JP2003316490A - 遠隔操作システム及び遠隔操作方法 - Google Patents

遠隔操作システム及び遠隔操作方法

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JP2003316490A
JP2003316490A JP2002126528A JP2002126528A JP2003316490A JP 2003316490 A JP2003316490 A JP 2003316490A JP 2002126528 A JP2002126528 A JP 2002126528A JP 2002126528 A JP2002126528 A JP 2002126528A JP 2003316490 A JP2003316490 A JP 2003316490A
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soft keyboard
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remote control
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JP2002126528A
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English (en)
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Tomofumi Nakayama
智文 中山
Keizo Sato
圭三 佐藤
Masako Yoshimura
雅子 吉村
Junzo Ikuta
淳三 生田
Yasuyuki Numata
泰之 沼田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔操作端末装置の余分なハードウェア構成
を抑えることができる遠隔操作システム及び遠隔操作方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 遠隔操作端末装置110からソフトキー
ボードの起動の指示が入力されると、サーバコンピュー
タ100にソフトキーボード起動要求信号を送信するソ
フトキーボード起動手段202と、ソフトキーボード起
動要求信号を受信するとソフトキーボードを生成し、表
示画像記憶手段201に格納された画像にソフトキーボ
ードを挿入するソフトキーボード表示手段204と、ソ
フトキーボードが挿入された画像の所定の領域を含む領
域の画像を取得する画像取得手段206と、取得した画
像を遠隔操作端末装置に送信するソフトキーボード送信
手段207と、遠隔操作端末装置の表示装置に該画像を
表示する受信画像表示手段208とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバコンピュー
タ上で表示される画面情報を、通信ネットワークを介し
て遠隔操作端末装置において受信し、遠隔操作端末装置
の表示装置に表示を行い、当該表示された画像に従って
操作を行うことで、サーバコンピュータを遠隔操作する
遠隔操作システム及び遠隔操作方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような遠隔操作システムに
おいては、遠隔操作端末装置からサーバコンピュータに
文字などを入力する場合、遠隔操作端末装置が備えるキ
ーボードや遠隔操作端末装置が保持するソフトキーボー
ドを使用して、入力されたキーのキーコードをサーバコ
ンピュータに送信することにより、遠隔操作端末装置か
らサーバコンピュータに対しての文字を入力する構成と
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遠隔操
作端末装置の携帯性を重視する場合には、遠隔操作端末
装置にキーボードを付属させると、遠隔操作端末装置の
携帯性が損なわれる。また、遠隔操作端末装置において
ソフトキーボードを保持し、表示装置に表示し、及びソ
フトキーボードを機能させるためには、遠隔操作端末装
置にソフトキーボードのためだけの記憶部や処理能力を
もたせる必要があり、遠隔操作端末装置の構成が複雑化
するという問題点を有していた。
【0004】そこで、本発明は上記従来の問題点を解決
するものであり、遠隔操作端末装置のソフトキーボード
の実装を不要とし、従来は必要であった文字コードやソ
フトキーボードプログラムのための記憶部分などの余分
なハードウェア構成を抑えることができ、更に、従来は
遠隔操作端末装置におけるソフトキーボードのために必
要であった負荷を軽減することができるようにした遠隔
操作システム及び遠隔操作方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の遠隔操作システムは、作業用の画像を格納す
る表示画像記憶手段を有するサーバコンピュータと、前
記サーバコンピュータに通信ネットワークを介して接続
され、入力装置及び表示装置を有する遠隔操作端末装置
とを具備し、前記遠隔操作端末装置から前記サーバコン
ピュータを操作することが可能な遠隔操作システムであ
って、前記遠隔操作端末装置の入力装置からソフトキー
ボードの起動の指示が入力されると、前記通信ネットワ
ークを通じて前記サーバコンピュータにソフトキーボー
ド起動要求信号を送信するソフトキーボード起動手段
と、前記サーバコンピュータにおいて、前記ソフトキー
ボード起動要求信号を受信するとソフトキーボードを生
成し、前記表示画像記憶手段に格納された画像内の一領
域に前記ソフトキーボードを挿入するソフトキーボード
表示手段と、前記ソフトキーボードが挿入された前記画
像のうち、少なくとも前記ソフトキーボードの画像が挿
入された領域を含む領域の画像を取得する画像取得手段
と、前記画像取得手段が取得した画像を、前記通信ネッ
トワークを通じて前記遠隔操作端末装置に送信するソフ
トキーボード送信手段と、前記遠隔操作端末装置におい
て、前記ソフトキーボード送信手段により送信された画
像を受信すると、前記遠隔操作端末装置の表示装置に該
画像を表示する受信画像表示手段とを備えた構成よりな
る。
【0006】この構成により、遠隔操作端末装置のソフ
トキーボードの実装を不要とし、従来は必要であった文
字コードやソフトキーボードプログラムのための記憶部
分などの余分なハードウェア構成を抑えることができ、
更に、従来は遠隔操作端末装置におけるソフトキーボー
ドのために必要であった負荷を軽減することができるよ
うにした遠隔操作システムを提供することができる。
【0007】また、本発明の遠隔操作方法は、作業用の
画像を格納する表示画像記憶手段を有するサーバコンピ
ュータと、前記サーバコンピュータに通信ネットワーク
を介して接続され、入力装置及び表示装置を有する遠隔
操作端末装置とを具備し、前記遠隔操作端末装置から前
記サーバコンピュータを操作することが可能な遠隔操作
システムにおいて、前記サーバコンピュータを遠隔操作
する遠隔操作方法であって、前記遠隔操作端末装置の入
力装置からソフトキーボードの起動の指示が入力される
と、前記通信ネットワークを通じて前記サーバコンピュ
ータにソフトキーボード起動要求信号を送信するソフト
キーボード起動ステップと、前記サーバコンピュータに
おいて、前記ソフトキーボード起動要求信号を受信する
とソフトキーボードを生成し、前記表示画像記憶手段に
格納された画像内の一領域に前記ソフトキーボードを挿
入するソフトキーボード表示ステップと、前記ソフトキ
ーボードが挿入された前記画像のうち、少なくとも前記
ソフトキーボードの画像が挿入された領域を含む領域の
画像を取得する画像取得ステップと、前記画像取得手段
が取得した画像を、前記通信ネットワークを通じて前記
遠隔操作端末装置に送信するソフトキーボード送信ステ
ップと、前記遠隔操作端末装置において、前記ソフトキ
ーボード送信手段により送信された画像を受信すると、
前記遠隔操作端末装置の表示装置に該画像を表示する受
信画像表示ステップとを備えた構成よりなる。
【0008】この構成により、遠隔操作端末装置のソフ
トキーボードの実装を不要とし、従来は必要であった文
字コードやソフトキーボードプログラムのための記憶部
分などの余分なハードウェア構成を抑えることができ、
更に、従来は遠隔操作端末装置におけるソフトキーボー
ドのために必要であった負荷を軽減することができるよ
うにした遠隔操作方法を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の遠隔操
作システムは、作業用の画像を格納する表示画像記憶手
段を有するサーバコンピュータと、サーバコンピュータ
に通信ネットワークを介して接続され、入力装置及び表
示装置を有する遠隔操作端末装置とを具備し、遠隔操作
端末装置からサーバコンピュータを操作することが可能
な遠隔操作システムであって、遠隔操作端末装置の入力
装置からソフトキーボードの起動の指示が入力される
と、通信ネットワークを通じてサーバコンピュータにソ
フトキーボード起動要求信号を送信するソフトキーボー
ド起動手段と、サーバコンピュータにおいて、ソフトキ
ーボード起動要求信号を受信するとソフトキーボードを
生成し、表示画像記憶手段に格納された画像内の一領域
にソフトキーボードを挿入するソフトキーボード表示手
段と、ソフトキーボードが挿入された画像のうち、少な
くともソフトキーボードの画像が挿入された領域を含む
領域の画像を取得する画像取得手段と、画像取得手段が
取得した画像を、通信ネットワークを通じて遠隔操作端
末装置に送信するソフトキーボード送信手段と、遠隔操
作端末装置において、ソフトキーボード送信手段により
送信された画像を受信すると、遠隔操作端末装置の表示
装置に該画像を表示する受信画像表示手段とを備えた構
成としたものであり、この構成により、遠隔操作端末装
置自身がソフトキーボードを実装することなく、ソフト
キーボードによる文字等の入力が可能となるという作用
を有する。
【0010】ここで、「作業用の画像」とは、サーバコ
ンピュータが表示装置を備えていれば当該表示装置の画
面上に表示されるであろう画像をいう。「表示画像記憶
手段」は、画像メモリ等で構成される。また、「サーバ
コンピュータ」は、一般には、ディスプレイ等の表示装
置を備えたものが用いられるが、必ずしも表示装置を備
えているものでなくてもよく、表示画像記憶手段さえ備
えていればよい。「遠隔操作端末装置」としては、例え
ば、専用端末装置、PAD(パーソナル・デジタル・ア
シスタント)、タブレット・パーソナル・コンピュー
タ、携帯電話等が使用される。「ソフトキーボード」と
は、キーボードの機能をソフトウェアで実現したもの
で、キーボードが必ずしも標準で用意されていない機器
で文字入力をするための手段をいい、例えば、画面上に
キーボードの絵を表示し、ペンなどで各キーを指定して
文字入力を行うものである。「通信ネットワーク」と
は、インターネット、電話回線、LAN、無線通信等を
いう。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の遠隔操作システムにおいて、遠隔操作端末装置におい
て、通信ネットワークを通じて遠隔操作端末装置の表示
装置の解像度をサーバコンピュータに送信する端末解像
度通知手段を備え、ソフトキーボード表示手段は、端末
解像度通知手段から送信された遠隔操作端末装置の表示
装置の解像度が、表示画像記憶手段に格納された画像の
解像度よりも小さい場合において、ソフトキーボードの
画像を遠隔操作端末装置の表示装置の解像度に適合する
ように調整し、表示画像記憶手段に格納された画像内の
一領域に挿入することを特徴とするものであり、この構
成により、遠隔操作端末装置が有する表示装置の画面解
像度に関係なく表示画面に適した大きさのソフトキーボ
ードを表示するという作用を有する。
【0012】ここで、「遠隔操作端末装置の表示装置の
解像度」とは、遠隔操作端末装置の表示装置に表示され
る画像のクオリティや情報量を表す基準をいい、一般に
は、解像度では画像の情報量をピクセルという単位で表
している。なお、ピクセルとは画像を構成する点(ドッ
ト)のことで、画像データはこの点の集まりで再現され
る。「解像度に適合するように調整」とは、例えば、遠
隔操作端末装置の解像度が縦320ピクセル×横240
ピクセルである場合に、ソフトキーボードの大きさを縦
100ピクセル×横240ピクセルにして表示するなど
のように調整することをいう。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の遠隔操作システムにおいて、遠隔操作端末装置
において、遠隔操作端末装置の入力装置から表示画像記
憶手段に格納された画像内において遠隔操作端末装置の
表示装置に表示する領域を移動する移動量が入力された
場合、移動量の情報を含む表示領域移動要求信号を通信
ネットワークを通じてサーバコンピュータに送信する表
示領域移動要求手段と、サーバコンピュータにおいて、
表示領域移動要求信号を受信すると、表示画像記憶手段
に格納された画像において表示領域移動要求信号により
指示される移動量だけ移動した領域にソフトキーボード
の画像を挿入するソフトキーボード移動手段とを備え、
画像取得手段は、サーバコンピュータが表示領域移動要
求信号を受信する前に取得していた表示画像記憶手段に
格納された画像の領域から、表示領域移動要求信号によ
り要求される移動量だけ移動した領域の画像を取得する
ことを特徴とするものであり、この構成により、遠隔操
作端末装置の表示装置の画面上では、見かけ上、ソフト
キーボードが固定位置に表示されているように見えると
いう作用を有する。
【0014】ここで、「領域を移動する移動量」とは、
表示画像記憶手段に格納された画像のうちで、遠隔操作
端末装置の表示装置に表示する領域を変更する場合に、
その変更前の領域の位置に対する変更後の領域の相対位
置を示すベクトル量をいう。「領域を移動する移動量」
を入力する方法としては、ソフトキーボードからの入力
やキーによる入力のほか、マウスのドラッグ等による入
力であってもよい。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
の何れか一に記載の遠隔操作システムにおいて、遠隔操
作端末装置において、遠隔操作端末装置の入力装置から
表示画像記憶手段に格納された画像のうち遠隔操作端末
装置の表示装置に表示する領域を拡大又は縮小する倍率
が入力された場合、拡大又は縮小の倍率の情報を含む拡
大縮小要求信号を通信ネットワークを通じてサーバコン
ピュータに送信する表示倍率変更要求手段と、サーバコ
ンピュータにおいて、拡大縮小要求信号を受信すると、
拡大又は縮小の倍率の値の逆数に相当する倍率でソフト
キーボードを縮小又は拡大させて表示画像記憶手段に格
納された画像内に挿入するソフトキーボード拡大縮小手
段とを備え、画像取得手段は、サーバコンピュータが拡
大縮小要求信号を受信する前に取得していた表示画像記
憶手段に格納された画像の領域に対し、拡大又は縮小の
倍率の値の逆数に相当する倍率だけ縮小又は拡大した領
域の画像を取得することを特徴とするものであり、この
構成により、遠隔操作端末装置の表示装置の画面上で
は、見かけ上、ソフトキーボードが固定サイズで表示さ
れているように見えるという作用を有する。
【0016】ここで、「拡大又は縮小する倍率」の入力
は、数値の入力の他、一定のステップで拡大又は縮小倍
率が定められている場合には、そのステップを変更する
指示であってもよい。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
の何れか一に記載の遠隔操作システムにおいて、遠隔操
作端末装置において、ソフトキーボードから入力された
指示によって遠隔操作端末装置の表示装置の画面に表示
された画面内の文字入力位置を示すカーソルが移動する
ときに、移動後のカーソルの位置が、遠隔操作端末装置
の表示装置の画面内におけるソフトキーボードの表示領
域に重なることとなる場合、重複回避要求信号を出力す
る重複回避要求手段と、重複回避要求信号を受信する
と、表示画像記憶手段に格納された画像におけるソフト
キーボードの挿入位置を、遠隔操作端末装置の表示装置
の画面内における移動後のカーソルの位置に対応する表
示画像記憶手段に格納された画像内の位置と重複しない
位置へ移動する重複回避手段とを備え、画像取得手段
は、重複回避手段によりソフトキーボードが移動された
後の表示画像記憶手段に格納された画像のうち、少なく
ともソフトキーボードの画像と、遠隔操作端末装置の表
示装置の画面内におけるカーソルの移動後の位置に対応
する表示画像記憶手段に格納された画像の領域とを含む
領域の画像を取得することを特徴とするものであり、こ
の構成により、遠隔操作端末装置の表示装置の画面上に
おいて、ソフトキーボードが入力の妨げにならないよう
に表示されるという作用を有する。
【0018】ここで、「文字入力位置を示すカーソル」
とは、テキストの入力位置を示す挿入ポイントのことを
いう。すなわち、ソフトキーボードにより入力される文
字や記号は、遠隔操作端末装置の表示装置の画面上にお
いては、ソフトキーボードの表示されている位置以外の
位置に表示されるが、その場合、最後に入力された文字
等の次の文字を入力する位置にカーソルが表示される。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
の何れか一に記載の遠隔操作システムにおいて、遠隔操
作端末装置において、遠隔操作端末装置の入力装置から
遠隔操作端末装置の表示装置の表示画面内におけるソフ
トキーボードの表示位置を移動する移動量が入力された
場合、ソフトキーボードの移動方向の情報を含むソフト
キーボード移動要求信号を出力するソフトキーボード移
動要求手段と、ソフトキーボード移動要求信号を受信す
ると、表示画像記憶手段に格納された画像内のソフトキ
ーボードの挿入位置を、ソフトキーボード移動要求信号
を受信する前に画像取得手段が取得していた表示画像記
憶手段に格納された画像の領域から出ないようにソフト
キーボード移動要求信号により指定される移動方向に修
正を加えた方向に移動させて表示する表示位置移動手段
とを備え、画像取得手段は、表示位置移動手段がソフト
キーボードを移動させて表示した後の表示画像記憶手段
に格納された画像から、少なくともソフトキーボードの
画像を含む領域の画像を取得することを特徴とするもの
であり、この構成により、遠隔操作端末装置の表示装置
の画面上で、ソフトキーボードの表示位置が画面からは
み出さないようにすることができる作用を有する。
【0020】ここで、「ソフトキーボードの表示位置を
移動する移動量」とは、表示画像記憶手段に格納された
画像のうちで、ソフトキーボードを表示する領域を変更
する場合に、その変更前の領域の位置に対する変更後の
領域の相対位置を示すベクトル量をいう。「領域を移動
する移動量」を入力する方法としては、ソフトキーボー
ドからの入力やキーによる入力のほか、マウスのドラッ
グ等による入力であってもよい。「修正を加えた方向」
とは、指定された「領域を移動する移動量」分だけソフ
トキーボードの表示領域を移動すると、移動後のソフト
キーボードの表示領域が、サーバコンピュータがソフト
キーボード移動要求信号を受信する前に画像取得手段が
取得していた表示画像記憶手段に格納された画像の領域
からはみ出すこととなる場合、このようなはみ出しが起
こらない移動量に修正された方向をいう。この修正の仕
方は任意であるが、例えば、左右方向にソフトキーボー
ドの表示領域を移動すると上記はみ出しが起こる場合に
は、移動量を上下芳香成分のみに修正することが行われ
る。
【0021】本発明の請求項7に記載の遠隔操作方法
は、作業用の画像を格納する表示画像記憶手段を有する
サーバコンピュータと、サーバコンピュータに通信ネッ
トワークを介して接続され、入力装置及び表示装置を有
する遠隔操作端末装置とを具備し、遠隔操作端末装置か
らサーバコンピュータを操作することが可能な遠隔操作
システムにおいて、サーバコンピュータを遠隔操作する
遠隔操作方法であって、遠隔操作端末装置の入力装置か
らソフトキーボードの起動の指示が入力されると、通信
ネットワークを通じてサーバコンピュータにソフトキー
ボード起動要求信号を送信するソフトキーボード起動ス
テップと、サーバコンピュータにおいて、ソフトキーボ
ード起動要求信号を受信するとソフトキーボードを生成
し、表示画像記憶手段に格納された画像内の一領域にソ
フトキーボードを挿入するソフトキーボード表示ステッ
プと、ソフトキーボードが挿入された画像のうち、少な
くともソフトキーボードの画像が挿入された領域を含む
領域の画像を取得する画像取得ステップと、画像取得手
段が取得した画像を、通信ネットワークを通じて遠隔操
作端末装置に送信するソフトキーボード送信ステップ
と、遠隔操作端末装置において、ソフトキーボード送信
ステップにより送信された画像を受信すると、遠隔操作
端末装置の表示装置に該画像を表示する受信画像表示ス
テップとを備えた構成としたものであり、この構成によ
り、遠隔操作端末装置自身がソフトキーボードを実装す
ることなく文字等の入力が可能となる作用を有する。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の遠隔操作方法において、遠隔操作端末装置において、
通信ネットワークを通じて遠隔操作端末装置の表示装置
の解像度をサーバコンピュータに送信する端末解像度通
知ステップを備え、ソフトキーボード表示ステップにお
いては、端末解像度通知ステップにおいて送信された遠
隔操作端末装置の表示装置の解像度が、表示画像記憶手
段に格納された画像の解像度よりも小さい場合におい
て、ソフトキーボードの画像を遠隔操作端末装置の表示
装置の解像度に適合するように調整し、表示画像記憶手
段に格納された画像内の一領域に挿入することを特徴と
するものであり、この構成により、遠隔操作端末装置が
有する表示装置の画面解像度に関係なく当該表示装置の
画面に適した大きさのソフトキーボードを表示するとい
う作用を有する。
【0023】請求項9に記載の発明は、請求項7又は8
に記載の遠隔操作方法において、遠隔操作端末装置にお
いて、遠隔操作端末装置の入力装置から表示画像記憶手
段に格納された画像内において遠隔操作端末装置の表示
装置に表示する領域を移動する移動量が入力された場
合、移動量の情報を含む表示領域移動要求信号を通信ネ
ットワークを通じてサーバコンピュータに送信する表示
領域移動要求ステップと、サーバコンピュータにおい
て、表示領域移動要求信号を受信すると、表示画像記憶
手段に格納された画像において表示領域移動要求信号に
より指示される移動量だけ移動した領域にソフトキーボ
ードの画像を挿入するソフトキーボード移動ステップと
を備え、画像取得ステップにおいては、サーバコンピュ
ータが表示領域移動要求信号を受信する前に取得してい
た表示画像記憶手段に格納された画像の領域から、表示
領域移動要求信号により要求される移動量だけ移動した
領域の画像を取得することを特徴とするものであり、こ
の構成により、遠隔操作端末装置の表示装置の画面上で
は、見かけ上、ソフトキーボードが固定位置に表示され
ているように見えるという作用を有する。
【0024】請求項10に記載の発明は、請求項7乃至
9の何れか一に記載の遠隔操作方法において、遠隔操作
端末装置において、遠隔操作端末装置の入力装置から表
示画像記憶手段に格納された画像のうち遠隔操作端末装
置の表示装置に表示する領域を拡大又は縮小する倍率が
入力された場合、拡大又は縮小の倍率の情報を含む拡大
縮小要求信号を通信ネットワークを通じてサーバコンピ
ュータに送信する表示倍率変更要求ステップと、サーバ
コンピュータにおいて、拡大縮小要求信号を受信する
と、拡大又は縮小の倍率の値の逆数に相当する倍率でソ
フトキーボードを縮小又は拡大させて表示画像記憶手段
に格納された画像内に挿入するソフトキーボード拡大縮
小ステップとを備え、画像取得ステップにおいては、サ
ーバコンピュータが拡大縮小要求信号を受信する前に取
得していた表示画像記憶手段に格納された画像の領域に
対し、拡大又は縮小の倍率の値の逆数に相当する倍率だ
け縮小又は拡大した領域の画像を取得することを特徴と
するものであり、この構成により、遠隔操作端末装置の
表示装置の画面上では、見かけ上、ソフトキーボードが
固定サイズで表示されているように見えるという作用を
有する。
【0025】請求項11に記載の発明は、請求項7乃至
10の何れか一に記載の遠隔操作方法において、遠隔操
作端末装置において、ソフトキーボードから入力された
指示によって遠隔操作端末装置の表示装置の画面に表示
された画面内の文字入力位置を示すカーソルが移動する
ときに、移動後のカーソルの位置が、遠隔操作端末装置
の表示装置の画面内におけるソフトキーボードの表示領
域に重なることとなる場合、サーバコンピュータにおい
て、表示画像記憶手段に格納された画像におけるソフト
キーボードの挿入位置を、遠隔操作端末装置の表示装置
の画面内における移動後のカーソルの位置に対応する表
示画像記憶手段に格納された画像内の位置と重複しない
位置へ移動する重複回避ステップを備え、画像取得ステ
ップにおいては、重複回避ステップにおいてソフトキー
ボードが移動された後の表示画像記憶手段に格納された
画像のうち、少なくともソフトキーボードの画像と、遠
隔操作端末装置の表示装置の画面内におけるカーソルの
移動後の位置に対応する表示画像記憶手段に格納された
画像の領域とを含む領域の画像を取得することを特徴と
するものであり、この構成により、遠隔操作端末装置の
表示装置の画面上で、ソフトキーボードは入力の妨げに
ならないように表示されるという作用を有する。
【0026】請求項12に記載の発明は、請求項7乃至
11の何れか一に記載の遠隔操作方法において、遠隔操
作端末装置において、遠隔操作端末装置の入力装置から
遠隔操作端末装置の表示装置の表示画面内におけるソフ
トキーボードの表示位置を移動する移動量が入力された
場合、サーバコンピュータにおいて、表示画像記憶手段
に格納された画像内のソフトキーボードの挿入位置を、
サーバコンピュータが移動量が入力される前に取得して
いた表示画像記憶手段に格納された画像の領域内から出
ないように移動量により指定される移動方向に修正を加
えた方向に移動させて表示する表示位置移動ステップと
を備え、画像取得ステップにおいては、表示位置移動ス
テップにおいてソフトキーボードを移動させて表示した
後の表示画像記憶手段に格納された画像から、少なくと
もソフトキーボードの画像を含む領域の画像を取得する
ことを特徴とするものであり、この構成により、遠隔操
作端末装置の表示装置の画面上で、ソフトキーボードの
表示位置が画面からはみ出さないという作用を有する。
【0027】本発明の請求項13に記載のプログラム
は、サーバコンピュータ及び遠隔操作端末装置で実行す
ることにより、請求項7乃至請求項12のいずれか一に
記載の遠隔操作方法を実行する構成としたものであり、
この構成により、プログラムをサーバコンピュータ及び
遠隔操作端末装置で実行することにより、請求項7乃至
請求項12のいずれか一に記載の遠隔操作方法を実現す
ることができるという作用を有する。
【0028】本発明の請求項14に記載の記録媒体は、
請求項13に記載のプログラムを記録した構成としたも
のであり、この構成により、記録媒体に記録されたプロ
グラムをサーバコンピュータ及び遠隔操作端末装置に読
み込ませて実行することにより、請求項7乃至請求項1
2のいずれか一に記載の遠隔操作方法を実現することが
できるという作用を有する。
【0029】以下に本発明の一実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。
【0030】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係る遠隔操作システムの装置ブロック図である。
【0031】図1において、サーバコンピュータ100
は、サーバコンピュータ100の制御を行う中央演算装
置(CPU)101、ディスプレイ等の表示装置10
2、データを一時的に記憶するランダムアクセスメモリ
(RAM)103、サーバコンピュータ100の制御プ
ログラム等を記憶保持するリードオンリーメモリ(RO
M)104、ソフトキーボードの生成、移動、入力等の
制御を行うプログラムを格納するソフトキーボードプロ
グラム格納装置105、サーバコンピュータ100の制
御を行うプログラムを記憶するサーバープログラム格納
装置106、及び、サーバコンピュータ100が通信ネ
ットワーク109と交信を行う通信インタフェース10
7を備えている。CPU101、表示装置102、RA
M103、ROM104、ソフトキーボードプログラム
格納装置105、サーバープログラム格納装置106、
及び通信インタフェース107は、それぞれバスライン
108で接続されており、相互に通信が可能である。
【0032】また、遠隔操作端末装置110は、遠隔操
作端末装置110の制御を行う中央演算装置(CPU)
111、ディスプレイ等の表示装置112、タッチパネ
ル、ライトペン、マウス等の入力装置113、遠隔操作
端末装置110の制御プログラム等を記憶保持するリー
ドオンリーメモリ(ROM)114、データを一時的に
記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)115、及
び、遠隔操作端末装置110が通信ネットワーク109
と交信を行う通信インタフェース116を備えている。
CPU111、表示装置112、入力装置113、RO
M114、RAM115、及び通信インタフェース11
6は、それぞれバスライン117で接続されており、相
互に通信が可能である。
【0033】なお、サーバコンピュータ100の表示装
置102は、サーバコンピュータ100上に表示される
画面が遠隔操作端末装置110上に表示されるというこ
とをわかりやすくするためのものであり、実際にはなく
ても構わない。
【0034】図2は本発明の実施の形態1に係る遠隔操
作システムの機能ブロック図である。
【0035】図2において、100はサーバコンピュー
タ、110は遠隔操作端末装置、109は通信ネットワ
ーク、112は表示装置、113は入力装置であり、こ
れらは図1と同様のものであるため、同一の符号を付し
て説明は省略する。
【0036】作業用の画像を格納する表示画像記憶手段
201は、サーバコンピュータ100に内蔵されたRA
M103で構成される。
【0037】ソフトキーボード起動手段202は、遠隔
操作端末装置110の入力装置113からソフトキーボ
ードの起動の指示が入力されると、通信ネットワーク1
09を通じてサーバコンピュータ100にソフトキーボ
ード起動要求信号を送信する機能を有する。このソフト
キーボード起動手段202は、遠隔操作端末装置110
のCPU111がROM114及びRAM115とデー
タのやりとりを行いながらROM114に記憶されてい
る制御プログラムを実行することにより実現される。ソ
フトキーボード起動手段202がソフトキーボード起動
要求信号を送信するにあたっては、通信処理手段203
により通信ネットワーク109との交信を行う。この通
信処理手段203は、遠隔操作端末装置110の通信イ
ンタフェース116により実現される。
【0038】ソフトキーボード表示手段204は、サー
バコンピュータ100において、ソフトキーボード起動
要求信号を受信するとソフトキーボードを生成し、表示
画像記憶手段201に格納された画像内の一領域にソフ
トキーボードを挿入する機能を有する。このソフトキー
ボード表示手段204は、サーバコンピュータ100の
CPU101がROM104及びRAM103とデータ
のやりとりを行いながらソフトキーボードプログラム格
納装置105に記憶されている制御プログラムを実行す
ることにより実現される。尚、ソフトキーボード表示手
段204がソフトキーボード起動要求信号を受信するに
あたっては、通信処理手段205により通信ネットワー
ク109との交信を行う。この通信処理手段203は、
サーバコンピュータ100の通信インタフェース107
により実現される。
【0039】画像取得手段206は、ソフトキーボード
が挿入された後に表示画像記憶手段201に格納された
画像のうち、少なくともソフトキーボードの画像が挿入
された領域を含む領域の画像を取得する機能を有する。
この画像取得手段206は、サーバコンピュータ100
のCPU101がROM104及びRAM103とデー
タのやりとりを行いながらサーバープログラム格納装置
106に記憶されている制御プログラムを実行すること
により実現される。
【0040】ソフトキーボード送信手段207は、画像
取得手段206が取得した画像を、通信ネットワーク1
09を通じて遠隔操作端末装置110に送信する機能を
有する。このソフトキーボード送信手段207は、サー
バコンピュータ100のCPU101がROM104及
びRAM103とデータのやりとりを行いながらROM
104に記憶されている制御プログラムを実行すること
により実現される。尚、ソフトキーボード送信手段20
7が、通信ネットワーク109との交信をするにあたっ
ては、通信処理手段205が用いられる。
【0041】受信画像表示手段208は、遠隔操作端末
装置110において、ソフトキーボード送信手段207
により送信された画像を受信すると、遠隔操作端末装置
110の表示装置112に該画像を表示する機能を有す
る。この受信画像表示手段208は、遠隔操作端末装置
110のCPU111がROM114及びRAM115
とデータのやりとりを行いながらROM114に記憶さ
れている制御プログラムを実行することにより実現され
る。
【0042】以上のように構成された本実施の形態の遠
隔操作システムにおいて、以下その遠隔操作方法につい
て説明する。
【0043】図3は本発明の実施の形態1に係る遠隔操
作方法を表すフローチャートであり、図4はサーバコン
ピュータの表示装置及び遠隔操作端末装置の表示装置の
画面上に表示される画像の一例を示す図である。
【0044】図3において、ステップS1では、利用者
が、遠隔操作端末装置110の入力装置113からソフ
トキーボードを表示するように指示すると、ソフトキー
ボード起動手段202は、ソフトキーボードを表示する
ように指示されたことを検知する。
【0045】ステップS2で、ソフトキーボード起動手
段202は、サーバコンピュータ100に対してソフト
キーボードを起動するための要求(ソフトキーボード起
動要求信号)を生成する。
【0046】ステップS3で、ソフトキーボード起動手
段202は、通信処理手段203により、ステップS2
で生成したソフトキーボード起動要求信号を、通信ネッ
トワーク109を通じてサーバコンピュータ100に対
して送信する。
【0047】このとき、サーバコンピュータ100のソ
フトキーボード表示手段204は、ソフトキーボード起
動要求信号を受信するとソフトキーボードを生成し、表
示画像記憶手段201に格納された画像内の一領域にソ
フトキーボードを挿入する(図4参照)。次に、画像取
得手段206は、ソフトキーボードが挿入された後に表
示画像記憶手段201に格納された画像のうち、少なく
ともソフトキーボードの画像が挿入された領域を含む領
域(例えば、図4の領域A)の画像を取得する。そし
て、ソフトキーボード送信手段207は、画像取得手段
206が取得した画像を、通信ネットワーク109を通
じて遠隔操作端末装置110に送信する。
【0048】ステップS4で、遠隔操作端末装置110
の通信処理手段203は、サーバコンピュータ100か
らのデータを受信する。
【0049】ステップS5で、受信画像表示手段208
は、受信したデータの解析を行い、遠隔操作端末装置1
10の表示装置112に表示する画像データを抽出す
る。
【0050】ステップS6で、受信画像表示手段208
は、表示装置112により、抽出した画像データの表示
を行い、ソフトキーボードを含む画像が遠隔操作端末装
置110の表示装置112の画面上に表示される(図4
参照)。
【0051】(実施の形態2)本実施の形態における遠
隔操作システムの装置ブロック図は、図1と同様である
ため説明は省略する。
【0052】図5は本発明の実施の形態2に係る遠隔操
作システムの機能ブロック図である。
【0053】図5において、100はサーバコンピュー
タ、110は遠隔操作端末装置、109は通信ネットワ
ーク、112は表示装置、113は入力装置、201は
表示画像記憶手段、202はソフトキーボード記憶手
段、203は通信処理手段、205は通信処理手段、2
06は画像取得手段、207はソフトキーボード送信手
段、208は受信画像表示手段であり、これらは図2と
同様のものであるため、同一の符号を付して説明は省略
する。
【0054】端末解像度通知手段301は、遠隔操作端
末装置110において、通信ネットワーク109を通じ
て遠隔操作端末装置110の表示装置112の解像度を
サーバコンピュータ100に送信する機能を有する。こ
こで、端末解像度通知手段301は、遠隔操作端末装置
110のCPU111がROM114及びRAM115
とデータのやりとりを行いながらROM114に記憶さ
れている制御プログラムを実行することにより実現され
る。尚、端末解像度通知手段301が表示装置112の
解像度を送信するにあたっては、通信処理手段203に
より通信ネットワーク109との交信を行う。
【0055】ソフトキーボード表示手段204は、基本
的には図2におけるものと同様の機能を有するが、本実
施の形態においては、更に、端末解像度通知手段301
から送信された遠隔操作端末装置110の表示装置11
2の解像度が、表示画像記憶手段201に格納された画
像の解像度よりも小さい場合において、ソフトキーボー
ドの画像を遠隔操作端末装置110の表示装置112の
解像度に適合するように調整し、表示画像記憶手段20
1に格納された画像内の一領域に挿入する機能を有して
いる。
【0056】以上のように構成された本実施の形態の遠
隔操作システムについて、以下その遠隔操作方法につい
て説明する。
【0057】図6は本発明の実施の形態2に係る遠隔操
作方法における遠隔操作端末装置とサーバコンピュータ
との交信動作を表すシーケンス図である。
【0058】図6において、ステップS10からステッ
プS14までは、遠隔操作端末装置110の表示装置1
12の表示能力をサーバコンピュータ100が保持する
までの動作を表し、続いて、ステップS15からステッ
プS24までは、遠隔操作端末装置110の表示装置1
12の画面上にソフトキーボードを表示するまでの動作
を表している。
【0059】ステップS10は、遠隔操作端末装置11
0が起動したところである。
【0060】ステップS11で、端末解像度通知手段3
01は、遠隔操作端末装置110の表示装置112の表
示能力に関する情報、すなわち表示装置112の解像度
をサーバコンピュータ100に送信する。ここで、端末
解像度通知手段301がサーバコンピュータ100へ表
示装置112の解像度を送信するにあたっては、通信処
理手段103により、通信ネットワーク109を通じて
送信する。
【0061】ステップS12で、サーバコンピュータ1
00の通信処理手段205は、遠隔操作端末装置110
からのデータを受信する。
【0062】ステップS13で、ソフトキーボード表示
手段204は、受信したデータを解析し、データの内容
が遠隔操作端末装置110の表示装置112の解像度で
あることを認識する。
【0063】ステップS14で、ソフトキーボード表示
手段204は、解析した遠隔操作端末装置110の表示
装置112の解像度を、RAM103に格納し保持す
る。
【0064】続いて、ソフトキーボードを遠隔操作端末
装置110の表示装置112の画面上に表示する場合の
シーケンスを説明する。
【0065】ステップS15で、利用者が、遠隔操作端
末装置110の入力装置113からソフトキーボードを
表示する指示を入力すると、ソフトキーボード起動手段
202は、ソフトキーボードを表示するように指示され
たことを検知する。
【0066】ステップS16で、ソフトキーボード起動
手段202は、サーバコンピュータ100に対してソフ
トキーボードを起動するための要求(ソフトキーボード
起動要求信号)を生成する。
【0067】ステップS17で、ソフトキーボード起動
手段202は、通信処理手段203により、ステップS
16で生成したソフトキーボード起動要求信号をサーバ
コンピュータ100に対して送信する。
【0068】ステップS18で、サーバコンピュータ1
00の通信処理手段205は、遠隔操作端末装置110
からのデータを受信する。
【0069】ステップS19で、ソフトキーボード表示
手段204は、受信したデータを解析し、データの内容
がソフトキーボード起動要求信号であることを認識す
る。
【0070】ステップS20で、ソフトキーボード表示
手段204は、RAM103内に保持している遠隔操作
端末装置110の表示装置112の表示能力に従い、ソ
フトキーボードの画像を遠隔操作端末装置110の表示
装置112の解像度に適合するように調整する。例え
ば、遠隔操作端末装置110の表示装置112の横幅が
240ピクセルを表示可能な場合、ソフトキーボードの
横幅を240ピクセルにする。また、ソフトキーボード
表示手段204は、現在、遠隔操作端末装置110の表
示装置112が表示している画像が、サーバコンピュー
タ100の表示画像記憶手段201が保持している画像
(すなわち、サーバコンピュータ100の表示装置10
2に表示されている画像)のどの位置かにより、当該画
像内におけるソフトキーボードを表示させる位置を決定
する。そして、ソフトキーボード表示手段204は、上
記決定したサイズと位置に従い、ソフトキーボードをサ
ーバコンピュータ100の表示画像記憶手段201が保
持している画像内に挿入する。これにより、サーバコン
ピュータ100の表示装置102の画面上に、ソフトキ
ーボードが表示される。
【0071】ステップS21で、画像取得手段206
は、サーバコンピュータ100の表示画像記憶手段20
1が保持している画面の画像データを取得する。
【0072】ステップS22で、ソフトキーボード送信
手段207は、ステップS21で取得した画像データか
ら送信用データを生成する。
【0073】ステップS23で、ソフトキーボード送信
手段207は、通信処理手段205により、遠隔操作端
末装置110に対してデータを送信する。
【0074】ステップS24で、遠隔操作端末装置11
0の表示装置112の画面サイズに適合したソフトキー
ボードを含む画像が、表示装置112の画面に表示され
る。尚、ステップS24は、図3で示したステップS4
からステップS6と同様である。
【0075】(実施の形態3)本実施の形態における遠
隔操作システムの装置ブロック図は、図1と同様である
ため説明は省略する。
【0076】図7は本発明の実施の形態3に係る遠隔操
作システムの機能ブロック図である。
【0077】図7において、100はサーバコンピュー
タ、110は遠隔操作端末装置、109は通信ネットワ
ーク、112は表示装置、113は入力装置、201は
表示画像記憶手段、202はソフトキーボード記憶手
段、203は通信処理手段、204はソフトキーボード
表示手段、205は通信処理手段、207はソフトキー
ボード送信手段、208は受信画像表示手段であり、こ
れらは図2と同様のものであるため、同一の符号を付し
て説明は省略する。
【0078】表示領域移動要求手段401は、遠隔操作
端末装置110において、入力装置113から、表示画
像記憶手段201に格納された画像内において遠隔操作
端末装置110の表示装置112に表示する領域を移動
する移動量が入力された場合、当該移動量の情報を含む
表示領域移動要求信号を通信ネットワーク109を通じ
てサーバコンピュータ100に送信する機能を有する。
この表示領域移動要求手段401は、遠隔操作端末装置
110のCPU111がROM114及びRAM115
とデータのやりとりを行いながらROM114に記憶さ
れている制御プログラムを実行することにより実現され
る。
【0079】ソフトキーボード移動手段402は、サー
バコンピュータ100において表示領域移動要求信号を
受信すると、表示画像記憶手段201に格納された画像
において表示領域移動要求信号により指示される移動量
だけ移動した領域にソフトキーボードの画像を挿入する
機能を有する。このソフトキーボード移動手段402
は、サーバコンピュータ100のCPU101がROM
104及びRAM103とデータのやりとりを行いなが
らサーバプログラム格納装置106に記憶されている制
御プログラムを実行することにより実現される。
【0080】また、本実施の形態における画像取得手段
206は、基本的には図2におけるものと同様の機能を
有するが、本実施の形態においては、更に、サーバコン
ピュータ100が表示領域移動要求信号を受信する前に
取得していた表示画像記憶手段201に格納された画像
の領域から、表示領域移動要求信号により要求される移
動量だけ移動した領域の画像を取得する機能をも有す
る。
【0081】以上のように構成された本実施の形態の遠
隔操作システムについて、以下その遠隔操作方法につい
て説明する。
【0082】図8は本発明の実施の形態3に係る遠隔操
作方法を表すフローチャートであり、図9はサーバコン
ピュータの表示装置及び遠隔操作端末装置の表示装置の
画面上に表示される画像の一例を示す図である。
【0083】図8において、まず、利用者が、遠隔操作
端末装置110の入力装置113から、表示画像記憶手
段201に格納された画像内において遠隔操作端末装置
110の表示装置112に表示する領域を移動する移動
量を入力すると、表示領域移動要求手段401は、当該
移動量が入力されたことを検知する。そして、表示領域
移動要求手段401は、通信処理手段203により、サ
ーバコンピュータ100に対して、当該移動量の情報を
含む表示領域移動要求信号を、通信ネットワーク109
を通じてサーバコンピュータ100に対して送信する
(S30)。
【0084】例えば、現在、図9(a)のサーバコンピ
ュータ100の表示装置102の画面上に表示された表
示領域Aが遠隔操作端末110の表示装置112の画面
上に表示されている場合において、表示装置112の画
面(図9(b)参照)上に表示させる表示領域を図9
(a)の表示領域Bに移動したい場合、利用者は、遠隔
操作端末装置110の入力装置113から、図9(a)
の矢印Cで表される移動量を入力する。ここで、移動量
は、移動方向と移動距離とで表され、移動量の入力は、
ソフトキーボードから数値等により入力してもよいが、
図9(b)の遠隔操作端末110の表面パネルに配設さ
れた入力装置である移動スイッチ403,404を押す
ことにより入力することもできる。
【0085】ステップS31で、サーバコンピュータ1
00におけるソフトキーボード移動手段402は、遠隔
操作端末装置110から受信した表示領域移動要求信号
を解析し、要求されている移動量(すなわち、移動方向
と移動距離)を抽出する。
【0086】ステップS32で、ソフトキーボード移動
手段402は、表示画像記憶手段201に格納された画
像において、上記抽出した移動量だけ移動した領域にソ
フトキーボードの画像を挿入する。その結果、サーバコ
ンピュータ100の表示装置102の表示画面には、上
記移動方向と移動量に従い移動した領域にソフトキーボ
ードが挿入された画像が再描画される(図9(c)参
照)。
【0087】ステップS33で、画面取得手段113
は、サーバコンピュータ100が表示領域移動要求信号
を受信する前に取得していた表示画像記憶手段201に
格納された画像の領域から、表示領域移動要求信号によ
り要求される移動量だけ移動した領域の画像を取得す
る。
【0088】ステップS34で、ソフトキーボード送信
手段207は、送信データを生成し、通信処理手段20
5により、遠隔操作端末装置110に対して生成したデ
ータを送信する。
【0089】遠隔操作端末装置110は、図3で示した
ステップS4からステップS6の手順で受信したデータ
を表示装置112に表示することで、見かけ上、ソフト
キーボード以外の表示領域は移動しているが、ソフトキ
ーボードは固定位置に表示されているように見せかけた
画像が表示装置112に表示される(図9(d)参
照)。
【0090】(実施の形態4)本実施の形態における遠
隔操作システムの装置ブロック図は、図1と同様である
ため説明は省略する。
【0091】図10は本発明の実施の形態4に係る遠隔
操作システムの機能ブロック図である。
【0092】図10において、100はサーバコンピュ
ータ、110は遠隔操作端末装置、109は通信ネット
ワーク、112は表示装置、113は入力装置、201
は表示画像記憶手段、202はソフトキーボード記憶手
段、203は通信処理手段、204はソフトキーボード
表示手段、205は通信処理手段、207はソフトキー
ボード送信手段、208は受信画像表示手段であり、こ
れらは図2と同様のものであるため、同一の符号を付し
て説明は省略する。
【0093】表示倍率変更要求手段501は、遠隔操作
端末装置110において、入力装置113から、表示画
像記憶手段201に格納された画像のうち遠隔操作端末
装置110の表示装置112に表示する領域を拡大又は
縮小する倍率が入力された場合、当該拡大又は縮小の倍
率の情報を含む拡大縮小要求信号を、通信ネットワーク
109を通じてサーバコンピュータ100に送信する機
能を有する。この表示倍率変更要求手段501は、遠隔
操作端末装置110のCPU111がROM114及び
RAM115とデータのやりとりを行いながらROM1
14に記憶されている制御プログラムを実行することに
より実現される。
【0094】ソフトキーボード拡大縮小手段502は、
サーバコンピュータ100において、拡大縮小要求信号
を受信すると、拡大又は縮小の倍率の値の逆数に相当す
る倍率でソフトキーボードを縮小又は拡大させて表示画
像記憶手段201に格納された画像内に挿入する機能を
有する。このソフトキーボード拡大縮小手段502は、
サーバコンピュータ100のCPU101がROM10
4及びRAM103とデータのやりとりを行いながらR
OM104に記憶されている制御プログラムを実行する
ことにより実現される。
【0095】また、本実施の形態における画像取得手段
206は、基本的には図2におけるものと同様の機能を
有するが、本実施の形態においては、更に、サーバコン
ピュータ100が拡大縮小要求信号を受信する前に取得
していた表示画像記憶手段201に格納された画像の領
域に対し、拡大又は縮小の倍率の値の逆数に相当する倍
率だけ縮小又は拡大した領域の画像を取得する機能を有
している。
【0096】以上のように構成された本実施の形態の遠
隔操作システムについて、以下その遠隔操作方法につい
て説明する。
【0097】図11は本発明の実施の形態4に係る遠隔
操作方法を表すフローチャートであり、図12はサーバ
コンピュータの表示装置及び遠隔操作端末装置の表示装
置の画面上に表示される画像の一例を示す図である。
【0098】図11において、まず、利用者が、遠隔操
作端末装置110の入力装置113から、表示画像記憶
手段201に格納された画像のうち遠隔操作端末装置1
10の表示装置112に表示する領域を拡大又は縮小す
る倍率を入力すると、表示倍率変更要求手段501は、
当該倍率が入力されたことを検知する。そして、表示倍
率変更要求手段501は、通信処理手段203により、
サーバコンピュータ100に対して、当該倍率の情報を
含む拡大縮小要求信号を、通信ネットワーク109を通
じてサーバコンピュータ100に対して送信する(S4
0)。
【0099】例えば、現在、図12(a)のサーバコン
ピュータ100の表示装置102の画面上に表示された
表示領域Aが図12(b)の遠隔操作端末110の表示
装置112の画面上に表示されている場合において、表
示装置112の画面上に表示させる表示領域を図9
(a)の表示領域Bに拡大したい場合、利用者は、遠隔
操作端末装置110の入力装置113から、図9(a)
の表示領域Aに対する表示領域Bの面積比(倍率)を入
力する。
【0100】次に、ステップS41で、サーバコンピュ
ータ100におけるソフトキーボード拡大縮小手段50
2は、遠隔操作端末装置110から受信した拡大縮小要
求信号を解析し、要求されている拡大・縮小の倍率を決
定する。
【0101】ステップS42で、ソフトキーボード拡大
縮小手段502は、現在表示しているソフトキーボード
をステップS41で決定した倍率の値の逆数に相当する
倍率でソフトキーボードを縮小又は拡大させて表示画像
記憶手段201に格納された画像内に挿入する。これに
より、サーバコンピュータ100の表示装置102の画
面上には、上記倍率の逆数に従い縮小又は拡大されたソ
フトキーボードが挿入された画像の再描画が行われる
(図12(c)参照)。例えば、拡大縮小要求信号によ
り2/3倍の倍率に縮小するように要求された場合に
は、ソフトキーボード拡大縮小手段502は、ソフトキ
ーボードのサイズを3/2倍に拡大して表示を行うこと
で、遠隔操作端末装置の画面上に表示されるソフトキー
ボードの大きさは、縮小要求前と同じサイズとなる。
【0102】ステップS43で、画像取得手段206
は、ステップS41で決定した倍率の値の逆数に相当す
る倍率に従い、表示画像記憶手段201から画面データ
を取得し、拡大もしくは縮小した画面データを生成す
る。
【0103】ステップS44で、ソフトキーボード送信
手段207は、送信データを生成し、通信処理手段20
5により、遠隔操作端末装置110に対して生成したデ
ータを送信する。
【0104】遠隔操作端末装置110は、図3で示した
ステップS4からステップS6の手順で受信したデータ
を、表示装置112に表示することで、見かけ上、表示
領域は拡大もしくは縮小しているが、ソフトキーボード
は固定サイズで表示されているように見える画像を表示
装置112に表示する。
【0105】(実施の形態5)本実施の形態における遠
隔操作システムの装置ブロック図は、図1と同様である
ため説明は省略する。
【0106】図13は本発明の実施の形態5に係る遠隔
操作システムの機能ブロック図である。
【0107】図13において、100はサーバコンピュ
ータ、110は遠隔操作端末装置、109は通信ネット
ワーク、112は表示装置、113は入力装置、201
は表示画像記憶手段、202はソフトキーボード記憶手
段、203は通信処理手段、204はソフトキーボード
表示手段、205は通信処理手段、207はソフトキー
ボード送信手段、208は受信画像表示手段であり、こ
れらは図2と同様のものであるため、同一の符号を付し
て説明は省略する。
【0108】キーイベント出力手段600は、遠隔操作
端末装置110の表示装置112の画面上に表示されて
いるソフトキーボードを利用して文字や記号等が入力さ
れた場合又はその他の入力装置113から入力がされた
場合、通信ネットワーク109を通じて、ソフトキーボ
ードによる入力もしくはその他の入力コードをサーバコ
ンピュータ100に送信する機能を有する。このキーイ
ベント出力手段600は、遠隔操作端末装置110のC
PU111がROM114及びRAM115とデータの
やりとりを行いながらROM114に記憶されている制
御プログラムを実行することにより実現される。
【0109】重複回避要求手段601は、遠隔操作端末
装置110において、ソフトキーボードから入力された
指示によって表示装置112の画面に表示された画面内
の文字入力位置を示すカーソルが移動するときに、移動
後のカーソルの位置が、表示装置112の画面内におけ
るソフトキーボードの表示領域に重なることとなる場
合、重複回避要求信号を出力する機能を有する。この重
複回避要求手段601は、サーバコンピュータ100の
CPU101がROM104及びRAM103とデータ
のやりとりを行いながらソフトキーボードプログラム格
納装置105に記憶されている制御プログラムを実行す
ることにより実現される。
【0110】重複回避手段602は、重複回避要求信号
を受信すると、表示画像記憶手段201に格納された画
像におけるソフトキーボードの挿入位置を、遠隔操作端
末装置110の表示装置112の画面内における移動後
のカーソルの位置に対応する表示画像記憶手段201に
格納された画像内の位置と重複しない位置へ移動する機
能を有する。この重複回避手段602は、サーバコンピ
ュータ100のCPU101がROM104及びRAM
103とデータのやりとりを行いながらソフトキーボー
ドプログラム格納装置105に記憶されている制御プロ
グラムを実行することにより実現される。
【0111】受信データ解析手段603は、通信処理手
段205により受信されるデータの内容の解析を行い、
その内容に応じてイベントを発生する。この受信データ
解析手段603は、サーバコンピュータ100のCPU
101がROM104及びRAM103とデータのやり
とりを行いながらソフトキーボードプログラム格納装置
105に記憶されている制御プログラムを実行すること
により実現される。
【0112】また、本実施の形態における画像取得手段
206は、基本的には図2におけるものと同様の機能を
有するが、本実施の形態においては、更に、重複回避手
段602によりソフトキーボードが移動された後の表示
画像記憶手段201に格納された画像のうち、少なくと
もソフトキーボードの画像と、遠隔操作端末装置110
の表示装置112の画面内におけるカーソルの移動後の
位置に対応する表示画像記憶手段201に格納された画
像の領域とを含む領域の画像を取得する機能をも有して
いる。
【0113】以上のように構成された本実施の形態の遠
隔操作システムについて、以下その遠隔操作方法につい
て説明する。
【0114】図14は本発明の実施の形態5に係る遠隔
操作方法を表すフローチャートであり、図15はサーバ
コンピュータの表示装置及び遠隔操作端末装置の表示装
置の画面上に表示される画像の一例を示す図である。
【0115】図14において、まず、利用者が、遠隔操
作端末装置110の表示装置112の画面上に表示され
ているソフトキーボードから文字や記号等を入力した場
合又はその他の入力装置113から入力をした場合、キ
ーイベント出力手段600は、通信ネットワーク109
を通じて、ソフトキーボードによる入力もしくはその他
の入力コードをサーバコンピュータ100に送信する。
サーバコンピュータ100の通信処理手段205は、遠
隔操作端末装置110から送信されたデータを受信する
(S50)。
【0116】ステップS51で、サーバコンピュータ1
00における受信データ解析手段603は、通信処理手
段205が受信したデータを解析し、当該データの内容
がソフトキーボードによる入力もしくはその他の入力コ
ードである場合には、サーバコンピュータ100のオペ
レーティング・システムに対して、遠隔操作端末装置1
10から要求されたキーコードのキーイベントを出力す
る。
【0117】ステップS52で、重複回避要求手段60
1は、現在の文字入力位置を取得する。
【0118】ステップS53で、重複回避要求手段60
1は、ステップS52で取得した文字入力位置が、ソフ
トキーボードの現在の表示位置に重複しているかどうか
を判断する。重複していない場合は、ソフトキーボード
が文字入力の妨げにはなっていないと判断できるため、
ソフトキーボードに対する処理は何も行わない、すなわ
ち、ステップS57へ進む。
【0119】ステップS54で、重複回避要求手段60
1がステップS52で取得した文字入力位置がソフトキ
ーボードの現在の表示位置に重複していると判断した場
合に、重複回避要求手段601は、重複回避要求信号を
出力する。
【0120】例えば、図15(a)において、表示領域
Aの文字表示領域には「こんにちは」「お元気ですか」
と2行に渡って表示され、「お元気ですか」の行の末尾
にカーソルが表示された状態にある。この状態におい
て、利用者が、ソフトキーボードからリターンキー(改
行コード)を入力した場合、カーソルは「お元気です
か」の行の次の行に移動する。しかしながら、「お元気
ですか」の行の次の行の位置にはソフトキーボードが表
示されているため、この場合、重複回避要求手段601
が重複回避要求信号を出力することになる。
【0121】次に、重複回避手段602は、重複回避要
求信号を受信すると、ソフトキーボードの現在の表示位
置が、遠隔操作端末装置110の表示装置112の画面
上方に相当する部分であるかどうかを判断する。例え
ば、表示装置112の画面の表示状態が図15(d)に
示したような状態にある場合には、ソフトキーボードの
現在の表示位置は表示装置112の画面上方に相当する
部分であると判断される。
【0122】ステップS55で、ソフトキーボードの現
在の表示位置が表示装置112の画面上方部分である場
合に、重複回避手段602は、表示画像記憶手段201
に格納された画像のうち、遠隔操作端末装置110の表
示装置112の画面下方に相当する部分に、ソフトキー
ボードを挿入する。これにより、サーバコンピュータ1
00の表示装置102の画面内における、遠隔操作端末
装置110の表示装置112の画面下方に相当する部分
に、ソフトキーボードが再描画される。
【0123】ステップS56で、ソフトキーボードの現
在の表示位置が遠隔操作端末装置110の表示装置11
2の画面の上方部分ではない場合、即ち下方部分である
場合には、重複回避手段602は、表示画像記憶手段2
01に格納された画像のうち、遠隔操作端末装置110
の表示装置112の画面上方に相当する部分に、ソフト
キーボードを挿入する。これにより、サーバコンピュー
タ100の表示装置102の画面内における、遠隔操作
端末装置110の表示装置112の画面上方に相当する
部分に、ソフトキーボードが再描画される。
【0124】例えば、表示装置112の画面の表示状態
が図15(b)に示したような状態にある場合には、ソ
フトキーボードの現在の表示位置は表示装置112の画
面下方に相当する部分であると判断される。従って、こ
の場合には、重複回避手段602は、表示画像記憶手段
201に格納された画像のうち、遠隔操作端末装置11
0の表示装置112の画面上方に相当する部分に、ソフ
トキーボードを挿入する。その結果、サーバコンピュー
タ100の表示装置112の画面上の表示は、図15
(c)に示したようになる。
【0125】ステップS57で、画像取得手段206
は、重複回避手段602によりソフトキーボードが移動
された後の表示画像記憶手段201に格納された画像の
うち、少なくともソフトキーボードの画像と、遠隔操作
端末装置110の表示装置112の画面内におけるカー
ソルの移動後の位置に対応する表示画像記憶手段201
に格納された画像の領域とを含む領域の画像を取得し、
遠隔操作端末装置110へ送信するための送信データを
生成する。
【0126】ステップS58で、画像取得手段206
は、通信処理手段205により、ステップS57で生成
したデータを遠隔操作端末装置110へ送信する。
【0127】遠隔操作端末装置110は、図4で示した
ステップS404からステップS406の手順で受信し
たデータを表示装置112に表示することで、ソフトキ
ーボードは常に文字入力位置とは重複しない位置に表示
される。
【0128】これにより、例えば、サーバコンピュータ
100の表示装置112の画面上の表示が、図15
(c)のように表示されていた場合には、画像取得手段
206は、図15(c)の表示領域Aの画像を取得して
遠隔操作端末装置110へ送信し、遠隔操作端末装置1
10の表示装置112の画面上には、図15(d)のよ
うな画像が表示されることになる。
【0129】(実施の形態6)本実施の形態における遠
隔操作システムの装置ブロック図は、図1と同様である
ため説明は省略する。
【0130】図16は本発明の実施の形態5に係る遠隔
操作システムの機能ブロック図である。
【0131】図16において、100はサーバコンピュ
ータ、110は遠隔操作端末装置、109は通信ネット
ワーク、112は表示装置、113は入力装置、201
は表示画像記憶手段、202はソフトキーボード記憶手
段、203は通信処理手段、204はソフトキーボード
表示手段、205は通信処理手段、207はソフトキー
ボード送信手段、208は受信画像表示手段であり、こ
れらは図2と同様のものであるため、同一の符号を付し
て説明は省略する。
【0132】入力イベント出力手段700は、遠隔操作
端末装置110の表示装置112の画面上に表示されて
いるソフトキーボードを利用して文字や記号等が入力さ
れた場合又はマウス、ライトペン等の入力装置113か
ら入力がされた場合、通信ネットワーク109を通じ
て、ソフトキーボードによる入力もしくはマウス、ライ
トペン等の入力信号をサーバコンピュータ100に送信
する機能を有する。この入力イベント出力手段700
は、遠隔操作端末装置110のCPU111がROM1
14及びRAM115とデータのやりとりを行いながら
ROM114に記憶されている制御プログラムを実行す
ることにより実現される。
【0133】ソフトキーボード移動要求手段701は、
遠隔操作端末装置110の入力装置113から表示装置
112の表示画面内におけるソフトキーボードの表示位
置を移動する移動量が入力された場合、ソフトキーボー
ドの移動方向の情報を含むソフトキーボード移動要求信
号を出力する。このソフトキーボード移動要求手段70
1は、サーバコンピュータ100のCPU101がRO
M104及びRAM103とデータのやりとりを行いな
がらソフトキーボードプログラム格納装置105に記憶
されている制御プログラムを実行することにより実現さ
れる。
【0134】表示位置移動手段702は、ソフトキーボ
ード移動要求信号を受信すると、表示画像記憶手段20
1に格納された画像内のソフトキーボードの挿入位置
を、ソフトキーボード移動要求信号を受信する前に画像
取得手段206が取得していた表示画像記憶手段201
に格納された画像の領域から出ないように前記ソフトキ
ーボード移動要求信号により指定される移動方向に修正
を加えた方向に移動させて表示する機能を有する。この
表示位置移動手段702は、サーバコンピュータ100
のCPU101がROM104及びRAM103とデー
タのやりとりを行いながらソフトキーボードプログラム
格納装置105に記憶されている制御プログラムを実行
することにより実現される。
【0135】受信データ解析手段703は、通信処理手
段205により受信されるデータの内容の解析を行い、
その内容に応じてイベントを発生する。この受信データ
解析手段703は、サーバコンピュータ100のCPU
101がROM104及びRAM103とデータのやり
とりを行いながらソフトキーボードプログラム格納装置
105に記憶されている制御プログラムを実行すること
により実現される。
【0136】また、本実施の形態における画像取得手段
206は、基本的には図2におけるものと同様の機能を
有するが、本実施の形態においては、更に、表示位置移
動手段702がソフトキーボードを移動させて表示した
後の表示画像記憶手段201に格納された画像から、少
なくともソフトキーボードの画像を含む領域の画像を取
得する機能をも有する。
【0137】以上のように構成された本実施の形態の遠
隔操作システムについて、以下その遠隔操作方法につい
て説明する。
【0138】図17は本発明の実施の形態6に係る遠隔
操作方法を表すフローチャートであり、図18はサーバ
コンピュータの表示装置及び遠隔操作端末装置の表示装
置の画面上に表示される画像の一例を示す図である。
【0139】図17において、まず、利用者が、遠隔操
作端末装置110の表示装置112の画面上に表示され
ているソフトキーボードを、マウス、ライトペン等の入
力装置113を用いて移動させる指示を入力をした場
合、入力イベント出力手段700は、通信ネットワーク
109を通じて、入力装置113から入力された移動量
(移動方向及び移動距離)をソフトキーボード表示位置
移動要求信号としてサーバコンピュータ100に送信す
る。サーバコンピュータ100の通信処理手段205
は、遠隔操作端末装置110から送信されたデータを受
信する(S60)。
【0140】ここで、入力装置113による移動量の入
力の方法は、例えば、マウスを用いてソフトキーボード
の画像を選択したままドラッグすることにより、ドラッ
グによる移動方向及び移動距離として入力する方法や、
図18(b)に示すように、ライトペンを用いてソフト
キーボードを選択したまま矢印Bの方向にドラッグする
ことにより、ドラッグによる移動方向及び移動距離とし
て入力する方法などが採られる。
【0141】ステップS61で、サーバコンピュータ1
00における受信データ解析手段703は、受信したデ
ータを解析し、データの内容がソフトキーボード表示位
置移動要求信号である場合には、ソフトキーボード移動
要求手段701はソフトキーボードの移動方向の情報を
含むソフトキーボード移動要求信号を出力する。次い
で、表示位置移動手段702は、要求された移動方向が
上方向もしくは下方向を含んでいるか否かを判断する。
【0142】移動方向が上方向もしくは下方向でない、
即ち横方向のみであれば、ソフトキーボードが遠隔操作
端末装置110の表示画面からはみ出してしまうため、
表示位置移動手段702はソフトキーボードの表示位置
の変更は行なわずに動作を終了する。
【0143】ステップS62で、表示位置移動手段70
2は、移動方向が下方向であるかどうかを判断する。下
方向であれば、ステップS63へ進む。上方向であれ
ば、ステップS67へ進む。
【0144】ステップS63で、表示位置移動手段70
2は、ソフトキーボードの現在の表示位置が遠隔操作端
末装置110の表示装置112の画面の上端に相当する
部分にあるかどうかを判断する。ソフトキーボードが表
示装置112の画面の上端にある場合は、ステップS6
4へ進む。ソフトキーボードが表示装置112の画面の
下端にある場合は、ソフトキーボードを更に下方に移動
させると表示装置112の画面からはみ出してしまうた
め、表示位置移動手段702は表示位置の変更は行わず
に終了する。
【0145】ステップS64で、表示位置移動手段70
2は、要求された移動量に関係なく、ソフトキーボード
を、表示画像記憶手段201に格納された画像内の、遠
隔操作端末装置110の表示装置112の画面の下端に
相当する領域に挿入する。これにより、サーバコンピュ
ータ100の表示装置102の画面上には、ソフトキー
ボードが、遠隔操作端末装置110の表示装置112の
画面の下端に相当する領域に位置を変更して再描画され
る。尚、このとき、横方向への変更は発生しない。
【0146】ステップS65で、画像取得手段206
は、画像データを取得し、遠隔操作端末装置110へ送
信するための送信データを生成する。
【0147】ステップS66で、通信処理手段205
は、ステップS65で生成したデータを遠隔操作端末装
置110へ送信する。
【0148】ステップS67、ステップS68は、それ
ぞれ、ステップS63、ステップS64の逆の場合であ
る。
【0149】遠隔操作端末装置110は、図3で示した
ステップS4からステップS6の手順で、受信したデー
タを表示装置112に表示することで、利用者がソフト
キーボードを移動させるために、ソフトキーボードを不
適切な方向にドラッグしたでも、ソフトキーボードが遠
隔操作端末装置110の表示装置112の画面からはみ
出すことなく表示される。
【0150】例えば、最初に図18(a)のように、サ
ーバコンピュータの表示装置102の画面の表示領域A
が、遠隔操作端末装置110の表示装置112の画面に
表示されており、表示領域Aの下端にソフトキーボード
が表示されていたとする。この場合において、図18
(b)に示すように、ライトペンにより、表示装置11
2の画面に表示されたソフトキーボードを選択したま
ま、斜め上方にドラッグすると、表示位置移動手段70
2は、サーバコンピュータ100の表示装置102の画
面におけるソフトキーボードの表示位置を、表示領域A
の上端の部分に移動する(図18(c))。そして、画
像取得手段206が表示領域Aの画像を取得して遠隔操
作端末装置110に送信し、遠隔操作端末装置110の
表示装置112の画面においても、当該画面の上端にソ
フトキーボードが表示される(図18(d))。
【0151】尚、本実施の形態においては、各々別々の
実施の形態に分けて説明を行ったが、実施の形態として
は、複数の実施の形態を組み合わせて同時に用いる形態
も可能である。
【0152】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
遠隔操作システムによれば、作業用の画像を格納する表
示画像記憶手段を有するサーバコンピュータと、前記サ
ーバコンピュータに通信ネットワークを介して接続さ
れ、入力装置及び表示装置を有する遠隔操作端末装置と
を具備し、前記遠隔操作端末装置から前記サーバコンピ
ュータを操作することが可能な遠隔操作システムであっ
て、前記遠隔操作端末装置の入力装置からソフトキーボ
ードの起動の指示が入力されると、前記通信ネットワー
クを通じて前記サーバコンピュータにソフトキーボード
起動要求信号を送信するソフトキーボード起動手段と、
前記サーバコンピュータにおいて、前記ソフトキーボー
ド起動要求信号を受信するとソフトキーボードを生成
し、前記表示画像記憶手段に格納された画像内の一領域
に前記ソフトキーボードを挿入するソフトキーボード表
示手段と、前記ソフトキーボードが挿入された前記画像
のうち、少なくとも前記ソフトキーボードの画像が挿入
された領域を含む領域の画像を取得する画像取得手段
と、前記画像取得手段が取得した画像を、前記通信ネッ
トワークを通じて前記遠隔操作端末装置に送信するソフ
トキーボード送信手段と、前記遠隔操作端末装置におい
て、前記ソフトキーボード送信手段により送信された画
像を受信すると、前記遠隔操作端末装置の表示装置に該
画像を表示する受信画像表示手段とを備えたことによ
り、遠隔操作端末装置はソフトキーボードの実装が不要
となり、従来必要であった文字コードやソフトキーボー
ドプログラムのための記憶部分を削減することで、不要
なハードウェア構成を抑えることができる遠隔操作シス
テムを提供する有利な効果が得られる。
【0153】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の遠隔操作システムにおいて、前記遠隔操作端末装置に
おいて、前記通信ネットワークを通じて前記遠隔操作端
末装置の表示装置の解像度を前記サーバコンピュータに
送信する端末解像度通知手段を備え、前記ソフトキーボ
ード表示手段は、前記端末解像度通知手段から送信され
た前記遠隔操作端末装置の表示装置の解像度が、前記表
示画像記憶手段に格納された画像の解像度よりも小さい
場合において、前記ソフトキーボードの画像を前記遠隔
操作端末装置の表示装置の解像度に適合するように調整
し、前記表示画像記憶手段に格納された画像内の一領域
に挿入することにより、前記遠隔操作端末装置が有する
表示装置の画面解像度に関係なく表示画面に適した大き
さのソフトキーボードを表示することが可能な遠隔操作
システムを提供できる。
【0154】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の遠隔操作システムにおいて、前記遠隔操作端末
装置において、前記遠隔操作端末装置の入力装置から前
記表示画像記憶手段に格納された画像内において前記遠
隔操作端末装置の表示装置に表示する領域を移動する移
動量が入力された場合、前記移動量の情報を含む表示領
域移動要求信号を前記通信ネットワークを通じて前記サ
ーバコンピュータに送信する表示領域移動要求手段と、
前記サーバコンピュータにおいて、前記表示領域移動要
求信号を受信すると、前記表示画像記憶手段に格納され
た画像において前記表示領域移動要求信号により指示さ
れる移動量だけ移動した領域に前記ソフトキーボードの
画像を挿入するソフトキーボード移動手段とを備え、前
記画像取得手段は、前記サーバコンピュータが前記表示
領域移動要求信号を受信する前に取得していた前記表示
画像記憶手段に格納された画像の領域から、前記表示領
域移動要求信号により要求される移動量だけ移動した領
域の画像を取得することにより、前記遠隔操作端末装置
上ではソフトキーボードが固定位置に表示されているよ
うに見せかけることが可能な遠隔操作システムを提供す
ることができる。
【0155】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
の何れか一に記載の遠隔操作システムにおいて、前記遠
隔操作端末装置において、前記遠隔操作端末装置の入力
装置から前記表示画像記憶手段に格納された画像のうち
前記遠隔操作端末装置の表示装置に表示する領域を拡大
又は縮小する倍率が入力された場合、前記拡大又は縮小
の倍率の情報を含む拡大縮小要求信号を前記通信ネット
ワークを通じて前記サーバコンピュータに送信する表示
倍率変更要求手段と、前記サーバコンピュータにおい
て、前記拡大縮小要求信号を受信すると、前記拡大又は
縮小の倍率の値の逆数に相当する倍率で前記ソフトキー
ボードを縮小又は拡大させて前記表示画像記憶手段に格
納された画像内に挿入するソフトキーボード拡大縮小手
段とを備え、前記画像取得手段は、前記サーバコンピュ
ータが前記拡大縮小要求信号を受信する前に取得してい
た前記表示画像記憶手段に格納された画像の領域に対
し、前記拡大又は縮小の倍率の値の逆数に相当する倍率
だけ縮小又は拡大した領域の画像を取得することによ
り、前記遠隔操作端末装置上ではソフトキーボードが固
定サイズで表示されているように見せかけることが可能
な遠隔操作システムを提供することができる。
【0156】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
の何れか一に記載の遠隔操作システムにおいて、前記遠
隔操作端末装置において、前記ソフトキーボードから入
力された指示によって前記遠隔操作端末装置の表示装置
の画面に表示された画面内の文字入力位置を示すカーソ
ルが移動するときに、移動後の前記カーソルの位置が、
前記遠隔操作端末装置の表示装置の画面内における前記
ソフトキーボードの表示領域に重なることとなる場合、
重複回避要求信号を出力する重複回避要求手段と、前記
重複回避要求信号を受信すると、前記表示画像記憶手段
に格納された画像における前記ソフトキーボードの挿入
位置を、前記遠隔操作端末装置の表示装置の画面内にお
ける移動後の前記カーソルの位置に対応する前記表示画
像記憶手段に格納された画像内の位置と重複しない位置
へ移動する重複回避手段とを備え、前記画像取得手段
は、前記重複回避手段により前記ソフトキーボードが移
動された後の前記表示画像記憶手段に格納された画像の
うち、少なくとも前記ソフトキーボードの画像と、前記
遠隔操作端末装置の表示装置の画面内における前記カー
ソルの移動後の位置に対応する前記表示画像記憶手段に
格納された画像の領域とを含む領域の画像を取得するこ
とにより、前記遠隔操作端末装置上で、ソフトキーボー
ドが入力の妨げにならないように表示することのできる
遠隔操作システムを提供できる。
【0157】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
の何れか一に記載の遠隔操作システムにおいて、前記遠
隔操作端末装置において、前記遠隔操作端末装置の入力
装置から前記遠隔操作端末装置の表示装置の表示画面内
における前記ソフトキーボードの表示位置を移動する移
動量が入力された場合、ソフトキーボードの移動方向の
情報を含むソフトキーボード移動要求信号を出力するソ
フトキーボード移動要求手段と、前記ソフトキーボード
移動要求信号を受信すると、前記表示画像記憶手段に格
納された画像内のソフトキーボードの挿入位置を、前記
前記ソフトキーボード移動要求信号を受信する前に前記
画像取得手段が取得していた前記表示画像記憶手段に格
納された画像の領域から出ないように前記ソフトキーボ
ード移動要求信号により指定される移動方向に修正を加
えた方向に移動させて表示する表示位置移動手段とを備
え、前記画像取得手段は、前記表示位置移動手段が前記
ソフトキーボードを移動させて表示した後の前記表示画
像記憶手段に格納された画像から、少なくとも前記ソフ
トキーボードの画像を含む領域の画像を取得することに
より、前記遠隔操作端末装置上で、ソフトキーボードの
表示位置が画面からはみ出さないように見せかけること
のできる遠隔操作システムを提供できる。
【0158】本発明の請求項7に記載の遠隔操作方法
は、作業用の画像を格納する表示画像記憶手段を有する
サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信
ネットワークを介して接続され、入力装置及び表示装置
を有する遠隔操作端末装置とを具備し、前記遠隔操作端
末装置から前記サーバコンピュータを操作することが可
能な遠隔操作システムにおいて、前記サーバコンピュー
タを遠隔操作する遠隔操作方法であって、前記遠隔操作
端末装置の入力装置からソフトキーボードの起動の指示
が入力されると、前記通信ネットワークを通じて前記サ
ーバコンピュータにソフトキーボード起動要求信号を送
信するソフトキーボード起動ステップと、前記サーバコ
ンピュータにおいて、前記ソフトキーボード起動要求信
号を受信するとソフトキーボードを生成し、前記表示画
像記憶手段に格納された画像内の一領域に前記ソフトキ
ーボードを挿入するソフトキーボード表示ステップと、
前記ソフトキーボードが挿入された前記画像のうち、少
なくとも前記ソフトキーボードの画像が挿入された領域
を含む領域の画像を取得する画像取得ステップと、前記
画像取得手段が取得した画像を、前記通信ネットワーク
を通じて前記遠隔操作端末装置に送信するソフトキーボ
ード送信ステップと、前記遠隔操作端末装置において、
前記ソフトキーボード送信手段により送信された画像を
受信すると、前記遠隔操作端末装置の表示装置に該画像
を表示する受信画像表示ステップとを備えた構成とした
ことにより、遠隔操作端末装置はソフトキーボードの実
装が不要となり、従来必要であった文字コードやソフト
キーボードプログラムのための記憶部分を削減すること
で、不要なハードウェア構成を抑えることができる遠隔
操作方法を提供する有利な効果が得られる。
【0159】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の遠隔操作方法において、前記遠隔操作端末装置におい
て、前記通信ネットワークを通じて前記遠隔操作端末装
置の表示装置の解像度を前記サーバコンピュータに送信
する端末解像度通知ステップを備え、前記ソフトキーボ
ード表示ステップにおいては、前記端末解像度通知ステ
ップにおいて送信された前記遠隔操作端末装置の表示装
置の解像度が、前記表示画像記憶手段に格納された画像
の解像度よりも小さい場合において、前記ソフトキーボ
ードの画像を前記遠隔操作端末装置の表示装置の解像度
に適合するように調整し、前記表示画像記憶手段に格納
された画像内の一領域に挿入することにより、遠隔操作
端末装置が有する表示装置の画面解像度に関係なく表示
画面に適した大きさのソフトキーボードを表示すること
ができる。
【0160】請求項9に記載の発明は、請求項7又は8
に記載の遠隔操作方法において、前記遠隔操作端末装置
において、前記遠隔操作端末装置の入力装置から前記表
示画像記憶手段に格納された画像内において前記遠隔操
作端末装置の表示装置に表示する領域を移動する移動量
が入力された場合、前記移動量の情報を含む表示領域移
動要求信号を前記通信ネットワークを通じて前記サーバ
コンピュータに送信する表示領域移動要求ステップと、
前記サーバコンピュータにおいて、前記表示領域移動要
求信号を受信すると、前記表示画像記憶手段に格納され
た画像において前記表示領域移動要求信号により指示さ
れる移動量だけ移動した領域に前記ソフトキーボードの
画像を挿入するソフトキーボード移動ステップとを備
え、前記画像取得ステップにおいては、前記サーバコン
ピュータが前記表示領域移動要求信号を受信する前に取
得していた前記表示画像記憶手段に格納された画像の領
域から、前記表示領域移動要求信号により要求される移
動量だけ移動した領域の画像を取得することにより、前
記遠隔操作端末装置上ではソフトキーボードが固定位置
に表示されているように見せかけることができる。
【0161】請求項10に記載の発明は、請求項7乃至
9の何れか一に記載の遠隔操作方法において、前記遠隔
操作端末装置において、前記遠隔操作端末装置の入力装
置から前記表示画像記憶手段に格納された画像のうち前
記遠隔操作端末装置の表示装置に表示する領域を拡大又
は縮小する倍率が入力された場合、前記拡大又は縮小の
倍率の情報を含む拡大縮小要求信号を前記通信ネットワ
ークを通じて前記サーバコンピュータに送信する表示倍
率変更要求ステップと、前記サーバコンピュータにおい
て、前記拡大縮小要求信号を受信すると、前記拡大又は
縮小の倍率の値の逆数に相当する倍率で前記ソフトキー
ボードを縮小又は拡大させて前記表示画像記憶手段に格
納された画像内に挿入するソフトキーボード拡大縮小ス
テップとを備え、前記画像取得ステップにおいては、前
記サーバコンピュータが前記拡大縮小要求信号を受信す
る前に取得していた前記表示画像記憶手段に格納された
画像の領域に対し、前記拡大又は縮小の倍率の値の逆数
に相当する倍率だけ縮小又は拡大した領域の画像を取得
することにより、前記遠隔操作端末装置上ではソフトキ
ーボードが固定サイズで表示されているように見せかけ
ることができる。
【0162】請求項11に記載の発明は、請求項7乃至
10の何れか一に記載の遠隔操作方法において、前記遠
隔操作端末装置において、前記ソフトキーボードから入
力された指示によって前記遠隔操作端末装置の表示装置
の画面に表示された画面内の文字入力位置を示すカーソ
ルが移動するときに、移動後の前記カーソルの位置が、
前記遠隔操作端末装置の表示装置の画面内における前記
ソフトキーボードの表示領域に重なることとなる場合、
前記サーバコンピュータにおいて、前記表示画像記憶手
段に格納された画像における前記ソフトキーボードの挿
入位置を、前記遠隔操作端末装置の表示装置の画面内に
おける移動後の前記カーソルの位置に対応する前記表示
画像記憶手段に格納された画像内の位置と重複しない位
置へ移動する重複回避ステップを備え、前記画像取得ス
テップにおいては、前記重複回避ステップにおいて前記
ソフトキーボードが移動された後の前記表示画像記憶手
段に格納された画像のうち、少なくとも前記ソフトキー
ボードの画像と、前記遠隔操作端末装置の表示装置の画
面内における前記カーソルの移動後の位置に対応する前
記表示画像記憶手段に格納された画像の領域とを含む領
域の画像を取得することにより、前記遠隔操作端末装置
上で、ソフトキーボードが入力の妨げにならないように
表示させることができる。
【0163】請求項12に記載の発明は、請求項7乃至
11の何れか一に記載の遠隔操作方法において、前記遠
隔操作端末装置において、前記遠隔操作端末装置の入力
装置から前記遠隔操作端末装置の表示装置の表示画面内
における前記ソフトキーボードの表示位置を移動する移
動量が入力された場合、前記サーバコンピュータにおい
て、前記表示画像記憶手段に格納された画像内のソフト
キーボードの挿入位置を、前記サーバコンピュータが前
記移動量が入力される前に取得していた前記表示画像記
憶手段に格納された画像の領域内から出ないように前記
移動量により指定される移動方向に修正を加えた方向に
移動させて表示する表示位置移動ステップとを備え、前
記画像取得ステップにおいては、前記表示位置移動ステ
ップにおいて前記ソフトキーボードを移動させて表示し
た後の前記表示画像記憶手段に格納された画像から、少
なくとも前記ソフトキーボードの画像を含む領域の画像
を取得することにより、前記遠隔操作端末装置上で、ソ
フトキーボードの表示位置が画面からはみ出さないよう
に見せかけることができる。
【0164】本発明の請求項13に記載のプログラム
は、前記サーバコンピュータ及び前記遠隔操作端末装置
で実行することにより、請求項7乃至請求項12のいず
れか一に記載の遠隔操作方法を実行する構成としたこと
により、プログラムをサーバコンピュータ及び遠隔操作
端末装置で実行することにより、請求項7乃至請求項1
2のいずれか一に記載の遠隔操作方法を実現することが
できる。
【0165】本発明の請求項14に記載の記録媒体は、
請求項13に記載のプログラムを記録した構成としたこ
とにより、記録媒体に記録されたプログラムをサーバコ
ンピュータ及び遠隔操作端末装置に読み込ませて実行す
ることにより、請求項7乃至請求項12のいずれか一に
記載の遠隔操作方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る遠隔操作システム
の装置ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る遠隔操作システム
の機能ブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係る遠隔操作方法を表
すフローチャート
【図4】サーバコンピュータの表示装置及び遠隔操作端
末装置の表示装置の画面上に表示される画像の一例を示
す図
【図5】本発明の実施の形態2に係る遠隔操作システム
の機能ブロック図
【図6】本発明の実施の形態2に係る遠隔操作方法にお
ける遠隔操作端末装置とサーバコンピュータとの交信動
作を表すシーケンス図
【図7】本発明の実施の形態3に係る遠隔操作システム
の機能ブロック図
【図8】本発明の実施の形態3に係る遠隔操作方法を表
すフローチャート
【図9】サーバコンピュータの表示装置及び遠隔操作端
末装置の表示装置の画面上に表示される画像の一例を示
す図
【図10】本発明の実施の形態4に係る遠隔操作システ
ムの機能ブロック図
【図11】本発明の実施の形態4に係る遠隔操作方法を
表すフローチャート
【図12】サーバコンピュータの表示装置及び遠隔操作
端末装置の表示装置の画面上に表示される画像の一例を
示す図
【図13】本発明の実施の形態5に係る遠隔操作システ
ムの機能ブロック図
【図14】本発明の実施の形態5に係る遠隔操作方法を
表すフローチャート
【図15】サーバコンピュータの表示装置及び遠隔操作
端末装置の表示装置の画面上に表示される画像の一例を
示す図
【図16】本発明の実施の形態5に係る遠隔操作システ
ムの機能ブロック図
【図17】本発明の実施の形態6に係る遠隔操作方法を
表すフローチャート
【図18】サーバコンピュータの表示装置及び遠隔操作
端末装置の表示装置の画面上に表示される画像の一例を
示す図
【符号の説明】
100 サーバコンピュータ 101 中央演算装置(CPU) 102 表示装置 103 ランダムアクセスメモリ(RAM) 104 リードオンリーメモリ(ROM) 105 ソフトキーボードプログラム格納装置 106 サーバープログラム格納装置 107 通信インタフェース 108 バスライン 109 通信ネットワーク 110 遠隔操作端末装置 111 中央演算装置(CPU) 112 ディスプレイ等の表示装置 113 入力装置 114 リードオンリーメモリ(ROM) 115 ランダムアクセスメモリ(RAM) 116 通信インタフェース 117 バスライン 201 表示画像記憶手段 202 ソフトキーボード起動手段 203 通信処理手段 204 ソフトキーボード表示手段 205 通信処理手段 206 画像取得手段 207 ソフトキーボード送信手段 208 受信画像表示手段 301 端末解像度通知手段 401 表示領域移動要求手段 402 ソフトキーボード移動手段 403,404 移動スイッチ 501 表示倍率変更要求手段 502 ソフトキーボード拡大縮小手段 600 キーイベント出力手段 601 重複回避要求手段 602 重複回避手段 603 受信データ解析手段 700 入力イベント出力手段 701 ソフトキーボード移動要求手段 702 表示位置移動手段 703 受信データ解析手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 11/04 H04Q 9/00 361 H04Q 9/00 331 G06F 3/023 310L 361 (72)発明者 吉村 雅子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 生田 淳三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 沼田 泰之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B020 BB10 CC06 DD04 DD30 5B085 BA06 BC03 BE07 BG02 5B087 AA09 CC01 DE02 DG01 5E501 AA13 BA20 FA01 FA21 FA45 FB04 FB14 FB22 5K048 AA11 DC01 DC03 EB07 FB15 FC01 HA01 HA02 HA21

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業用の画像を格納する表示画像記憶手段
    を有するサーバコンピュータと、前記サーバコンピュー
    タに通信ネットワークを介して接続され、入力装置及び
    表示装置を有する遠隔操作端末装置とを具備し、前記遠
    隔操作端末装置から前記サーバコンピュータを操作する
    ことが可能な遠隔操作システムであって、 前記遠隔操作端末装置の入力装置からソフトキーボード
    の起動の指示が入力されると、前記通信ネットワークを
    通じて前記サーバコンピュータにソフトキーボード起動
    要求信号を送信するソフトキーボード起動手段と、 前記サーバコンピュータにおいて、前記ソフトキーボー
    ド起動要求信号を受信するとソフトキーボードを生成
    し、前記表示画像記憶手段に格納された画像内の一領域
    に前記ソフトキーボードを挿入するソフトキーボード表
    示手段と、 前記ソフトキーボードが挿入された前記画像のうち、少
    なくとも前記ソフトキーボードの画像が挿入された領域
    を含む領域の画像を取得する画像取得手段と、 前記画像取得手段が取得した画像を、前記通信ネットワ
    ークを通じて前記遠隔操作端末装置に送信するソフトキ
    ーボード送信手段と、 前記遠隔操作端末装置において、前記ソフトキーボード
    送信手段により送信された画像を受信すると、前記遠隔
    操作端末装置の表示装置に該画像を表示する受信画像表
    示手段と、を備えたことを特徴とする遠隔操作システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記遠隔操作端末装置において、前記通信
    ネットワークを通じて前記遠隔操作端末装置の表示装置
    の解像度を前記サーバコンピュータに送信する端末解像
    度通知手段を備え、 前記ソフトキーボード表示手段は、前記端末解像度通知
    手段から送信された前記遠隔操作端末装置の表示装置の
    解像度が、前記表示画像記憶手段に格納された画像の解
    像度よりも小さい場合において、前記ソフトキーボード
    の画像を前記遠隔操作端末装置の表示装置の解像度に適
    合するように調整し、前記表示画像記憶手段に格納され
    た画像内の一領域に挿入することを特徴とする請求項1
    に記載の遠隔操作システム。
  3. 【請求項3】前記遠隔操作端末装置において、前記遠隔
    操作端末装置の入力装置から前記表示画像記憶手段に格
    納された画像内において前記遠隔操作端末装置の表示装
    置に表示する領域を移動する移動量が入力された場合、
    前記移動量の情報を含む表示領域移動要求信号を前記通
    信ネットワークを通じて前記サーバコンピュータに送信
    する表示領域移動要求手段と、 前記サーバコンピュータにおいて、前記表示領域移動要
    求信号を受信すると、前記表示画像記憶手段に格納され
    た画像において前記表示領域移動要求信号により指示さ
    れる移動量だけ移動した領域に前記ソフトキーボードの
    画像を挿入するソフトキーボード移動手段と、を備え、 前記画像取得手段は、前記サーバコンピュータが前記表
    示領域移動要求信号を受信する前に取得していた前記表
    示画像記憶手段に格納された画像の領域から、前記表示
    領域移動要求信号により要求される移動量だけ移動した
    領域の画像を取得することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の遠隔操作システム。
  4. 【請求項4】前記遠隔操作端末装置において、前記遠隔
    操作端末装置の入力装置から前記表示画像記憶手段に格
    納された画像のうち前記遠隔操作端末装置の表示装置に
    表示する領域を拡大又は縮小する倍率が入力された場
    合、前記拡大又は縮小の倍率の情報を含む拡大縮小要求
    信号を前記通信ネットワークを通じて前記サーバコンピ
    ュータに送信する表示倍率変更要求手段と、 前記サーバコンピュータにおいて、前記拡大縮小要求信
    号を受信すると、前記拡大又は縮小の倍率の値の逆数に
    相当する倍率で前記ソフトキーボードを縮小又は拡大さ
    せて前記表示画像記憶手段に格納された画像内に挿入す
    るソフトキーボード拡大縮小手段と、を備え、 前記画像取得手段は、前記サーバコンピュータが前記拡
    大縮小要求信号を受信する前に取得していた前記表示画
    像記憶手段に格納された画像の領域に対し、前記拡大又
    は縮小の倍率の値の逆数に相当する倍率だけ縮小又は拡
    大した領域の画像を取得することを特徴とする請求項1
    乃至3の何れか一に記載の遠隔操作システム。
  5. 【請求項5】前記遠隔操作端末装置において、前記ソフ
    トキーボードから入力された指示によって前記遠隔操作
    端末装置の表示装置の画面に表示された画面内の文字入
    力位置を示すカーソルが移動するときに、移動後の前記
    カーソルの位置が、前記遠隔操作端末装置の表示装置の
    画面内における前記ソフトキーボードの表示領域に重な
    ることとなる場合、重複回避要求信号を出力する重複回
    避要求手段と、 前記重複回避要求信号を受信すると、前記表示画像記憶
    手段に格納された画像における前記ソフトキーボードの
    挿入位置を、前記遠隔操作端末装置の表示装置の画面内
    における移動後の前記カーソルの位置に対応する前記表
    示画像記憶手段に格納された画像内の位置と重複しない
    位置へ移動する重複回避手段と、を備え、 前記画像取得手段は、前記重複回避手段により前記ソフ
    トキーボードが移動された後の前記表示画像記憶手段に
    格納された画像のうち、少なくとも前記ソフトキーボー
    ドの画像と、前記遠隔操作端末装置の表示装置の画面内
    における前記カーソルの移動後の位置に対応する前記表
    示画像記憶手段に格納された画像の領域とを含む領域の
    画像を取得することを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    か一に記載の遠隔操作システム。
  6. 【請求項6】前記遠隔操作端末装置において、前記遠隔
    操作端末装置の入力装置から前記遠隔操作端末装置の表
    示装置の表示画面内における前記ソフトキーボードの表
    示位置を移動する移動量が入力された場合、ソフトキー
    ボードの移動方向の情報を含むソフトキーボード移動要
    求信号を出力するソフトキーボード移動要求手段と、 前記ソフトキーボード移動要求信号を受信すると、前記
    表示画像記憶手段に格納された画像内のソフトキーボー
    ドの挿入位置を、前記前記ソフトキーボード移動要求信
    号を受信する前に前記画像取得手段が取得していた前記
    表示画像記憶手段に格納された画像の領域から出ないよ
    うに前記ソフトキーボード移動要求信号により指定され
    る移動方向に修正を加えた方向に移動させて表示する表
    示位置移動手段と、を備え、 前記画像取得手段は、前記表示位置移動手段が前記ソフ
    トキーボードを移動させて表示した後の前記表示画像記
    憶手段に格納された画像から、少なくとも前記ソフトキ
    ーボードの画像を含む領域の画像を取得することを特徴
    とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の遠隔操作シ
    ステム。
  7. 【請求項7】作業用の画像を格納する表示画像記憶手段
    を有するサーバコンピュータと、前記サーバコンピュー
    タに通信ネットワークを介して接続され、入力装置及び
    表示装置を有する遠隔操作端末装置とを具備し、前記遠
    隔操作端末装置から前記サーバコンピュータを操作する
    ことが可能な遠隔操作システムにおいて、前記サーバコ
    ンピュータを遠隔操作する遠隔操作方法であって、 前記遠隔操作端末装置の入力装置からソフトキーボード
    の起動の指示が入力されると、前記通信ネットワークを
    通じて前記サーバコンピュータにソフトキーボード起動
    要求信号を送信するソフトキーボード起動ステップと、 前記サーバコンピュータにおいて、前記ソフトキーボー
    ド起動要求信号を受信 するとソフトキーボードを生成し、前記表示画像記憶手
    段に格納された画像内の一領域に前記ソフトキーボード
    を挿入するソフトキーボード表示ステップと、 前記ソフトキーボードが挿入された前記画像のうち、少
    なくとも前記ソフトキーボードの画像が挿入された領域
    を含む領域の画像を取得する画像取得ステップと、 前記画像取得手段が取得した画像を、前記通信ネットワ
    ークを通じて前記遠隔操作端末装置に送信するソフトキ
    ーボード送信ステップと、 前記遠隔操作端末装置において、前記ソフトキーボード
    送信ステップにより送信された画像を受信すると、前記
    遠隔操作端末装置の表示装置に該画像を表示する受信画
    像表示ステップと、を備えたことを特徴とする遠隔操作
    方法。
  8. 【請求項8】前記遠隔操作端末装置において、前記通信
    ネットワークを通じて前記遠隔操作端末装置の表示装置
    の解像度を前記サーバコンピュータに送信する端末解像
    度通知ステップを備え、 前記ソフトキーボード表示ステップにおいては、前記端
    末解像度通知ステップにおいて送信された前記遠隔操作
    端末装置の表示装置の解像度が、前記表示画像記憶手段
    に格納された画像の解像度よりも小さい場合において、
    前記ソフトキーボードの画像を前記遠隔操作端末装置の
    表示装置の解像度に適合するように調整し、前記表示画
    像記憶手段に格納された画像内の一領域に挿入すること
    を特徴とする請求項7に記載の遠隔操作方法。
  9. 【請求項9】前記遠隔操作端末装置において、前記遠隔
    操作端末装置の入力装置から前記表示画像記憶手段に格
    納された画像内において前記遠隔操作端末装置の表示装
    置に表示する領域を移動する移動量が入力された場合、
    前記移動量の情報を含む表示領域移動要求信号を前記通
    信ネットワークを通じて前記サーバコンピュータに送信
    する表示領域移動要求ステップと、 前記サーバコンピュータにおいて、前記表示領域移動要
    求信号を受信すると、前記表示画像記憶手段に格納され
    た画像において前記表示領域移動要求信号により指示さ
    れる移動量だけ移動した領域に前記ソフトキーボードの
    画像を挿入するソフトキーボード移動ステップと、を備
    え、 前記画像取得ステップにおいては、前記サーバコンピュ
    ータが前記表示領域移動要求信号を受信する前に取得し
    ていた前記表示画像記憶手段に格納された画像の領域か
    ら、前記表示領域移動要求信号により要求される移動量
    だけ移動した領域の画像を取得することを特徴とする請
    求項7又は8に記載の遠隔操作方法。
  10. 【請求項10】前記遠隔操作端末装置において、前記遠
    隔操作端末装置の入力装置から前記表示画像記憶手段に
    格納された画像のうち前記遠隔操作端末装置の表示装置
    に表示する領域を拡大又は縮小する倍率が入力された場
    合、前記拡大又は縮小の倍率の情報を含む拡大縮小要求
    信号を前記通信ネットワークを通じて前記サーバコンピ
    ュータに送信する表示倍率変更要求ステップと、 前記サーバコンピュータにおいて、前記拡大縮小要求信
    号を受信すると、前記拡大又は縮小の倍率の値の逆数に
    相当する倍率で前記ソフトキーボードを縮小又は拡大さ
    せて前記表示画像記憶手段に格納された画像内に挿入す
    るソフトキーボード拡大縮小ステップと、を備え、 前記画像取得ステップにおいては、前記サーバコンピュ
    ータが前記拡大縮小要求信号を受信する前に取得してい
    た前記表示画像記憶手段に格納された画像の領域に対
    し、前記拡大又は縮小の倍率の値の逆数に相当する倍率
    だけ縮小又は拡大した領域の画像を取得することを特徴
    とする請求項7乃至9の何れか一に記載の遠隔操作方
    法。
  11. 【請求項11】前記遠隔操作端末装置において、前記ソ
    フトキーボードから入力された指示によって前記遠隔操
    作端末装置の表示装置の画面に表示された画面内の文字
    入力位置を示すカーソルが移動するときに、移動後の前
    記カーソルの位置が、前記遠隔操作端末装置の表示装置
    の画面内における前記ソフトキーボードの表示領域に重
    なることとなる場合、前記サーバコンピュータにおい
    て、前記表示画像記憶手段に格納された画像における前
    記ソフトキーボードの挿入位置を、前記遠隔操作端末装
    置の表示装置の画面内における移動後の前記カーソルの
    位置に対応する前記表示画像記憶手段に格納された画像
    内の位置と重複しない位置へ移動する重複回避ステップ
    を備え、 前記画像取得ステップにおいては、前記重複回避ステッ
    プにおいて前記ソフトキーボードが移動された後の前記
    表示画像記憶手段に格納された画像のうち、少なくとも
    前記ソフトキーボードの画像と、前記遠隔操作端末装置
    の表示装置の画面内における前記カーソルの移動後の位
    置に対応する前記表示画像記憶手段に格納された画像の
    領域とを含む領域の画像を取得することを特徴とする請
    求項7乃至10の何れか一に記載の遠隔操作方法。
  12. 【請求項12】前記遠隔操作端末装置において、前記遠
    隔操作端末装置の入力装置から前記遠隔操作端末装置の
    表示装置の表示画面内における前記ソフトキーボードの
    表示位置を移動する移動量が入力された場合、前記サー
    バコンピュータにおいて、前記表示画像記憶手段に格納
    された画像内のソフトキーボードの挿入位置を、前記サ
    ーバコンピュータが前記移動量が入力される前に取得し
    ていた前記表示画像記憶手段に格納された画像の領域か
    ら出ないように前記移動量により指定される移動方向に
    修正を加えた方向に移動させて表示する表示位置移動ス
    テップと、を備え、 前記画像取得ステップにおいては、前記表示位置移動ス
    テップにおいて前記ソフトキーボードを移動させて表示
    した後の前記表示画像記憶手段に格納された画像から、
    少なくとも前記ソフトキーボードの画像を含む領域の画
    像を取得することを特徴とする請求項7乃至11の何れ
    か一項に記載の遠隔操作方法。
  13. 【請求項13】前記サーバコンピュータ及び前記遠隔操
    作端末装置で実行することにより、請求項7乃至請求項
    12のいずれか一に記載の遠隔操作方法を実行するプロ
    グラム。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のプログラムを記録し
    た記録媒体。
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