JP2010254175A - 車両用シートのロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで、組付け上の位置のバラツキを確実に吸収でき、車両用シートを車両に固定できる車両用シートのロック装置を提供する。
【解決手段】係合溝部42aが形成されたラッチ42に突設された摺動部材48と、ラッチ42をロック方向へ付勢する付勢部材45と、摺動部材48の摺動面48aと対向しラッチ42と離間したポール43と、摺動面48aを押圧し、ガイド用突部16をガイド溝28の使用位置側の端面と係合溝部42aの内面とで挟み込みラッチ42をロック方向に回動させ、ラッチ42の解除方向への回動を規制するようにポール43に形成されたカム面43aが摺動面48aを押圧する方向に付勢する付勢部材46と、ポール43と離間した解除レバー44に突設され、解除部43bを押圧しポール43を付勢方向とは反対に回動させる解除部材44bとを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用シートを、車両に固定するロック装置に関する。
従来、車両用シートを車両に固定する場合、車両用シートおよび車両の一方側に設けられたストライカが、他方側に設けられたロック機構に係合され固定されている。
例えば特許文献1に示すものでは、その図8に示すように、車両用シート固定時(ロック時)には、車両側に設けられたストライカ6が、シート側に設けられたシートロックアッシー5を構成するベースプレート10のストライカ進入溝11に進入し、ラッチ12のストライカ係合溝16に保持されている。このときシートロックアッシー5を構成する各部品の寸法バラツキによってストライカ6とシートロックアッシー5との間の組付け位置にはバラツキが発生する。そしてこの発生したバラツキは、バネ14によって常時反時計回りに付勢されるガタ取りプレート30に形成されたθ度の傾斜面を持つロック誘導面34によって、ラッチ12がストライカ6をストライカ進入溝11の底面である進入停止面36に押圧する方向に回動されることによって吸収されるよう構成されている。
特開2006−248330号公報
しかしながら、特許文献1においては、組付け上の位置のバラツキを吸収するために、ガタ取りプレート30を追加して対応しているため部品点数が増加しコストが高くなるという課題がある。また部品点数が増加するためバラツキの要因が増加し、ストライカ6とシートロックアッシー5との間のバラツキが大きくなってガタ取りプレート30のみによってバラツキを吸収しきれない虞がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、低コストで、組付け上のバラツキを広い範囲で吸収でき車両用シートを車両に確実に固定することが可能な車両用シートのロック装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、車両フロアに対して、使用位置と格納位置との間で移動自在な車両シートのシートクッションに突設されたガイド用突部と、前記車両フロア側に固定され、前記ガイド用突部が係入されて前記ガイド用突部の前記使用位置と前記格納位置との間の移動軌跡を規定するガイド溝をもつガイド壁部材と、を備え、前記シートクッションを前記使用位置で保持するロック状態及び前記シートクッションの前記車両フロアに対する移動を許容するロック解除状態を取り得るロック装置において、前記ガイド用突部が係脱可能な係合溝部が形成され、該係合溝部に前記ガイド用突部が係入されていない解除位置と前記ガイド用突部が前記係合溝部に係入されて前記係合溝部から離脱できないロック位置との間を回動自在に前記ガイド壁部材に支持されたラッチと、前記ラッチに突設され、側部に摺動面が形成された摺動部材と、前記ラッチを前記解除位置から前記ロック位置に向う方向へ回動付勢するラッチ付勢部材と、前記摺動部材の摺動面と対向し、前記ラッチと前記シートクッションの幅方向に離間して並行に前記ガイド壁部材に回動自在に支持されたポールと、前記摺動部材の摺動面を押圧することにより、前記ガイド用突部を前記ガイド溝の前記使用位置側の端面と前記ラッチの前記係合溝部の内面とで挟み込むように前記ラッチを前記ロック位置方向に回動させるとともに前記ラッチの前記解除位置方向への回動を規制するように前記ポールに形成されたカム面と、前記カム面が前記摺動部材の摺動面を押圧する押圧方向に前記ポールを回動付勢するポール付勢部材と、前記ポールと前記シートクッションの幅方向に離間して並行に前記ガイド壁部材に回動自在に支持された解除レバーと、前記解除レバーに突設され、前記ポールに形成された解除部を押圧し前記ポールを前記ポール付勢部材が付勢する方向とは反対の方向に回動させる解除部材と、を備えることである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1において、前記ガイド用突部と、前記ラッチと、前記ポールと、前記解除レバーとはそれぞれ上方から順番に下方に向って配置され、前記ラッチと、前記ポールと、前記解除レバーとは回動時を含めそれぞれの一部分が重なり合って配置されていることである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項2において、前記解除レバーが回動され前記解除部材が前記解除部を押動して前記ポールを押圧解除方向に回動させるとき、前記解除部材は前記解除レバーの回動中心と前記ポールの回動中心とを結ぶ直線の一方側の近傍領域から他方側の近傍領域に移動し、かつ前記ポールのカム面が前記摺動部材の摺動面から離脱した後は、前記解除レバーの回動にも拘らず前記ポールが回動しないように、前記ポールの解除部の端部は前記解除部材の前記解除レバーの回動中心からの距離を半径とする凹状に形成されていることである。
請求項4に係る発明の特徴は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記ポールの前記回動中心と前記ラッチの前記回動中心との間に連結プレートを設け、前記連結プレートには前記ラッチの前記解除位置方向への回動位置を規制する停止部が設けられていることである。
請求項1に係る発明によれば、ラッチに突設された摺動部材に対向するように、ポールがラッチとシートクッション幅方向に離間して配置されている。このためラッチとポールとは干渉し合うことなく、摺動部材の摺動面とカム面とは広い範囲で相対移動することができる。これにより、ガイド用突部の径や、位置などロック装置の各部品の寸法、位置のバラツキによって組付け位置にバラツキが生じ、ガイド用突部とラッチの係合溝部との間の相対位置にズレが生じても、ラッチの摺動部材の摺動面と、セルフロック可能な圧力角に形成されたカム面との相対移動によってラッチを回動させてバラツキを十分吸収できる。
特にシートクッションに設けられたガイド用突部がガイド壁部材に設けられたガイド溝に係入され使用位置と格納位置との間を移動したり、使用位置においてロック装置によってガイド用突部がロックされる格納式シートにおいては、大きな寸法で形成されるガイド壁部材に設けられる長寸のガイド溝の形状や位置、及びラッチ、ポール、解除レバーの形状や取付位置などにかなり大きいバラツキが生じる。このようなバラツキにより、ガイド用突部がガイド溝の端面とラッチの係合溝部の内面とで挟み込まれる位置にズレが生じる。しかし上記の通りラッチに設けた摺動部材の摺動面と、ポールに形成されたカム面との広い範囲の相対移動によってラッチを回動させてバラツキを十分吸収できる。また、ガイド用突部のロックを解除するために、解除レバーに突設された解除部材が解除レバーとシートクッション幅方向に離間して配置されるポールに形成された解除部を押圧するよう構成されている。このため解除レバーとポールとは干渉し合うことなく、解除部材と解除部とは広い範囲で相対移動することができる。上記のように簡素な構成によってバラツキを吸収するように構成したので従来技術のようにガタ取りプレートのような専用部品を追加する必要がなく、部品コストの低減や組付けコストの低減が図られるとともに部品点数増加によるバラツキの増加を防止できる。
請求項2に係る発明によれば、シートクッションから突設したガイド用突部を最上部に配置し、ラッチと、ポールと、解除レバーとをその下方に順番に一部を重なり合わせながら配置した。これによりガイド用突部をラッチが下方から片持ちで押さえ込む形とすることができ、ガイド用突部の上方部の省スペース化を図ることができ、シートクッションに設けられたガイド用突部を案内するガイド溝の上方にスペースを広く設けることができない車両用シートのロック装置の搭載設計にとって大変有利となる。またラッチと、ポールと、解除レバーの一部を重なり合わせながら配置したことにより、車両上下方向において狭い範囲でロック装置の搭載が行なえ、さらに省スペース化を図ることができる。
請求項3に係る発明によれば、ロックを解除するために解除レバーが回動され解除部材が解除部を押動してポールを押圧解除方向に回動させるとき、解除レバーの解除部材は、解除レバーの回動中心と回動中心とを結んだ直線の一方側の近傍領域から他方側の近傍領域に移動できるよう構成されている。該直線の両側近傍領域は、解除部材の回動角度に対して最も効率よくポールの回動角度が得られる位置である。よってポールの回動効率がよい直線の両側近傍領域で解除レバーの回動範囲が確保できるため、解除レバーはポールの組付け位置のバラツキをよく吸収しながら、ポールを十分回動させることができる。また、ポールの解除部の端部形状が、解除部材から解除レバーの回動中心までの距離を半径とする凹状に形成されている。これによりポールのカム面がラッチの摺動部材の摺動面から離脱した後には、解除レバーが回動してもポールは回動されない。よってポールは不要な回動をされることなく所定の位置でロック状態まで待機できる。
請求項4に係る発明によれば、連結プレートによってポールの回動中心とラッチの回動中心との間が連結され補強がされている。よって例えば格納式シートクッションが備えられた車両において、後突等により大荷重がシートクッションに入力されてもポールの回動中心とラッチの回動中心が離間される虞は無くシートクッションがロック装置から離脱することはない。また連結プレートにはラッチの解除位置方向への回動位置を規制する停止部が設けられている。これによってラッチのターンオーバが防止でき、解除位置からロック位置方向への確実な復帰が確保される。
本発明の実施形態に係るシートの主要部の構成を示し、シートクッションが使用位置に配置された状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るシートの主要部の構成を示し、シートクッションが使用位置に配置された状態を示す側面図である。 本発明の実施形態に係るシートの主要部の構成を示し、シートクッションが格納位置に配置された状態を示す側面図である。 本発明に係るロック装置の拡大図である。 図4のロック装置の斜視分解図である。 本発明に係るロック装置のシートクッションロック前待機状態図である。 本発明に係るロック装置のシートクッションロック状態への移行状態図である。 本発明に係るロック装置のシートクッションロック解除開始点図である。 本発明に係るロック装置のシートクッションロック解除時全開図である。 本発明に係るロック装置の前方側へのバラツキ最大状態を示す図である。 本発明に係るロック装置の後方側へのバラツキ最大状態を示す図である。
以下、本発明を格納式のシートクッションを備える車両シートに具体化した第1の実施形態について図面に基づいて説明する。図1はシートクッション11が使用位置にある場合の車両シート10の主要部の構成が斜視図にて示されている。図2はシートクッション11が使用位置にある場合であり、図3はシートクッション11が格納位置に収納されている場合での車両シート10の側面図である。
車両シート10は、図示しない自動車(例えば、所謂ワンボックスタイプやミニバンタイプの自動車)の最後部の座席であり、図2及び図3に示されるように、全体的に平坦状に形成されたフロア14(車体床部)の上部に設置されている。なお、本実施形態では、車両シート10の前後左右上下の方向は、この車両シート10が搭載された自動車の前後左右上下の方向と一致しており、図中に示した通りである。
車両シート10は、乗員着座用のシートクッション11と、このシートクッション11に着座した乗員の背部を支持するシートバック12とを有している。シートクッション11は、その骨格を構成するクッションフレーム13を有している。クッションフレーム13は、シートクッション11の幅方向両側部内に前後方向に沿って延在する左右一対の延在部13a、13bを備えている。これら一対の延在部13a、13bは、板状に形成されており、板厚方向が車幅方向に沿う状態で配置されている。一対の延在部13a、13bの各後端部は、車幅方向に沿って延在する板状の連結部13cによって連結されており、クッションフレーム13は、上面視で略コ字形に形成されている。
このクッションフレーム13には、クッションパンを介して弾性変形可能なクッションパッド(共に図示省略)が取り付けられており、クッションパッドの表面は、表皮材15によって覆われている。
上記構成のシートクッション11は、リンク24及び一対のレール26(案内部材)を介してフロア14に連結されている。そしてシートクッション11は、図1及び図2に示す乗員が着座可能な使用位置と、この使用位置の後方で荷室33の床部を構成するデッキボード25の下側(使用位置よりも低い位置)に設定された格納位置である図2、図3に示す格納室31との間で移動可能とされている。
リンク24は、長尺の板部材で形成され、下部がレール26と回動自在に連結され、上部がクッションフレーム13の延在部13a、13bと回動自在に連結されている。延在部13a、13bに連結された回動軸は図示しないロッドによって連結され同時に回動されるようになっている。リンク24は、シートクッション11が使用位置に配置された状態では、シートクッション11とフロア14との間で起立してシートクッション11を使用位置に支持するようになっている。また、シートクッション11が使用位置から格納位置へ移動される際には、リンク24がシートクッション11と共に車両後側へ移動(図2矢印Dの方向に回動)されることで、シートクッション11の前端部が移動方向を案内されるようになっている(図3の矢印B参照)。
すなわち、シートクッション11の前端部は、リンク24による回動軌跡に沿って移動されるので、リンク24が車両後側へ倒れるにしたがってフロア14側へ下降されるようになっている。そして、リンク24が後側に完全に倒れると(車両床部14に沿って配置されると)、シートクッション11が格納位置に配置されるようになっている(図3図示状態)。
また、シートクッション11が格納位置から使用位置へ移動(図3の矢印C参照)される際には、リンク24が車両前側へ起立されるにしたがってシートクッション11の前端部が上昇されるようになっている(図3の矢印E参照)。そして、レール26に設けられた後述のガイド溝28によってシートクッション11の車両前側への移動が規制されることで、リンク24の回動が規制され、シートクッション11が使用位置に配置されるようになっている(図1及び図2図示状態)。
一対のレール26は、上述の通りシートクッション11をフロア14に連結するためのものであり、格納室31の左右両側から前方に向い、リンク24が配置される位置まで延在されている。これらのレール26は、それぞれ板状に形成されたガイド壁部材26a(一方の壁)を有している。これらのガイド壁部材26aは、車両前後方向に沿って長尺に形成されており、シートクッション11が格納位置に配置された状態でシートクッション11の側部に対向するように配置されている。
各ガイド壁部材26aの下端部からは、シートクッション11と反対側へ向けて固定片26bが延出されている。これらの固定片26bは、図示しない締結具によってフロア14に締結されており、これにより、各レール26がフロア14に取り付けられている。
また、各ガイド壁部材26aには、ガイド溝28(長孔)が形成されている。ガイド溝28は、ガイド壁部材26aの前後方向における略中間部に設けられた緩傾斜部28aと、ガイド壁部材26aの後端側に設けられた水平部28bと、緩傾斜部28aと水平部28bとの間に設けられた傾斜部28cとを有している。水平部28bは、フロア14の近傍でフロア14に対して略水平に延在しており、緩傾斜部28aは、水平部28bよりも高い位置に配置されてフロア14に対して緩やかな後下がりの角度を持って延在している。また、傾斜部28cは、フロア14に対して後下がりの状態に傾斜している。各ガイド壁部材26aのガイド溝28には、クッションフレーム13の後端部の左右両側に設けられた円柱状のガイド用突部16が相対移動可能に係入されている(図4、図5参照)。これにより、シートクッション11の後端部が各レール26を介してフロア14に連結されている。シートクッション11の後端部は、各ガイド用突部16が各ガイド溝28に沿って移動することで移動方向を案内されるようになっており、ガイド溝28はシートクッション11の使用位置と格納位置との間の移動軌跡を規定する。
ガイド壁部材26aの前後方向において略中間部の平面26c上には、本発明に係るロック装置40が配置されている。ロック装置40はシートクッション11の左右にそれぞれ一対で設けられている。ロック装置40はシートクッション11の各ガイド用突部16の固定及び解除を行うための機構であり、図4、図5に示すようにガイド溝28の緩傾斜部28aの下方に配置されている。
図4、図5に示すようにロック装置40は、平面26c上に回動軸42cによって回動自在に支持されるラッチ42と、ラッチ42の平面42e上からシートクッション11に向って突設される摺動部材としての側部に摺動面48aが形成された摺動ピン48と、ラッチ42をロック位置から解除位置に向う方向(図4においては時計回り方向)へ回動付勢するラッチ付勢部材としての第1ねじりコイルばね45と、を備える。
またロック装置40は、ラッチ42の下側後方に、摺動ピン48の摺動面48aと対向し、平面26c上に回動軸42cによって回動自在に支持されるラッチ42とシートクッション11の幅方向でシートクッション11側に離間して配置されるポール43と、ポール43の板厚部に形成され、摺動ピン48の摺動面48aと対向し、摺動面48aと当接して摺動面48aを押圧するカム面43aと、カム面43aが摺動面48aを押圧する方向にポール43を回動付勢するポール付勢部材としての第2ねじりコイルばね46と、ポール43の板厚部に形成されガイド用突部16のロックを解除するときに、後述する解除レバー44に設けられる解除ピン48bによって押圧される解除部としての凹面43bと、を備える。
さらにロック装置40は、ポール43の下側後方に、ポール43とシートクッション11幅方向でシートクッション11の反対側に離間して配置され、回動軸44aによって平面26c上に回動自在に支持される解除レバー44と、解除レバー44の平面44d上からシートクッション11に向って突設され、凹面43bと対向する解除部材としての解除ピン44bと、ラッチ42の回動軸42cとポール43の回動軸43cとを連結し回動軸42cと回動軸43cとを補強する板状の連結プレート47とを備える。
上記のように構成されたロック装置40は、係合溝部42aが上方に開口されガイド用突部16が係入されたラッチ42と、ラッチ42に突設された摺動ピン48を押圧するカム面43aを備えたポール43と、設けられた解除ピン48bをポール43に設けられた凹面43bに押圧してガイド用突部16のロック解除動作を行なう解除レバー44とが、上方から下方に向って順番に配置されている。またラッチ42と、ポール43とはそれぞれの一部が重なり合いながら配置され、解除レバー44は、解除動作時に回動された状態でポール43と一部が重なり合うよう配置されている。
ラッチ42は、剛性を持った板状の部材である例えば鉄等によって形成されている。
ラッチ42には、ガイド溝28内を移動するガイド用突部16を係脱可能な係合溝部42aが備えられている。係合溝部42aは係合溝部42aの前後に設けられた二つの突出片42f、42gによって形成されている。一方の突出片42fは、ラッチ42の回動軸42c中心から離間される方向に向って一定量突設されている。他方の突出片42gは、一方の突出片42fとの間でガイド用突部16が係入されるための略平行部Hを備えた係合溝部42aを形成するようにラッチ42に突設されている。係合溝部42aの略平行部Hの幅は、ガイド用突部16の直径Dの最大径Dmより若干大きくなるよう形成され確実にガイド用突部16が係合溝部42a内に係入できるよう形成されている。またラッチ42のシートクッション11側の面42eには、前述したように所定の位置に摺動部材としての摺動ピン48がシートクッション11の方向に向って突設されている。摺動ピン48の突設高さはラッチ42から軸方向に離間されて配置されるポール43を若干超えた位置までとする。摺動ピン48にはポール43のカム面43aと対向しカム面43aに押圧される摺動面48aが形成されている。
ラッチ42には、回動軸42cを軸芯として配設される第1ねじりコイルばね45が設けられている。第1ねじりコイルばね45は図4において紙面手前から奥に向って時計回りに巻かれたねじりコイルばねである。第1ねじりコイルばね45を構成するコイル部であるコイル45cの巻始め部と巻終わり部にはそれぞれ、第1ねじりコイルばね45が係止されるための係止部45a、45bが設けられている。一方の係止部45aは、コイル部45cの巻始め側の所定の点から接線方向に延在されラッチ42に設けられた係止孔42dに先端部を係止されている。他方の係止部45bは、コイル部45cの巻終わり側の所定の点から接線方向に延在されガイド壁部材26aに設けられた係止孔26dに先端部が屈曲され係止されている。これにより第1ねじりコイルばね45はラッチ42を回動軸42c回りに時計回りに付勢している。
ポール43は、ラッチ42とシートクッション11の幅方向でシートクッション11側に離間して並行に配置されている。ここで離間される距離は、ポール43とラッチ42とがそれぞれ回動されたとき、お互いに干渉しない距離であればよい。
ポール43は、ラッチ42の摺動ピン48に形成された摺動面48aを介して力をラッチ42に伝達するための部材であり、剛性を持った板状の部材である例えば鉄等によって形成されている。ポール43が回動自在に支持される回動軸43cは、ラッチ42の回動軸42cの下側後方に配置されている。
ポール43は、摺動ピン48の摺動面48aを介して力を伝達するためのカム面43aと、解除レバー44で発生される解除力を受ける所定の曲率Rにて形成された解除部としての凹面43bと、カム面43aの後端部に突設された凸部43eとを有する。凸部43eは停止部であり、ポール43が図4において反時計回りに過大に回動されたとき、凸部43eとラッチ42の摺動ピン48とが当接されポール43の回動を停止させる機能をもつ。ポール43のカム面43a及び凹面43bはそれぞれポール43の板厚部に形成されている。
ポール43に形成されるカム面43aは、図4に示すように回動軸43cを中心に回動されたとき、カム面43aの前端点Aを始点に描かれる軌跡rに対し所定の角度(以後、圧力角と称す)θをもった形状で形成されている。ここで圧力角θとは、カム面43aと摺動ピン48とが第1、第2ねじりコイルばね45、46によってそれぞれ対向する方向に付勢され押圧し合ったとき、カム面43aがラッチ42の摺動ピン48から受ける力f1のベクトルが常にラッチ42の摺動面48aとポール43の回動中心とを結ぶ直線より右側にあるようにカム面43aに設定される角度である。つまりカム面43aがこのような圧力角θをもって形成されるためポール43は常にカム面43aの作用によって第2ねじりコイルばね46によって付勢される方向とは反対方向である時計回りの付勢力をラッチ42から受ける。また反作用としてカム面43aは摺動面48aを介し、ラッチ42をラッチ42が第1ねじりコイルばね45によって付勢される方向とは反対方向である反時計回りに付勢する。これによってラッチ42とポール43とは、カム面43aと摺動ピン48とを介し常に押圧し合い、ガタが吸収される。
またポール43のカム面43aと、ラッチ42の摺動ピン48の摺動面48aと当接し押圧し合うあらゆる回動角度状態において、ポール43を付勢する第2ねじりコイルばね46の荷重は、該回動角度状態に対応するラッチ42を付勢する第1ねじりコイルばね45の荷重よりも大きくなるように設定されている。このためラッチ42は、摺動ピン48の摺動面48aがカム面43aの終点となる前端点A点に到達する、即ちシートクッション11のロック状態が解除される寸前の状態までポール43に押され、反時計回りに付勢されている。
ポール43の解除部としての凹面43bは、解除レバー44の解除ピン44bが図4において反時計回りに回動軸44a中心に回動し、解除ピン44bが凹面43bを押動することによりポール43を時計回りに回動させる機能を持つ。
凹面43bは、図4においてカム面43aの下部後方に凹面43bを後方の解除ピン44bに向けて形成されている。そして凹面43bの形状は、解除ピン44bに押動されポール43が押圧解除方向(時計回り方向)に回動されるとき、解除ピン44bが解除レバー44の回動軸44a中心とポール43の回動軸43c中心とを結ぶ直線Lの一方側である図4において右側の近傍領域から他方側である左側の近傍領域に移動するように形成されている。なお、凹面43bの形状は、解除レバー44の回動力や、ポール43の回動速度に影響を与える。このため凹面43bの形状は、上記の条件に加え必要とされる性能を満たすよう決定されるものとする。
またポール43の凹面43bの端部43fには、ラッチ42によるガイド突部16のロックが解除された以降には、解除レバー44を空走させ不要にポール43を回動させないようにするために、解除レバー44の回動軸44aを中心とし、解除ピン44bと凹面43bとの当接点から回動軸44a中心までの距離を半径とするような凹面形状が形成されている。
ポール43には、ポール付勢部材としての第2ねじりコイルばね46が設けられ、第2ねじりコイルばね46は回動軸43cを軸芯として配設されている。前述したように第2ねじりコイルばね46はポール43のカム面43aとラッチ42の摺動ピン48の摺動面48aとが押圧し合うあらゆる回動角度状態において、ラッチ42を付勢する第1ねじりコイルばね45よりも、大きな荷重となるよう設定された図4の紙面手前から奥に向って時計回りに巻かれたねじりコイルばねである。第2ねじりコイルばね46を構成するコイル部46cの巻始め部と巻終わり部にはそれぞれ、係止部46a、46bが設けられている。一方の係止部46aは、コイル部46cの巻始め側の所定の点から接線方向に延在され、後述する連結プレート47に設けられた係止孔47aに先端部を屈曲され係止されている。他方の係止部46bは、コイル部46cの巻終わり側の所定の点から接線方向に延在され、ポール43平面上にシートクッション11と反対方向に突設されたフックピン43dの軸部下面に、先端部をR状に屈曲され係止されている。これにより第2ねじりコイルばね46はポール43を回動軸43c周りに反時計回りに付勢している。
解除レバー44は、操作者により所定の方法で外力が加えられることによって回動軸44a回りに反時計回りに回動され、ポール43(凹面43b)とラッチ42に順次、力を伝達し、ラッチ42を時計回りに回動させることによってシートクッション11のロックを解除するためのものである。
解除レバー44は、ガイド壁部材26の平面26c上に、回動軸44aによって軸支されている。シートクッション11の左右に設けられた回動軸44aはロッド49によって連結され、いずれか一方の解除レバー44を作動させることによって各回動軸44aおよび各解除レバー44が同時に回動されるよう構成されている。なお、このとき解除レバー44を、ガイド壁部材26の平面26c上の回動軸44によって支持するのではなく、回動軸44によってガイド壁部材26を貫通し、ロッド49と両解除レバー44とを連結するよう構成してもよい。
解除レバー44は、解除部材としての解除ピン44bと、本体部44cとからなり、解除ピン44bが本体部44cの平面部44dからシートクッション11側に突設されている。また解除レバー44は図示しない付勢部材によって図4において時計回りに付勢されている。
ガイド壁部材26aには、解除レバー44が回動軸44a回りに回動するとき、解除ピン44bとガイド壁部材26aとの干渉を防止するための貫通孔26eが設けられている。貫通孔26eは、解除ピン44bが貫通孔26e内をスムーズに回動可能な所定の幅をもって、回動軸44aを中心としたR1、R2曲線及びR1、R2の両端点同士を結ぶ直線によって形成されている。このとき直線部の内面は、解除レバー44の解除ピン44bを当接させストッパとして利用するため、解除レバー44の全開位置及び全閉位置として決定した位置に設けてやればよい。なお、解除ピン44bとガイド壁部材26aとが明らかに干渉しないときには、貫通孔26eは設けず、解除レバー44の全開及び全閉用停止部を別途設けてもよい。
一方、前述したレール26には、図2、図3に示すように、固定片26bの前端側におけるガイド壁部材26aと反対側の端部から上方へ向けて延出する板状の連結片26fがロック機構40に干渉しないように設けられている。各連結片26fには、それぞれ板状に形成された連結プレート22(他方の壁、案内部材)の下端部が板厚方向に重合した状態で締結固定されている。これらの連結プレート22は、前述したシートバック12をフロア14に支持させるためのものであり、本車両シート10の左右方向に沿ってガイド壁部材26a(一方の壁)に対向している。
シートバック12は、その骨格を構成する骨格部材としてのバックフレーム17を有している。バックフレーム17は、シートバック12の幅方向両側部内に配置されてシートバック12の高さ方向に延在する一対の板状のサイド部17a、17bと、シートバック12の上端部内にシートバック12の幅方向に沿って配置されて一対のサイド部17a、17bの上端部に連結されるパイプ状のアッパ部17cとを備えており、正面視でコ字形に形成されている。
このバックフレーム17には、バックマットを介して弾性変形可能なバックパッド(共に図示省略)が取り付けられており、バックパッドの表面は、表皮材18によって覆われている。なお、バックパッドの下端部には、シートクッション11が使用位置と格納位置との間で移動する際に、シートクッション11がシートバック12に干渉することを防止するための凹面19が形成されている。
バックフレーム17のサイド部17a、17bの下端部は、シートバック12の左右両側でそれぞれ連結プレート22とガイド壁部材26aとの間に配置されており、図示しない支軸を介して連結プレート22に回動可能に連結されている。一方のサイド部17aと一方の連結プレート22との間には、周知のリクライニング機構(図略)が介在されており、このリクライニング機構を介して連結プレート22にバックフレーム17(シートバック12)が支持されている。このリクライニング機構には、レバー(図略)が設けられており、このレバーが操作された時だけ、バックフレーム17(シートバック12)のフロア14に対する回動が許容されるようになっている。
上記構成のシートバック12は、使用位置に配置されたシートクッション11に着座した乗員の背部を支持する起立位置(図1に示される位置)と、格納位置へ移動されたシートクッション11の前方に並んで配置される前倒位置(図3に示される位置)との間で回動可能とされている。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず格納位置に配置されたシートクッション11が車両前方へ移動され、使用位置においてシートクッション11に設けられたガイド用突部16がロック装置40によってロックされる場合について図面に基づいて説明する。
上記構成の車両シート10では、格納位置に配置されたシートクッション11が車両前方へ移動される際(図3の矢印C参照)、ガイド用突部16が、ガイド壁部材26aに形成されたガイド溝28に沿って前方に移動する。このときシートクッション11が格納位置からロック状態に移行する状態(ロック待機状態)を示す図6に示すようにロック装置40を構成するラッチ42は、ガイド用突部16がラッチ42の係合溝部42aに係入されておらず解除状態である。図6に示すようにラッチ42に突設された摺動ピン48は、ラッチ42とシートクッション11幅方向にシートクッション11側に離間され並行に配置されたポール43のカム面43aから離脱されている。これによりラッチ42は、ラッチ42を付勢する第1ねじりコイルばね45からの付勢力のみを受け時計回りに回動される。そして該付勢力によってラッチ42の停止部が連結プレート47の停止部47bに押圧されラッチ42が静止している。このときラッチ42の係合溝部42aは、ガイド溝28の緩傾斜部28aに開口されている。そしてシートクッション11のガイド用突部16がガイド溝28の傾斜部28cを経由し緩傾斜部28aに入ると、図7に示すようにガイド用突部16は、開口されたラッチ42の係合溝部42aに係入されながら、係合溝部42aの前方側内面(突出片42f後面)を押圧する。そしてラッチ42を第1ねじりコイルばね45からの付勢力に対抗し反時計回りに回動させ始める。反時計回りに回動されたラッチ42に突設された摺動ピン48はやがて待機状態のポール43のカム面43aと当接し乗り上げる。これにより、ラッチ42は、第1ねじりコイルばね45よりも取付け荷重が大きくなるように設定された第2ねじりコイルばね46によって付勢される圧力角を備えるカム面43aに押圧され反時計回りに回動される。(カム面43aの圧力角に係る挙動については前述したので省略する)。
そしてカム面43aに押圧され反時計回りに回動されるラッチ42は、係合溝部42aに係入されたガイド用突部16を係合溝部42aの後方内面(突出片42g前面)によって前方に押す。これによってガイド用突部16をガイド溝28の緩傾斜部28aの端面に押圧し、係合溝部42aの後方内面との間に挟みこむことによって使用位置に強固に固定している。このとき解除レバー44は、図示しない付勢部材によって時計回りに付勢され、解除ピン44bが貫通孔26eの後端の直線部に押圧され、解除ピン44bとポール43の凹面43bとは離間して静止している。
なお、このとき、ガイド用突部16が固定される位置は、ガイド溝28の緩傾斜部28aの端面位置や、ガイド用突部16の径、ラッチ42の係合溝部42aの回動軸取付け位置及び形状等によって決定される。その中で緩傾斜部28aやラッチ42の係合溝部42aの回動軸42cの取付け位置等は長尺で大物部品であるガイド壁部材26aに形成されているので、そのバラツキは一般的に大きい。そこで例えば各要素の設計上のバラツキを組合せて、ガイド用突部16が緩傾斜部28aの中で最も前方に移動される場合においてのラッチ42とポール43の最悪の組み合わせの状態を図10に示す。また同様に、ガイド用突部16が緩傾斜部28aの中で最も後方に移動される場合においてのラッチ42とポール43の最悪の組み合わせを図11に示す。図10、図11をみてわかるように設計中央値ですべての要素が形成された場合を示す図4と比較すると、ガイド用突部16の位置、ラッチ42の回動角度、ポール43の回動角度等が大きく異なることがわかる。しかし本発明においては、ラッチ42に突設された摺動ピン48の摺動面48aとポール43とのカム面43aとが対向し、ラッチ42とポール43とが離間して並行に配置されている。これによって、ガイド用突部16とラッチ42の係合溝部42aとの間にズレが生じても、ラッチ42の摺動ピン48の摺動面48aと、セルフロック可能な圧力角に形成されたカム面43aとの相対移動が十分できるので、図10、図11に示すいずれのバラツキ状態においてもラッチ42を回動させてバラツキを十分吸収できる。
次に使用位置側にロック装置40によってロックされているシートクッション11が、ロック解除される場合の作動について図面に基づいて説明する。シートクッション11のロック解除はガイド用突部16がラッチ42の係合溝部42aの後方内面(突出片42g前面)と緩傾斜部28aの端面に挟まれ固定されている状態において、操作者によって所定の手段により解除レバー44を反時計回りに回動することによって行なう。
まず図8に示すようにロック解除を行なうため反時計回り(図8中矢印方向)に解除レバー44が回動されると、解除レバー44に突設された解除ピン44bが、ポール43に形成されたRによって形成された凹面43bに当接する。そして解除レバー44がさらに回動し解除レバー44に突設された解除ピン44bによって凹面43bが押圧されポール43が時計回り(図中矢印方向)に回動される。そしてポール43が一定角度回動され、ラッチ42の摺動ピン48がポール43のカム面43aの前端部A点を超えると、カム面43aは摺動ピン48から離脱しポール43の側面に脱落する。これによってラッチ42はカム面43aからの押圧力から開放される。そしてラッチ42は、ラッチ42を付勢する第1ねじりコイルばね45によって時計回り(図中矢印方向)に回動され、係合溝部42aをガイド溝部28内に開口させ、係合溝部42aに係入されていたガイド突部16をガイド溝部28内に解放してシートクッション11のロックを解除する。その後ラッチ42は、第1ねじりコイルばね45の付勢力によってラッチ42の一部が連結プレート47の停止部47bに押圧されて静止している。
またポール43のカム面43aがラッチ42の摺動ピン48から離脱した時点以降において解除ピン44bが当接するポール43の凹面43bの端部43fの形状は、回動軸44aを中心とし、解除ピン44bと凹面43bとの当接点から解除レバー44の回動軸44a中心までの距離を半径とする凹状に形成されている。これにより解除レバー44が回動しても解除レバー44は凹面43b上を空走しポール42は回動されない。よって不要にポール43が回動されないためポール43を付勢する第2ねじりコイルばね46の応力が低減できる。また、このときラッチ42は一部が連結プレート47の停止部47bに押圧されて静止している。そしてポール43は反時計回りに若干回動し、ラッチ42の摺動ピン48と当接し静止している。この状態で解除レバー44は、図示しない付勢部材によって時計回りに付勢され、初期位置に復帰し、解除ピン44bを貫通孔26eの後端の直線部に押圧され静止している。
また、前述したように、ロック装置40は組付け位置のバラツキを含んでいる(図10、図11参照)。しかし本発明においては、解除レバー44の解除ピン44bは組付け初期状態において、解除レバー44の回動軸44a中心とポール43の回動軸43c中心とを結ぶ直線Lより後方側(図10において右側)にあるよう構成されている。そして解除レバー44が反時計回りに回動されると、解除ピン44bは前方に向って移動し直線Lを通過し、解除ピン44bがポール43の凹面43bと当接し押動してポール43を回動させ、直線Lより前方側(図10において左側)に到達できるように凹面43bの形状が形成されている。直線Lの両側近傍領域は、解除ピン44bの回動角度に対して最も効率よくポール43の回動角度が得られる位置である。これによってポール43の回動効率がよい直線Lの両側近傍領域で解除レバー44の回動範囲が確保できるため、解除レバー44はポール43の組付け位置のバラツキをよく吸収しながら、図10、図11に示すいずれのバラツキ状態においてもポール43を十分回動させることができる。
なお、本実施形態においては、ポール43のカム面43aの前端点A点以降には摺動面が形成されておらずラッチ42の摺動ピン48はカム面43aから脱落するよう形成されている。しかしこれに限らず、カム面43aの前端点A点より前方には、ラッチ42の摺動ピン48に対して押圧しないような所定のRによって形成された摺動面を設けてもよい。
上述の説明から明らかなように、本実施形態においては、ロック装置40においてラッチ42に突設された摺動面48aに対向するように、ポール43がラッチ42とシートクッション11幅方向に離間して配置されている。このためラッチ42とポール43とは干渉し合うことなく、摺動面48aとカム面43aとは広い範囲で相対移動することができる。これにより、シートクッション11に設けられたガイド用突部16がガイド壁部材26aに設けられたガイド溝28に係入され使用位置と格納位置との間を移動したり、使用位置においてロック装置40によってガイド用突部16がロックされる格納式シートにおいては、大きな寸法で形成されるガイド壁部材26aに設けられる長寸のガイド溝28の形状や位置、及びラッチ42、ポール43、解除レバー44の形状や取付位置などにかなり大きいバラツキが生じる。このようなバラツキにより、ガイド用突部16がガイド溝28の端面とラッチ42の係合溝部42aの内面とで挟み込まれる位置にズレが生じる。しかし上記の通りラッチ42に設けた摺動ピン48の摺動面48aと、ポール43に形成されたカム面43aとの広い範囲の相対移動によってラッチ42を回動させてバラツキを十分吸収できる。また、ガイド用突部16のロックを解除するために、解除レバー44に突設された解除部材としての解除ピン44bが解除レバー44とシートクッション幅方向に離間して配置されるポール43に形成された解除部としての凹面43bを押圧するよう構成されている。このため解除レバー44とポール43とは干渉し合うことなく、解除ピン44bと凹面43bとは広い範囲で相対移動することができる。上記のように簡素な構成によってバラツキを吸収するように構成したので従来技術のようにガタ取りプレートのような専用部品を追加する必要がなく、部品コストの低減や組付けコストの低減が図られるとともに部品点数増加によるバラツキの増加を防止できる。
また、本実施形態においては、シートクッション11から突設されたガイド用突部16を最上部に配置し、ラッチ42と、ポール43と、解除レバー44とをその下方に順番に一部を重なり合わせながら配置した。これによりガイド用突部16をラッチ42が下方から片持ちで押さえ込む形とすることができ、ガイド用突部16の上方部の省スペース化を図ることができる。よってシートクッション11に設けられたガイド用突部16を案内するガイド溝28の上方にスペースを広く設けることができない車両用シート10のロック装置40の搭載設計にとって大変有利となる。またラッチ42と、ポール43と、解除レバー44の一部を重なり合わせながら配置したことにより、車両上下方向において狭い範囲でロック装置40の搭載が行なえ、さらに省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態においては、ロックを解除するために解除レバー44が回動され解除ピン44bが凹面43bを押動してポール43を押圧解除方向に回動させるとき、解除レバー44の解除ピン44bは、解除レバー44の回動中心と回動中心とを結んだ直線Lの一方側の近傍領域から他方側の近傍領域に移動できるよう構成されている。該直線Lの両側近傍領域は、解除ピン44bの回動角度に対して最も効率よくポール43の回動角度が得られる位置である。よってポール43の回動効率がよい直線Lの両側近傍領域で解除レバー44の回動範囲が確保できるため、解除レバー44はポール43の組付け位置のバラツキをよく吸収しながら、ポール43を十分回動させることができる。
また、ポール43の凹面43bの端部43fの形状が、解除ピン44bから解除レバー44の回動中心までの距離を半径とする凹状に形成されている。これによりポール43のカム面43aがラッチ42の摺動ピン48の摺動面48aから離脱した後には、解除レバー44が回動しても解除レバー44は空走しポール43は回動されない。よってポール43は不要な回動をされることなく所定の位置でロック状態まで待機できるとともに、ポール43を付勢する第2ねじりコイルばね46の応力が低減できる。
さらに、本実施形態においては、連結プレート47によってポール43の回動中心とラッチ42の回動中心との間が連結され補強がされている。よって格納式シートクッション11が備えられた車両において、後突等により大荷重がシートクッション11に入力されてもポール43の回動中心とラッチ42の回動中心が離間される虞は無くシートクッション11がロック装置40から離脱することはない。また連結プレート47にはラッチ42の解除位置方向への回動位置を規制する停止部47bが設けられている。これによってラッチ42のターンオーバが防止でき、解除位置からロック位置方向への確実な復帰が確保される。
なお、上記実施形態では、所謂ワンボックスタイプやミニバンタイプの自動車の最後部の車両シート10に対して本発明が適用された場合について説明したが、これに限らず、本発明は他のタイプの自動車の座席に対しても適用することができる。
10・・・車両シート、11・・・シートクッション、12・・・シートバック、13・・・クッションフレーム、14・・・フロア(車体床部)、16・・・ガイド用突部、24・・・リンク、26・・・レール、26a・・・ガイド壁部材、28・・・ガイド溝、28a・・・緩傾斜部、40・・・ロック装置、42・・・ラッチ、42a・・・係合溝部、42b・・・突出片、42c・・・回動軸、43・・・ポール、43a・・・カム面、43b・・・凹面、43c・・・回動軸、44・・・解除レバー、44a・・・回動軸、44b・・・解除ピン、45・・・ラッチ付勢部材(第1ねじりコイルばね)、46・・・ポール付勢部材(第2ねじりコイルばね)、47・・・連結プレート、47a・・・停止部、48・・・摺動ピン、48a・・・摺動面。

Claims (4)

  1. 車両フロアに対して、使用位置と格納位置との間で移動自在な車両シートのシートクッションに突設されたガイド用突部と、
    前記車両フロア側に固定され、前記ガイド用突部が係入されて前記ガイド用突部の前記使用位置と前記格納位置との間の移動軌跡を規定するガイド溝をもつガイド壁部材と、を備え、
    前記シートクッションを前記使用位置で保持するロック状態及び前記シートクッションの前記車両フロアに対する移動を許容するロック解除状態を取り得るロック装置において、
    前記ガイド用突部が係脱可能な係合溝部が形成され、該係合溝部に前記ガイド用突部が係入されていない解除位置と前記ガイド用突部が前記係合溝部に係入されて前記係合溝部から離脱できないロック位置との間を回動自在に前記ガイド壁部材に支持されたラッチと、
    前記ラッチに突設され、側部に摺動面が形成された摺動部材と、
    前記ラッチを前記解除位置から前記ロック位置に向う方向へ回動付勢するラッチ付勢部材と、
    前記摺動部材の摺動面と対向し、前記ラッチと前記シートクッションの幅方向に離間して並行に前記ガイド壁部材に回動自在に支持されたポールと、
    前記摺動部材の摺動面を押圧することにより、前記ガイド用突部を前記ガイド溝の前記使用位置側の端面と前記ラッチの前記係合溝部の内面とで挟み込むように前記ラッチを前記ロック位置方向に回動させるとともに前記ラッチの前記解除位置方向への回動を規制するように前記ポールに形成されたカム面と、
    前記カム面が前記摺動部材の摺動面を押圧する押圧方向に前記ポールを回動付勢するポール付勢部材と、
    前記ポールと前記シートクッションの幅方向に離間して並行に前記ガイド壁部材に回動自在に支持された解除レバーと、
    前記解除レバーに突設され、前記ポールに形成された解除部を押圧し前記ポールを前記ポール付勢部材が付勢する方向とは反対の方向に回動させる解除部材と、を備えることを特徴とする車両用シートのロック装置。
  2. 請求項1において、前記ガイド用突部と、前記ラッチと、前記ポールと、前記解除レバーとはそれぞれ上方から順番に下方に向って配置され、前記ラッチと、前記ポールと、前記解除レバーとは回動時を含めそれぞれの一部分が重なり合って配置されていることを特徴とする車両用シートのロック装置。
  3. 請求項2において、前記解除レバーが回動され前記解除部材が前記解除部を押動して前記ポールを押圧解除方向に回動させるとき、前記解除部材は前記解除レバーの回動中心と前記ポールの回動中心とを結ぶ直線の一方側の近傍領域から他方側の近傍領域に移動し、かつ前記ポールのカム面が前記摺動部材の摺動面から離脱した後は、前記解除レバーの回動にも拘らず前記ポールが回動しないように、前記ポールの解除部の端部は前記解除部材の前記解除レバーの回動中心からの距離を半径とする凹状に形成されていることを特徴とする車両用シートのロック装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記ポールの前記回動中心と前記ラッチの前記回動中心との間に連結プレートを設け、前記連結プレートには前記ラッチの前記解除位置方向への回動位置を規制する停止部が設けられていることを特徴とする車両用シートのロック装置。
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