JP2014518759A5 - - Google Patents
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Description
[0089]本発明を詳細に記載したが、本発明の精神及び範囲内の修正は当業者には容易に明らかであろう。上記の議論、当該技術における関連する知識、並びに背景及び詳細な説明に関連して上記で議論した参照文献(これらの開示事項は全て参照として本明細書中に包含する)を考慮すると。更に、下記及び/又は特許請求の範囲において示されている本発明の複数の形態並びに種々の態様及び種々の特徴の複数の部分を、完全か又は部分的に結合又は交換することができることを理解すべきである。当業者に認められるように、種々の態様の上記の記載においては他の態様を示すこれらの態様を他の態様と適当に組み合わせることができる。更に、当業者であれば、上記の記載は例示のみの目的であり、本発明を限定することは意図しないことを認識するであろう。
以下に、出願時の特許請求の範囲の記載を示す。
[書類名]特許請求の範囲
[請求項1]
非担持型の触媒組成物であって、
バナジウム;
チタン;及び
触媒組成物の全重量を基準として少なくとも0.1重量%の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤;
を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、触媒組成物。
[請求項2]
少なくとも1種類の酸化物添加剤が、アルミナ、ジルコニア、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
[請求項3]
少なくとも1種類の酸化物添加剤がシリカである、請求項1に記載の組成物。
[請求項4]
組成物が0.1重量%〜90重量%の範囲の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤を含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項5]
触媒組成物が1重量%〜40重量%の範囲の量のバナジウムを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項6]
触媒組成物が5重量%〜40重量%の範囲の量のチタンを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項7]
触媒組成物が二酸化チタンを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項8]
活性相中のバナジウムとチタンとのモル比が0.5:1より大きい、請求項1に記載の組成物。
[請求項9]
触媒が、
15重量%〜45重量%の範囲の量のリン;及び
30重量%〜75重量%の範囲の量の酸素;
を更に含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項10]
触媒が少なくとも1重量%のバナジウムの量のバナジウムを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項11]
触媒が少なくとも5重量%のチタンを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項12]
触媒が組み合わせて少なくとも6重量%のバナジウム及びチタンを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項13]
触媒が式:
VaTibPcOd(酸化物添加剤)e
(式中、
aは1〜8であり;
bは4〜8であり;
cは10〜30であり;
dは30〜70であり;そして
eは0.01〜500である)
に対応する、請求項1に記載の組成物。
[請求項14]
eとbとの比が0.05:1より大きい、請求項13に記載の組成物。
[請求項15]
式:
(VO)aPbOc−TidPeOf−(酸化物添加剤)g
(式中、
aは1〜16であり;:
bは1〜20であり;
cは8〜64であり;
dは2〜6であり;
eは4〜14であり;
fは15〜45であり;
gは0.01〜500であり;
(b+e)は20〜30であり;そして
(a+c+f)は30〜65である)
に対応する触媒組成物。
[請求項16]
触媒が均一系である、請求項1に記載の組成物。
[請求項17]
触媒が不均一系である、請求項1に記載の組成物。
[請求項18]
触媒がバインダーを更に含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項19]
触媒担体を更に含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項20]
触媒組成物であって、
バナジウム;
チタン;
触媒組成物の全重量を基準として少なくとも0.1重量%の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤;及び
担体材料;
を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、触媒組成物。
[請求項21]
アクリル酸の製造方法であって、
アルカン酸及びアルキレン化剤を、非担持型の触媒上において、不飽和酸及び/又はアクリレートを生成させるのに有効な条件下で接触させることを含み;
触媒が、
バナジウム;
チタン;及び
少なくとも0.1重量%の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤;
を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、製造方法。
[請求項22]
アルキレン化剤がメチレン化剤を含む、請求項21に記載の方法。
[請求項23]
メチレン化剤がホルムアルデヒドを含む、請求項22に記載の方法。
[請求項24]
アルカン酸が酢酸を含む、請求項21に記載の方法。
[請求項25]
アルカン酸とアルキレン化剤とのモル比が少なくとも0.10:1である、請求項21に記載の方法。
[請求項26]
接触が、アルカン酸及びアルキレン化剤を、アルカン酸の化学量論的に過剰量で反応させることを含む、請求項21に記載の方法。
[請求項27]
全アルカン酸転化率が少なくとも10%である、請求項21に記載の方法。
[請求項28]
不飽和酸及びアクリレートの空時収量が触媒1Lあたり1時間あたり少なくとも29gである、請求項21に記載の方法。
[請求項29]
触媒組成物の製造方法であって、
少なくとも1種類の酸化物添加剤及びリン酸を溶解して、少なくとも0.04重量%の酸化物添加剤を含む添加剤溶液を形成し;
チタン前駆体及びバナジウム前駆体を添加剤溶液に加えて触媒前駆体混合物を形成し;そして、触媒前駆体混合物を乾燥して、非担持型の触媒組成物を形成する;
ことを含み、当該触媒組成物は、
バナジウム;
チタン;及び
少なくとも0.1重量%の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤;
を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、製造方法。
[請求項30]
バナジウム前駆体がNH4VO3である、請求項29に記載の方法。
[請求項31]
チタン前駆体がTi(OiPr)4である、請求項29に記載の方法。
[請求項32]
活性相が1重量%〜40重量%の範囲の量のバナジウムを含む、請求項29に記載の方法。
[請求項33]
活性相が5重量%〜40重量%の範囲の量のチタンを含む、請求項29に記載の方法。
[請求項34]
バナジウム前駆体とチタン前駆体とのモル比が少なくとも0.5:1.0である、請求項29に記載の方法。
[請求項35]
乾燥した触媒を、温度プロファイルにしたがってか焼して乾燥した触媒組成物を形成することを更に含む、請求項29に記載の方法。
[請求項36]
か焼が、
触媒組成物を第1の温度の流動空気と接触させ;
触媒組成物を、第1の温度よりも高い第2の温度の流動空気と接触させ;そして
触媒組成物を、第1及び第2の温度よりも高い第3の温度の静止空気と接触させる;
ことを含む、請求項35に記載の方法。
[請求項37]
第1の温度が110℃〜210℃の範囲であり、第2の温度が300℃〜400℃の範
囲であり、第3の温度が400℃〜500℃の範囲である、請求項36に記載の方法。
[請求項38]
触媒組成物を担体上に含侵させることを更に含む、請求項29に記載の方法。
[請求項39]
触媒組成物の製造方法であって、
選択された少なくとも1種類の金属酸化物及びリン酸を水中に溶解して、少なくとも0.04重量%の金属酸化物を含む添加剤溶液を形成し;
添加剤溶液をチタン前駆体と接触させてチタン溶液を形成し;
チタン溶液をバナジウム前駆体と接触させて、非担持型の触媒組成物を形成する;
ことを含み、当該触媒組成物は、
バナジウム;
チタン;及び
少なくとも0.1重量%の少なくとも1種類の金属酸化物添加剤;
を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、製造方法。
以下に、出願時の特許請求の範囲の記載を示す。
[書類名]特許請求の範囲
[請求項1]
非担持型の触媒組成物であって、
バナジウム;
チタン;及び
触媒組成物の全重量を基準として少なくとも0.1重量%の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤;
を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、触媒組成物。
[請求項2]
少なくとも1種類の酸化物添加剤が、アルミナ、ジルコニア、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
[請求項3]
少なくとも1種類の酸化物添加剤がシリカである、請求項1に記載の組成物。
[請求項4]
組成物が0.1重量%〜90重量%の範囲の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤を含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項5]
触媒組成物が1重量%〜40重量%の範囲の量のバナジウムを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項6]
触媒組成物が5重量%〜40重量%の範囲の量のチタンを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項7]
触媒組成物が二酸化チタンを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項8]
活性相中のバナジウムとチタンとのモル比が0.5:1より大きい、請求項1に記載の組成物。
[請求項9]
触媒が、
15重量%〜45重量%の範囲の量のリン;及び
30重量%〜75重量%の範囲の量の酸素;
を更に含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項10]
触媒が少なくとも1重量%のバナジウムの量のバナジウムを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項11]
触媒が少なくとも5重量%のチタンを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項12]
触媒が組み合わせて少なくとも6重量%のバナジウム及びチタンを含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項13]
触媒が式:
VaTibPcOd(酸化物添加剤)e
(式中、
aは1〜8であり;
bは4〜8であり;
cは10〜30であり;
dは30〜70であり;そして
eは0.01〜500である)
に対応する、請求項1に記載の組成物。
[請求項14]
eとbとの比が0.05:1より大きい、請求項13に記載の組成物。
[請求項15]
式:
(VO)aPbOc−TidPeOf−(酸化物添加剤)g
(式中、
aは1〜16であり;:
bは1〜20であり;
cは8〜64であり;
dは2〜6であり;
eは4〜14であり;
fは15〜45であり;
gは0.01〜500であり;
(b+e)は20〜30であり;そして
(a+c+f)は30〜65である)
に対応する触媒組成物。
[請求項16]
触媒が均一系である、請求項1に記載の組成物。
[請求項17]
触媒が不均一系である、請求項1に記載の組成物。
[請求項18]
触媒がバインダーを更に含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項19]
触媒担体を更に含む、請求項1に記載の組成物。
[請求項20]
触媒組成物であって、
バナジウム;
チタン;
触媒組成物の全重量を基準として少なくとも0.1重量%の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤;及び
担体材料;
を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、触媒組成物。
[請求項21]
アクリル酸の製造方法であって、
アルカン酸及びアルキレン化剤を、非担持型の触媒上において、不飽和酸及び/又はアクリレートを生成させるのに有効な条件下で接触させることを含み;
触媒が、
バナジウム;
チタン;及び
少なくとも0.1重量%の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤;
を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、製造方法。
[請求項22]
アルキレン化剤がメチレン化剤を含む、請求項21に記載の方法。
[請求項23]
メチレン化剤がホルムアルデヒドを含む、請求項22に記載の方法。
[請求項24]
アルカン酸が酢酸を含む、請求項21に記載の方法。
[請求項25]
アルカン酸とアルキレン化剤とのモル比が少なくとも0.10:1である、請求項21に記載の方法。
[請求項26]
接触が、アルカン酸及びアルキレン化剤を、アルカン酸の化学量論的に過剰量で反応させることを含む、請求項21に記載の方法。
[請求項27]
全アルカン酸転化率が少なくとも10%である、請求項21に記載の方法。
[請求項28]
不飽和酸及びアクリレートの空時収量が触媒1Lあたり1時間あたり少なくとも29gである、請求項21に記載の方法。
[請求項29]
触媒組成物の製造方法であって、
少なくとも1種類の酸化物添加剤及びリン酸を溶解して、少なくとも0.04重量%の酸化物添加剤を含む添加剤溶液を形成し;
チタン前駆体及びバナジウム前駆体を添加剤溶液に加えて触媒前駆体混合物を形成し;そして、触媒前駆体混合物を乾燥して、非担持型の触媒組成物を形成する;
ことを含み、当該触媒組成物は、
バナジウム;
チタン;及び
少なくとも0.1重量%の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤;
を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、製造方法。
[請求項30]
バナジウム前駆体がNH4VO3である、請求項29に記載の方法。
[請求項31]
チタン前駆体がTi(OiPr)4である、請求項29に記載の方法。
[請求項32]
活性相が1重量%〜40重量%の範囲の量のバナジウムを含む、請求項29に記載の方法。
[請求項33]
活性相が5重量%〜40重量%の範囲の量のチタンを含む、請求項29に記載の方法。
[請求項34]
バナジウム前駆体とチタン前駆体とのモル比が少なくとも0.5:1.0である、請求項29に記載の方法。
[請求項35]
乾燥した触媒を、温度プロファイルにしたがってか焼して乾燥した触媒組成物を形成することを更に含む、請求項29に記載の方法。
[請求項36]
か焼が、
触媒組成物を第1の温度の流動空気と接触させ;
触媒組成物を、第1の温度よりも高い第2の温度の流動空気と接触させ;そして
触媒組成物を、第1及び第2の温度よりも高い第3の温度の静止空気と接触させる;
ことを含む、請求項35に記載の方法。
[請求項37]
第1の温度が110℃〜210℃の範囲であり、第2の温度が300℃〜400℃の範
囲であり、第3の温度が400℃〜500℃の範囲である、請求項36に記載の方法。
[請求項38]
触媒組成物を担体上に含侵させることを更に含む、請求項29に記載の方法。
[請求項39]
触媒組成物の製造方法であって、
選択された少なくとも1種類の金属酸化物及びリン酸を水中に溶解して、少なくとも0.04重量%の金属酸化物を含む添加剤溶液を形成し;
添加剤溶液をチタン前駆体と接触させてチタン溶液を形成し;
チタン溶液をバナジウム前駆体と接触させて、非担持型の触媒組成物を形成する;
ことを含み、当該触媒組成物は、
バナジウム;
チタン;及び
少なくとも0.1重量%の少なくとも1種類の金属酸化物添加剤;
を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、製造方法。
Claims (18)
- 非担持型のアルドール縮合触媒組成物であって、
バナジウム;
チタン;
15重量%〜45重量%の範囲の量のリン;及び
触媒組成物の活性相の全重量を基準として少なくとも1重量%の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤;
を含む活性相を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、触媒組成物。 - 少なくとも1種類の酸化物添加剤が、アルミナ、ジルコニア、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 組成物が0.1重量%〜90重量%の範囲の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤を含む、請求項1又は2に記載の組成物。
- 触媒組成物が1重量%〜40重量%の範囲の量のバナジウムを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
- 触媒組成物が5重量%〜40重量%の範囲の量のチタンを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
- 触媒組成物が二酸化チタンを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
- 活性相中のバナジウムとチタンとのモル比が0.75:1より大きい、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
- 触媒が、
30重量%〜75重量%の範囲の量の酸素を更に含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。 - 触媒が少なくとも1重量%のバナジウムの量のバナジウムを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
- 触媒が少なくとも5重量%のチタンを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
- 触媒が組み合わせて少なくとも6重量%のバナジウム及びチタンを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
- 活性相が式:
VaTibPcOd(酸化物添加剤)e
(式中、
aは1〜8であり;
bは4〜8であり;
cは10〜30であり;
dは30〜70であり;そして
eは0.01〜500である)
に対応する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物。 - eとbとの比が0.05:1より大きい、請求項12に記載の組成物。
- 活性相が式:
(VO)aPbOc−TidPeOf−(酸化物添加剤)g
(式中、
aは1〜16であり;:
bは1〜20であり;
cは8〜64であり;
dは2〜6であり;
eは4〜14であり;
fは15〜45であり;
gは0.01〜500であり;
(b+e)は20〜30であり;そして
(a+c+f)は30〜65である)
に対応する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物。 - 触媒が均一系である、請求項1〜14のいずれか一項に記載の組成物。
- 触媒が不均一系である、請求項1〜14のいずれか一項に記載の組成物。
- 触媒がバインダーを更に含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の組成物。
- アルドール縮合触媒組成物であって、
バナジウム;
チタン;
15重量%〜45重量%の範囲の量のリン;
触媒組成物の全重量を基準として少なくとも1重量%の量の少なくとも1種類の酸化物添加剤;及び
担体材料;
を含む活性相を含み;
触媒組成物の活性相中の酸化物添加剤とチタンとのモル比は少なくとも0.05:1である、触媒組成物。
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