JP2014532405A - 植物用の生育基材 - Google Patents

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Abstract

苗木産業やハウス温室農業において、基材(例えば、培養土)は、植物を栽培するための媒質として頻繁に用いられる。これは、温室でのポット栽培やコンテナでの街路樹栽培において特に重要である。本発明は、生育基板に関する。本発明は、生育基材を準備する方法とともに、生育基材を使用することに関する。本発明は、さらに、樹木、低木、花、食用作物などの植物を生育するための方法に関する。本発明は、さらに、生育基板の使用に関する。【選択図】図3

Description

本発明は、ポリ乳酸を備える生育基材および生育基材を準備する方法に関する。
苗木産業やハウス温室農業において、基材(例えば、培養土)は、植物を栽培するための媒質としてしばしば用いられる。これは、温室でのポット栽培やコンテナでの街路樹栽培において特に重要である。用いられる基材は、主に粉砕された泥炭のより粗い部分から構成され、泥炭は、土を軽くするために用いられる。
園芸における泥炭の使用は、とりわけ泥炭の採取により引き起こされる生息空間の減少や、泥炭の採取、輸送、分解中における二酸化炭素の排出を理由として議論の的となる。さらに、黒泥炭のような利用可能な泥炭は、だんだんと不足している。天然の泥炭の供給量は、あと15年の使用量を満たすだけであると見積もられている。さらに、泥炭は、限定的な範囲でのみ再生可能な原材料であり、これは望ましくない特性である。
園芸で用いられる別の種類の生育基材は、石綿である。しかしながら、石綿は、非常にコストの高い生育基材である。この基材の別の欠点は、基材からの粉塵が吸入により肺に蓄積して健康被害を引き起こしうる点である。別の欠点は、この材料が分解困難である点である。
園芸分野において、植物の生育に関して有利な特性を示し、使用後はシンプルな方法で処分されることのできる再生可能な生育基材への継続的な要求がある。
国際公開2010/028037号、国際公開2009/011905号および蘭国特許発明第1017460号明細書には、ポリ乳酸を備える生育基材が開示されている。
国際公開2010/028037号は、例えば、ポリ乳酸繊維などの高分子繊維に基づく基材を開示している。国際公開2009/011905号は、繊維球に基づく基材を開示している。この繊維は、ポリ乳酸を備えていてもよい。
蘭国特許発明第1017460号明細書には、発泡ポリ乳酸をベースとすることのできる生育媒質が開示されている。蘭国特許発明第1017460号明細書に係る基材は、押出発泡により得られる。この過程において押出成型機に発泡剤が添加され、押出成型機の内側と外側での圧力差の結果として、ポリマーは押出成型機から出るのと同時に発泡する。押出成型による発泡の欠点は、一つの形状のみ可能であり、その形状および寸法が押出成型機に依存する点である。さらに、求める多孔性もしくは求める多孔性に近いものが実際に実現されるようにして、得られる基材の空隙率を制御することが極めて難しい。
本発明の目的は、再生可能で、欠乏しない原材料を用い、植物の生育に関して有利な特性を有し、その使用により自然や環境に対していかなる悪影響を与えない生育基材を提供することにある。
本発明の別の目的は、様々な形状に用意することのできる基材を提供することにある。
本発明の別の目的は、再生可能で、欠乏しない原材料を用い、植物の成長に関して有利な特性を有し、自然や環境に対していかなる不都合な影響を有しないものを用いた生育基材を準備するための方法を提供することにある。
上述した一以上の目的は、ポリ乳酸が粒子状ポリ乳酸発泡体であるという点で特徴付けられる、導入部において記載したような生育基材を提供するという点において本発明により実現される。
ポリ乳酸(PLA;Polylactic acid)は、再生可能な生分解性の材料であり、とりわけ包装産業において用いられる。ポリ乳酸は、乳酸モノマーに基づくポリマーの総称であり、ポリ乳酸は、組成物に応じてそのポリマーの構造を完全なアモルファスから半結晶質を経て結晶質まで変化させることができる。ポリ乳酸は、乳製品やトウモロコシなどから製造することができる。
乳酸は、ポリ乳酸を構成するモノマーであり、このモノマーは二つの立体異性体、つまり、L−乳酸およびD−乳酸として存在する。したがって、ポリ乳酸は、特定の割合のL−乳酸モノマーと、特定の割合のD−乳酸モノマーを含有する。ポリ乳酸中のL乳酸モノマーとD乳酸モノマーの間の比率は、その特性を決定する。例えば、D−値またはD−含有量のような用語が用いられる。これらは、ポリ乳酸中のD−乳酸モノマーの割合を表す。一般に商業的に利用可能なポリ乳酸は、L−D比が100:0から75:25の範囲であり、別の表現をすれば、D−含有量が0から25%の範囲であり、さらに別の言い方をすれば、0から0.25の範囲である。仮に、ポリ乳酸が約12%以上のD−乳酸を含む場合、ポリ乳酸はもはや結晶性ではなく、完全にアモルファスである。仮に、D−乳酸が約5%である場合、ポリ乳酸は半結晶と呼ばれる。ポリ乳酸の結晶性は、示差走査熱量測定(DSC;differential scanning calorimetry)により決定できる。「半結晶」の用語は、ポリマーが結晶化できるとともに溶融もできることを示すものとして理解される。したがって、D−含有量が低いほど、ポリ乳酸の結晶性が高くなるということができる。D−含有量は、例えば、ポリマーの完全な加水分解後にガス流体クロマトグラフィ(GLC)を用いた、いわゆるR−乳酸塩決定法(R-lactate determination)といわれる方法などにより一般に決めることができる。別の標準的な方法は、旋光度(クロロホルム中、波長589nmにおいて日本分光(JASCO)DIP−140旋光計を用いて測定される)による決定法である。
本発明者は、粒子状ポリ乳酸発泡体を備える生育基材が、再生可能であり、その原材料が欠乏せず、植物の生育に関して有利な特性を有し、それを用いることにより自然および環境にいかなる悪影響も与えない生育基材であることを見いだした。ポリ乳酸が発泡されているため、ポリ乳酸は、水分や植物の生育に助けとなりうるいかなる物質も即座に吸収して放出することができる。粒子状ポリ乳酸におけるこの構造は植物を良く根付かせ、この基材は生育に十分な強さを有する植物を提供する。
本発明者は、粒子状ポリ乳酸発泡体が、生育基材としての使用に適した状態を与えるという有利な特性を有することを見いだした。つまり、粒子状ポリ乳酸発泡体は、優れた水分保持能力を有し、水分を急速に吸収し、優れた通気性を有し、すばらしい養分保持機能を有する。
本発明に係る生育基材の他の利点は、それぞれの種類の植物や、特定種類の植物の栽培における特定の要件によって異なる生育条件に、ポリ乳酸の特性が適応できるということ
粒子状ポリ乳酸発泡体の他の利点は、その準備工程において、様々な形状を選択することとができる点である。つまり、ゆるい粒子状ポリ乳酸発泡体を用意することができ、後々において基材中のゆるい粒子として用いることができる。この利点は、粒子を例えば、土や泥炭と混合させることができる点である。他の選択肢は、粒子のために所望の形状に圧縮されること(「融合される」とも呼ばれる)である。圧縮すると、得られる基材の空隙率を制御することができる。これにより、異なる植物を用途としたり、特定種類の植物の栽培における特定の要件を満たしたりする基材を製造することができる。したがって、本発明に係る基材は、例えば、ポットの形成に使えるようにしたり、植物の形状に作ったりすることができる。
したがって、「粒子状ポリ乳酸発泡体」の語は、ゆるい粒子形状のポリ乳酸発泡体のみを意味するのではなく、ゆるい粒子状ポリ乳酸発泡体を圧縮または融合することにより得られる基材をも意味するものとして理解される。「粒子状ポリ乳酸発泡体」の語は、粒子形状または顆粒形状のポリ乳酸発泡体だけでなく、ポリ乳酸発泡体の粒子を融合することにより形成される成型品の全てを意味するものとして理解される。
本発明は、いくつかの好ましい実施の形態および図面を参照しながらより詳細に示されよう。
オープンセル構造またはクローズドセル構造を有するポリ乳酸発泡体の粒 クローズドセル構造を有するポリ乳酸発泡体の粒子を示す図である。 ポリ乳酸発泡体顆粒の結合により得られる平板を示す図である。 種々の基材の水分保持力を示した図表である。
本発明に係る生育基材は、基材の総重量に対して、10−100重量%の粒子状ポリ乳酸発泡体を備えることが好ましい。本発明者は、このような割合のポリ乳酸発泡体を用いると、結果として、植物や種の生育に関して有利な特性(優れた通気性など)を示す優れた成長基材になることを見出した。
本発明に係る生育基材に用いることのできる粒子状ポリ乳酸発泡体は、アモルファスもしくは半結晶のポリ乳酸またはこれら二つの混合物であってもよい。ポリ乳酸は、Ingeo(登録商標;例えば、Ingeo 6060D, Natureworks)またはSynterra(登録商標;例えば、Synterra PLLA 1510, Synbra Technology BV)の商品名で知られるアモルファスまたは半結晶のポリ乳酸として商業的に利用可能である。
ポリ乳酸を他の(生分解性の)ポリマーおよび/または充填材と混合させることも可能である。例えば、ブタンジオール、アジピン酸およびテレフタル酸の共重合体(Ecoflex(登録商標)の商品名でBASFから利用可能)や、澱粉、チョーク、スターチ、小麦粉、セルロースなどである。
本発明の一実施の形態において、充填材は、石灰、セルロース、滑石、チョーク、雲母、グラファイト、すす、活性炭およびカーボンを備える群の中から選択される。一以上の上述した材料は、多孔性をより高めるためおよび/またはより重くするために生育基材に加えることができる。これにより、生育基材の特性を特定種類の植物の最適な生育条件に適合させることができる。
本発明の一実施の形態において、生育基材はポリ乳酸繊維をさらに備える。ポリ乳酸の形状は、繊維構造により生育基材としての使用に有利な特性を有する。ポリ乳酸繊維は、液体のポリ乳酸を小径の金型に通して繊維状に押し出すことにより紡がれる。その後、繊維は、圧縮空気を用いて直接冷却される。
生育基材は、再生されたポリ乳酸をさらに備えてもよい。ポリ乳酸を再生することにより、環境への負荷が低減される。再生ポリ乳酸は、例えば包装材料から得られてもよい。この包装材料を生育基材に用いることにより、材料が不必要に消費されない。
本発明に係る生育基材は、天然材料、非天然材料またはこれらの混合物から選択される追加の材料を備えてもよい。天然材料は、土、ココヤシ泥炭、パーライト、バーミキュライト、澱粉および澱粉発泡体、麻、草、セルロース、アシ、干し草、藁およびボール紙に基づく天然繊維、を備える群から選択されることが好ましい。非天然材料は、石綿、ガラスウール、ポリウレタン発泡体、紙発泡体、ポリプロピレン発泡体、ポリエチレン発泡体を備える群から選択されることが好ましい。生育基材に他の材料を加えることにより、特定種類の植物に有利な特性を有する生育基材を得ることが可能となる。したがって、基材の空隙率を増加させる材料および/または基材の強度を増加させる材料を追加することが可能である。
本発明の一実施の形態において、生育基材は、チッ素(N)、リン(P)、カルシウム(Ca)、または硫黄(S)に基づく一以上の栄養剤や、充填剤、結合剤、着色剤、保存料、滋養剤、植物保護物質(除草剤、殺虫剤、殺菌剤)またはこれらの混合物を備える。栄養剤および滋養剤は、植物の生育に重要である。特定の栄養素の量や新たな処置は、生育基材において栽培される植物によって適合させることができ、その結果、最適な栄養媒体が得られる。植物保護物質は、菌の感染症や虫害を防ぐために加えることができる。保存料は、例えば、生育基材の保存期間を長くするために加えることができる。これらの物質は、例えば、水分とともに粒子状ポリ乳酸発泡体に吸収させることができる。
粒子状ポリ乳酸発泡体は、クローズドセル構造またはオープンセル構造を有することが好ましい。この構造は、とりわけポリ乳酸発泡体が十分な水分および植物の生育に役立つ物質を吸収し放出できるようにする。非常に優れた水分の吸収および放出は、粒子状ポリ乳酸発泡体がオープンセル構造を有するときに見られる。したがって、粒子状ポリ乳酸発泡体は、オープンセル構造を有することが好ましい。
本発明の一実施の形態において、オープンセルのポリ乳酸発泡体は、ポリエチレングリコール、スクロース、グルコース、小麦粉、澱粉などの水溶性の添加剤をポリ乳酸に混ぜることにより得られる。発泡中または発泡後にこれらの添加剤は洗い流されることができ、その結果、クローズドセル構造に孔が形成され、優れた水分吸収特性を有するオープンセルが同様に得られる。
本発明の一実施の形態において、ポリ乳酸は粒子状ポリ乳酸から得られる。既に上述したように、ポリ乳酸は生分解性である。
一実施の形態において、粒子状ポリ乳酸発泡体はコーティングにより被覆される。コーティングの存在により基材が非生分解性になるのを防ぐために、コーティングも同様に生分解性であることが好ましい。
コーティングは、ポリビニルアセテート、ポリビニルアセテートベースのポリマー、ポリビニルアルコール、ポリカプロラクトン、ポリエステル、ポリエステルアミド、タンパク質に基づく材料、多糖、天然ワックスまたは脂質およびアクリレート、または一以上のこれらの混合物からなる群から選択されることが好ましい。コーティングは、アモルファスのポリ乳酸であってもよいし、他のコーティングとそれの組み合わせであってもよい。
ポリビニルアセテートおよびポリビニルアセテートベースのポリマーに基づくコーティングの例として、Wacker Chemieから提供されるVinnex(登録商標)およびVinnapas(登録商標)ポリマーがある。
本発明は、さらに植物用の生育基材として粒子状ポリ乳酸を使用することに関連してもよい。この生育基材は、上述した本発明に係る生育基材であることが好ましい。
本発明は、さらにポリ乳酸を備える植物用の特定の生育基材を準備する方法に関連する。この方法は、次のステップを備える。
(i)粒子状の膨張可能なポリ乳酸を用意するステップと、
(ii)特定の温度および圧力の条件下で、ステップ(i)で得られた粒子状の膨張可能なポリ乳酸を配置し、粒子状ポリ乳酸発泡体を得るステップ。
このような方法を用いて、本発明に係る生育基材が得られる。ステップ(ii)を実行した後、ゆるい粒子状ポリ乳酸発泡体が得られる。
本発明の一実施の形態において、発泡剤が浸透した粒子状の膨張可能なポリ乳酸発泡体がステップ(i)で供給される。この発泡剤は、MTBE、窒素、空気、(イソ)ペンタン、プロパン、ブタンおよびこれらと同類のもの、もしくは、一以上のこれらの混合物から選択されることが好ましい。発泡剤は、COであることが好ましい。
本発明に係る方法は、さらに一以上の以下のステップをさらに備えてもよい。
(iii)セル構造の発泡を壊すこと又は水溶性の添加物を洗い流すことにより、粒子状ポリ乳酸発泡体のセル構造を調整するステップ、および/または、
(iv)発泡した粒子状ポリ乳酸にコーティングを提供するステップ。
少なくともステップ(iii)を用いることにより、オープンセル構造を有する粒子状ポリ乳酸発泡体が得られる。
少なくともステップ(iv)を用いることにより、前述の優位点を有する被覆された粒子状ポリ乳酸発泡体を得ることができる。本発明に係る方法において、粒子状ポリ乳酸は、ステップ(i)の前に粒子状ポリ乳酸を液体に接触させることにより、コーティングが施されることが好ましい。粒子状ポリ乳酸は、肥料、栄養剤、ミネラルベースの成長刺激添加物もしくはこれらの混合物を備える液体に接触されることが好ましい。肥料、栄養剤および/またはミネラルベースの成長刺激添加物の存在は、その表面に植物の生育のための十分な栄養価が準備された基材を提供する。
本発明に係る方法は、さらに次のステップを備えてもよい。
(v)平板形状の生育基材を得るためにステップ(iv)で得られた材料を圧縮するステップと、
(vi)選択的に成型品を形成し、成長基材としての使用に適する、多孔性のより大きいもしくは多孔性のより小さい成型品を作るステップ。
このような基材は、水耕栽培での使用に特に適している。成型品の多孔性はそれ自身の準備において影響されることができるため、異なる程度の多孔性を示す基材を製造することができる。これにより、異なる程度の水分保持性および通気性を示す基材を製造することができる。後の二つは、異なる植物の種類の生育のために異なることとなるパラメータである。
このように、粒子状ポリ乳酸発泡体の得られた成型品は、ゆるい粒子状ポリ乳酸発泡体を融合することにより得られる。本発明に係る方法を用いて粒子状ポリ乳酸の粒子を融合することにより、求める形状を有する成型品を得ることができることが利点である。一方、従来の方法では、押出成型機により許容される形状を得ることしかできなかった。その結果、蘭国特許発明第1017460号明細書では、押出発泡により得られる発泡平板のみが得られる。したがって、この平板は、粒子状ポリ乳酸発泡体に基づくものではない。
本発明の一実施の形態において、粒子状ポリ乳酸発泡体は、追加の材料と混合される。この追加の材料は、天然材料、非天然材料またはこれらの混合物から選択されることが好ましい。天然材料は、土、ココ泥炭、パーライト、バーミキュライト、澱粉および澱粉発泡体、麻、草、セルロース、アシ、干し草、藁およびボール紙に基づく天然繊維、を備える群から選択されることが好ましい。非天然材料は、石綿、ガラスウール、ポリプロピレン発泡体、ポリエチレン発泡体を備える群から選択されることが好ましい。これにより、本発明に係る生育基材に有利な結果をもたらす。
本発明に係る方法において、粒子状ポリ乳酸発泡体は、充填材と混合されることが望ましい。この充填材は、石灰、セルロース、滑石、チョーク、雲母、グラファイト、すす、活性炭およびカーボンから選択されることができる。一以上の上述の材料は、多孔性をより高めるためおよび/またはより重くするために、ポリ乳酸と混合されることができる。これにより、生育基材の特性を特定種類の植物の最適な生育条件に適合させることができる。
仮に、粒子状の膨張可能なポリ乳酸にコーティングが施されていると、例えば、形成された成型品が作られる場合に、粒子間の好ましい融合が起こる。好ましい融合が求められる場合、コーティングは、ポリビニルアセテート、ポリビニルアセテートベースのポリマー、ポリビニルアルコール、ポリカプロラクトン、ポリエステル、ポリエステルアミド、タンパク質に基づく材料、多糖、天然ワックスもしくは脂質およびアクリレート、または一以上のこれらの混合物から選択されることが望ましい。コーティングは、アモルファスのポリ乳酸であってもよいし、他のコーティングとそれの組み合わせであってもよい。
このようにして、本発明は、粒子状ポリ乳酸発泡体を備える生育基材上での植物の生育を可能とする。この生育基材は、上述した本発明に係る基材であることが好ましい。この方法の利点は、再生可能で、その原材料が欠乏せず、植物の生育に関して有利な特性を有し、その使用により自然および環境にいかなる悪影響を与えない生育基材が用いられることである。
本発明に係る基材に、種、挿し木、苗木またはその他の植物質が提供される方法、例えば、植えたり、種まきしたりすることを用いて、樹木、低木、花または食用作物を得ることが可能となる。樹木、低木、花または食用作物には関心を寄せることが好ましい。
本発明は、さらに、粒子状ポリ乳酸発泡体を植物用の生育基材として使用することに関連してもよい。一以上の上述の実施の形態は、これに関連して用いられることができる。
本発明は、いくつかの実施例に係る手段により説明されるであろう。この例は、制限的に解釈されてはならない。この例の後に含まれる請求項は、本開示の一部も形成する。
(実施例)
<実施例1>
粒子状の膨張可能なポリ乳酸は、95%のL−乳酸および5%のD−乳酸に基づく共重合体であり、分子量150kA(Mn;数平均分子量、PS;ポリススチレンに対して測定)であるSynterra BF 1505を押出機(Berstdorff ZE75A)で押出成型し、微小顆粒に変換することにより得られた。微小顆粒は、蒸気を用いて、高圧下でCOを浸透させた後、ポリ乳酸発泡体を形成するために膨張させた。このようにして得られた粒子状ポリ乳酸発泡体は、発泡条件に応じて、オープンセル構造またはクローズドセル構造(図1、図2を参照)を有する。ポリ乳酸発泡体による水分吸収および放出に有益な影響を有するため、オープンセル構造が好ましい。
<実施例2>
実施例1からのポリ乳酸発泡体のゆるい顆粒は土と混合され、その後、ポットまたは溝(gutter)中の種々の植物の生育が評価された。ポリ乳酸発泡体の安定性は、新鮮なココ泥炭の安定性に相当するように思われた。ガーター方式における種々の作物(若木を刺激する)を有する生育試験は、作物の生育が標準基材上のそれと同等であることを示した。
さらに、ポリ乳酸発泡体の顆粒を融合して得られた平板(図3参照)は、ナス植物用の生育基材として用いた。ナス植物は、優れた生育を示した。
<実施例3>
粒子状の膨張可能なポリ乳酸は、95%のL−乳酸および5%のD−乳酸に基づく共重合体であり、分子量150kA(Mn;数平均分子量、PS;ポリススチレンに対して測定)であるSynterra BF 1505を水溶性の添加物(表1の成分3)と押出機(Berstdorff ZE75A)で混合することにより得られた。微小顆粒は、蒸気を用いて、圧力容器の中でCOを浸透して膨張させることにより得られた。膨張過程において、水溶性の添加物は分解し、その結果、オープンセル構造となった。このようにして得られた粒子状ポリ乳酸(図1のpPLA)発泡体は、水分保持力が評価された。図4において、水分保持力は、水の体積と基材の体積の比の割合(%)で示される。測定した試料の説明書きは、表1に与えられる。試料1および7は、粒子状ポリ乳酸発泡体を含まない対照試料である。試料2−6は、50%の培養土(成分1)および50%の粒子状ポリ乳酸発泡体(成分2)の混合物である。用いた培養土は、50%の水苔(0−40mm)と、25%の混合繊維(白泥炭および黒泥炭の繊維をふるいにかけたもの)と、25%のグリーンファイバー(Green Fibre;マツ、カラマツおよびトウヒを繊維化した木片)の混合物であり、pH5.5に安定化されている。
それぞれの試料の粒子は、その外見により、極細かい、細かい、もしくは、粗いとして評価された。
結果から、粒子状ポリ乳酸発泡体および培養土の種々の混合物が水を良く吸収し、水分吸収はより細かい粒子を用いると向上するように見えた。これらの結果から、植物用の生育基材としての使用に粒子状ポリ乳酸は適しており、水分吸収は少なくとも粒子の粗さの程度によって影響されることができるように見えた。
実施例は、泥炭または土と組み合わされる粒子状ポリ乳酸発泡体が植物用の基材としての使用に適していることを示す。さらに、平板形状の粒子状ポリ乳酸が生育基材として機能できることも示された。

Claims (11)

  1. ポリ乳酸を備え、前記ポリ乳酸は、粒子状ポリ乳酸発泡体であることを特徴とする植物用の生育基材。
  2. 前記粒子状ポリ乳酸発泡体は、前記生育基材の総重量に対して10−100重量%の量で存在することを特徴とする請求項1に記載の生育基材。
  3. 前記粒子状ポリ乳酸発泡体は、クローズドセル構造またはオープンセル構造を有する請求項1または2に記載の生育基板。
  4. 前記粒子状ポリ乳酸発泡体は、オープンセル構造を有し、
    前記オープンセル構造は、クローズドセル構造の発泡を壊すこと(break-foaming)、または、ポリエチレングリコール、スクロース、グルコース、小麦粉および澱粉などの水溶性の添加物を洗い流すこと、により得られることを特徴とする先行する請求項に記載の生育基材。
  5. ポリ乳酸発泡体を備える植物用の特定の生育基板を準備する方法であって、
    (i)粒子状の膨張可能なポリ乳酸を用意するステップと、
    (ii)ステップ(i)において得られた粒子状の膨張可能なポリ乳酸を特定の温度および圧力の条件下に配置することにより、粒子状ポリ乳酸発泡体が得られるステップと、
    を備える方法。
  6. (iii)セル構造の発泡を壊すことにより前記粒子状ポリ乳酸発泡体のセル構造を調整するステップ、および/または、
    (iv)発泡した粒子状ポリ乳酸にコーティングを提供するステップをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. ステップ(i)は、発泡剤を有する粒子状の膨張可能なポリ乳酸を提供することをさらに備え、前記発泡剤は、COを備えることが好ましい、請求項5または6に記載の方法。
  8. (v)ステップ(iv)で得られた材料を圧縮して、平板形状の生育基材が得られるステップと、
    (vi)選択的に成型品を形成して、多孔性のより大きいもしくは多孔性のより少ない生育基材としての使用に適した成型品を作るステップと、を備える請求項6または7に記載の方法。
  9. ステップ(i)は、発泡剤が浸透された粒子状の膨張可能なポリ乳酸を提供することを備え、前記発泡剤は、COを備えることが好ましい、請求項8に記載の方法。
  10. ステップ(i)の前において、液体に粒子状ポリ乳酸を接触させることにより、前記粒子状ポリ乳酸にコーティングが提供され、前記粒子状ポリ乳酸は、肥料、栄養剤、ミネラルベースの成長刺激添加物またはこれらの混合物を備える液体に接触されることが好ましい、請求項5から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記粒子状ポリ乳酸は、天然材料、非天然材料またはこれらの混合物から選択される追加の材料と混合されており、
    前記天然材料は、土、泥炭、ココ泥炭、パーライト、バーミキュライト、澱粉および澱粉発泡体、麻、草、セルロース、アシ、干し草、藁およびボール紙に基づく天然繊維を備える群から選択されことが好ましく、
    前記非天然材料は、石綿、ガラスウール、ポリプロピレン発泡体、ポリエチレン発泡体を備える群から選択されることが好ましい、請求項5から10のいずれか一項に記載の方法。
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