JP2015001546A - 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015001546A
JP2015001546A JP2013124600A JP2013124600A JP2015001546A JP 2015001546 A JP2015001546 A JP 2015001546A JP 2013124600 A JP2013124600 A JP 2013124600A JP 2013124600 A JP2013124600 A JP 2013124600A JP 2015001546 A JP2015001546 A JP 2015001546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
temperature
fixing
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013124600A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6218443B2 (ja
Inventor
良太郎 井峯
Ryotaro Imine
良太郎 井峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013124600A priority Critical patent/JP6218443B2/ja
Priority to US14/301,224 priority patent/US9354564B2/en
Publication of JP2015001546A publication Critical patent/JP2015001546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6218443B2 publication Critical patent/JP6218443B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • G03G2215/0122Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt
    • G03G2215/0125Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted
    • G03G2215/0129Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted horizontal medium transport path at the secondary transfer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 画像データのトナー載り量を判定した後に画像データのトナー載り量を変更する処理を行った場合、判定したトナー載り量と、実際の印刷に使用するトナー載り量との間で差異が生じ、高精度に定着器の温度制御を行うことができなくなる。【解決手段】 画像データから求めた色材量に基づき、定着部の温度を制御する画像形成装置において、前記画像データが複写禁止画像であるか否かを判定し、判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、前記画像データから求めた色材量を用いずに、定着部の温度が所定の温度になるように前記定着部の温度を制御する。【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、及びプログラムに関する。
画像データから求めたトナー載り量に応じて、定着器の定着温度を制御する技術がある。特許文献1では、入力された画像データが写真画像か文字画像かを判定し、写真画像を定着する場合、文字画像を定着する場合よりも定着器の定着温度を高くする方法が開示されている。
特開2000−242107号公報
特許文献1では、画像データのトナー載り量を判定した後に、トナー載り量が変わるような処理が実行されたとき、判定したトナー載り量と、実際の印刷に使用するトナー載り量との間で差異が生じ、高精度に定着器の温度制御を行うことができなくなってしまう。
本発明は、色材を記録媒体に定着する定着部の温度を制御する画像形成装置であって、
画像データが複写禁止画像であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、前記定着部の温度が所定の温度になるように前記定着部の温度を制御し、前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像ではないと判定された場合、前記画像データから求めた色材量に対応する定着温度を用いて、前記定着部の温度を制御する制御手段とを有すること特徴とする。
また、本発明は、色材を記録媒体に定着する定着部の温度を制御する画像形成装置であって、画像データが複写禁止画像であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、所定の色材量を通知し、前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像ではないと判定された場合、前記画像データから求めた色材量を通知する通知手段と、前記通知手段によって通知された色材量に基づき、前記定着部の温度を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、画像データから求めた色材量に基づき、定着部の温度を制御する画像形成装置であって、前記画像データが複写禁止画像であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、前記画像データから求めた色材量を用いずに、所定の温度をターゲットとして前記定着部の温度を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、画像データから求めた色材量に基づき、定着部の温度を制御する画像形成装置であって、前記画像データから色材量を取得する取得手段と、前記取得手段によって色材量を取得した画像データが加工される場合、前記加工の内容に応じた定着温度をターゲットとして、前記定着部の温度を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像データの色材量を判定した後に、トナー載り量を変更する処理を行った場合であって、トナー載り量の変更内容に応じた定着器の温度制御を行うことができる。
本実施形態に係る画像形成装置を含むシステム構成の図である。 電子写真方式の画像形成装置の断面図である。 本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明したブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置のトナー載り量検知方法に関する説明図である。 本実施形態に係るトナー載り量と定着温度の関係を示す図である。 本実施形態に関わる画像形成装置における定着温度制御情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る定着温度制御情報生成処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る印刷動作における定着温度制御の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置における塗りつぶし処理、地紋スタンプ合成処理とトナー載り量の関係について説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置101を含むシステム構成の一例を示した図である。
本実施形態における画像形成装置101は、各種入力データを処理し、画像形成(作像)を行って印刷物を出力する。プリントサーバ102は、ネットワークを介して画像形成装置101と接続されており、クライアントPC103は、ネットワークを介して画像形成装置101と接続されている。
画像形成装置101は、コピー機能や、プリントサーバ102やクライアントPC103から受信した印刷データをプリントする機能を用いて、印刷を実行する。印刷を実行する場合、画像形成装置101は、印刷データまたは印刷条件に適した定着温度になるように定着温度を制御する。
[画像形成装置の動作説明]
図2は、図1に示した画像形成装置101であり、特に電子写真方式のカラー画像形成装置101の一例である中間転写体28を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置の断面図である。図2を用いて、電子写真方式のカラー画像形成装置における画像形成の動作を説明する。
帯電手段は、Y、M、C、Kの色毎に感光体22Y、22M、22C、22Kを帯電させるための4個の注入帯電器23Y、23M、23C、23Kを備える構成である。各注入帯電器はスリーブ23YS、23MS、23CS、23KSを備えている。
感光体22Y、22M,22C、22Kは、駆動モータ40Y、40M、40C、40Kの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光体22Y、22M、22C、22Kを画像形成動作に応じて反時計回り方向に回転させる。
露光手段は、スキャナ部24Y、24M、24C、24Kから、感光体22Y、22M、22C、22Kへ光を照射し、感光体22Y、22M、22C、22Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像を形成するように構成されている。
現像手段は、静電潜像を可視化するために、Y、M、C、Kの色毎に現像を行う4個の現像器26Y、26M、26C、26Kを備える構成で、各現像器には、スリーブ26YS,26MS,26CS,26KSが設けられている。なお、各々の現像器26は脱着が可能である。
転写手段は、感光体22から中間転写体28へ単色トナー像を転写するために、中間転写体28を時計周り方向に回転させる。そして感光体22Y、22M、22C、22Kとその対向に位置する一次転写ローラ27Y、27M、27C、27Kの回転に伴って、単色トナー像を転写する。一次転写ローラ27に適当なバイアス電圧を印加すると共に感光体22の回転速度と中間転写体28の回転速度に差をつけることにより、効率良く単色トナー像を中間転写体28上に転写する。これを一次転写という。
更に転写手段は、ステーション毎に単色トナー像を中間転写体28上に重ね合わせ、重ね合わせた多色トナー像を中間転写体28の回転に伴い二次転写ローラ29まで搬送する。さらに記録媒体11を給紙トレイ32から二次転写ローラ29へ狭持搬送し、紙やフィルムなどの記録媒体11に中間転写体28上の多色トナー像を転写する。この二次転写ローラ29に適当なバイアス電圧を印加し、静電的にトナー像を転写する。これを二次転写という。二次転写ローラ29は、記録媒体11上に多色トナー像を転写している間、29aの位置で記録媒体11に当接し、印字処理後は29bの位置に離間する。
定着手段は、記録媒体11に転写された多色トナー像を記録媒体11に溶融定着させるために、記録媒体11を加熱する定着ローラ32と記録媒体11を定着ローラ32に圧接させるための加圧ローラ33を備えている。定着ローラ32と加圧ローラ33は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ34、35が内蔵されている。定着装置31は、多色トナー像を保持した記録媒体11を定着ローラ32と加圧ローラ33により搬送するとともに、熱および圧力を加え、トナーを記録媒体11に定着させる。
この定着手段には不図示の温度センサが取り付けられており、定着に十分な温度が確認された時、初めて定着動作が行われるように制御される。
トナー定着後の記録媒体11は、その後図示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排出して画像形成動作を終了する。
クリーニング手段30は、中間転写体28上に残ったトナーをクリーニングするものである。中間転写体28上に形成された4色の多色トナー像を記録媒体11に転写し、転写後に残った廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
[画像形成装置のブロック図]
図3は本実施形態に係る画像形成装置101のブロック図である。図3を用いて、本実施形態に係る画像形成装置101における定着温調制御に関する機能について説明する。図3に示す様に、画像形成装置101は大きくシステムコントローラ部301とプリントコントローラ部302に分けられる。それぞれのコントローラはCPU304、CPU315、ROM305、ROM316、RAM306、RAM317、記憶部307、記憶手段318をそれぞれ持つ。それぞれのCPUはROM内の初期プログラムに従って、メインプログラムをROMより読み出し、RAMに記憶する。RAMはプログラム格納用や、ワーク用のメインメモリとして使用される。
画像生成部309は、クライアントPC103から受信する印刷データから、RGB色成分からなるラスターイメージデータを生成し、RGBデータを画素毎に出力する。なお、画像生成部309は、クライアントPC103から受信した画像データではなく、画像形成装置101に原稿を読み取る読取手段を設け、該読取手段で読み取った画像データを扱う構成としても良い。ここでいう読取手段とは、少なくともCCD(Chaerged Couple Device)あるいはCIS(Contact Image sencor)を含むものである。画像生成部309は、CCDあるいはCISを用いて原稿を読み取り、RGBデータを生成する。
また、読み取って得られた画像データに対して所定の画像処理を行う処理部を併せて設けるように構成しても良い。さらに、画像形成装置101に読取手段を設ける構成とせずに、図示しないインターフェースを介して、外部の読取装置から画像データを受け取るような構成としても良い。
色変換処理部310は、画像生成部309において生成されたRGBデータをトナー色であるCMYKデータに変換する。CMYKデータはCMYKのトナー量を示したデータになっており、画素単位に例えば0〜255の8bitの値で表現される。具体的な値として、各色0であればトナー未使用を示し、値が大きくなるにつれて濃度は濃くなり、255で各色最大の濃さを意味する。前述のトナー量は255で100%を意味し、CMYKの各色のトナー量を足し合わせた値がその画素のトナー載り量を表す。
トナー載り量検知部311は、色変換処理部310で生成されたCMYKデータに対して、トナー載り量の検知を行う。トナー載り量検知の具体的な方法に関しては図4を用いて後述する。トナー載り量検知が終了したCMYKデータをハーフトーン処理部312へ送る。また1ページ分のトナー載り量検知が終了した時点で、トナー載り量情報を定着温度算出部325へ通知する。
定着温度算出部325は、トナー載り量検知部311において検知したトナー載り量を、定着器320で定着させるために必要な最低温度を算出する。なお、トナー載り量を定着させるために必要な定着器320の最低温度の算出方法については、図5を用いて後述する。
ここでは、トナー載り量検知部311において検知した載り量情報を定着温度算出部325に通知して温度情報を算出すると説明した。他に、トナー載り量検知部311において検知した載り量情報を、直接、プリンタ通信IF313と通信ライン303を介してプリンタコントローラ302に通知し、定着温度の算出をプリンタコントローラ302で行ってもよい。いずれも、定着温度を制御する為の情報の通知がなされて定着温度が決定される形態であれば良く、通知される情報の形態は限定するものではない。通知される情報の内容についても、後述する図6に示す定着温度制御情報に限定されるものではない。
ハーフトーン処理部312は、トナー載り量検知部311から出力される各色のデータにハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理部312の具体的な構成としては、スクリーン処理によるもの、あるいは誤差拡散処理によるものがある。スクリーン処理は、入力画像データと所定のディザマトリクスを用いて、入力画像データをN値化するものである。また、誤差拡散処理は、入力画像データの注目画素と所定の閾値とを比較することによって注目画素をN値化する処理を行い、N値化処理によって生じる注目画素と閾値との差分を、以降にN値化処理する周囲画素に対して拡散させる処理である。
コピー禁止原稿判定部327は、原稿台にセットされた原稿がコピー(複写)禁止原稿であるか否かを判定する。画像合成処理部328は、ハーフトーン処理部312から出力されたハーフトーン画像に対して、地紋やスタンプ画像を合成する処理を行う。塗りつぶし処理部329は、ハーフトーン処理部312から出力されたハーフトーン画像に対して塗りつぶし処理を行う。塗りつぶし処理部329は、コピー禁止原稿判定部327においてコピー禁止原稿(複写禁止原稿)であると判定された原稿の画像領域に対して塗りつぶし処理を行う。塗りつぶし処理は、コピー禁止と判定された原稿のうち、少なくとも一部の領域を、所定値以上の濃度を有する領域に変換する処理である。
プリンタ通信IF313とコントローラ通信IF321は、システムコントローラ部301とプリントコントローラ302間で通信を行うためのIFである。ここで通信される情報は、印刷されるデータの他、システムコントローラ部301からの制御信号や、トナー載り量検知部311により検知したトナー載り量、コピー禁止原稿の検知結果や画像合成の設定情報等の定着器320の温度制御に関わる情報が含まれる。
定着温度制御部319は、定着温度算出部325において算出した目標温度、または、トナー載り量検知部311において検知したトナー載り量情報、または、後述する図6の定着温度制御情報600を用いて、定着器320の温度制御を行う。
[トナー載り量検知方法]
次に、トナー載り量検知部311におけるトナー載り量を検知する方法について、図4を用いて説明する。
ここで、トナー載り量とは単位面積あたりのトナー量のことを意味し、単位を%として説明する。具体的には、CMYK各色の最大値を100%とした時に、最大値を2色重ねた場合にその画素では200%のトナー載り量と定義する。各色は階調性を持っているため、各色0〜100%までの間の値を取りうる。例えば、フルカラー印刷モードでCMYKの4色トナーをフルに利用した画像の場合はトナー量が多くなり、K単色のモノクロ画像の場合、トナー量は少なくなる。
まず、トナー載り量検知部311はCMYKデータを受信すると、画素ごとに必要なトナー載り量を算出する。図4(a)は1ページ分の画像データの一部を表しており、401で示される最小単位が1画素を表し、402は3×3画素単位の画素ブロックを表している。また、図4(a)の1画素内の枠に示した数値が、トナー載り量検知部311により検知した画素ごとのトナー載り量を表しているものとする。ここでは、トナー載り量検知部311における3×3画素ブロックを単位として、画素ブロック内のトナー載り量の平均値を算出する一例を示している。ここで、画素ブロック内の平均値を算出する理由としては、一般に画像を定着するために必要な温度は1画素単位のトナー載り量ではなく、一定範囲内のトナー量に依存することが多いためである。また、図示の例では3×3画素のブロックサイズを一例として示しているが限定するものではなく任意サイズでもよい。また、ここでは画素ブロック内の平均値を算出しているが、画素ブロック内の最小値、最大値を使用する構成であっても良い。なお図4(b)の画素403は、図4(a)の3×3の画素ブロック402に対応する。図4(b)の各画素内に記載した数値は、図4(a)の3×3の画素ブロック内のトナー載り量の平均値を表している。
続いて、トナー載り量検知部311は、1ページ分の画素ブロック内のトナー載り量の平均値を算出する処理が終了した後、1ページ内の全てのブロックの平均値の中から最大値を定着温度算出部325に通知する。通知する最大値は、対象ページのトナー像を定着器320で定着するときの温度を制御するために使用される、対象ページの代表値である。以上、画像データ1ページに対するトナー載り量の代表値の求め方を説明した。
[トナー載り量に基づく定着温度算出方法]
次にトナー載り量検知部311で検知したトナー載り量情報を基に、対象ページの定着に必要な定着温度の算出方法について図5を用いて説明する。
前述したように、トナー載り量とは画像上の単位面積あたりのトナー量のことを意味している。定着不良なくトナーを定着させるためには、定着器320の温度を、対象ページ中のトナー載り量の最大値が確実に定着できる定着温度に設定する必要がある。
印刷する画像データにより、最大トナー載り量が異なるため、定着に必要な温度も画像データごとに異なり、最大トナー載り量が大きいほど必要な温度も高くなる。
図5は本実施形態に係る画像形成装置101のトナー載り量と定着温度の関係を一例として示した図である。横軸はトナー載り量を表しており、縦軸は定着に必要な温度を示している。図5より、例えばトナー載り量検知部311による検知結果が200%の場合、定着に必要な最低温度はT1であり、トナー載り量の検知結果が100%の場合、定着に必要な最低温度はT5であることが読み取れる。
定着器320の温度を、印刷ページ中に現れる最大トナー載り量が定着可能な温度にすれば、画像全体で定着不良等の問題が起る事はない。そのため、図5を用いて、トナー載り量検知部311により検知したトナー載り量情報から、対象ページの定着に必要な最低温度を求める。
図5のグラフで示される関係は定着器320の温度制御で用いられるため、例えばルックアップテーブルの形で記憶部307やRAM306等に記憶しておく。
[トナー載り量検知結果に基づく定着温調制御]
本実施例に係る画像形成装置101におけるトナー載り量検知結果を用いた定着温度の制御処理のフローチャートについて、図7を用いて説明する。図3で説明した本実施形態の画像形成装置101のブロック構成を用いて、図7の処理フローを説明する。
図7(a)はシステムコントローラ部のCPU304の制御のもと実行される処理を示し、図7(b)はプリントコントローラ部のCPU315の制御のもと実行される処理を示している。まず、コントローラ部のCPU304の制御に基づき実行する処理について図7(a)を用いて説明する。
ステップS701において、画像形成装置101の操作部、または、クライアントPC103の操作部から、地紋、または、スタンプを合成する設定を受け付ける。地紋やスタンプを合成しない場合は、ステップS701の処理を省略する。
ステップS702において、印刷開始の指示がされかを判定する。印刷開始の指示がされた場合、画像形成装置101の画像読み取り部やクライアントPC103などの外部装置から入力された印刷ジョブを受け取り、印刷処理を開始する。
ステップS703では、画像生成部309が、クライアントPC103から受信した印刷データから、印刷処理が可能なラスターイメージデータを生成する。そして生成したラスターイメージデータであるRGBデータを画素毎に出力する。ステップ601では、画像形成装置101の読取手段を用いて原稿を読み取り、読み取り得られたデータからRGBデータを生成してもよい。
ステップS704では、コピー禁止原稿判定部327において、S601で生成された画像データが、コピー禁止原稿の画像データであるか否かを判定する。S705において、コピー禁止原稿の画像データであると判定された場合は、ステップS706にすすみ、コピー禁止原稿の画像データではないと判定された場合は、ステップS707にすすむ。ステップS706では、コピー禁止原稿の画像データであることを示す情報をRAM306に格納する。ステップS707では、変換処理部310が、RGBデータをCMYKデータに変換する。
次に、ステップS708において、トナー載り量検知部311は、ステップS707において生成された対象ページのCMYKデータに対してトナー載り量の検知を行う。なお、トナー載り量検知方法については図4を用いて前述した通りである。本実施形態の画像形成装置101における処理フローでは、トナー載り量の検知精度を高めるために、ステップS710のハーフトーン処理前のデータに対して、トナー載り量の検知を行っている。
ステップS709において、定着温度算出部325は、S708で検知したトナー載り量情報を基に、対象ページを定着するために必要な最低温度を算出する。ここで、トナー載り量情報から対象ページを定着するために必要な最低温度を算出する方法については、図5を用いて前述した通りである。
ステップS710において、ハーフトーン処理部312が、ステップS707において生成したCMYKデータに対して、スクリーン処理または誤差拡散処理を行い、CMYKデータをN値化する。ハーフトーン処理後の画像データは、RAM306に格納する。
ステップS711において、CPU304は、ステップS709で算出した最低定着温度情報と、ステップS701において設定された印刷設定に基づき、定着温度制御情報を生成する。この定着温度制御情報については、後述の図8で説明する。
次に、ステップS712において、CPU304は処理対象のページが温度制御を開始するNページ目以降であるか、ここでは5ページ目以降であるかどうかの判断を行う。ステップS712において、処理対象のページが温度制御を開始する5ページ目以降であった場合、ステップS713に進む。ステップS712において、処理対象のページがNページ目より前の場合、ステップS714にすすむ。
ステップS713において、CPU304は、S711で生成した定着温度制御情報を、プリント通信IF部313を介して、プリントコントローラ302のCPU315に通知する。例えば、ステップS713では、ステップS708で算出した色材量を通知する。ステップS714において、CPU304は、次のページがあるかどうかを判断し、次のページがあればステップS703からの処理を繰り返す。次のページがない場合は、処理を終了する。
次に、プリントコントローラ部302のCPU315の制御に基づき実行する処理について図7(b)を用いて説明する。
ステップS721において、CPU315はシステムコントローラ301からの印刷指示を待つ。システムコントローラ301からの印刷指示があった場合、ステップS722に進む。
ステップS722において、生産性を落とさずに最初の4ページを印刷するために、定着温度制御部319は定着器320の温度を最大トナー量の定着が可能な温度Tmaxに制御し、印刷を開始する。
印刷画像の定着に先だって定着器の温度制御をするために、トナー載り量情報は、数ページ分先行して通知する必要がある。そのため、印刷する画像データと画像データから検知したトナー載り量情報は、先行して通知するために必要なページ数分を蓄積する。これにより、先行して定着温度の制御が開始できることから生産性を落とさずに定着温度の制御を行えるようにしている。ここでは説明の簡略化のため、現在定着しているページに対し、4ページ後に定着するページのトナー載り量を事前に通知する画像形成装置101を説明する。また、印刷開始直後は、トナー載り量を検知してから定着器の温度を制御した場合、ユーザーからの印刷指示にただちに反応できず、生産性が落ちてしまう。そのため、印刷開始4ページまでは定着温度制御を行わず、画像形成装置101で想定される最大トナー載り量を定着可能な定着温度に制御し、印刷開始5ページ目以降の画像データからトナー載り量を検知して温度制御を行う。
ステップS723において、システムコントローラ301から対象ページの定着に必要な最低温度の受信待ちになる。S723でシステムコントローラ301から定着温度を受信した場合、ステップS724に進む。なお、ここで受信する定着温度制御情報は、現在定着を行っているページに対して、4ページ後に定着するページを定着するために必要な情報である。
ステップS724において、定着温度制御部319は、すでに通知されている4ページ後までの複数の定着温度制御情報から、最大の温度のページを制御目標ページとする。ステップS725において、現在の定着温度と、S724で決定した制御目標ページの定着温度をターゲットとして、定着器320の温度を制御する。具体的には、現在の定着温度よりも制御目標ページの定着温度が高い場合、定着器320の温度を上げる。現在の定着温度よりも制御目標ページの定着温度が低い場合、定着器320の温度を下げるように制御を行う。ステップS726において、CPU315は、ページ終了か否かの判断を行い、ページが終了していなければステップS723からの処理を繰り返し、ページが終了すると処理を終了する。
なお、ステップS708の載り量を検知する処理と、ステップS710のハーフトーン処理の順番は逆でもよい。すなわち、先に、S703の画像生成処理後のデータに対してハーフトンーン処理を行った後に、S703の画像生成処理後のデータに対して載り量を検知する処理を行ってもよい。
図8は、図7のステップS711の処理フローの詳細を示すフローチャートである。
ステップS801では、RAM306に保持されているコピー禁止原稿であるか否かを示す情報を参照して、画像データがコピー禁止原稿のデータ(複写禁止画像)であるかを判定する。
ステップS801において、コピー禁止原稿であると判定された場合、ステップS802にすすみ、ステップS801において、コピー禁止原稿ではないと判断された場合、ステップS803にすすむ。ステップS802において、ステップS710においてRAM306に格納されたハーフトーン処理後の画像に対して、塗りつぶし処理を行う。ステップS802では、図10(a)に示すように、塗りつぶし処理部309において、入力画像に対して所定濃度以上の濃度で塗りつぶす加工処理を行う。そして、ステップS805において、後述する図6に示す定着温度制御情報の対応表を参照して、コピー禁止原稿に対応する定着温度制御情報を生成する。コピー禁止原稿に対応する定着温度とは、塗りつぶし処理によって増加するトナー載り量を安定して定着させるために必要な所定の温度である。塗りつぶし処理によってトナー載り量が増加するため、コピー禁止原稿ではないと判定された場合よりも、定着温度を高くする必要がある。
ステップS803において、画像データが地紋またはスタンプ合成が設定されているか否かを判断する。地紋合成やスタンプ印刷は、画像形成装置101またはクライアントPC103の不図示のUI(ユーザインタフェース)をもつ操作部で設定することができる。ステップS701により地紋またはスタンプ合成が設定されていると判断された場合、ステップS804にすすみ、地紋またはスタンプ合成が設定されていないと判断された場合、ステップS807にすすむ。ステップS804では、RAM306に格納されたハーフトーン処理後の画像に対して地紋またはスタンプ合成処理を行う。そして、ステップS806において、後述する図6に示す定着温度制御情報の対応表を参照して、地紋またはスタンプ合成する場合の定着温度制御情報を生成する。図6に示すように、塗りつぶし処理や地紋合成やスタンプ合成などの画像加工の内容に応じて、定着温度が決定する。
定着温度制御情報は、定着温度にかぎらず、トナー載り量の増加が発生した要因でもよい。例えば、定着温度制御情報として、「コピー禁止原稿」であることや、「地紋」や「スタンプ」が合成されているといった印刷モードを通知してもよい。その他の定着温度制御情報は、図6を用いて説明する。
図6は、本実施形態の画像形成装置101における定着温度制御方法において、システムコントローラ部301からプリントコントローラ部302に通知する定着温度制御情報600の一例である。本実施形態では、主にS708において画像データから求めたトナー載り量、または、S709においてトナー載り量から求めた定着温度を通知するように説明している。本実施形態の画像形成装置101における定着温度制御情報600は、トナー載り量や定着温度に限らず、ハーフトーン処理後の画像データに対して施される処理の内容や処理に必要となるトナー載り量でもよい。処理内容としては、例えば、塗りつぶし処理、スタンプ合成、地紋合成がある。また、施される処理内容に必要となるトナー載り量でもよい。他には、定着温度を上げるか下げるかを2者択一で制御するように「up」「down」という定着温度制御情報を生成して通知してもよい。
また、図6に示すように、定着温度制御情報は、処理内容とトナー載り量と定着温度の対応表をテーブルとして、プリントコントローラ部302のRAM317に保持しておいてもよい。システムコントローラ部301からトナー載り量が通知されると、RAM317に保持されている図6に示すテーブルを参照して、定着器の温度を制御する。
ステップS807では、ステップS709において算出した定着温度を、定着温度制御情報としてRAM306から取得する。取得された定着温度は、ステップS713においてプリントコントローラ302に通知される。
図10を用いて、ステップS804の地紋・スタンプ合成処理について説明する。
図10(a)の画像1001は、ハーフトーン処理部312によりハーフトーンされ、格納されている画像である。画像1001の破線領域1002はコピー禁止領域であることを示している。コピー禁止領域は、コピー禁止原稿判定部327により判定されている。図10(b)に示すように、コピー禁止領域は、図8のステップS802において、塗りつぶし処理部329で塗りつぶされる。コピー禁止領域のトナー載り量は、例えば、塗りつぶし前の「100%」から塗りつぶし後の「200%」に変化する。
また、図10(b)には、ハーフトーン画像1003にスタンプ1005が付加されたスタンプ付加画像1004と、ハーフトーン画像に地紋が合成された地紋合成画像1006を図示している。図10(b)において、ハーフトーン画像のトナー載り量は「100%」、スタンプ画像のトナー載り量は「180%」、地紋合成画像のトナー載り量は「150%」になる。このように、ハーフトーン処理後の画像データに対して画像加工を行い、トナー載り量の増加が発生する例を説明した。
本実施形態の定着温度制御方法は、画像データから載り量を検知する処理の後に載り量の増加が発生した場合においても、定着器(定着部)の温度を制御するための情報を正しく生成してプリントコントローラ部302に通知することが可能である。
図9は、図7で示した処理フローで実施される定着器の温度制御の一例を示す図である。横軸は印刷ページの番号を表しており、縦軸はそのページを定着する際の定着温度を表している。なお、ページ番号の下に、ページのトナー載り量を%で表している。図9では、対象ページを印刷するために先行して通知する定着温度制御情報は載り量情報である。図9では、載り量情報を通知するタイミングを併記して示している。図9では、14ページ分のデータを受信し、5ページ目と14ページ目のトナー載り量が200%、それ以外のページのトナー載り量が100%の場合を例として説明する。なお、本実施形態における画像形成装置101において、トナー載り量と定着に必要な温度との関係は図5に示した通りである。トナー載り量200%の画像を定着するために必要な温度をT1とし、トナー載り量100%の画像を定着するために必要な温度をT5とする。
1ページ目から4ページ目に関しては、生産性を落とさないために最大温度T1で定着を行う。5ページ目から定着温度制御を行うため、1ページ目を定着中に、5ページ目のトナー載り量を検知して、検知したトナー載り量を定着温度制御部319に通知する。同様に、5ページ目を定着する際に、4ページ先のページ即ち9ページ目のトナー載り量を検知して、定着に必要な最低温度を定着温度制御部319に通知する。ここでは、目標温度T5を通知する。5ページ目を定着する際にトナー載り量通知が完了しているページは、4ページ先、つまり6ページ目から9ページ目までの画像データである。6ページ目から9ページ目のデータのトナー載り量は全て100%であるため、目標温度はT5となる。そのため、現在の温度T1から定着温度を下げることが可能であると判断する。
10ページ目のトナーを定着する際に、14ページ目のトナー載り量を検知し、定着可能な最低温度を定着温度制御部319に通知する。14ページ目のトナー載り量が200%であり、14ページ目のトナーを定着するためには定着温度がT1である必要がある。14ページ目の定着温度をT1に制御するために、定着温度制御部319は、11ページ目から定着器の温度を上げる制御を行う。
このように、対象ページに対して4ページ先のトナー載り量を先行して通知するために、S606においてハーフトーン処理後の画像と各ページのトナー載り量を保持している。つまり、先行して通知するために必要なページ数分の画像データを、スプールメモリであるRAM306上に一次蓄積して画像転送のタイミングを調節している。
以上のような制御を行うことによって、生産性を落とすことなくトナー載り量に応じた定着器の温調制御が可能となり、電力消費を低減することができる。
また、本実施形態では、色材としてトナーを例にあげて説明したが、色材はインクでもよい。インクを使用する場合、図3のトナー載り量検知部311は、インク量検知部311になる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. 色材を記録媒体に定着する定着部の温度を制御する画像形成装置であって、
    画像データが複写禁止画像であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、前記定着部の温度が所定の温度になるように前記定着部の温度を制御し、前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像ではないと判定された場合、前記画像データから求めた色材量に対応する定着温度を用いて、前記定着部の温度を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 色材を記録媒体に定着する定着部の温度を制御する画像形成装置であって、
    画像データが複写禁止画像であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、所定の色材量を通知し、前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像ではないと判定された場合、前記画像データから求めた色材量を通知する通知手段と、
    前記通知手段によって通知された色材量に基づき、前記定着部の温度を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 画像データから求めた色材量に基づき、定着部の温度を制御する画像形成装置であって、
    前記画像データが複写禁止画像であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、前記画像データから求めた色材量を用いずに、所定の温度をターゲットとして前記定着部の温度を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  4. さらに、前記判定手段による判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、前記画像データを加工する加工手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記加工手段における加工処理は、前記画像データの少なくとも一部の領域を、所定値以上の濃度を有する領域に変換する処理であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 画像データから求めた色材量に基づき、定着部の温度を制御する画像形成装置であって、
    前記画像データから色材量を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって色材量を取得した画像データが加工される場合、前記加工の内容に応じた定着温度をターゲットとして、前記定着部の温度を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記加工の内容は、前記画像データの少なくとも一部の領域を、所定値以上の濃度を有する領域に変換する処理、または、前記画像データに地紋を合成する処理、または、前記画像データにスタンプを合成する処理であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記加工の内容に応じて定着部の温度が決定されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 色材を記録媒体に定着する定着部の温度を制御する画像形成方法であって、
    画像データが複写禁止画像であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、前記定着部の温度が所定の温度になるように前記定着部の温度を制御し、前記判定ステップによる判定の結果、前記画像データが複写禁止画像ではないと判定された場合、前記画像データから求めた色材量に対応する定着温度を用いて、前記定着部の温度を制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像形成方法。
  10. 色材を記録媒体に定着する定着部の温度を制御する画像形成方法であって、
    画像データが複写禁止画像であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、所定の色材量を通知し、前記判定ステップによる判定の結果、前記画像データが複写禁止画像ではないと判定された場合、前記画像データから求めた色材量を通知する通知ステップと、
    前記通知ステップによって通知された色材量に基づき、前記定着部の温度を制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像形成方法。
  11. 画像データから求めた色材量に基づき、定着部の温度を制御する画像形成方法であって、
    前記画像データが複写禁止画像であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定の結果、前記画像データが複写禁止画像であると判定された場合、前記画像データから求めた色材量を用いずに、前記定着部の温度が所定の温度になるように前記定着部の温度を制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像形成方法。
  12. 画像データから求めた色材量に基づき、定着部の温度を制御する画像形成方法であって、
    前記画像データから色材量を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによって色材量を取得した画像データが加工される場合、前記加工の内容に応じた定着温度となるように、前記定着部の温度を制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像形成方法。
  13. コンピュータを請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置として機能させるためのプログラム。
JP2013124600A 2013-06-13 2013-06-13 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP6218443B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124600A JP6218443B2 (ja) 2013-06-13 2013-06-13 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム
US14/301,224 US9354564B2 (en) 2013-06-13 2014-06-10 Image forming apparatus, image forming method, and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124600A JP6218443B2 (ja) 2013-06-13 2013-06-13 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015001546A true JP2015001546A (ja) 2015-01-05
JP6218443B2 JP6218443B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=52019322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013124600A Expired - Fee Related JP6218443B2 (ja) 2013-06-13 2013-06-13 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9354564B2 (ja)
JP (1) JP6218443B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016153846A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 キヤノン株式会社 画像形成装置とその制御方法、及びプログラム
JP2021056445A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 キヤノン株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6334872B2 (ja) * 2013-09-11 2018-05-30 キヤノン株式会社 画像形成装置、制御装置およびそれらの制御方法
JP2015096922A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 キヤノン株式会社 画像形成装置、制御装置およびそれらの制御方法
JP2015169733A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 キヤノン株式会社 画像形成装置、制御装置およびそれらの制御方法
JP2020118766A (ja) * 2019-01-21 2020-08-06 キヤノン株式会社 定着温度の制御を行う画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02284189A (ja) * 1989-04-25 1990-11-21 Canon Inc 画像形成装置
US6535712B2 (en) * 2001-07-06 2003-03-18 Hewlett-Packard Company Gloss control method and apparatus with disposable toner cartridges containing clear toners
JP2007052375A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013015720A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2013076952A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000242107A (ja) 1999-02-19 2000-09-08 Canon Inc 画像形成装置および方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02284189A (ja) * 1989-04-25 1990-11-21 Canon Inc 画像形成装置
US6535712B2 (en) * 2001-07-06 2003-03-18 Hewlett-Packard Company Gloss control method and apparatus with disposable toner cartridges containing clear toners
JP2007052375A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013015720A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2013076952A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016153846A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 キヤノン株式会社 画像形成装置とその制御方法、及びプログラム
JP2021056445A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7328106B2 (ja) 2019-10-01 2023-08-16 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9354564B2 (en) 2016-05-31
JP6218443B2 (ja) 2017-10-25
US20140369707A1 (en) 2014-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6334872B2 (ja) 画像形成装置、制御装置およびそれらの制御方法
JP6218443B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム
JP6887771B2 (ja) 画像形成装置
JP2015096922A (ja) 画像形成装置、制御装置およびそれらの制御方法
JP6306868B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP2016139086A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2016148739A (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
US10578994B2 (en) Image forming apparatus that determines a fixing temperature for a fixing operation based on toner amounts of blocks of image data and related image forming method and storage medium
JP2015036695A (ja) 画像形成装置、制御方法およびコンピュータプログラム
JP2016024408A (ja) 画像形成装置、制御装置およびそれらの制御方法
JP2015169733A (ja) 画像形成装置、制御装置およびそれらの制御方法
JP2018205622A (ja) 画像形成装置
JP6271946B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP5079065B2 (ja) カラー画像処理装置及びプログラム
JP2015206984A (ja) 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2015087646A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2012133042A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム
JP6395585B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2020056919A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP6817785B2 (ja) 画像形成装置、制御方法およびプログラム
JP2017097241A (ja) 画像形成装置およびトナー消費量算出方法
JP2020134685A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
JP2020134686A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
JP5017994B2 (ja) 画像形成装置
JP2019219541A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170926

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6218443

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees