JP2014522792A - エンドレス・ケーブル・ウインチ - Google Patents

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Abstract

作動ケーブル(28)を有し、作動ケーブル(28)が少なくとも周囲の一部に巻き付けられた駆動ケーブルプーリ(58)が中に取付けられたハウジング(54)を有し、駆動ケーブルプーリ(58)を駆動する駆動部(24)を有し、ハウジング(54)は、回動軸(12)で回動可能となるように取付けられ、作動ケーブル(28)の過負荷を検知するために、ハウジングの回動動作を検知するためのセンサー(13)が提供される、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
【選択図】2

Description

本発明は、エンドレス・ケーブル・ウインチに関し、作動ケーブル、少なくとも周囲の一部に作動ケーブルが巻き付けられる駆動ケーブルプーリ、駆動ケーブルプーリを駆動する駆動部を備え、更に作動ケーブルの過負荷を認識するための過負荷検知装置を備える。
このタイプのエンドレス・ケーブル・ウインチは、荷物や人の運搬に広く利用されている。安全のために、エンドレス・ケーブル・ウインチは、エンドレス・ケーブル・ウインチを遮断する、又は危険信号の出力のために、定格負荷のある程度の超過の際に反応する過負荷検知装置を有している。
従来技術では、過負荷検知装置のために、作動ケーブルに作用する負荷は、監視されたローラの移動に基づいてバネ負荷ローラにより間接的に計測される。
この原理の不利な点は、作動ケーブルに作用する負荷は、作動ケーブルの垂れ下がったストランドの重さに影響される。結果として特に比較的高い高さにおいて、大きな量でずれる可能性がある。即ち、過負荷検知装置は、長く垂れ下がったストランドの場合に、これに基づいてより不正確になり得る。
この点に鑑みて、本発明の目的は、可能な限り単純な手段で、信頼性があり高い正確性の過負荷検知装置を許容するエンドレス・ケーブル・ウインチを提供することである。
まず最初に、回動軸で回動可能となるように取付けられたハウジングであるということと、ハウジングの回動動作を検知するためのセンサーが提供されるということで説明される型のエンドレス・ケーブル・ウインチの場合に、本発明によってこの目的は達成される。
本発明の目的はこれにより完全に達成される。
本発明によれば、ハウジングの回動動作がセンサーにより監視されるという事実は、作動ケーブルにかかる力のための、特に単純で信頼性のある負荷監視となる。つまり、負荷監視は、作動ケーブルの長く垂れ下がったストランドに影響されない。
本発明の更なる形態において、ハウジングは、第1端で回動可能に取付けられ、第2端において伸張要素でつるされている。
伸張要素は、伸張ケーブル又は同種のものであるバネ要素の形式としてもよい。
このように、センサーが反応するあるトリガー力での、特に単純で検知可能な適応は、許容される。
本発明の更なる形態において、センサーは、軌跡センサー、伸縮センサー、接触センサー、圧電センサー、磁気センサーの形式である。
これらのすべてのセンサーの型は、作動ケーブルに作用する力に対して、適度に正確で信頼性のある検知を許容する。
本発明の更なる形態において、駆動部は、センサーが反応するとき、遮断される。
これに加えて、又はこれの代りに、センサーが反応するとき、警告信号を出力することができる。
このように、過負荷の際に、機能不良は可能な限り排除され、又は少なくとも限定される。
本発明の更なる形態において、安全装置と共に、安全ケーブルが提供される。安全装置は、ハウジングに回動可能に取付けられ、少なくとも周囲の一部に安全ケーブルが巻き付けられた非駆動ケーブルプーリを有し、ブレーキを介してケーブルプーリに接続され、安全ケーブルにおける少なくとも一方向の所定の速さで固定し、ブレーキにより安全ケーブルを制動する拘束装置を更に有する。
ここで、所定の速さに達したときに、拘束装置は固定し、ブレーキにより安全ケーブルを制動する。この結果、安全装置により安全ケーブルを捕獲する期間において、例えば約2gというブレーキ加速度で安全ケーブルを比較的緩やかに制動する。これは、安全装置が達成する応答において、安全ケーブルに対する低い負荷という結果となる。また、このようにエンドレス・ケーブル・ウインチにより移動する人用リフト装置にいる人の物理的及び心理的ストレスを減少させる。
本発明の更なる形態において、拘束装置は、ハウジングに装着された爪と相互作用するラチェットホイールを備え、安全ケーブルの所定の速さにおいて、爪がラチェットホイールにラッチされるようになっている。
このように、拘束装置は、高い冗長性があり、単純で信頼性のある設計で提供される。
ここで、本発明の好ましい改良では、爪は、第1の爪アームと第2の爪アームとを有し、これらの間で爪はハウジングに回動可能に装着されている。ここで、爪は、第1の爪アームは、所定の速さまでラチェットホイールに沿って動くことができ、安全ケーブルの下方向の速さが所定の速さを超えるときに、第2の爪アームでラチェットホイールにラッチするように、予めラチェットホイールに対して負荷がかけられている。
このように、爪によりラチェットホイールの信頼性のある固定を確保することが可能である。固定が行われる所定の速さは、爪に予めかけられた負荷により細かく調整することができる。
本発明の更なる形態において、ラチェットホイール及びケーブルプーリは、回動の共通軸で回動可能であり、ラチェットホイールはケーブルプーリと共に摩擦ブレーキを形成している。
単純な信頼性のある構造はこのように保証される。
本発明の更なる形態において、ブレーキは円錐ブレーキの形式である。
円錐ブレーキとしてのブレーキの設計は、比較的小さな取付けサイズで、非常に効率的な制動動作を発生する。
摩擦ブレーキが、銅合金を含む第1摩擦パートナーと、鉄合金を含む第2摩擦パートナーとを備えることが更に好ましい。
ここで、ブレーキは、約4度〜10度の円錐角を有する。
ブレーキの特に適切な構成パラメータは、このように取得することができる。
また、代りに、摩擦ライニングは、少なくとも一つの摩擦パートナー上に提供されるとすることもできる。この場合には、一般的に、約10度〜40度、例えば約30度の大きさの、より大きな円錐角を使用することもできる。
本発明によれば、適用のための摩擦ブレーキの設計は、特に高いブレーキ力を許容する、特に好適な構成パラメータを生成することが分かった。
更に発明の好適な形態において、ラチェットホイールは、ケーブルプーリの内側円錐に対してバネ荷重がかけられた外側円錐を有している。
ここで、ラチェットホイールは、ケーブルプーリの内側円錐に対して、例えば板バネにより、予め負荷をかけることができ、この負荷は好ましくは調整可能である。
これらの手段は、単純で信頼性のある構成を生成する。
板バネの使用は、非常に高い圧力を与えることができるため、高い制動力を伝えることができる。
本発明の更なる形態において、少なくとも作動ケーブル又は安全ケーブルのいずれかは、駆動ケーブルプーリ又はケーブルプーリの周囲に、巻き付け角度300度未満で、好ましくは260度から280度で、特に好ましくは270度で巻かれる。
従来のエンドレス・ケーブル・ウインチに場合には、巻き付け角度は通常360度であるが、本発明によれば、より小さな巻き付け角度はより適当であることが認められた。特に約270度のより小さな巻き付け角度は、迂回ローラをなしですます場合を可能とするため、空間的優位性を有する。
安全ケーブルの制動のための所定の速さは、毎分20〜40mであり、好ましくは毎分25〜35m、好ましくは毎分約30mである。
このように、欧州規格EN1808に定義されたトリガー速さの遵守を保証することができる。
本発明の更なる形態において、駆動ケーブルプーリ及びケーブルプーリは、共通ハウジングに取付けられる。
このように、ウインチと安全装置との両方を共通ハウジングに収め、小型化された構造とすることができる。
しかしながら、基本的に、安全装置が、拘束装置とブレーキとの分離ユニットとして構成されることも考えられる。
本発明の更なる形態において、ケーブルプーリは、ケーブルプーリに対して安全ケーブルを付勢する付勢装置を有する。
本発明の更なる形態において、駆動ケーブルプーリは、駆動ケーブルプーリに対して作動ケーブルを付勢する付勢装置を有する。
ここで、付勢装置は、例えば、バネ荷重圧力ローラとすることができる。
これらの手段は、基本的に必要ないが、安全性を更に高めることに繋がる付加的な安全手段に関するものである。
上述した発明の特徴及び以下に説明される発明の特徴は、本発明の範囲から離脱することなく、それぞれ特定された組合せだけでなく、他の組合せ又は独立に利用することができるのは自明である。
本発明の更なる特徴及び優位性は、これらの図面を参照した好ましい実施形態の以下の説明から明らかとなるであろう。
本発明によるエンドレス・ケーブル・ウインチの斜視図である。 図2は、図1のようなエンドレス・ケーブル・ウインチの正面図である。 図3は、エンドレス・ケーブル・ウインチが配置される横梁を除いた場合の、図2のようなエンドレス・ケーブル・ウインチの正面図である。 図4は、図1のようなエンドレス・ケーブル・ウインチの断面を示している。 図5は、安全装置のハウジングカバーが外された後の、図1のようなエンドレス・ケーブル・ウインチの背面図を示している。
図1は、エンドレス・ケーブル・ウインチ10の斜視図である。エンドレス・ケーブル・ウインチ10は、リフトかご等のそれに配置された負荷が、作動ケーブル28上で上方向又は下方向に移動するように、上方向又は下方向に作動ケーブル28を動かすウインチ22を備えている。ウインチ22は、モータとギアボックスを有する駆動部24を備え、制御部26を更に備えている。
ここで説明される人が運ばれる場合には、エンドレス・ケーブル・ウインチは、安全ケーブル16がガイドされる安全装置30も備えている。反対に、もしエンドレス・ケーブル・ウインチ10が、単に物を運ぶために使用されるならば、安全ケーブル16及び安全装置30を省くことも可能である。ウインチ22及び安全装置30は、共通ハウジング54に収容されている。
エンドレス・ケーブル・ウインチ10は、ある定格負荷、例えば600Kg用に設計されている。過負荷を避けるため、又は過負荷の際の事故を避けるために、エンドレス・ケーブル・ウインチは、全体として11で示される過負荷検知装置11を有している。過負荷検知装置11は、作動ケーブル28に作用する力を監視する。もし定格負荷が、例えば25%超過しているならば、過負荷検知装置11は、超過状態を認識する。この場合には、駆動部は即座に停止し、危険信号が出力される。
図2及び3は、正面図でエンドレス・ケーブル・ウインチ10を示している。エンドレス・ケーブル・ウインチ10は2つの梁21、23に固定される。図2では後側梁23のみが示されているが、図3は、観察者側に向いた前側梁21を示している。
作動ケーブル28に作用する負荷を監視するために、ハウジング54は、回動軸12で回動可能となるように第1端で保持されている。反対の第2端では、ハウジング54は、一端がハウジング凹部17で保持され、他端が、ハウジング54が保持される梁に固定されたバネ14上に保持される。バネは、エンドレス・ケーブル・ウインチのハウジング54に作用する。センサー13はハウジング54に固定されている。保持部15は、,過負荷の値を正確に調整することができる調整ネジ18を備えている。センサー13は、例えば、バネ14の接触形成端が接触を形成するとき、電気回路を閉じる電気接触センサーの形式とすることができる。ハウジング54が回動軸12で、ある回転角度で回動するときに反応するセンサー13の様々な他の形態が考えられる。このセンサーは、例えば、歪みゲージ又は同種のものの形式の軌跡センサーとすることもできる。
センサー13が反応するとき、ハウジング54は、作動ケーブルに作用する力の結果としてある回転角度で回動する。バネ特性及びセンサーは、好ましくは、エンドレス・ケーブル・ウインチ10の定格負荷の125%、すなわち600kgの定格負荷の場合の750kg、に達したときにセンサー13が反応するように、互いに調整される。これはEN1808標準に対応する。
センサー13が反応すると、駆動部は自動的に停止し、警告信号、例えば視覚可能な警告信号及び音声的な警告信号が出力される。更にまた、過負荷状態は、信号線を介して更なる要素に電気的に送信されてもよい。過負荷状態は、一般的に、エンドレス・ケーブル・ウインチ10が静止しているときに発生するため、駆動部はこの場合に動作することができない。信号出力の結果、利用者は一般に即座に過負荷を認識し、それに応じて負荷を減少させることができる。
ウインチ22及び安全装置30の更なる構成は、図4から読み取れる。
ウインチ22は、作動ケーブル28が約270度の巻き付け角度でガイドされる駆動ケーブルプーリ58を有している。駆動ケーブルプーリ58は、その上で作動ケーブル28が動作するガイド溝59を有している。付勢装置56は、作動ケーブル28をガイド溝59に付勢又は押し込むためにも提供される。この付勢装置は、バネに結合された圧力ローラを含んでいる。作動ケーブル28は、図1から分かるように、約270度の巻き付け角度の後、ウインチ22の外側の横方向に出現する、また、迂回ローラにより下方向に迂回されてもよい。
図4は、電気モータ及びギアボックスを備える駆動部24も示している。ギアボックス駆動部の出力シャフト70は、シャフト型のピニオン(不図示)を介して駆動ケーブルプーリ58を駆動する。
図4からも分かるように、駆動ケーブルプーリ58及びケーブルプーリ68の両方は、それぞれ2つのベアリング60、62、64、66によりウインチ22及び安全装置30の共通ハウジング54に取付けられている。
安全装置30は、拘束装置31を備え、安全装置は、安全ケーブル16が上でガイドされるケーブルプーリ68に、全体として符号71に示されるブレーキにより結合される。もし、拘束装置31が、ある速さに達したときに安全ケーブル16を拘束するならば、ケーブルプーリ68はブレーキ71を介して制動される。
拘束装置31は、回動可能に取付けられたラチェットホイール32を備え、ラチェットホイールは、ハウジング54に回動可能に取付けられた爪34と相互作用する。ラチェットホイール32は、ケーブルプーリ68の内側円錐74に対して支持する外側円錐72を有している。ラチェットホイール32は、ラチェットホイール32の外側円錐72とケーブルプーリ68の内側円錐74との間が摩擦係合となるように、ケーブルプーリのジャーナル73上のベアリングリング76に対して支持されている板バネ78によりケーブルプーリ68に対して予め負荷がかけられている。板バネ78の予めの負荷は、ジャーナル73上のネジ山にネジ止めされたナット82により調整される。バネと圧力ローラを含む付勢装置48も、安全ケーブル16をケーブルプーリ68のガイド溝に押し込むために、ケーブルプーリ68用に提供される。
図5は、安全装置30の一部である拘束装置31のより詳細な構成を示している。爪34は、回転軸36に回動可能となるように保持される。爪34は、第1爪アーム38と、回転軸36から反対方向に延びる第2爪アーム40とを有している。爪34は、保持部44に収容され、通常、第1爪アーム38がラチェットホイール32の内側歯に対してもたれるようにバネ46により付勢されている。この位置において、ラチェットホイールは、ラチェットホイール32に対して固定に導く爪なしの場合に、時計回り及び反時計回りにも動かすことができる。
もしラチェットホイール32が、図5に示されるように、反時計回りに動くならば、エンドレス・ケーブル・ウインチ10上で保持される負荷、即ちリフトかご12は、下方向に移動する。ここで、爪34は、ラチェットホイール32の歯付きの内側面上の第1爪アーム38と共に動作する。バネ46の圧力は、今、以下のように設定される。安全ケーブル16の下方向の速さが毎分約30mに達したときに、第1爪アーム38とラチェットホイール32の歯付き内側面との相互作用は、爪34をラチェットホイール32の内側面から持ち上げ、爪が、第2爪アームの端のラッチング突起部42でラチェットホイール32の内側面にラッチされるような回転をもたらす。そして、ラチェットホイール32はハウジング54に取付けられた爪34により固定される。拘束装置31は、このように拘束され、爪34に固定されるように、回動可能に取付けられたラチェットホイール32となる。拘束装置31の応答によりスイッチ44は信号を送信する。
安全装置30の機能は以下の通りである。
通常の状態において、非駆動ケーブルプーリ68は、駆動ケーブルプーリ58と同期して動作する。したがって安全ケーブル16は、ケーブルプーリ68にかけられた作動ケーブルと同じ速さで動く。
何らかの理由で、作動ケーブル28の破損又は駆動部24のギアボックス障害のいずれかの結果として、ウインチ22が機能しなくなった場合、エンドレス・ケーブル・ウインチ10に保持された負荷を下方向に落とす原因となり得る。負荷は、最初、拘束装置31のトリガー速さに達するまで加速された速さで下方向に移動する。毎分約30mにおいて、爪34は、ラチェットホイール32を固定させ、安全ケーブル16が最終的に停止するまで、以前回っていたケーブルプーリ68が円錐ブレーキ71により制動される。
ボタン45により、爪34は、手動的、機械的、電気的又はその他の方法で、拘束位置に動かされてもよい。この目的のために、ボタン45は、爪34を回動するために一度動作される。もし安全ケーブル16が再び上方向に移動されたならば、拘束位置は、再び自動的に解除される。

Claims (15)

  1. 作動ケーブル(28)と、
    前記作動ケーブル(28)が少なくとも周囲の一部に巻き付けられた駆動ケーブルプーリ(58)が中に取付けられたハウジング(54)と、
    前記駆動ケーブルプーリ(58)を駆動する駆動部(24)と、を備え、
    前記作動ケーブル(28)の過負荷を検知するための負荷検出装置(11)を更に備え、
    前記ハウジング(54)は、回動軸(12)で回動可能となるように取付けられ、前記ハウジングの回動動作を検知するためのセンサー(13)が提供される、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  2. 請求項1に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記ハウジング(54)は、第1端で回動可能に取付けられ、第2端において伸張要素(14)でつるされている、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  3. 請求項2に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記伸張要素(14)はバネ要素の形式である、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記センサー(13)は、軌跡センサー、伸縮センサー、接触センサー、圧電センサー、磁気センサー又は動作センサーの形式である、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記センサー(13)が反応するとき、駆動部(24)が遮断される、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記センサー(13)が反応すると、例えば警告信号を出力するために、過負荷状態を示す信号が出力される、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記作動ケーブル(28)は、駆動ケーブルプーリ(58)の周囲に、巻き付け角度300度未満で、好ましくは260度から280度で、特に好ましくは270度で巻かれている、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    安全ケーブル(16)と共に安全装置(30)が提供され、
    前記安全装置(30)は、ハウジング(54)に回動可能に取付けられ、少なくとも周囲の一部に前記安全ケーブル(16)が巻き付けられた非駆動ケーブルプーリ(68)を備え、
    ブレーキ(71)を介してケーブルプーリ(68)に接続され、前記安全ケーブル(16)における少なくとも一方向の所定の速さで固定し、前記ブレーキ(71)により前記安全ケーブル(16)を制動する拘束装置(31)を更に備える、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  9. 請求項8に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記拘束装置(31)は、安全ケーブル(16)の所定の速さにおいて、爪(34)がラチェットホイール(32)にラッチされるように、ハウジング(54)に取付けられた爪(34)と相互作用するラチェットホイール(32)を備える、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  10. 請求項8又は9に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記爪(34)は、第1爪アーム(38)及び第2爪アーム(40)を有し、
    前記爪(34)はこれらの間でハウジング(54)に回動可能に取付けられ、
    前記爪(34)は、第1爪アーム(38)が前記所定の速さまで前記ラチェットホイールに沿って動くことができ、安全ケーブル(16)の下方向における速さが、前記所定の速さを超えるとき、前記第2爪アーム(40)で前記ラチェットホイール(32)にラッチするように、前記ラチェットホイールに対し予め負荷がかけられている、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  11. 請求項8乃至10のいずれか一項に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記拘束装置(31)の応答を示すセンサー(44)が提供される、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  12. 請求項8乃至11のいずれか一項に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記ブレーキ(71)は、円錐ブレーキの形式である、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  13. 請求項8乃至12のいずれか一項に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    前記ラチェットホイール(32)は、ケーブルプーリ(68)の内側円錐(74)に対してバネ荷重がかけられた外側円錐(72)を有している、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  14. 請求項8乃至13のいずれか一項に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    駆動ケーブルプーリ(58)及びケーブルプーリ(68)は、共通のハウジング(54)に取付けられている、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
  15. 請求項1乃至14のいずれか一項に記載のエンドレス・ケーブル・ウインチにおいて、
    少なくとも駆動ケーブルプーリ(58)又はケーブルプーリ(68)は、作動ケーブル(28)又は安全ケーブル(16)を付勢する付勢装置(56,48)を備える、ことを特徴とするエンドレス・ケーブル・ウインチ。
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