JP2008233483A - 表示装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

表示装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチパネルから入力を行う際、1つ当たりのキーの大きさが小さく、又、隣接するキーとの間隔が狭くても、操作性、利便性の高い表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、選択、入力を行うため複数のキーを入力画面4aに表示する液晶表示部4の入力画面4aへの接触操作による入力を検出し液晶表示部4上に配されるタッチパネル6と、表示部の表示を制御し、前記タッチパネル6からの入力に従い上位から下位に階層的に入力画面4aを更新するとともに、表示すべきキーの数に対応して、入力画面4aを分割して、複数のキーを表示可能とする表示制御部とを有し、制御部は、複数の前記キーを表示する際に、キーの1つ当たりの大きさが所定の大きさよりも小さければ、手書きにより入力を受け付けるための手書き入力部30を入力画面4a上に表示する。
【選択図】図7

Description

本発明は、選択、入力を行うため複数のキーを入力画面に表示する表示部と、この表示部を接触操作して入力を行うためのタッチパネルを有する表示装置に関する。又、この表示装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、例えば、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ及びこれらの機能を複数有する複合機などの画像形成装置に、メニューを表示する表示部とタッチパネルを有し、タッチパネルを押圧することで装置に対し入力を行う表示装置が備えられることがある。又、このタッチパネル式の表示装置は、画像形成装置だけでなく、例えば、銀行のATM、鉄道切符の券売機、携帯情報端末(PDA)、カーナビゲーション、携帯電話等、様々な電気、電子機器に備えられる。
このタッチパネルに表示されるメニューキーの選択のため、使用者がタッチパネルに接触入力することで、使用者は、各機器の機能や動作の設定を入力し、操作、実行を行う。又、メニューキーの選択だけでなく、手書き入力を行える表示装置も存在し、手書き入力を行うことが可能なタッチパネルを備えた画像形成装置が例えば特許文献1に記載されている。
具体的に特許文献1には、画像形成手段と、ユーザー認証用の入力手段(タッチパネル)と、登録ユーザーの照合用のサインを記憶するサイン記憶手段と、手書きサインと照合用のサインを照合する照合手段とを具備し、この照合手段により照合した結果前記ユーザーが前記登録ユーザーと一致した場合に前記画像形成手段の使用を許可する画像形成装置が記載されている。
特開2001−156967
ここで、例えば、画像形成装置等、上述の各装置は、一般に、高機能化が進められる。そして、高機能化が進展すると、表示部に非常に多くの入力、設定用のキー(入力領域)を表示させることが必要になる場合がある。しかし、入力画面を表示する表示部の大きさは一定であり、入力画面上のキーが小さくなる場合がある。そうすると、使用者がキーに対し接触操作をした際に、誤って入力をしてしまう場合があるという問題がある。
そこで、特許文献1を見てみると、特許文献1は、表示部に多くのキーを表示させるため入力画面上の1つ当たりのキーが小さくなり、使用者が誤った入力をする場合があるという問題を全く考慮したものではなく、現にこの問題点に言及した記載はない。更に言えば、手書き入力を行えるとしても、手書き入力は、サインを入力させ使用者の認証を行うためだけに用いられ、手書き入力を行えるだけでは、この問題を解決できない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、タッチパネルから入力を行う際、1つ当たりのキーの大きさが小さく、又、隣接するキーとの間隔が狭くても、操作性、利便性の高い表示装置を提供することを目的とする。又、この表示装置を備えることで、入力ミスの生じ難い画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、請求項1に記載の表示装置は、選択、入力を行うため複数のキーを入力画面に表示する表示部と、前記入力画面への接触操作による入力を検出し、入力部として前記表示部上に配されるタッチパネルと、前記表示部の表示を制御し、前記タッチパネルからの入力に従い上位から下位に階層的に前記入力画面を更新するとともに、表示すべき前記キーの数に対応して、前記入力画面を分割して、複数の前記キーを表示可能とする制御部とを有し、前記制御部は、複数の前記キーを表示する際に、前記キーの1つ当たりの大きさが所定の大きさよりも小さければ、手書きにより入力を受け付けるための手書き入力部を前記入力画面上に表示することとした。
この構成によれば、キーが所定の大きさよりも小さい場合、使用者が押し間違えてしまうことがあるが、このような押し間違いによる入力ミスを防ぐことができる。即ち、キーが所定の大きさよりも小さい場合、手書き入力部がタッチパネルに表示されるから、使用者は、キーを押すことなく手書きにより入力を行うことができる(尚、タッチパネル上のキーを押して入力を行うことも当然可能である)。従って、使用者の操作性、利便性の高い表示装置を提供することができる。
一方で、キーが所定の大きさよりも大きい場合、もともとキーの押し間違いが発生し難いから手書き入力部を表示する必要はない。又、常に手書き入力部を表示して表示部で手書き入力部が一定の領域を占め続け、必要なキーを全て表示するには、かえって1つ当たりのキーの表示を小さくしなければならないということを避けることもできる。
請求項2に記載の表示装置は、選択、入力を行うため複数のキーを入力画面に表示する表示部と、前記入力画面への接触操作による入力を検出し、入力部として前記表示部上に配されるタッチパネルと、前記表示部の表示を制御し、前記タッチパネルからの入力に従い上位から下位に階層的に前記入力画面を更新するとともに、表示すべき前記キーの数に対応して、前記入力画面を分割して、複数の前記キーを表示可能とする制御部とを有し、前記制御部は、複数の前記キーを表示する際に、前記キーどうしの間隔が所定の間隔よりも狭ければ、手書きにより入力を受け付けるための手書き入力部を前記入力画面上に表示することとした。
この構成によれば、隣接するキーとキーの間隔が所定の間隔よりも狭い場合、使用者が押し間違えてしまうことがあるが、このような押し間違いによる入力ミスを防ぐことができる。即ち、キーとキーの間隔が狭い場合、手書き入力部がタッチパネルに表示されるから、使用者は、キーを押すことなく手書きにより入力を行うことができる(尚、タッチパネル上のキーを押して入力を行うことも当然可能である)。従って、使用者の操作性、利便性の高い表示装置を提供することができる。
一方で、キーとキーの間隔が広い場合、もともとキーの押し間違いが発生し難いから、手書き入力部を表示する必要はない。又、常に手書き入力部を表示して表示部で手書き入力部が一定の領域を占め続け、必要なキーを全て表示するには、かえってキとキーの間隔が狭くなってしまうことを避けることもできる。
請求項3に記載の表示装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記制御部は、それぞれの前記キーに符号を付し、前記手書き入力部に選択すべき前記キーの符号を書き込むことで、前記タッチパネルは前記キーの選択入力を受け付けることとした。
この構成によれば、使用者は手書き入力部に符号を書き込むだけで、キーを選択入力することができ、使用者の操作性、利便性の高い表示装置を提供することができる。
請求項4に記載の表示装置は、請求項1乃至3いずれか1項に記載の発明において、前記制御部は、前記入力画面に入力のための所定の配列を有するキーボードを表示可能であり、前記制御部は、前記キーボードを表示する場合、併せて前記手書き入力部を入力画面上に表示することとした。
この構成によれば、いわゆる、ソフトキーボード(仮想キーボート)を表示部の入力画面に表示する場合、キーボードとして多数のキーを表示する必要があり、1つのキーが小さくなって押し間違いが生じ易くなってしまう場合がある。しかし、使用者は、手書き入力部から入力することができるので、ソフトキーボード押すことなく入力を行え、使用者の操作性、利便性の高い表示装置を提供することができる。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1乃至4いずれか1項に記載の表示装置を備えることとした。
この構成によれば、請求項1乃至4いずれか1項に記載の表示装置を備えるからキーの押し間違えが少なくなり、使用者にとって操作性が高く、利便性の高い画像形成装置を提供することができる。
以上説明したとおり、本発明によれば、入力画面上のキーが小さく、又は、キーどうしの間隔が狭く、タッチパネルに入力を行う際に押し間違え易い場合に、タッチパネルのキーを押すことなく手書きにより入力を行うことができる。従って、使用者にとって操作性が高く利便性の高い表示装置及び画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図1〜7を参照しつつ説明する。ここでは、本発明に係る表示装置が、画像形成装置1に備えられた場合について説明する。尚、本実施形態における画像形成装置1は、デジタル式の複合機である。しかし、本発明の表示装置は、画像形成装置1以外の電気・電子機器にも適用できる。要するに、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではない。
まず、図1を用いて、本発明の実施形態における表示装置を備えた画像形成装置1の概略を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示す左上面から見た斜視図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、装置前面に操作パネル2(表示装置に相当)を備える。この操作パネル2には、図1の左から見て、機能選択キー群3、液晶表示部4(表示部に相当)、基本操作キー群5が配される。
前記機能選択キー群3は、本実施形態の画像形成装置1が有する、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリの各機能を選択するためのものである。具体的には、各機能選択キーを押すことで、上記いずれかの機能を選択することができる。尚、各機能選択キーにLED2a等の光源を設け、機能が選択されている場合、当該機能が選択されていることを表示するため該当する光源を点灯させるようにしてもよい。
前記液晶表示部4は、選択、入力を行うため複数のキーを入力画面4aとして表示する。そして、液晶表示部4には、使用者に対するメッセージを表示することもできる。又、この液晶表示部4の上面に、タッチパネル6が設けられる(入力部に相当)。このタッチパネル6は、液晶表示部4に表示される入力画面4aへの接触操作による入力を検出するものであって、入力部として配される。
タッチパネル6としては、例えば、抵抗膜方式のタッチパネル6を採用することができる。具体的には、液晶表示部4の上面に第1の透明電極を配し、第1の透明電極上にスペーサを設け、更にスペーサの上部に第2の透明電極を配し、第2の透明電極上に透明な樹脂フィルム(例えばPET)を配する。そして、使用者がタッチパネル6を押した際に、両方の透明電極が接することで、電流が流れるが、この電流から透明電極の抵抗による分圧比を後述する位置検出部6a(図3参照)により算出し、タッチパネル6上で押された位置を検出することができる。即ち、液晶表示部4に表示されるキーの位置と、検出位置を照合して、選択されたメニューキー(=キー)が特定される。尚、タッチパネル6の方式としては、抵抗膜方式のものに限るものではなく、静電容量方式、赤外線センサ方式、画像認識方式など、他の方式でもよく、押圧位置を検出できればよい。
これらの液晶表示部4とタッチパネル6より、使用者は、具体的には、用紙サイズ、コピー倍率、コピー濃度、ソート等の基本的なメニューや、スキャナ機能を利用する場合の画像データの保存先やファクシミリ機能を利用する場合の送信先等、各種機能を選択し、設定し、入力することができる。
前記基本操作キー群5は、テンキーや、スタートキー、リセットキー、クリアキー等から構成されているが、画像形成装置1においてよく知られた構成であるので詳細な説明は省略する。
そして、本実施形態における画像形成装置1の上面には、複数の原稿を自動的に送り出し連続的に画像読取を行うための原稿自動送り装置1aが設けられる。又、原稿自動送り装置1aは、図1の紙面奥側に支点を有し、上下方向に開閉可能に構成される。そして、原稿自動送り装置1aを上方に持ち上げると、読み取り原稿を載置するためのコンタクトガラス(不図示)が設けられ、このコンタクトガラスに原稿を載置して、原稿を一枚ずつ読み取ることもできる。
又、画像形成装置1の最下部から、画像形成に用いるための各サイズの用紙を収容するためのカセット1bが4段設けられる。又、画像形成装置1の左側面上部には画像形成がなされ、装置内部から排出される用紙を受け止めるための排出トレイ1cが設けられる。尚、画像形成装置1内部には、画像形成部12及び画像読取装置11等が設けられているが、画像形成装置1内部の構成は後述する。
次に、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の本体制御部10について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の本体制御部10を説明するための回路図である。
まず、本体制御部10について説明する。本発明の実施形態に係る本体制御部10は、画像形成装置1本体内の基板に設けられる。この本体制御部10は、画像形成装置1の全体の制御を行うものであり、更に、操作パネル2に設けられる表示制御部20と信号をやり取りし、操作パネル2からの入力を受け付け、画像形成装置1の動作を制御し、又、液晶表示部4に表示させるべき情報(例えばエラー信号)を送信する。
この本体制御部10は、画像形成装置1本体の動作を制御する中央処理演算装置としてのCPU101と、その制御プログラムが格納されるROM102と、制御プログラムを展開し、画像データを一時的に保存し、画像形成装置1の状態情報を一時的に保存する等を行うRAM103を有する。又、大容量の記憶装置としてHDD104を有し、画像読取装置11により読み取った原稿の画像データ(スキャナ機能)や、制御プログラム、画像形成装置1の設定情報等を記憶する。
そして、インターフェイス(I/F)として、操作パネル2と信号をやり取りするための操作パネル用I/F105と、画像形成装置1に備えられる画像読取装置11と信号をやり取りするための画像読取用I/F106と、画像形成装置1に備えられる画像形成部12と信号をやり取りするための画像形成用I/F107と、外部コンピュータ13と信号をやり取りするためのネットワークI/F108と、電話線等で接続されるファクシミリ装置14と信号をやり取りするためのモデム109等を備える。
これらのI/Fを通じて送られてくる信号、データに応じ、CPU101は、ROM102、HDD104から制御用プログラムを読み出し、RAM103に展開し、画像読取装置11、画像形成部12、操作パネル2の制御を行い、外部コンピュータ13、ファクシミリ装置14と通信を行う。尚、CPU101は、一つのみではなく、例えば、画像形成動作用、画像読取装置11や外部コンピュータ13等からの画像データ処理用というように複数設けられてもよい。
又、画像読取用I/F106に接続され、画像形成装置1内に設けられる画像読取装置11は、原稿自動送り装置1aの下方に設けられる(図1参照)。そして、画像読取装置11は、原稿を読み取り電気信号に変換する。具体的には、画像読取装置11内に露光ランプ、反射板、ミラーといった光学系や、反射光を結像させるためのレンズ、光電変換素子としてのCCDセンサ等(いずれも不図示)が設けられ、光学的に原稿を走査する。この走査、露光により、原稿の反射光が読み取られ、アナログの電気信号に変換される。尚、原稿の読み取りは光学系の原稿に対する相対的な移動により原稿の読み取りを行ってもよく、原稿自動送り装置1aを用いて、光源および光学系を静止させ原稿を移動させて原稿の読み取りを行ってもよい。
又、画像形成用I/F107に接続され、画像形成装置1内に設けられる画像形成部12は、用紙にトナーによる画像を形成するものである。言い換えると、用紙にトナー像を実際に印刷して出力する部分である。
そして、画像形成部12は、例えば、光学ユニット、像形成部、定着部、用紙搬送部(いずれも不図示)等から構成される。光学ユニットは、画像読取装置11で読み取った原稿画像データや、外部コンピュータ13、ファクシミリ装置14から送信された画像データを像形成部の感光体ドラムに露光するためのものであり、画像データに基づいて生成された変調信号をレーザー光に変換し、レーザー光を感光体ドラム向けて照射する。
像形成部は、感光体ドラムを備え、感光体ドラムの周面に沿って帯電器、現像器等を順に備える。感光体ドラムは、回転するとともに帯電器と対向する位置で静電領域が形成され、この静電領域に光学ユニットから画像データに基づいて出力されるレーザー光が照射されることで静電潜像が形成され、現像部と対向する位置で静電潜像がトナー像に現像される。トナー像は、感光体ドラムと圧接される転写ローラにより、そのニップで用紙に転写される。
トナー像が転写された用紙は、定着部に搬送され、定着部は、用紙を加熱・加圧し、トナー像を用紙に定着させる。用紙搬送部は、画像形成装置1内で用紙をカセット1bから画像形成部12を経て、排出トレイ1cまで搬送する。このようにして、画像形成部12は、画像形成すべき画像データに基づき、印字出力するものであり、本体制御部10は、画像形成部12に設けられた各モータ(不図示)など構成要素を制御して、適切に画像形成が行われるように制御を行う。
又、本実施形態に係る画像形成装置1は、ネットワークI/F108により1又は複数の外部コンピュータ13と接続される。更に、モデム109により外部のファクシミリ装置14と接続される。即ち、外部コンピュータ13及びファクシミリ装置14は、本体制御部10と画像データを送受信することができる。これにより、例えば、外部コンピュータ13が本体制御部10に画像データを送信し、この画像データに基き、画像形成部12により画像形成を行うことで、画像形成装置1をプリンタとして用いることができる。又、画像読取装置11により読み取った画像データを外部コンピュータ13に送信(又は、HDD104に保存)すれば、画像形成装置1をスキャナとして用いることができる。更に、画像読取装置11により原稿を読み取った画像データ、又は、外部コンピュータ13からの画像データを外部のファクシミリ装置14に送信し、若しくは、外部のファクシミリ装置14からの画像データを受信し、画像形成を行うことで、画像形成装置1をファクシミリとして用いることができる。要するに、複合機として機能する。
次に、図3に基づき、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の表示制御部20(制御部に相当)について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の表示制御部20を説明するためのブロック図である。
まず、表示制御部20は、操作パネル2内の基板上に設けられるものであり、各キーに対する入力を検出し、それに対応して、液晶表示部4に表示出力し、又、本体制御部10に信号を送信する。
そして、本発明の実施形態に係る表示制御部20は、所定の制御プログラムに基づいて液晶表示部4や、機能選択キー群3、基本操作キー群5等に設けられる各種のLED2aの表示を制御する。そのため、表示制御部20には、操作パネル2全体の動作を制御する中央処理演算装置としてのCPU201と、その制御プログラムが格納されるROM202と、制御プログラムを展開し、液晶表示部4への実際の表示データを展開し、又、タッチパネル6への入力情報を一時的に保存等するRAM203を有する。これらのCPU201、ROM202、RAM203等を駆使し、操作パネル2の表示制御を行う。
尚、インターフェイス(I/F)として、本体制御部10と信号をやり取りするための本体制御部用I/F204を備え、機能選択キー群3、基本操作キー群5及びタッチパネル6に対する使用者からの入力を、本体制御部10に伝達する。そして、本体制御部10は、この操作パネル2からの入力を受けて、画像形成装置1の動作を制御する。
そして、操作パネル2には、本実施形態では、上述したように、機能選択キー群3、液晶表示部4、基本操作キー群5、タッチパネル6、位置検出部6a等が設けられ、これらの各構成が、表示制御部20に接続され、表示制御部20は、各構成からの入力を受け付け、又、液晶表示部4の表示を制御する。
機能選択キー群3、基本操作キー群5は、上述したように、画像形成動作の開始を指示することや、画像形成装置1の機能を選択するために用いられる。従って、機能選択キー群3、基本操作キー群5での各キーからの入力は、本体制御部用I/F204を通じて、本体制御部10に送られる。そして、表示制御部20は、適宜入力に対応する制御プログラムを呼び出し、例えば、操作パネル2上のLED2aの点灯を切り替える。
タッチパネル6及び位置検出部6aは、液晶表示部4に表示される入力画面4aからの使用者の入力を可能とするものであり、液晶表示部4は、複数のメニューキーが表示される入力画面4aや使用者への情報伝達画面を表示するものである。その具体的な内容を説明すると、液晶表示部4は、表示制御部20により、画像形成装置1の状態や操作メッセージの表示を行うとともに、画像形成装置1の機能の設定、入力用のメニューキーを表示する。そして、使用者が設定を希望するメニューキーをタッチパネル6上から押すと、タッチパネル6が接触導通され、電流が流れる。この電流値に基づき、タッチパネル6での押圧位置を位置検出部6aが検出する。
位置検出部6aで検出された位置情報は、CPU201に入力され、CPU201によりRAM203に展開されている入力画面4aの表示データに基づいて、どのメニューキーが選択されたかが判断される。その後、CPU201が、押圧操作されたメニューキーに対応する表示画面を制御プログラムに基づいて液晶表示部4の入力画面4aに更新表示する。言い換えると、表示制御部20は、タッチパネル6からの入力に従い上位から下位に階層的に入力画面4aを更新する。そして、最下層に達するまで更新表示を行う。尚、詳細は後述するが、タッチパネル6は、位置検出部6aによるタッチパネル6への入力の軌跡を追跡して認識可能となっており、使用者は手書き入力を行える。
そして、図3に示すように、表示制御部20は、CPU201、ROM202、RAM203を駆使し、制御プログラムを動作させることで、操作パネル2の液晶表示部4及びタッチパネル6の制御に関して、以下の機能を実現する。その具現化される主な機能を図3において機能ブロックとして示すと、表示制御部20は、表示処理部205、領域分割部206、表示確認部207、手書き入力表示部208、手書き入力認識部209を備えて構成される。
前記表示処理部205は、液晶表示部4に対し実際に使用者に示す入力画面4aの表示処理(制御)を行う。具体的には、タッチパネル6からの入力に従い上位から下位に階層的に入力画面4aを更新する。そして、この入力画面4aの表示では、表示処理部205は、領域分割部206、表示確認部207、手書き入力表示部208、手書き入力認識部209による処理結果を反映させる。
前記領域分割部206は、タッチパネル6からの入力に従い上位から下位に階層的に入力画面4aを更新する際に、表示すべきキー(メニューキー)の数に対応して、入力画面4aを分割する処理を行う。これにより、液晶表示部4の一画面上に、表示すべき複数のキーが、包括して表示される。この分割された領域の1つが、1つのメニューキーとして対応する。
前記表示確認部207は、領域分割部206により分割された1つあたりのメニューキーの領域(入力領域)の大きさ及びキーどうしの間隔を確認する。具体的には、1つ当たりのキーが所定の大きさよりも小さいか否か、及び、キーどうしの間隔が所定の間隔より狭いか否かを確認する。これは、所定の大きさよりも小さい場合、又は、隣接するキーとの間隔が所定の間隔よりも狭い場合、隣接するキーと、使用者が押し間違えてしまうことがあるが、このような押し間違いによる入力ミスを防ぐため、手書き入力部30を表示させるか否か判断するためである。
ここで、所定の大きさは任意に定めることができ、使用者が設定できるようにしてもよいが、例えば、所定の大きさは、液晶表示部4に表示される入力領域の大きさ(=メニューキーの大きさ)において、20mm(幅)×20mm(高さ)程度とすることが望ましい。より望ましくは、20mm(幅)×10mm(高さ)程度とすることが望ましい。この数字の根拠は、使用者の指の大きさは個人差があるものの、成人の場合、指の先端の大きさは、人差し指で、幅は10mm以上はあり、又、10〜20mmの間に収まることが多いためである。即ち、この所定の大きさよりも小さい場合、隣接するキーも合わせて押してしまう場合が生ずる。そして、具体的な、所定の大きさ以上であるかは、20mm(幅)×10mm(高さ)の入力領域を基準とした場合、20mm(幅)、10mm(高さ)のいずれか一方の条件を満たさない場合に、所定の大きさよりも小さいと判断される。
又、所定の間隔も任意に定めることができるが、例えば、所定の間隔は、液晶表示部4に表示されるキーとキーとの間隔が5mm以下程度とすることが望ましい。より望ましくは、1mm以下程度とすることが望ましい。この数字の根拠は、隣接するキーとの間隔が1〜5mm程度しかないと、隣接するキーも合わせて押してしまう場合が生じ易いためである。
前記手書き入力表示部208は、前記表示確認部207がキーの大きさが所定の大きさよりも小さい場合、又は、キーの間隔が所定の間隔よりも狭い場合、液晶表示部4に所定の領域を有する手書き入力部30を表示させるための処理を行う。手書き入力部30の所定の領域は、液晶表示部4の表示中、例えば、1/6程度の領域を占める程度とすることができる。画像形成装置1に備えられる通常の液晶表示部4の大きさを考慮すれば、この程度の領域を確保すると手書き入力を十分に行えるからである。尚、所定の領域は、液晶表示部4の実際の大きさが装置によって異なることを勘案すると、手書き入力を確実に行える大きさとすればよい。
更に、手書き入力表示部208は、領域分割部206により配置されたメニューキーと手書き入力部30が重なる場合、重なるメニューキーを液晶表示部4内の他の空白場所に移動させ、表示させるための再配置処理を行うようにしてもよい。これは、メニューキーに対しても入力を行え、かつ、液晶表示部4に表示されるメニューキーの数を減らさないとともにメニューキーの大きさも小さくならないようにするためである。尚、領域分割部206により配置されたメニューキーの表示を単に縮小するようにしてもよい。
前記手書き入力認識部209は、手書き入力部30に対し、使用者により手書き入力が行われた場合、タッチパネル6に使用者が入力した指の軌跡について、位置検出部6aが検出した結果に基き、いかなる文字、図形等が入力されたかを認識する。
このように、表示制御部20は、液晶表示部4における入力画面4aを領域分割部206により表示させるべきメニューキーを分割配置するための処理を行い、表示確認部207により手書き入力部30の表示を行うか確認する処理を行い、手書き入力表示部208により液晶表示部4における手書き入力部30の位置、大きさを決定する処理を行い、これらの結果を元に、最終的な表示を表示処理部205が液晶表示部4に行う。又、表示制御部20は、手書き入力部30を表示させる場合、各キーに対し、数字、文字、記号などの符号を付す処理を行うようにすれば、使用者は、その符号を手書き入力部30に入力するだけで、そのキーを選択することができる。
ここで、具体的に、図4乃至6に基き、手書き入力部30が表示される場合の例について説明する。図4は、液晶表示部4にソフトキーボード40を表示させる際、液晶表示部4の表示の一例を示す図であり、(a)は従来の手書き入力部30を表示しない場合の図であり、(b)は、本発明に係る手書き入力部30を表示させる場合の図である。図5は、画像形成装置1から画像データを送信する場合の液晶表示部4の表示の一例を示す図であり、(a)は従来の手書き入力部30を表示しない場合の図であり、(b)は、本発明に係る手書き入力部30を表示させる場合の図である。図6は、画像形成を行う場合の、用紙選択を行う際、液晶表示部4の表示の一例を示す図であり、(a)は従来の手書き入力部30を表示しない場合の図であり、(b)は、本発明に係る手書き入力部30を表示させる場合の図である。
ここで、図4乃至6における液晶表示部4の画面の大きさは、通常、画像形成装置の液晶表示部4の表示面が、縦(高さT0)が約8〜10cm程度、横(幅Y0)が約17〜18cm程度であるから、本実施形態でも同様とする。又、尚、手書き入力部30の大きさは、縦(高さT1)が約4〜5cm程度、横(幅Y1)が約5〜6cm程度であり、矩形状であり、液晶表示部4の全画面中、1/6程度の領域を占めるものとする。
図4から説明すると、例えば、スキャナ機能を用いて原稿の画像を読み込み、その画像をファイルとしてHDD104に保存する場合、ファイル名をつける場合がある。又、データ送信先等の名前を登録する場合もある。これらのような文字入力を行う必要がある場合、本実施形態の画像形成装置1は、入力画面4aとして液晶表示部4に所定の配列(例えば、いわゆる「QWERTY」配列)を有するソフト(仮想)キーボードを表示可能であり、使用者は、文字入力を行うことができる。そして、このソフトキーボード40の表示画面では、キーを押すことで対応する文字が、液晶表示部4の上方に幅広で表示される入力確認欄41に順次表示されていく。
この、ソフトキーボード40では、キーボードの配列と液晶表示部4全体の大きさとの兼ね合いから、1つのキーの大きさが、縦(高さT2)は10mm以下となり、横(幅Y2)が約20mm以下となり、又、キーとキーの間隔も5mm(1mm)以下となってしまう。即ち、所定の大きさ以下であり、所定の間隔よりも狭い状態で表示される。
そして、図4(a)に示すように、ソフトキーボード40に対して入力を行うと、キーの押し間違えが生じ易い。この状態では、ファイル名の修正と入力を交互に行うような状況が生じてしまい、時間がかかり、使用者の操作性、利便性が悪くなり得る。
しかし、図4(b)に示すように、例えば、液晶表示部4の右下部分に手書き入力部30を表示させ、ソフトキーボード40へのキー入力に替えて、手書きにより使用者が入力を行うことができると(例えば「a、b、c」と手書き入力)、操作性、利便性は明らかに向上する。
次に、図5について説明する。例えば、登録済みの相手方のファクシミリ装置14にファクシミリ送信を行う場合や、ネットワーク接続された外部コンピュータ13、画像形成装置1等に画像読取装置11により読み取った原稿の画像データやHDD104に保存されている画像データを送信する場合、送信先を選択する必要がある。そして、この送信先が、液晶表示部4に列挙して表示される。
この送信先を表示する送信先一覧画面では、1つのキーの大きさが、横(幅Y3)は約20mm以上となり得るが、液晶表示部4全体の大きさとの兼ね合いから、縦(高さT3)は10mm以下となり、又、キーとキーの間隔も5mm(1mm)以下となる。即ち、所定の大きさ以下であり、所定の間隔よりも狭い状態で表示される。
そして、図5(a)に示すように、送信先一覧画面でタッチパネル6に対し入力を行うと、キーの押し間違えが、特に、上下に隣接するキーとの間で生じ易い。この状態では、誤った送信先に画像データを送信してしまう場合が生じてしまい、使用者の操作性、利便性が悪くなる。
しかし、図5(b)に示すように、例えば、液晶表示部4の右下部分に手書き入力部30を表示させ、タッチパネル6へのキー入力に替えて、手書きにより符号を使用者が入力を行うことができると(例えば「001」と手書き入力)、操作性、利便性は明らかに向上する。
次に、図6について説明する。例えば、画像形成を行う用紙の大きさを自動選択ではなく使用者自ら選択する場合、用紙サイズを選択する必要がある。そして、画像形成装置1で利用可能な用紙サイズが、液晶表示部4に列挙して表示される。
この用紙サイズを表示する一覧画面では、1つのキーの大きさが、横(幅Y4)が約20mm以上とできるが、縦(高さT4)が10mm以下となり、又、キーとキーの間隔もない状態となり、5mm(1mm)以下となる。即ち、所定の大きさ以下であり、所定の間隔よりも狭い状態で表示される。
そして、図6(a)に示すように、送信先一覧画面でタッチパネル6に対し入力を行うと、キーの押し間違えが、特に、上下に隣接するキーとの間で生じ易い。この状態では、用紙サイズを選択してしまう場合が生じてしまい、使用者の操作性、利便性が悪くなる。
しかし、図6(b)に示すように、例えば、液晶表示部4の右下部分に手書き入力部30を表示させ、タッチパネル6へのキー入力に替えて、手書きにより符号を使用者が入力を行うことでキーの選択ができると(例えば「1」と手書き入力)、操作性、利便性は明らかに向上する。
尚、図4乃至6に示すように、本発明の実施形態に係る操作パネル2では、上述したように、(b)の状態において、タッチパネル6で各キーを押下しても、各キーを選択することができる。又、本実施形態では、表示制御部20(手書き入力表示部208、表示処理部205)は、手書き入力部30を表示させる(b)の状態にした場合に、従来の(a)の状態よりもキーの大きさが小さくならず、又、キーの数が減らないようにするため、手書き入力部30の部分と重なる位置のキーを、(a)の状態での空白部分に移動させ、又、キーの配列を従来(=手書き入力部を表示しない状態)と異ならせることができる。例えば、図5で言えば「014」、「015」、「019」「020」などのようなキーを移動することができ、又、「001」〜「005」以外のキーの配置を変更することができる。又、図4や、図6に示すように、ソフトキーボード40表示や、用紙選択表示においても同様に、キーの移動、配列の変更を行うことができる。
次に、図7を用いて、本発明の実施形態に係る表示制御部20が、手書き入力部30を表示させる場合の具体的な制御について説明する。図7は、本発明の実施形態に係る表示制御部20の手書き入力部30に係る具体的な制御を説明するためのフローチャートである。
まず、スタート地点は、使用者がタッチパネル6を押下する等により、入力画面4aを下位の階層に更新する時点から開始される。
使用者が、入力画面4a上のメニューキーをタッチパネル6上から押下すると、表示制御部20は、次に表示すべき入力画面4aのキーが所定の大きさ以上であるか、及び、各キーの間隔が所定の間隔よりも狭いか否かを確認する(ステップS1)。具体的には、表示確認部207がこの処理を行う。
この確認において、次の入力画面4a上のキーが所定の大きさ以上であり、所定の間隔よりも広く表示されるのであれば(ステップS1のNo)、次の入力画面4aでは、手書き入力部30を表示させる必要はないので、手書き入力部30の表示に関する処理は終了され、通常のとおり、キーが液晶表示部4に表示される。一方、次の入力画面4a上のキーが所定の大きさ以下であり、所定の間隔よりも狭く表示されるのであれば(ステップS1のYes)、表示制御部20の表示処理部205、手書き入力表示部208は、キーとともに、手書き入力部30を表示させる(ステップS2)。
次に、手書き入力の有無を表示制御部20は確認する(ステップS3)。具体的には、タッチパネル6に対する入力を検知する位置検出部6aの出力を表示制御部20が確認することで、手書き入力の有無を確認する。ここで、手書き入力がない場合は(ステップS3のNo)、表示制御部20は、キーが押されたかどうかを確認する(ステップS4)。キーが押されることで入力がされれば(ステップS4のYes)、次の入力画面4aへの選択がなされたことになるから、次の入力画面4aの表示に移行するため、表示制御部20は、現在の表示画面での手書き入力に関する処理を終了し、更に次の入力画面4aの更新に移行する。即ち、スタートに戻る。一方、キーでの入力がなければ、再度、手書き入力の有無を表示制御部20は確認する(ステップS3)。即ち、使用者により何らかの入力がされるまで、ステップS3とステップS4のループ状態となる。
次に、手書き入力があった場合(ステップS3のYes)、表示制御部20は、手書き入力の認識を行う(ステップS5)。具体的には、表示制御部20の手書き入力認識部209が認識を行う。そして、次に、表示制御部20は、対応するキーの符号や、ソフトキーボード40のキーなど、対応するメニューキー、キーの手書き入力がなされたか否か確認する(ステップS6)。確認できれば(ステップS6のYes)、手書き入力部30に関する処理を終了し、更に次の入力画面4aの更新に移行する(スタートに戻る)。確認できなければ(ステップS6のNo)、入力を受け付けることができないから、表示制御部20が、液晶表示部4に、例えば、「手書き入力を認識できませんでした」というような、手書き入力を認識できなかった旨の表示を行う。そして、表示制御部20は、再度、手書き入力があったか否かを確認する状態に復帰し(ステップS3)、手書き入力又は、メニューキーの押下の有無を確認する。
このように、1つの入力画面4aにおける手書き入力部30の表示制御が完了すると(エンド)、使用者の選択、入力したメニュキーに基づき次に更新して表示すべき入力画面4aについての手書き入力部30の表示制御が開始され(スタート)、各メニューの最下層に達するまで手書き入力部30の表示制御が繰り返されることになる。
このようにして、表示装置(=操作パネル2)は、選択、入力を行うため複数のキーを入力画面4aに表示する表示部(=液晶表示部4)と、入力画面4aへの接触操作による入力を検出し、入力部として表示部上に配されるタッチパネル6(=入力部)と、表示部の表示を制御し、タッチパネル6からの入力に従い上位から下位に階層的に入力画面4aを更新するとともに、表示すべきキーの数に対応して、入力画面4aを分割して、複数のキーを表示可能とする制御部(=表示制御部20)とを有し、制御部は、複数のキーを表示する際に、キーの1つ当たりの大きさが所定の大きさよりも小さければ、手書きにより入力を受け付けるための手書き入力部30を入力画面4a上に表示するようにすれば、キーが所定の大きさよりも小さい場合、使用者が押し間違えてしまうことがあるが、このような押し間違いによる入力ミスを防ぐことができる。即ち、キーが所定の大きさよりも小さい場合、手書き入力部30がタッチパネル6に表示されるから、使用者は、キーを押すことなく手書きにより入力を行うことができる(尚、タッチパネル6上のキーを押して入力を行うことも当然可能である)。従って、使用者の操作性、利便性の高い表示装置を提供することができる。一方で、キーが所定の大きさよりも大きい場合、もともとキーの押し間違いが発生し難いから、常に手書き入力部30を表示させてキーの表示が小さくしてしまうことを避けることもできる。
又、表示装置は、選択、入力を行うため複数のキーを入力画面4aに表示する表示部と、入力画面4aへの接触操作による入力を検出し、入力部として表示部上に配されるタッチパネル6と、表示部の表示を制御し、タッチパネル6からの入力に従い上位から下位に階層的に入力画面4aを更新するとともに、表示すべきキーの数に対応して、入力画面4aを分割して、複数のキーを表示可能とする制御部とを有し、制御部は、複数のキーを表示する際に、キーどうしの間隔が所定の間隔よりも狭ければ、手書きにより入力を受け付けるための手書き入力部30を入力画面4a上に表示するようにすれば、隣接するキーとキーの間隔が所定の間隔よりも狭い場合、使用者が押し間違えてしまうことがあるが、このような押し間違いによる入力ミスを防ぐことができる。即ち、キーとキーの間隔が狭い場合、手書き入力部30がタッチパネル6に表示されるから、使用者は、キーを押すことなく手書きにより入力を行うことができる(尚、タッチパネル6上のキーを押して入力を行うことも当然可能である)。従って、使用者の操作性、利便性の高い表示装置を提供することができる。一方で、キーとキーの間隔が広い場合、もともとキーの押し間違いが発生し難いから、常に手書き入力部30を表示させて、キとキーの間隔が小さくなってしまうことを避けることもできる。
又、制御部は、それぞれのキーに符号を付し、手書き入力部30に選択すべきキーの符号を書き込むことで、タッチパネル6はキーの選択入力を受け付けるようにすれば、使用者は手書き入力部30に符号を書き込むことで、キーを選択入力することができ、使用者の操作性、利便性の高い表示装置を提供することができる。
又、制御部は、入力画面4aに入力のための所定の配列を有するキーボードを表示可能であり、制御部は、キーボードを表示する場合、併せて手書き入力部30を入力画面4a上に表示するようにすれば、いわゆる、ソフトキーボード40(仮想キーボート)を表示部の入力画面4aに表示する場合、キーボードとして多数のキーを表示する必要があり、1つのキーが小さくなって押し間違いが生じ易くなってしまう場合がある。しかし、使用者は、手書き入力部30から入力することができるので、ソフトキーボード40押すことなく入力を行え、使用者の操作性、利便性の高い表示装置を提供することができる。
又、画像形成装置1は、上記の表示装置を備えるようにすれば、キーの押し間違えが少なくなり、使用者にとって操作性が高くなる。従って、利便性の高い画像形成装置1を提供することができる。
以下、別実施形態について説明する。
上述の実施形態では、領域分割部206により、表示させるべきキーやその表示を演算により求めていたが、表示させるべき入力画面4aをあらかじめ決定しておき、その入力画面をROM202やHDD104に保存しておいてもよい。
上述の実施形態では、領域分割部206により、表示させるべきキーやその表示を演算により求めていたが、表示させるべき入力画面4aをあらかじめ決定しておき、その入力画面をROM202やHDD104に保存しておいてもよい。
又、上述の実施形態では、操作パネル2に表示制御部20を設けたが、本体制御部10のCPU101等により、表示制御部20を構成するようにしてもよい。即ち、本体制御部10側で、操作パネル2の表示を制御してもよい。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す左上面から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の本体制御部を説明するための回路図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の表示制御部を説明するためのブロック図である。 液晶表示部にソフトキーボードを表示させる際、液晶表示部の表示の一例を示す図であり、(a)は従来の手書き入力部を表示しない場合の図であり、(b)は、本発明に係る手書き入力部を表示させる場合の図である。 画像形成装置から画像データを送信する場合の液晶表示部の表示の一例を示す図であり、(a)は従来の手書き入力部を表示しない場合の図であり、(b)は、本発明に係る手書き入力部を表示させる場合の図である。 画像形成を行う場合の、用紙選択を行う際、液晶表示部の表示の一例を示す図であり、(a)は従来の手書き入力部を表示しない場合の図であり、(b)は、本発明に係る手書き入力部を表示させる場合の図である。 本発明の実施形態に係る表示制御部の手書き入力部に係る具体的な制御を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 操作パネル(表示装置)
4 液晶表示部(表示部)
6 タッチパネル
20 表示制御部(制御部)
30 手書き入力部
40 ソフトキーボード(キーボード)

Claims (5)

  1. 選択、入力を行うため複数のキーを入力画面に表示する表示部と、
    前記入力画面への接触操作による入力を検出し、入力部として前記表示部上に配されるタッチパネルと、
    前記表示部の表示を制御し、前記タッチパネルからの入力に従い上位から下位に階層的に前記入力画面を更新するとともに、表示すべき前記キーの数に対応して、前記入力画面を分割して、複数の前記キーを表示可能とする制御部とを有し、
    前記制御部は、複数の前記キーを表示する際に、前記キーの1つ当たりの大きさが所定の大きさよりも小さければ、手書きにより入力を受け付けるための手書き入力部を前記入力画面上に表示することを特徴とする表示装置。
  2. 選択、入力を行うため複数のキーを入力画面に表示する表示部と、
    前記入力画面への接触操作による入力を検出し、入力部として前記表示部上に配されるタッチパネルと、
    前記表示部の表示を制御し、前記タッチパネルからの入力に従い上位から下位に階層的に前記入力画面を更新するとともに、表示すべき前記キーの数に対応して、前記入力画面を分割して、複数の前記キーを表示可能とする制御部とを有し、
    前記制御部は、複数の前記キーを表示する際に、前記キーどうしの間隔が所定の間隔よりも狭ければ、手書きにより入力を受け付けるための手書き入力部を前記入力画面上に表示することを特徴とする表示装置。
  3. 前記制御部は、それぞれの前記キーに符号を付し、
    前記手書き入力部に選択すべき前記キーの符号を書き込むことで、前記タッチパネルは前記キーの選択入力を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、前記入力画面に入力のための所定の配列を有するキーボードを表示可能であり、
    前記制御部は、前記キーボードを表示する場合、併せて前記手書き入力部を入力画面上に表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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