JP2014520700A - その縦方向ガイド内で前方に移動でき且つ折り畳み式背もたれを有する車両シート - Google Patents
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Abstract
車両シートがイージーエントリーアクセスのための記憶ユニットを有し、前記ユニットは、レールの長手方向に周期的間隔mで前後に並んで配置された歯を有する記憶片(17)と、シートレール(52)に接続されたガイド要素(102)上でレール(50,52)の長手方向に移動可能に案内されるスライダー(9)と、記憶片(17)上でレールの長手方向に案内され且つキャッチ要素(4)が旋回可能に取り付けられたハウジングを備えるキャリッジ(1)とを備える。記憶片の周期的間隔mはキャッチ開口部の周期的間隔rとロック歯の周期的間隔pとの差に等しい。記憶片(17)とキャリッジ(1)の構成要素はレールによって画定される溝形空洞内に位置する。作動レバー(3)、スライダー(9)及び軸受要素(7)の構成要素は、予め組み立てることができ且つシートレール(52)内に設置されるユニットを形成する。記憶片の歯はy方向において外側に突出する。
Description
本発明は、車両シートであって、
−少なくとも1つのフロアレールと、フロアレール内に案内されるシートレールとを備えるベースフレームと、
これらのレールの互いに対する前後調節用のロックであって、
a)少なくとも1つのラチェット歯と、
b)レールの長手方向に前後に並べて配置された複数のラッチ開口部を有し且つフロアレールに接続されたラッチ片と
を備えるロックと、
記憶装置であって、
a)レールの長手方向に周期的間隔mで前後に並んで配置された歯を備える記憶片を備え、
b)シートレールに旋回可能に配置され且つ側面Aを有するトリガーレバーを備え、
c)シートレールに接続されたガイド部材上でレールの長手方向に変位可能に案内されるスライダーを備え、且つ、
d)ハウジングを備えるキャリッジであって、ハウジングがレールの長手方向に記憶片上で案内され、且つハウジング内に記憶片の歯と協働するラッチ歯を備えるラッチ部材が旋回可能に取り付けられたキャリッジを備える
記憶装置と、
ベースフレームに接続され且つ保持カムが旋回可能に取り付けられたシート支持部と、
背当てであって、
a)旋回軸を中心に旋回可能にシート支持部に接続され、
b)旋回軸を中心とする背当ての前方への折り畳みを引き起こすことができるトリガーを備え、
c)保持カムと協働し且つ背当てを前方折り畳み位置に保持する停止部を備え、且つ、
d)ピンを備える
背当てと、
ロック解除ボーデンケーブルであって、その芯線の上端がピンに、下端がロック解除フラップに接続され、その外皮の上端がシート支持部に配置されたロック解除ボーデンケーブルと、
コンフォートボーデンケーブルであって、その芯線の上端が保持カムに、下端がスライダーに接続され、その外皮の上端がシート支持部に、下端がスライダーに接続されたコンフォートボーデンケーブルと
を備える車両シートに関するものである。
−少なくとも1つのフロアレールと、フロアレール内に案内されるシートレールとを備えるベースフレームと、
これらのレールの互いに対する前後調節用のロックであって、
a)少なくとも1つのラチェット歯と、
b)レールの長手方向に前後に並べて配置された複数のラッチ開口部を有し且つフロアレールに接続されたラッチ片と
を備えるロックと、
記憶装置であって、
a)レールの長手方向に周期的間隔mで前後に並んで配置された歯を備える記憶片を備え、
b)シートレールに旋回可能に配置され且つ側面Aを有するトリガーレバーを備え、
c)シートレールに接続されたガイド部材上でレールの長手方向に変位可能に案内されるスライダーを備え、且つ、
d)ハウジングを備えるキャリッジであって、ハウジングがレールの長手方向に記憶片上で案内され、且つハウジング内に記憶片の歯と協働するラッチ歯を備えるラッチ部材が旋回可能に取り付けられたキャリッジを備える
記憶装置と、
ベースフレームに接続され且つ保持カムが旋回可能に取り付けられたシート支持部と、
背当てであって、
a)旋回軸を中心に旋回可能にシート支持部に接続され、
b)旋回軸を中心とする背当ての前方への折り畳みを引き起こすことができるトリガーを備え、
c)保持カムと協働し且つ背当てを前方折り畳み位置に保持する停止部を備え、且つ、
d)ピンを備える
背当てと、
ロック解除ボーデンケーブルであって、その芯線の上端がピンに、下端がロック解除フラップに接続され、その外皮の上端がシート支持部に配置されたロック解除ボーデンケーブルと、
コンフォートボーデンケーブルであって、その芯線の上端が保持カムに、下端がスライダーに接続され、その外皮の上端がシート支持部に、下端がスライダーに接続されたコンフォートボーデンケーブルと
を備える車両シートに関するものである。
車両の片側に単一のドアのみを有するが、2列目のシートを備える乗用車の場合には特に、背当てを前方に折り畳み、次にそのレールガイド内で関連する前方セットを前方に移動させることが知られている。これにより、より簡単な乗車が可能になる。これは、コンフォートエントリー又はイージーエントリー機能と称される。このために、背当てにトリガーが設けられ、トリガーは通常設けられている背当てのブロックを解除する。トリガーが操作されると、背当てを前方に折り畳むことができる。前後調節機構のロックはこの移動によって引き抜かれて自由になり、シートをレールガイド内で前方に押し出すことができる。そうすると、前後調節機構におけるシートの予め設定された位置を離れる。記憶装置は、シートが前方押し出し位置から再び戻される場合に、後でこの位置に再配置することができることで知られている。本発明はこのような記憶装置に関する。このような記憶装置を改良し、簡素化することを目的とする。
従来技術については、特許文献1及び特許文献2を参照されたい。別個の記憶片がない記憶装置は、特許文献3及び特許文献4から知られている。
本発明は、2つのレールが可能な限り大きく境界を定める溝形空洞内に記憶装置の構成要素を配置することを意図する。従って、記憶装置は良好に保護される。記憶装置への作動を開始するのに必要なアクセスのみがレールの外側にある。このために、例えば穴などの開口をシートレールに設けることができる。これにより、本発明は、記憶装置が正確な再配置を可能にし、簡単な構造を有し、且つ溝形空洞内に良好に配置されることができるように、冒頭に述べたタイプの車両シートを更に発展させるという目的に基づいている。
この目的は、第1段落で特定した特徴に、以下の特徴、
記憶片の周期的間隔mはラチェット歯とラッチ片の2つの直接隣接するラッチ位置の距離に等しいこと、
構成要素の記憶片及びキャリッジはレールによって境界を定められた溝形空洞内に位置すること、
構成要素のトリガーレバー、スライダー、及び取付部材は、予め組み立てることができ且つシートレール内に設置される構造ユニットを形成すること、
記憶片の歯はxy平面に延在すること、
保持カムは第1ばねによって停止部と共にラッチ方向に付勢され、それによりコンフォートボーデンケーブルの芯線が弾性的に付勢されること、
ロック解除ボーデンケーブルの外皮は、このロック解除ボーデンケーブルの通常状態では第1経路に、作動状態では第2経路に延び、2つの経路は異なり、外皮の両端の空間距離は少なくとも4mm、好ましくは少なくとも5mm異なること、
ロック解除ボーデンケーブルの外皮の下端はトリガーレバー上に配置されること、及び、
ラッチ部材はxy平面でロッキング運動を行うこと
のうちの1つ、好ましくはより多くのものを追加することによって達成される。
記憶片の周期的間隔mはラチェット歯とラッチ片の2つの直接隣接するラッチ位置の距離に等しいこと、
構成要素の記憶片及びキャリッジはレールによって境界を定められた溝形空洞内に位置すること、
構成要素のトリガーレバー、スライダー、及び取付部材は、予め組み立てることができ且つシートレール内に設置される構造ユニットを形成すること、
記憶片の歯はxy平面に延在すること、
保持カムは第1ばねによって停止部と共にラッチ方向に付勢され、それによりコンフォートボーデンケーブルの芯線が弾性的に付勢されること、
ロック解除ボーデンケーブルの外皮は、このロック解除ボーデンケーブルの通常状態では第1経路に、作動状態では第2経路に延び、2つの経路は異なり、外皮の両端の空間距離は少なくとも4mm、好ましくは少なくとも5mm異なること、
ロック解除ボーデンケーブルの外皮の下端はトリガーレバー上に配置されること、及び、
ラッチ部材はxy平面でロッキング運動を行うこと
のうちの1つ、好ましくはより多くのものを追加することによって達成される。
ラッチ片におけるラッチ歯の隣接する2つの異なるラッチ位置の最小距離は増分tと称される。
本発明の他の例示的な実施形態及び特徴は、他の請求項からだけでなく、本発明の例示的な実施形態の以下の説明から明らかとなり、これらの例示的な実施形態は、限定的なものではないと理解されるべきであり、図面を参照して以下で説明される。
図1〜図4は、第1実施形態を示す。図5〜10は、この第1実施形態の改良実施形態を示し、改良実施形態は全部で3つの改良点を有する。図5〜10は、第1実施形態と異なる範囲についてのみ説明される。3つの改良点の各々は、他の改良点とは独立している。
既知のように、車両シートは2対のレールを備え、各対が、1つのフロアレール50と、フロアレール5内にレールの長手方向に変位可能に案内されたシートレール52とを有する。シートレール52は、前アーム54及び後アーム56を介してシート支持部58にヒンジで連結される。シートの一方の側では、シート支持部58にリアプレート60が取り付けられる。シート支持部58は更に、背当て62にヒンジで連結される。背当て62にトリガー64が配置され、トリガー64は、引張ケーブル66を介して、背当て62のフレームに旋回可能に配置されたコンフォートカム68に接続される。図1では、トリガー64は受動的であり、コンフォートカム68は、背当てに固定された保持部70のクランプ側面に対して接触する。背当て62は旋回軸72を中心に旋回可能である。背当て62に対して単一の旋回軸72のみが設けられる。背当て62の通常の傾斜調節が第1旋回軸72を中心に行われ、背当て62の前方への折り畳みが第2旋回軸72を中心に行われる技術的解決法とは対照的に、本発明に係るシートには単一の旋回軸72のみが設けられ、両方の旋回運動がこの旋回軸72を中心に行われる。しかしながら、代わりに、背当て62の通常の傾斜調節が、背当て62の前方への折り畳みとは異なる旋回軸72を中心に行われる解決法を選択することもできる。
説明のためにxyz直交座標系を使用する。x軸はレール50,52の長手方向に平行に延びる。図1及び2では、y軸は図の面から垂直に突出し、図3に示される。
図2の図では、トリガー64は作動され、コンフォートカム68は、その通常位置から旋回させられ、背当て62を前方に旋回させるときにコンフォートカム68がもはや保持部70と衝突する可能性がない位置にある。前方折り畳み状態は図2に示される。
停止部材74が背当て62に設けられ、停止部材74は、例えば保持部70に形成されることもできる。図1に示す通常位置では、停止部材74はプレート60に形成された反対の停止部76に当接している。保持カム78がプレート60に旋回可能に配置される。保持カム78は、通常は背当て62、特に停止部材74の下に位置するように配置される。保持カム78は、第1ばね79によって反時計回りの回転方向に付勢される。このようにして、保持カム78は保持部70に対して接触する。背当て62が図2に示される背当て位置へと前方に折り畳まれるとき、必要であれば、保持カム78は任意で少し下方に押されることができ、保持カム78は保持部70と接触したまま、保持カム78が停止部74の前にある位置に到達する。このことは図2に示される。保持カム78はこのようにして背当て62の折り畳みが戻されるのを阻止する。第1ばね79は、例えば脚ばねとして構成され、保持カム78の軸の周りを把持し、一方で保持カム78に、他方でプレート60に支持される。このようにして、コンフォートボーデンケーブル21の芯線は弾性的に付勢される。
保持カム78はコンフォートボーデンケーブル21を介して接続され、このために、ボーデンケーブルの芯線は保持カム78に接続され、ボーデンケーブルの外皮はシート支持部58に固定される。また、ロック解除ボーデンケーブル20が設けられる。ロック解除ボーデンケーブル20は、長孔を形成する芯線を有し、長孔は背当て62に旋回軸72から離れて配置されたピン81の周りを把持する。ロック解除ボーデンケーブル20は更に外皮を有し、外皮はシート支持部58に、この場合は具体的にはプレート60に固定される。背当て62が図1に示される通常位置から、図2に記載の前方に移動した位置へと折り畳まれると、上記2つの図1及び2の比較から明らかなように、ロック解除ボーデンケーブル20の芯線に張力66がかかる。前後調節機構のロック80はこのようにして作動される。
前後調節機構は、従来技術に従う構造を有する。前後調節機構は、互いに独立して係合し且つ一緒に係合を解除することができる、複数の、この場合には3つのラチェット歯82を有し、それらは構造的に同一である。ラチェット歯82はx方向に周期的間隔rで前後に並んで配置される。ラチェット歯82は、図示されていない、従来技術から知られるピンスプリングによってラッチ方向に個別に付勢される。ラッチ方向は負のz方向に相当する。係合解除はロック解除フラップ84を用いて行われ、ロック解除フラップ84は、既知のように櫛型構造を有し、ラチェット歯82を一緒に持ち上げることができる。ロック解除フラップ84は、クロスバー86を中心に旋回可能な係合解除レバー53によって作動される。旋回運動は、クロスバー86に取り付けられた駆動レバー15によって開始される。ロック解除ボーデンケーブル20の芯線を引張ることにより、ロック80は部品15,86,53及び84によって解除される。ロック80の通常設けられているブロックをも解除することができるハンドル88が、クロスバー86に取り付けられている。図1及び2を比較すると、駆動レバー15が前方に折り畳まれた背当て62によって時計回りに旋回され、ハンドル88が同方向に旋回され、ハンドル88が持ち上げられることは明らかである。このようにして、すべてのラチェット歯82が引き抜かれて自由になる。
ラチェット歯82は、それらに割り当てられた穴を通って、シートレール52に取り付けられたピンガイド30に到達する。特定の例示的な実施形態では、ラチェット歯82は2つのレール50,52が境界を定める溝形空洞内に実質的に配置される。
既知のように、フロアレール50は複数のラッチ開口部91がレール50,52の長手方向に周期的間隔で配置されたラッチ片90を備え、ラッチ開口部91にラチェット歯82の前端が係合することができる。周期的間隔、すなわちラッチ片90における同じ種類の2つのラッチ開口部91の距離はpである。ラッチ片90におけるラッチ歯82の2つの隣接する異なるラッチ位置の最小距離は増分tと称される。以下が適用される。t=r−p。ラッチ片90はフロアレール50に、好ましくはそれと一体的に接続される。また、フロアレール50に記憶片17が接続される。記憶片17はラッチ片90と平行に延びる。記憶片17は歯車の歯と同様に形成された複数の歯を有し、記憶片17は、通常の歯形、例えば、インボリュート歯形を有する歯付ラックとして製造されることができる。他の歯形の方式も可能である。歯の先端はレール50,52の長手方向にある距離をおいて配置され、この距離は記憶片17の周期的間隔mを定める。この周期的間隔mは増分tに等しくなるように選択される。歯は正又は負のy方向に突出する。記憶片17は、ラッチ片90の長さに対応し且つ最大で20%ラッチ片90とは異なる長さを有する。
記憶片17にキャリッジ1が割り当てられ、キャリッジ1は記憶片17上で移動可能に案内される。このために、キャリッジ1の上部領域が上から記憶片17を越えて延び、記憶片17の下部領域が下からキャリッジ1を越えて延びる。記憶片17は、キャリッジ1が記憶片17に対して横方向に外されることができないように、キャリッジ1によって完全に把持される。好ましくは、キャリッジ1は、キャリッジ1と記憶片17との間の摩擦を低く保つプラスチックスキッダーを備える。キャリッジ1内では、ラッチ部材4が所定の角度範囲内で軸92を中心に旋回可能である。ラッチ部材4は、記憶片17と協働するラッチ歯94を備える。ラッチ歯94は、記憶片17の2つの歯の間に係合することができるように構成される。これは記憶が設定された場合に行われる。通常、図1に示す状態では、これに該当しない。そのとき、ラッチ部材4は旋回位置にあり、旋回位置では歯94は記憶片17から自由になっている。
ラッチ部材4はさらに、キャリッジ1の外側に位置するラグ96を有する。このために、キャリッジ1は、ラグ96を自由にアクセスできるようにする凹部を備える。
第2ばね98がキャリッジ1に収容されている。第2ばね98はラッチ部材4とキャリッジ1との間に配置される。第2ばね98は、歯96が記憶片17と係合しない位置へとラッチ部材4を弾性的に付勢する。第2ばね98の作用は、ラグ96への圧力によって支持され、ラッチ部材4を係合位置に旋回させる。
取付部材7がシートレール52の上記溝形空洞内に配置される。取付部材7はシートレール52内の通路を通って突出するアームを備える(図3参照)。トリガーレバー3が取付部材7に旋回可能に取り付けられる。トリガーレバー3は、メインスプリング11によって負のx方向の最終位置へと引張られる。メインスプリング11は、取付部材7のアーム及びトリガーレバー3との間に配置され、引張ばねとして構成される。トリガーレバー3は2本アームのレバーである。その一方の上部レバーアームに山形材13が取り付けられ、山形材13にロック解除ボーデンケーブル20の外皮が取り付けられる。ロック解除ボーデンケーブル20が背当て62を前方に折り畳むことによって作動されると、上記のように、駆動レバー15が旋回されることによって、ロック80が引き抜かれて自由になるだけでなく、トリガーレバー3も旋回される。従って、ロック解除ボーデンケーブル20は二重機能を有する。ロック解除ボーデンケーブル20は、前後調節機構のロック解除を引き起こし、且つ、トリガーレバー3の旋回を引き起こす。ロック解除ボーデンケーブル20が作動されると、視線方向に測定される外皮の両端間の距離が変化し、好ましくは、外皮の長さの少なくとも2%変化する。両方の機能を実現できるように、主として行われる機能に対して少なくとも1つの停止部が必要である。駆動レバー15の旋回が主要機能として提供される場合には、駆動レバー15が最初に停止位置まで旋回され、次に、トリガーレバー3が旋回される。代わりにトリガーレバー3の旋回が主要機能として選択される場合には、停止部をトリガーレバー3に割り当てる必要があり、停止部に達すると駆動レバー15の運動が行われる。なお、トリガーレバー3の旋回が主要機能として利用されることが好ましい。両方の運動のそれぞれに対して、旋回位置に割り当てられた停止部を設けることが好都合である。主要機能と二次機能は、それぞれのばね、すなわち、スプリング11と、図示されていない、ロック解除フラップ84及び/又はクロスバー86を付勢するばねとを選択することによって得られる。
トリガーレバー3は、その他方のアームに、側面A100を有する。トリガーレバー3は、シートレール52の穴を通って延びる(図1及び2参照)。50%以上にわたって、トリガーレバー3は、溝形空洞内に配置される。ガイド部材102が取付部材7の本体に配置される。ガイド部材102は溝形空洞内に配置される。ガイド部材102はスライダー9によって把持され、スライダー9はガイド部材102上でレール50,52の長手方向に変位可能に案内される。この長手方向において、ガイド部材102は、スライダー9の窓99の対応する内法寸法より短い、詳細には6〜8mm、好ましくは4〜10mm短い長さを有する。ガイド部材102とスライダー9の窓99との間の摩擦を低減するために、ガイド部材102の上面及び下面にローラーが配置され、ローラーはx方向に延びる窓99の側面に接触して摩擦を低減する。スライダー9は第1ばね79によってその基本位置に付勢される。
作動アーム104がスライダー9上で上向きに突出している。作動アーム104はシートレール52の穴を通って延びる(図1及び2参照)。レール側にあるコンフォートボーデンケーブル21の芯線の端部は作動アーム104に作用する。破線120を参照されたい。
作動ラグ106がスライダー9上で下向きに突出している。破線108で示されるように、これはラグ96に当接する。別の破線110は、ラッチ部材4、正確にはラッチ部材4の側面B112が側面A100と接触することを示す。
輪郭C114が、図示の例示的な実施形態では凹面に構成され、ピンガイド30上に位置する。輪郭C114はラッチ部材4の当接面116と協働する。特定の例示的な実施形態では、この当接面116は軸92に対して中心にある。輪郭C114もまた、当接面116に接触している場合、この軸92に対して中心にある。全体的に見て、輪郭C114及び当接面116は、斜めの接触、すなわち、レール50,52の長手方向から角度が数度外れた接触であっても、ラッチ歯94が接触又は対応する衝撃によってラッチ位置から旋回して自由にならないように構成される。言い換えれば、接触は、力の主方向が、可能であれば軸92を通って、いずれの場合でもこの軸92の近くに延びるように行われる。輪郭C114の上記の凹面形状によって、このタイプの接触のために重要な必要要件が満たされる。
下部では、コンフォートボーデンケーブル21の外皮が接続部材118に固定され、接続部材118は取付部材7の上記アーム上に保持される。レール側にあるコンフォートボーデンケーブル21の外皮の端部用の接続部材118は、スプリング11のばね端によって固定される。
記憶片17は図示の実施形態ではピンガイド30の下に位置するので、輪郭C114は、ピンガイド30の下に位置し且つピンガイド30に強固に接続された別個の構成要素に形成される。輪郭C114は、ピンガイド30の下に記憶片17と同じ距離を置いて位置する。
基本位置を以下で説明する。ロック80が係合し、少なくとも2つのラチェット歯82がラッチ片90のラッチ開口部91に突入している。ラッチ要素4が輪郭C114のすぐ近くに位置し、その距離は例えば0.1〜0.2mmである。トリガーレバー3がメインスプリング11によって、背当て62の方向に、後方へ引張られている。ロック解除ボーデンケーブル20が弛緩している。下部では、コンフォートボーデンケーブル21がその最大伸長時にある。保持カム78は開いているが、それは必須ではない。背当て62はコンフォートカム68によってロックされ、反対の停止部76に対して接触している。スライダー9の窓99は左側が空いており、この左はx方向である。言い換えれば、ガイド部材102は窓99の後端に位置する。スライダー9の作動ラグ106はラッチ部材4のラグ96に接触している。トリガーレバー3の側面A100は側面B112に接触している。トリガーレバー3へのスプリング11の作用により、側面A100は側面B112の前に到達し、側面B112を外側に押し、従って、ラッチ部材4はロック解除され、記憶片17と接触していない。
前後調節機構の通常の作動は以下のように進められる。ロック解除フラップ84がハンドル88を介して作動されると、ラチェット歯82の全てが持ち上げられる。シートレール52は今やフロアレール50に対して相対的に移動させることができ、レールの長手方向における移動が行われる。イージーエントリー機構はその基本位置のままである。調節時、前方移動が行われる場合、キャリッジ1は側面A100によって前方に(図中左側に向かって)引張られる。シートレール52を後方に向かって移動させる場合、キャリッジ1はラッチ部材4と接触している輪郭C114によって押し戻される。レールの互いに対する通常の調節の場合、キャリッジ1はピンガイド30に連結され、従ってピンガイド30と共に移動する。
スプリング11はラッチ部材4を付勢する第2ばね98より優先される。
以下では、通常位置から始まるシートの移動を説明する。背当て62を前方に折り畳むことにより、ロック解除ボーデンケーブル20が締め付けられ、駆動レバー15及びロック解除フラップ84を介してラチェット歯82を引き抜いて自由にする。また、好ましくは先に、トリガーレバー3が作動され、側面A100が上がる。側面A100が持ち上げられると、ラッチ部材4を付勢する脚ばねは、キャリッジ1内でラッチ部材4を旋回させることができ、従って、ラッチ歯94が記憶片17と係合する。このようにして、キャリッジ1は、ピンガイド30から外され、ポジティブフィットにより、記憶片17と結合される。ポジティブフィットは、前後調節の方向を横切っている。
背当て62が図2の旋回された位置へと前方に倒されると、保持カム78が上方に旋回し、保持カム78が停止部74の前に来る。コンフォートボーデンケーブル21はそれによって引き込まれ、弛緩状態になる。従って、コンフォートボーデンケーブル21はもはや引張られていない。スライダー9が後方に向かって移動すると、コンフォートボーデンケーブル21はスライダー9の窓99の左前側に接触する。保持カム78と停止部74との相互作用によって、背当て62は折り返されるのを阻止され、図2に示される位置に留まる。背当て62は最初に保持カム78が停止部74の前に旋回される程度に前方へ折り畳まれる必要があり、その後にのみ、前方へ折り畳まれた背当て62を用いて前後調節機構においてシートを前方に押すことができ、前方へ折り畳まれた背当て62はこの点で作動アームを形成する。ユーザーが背当て62を前方に折り畳むためにかける必要がある力は、縦方向ガイド内でシートを移動させるための力よりもかなり小さく、その差は少なくとも2倍である。
シートがブロックされた背当て62を用いて今再び押される場合、つまり、シートレール52がフロアレール50に対して再び後方に移動される場合、以下のプロセスが行われる。前後調節機構の予め設定された位置、いわゆる記憶位置に到達する少し前に、スライダー9の作動ラグ106がラッチ部材4の突起96に接触する。スライダー9は今やフロアレール50に対するシートレール52の更なる移動に参加していない。従って、スライダー9はもはやキャリッジ1に対して移動しない。取付部材7はシートレール52と共に移動し続ける。作動ラグ106とラグ96との接触の後、シートレール52は依然として取付部材7と共に後方へ約6〜8mm移動させることができる。付勢されたコンフォートボーデンケーブル21はその分だけ引張られる。コンフォートボーデンケーブル21は第1ばね79によって付勢される。保持カム78の下方への旋回運動が起こる。このようにして、保持カム78が停止部材74から解放される。背当て62が解放される。背当て62は再び上方に倒すことができる。レール50,52内のシートの後方への移動の終わりに、輪郭C114がラッチ部材4に当接し、記憶片17に係合したラッチ歯94によってシートを停止させる。更なる後方への移動はこのようにして阻止される。
背当て62が通常位置(図1参照)に戻ると、ロック解除ボーデンケーブル20が弛緩する。ラチェット歯82は今や再び係合させることができる。トリガーレバー3がスプリング11によって移動させられ、従ってその側面A100がラッチ部材4の側面B112の後ろに来る。それによってラッチ部材4が旋回され、ラッチ歯94が記憶片17から解放される。
本発明による装置の特別な利点は、装置を単一の構造ユニット(図4参照)に組み合わせることができ、予め組立てられたユニットとしてレール50,52の溝形空洞2内に設置することができることにある。特別な利点はまたラッチ部材4の水平移動にある。更に、特別な利点は、正確な記憶位置が再び、すべての状況下で見つけられることにある。従来技術では、正確な記憶位置ではなく、再配置される位置がわずかに前方又はわずかに後方であることが起こる。
図4は、シートレール52上に設置された、予め組み立てられた構造ユニット示す。駆動レバー15はクロスバー86に接続される。別の実施形態では、この接続は既に実現されており、駆動レバー15は構造ユニットに属していない。記憶片17とキャリッジ1は構造ユニットに属していない。記憶片17はフロアレール50に接続され、記憶片17は好ましくは直接フロアレール50によって形成される。キャリッジ1は、記憶片17が設置されるとき、記憶片17上に配置される。代替案では、キャリッジ1は長手方向において記憶片17に押し付けられる。なお、構造ユニットに記憶片17及びキャリッジ1を加えることも可能であり、この場合、記憶片17は後でフロアレール50に接続される。
部品であるトリガーレバー3、スライダー9及び取付部材7が、上記溝形状空洞内に設置される構造ユニットを形成する。詳細には、構造ユニットはシートレール52に接続される。
側面A100に隣接するトリガーレバー3の側面D122は湾曲し、後方への移動中に、トリガーレバー3がメインスプリング11の作用に抗して上方に押され、キャリッジ1全体の上を滑ることができるように形成される。従って、トリガーレバー3の側面A100はラッチ部材4の側面B112の後ろに再び戻されることができ、それによりキャリッジ1は再びピンガイド30に連結される。
コンフォートボーデンケーブル21については、芯線のみが動作している。ロック解除ボーデンケーブル20の長孔の長さは、背当て62の通常の角度調節の場合には、使用位置にあるコンフォートボーデンケーブル21の芯線に全く張力がかからないように選択される。言い換えれば、ピン81は、背当て62の通常の角度調節の場合には長孔の端部に接触しない。
第1実施形態の改良実施形態を図5〜10を参照して以下で説明する。
図2に記載の位置から始まって、シートの調節中に再び記憶位置に達すると、スライダー9がコンフォートボーデンケーブル21を引張り、従って背当て62が解放される。その後、背当て62は再び直立位置へと移動させることができる。スライダー9上の距離は、コンフォートボーデンケーブル21上の距離に1:1で対応する。しかしながら、これには欠点がある。シートが小さな速度で押し戻される場合、シートの変位力のかなりの増加が顕著になる。背当てを解放するための一連の作用が始まる時点から、ユーザーは変位力の明らかな増加に気づく。
変位力の増大がユーザーにあまり気付かれないように、ルーズローラーの原理が第1改良点で取り入れられた。このようにして1:2の伝達比が得られた。従って背当てを解放するための一連の作用における変位力は半減した。詳細には、第1実施形態と比較して以下の点が変更される。コンフォートボーデンケーブル21の芯線の下端はもはやスライダー9に直接接続されず、伝達手段が介在する。伝達手段はケーブルタブ150とコンフォートローラー152とを有する。コンフォートローラー152はケーブルタブ150内で自由に回転可能である。また、伝達手段は、約180°にわたってコンフォートローラーの周囲に巻き付く短いケーブル154を備える。コンフォートボーデンケーブル21の芯線はケーブルタブ150に作用し、そこに引掛けられる。短いケーブル154は第1端部でスライダー9に作用する。短いケーブル154の他方の端部はシートレール52に接続される。コンフォートローラー152の回転軸はy方向に平行に延びる。
メインスプリング11は、回転可能に取り付けられたトリガーレバー3にトルクを生じさせる。このトルクは、ラッチ部材4への接触力として作用し、ラッチ部材4を記憶片17とのラッチ係合から押し出す。この場合、接触力は、スライダー9によってラッチ部材4に作用する力よりも大きくなければならない。ルーズ接触ローラー152を設置することにより、メインスプリング11の力、又はそれによってトリガーレバー3にかけられるトルクが半分になる。また、メインスプリング11は、ここではレール50,52によって境界を定められた溝形空洞内に位置する。これはより、より小さな構造空間となり、メインスプリング11のより保護された配置となる。
上記の第1実施形態では、ロック解除ボーデンケーブル20は、背当て62が前方に折り畳まれると、レールの前後調節機構のロックを解除し、同時に、トリガーレバー3が前方に旋回され、従って、ラッチ部材4が記憶片17と係合する。この二重機能は、一方では、ロック解除ボーデンケーブル20の芯線の端部が駆動レバー15に作用し、レールの前後調節機構のロック解除を可能にし、他方では、ロック解除ボーデンケーブルの外皮がトリガーレバー3上に配置され、それによりトリガーレバー3の旋回運動が可能となるため、可能となる。
しかしながら、この構造は、駆動レバー15が比較的大きなレバー長さを有していなければならないという点で不利である。従って、構造空間の需要の増加が必然的となる。トリガーレバー3上に配置されたロック解除ボーデンケーブル20の外皮も構造空間を必要とする。構造空間を削減し、トリガーレバー3を小さくすることができるように、ルーズローラーの原理がこの場合にも取り入れられた。第2の改良点では、ボルト158に回転可能に取り付けられたロック解除ローラー156が設けられる。その場合、駆動レバー15を省略することができる。ロック解除ボーデンケーブル20の外皮は、シートレール52に取り付けられ、これは適切な保持プレートを用いて行われる。ロック解除ボーデンケーブル20の芯線はロック解除ローラー156の周囲に引き回され、芯線の端部は保持プレートを介してトリガーレバー3に連結される。記憶システムのレール50,52の溝形空洞への挿入後、保持プレートはねじ付きブッシングを介してトリガーレバー3にねじ止めされる。ボルト158はクロスバー86に回転不能に接続される。解除ローラー156の回転軸はy方向に平行に延びる。
第3の改良点は、記憶片17のその後の設置に関連する。第1実施形態によれば、記憶片17とフロアレール50は、レール50,52の1対のレールへの組み立て前に接続される。縦方向ガイドのみに記憶装置を有する記憶片17を搭載することができるように、第3の改良点における記憶片17は、その後、1対のレールに挿入され、レール50,52が塗装されて1対のレールを形成するように結合され且つならし運転プロセスを行った後にフロアレール50に接続される。
このプロセスでは、記憶片17は、溶接等によって、既に塗装されたレール対を損傷することなくフロアレール50に接続される。
記憶片17は、実質的にL字形に構成された2つのフック170を備える。フック170は、実際の記憶片17から横方向に突出し、同じ方向に位置する。フック170は記憶片の中心よりも記憶片17の端部に近い。フック170はいずれも正のx方向などの同じ方向を指し示す。フックの各々が傾斜クランプ面176を有する。傾斜クランプ面176は、その記憶片17の本体の方を向いている面の僅かな傾斜、例えば2°の傾斜である。クランプ動作がこのようにして得られる。フロアレール50はフック170に適合したフック開口部172を備える。フック開口部172は、フック170が組み立て中にフック開口部172を通ってy方向に差し込まれることができるように寸法決めされる。
組み立ては以下のように進められる。
記憶片17は後方又は前方からレール50,52の長手方向に溝形空洞内に導入される。記憶片17はフック170がフック開口172と位置合わせされるように配置される。ここで、フック170はフック開口部172を通って差し込まれる。その後、記憶片17は、フック開口部172の縁がフック170と係合するまでフック170がフロアレール50の外面に沿ってスライドするように、レール50,52の長手方向に移動させられる。ある程度の力がこの組み立て工程に必要とされる。次第に増大するクランプ動作が傾斜クランプ面176によって得られる。移動方向に見た記憶片17の後端で且つキャリッジ1の移動範囲外で、フロアレール50に小変形174が加えられ、記憶片17は従って機械的に固定される。
図9が示すように、記憶片17は、溝状空洞内への導入時に後部に位置する端部に、斜面178を有する。斜面178は、記憶片17をx方向に固定するのに役立つ。記憶片17の取付状態では、斜面178は変形部174のすぐ近くにあり、好ましくは変形部174と接触している。
出願人は、後で取付可能な記憶片17に関する別個の出願を提出し、遂行する権利を有する。例えば、これは分割出願によって行うことができる。第3の改良点は他の改良点から独立し、また請求項1の特徴の大部分から、いずれの場合も請求項1の特徴部分の特徴から独立している。
Claims (14)
- 車両シートであって、
少なくとも1つのフロアレール(50)と、前記フロアレール(50)内に案内されるシートレール(52)とを備えるベースフレームと、
これらのレールの互いに対する前後調節用のロック(80)であって、
c)少なくとも1つのラチェット歯(82)と、
d)前記レールの長手方向に前後に並んで配置されたラッチ開口部(91)を有し且つ前記フロアレール(50)に接続されたラッチ片(90)と
を備えるロック(80)と、
記憶装置であって、
e)前記レールの長手方向に周期的間隔mで前後に並んで配置された歯を備える記憶片(17)を備え、
f)前記シートレール(52)に旋回可能に配置され且つ側面A(100)を有するトリガーレバー(3)を備え、
g)前記シートレール(52)に接続されたガイド部材(102)上で前記レールの長手方向に変位可能に案内されるスライダー(9)を備え、且つ、
h)ハウジングを備えるキャリッジ(1)であって、前記ハウジングが前記レールの長手方向に前記記憶片(17)上で案内され、且つ前記ハウジング内に前記記憶片(17)の歯と協働するラッチ歯(94)を備えるラッチ部材(4)が旋回可能に取り付けられたキャリッジを備える
記憶装置と、
前記ベースフレームに接続され且つ保持カム(78)が旋回可能に取り付けられたシート支持部(58)と、
背当て(62)であって、
e)旋回軸(72)を中心に旋回可能に前記シート支持部(58)に接続され、
f)前記旋回軸(72)を中心に前記背当て(62)の前方への折り畳みを引き起こすことができるトリガー(64)を備え、
g)前記保持カム(78)と協働し且つ前記背当て(62)を前方折り畳み位置に保持する停止部を備え、且つ、
h)ピン(81)を備える
背当てと、
ロック解除ボーデンケーブル(20)であって、その芯線の上端がピン(81)に、下端がロック解除フラップ(84)に接続され、その外皮の上端がシート支持部(58)に配置されたロック解除ボーデンケーブル(20)と、
コンフォートボーデンケーブル(21)であって、その芯線の上端が保持カム(78)に、下端がスライダー(10)に接続され、その外皮の上端がシート支持部(58)に、下端がシートレール(52)に接続されたコンフォートボーデンケーブル(21)と
を備え、
前記記憶片(17)の周期的間隔mは前記ラチェット歯と前記ラッチ片(90)の2つの直接隣接するラッチ位置の距離に等しく、好ましくは以下の特徴、
構成要素の記憶片(17)及びキャリッジ(1)は前記レールによって境界を定められた溝形空洞内に位置すること、
構成要素のトリガーレバー(3)、スライダー(9)及び取付部材(7)は、予め組み立てることができ且つ前記シートレール(52)内に設置される構造ユニットを形成すること、
前記記憶片(17)の歯はxy平面に延在すること、
前記保持カム(78)は前記第1ばねによって前記停止部と共にラッチ方向に付勢され、それにより前記コンフォートボーデンケーブル(21)の芯線が弾性的に付勢されること、
前記ロック解除ボーデンケーブル(20)の外皮は、このロック解除ボーデンケーブル(20)の通常状態では第1経路に、作動状態では第2経路に延び、2つの経路は異なり、前記外皮の両端の空間距離は少なくとも4mm、好ましくは少なくとも5mm異なること、
前記ロック解除ボーデンケーブル(20)の外皮の下端は前記トリガーレバー(3)上に配置されること、及び、
前記ラッチ部材(4)がxy平面でロッキング運動を行うこと
のうち少なくとも1つが更に満たされることを特徴とする車両シート。 - 前記スライダー(9)が前記シートレール(52)の穴を通って突出する作動アーム(104)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の車両シート。
- 前記スライダー(9)が作動ラグ(106)を備え、前記ラッチ部材(4)がラグ(96)を備え、前記作動ラグ(106)と前記ラグ(96)が互いに接触することを特徴とする、請求項1又は2に記載の車両シート。
- 取付部材(7)が設けられ、前記取付部材(7)は前記シートレール(52)に固定され、且つ前記トリガーレバー(3)が収容される収容空間を形成することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両シート。
- 前記スライダー(9)が窓(99)を備え、前記ガイド部材(102)はこの窓(99)内に達し、前記窓(99)が前記レールの長手方向に、前記ガイド部材(102)の長さ寸法を少なくとも4mm越える過大寸法を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両シート。
- 取付部材(7)が設けられ、前記取付部材(7)に前記トリガーレバー(3)が旋回可能に取り付けられ、前記取付部材(7)に前記ガイド部材(102)が設けられることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両シート。
- 複数のラチェット歯(82)が設けられ、前記ラチェット歯(82)は互いに独立してラッチ方向に弾性的に付勢され、前記ラチェット歯(82)は解除フラップ(84)によって一緒に解放位置に持ち上げることができ、好ましくは、前記ラチェット歯は前記レールの長手方向に周期的間隔pで配置されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両シート。
- 前記複数のラチェット歯は周期的間隔pで配置され、前記ラッチ開口部(91)は周期的間隔rで配置され、前記記憶片(17)の周期的間隔mは前記ラッチ開口部(91)の周期的間隔rと前記ラチェット歯の周期的間隔pの差に等しいことを特徴とする、請求項7に記載の車両シート。
- 前記シートレール(52)に接続されたラチェット歯用のピンガイド(30)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両シート。
- メインスプリング(11)が設けられ、前記メインスプリング(11)は前記トリガーレバー(3)に作用し、前記トリガーレバー(3)をその最終位置に弾性的に付勢し、前記メインスプリング(11)は前記フロアレール(50)及び前記シートレール(52)によって境界を定められた溝形空洞内に配置されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両シート。
- ケーブルタブ(150)と、前記ケーブルタブ(150)内に回転可能に取り付けられたコンフォートローラー(152)と、短いケーブル(154)とが前記コンフォートボーデンケーブル(21)の芯線の下端とスライダー(9)の間に配置され、前記芯線は前記ケーブルタブ(150)に作用し、前記短いケーブル(154)は前記コンフォートローラー(152)の周りを把持し、前記短いケーブル(154)の一端が前記スライダー(9)に作用し、他端が前記シートレール(52)に取り付けらることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の車両シート。
- クロスバー(86)に接続されたボルト(158)上に回転可能に取り付けられたロック解除ローラー(156)が前記ロック解除ボーデンケーブル(20)の芯線の下端と前記ロック解除フラップ(84)との間に設けられ、前記芯線の下端が前記ロック解除フラップ(156)の周囲に引き回され且つ前記シートレール(52)に固定されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の車両シート。
- 前記記憶片(17)がフック(170)を備え、前記フロアレール(50)がこれらのフック(170)に適合したフック開口部(172)を備えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の車両シート。
- 車両シートのフロアレール(50)に記憶片(17)を取り付ける方法であって、車両シートは、
少なくとも前記フロアレール(50)と、前記フロアレール(50)内に案内されるシートレール(52)とを含むベースフレームと、
これらのレールの互いに対する前後調節用のロック(80)であって、
e)少なくとも1つのラチェット歯(82)と、
f)前記レールの長手方向に前後に並んで配置されたラッチ開口部(91)を有し且つ前記フロアレール(50)に接続されたラッチ片(90)と
を備えるロック(80)と、
記憶装置であって、
i)前記レールの長手方向に周期的間隔mで前後に並んで配置された歯を備える前記記憶片(17)を備え、
i)好ましくは、請求項1の前提部分のすべての機能を備え、
前記記憶片(17)は、前記フロアレール(50)と前記シートレール(52)の組み立ての後に、前記フロアレール(50)及び前記シートレール(52)によって境界を定められた溝形空洞内にこれらのレール(50,52)の長手方向に挿入され、前記記憶片(17)は複数のフック(170)を備え、前記フロアレールはこれらのフック(170)に適合した複数のフック開口部(172)を備え、前記フックは前記フック開口部(172)に引掛けられることを特徴とする方法。
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