表示手段と、前記キーボード画面を前記操作画面として表示するための前記画像データが前記画像形成装置から受信されると、前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動し、前記手書き入力アプリケーションに係る入力画面である手書き入力画面を前記表示手段に表示する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項20の発明は、請求項19の発明に係る画像形成システムにおいて、前記表示制御手段は、前記手書き入力アプリケーションによる前記手書き入力画面を、前記画像データに基づく前記キーボード画面とともに前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項21の発明は、遠隔操作装置による遠隔操作が可能な画像形成装置であって、前記遠隔操作装置に表示された操作画面に対する操作者からの操作入力に関する位置情報を前記遠隔操作装置から受信する受信手段と、前記操作入力がソフトウエアキーボードの表示指示である旨が前記位置情報に基づいて判定されると、キーボード画面に係る画像データと前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動すべき旨の起動指令データとを前記遠隔操作装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1ないし請求項20に記載の発明によれば、遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションが起動され、手書き入力アプリケーションに係る入力画面が表示されるので、手書きによる文字入力を行うことが可能である。すなわち、遠隔操作装置において、キーボード画面を用いた文字入力手法とは別の文字入力手法を容易に利用することが可能である。
特に、請求項2、請求項12、請求項18および請求項20に記載の発明によれば、キーボード画面が手書き入力画面とともに表示されている。したがって、手書き入力画面のみならずキーボード画面の存在も示唆されており、手書き入力画面を用いた文字入力操作のみならずキーボード画面を用いた文字入力操作をも行い得ることを操作者が容易に知得できる。
また、請求項21に記載の発明によれば、遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションが画像形成装置からの起動指令に応じて起動され得るので、遠隔操作装置において手書きによる文字入力を行うことが可能である。すなわち、遠隔操作装置において、キーボード画面を用いた文字入力手法とは別の文字入力手法を容易に利用することが可能である。
画像形成システムを示す図である。 画像形成装置の機能ブロックを示す図である。 外部端末(遠隔操作装置)の概略構成を示す機能ブロック図である。 メール送信画面を示す図である。 キーボード画面を示す図である。 手書き入力画面がキーボード画面に重畳表示される様子を示す図である。 画像形成装置および外部端末の動作を示す図である。 画像形成装置および外部端末の動作を示す図である。 第2実施形態に係るキーボード画面を示す図である。 第2実施形態に係る動作を示す図である。 変形例に係る表示画面を示す図である。 別の変形例に係る表示画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.構成概要>
図1は、画像形成システム1を示す図である。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置10と外部端末50とを備える。
画像形成装置10と外部端末50とは、ネットワークNWを介して互いに接続される。ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)およびインターネットなどによって構成される。また、ネットワークNWに対する接続態様は、有線接続であってもよく、或いは無線接続であってもよい。たとえば、画像形成装置10はネットワークNWに対して有線接続され、外部端末50はネットワークNWに対して無線接続される。
画像形成システム1においては、画像形成装置10に対する各種の操作を外部端末50を用いて行うことが可能である。すなわち、外部端末50は、画像形成装置10を遠隔操作することが可能である。なお、この画像形成システム1は、画像形成装置10の遠隔操作を行う遠隔操作システムなどとも表現される。
<1−2.画像形成装置の構成>
図2は、画像形成装置10の機能ブロックを示す図である。ここでは、画像形成装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))を例示する。図2においては、MFP10の機能ブロックが示されている。
MFP10は、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびボックス格納機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP10は、図2の機能ブロック図に示すように、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、操作部6およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データ(原稿画像なしいスキャン画像とも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、ネットワークNWを介したネットワーク通信を行うことも可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先(たとえば、外部端末50)との間で各種のデータを授受することが可能である。通信部4は、各種データを送信する送信部4aと各種データを受信する受信部4bとを有する。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。格納部5は、各操作画面の画像データ等を記憶する。
操作部6は、MFP10に対する操作入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。
このMFP10においては、略板状の操作パネル部6c(図1参照)が設けられている。また、操作パネル部6cは、その正面側にタッチパネル25(図1参照)を有している。タッチパネル25は、操作入力部6aの一部としても機能するとともに、表示部6bの一部としても機能する。タッチパネル25は、液晶表示パネルに各種センサ等が埋め込まれて構成され、各種情報を表示するとともに操作者からの各種の操作入力を受け付けることが可能である。
たとえば、タッチパネル25においては、メニュー画像(ボタン画像等を含む)が表示される。操作者は、タッチパネル25内に仮想的に配置されるボタン(ボタン画像で表現されるボタン)を押下することによって、画像形成装置10の各種動作内容を設定することなどが可能である。
なお、後述するように、外部端末50のタッチパネル75(図1参照)においては、画像形成装置10のタッチパネル25に表示される操作画面と同様の画面が表示される。外部端末50のタッチパネル75に表示された操作画面を用いることにより、画像形成装置10のタッチパネル25に表示された操作画面を用いる操作と同様の操作が実現される。
コントローラ9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)PG1を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)PG1は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体、あるいはネットワークNW等を介してMFP10にインストールされてもよい。
具体的には、図2に示すように、コントローラ9は、プログラムPG1の実行により、通信制御部11と入力制御部12と表示制御部13と画面遷移制御部14とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部11は、他の装置(外部端末50等)との間の通信動作を制御する処理部である。たとえば、通信制御部11は、通信部4等と協働して、外部端末50における遠隔操作画面(単に操作画面とも称する)MS(図5参照)の表示用画像(詳細にはそのデータ)等を外部端末50に送信する。
入力制御部12は、操作入力部6a(タッチパネル25等)に対する操作入力動作を制御する制御部である。たとえば、入力制御部12は、操作画面MS(SP)に対する操作入力を受け付ける動作を制御する。
表示制御部13は、表示部6b(タッチパネル25等)における表示動作を制御する処理部である。表示制御部13は、画像形成装置10を操作するための操作画面MS(SP)等をタッチパネル25に表示させる。
画面遷移制御部14は、操作画面に関する画面遷移を制御する制御部である。画面遷移制御部14は、タッチパネル25の操作画面のみならず、タッチパネル75における操作画面に関する画面遷移を制御する。たとえば、外部端末50から送信されてきた操作位置情報(操作入力位置の座標値等)に基づいて、外部端末50における操作入力の内容を判定し、当該操作入力の内容に基づく遷移先の画面等を決定する。
<1−3.外部端末の構成>
次に外部端末(遠隔操作装置とも称する)50の構成について説明する。
外部端末50は、他の装置との間でのネットワーク通信が可能な携帯式の情報入出力端末装置である。ここでは、外部端末50として、タブレット型端末を例示する。ただし、これに限定されず、外部端末50は、スマートフォンであってもよく、パーソナルコンピュータなどであってもよい。また、外部端末50は、携帯式の装置であってもよく、据置型の装置であってもよい。
図3は、外部端末50の概略構成を示す機能ブロック図である。
外部端末50は、図3の機能ブロック図に示すように、通信部54、格納部55、操作部56およびコントローラ59等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
通信部54は、ネットワークNWを介したネットワーク通信を行うことが可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、外部端末50は、所望の相手先(画像形成装置10等)との間で各種のデータを授受することが可能である。通信部54は、各種データを送信する送信部54aと各種データを受信する受信部54bとを有する。たとえば、受信部54bは、操作画面(遠隔操作用の操作画面)MSの表示用画像(詳細にはその画像データ)等をMFP10から受信し、送信部54aは、タッチパネル75に表示された操作画面MSに対する操作入力の情報(タッチ座標情報等)をMFP10に送信する。
格納部55は、不揮発性の半導体メモリ等の記憶装置で構成される。格納部55には、MFP10から送信されてきた各種の画像データが一時的に格納される。たとえば、操作画面MSの表示用画像の画像データ等が一時的に格納される。
操作部56は、外部端末50に対する操作入力を受け付ける操作入力部56aと、各種情報の表示出力を行う表示部56bとを備えている。この外部端末50においては、液晶表示パネルに各種センサ等が埋め込まれて構成されたタッチパネル75(図1参照)が設けられている。具体的には、図1に示すように、略板状の外部端末50の正面側において、その周縁部(枠部)を除くほぼ全面にわたってタッチパネル75が設けられている。このタッチパネル75は、操作入力部56aの一部としても機能するとともに、表示部56bの一部としても機能する。
タッチパネル75には、タッチパネル25の操作画面と同様の操作画面が遠隔操作画面MS(MFP10を遠隔操作するための画面)として表示される。また、タッチパネル75は、当該遠隔操作画面MS等に対するタッチジェスチャ操作(タッチ操作とも称する)を受け付ける。
図3のコントローラ59は、外部端末50に内蔵され、外部端末50を統括的に制御する制御装置である。コントローラ59は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ59は、CPUにおいて、記憶部(半導体メモリ等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラムは、USBメモリなどの可搬性の記録媒体、あるいはネットワークNW等を介して外部端末50にインストールされるようにしてもよい。
外部端末50には、アプリケーションソフトウエアプログラムの1つとして、手書き文字入力用のインプットメソッドエディタ(IME:Input Method Editor)(以下、手書き入力IMEなどとも称する)がインストールされている。当該手書き入力IMEは、操作ユーザによる手書き文字の操作入力を受け付け、手書きで入力された文字を認識する処理等を行う。
また、外部端末50には、遠隔操作用のプログラムPG2もインストールされている。当該プログラムPG2は、画像形成装置10を遠隔操作するアプリケーションソフトウエアプログラムであり、遠隔操作に関する諸機能等を実現する。
具体的には、コントローラ59は、プログラムPG2の実行により、通信制御部61と入力制御部62と表示制御部63とIME制御部64と座標変換部65とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部61は、通信部54等と協働して、画像形成装置10等との通信動作を制御する処理部である。たとえば、通信制御部61は、通信部54等と協働して、外部端末50における操作画面MS,KS(図4および図5参照)の表示用画像等を受信する。
入力制御部62は、操作入力部56a(タッチパネル75等)に対する操作入力動作を制御する制御部である。たとえば、入力制御部62は、操作画面MS,KS等に対するタッチ操作入力を受け付ける動作を制御する。
座標変換部65は、タッチパネル75における操作入力位置の座標値を、外部端末50のタッチパネル75における座標系の値から、画像形成装置10のタッチパネル25における座標系の値へと変換する処理部である。なお、変換後の座標値は、操作入力の操作位置を示す位置情報(操作位置情報)MPとして、通信制御部61等によって画像形成装置10に送信される。
表示制御部63は、表示部56b(タッチパネル75等)における表示動作を制御する処理部である。表示制御部63は、画像形成装置10を遠隔操作するための操作画面MS(SE)等をタッチパネル75に表示させる。
表示制御部63は、IME制御部64を有している。IME制御部64は、外部端末50にインストールされた手書き入力IMEの動作を制御する。IME制御部64は、タッチパネル75における手書き入力画面HSの表示の有無等を制御する。具体的には、IME制御部64は、キーボード画面KSとともに手書き入力画面HSを表示する動作(次述)等を制御する。
<1−4.操作画面>
この画像形成システム1においては、画像形成装置10のタッチパネル25に操作画面MS(SPとも称する)(不図示)が表示されるとともに、外部端末50のタッチパネル75に操作画面MS(SEとも称する)(図4参照)が表示される。タッチパネル75にに表示された操作画面SEは、外観上、タッチパネル25に表示された操作画面SPと同様の画面である。
外部端末50の操作画面MS(SE)は、基本的には、画像形成装置10のタッチパネル25における操作画面MS(SP)を模した模擬画像の画像データ(模擬画像データとも称する)に基づいて表示される。模擬画像データは、たとえばビットマップ画像として構成される。
ここでは、操作画面MSとして、電子メールの送信画面(メール送信画面とも称する)(図4)を例示する。
図4は、メール送信画面MSを示す図である。メール送信画面MSは、文書名欄DN、件名欄TN、および本文欄CN等を備える。
文書名欄DN、件名欄TN、および本文欄CNに対しては、次のようにして文字入力操作が行われる。
まず、文書名欄DN自体(あるいは、文書名欄DNの右横に配置されたキーボード呼出ボタンBN1)が押下されると、ソフトウエアキーボード画面KS(図5参照)が表示される。
このソフトウエアキーボード画面(キーボード画面とも称する)KSは、各文字に対応する複数の文字ボタン(文字キー)を有している。操作ユーザは、当該複数の文字ボタンを用いて、文字入力操作を行うことが可能である。
ただし、この実施形態では、キーボード画面KSの画像データが外部端末50によって受信される場合、当該画像データに基づきキーボード画面KSが表示されるとともに、当該キーボード画面KSの表示直後に手書き入力IMEが起動される。
具体的には、キーボード画面KSの表示時点(表示開始時点)から所定の遅延時間Δt(たとえば、100ms(ミリ秒))が経過した時点で、手書き入力IMEの入力画面(手書き入力画面とも称する)HS(図6参照)がキーボード画面KSに重畳して表示される。換言すれば、キーボード画面KSが表示された直後に、微少時間Δt遅れて手書き入力画面HSがキーボード画面KSにおいて表示される。より詳細には、キーボード画面KSの表示直後において、手書き入力画面HSがキーボード画面KSの下端側から迫り上がるような動画的態様で、手書き入力画面HSがタッチパネル75に表示される。手書き入力画面HSは、最終的には図6に示すような状態で表示される。
このとき、手書き入力画面HSの高さy1は、キーボード画面KSの高さy2よりも小さくなるように(たとえば、高さy1は、高さy2の50%〜80%程度の値となるように)決定され、キーボード画面KSの一部分(ここでは下側部分)においてのみ手書き入力画面HSが表示される。これにより、手書き入力画面HSによって隠されていない部分(キーボード画面において手書き入力画面が重畳されていない部分(非重畳部分))がキーボード画面KSにおいて発生する。
また、キーボード画面KS内の入力文字表示欄DFは、手書き入力画面HSによる文字入力操作(次述)においても用いられるので、手書き入力画面HSは、当該入力文字表示欄DFを隠さないように(換言すれば、入力文字表示欄DFに重ならないように)表示される。具体的には、手書き入力画面HSの高さy1は、入力文字表示欄DFの下端側位置y3よりも小さくなるように決定される。
このようにして、キーボード画面KSと手書き入力画面HSとが組み合わせられた状態で表示される。この状態においては、キーボード画面KSは無効化され、手書き入力画面HSが有効化されている。
そして、このような表示状態において、手書き入力画面HSを用いて文字入力が行われる。すなわち、ユーザは、外部端末50に予めインストールされた手書き入力IMEを用いて、画像形成装置10の操作画面に対する操作入力を行うことができる。
具体的には、文字を表す線が操作者の手指により手書き入力画面HS内の手書き入力領域WDに描かれると、手書き入力IMEは、手指の操作軌跡等に基づいて文字認識処理を行い、当該文字認識処理の処理結果に基づく変換候補(入力候補)を変換候補欄CAに表示する。操作者が当該変換候補欄CAから所望の選択肢(たとえば「上」)を選択すると、選択された文字列がキーボード画面KSの入力文字表示欄DFに表示される。また、当該選択された文字列は、入力文字表示欄DFに表示されるとともに、画像形成装置10にも通知される。これによって、画像形成装置10は、手書き入力IMEを用いた操作入力内容をも知得し、外部端末50の入力文字表示欄DFにおける表示内容と同一の内容を操作者による入力内容として認識する。
また、操作者は、手書き入力IMEではなく元来のキーボード画面KSを用いた操作入力を行うことを選択することも可能である。具体的には、タッチパネル75のキーボード画面KS内において手書き入力画面HSによって隠されていない部分(キーボード画面KSにおける手書き入力画面HSの非重畳部分)(たとえば位置PT)を操作者が押下すると、今度はキーボード画面KSが有効化される。より詳細には、当該位置PTに対する押下操作に応答して、外部端末50は、手書き入力画面HSを無効化且つ非表示化して、元のキーボード画面KSのみをタッチパネル75に表示する(図5参照)。そして、キーボード画面KSを用いた通常の文字入力操作が受け付けられる。
このような態様によれば、キーボード画面KSの画像データが受信される場合に、タッチパネル75に手書き入力画面HSが表示されるので、外部端末50の操作者は、手書き入力画面HSを用いた比較的簡易な文字入力操作(遠隔操作)を行うことが可能である。換言すれば、外部端末50において、キーボード画面KSを用いた文字入力手法とは別の文字入力手法(具体的には、手書き入力IMEによる手書き入力画面HSを用いた文字入力手法)を容易に利用することが可能である。換言すれば、遠隔操作装置における文字入力手法に多様性を持たせることが可能である。
また、タッチパネル75において、手書き入力画面HSのみが表示されるのではなく、キーボード画面KSと手書き入力画面HSとが組み合わせられた状態で共に表示されている。より詳細には、手書き入力画面HSがキーボード画面KSの主に下側部分において部分的に重畳し、キーボード画面KSが手書き入力画面HSの背後に隠れつつも部分的に露出した状態で表示されている。したがって、手書き入力画面HSのみならずキーボード画面KSの存在も示唆されており、キーボード画面KSを用いた文字入力操作をも行い得ることを操作者が容易に知得できる。
そして、タッチパネル75のキーボード画面KS内において、手書き入力画面HSによって隠されていない部分(たとえば位置PT)を操作者が押下すると、今度は手書き入力画面HSが無効化(非表示化)されキーボード画面KSが有効化される。このような状態遷移(キーボード画面KSが有効化された状態への遷移)が行われると、操作者は、キーボード画面KSを用いた文字入力操作を実際に行うことが可能である。
なお、ここでは、主に位置PTに対する押下操作(操作画面に関する切換指示操作)に応じて、手書き入力画面HSが無効化(非表示化)されキーボード画面KSが有効化される態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、その他の操作(切換指示操作)に応じて、手書き入力画面HSが無効化(非表示化)されキーボード画面KSが有効化されるようにしてもよい。他の当該切替指示操作としては、手書き入力画面HS内に設けられた「閉じる」ボタンBC(図11参照)の押下操作、あるいは、キーボード画面KS内(且つ非重畳部分内)に設けられた手書き入力無効化ボタンBS(図11参照)の押下操作などがさらに例示される。具体的には、図6の画面に代えて図11の画面が表示され、図11に示すボタンBC(あるいはボタンBS)が当該切替指示操作に用いられるようにしてもよい。
<1−5.動作>
つぎに、この画像形成システム1における動作について図7を参照しながら説明する。図7は、画像形成装置10および外部端末50の動作を示す図である。
まず、操作者の操作に応じて、画像形成装置10(送信部4a)は、操作画面MS(図4)の画像データ(操作画面データとも称する)を外部端末50に送信する(ステップS11)。
外部端末50(表示制御部63)は、受信した操作画面データに基づき、操作画面MSをタッチパネル75に表示する(ステップS12)。
その後、タッチパネル75に表示された操作画面MS内の文書名欄DNを操作者が押下する(ステップS13)と、外部端末50(通信制御部11等)は、当該操作者の操作入力に係る位置情報MP(詳細には、押下位置の座標位置情報等)を画像形成装置10に送信する(ステップS14)。
画像形成装置10(受信部4bおよび画面遷移制御部14)は、当該位置情報MPを受信すると、当該位置情報MPに基づいて、操作者による押下位置が文書名欄DN内の位置であり且つ操作者からの操作入力がソフトウエアキーボードの表示指示である旨を判定し、次の遷移画面としてキーボード画面KSを表示することを決定する(ステップS15)。
そして、当該決定に応じて、画像形成装置10(画面遷移制御部14)は、キーボード画面KSに関する画像データと手書き入力IMEの起動指令データとを外部端末50に送信する(ステップS16)。キーボード画面KSに関するデータは、キーボード画面KSを新たな操作画面として表示するための画像データと、キーボード画面KSに含まれる入力文字表示欄DFに関するデータ(入力文字表示欄DFの位置および大きさ、ならびに入力文字表示欄DF内の文字に関する情報(初期値)等)とを含む。また、起動指令に関するデータは、外部端末50にインストールされている手書き入力IMEを起動すべき旨の起動指令(自体)を示すデータ(起動指令データ)と上述の遅延時間Δtを示すデータとを含む。
その後、外部端末50(表示制御部63)は、受信した画像データに基づきキーボード画面KS(図5参照)を表示する(ステップS17)。さらに、外部端末50は、キーボード画面KSの表示開始に応じて、手書き入力IMEを起動する(ステップS18)。より詳細には、キーボード画面KSの表示開始の直後であって遅延期間Δtの後に手書き入力IMEに係る入力画面HSがタッチパネル75に表示される。具体的には、外部端末50(表示制御部63およびIME制御部64)は、手書き入力IMEの起動指令を示すデータと上述の遅延時間Δtを示すデータとに基づき、手書き入力IMEを適宜のタイミングで起動し、キーボード画面KSの表示開始時点から当該遅延時間Δt後に、手書き文字入力IMEに係る入力画面HS(図6参照)をキーボード画面KSの一部に重畳して表示する(ステップS18)。
上述のように、文字を表す線が操作者の手指により手書き入力画面HSの手書き入力領域WDに描かれると、手書き入力IMEは、当該操作軌跡等に基づいて文字認識処理を行い、当該文字認識処理の処理結果に基づく変換候補(入力候補)を変換候補欄CA(図6)に表示する。操作者が当該変換候補欄CAから所望の選択肢(たとえば「上」)を選択すると、選択された文字列がキーボード画面KSの入力文字表示欄DFに表示される。また、当該選択された文字列(詳細には各文字の文字コード)は、画像形成装置10にも送信される(ステップS19)。画像形成装置10は、当該文字列に関する情報を受信することにより、手書き入力IMEを用いた操作入力内容をも知得し、外部端末50の入力文字表示欄DFにおける表示内容と同一の内容を操作者による入力内容として認識する。また、当該文字列の文字コード群は、当該文字列を構成する各文字の入力文字表示欄DF内での位置などとともに、画像形成装置10に送信されることが好ましい。
また、タッチパネル75のキーボード画面KS内において、手書き入力画面HSによって隠されていない部分(たとえば位置PT)を操作者が押下すると、手書き入力画面HSが無効化(非表示化)されキーボード画面KSが有効化される。この状態へ遷移すると、操作者は、キーボード画面KSを用いた文字入力操作を実際に行うことが可能である。
具体的には、図8のフローチャートに示すように、操作者が位置PTを押下して手書き入力画面HSの終了指示が外部端末50に対して付与される(ステップS31)と、外部端末50(通信制御部11等)は、当該操作者の操作入力に係る位置情報MP(詳細には、位置PTの座標位置情報等)を画像形成装置10に送信する。
画像形成装置10(受信部4bおよび画面遷移制御部14)は、押下位置PTの位置情報MP(座標値)を受信すると、手書き入力画面HSの無効化指示(非表示化指示)が操作者から外部端末50に対して付与された旨を判定する(ステップS32)。また、画像形成装置10(送信部4aおよび画面遷移制御部14)は、手書き入力画面HSの無効化指令(非表示化指令)を外部端末50に通知(送信)する(ステップS33)。なお、手書き入力画面HSの無効化指令(非表示化指令)は、キーボード画面KSの有効化指令(表示化指令)でもある。
当該無効化指令(非表示化指令)に応じて、外部端末50(表示制御部63)は、手書き入力画面HSを非表示化し且つキーボード画面KSのみをタッチパネル75に表示する(図5参照)とともに、当該キーボード画面KSを有効化され且つ手書き入力画面HSを無効化する(ステップS34)。
このような表示状態においては、操作者は、キーボード画面KSを用いた文字入力操作を行うことが可能である。
具体的には、操作者から各文字ボタンの押下操作が受け付けられる(ステップS35)と、当該押下操作に応じて、外部端末50(通信制御部11等)は、当該操作者の操作入力に係る位置情報MP(詳細には、押下位置の座標位置情報等)を画像形成装置10に送信する(ステップS36)。画像形成装置10(受信部4bおよび画面遷移制御部14)は、押下位置の位置情報MPを受信すると、当該位置情報MP(座標値)に対応する文字(たとえば「a」)が入力された旨を当該位置情報MPに基づいて判定する(ステップS37)。そして、画像形成装置10(送信部4aおよび画面遷移制御部14)は、入力文字表示欄DFに当該文字「a」を追加すべき旨を外部端末50に通知(送信)する(ステップS38)。当該通知に応じて、外部端末50(表示制御部63)は、キーボード画面KSの入力文字表示欄DFに当該文字を追加的に(重畳して)表示する(ステップS39)。このようにして、操作者は、キーボード画面KSを用いた文字入力操作を実際に行うことが可能である。
なお、ここでは、操作入力に係る文字「a」を追加すべき旨の情報が画像形成装置10から外部端末50に通知され、外部端末50上にて当該文字「a」がキーボード画面KSに重畳表示されているが、これに限定されない。たとえば、操作入力に係る文字「a」を追加したキーボード画面KSの更新画像の画像データが画像形成装置10から外部端末50に送信され、当該更新画像の画像データに基づいて、当該更新画像が外部端末50上に表示されるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、キーボード画面KSが表示された直後に、微少時間遅れて手書き入力画面HSが表示される態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、キーボード画面KSの表示と同時に手書き入力画面HSがキーボード画面KSの一部に重畳して表示されるようにしてもよい。より詳細には、上記の遅延時間Δtが0ms(ミリ秒)に設定されること等により、手書き入力画面HSとキーボード画面KSとが同時に表示されるようにしてもよい。あるいは、手書き入力画面HSの全体がキーボード画面KSに重畳されて予め生成された合成画像が(瞬時に)表示されるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態においては、キーボード画面KSを示す画像データとともに手書き入力IMEの起動指令を示すデータ(起動指令データ)が画像形成装置10から外部端末50に送信され(ステップS16等)、外部端末50は、起動指令データに基づいて、手書き入力IMEを起動している(ステップS18等)が、これに限定されない。
たとえば、外部端末50は、表示対象の画像IDを画像形成装置10から受信するとともに、手書き入力IMEを起動すべき画像IDが列挙されたリストLTに基づいて、手書き入力IMEを起動すべきか否かを決定するようにしてもよい。より詳細には、外部端末50は、手書き入力IMEを起動すべき1または複数の画像IDが列挙されたリストLTに関する情報を、その格納部55内に予め格納しておく。そして、外部端末50は、表示対象画像であるキーボード画面KSの画像識別子(画像ID)をキーボード画面KSの画像データとともに画像形成装置10から受信すると、リストLTに列挙された複数の画像IDの中に画像形成装置10から受信した画像ID(キーボード画面KSの画像ID)が含まれるか否かを判定する。外部端末50は、リストLTに列挙された複数の画像IDの中に、画像形成装置10から受信した画像ID(たとえば、キーボード画面KSを示す画像ID)が含まれることを条件として、上記と同様に手書き入力IMEを起動する(図6参照)。このように、手書き入力IMEを起動するか否かを外部端末50が決定するようにしてもよい。
<2.第2実施形態>
上記第1実施形態においては、キーボード画面KSの画像データの受信に応じて、キーボード画面KSが表示されるとともに自動的に手書き入力画面HSも表示される態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、キーボード画面KSの画像データが受信された場合において、操作者による更なる操作に応じて手書き入力画面HSが表示されるようにしてもよい。
具体的には、外部端末50は、キーボード画面KSの画像データの受信に応じて、(手書き入力画面HSを表示することなく)キーボード画面KSのみをタッチパネル75に一旦表示する。その後、当該キーボード画面KS内に設けられた所定のボタン(たとえば「手書き入力」ボタンBN9(図9参照))を操作者が押下すると、手書き入力画面HS(図6参照)がタッチパネル75に表示され、当該手書き入力画面HSを用いて文字入力操作が行われるようにしてもよい。第2実施形態においては、このような態様について説明する。
図10は、第2実施形態に係る動作を示す図である。
ステップS11〜S17までは第1実施形態と同様の動作が行われる。ただし、この第2実施形態では、ステップS17の次にはステップS18ではなくステップS21の動作が行われる。また、この第2実施形態に係るキーボード画面KSにおいては、「手書き入力」ボタンBN9(図9参照)が設けられている。操作者は、当該「手書き入力」ボタンBN9を押下することによって、手書き入力IMEを用いた文字入力操作を選択することができる。
キーボード画面KS(図9)の表示状態(ステップS17)において「手書き入力」ボタンBN9の押下が受け付けられると、外部端末50(通信制御部11等)は、押下位置の位置情報MP等を画像形成装置10に送信する(ステップS21)。
画像形成装置10(受信部4bおよび画面遷移制御部14)は、当該位置情報MPを受信すると、操作者による操作入力が「手書き入力」ボタンBN9の押下操作である旨を当該位置情報MPに基づいて判定し、手書き入力画面HSをタッチパネル75に表示することを決定する(ステップS22)。
具体的には、ステップS23では、画像形成装置10(画面遷移制御部14)は、手書き入力IMEの起動指令データを外部端末50に送信する。
一方、外部端末50は当該起動指令データを受信すると、ステップS24の処理を行う。具体的には、外部端末50(表示制御部63およびIME制御部64)は、手書き入力IMEの起動指令を示すデータに基づいて手書き入力IMEを起動し、手書き文字入力IMEに係る入力画面HS(図6参照)をキーボード画面KSに重畳して表示する(ステップS24)。
このようにして、「手書き入力」ボタンBN9(図9参照)の押下後に、手書き入力画面HS(図6参照)がタッチパネル75に表示される。
その後、第1実施形態と同様の動作が行われる。
なお、この第2実施形態では、手書き入力ボタンBN9の押下に応じて、画像形成装置10へ当該押下位置の位置情報が画像形成装置10に送信され、当該位置情報に基づいて画像形成装置10側で生成された起動指令に基づいて、手書き入力IMEが起動等される態様が例示されている。しかしながら、本発明はこれに限定されない。たとえば、手書き入力ボタンBN9の押下に応じて、外部端末50側のみで手書き入力画面HSの表示を行うようにしてもよい。
具体的には、キーボード画面KS(図9)の表示状態(ステップS17)において「手書き入力」ボタンBN9の押下が検出されると、外部端末50(通信制御部11等)は、当該押下によって手書き入力画面HSの起動指示が付与された旨を判定し、直ちに手書き入力IMEを起動して手書き入力画面HSを表示するようにしてもよい。この場合、外部端末50は、「手書き入力」ボタンBN9に関する情報(位置および大きさ等に関する情報)を画像形成装置10から予め受信しておく(ステップS16,S17)。そして、外部端末50は、当該「手書き入力」ボタンBN9に関する情報と押下操作位置の位置情報とに基づいて、当該押下によって手書き入力画面HSの起動指示が付与された旨が判定されることを条件として、手書き入力IMEを起動して手書き入力画面HSを表示すればよい。
<3.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記各実施形態等では、手書き入力画面HSがキーボード画面KSの下側に重畳されて表示されているが、これに限定されない。手書き入力画面HSはキーボード画面KSの右側あるいは左側等に重畳して配置されるようにしてもよい。この場合においても、手書き入力画面HSは、当該入力文字表示欄DFを隠さないように(入力文字表示欄DFに重ならないように)表示されることが好ましい。
また、上記各実施形態等では、手書き入力画面HSがキーボード画面KSの一部に重畳されて表示(重畳的に配置)されているが、これに限定されない。手書き入力画面HSは、キーボード画面KSと並んで配置(並列的に配置)されることによって、キーボード画面KSとともにタッチパネル75に表示されるようにしてもよい。たとえば、図12に示すように、キーボード画面KSを縦方向に縮小した画面と上記の手書き入力画面HSとが縦方向に並んで配置されるようにしてもよい。キーボード画面KSを縦方向に縮小した画面に関する画像データは、画像形成装置10側で予め生成され、画像形成装置10から外部端末50に送信されればよい。
また、上記各実施形態等においては、手書き入力画面HSからキーボード画面KSへと戻る態様が例示されている(ステップS31,S32)。その後、さらに、キーボード画面KSから手書き入力画面HSへと再び遷移するようにしてもよい。より詳細には、ステップS17において、「手書き入力」ボタンBN9を含むキーボード画面KS(図9参照)が図5のキーボード画面KSに代えて表示され、当該「手書き入力」ボタンBN9が押下されることに応答して、再び手書き入力画面HSが表示され且つ有効化されるようにしてもよい。これによれば、キーボード画面KSと手書き入力画面HSとの間での往来を容易に行うことが可能である。すなわち、キーボード画面KSと手書き入力画面HSとの間での画面遷移をさらに柔軟に行うことが可能である。
また、上記第1実施形態では、手書き入力画面HSが自動的に表示される態様が例示され、上記第2実施形態では、手書き入力画面HSが操作者のボタン操作に応答して表示される態様が例示されている。手書き入力画面HSの自動表示と手動表示とは、画像形成装置10における設定内容に応じて選択的に決定されるようにしてもよい。具体的には、両者を切り替える設定画面を画像形成装置10において設けておき、当該設定画面における設定内容に応じて手書き入力画面HSの自動表示と手動表示とが適宜に切り替えられるようにすればよい。
1 画像形成システム
10 MFP(画像形成装置)
25 (MFPの)タッチパネル
50 外部端末(遠隔操作装置)
75 (外部端末の)タッチパネル
DF 入力文字表示欄
DN 文書名欄
DT 模擬画像データ
HS 手書き入力画面
KS キーボード画面
MS メール送信画面(遠隔操作画面)

Claims (21)

  1. 画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置であって、
    前記画像形成装置を遠隔操作するための操作画面を表示する表示手段と、
    キーボード画面を前記操作画面として表示するための画像データが前記画像形成装置から送信されてくる場合に、前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動し、前記手書き入力アプリケーションに係る入力画面である手書き入力画面を前記表示手段に表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする遠隔操作装置。
  2. 請求項1に記載の遠隔操作装置において、
    前記表示制御手段は、前記手書き入力アプリケーションによる前記手書き入力画面を、前記画像データに基づく前記キーボード画面とともに前記表示手段に表示することを特徴とする遠隔操作装置。
  3. 請求項2に記載の遠隔操作装置において、
    前記表示制御手段は、前記手書き入力画面を前記キーボード画面の一部に重畳して表示することを特徴とする遠隔操作装置。
  4. 請求項3に記載の遠隔操作装置において、
    前記表示制御手段は、前記キーボード画面において前記手書き入力画面が重畳されていない部分の押下に応じて、前記キーボード画面を有効化することを特徴とする遠隔操作装置。
  5. 請求項2に記載の遠隔操作装置において、
    前記表示制御手段は、前記手書き入力画面を前記キーボード画面に対して並列的に配置して表示することを特徴とする遠隔操作装置。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の遠隔操作装置において、
    前記表示制御手段は、前記キーボード画面の表示開始に応じて、前記手書き入力アプリケーションを起動することを特徴とする遠隔操作装置。
  7. 請求項6に記載の遠隔操作装置において、
    前記表示制御手段は、前記キーボード画面の表示開始時点から所定の遅延期間が経過した後に、前記手書き入力画面を表示することを特徴とする遠隔操作装置。
  8. 請求項6に記載の遠隔操作装置において、
    前記表示制御手段は、前記キーボード画面の表示開始と同時に、前記手書き入力画面を表示することを特徴とする遠隔操作装置。
  9. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の遠隔操作装置において、
    前記表示制御手段は、前記画像データの受信に応じて、前記手書き入力画面を表示することなく前記キーボード画面を前記表示手段に表示し、その後、前記キーボード画面内に設けられた所定のボタンの押下後に前記手書き入力アプリケーションを起動し前記手書き入力画面と前記キーボード画面とを前記表示手段に表示することを特徴とする遠隔操作装置。
  10. 請求項2ないし請求項9のいずれかに記載の遠隔操作装置において、
    前記表示制御手段は、前記キーボード画面の入力文字表示欄に重ならないように、前記手書き入力画面を表示することを特徴とする遠隔操作装置。
  11. 画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)キーボード画面を前記遠隔操作装置にて表示するための画像データを前記画像形成装置から受信するステップと、
    b)前記キーボード画面に係る前記画像データが前記画像形成装置から受信されると、前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動し、前記手書き入力アプリケーションに係る入力画面である手書き入力画面を前記遠隔操作装置の表示手段に表示するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムにおいて、
    前記ステップb)において、前記キーボード画面に係る前記画像データが前記画像形成装置から受信されると、前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションが起動され、前記手書き入力画面が、前記画像データに基づく前記キーボード画面とともに前記遠隔操作装置の表示手段に表示されることを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムにおいて、
    前記ステップb)においては、前記キーボード画面の表示開始に応じて、前記手書き入力アプリケーションが起動されることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムにおいて、
    前記ステップb)においては、前記キーボード画面の表示開始時点から所定の遅延期間が経過した後に、前記手書き入力画面が表示されることを特徴とするプログラム。
  15. 請求項12ないし請求項14のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記ステップb)において、前記手書き入力画面は、前記キーボード画面の一部に重畳して表示されることを特徴とするプログラム。
  16. 請求項12ないし請求項15のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記ステップb)において、前記手書き入力画面は、前記キーボード画面の入力文字表示欄に重ならないように表示されることを特徴とするプログラム。
  17. 請求項15に記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    c)前記キーボード画面において前記手書き入力画面が重畳されていない部分の押下に応じて、前記キーボード画面を有効化するステップ、
    をさらに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)キーボード画面を前記遠隔操作装置にて表示するための画像データを前記画像形成装置から受信するステップと、
    b)前記キーボード画面に係る前記画像データが前記画像形成装置から受信されると、前記画像データに基づき前記キーボード画面を前記遠隔操作装置の表示手段に表示するステップと、
    c)前記キーボード画面を前記表示手段に表示した後、前記キーボード画面内に設けられた所定のボタンの押下を受け付けるステップと、
    d)前記所定のボタンの押下後に、前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動し、前記手書き入力アプリケーションに係る入力画面である手書き入力画面を前記キーボード画面とともに前記表示手段に表示するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  19. 画像形成システムであって、
    画像形成装置と、
    前記画像形成装置を遠隔操作する遠隔操作装置と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記遠隔操作装置に表示された操作画面に対する操作者からの操作入力に関する位置情報を前記遠隔操作装置から受信する受信手段と、
    前記操作入力がソフトウエアキーボードの表示指示である旨が前記位置情報に基づいて判定されると、キーボード画面に係る画像データを前記遠隔操作装置に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記遠隔操作装置は、
    前記操作画面を表示する表示手段と、
    前記キーボード画面を前記操作画面として表示するための前記画像データが前記画像形成装置から受信されると、前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動し、前記手書き入力アプリケーションに係る入力画面である手書き入力画面を前記表示手段に表示する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  20. 請求項19に記載の画像形成システムにおいて、
    前記表示制御手段は、前記手書き入力アプリケーションによる前記手書き入力画面を、前記画像データに基づく前記キーボード画面とともに前記表示手段に表示することを特徴とする画像形成システム。
  21. 遠隔操作装置による遠隔操作が可能な画像形成装置であって、
    前記遠隔操作装置に表示された操作画面に対する操作者からの操作入力に関する位置情報を前記遠隔操作装置から受信する受信手段と、
    前記操作入力がソフトウエアキーボードの表示指示である旨が前記位置情報に基づいて判定されると、キーボード画面に係る画像データと前記遠隔操作装置にインストールされている手書き入力アプリケーションを起動すべき旨の起動指令データとを前記遠隔操作装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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