JP2014517597A - 電力増幅器のための切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供するシステム - Google Patents

電力増幅器のための切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供するシステム Download PDF

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Abstract

システムは、電力増幅器のための切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する。例示的な実現において、切り替え可能なインピーダンスマッチングを提供する増幅器は、増幅器の出力パスの一部である出力インダクタ(L1)と、出力インダクタと結合された第1のインダクタ(L4)を備える第1の増幅器段とを含み、第1のインダクタは、第1のイネーブル信号に応答して、出力インダクタに、第1の電力レベルにおいて第1の増幅器段によって増幅される信号を結合するように構成される。増幅器はまた、出力インダクタに結合された第2のインダクタ(L5)を備える第2の増幅器段を含み、第2のインダクタは、第2のイネーブル信号に応答して、出力インダクタに、第2の電力レベルにおいて第2の増幅器段によって増幅された信号を結合するように構成される。
【選択図】図3

Description

本出願は、一般に増幅器の動作および設計に関し、より詳細には、増幅器、例えば、電力増幅器のための切り替え可能なインピーダンス変成器マッチング(switchable impedance transformer matching)を提供するシステムに関する。
効率的な信号増幅は、ポータブルデバイスからの送信の間、特に重要である。通常、そのようなデバイスは、集中回路マッチングまたは増幅器の出力と出力送信パスとを結合する変成器のどちらかによって提供された負荷ライン上の最適なインピーダンスによって決定される出力電力を有する電力増幅器を備える。この構成は、高出力電力レベルにおいては良い効率をもたらすが、低出力電力レベルにおいては良い効率をもたらさない。
この問題を説明するために、セルラ通信システムにおいて基地局へデータを送信するポータブルモバイル局を考察する。基地局が遠いと、モバイル局は、基地局との適切な通信を確実にするためにその送信電力を増大させる。高出力電力レベルにおいて、モバイル基地局の増幅器は、増幅器の出力と出力送信パスとを結合する1つの固定インピーダンスに基づいて非常に効率的に動作している。しかしながら、モバイル局が基地局により近くなるにつれて、モバイル局は、その送信電力を低減しうる。低出力電力レベルにおいて、モバイル局の増幅器は、増幅器の出力と出力送信パスとを結合する1つの固定インピーダンスが、低電力レベルにおいてより低い効率を提供するので、より低い効率で動作する。この低減された効率は、増大された電力消費を意味し、そしてそれは、バッテリで動作するポータブルデバイスにとって非常に問題となりうる。
複数の通信インターフェースを有するポータブルデバイスは、信号増幅に関するさらなる問題を提示する。例えば、ワイヤレスLAN(WLAN)およびブルートゥース(BT)通信インターフェースの両方を有するポータブルデバイスは、通常各々のインターフェースに対して別々の増幅器を利用する。これがさらなる回路を要求するだけでなく、送信パスに複数の増幅器を結合することが、特別なスイッチ、または信号損失が引き起こされうる他の回路を要求しうる。
従って、低および高電力レベルの両方において効率的な動作を提供し、複数の通信インターフェースに増幅を提供するように構成された増幅器を有することが望まれ、それによって、電力、回路を節約し、信号の品質を維持できるはずである。
本明細書に記載された前述の態様は、添付の図面と合わせて理解されると、下記の説明に対する参照によって、より容易に明らかになるであろう。
図1は、従来のトランシーバを示す。 図2は、効率的な電力増幅および切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する例示的なシステムを示す。 図3は、図2で示されるシステムに従って切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する例示的な増幅器を示す。 図4は、受信モードで動作する図3の増幅器の例示的な図を示す。 図5は、高電力増幅モードで動作する図3の増幅器の例示的な図を示す。 図6は、低電力増幅モードで動作する図3の増幅器の例示的な図を示す。 図7は、切り替え可能な電力供給電圧を利用する図3の増幅器のさらなる例示的な実施形態を示す。 図8は、様々な出力電力レベルにおける図7の増幅器の効率を図示する例示的なグラフを示す。 図9は、図2のシステムを備え、超低(ultra low)電力パスの追加をさらに備える例示的なシステムを示す。 図10は、図9で示されるシステムに従って切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する例示的な電力増幅器を示す。 図11は、様々な出力電力レベルにおける図10の増幅器の効率を図示する例示的なグラフを示す。 図12は、図3の増幅器での使用のための変成器の例示的な実現を示す。 図13は、図10の増幅器での使用のための変成器の例示的な実現を示す。 図14は、例示的な増幅器選択回路を示す。 図15は、切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する例示的な増幅器を示す。 図16は、電力増幅器のための切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する例示的な方法を示す。 図17は、切り替え可能なインピーダンスマッチングを提供する例示的な増幅器装置を示す。 図18は、切り替え可能な並行(concurrent)インピーダンスマッチングを提供する例示的な増幅器装置を示す。
詳細な説明
添付された図面に関連して下記に記載される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態の説明として意図され、本発明が実施されることができる唯一の実施形態を表すようには意図されない。この説明の全体にわたって用いられる「例示的」という用語は、「例、実例、または例示として提供する」を意味し、必ずしも他の例示的な実施形態よりも好ましいまたは有利であるようには解釈されるべきではない。詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態の完全な理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。本発明の例示的な実施形態は、これらの特定の詳細なしで実施されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構造およびデバイスが、本明細書に示される例示的な実施形態の新規性を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示される。
低出力電力レベルで動作する増幅器の効率を著しく増大し、電力消費を低減するように動作する新しい切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングシステムが提供される。増幅器は、出力パスと誘導的に結合された2つまたはそれ以上の増幅段を備える。第1の増幅段は、高電力増幅のために使用され、第2の増幅段は、低電力増幅のために使用される。増幅段は、選択的におよび誘導的に、出力パスと結合され、それによって、同じ電力レベルで動作する高電力の増幅段と比較すると、低出力電力レベルにおいて低電力増幅段が、低減された電力消費(およびより高い効率)を提供するようにそれらの出力インピーダンスを調節するための切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する。そのため、適切にマッチングされた出力インピーダンスを有する出力パスと各々誘導的に結合された2つまたはそれ以上の増幅段を提供することによって、増幅器は、低出力電力レベルで、低減された電力消費および高い効率を提供するように構成されることができる。
そのため、切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングシステムの実現は、下記の特徴のうちの1つまたは複数を提供する。
1.スイッチまたは並行マッチング(concurrent matching)を使用することによる受信パス上での重要ではないパフォーマンスの低下。
2.非常に低い出力電力レベルにまで効率改善を拡大するために、任意の所望された増幅段の数を許可するように拡張できる。
3.共有された回路構成は、回路の設置面積を低減する。
4.デバイス上で使用可能な複数の通信インターフェースまたは規格による使用のために複数の電力段を提供する。
図1は、従来のトランシーバ100を示す。トランシーバ100は、デバイスが、通信ネットワーク内で信号を送信および受信することを可能にするように動作する。トランシーバ100は、通信システムからデータを受信し、送信のためにデータを生成するデジタルシステム102を備える。
送信動作の間、デジタルシステム102は、送信のためにデジタルデータを生成し、このデータをデジタルアナログコンバータ(DAC)104へと渡す。DAC 104は、フィルタ106によってフィルタ処理され、ミキサ108に入力されるアナログ信号へとデジタルデータを変換する。ミキサ108は、送信増幅器110へ入力された適切な送信周波数で送信信号を生成する。
送信増幅器110は、送信マッチングネットワーク112によって提供されたインピーダンスに基づいて選択された電力レベルへ送信信号を増幅する。マッチングネットワーク112は、送信機110へ提供されたインピーダンスを、増幅された送信信号と送信のためのアンテナとを結合するダイプレクサおよび/または送信/受信(T/R)スイッチ114に提供されるインピーダンスにマッチングさせる。
受信動作の間、アンテナによって受信された信号は、受信マッチングネットワーク116へとダイプレクサおよび/またはT/Rスイッチ114を通過する。受信マッチングネットワーク116は、ダイプレクサまたは送信/受信(T/R)スイッチ114へ提供されたインピーダンスを受信増幅器118へ提供されたインピーダンスにマッチングさせる。
受信増幅器118は、受信された信号を増幅し、受信された信号をベースバンドへ変換するミキサ120へ増幅された受信信号を入力する。受信されたベースバンド信号はその後、フィルタ122によってフィルタ処理され、信号を、処理するためにデジタルシステムへ入力されるデジタル表示へ変換するアナログデジタルコンバータ(ADC)124へ入力される。
従って、トランシーバ100は、デバイスが、送信ネットワークにおいてデータを送信および受信することを可能にするように構成される。電力を節約するために、送信増幅器110が様々な出力電力レベルにおいて効率的に動作することが、特にポータブルデバイスにとって望まれる。また、効率を促進し、回路の要求および関連コストを低減するために、マッチングネットワーク112および116が、並行マッチングを提供することが望まれる。そのため、126で指示された増幅器およびマッチングネットワーク回路へ改善を提供することが望まれる。様々な態様において、本明細書に記載される新しい切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングシステムは、これらのおよび他の改善を提供する。
図2は、効率的な電力増幅および切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する例示的なシステム200を示す。システム200は、様々な通信デバイスでの使用に適する。例えば、システム200は、図1で示される126で指示された増幅器およびマッチングネットワークとしての使用に適する。システム200は、高電力増幅パス202、低電力増幅パス204、および並行マッチングネットワーク206を備える。
動作の間、増幅されるべき信号は、高電力増幅パス202および低電力増幅パス204の両方へ入力される。増幅パスの1つは、並行マッチングネットワーク206へ結合される増幅された信号を作り出すためにイネーブルされる。例えば、高電力増幅パス202は、並行マッチングネットワーク206と結合される高電力出力を作り出すために高電力供給(HS)と結合される増幅器208を備える。低電力増幅パス204は、並行マッチングネットワーク206と結合される低電力出力を作り出すために低電力供給(LS)と結合される増幅器210を備える。
どの増幅パスがイネーブルされたかに応じて、並行マッチングネットワークは、負荷インピーダンスを、電力増幅器出力で出現する最適なインピーダンスへ変換するように動作する。これは、低および高電力レベルの両方において効率的な信号増幅をもたらす。増幅された信号はその後、送信のためにアンテナへ渡される。信号の受信の間、並行マッチングネットワーク206は、さらなる処理のために受信された信号が受信回路へ渡されることを可能にするために、インピーダンスマッチングに受信機エレクトロニクスを提供するように動作する。
そのため、システム200は、高出力電力においてのみ高い効率を提供する従来の増幅器よりも改善された効率で動作する高および低増幅レンジへ出力電力レンジが分割されることを可能にするように動作する。さらに、システム200は、2つの電力パスを有して示されるが、所望される場合、追加の電力パスを含むように拡張されうる。結果として、システムは、従来の増幅器によって提供されない一定の拡張性を提供する。加えて、増幅器段は、デバイス上で使用可能な複数の通信インターフェースまたは規格によって使用されることができ、それによって全体的なハードウェアの要求を低減し、信号損失を作り出しうる特別なスイッチまたは他の回路を取り除きうる。システム200の実現および動作についてのより詳細な説明が下記に提供される。
図3は、図2で示されたシステム2000に従って切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する例示的な電力増幅器300を示す。増幅器300は、第1の増幅器302、第2の増幅器304、ダイプレクサ306、および増幅器選択回路308を備える。例えば、第1の増幅器302は、高電力増幅パス202の一部であり、第2の増幅器304は、低電力増幅パス204の一部である。
受信動作の間、アンテナ310で受信された信号は、ダイプレクサ306へ渡される。ダイプレクサ306は、信号がアンテナ310から受信および送信されることを可能にするように構成された任意の適切なダイプレクサを備える。受信された信号はその後、ダイプレクサ306から、信号のDCコンポーネントが除去されるDCブロッキングキャパシタ312へ流れる。キャパシタ312から、受信された信号は、インダクタL1を通り、その後パス314上を通って受信機回路へ流れるが、これは図示されない。
送信動作の間、増幅器選択回路308は、第1の増幅器302および第2の増幅器304のどちらが送信のために信号を増幅するために使用されるであろうかを決定する。例えば、増幅器選択回路308は、第1の増幅器302をイネーブルするために第1の選択信号(S1)を出力し、第2の増幅器304をイネーブルするために第2の選択信号(S2)を出力する。加えて、トランジスタ328は、送信をイネーブルし、受信機パス314をディセーブルするために端子322を接地に効率的に結合するTxen信号を使用してイネーブルされる。
第1の増幅器302がイネーブルされたと仮定すると、差分信号(S+、S−)は、それぞれトランジスタMNA1pおよびMNA1nのゲート端子で受信される。トランジスタMNA1pおよびMNA1nは、コイルL4に結合され、そしてそれは、順に高電圧電力供給(HS)と結合される。例えば、例示的な実現において、高電圧電力供給は、2.9ボルトにセットされる。コイルL4の第1の部分(L4n)は、トランジスタMNA1pとHSとの間で結合され、コイルL4の第2の部分(L4p)は、トランジスタMNA1nとHSとの間で結合される。そのため、動作の間、差分信号(S+、S−)は、2つのコイル部分(L4pおよびL4n)を励磁(energize)する。
コイルL4は、コイルL1に密結合されている。例えば、コイルL1とL4の間の誘導結合は、330で示されるように(1.5対1)にセットされる。コイルL1およびL4がどのように誘導的に結合されるかについての、より詳細な説明は、以下に提供される。
差分信号(S+、S−)は、高出力電力へ増幅され、コイルL1へ誘導的に結合される。増幅された信号は次に、DCブロックキャパシタ312を通してダイプレクサ306へ流れ、次にアンテナ310によって送信される。
第2の増幅器304がイネーブルされたと仮定すると、差分信号(S+、S−)は、それぞれトランジスタMNA2pおよびMNA2nのゲート端子で受信される。トランジスタMNA2pおよびMNA2nはコイルL5と結合され、それは順に低電圧電力供給(LS)と結合される。例えば、低電圧電力供給は、1.2ボルトにセットされる。コイルL5の第1の部分(L5n)は、トランジスタMNA2pとLSとの間で結合され、コイルL5の第2の部分(L5p)は、MNA2nとLSとの間で結合される。そのため、動作の間、差分信号(S+、S−)は、2つのコイル部分(L5pおよびL5n)を励磁する。
コイルL5は、コイルL1に密結合されている。例えば、コイルL1とL5の間の誘導結合は、332で示されるように(1.5対2)にセットされる。コイルL1とコイルL5がどのように誘導的に結合されるかについての、より詳細な説明は、以下に提供される。
差分信号(S+、S−)は、低出力電力レベルに増幅され、コイルL1へ誘導的に結合される。増幅された信号は次に、DCブロックキャパシタ312を通してダイプレクサ306へ流れ、次にアンテナ310によって送信される。
そのため、増幅器300は、2つの電力レンジにおいて差分信号(S+、S−)の増幅を提供する。低電力レベルの場合、増幅選択回路308は、増幅器304をイネーブルし、高電力レベルの場合、増幅器選択回路308は、増幅器302をイネーブルする。各増幅器は、ダイプレクサ306への出力パスに配置されたコイルL1と誘導的に結合されるコイルを備える。増幅器300の様々な動作モードについての詳細な説明は、本書類の他のセクションで提供される。
増幅器302と304は差動増幅器であるが、システムはまた、シングルエンドの増幅器に準拠することも留意されるべきである。例えば、差動増幅器302は、シングルエンドの増幅器334と置き換えられうる。同様の置き換えが差動増幅器304について行われることができる。
図4は、受信モードで動作する図3の増幅器300の図400を示す。例えば、受信モードの間イネーブルされていない増幅器300の回路は、薄い灰色の網掛けで示される。
受信モードの間、増幅器選択回路308は、増幅器302および304の両方をディセーブルするために選択信号S1およびS2を出力する。アンテナ310で受信された信号は、DCブロッキングキャパシタ312へそれらを入力するダイプレクサ306へ渡される。信号は次にDCブロッキングキャパシタ312からコイルL1へ流れ、パス314上のコイルL1を通して処理のために受信機へ流れる。信号受信の間、並行マッチングネットワークは、受信された信号が、さらなる処理のために受信回路へ渡されることを可能にするために、受信電子にインピーダンスマッチングを提供するように動作する。例えば、インダクタL1は、インピーダンスマッチングを提供して、アンテナ310からの信号の受け取りを促進するために受信機336の入力インピーダンス334と結合する。
そのため、受信モードの間、増幅器302および304はディセーブルされ、コイルL1とのそれらの結合は、受信された信号が処理のために受信機336へ流れることを可能にするために受信機入力インピーダンス334と結合するコイルL1の動作に影響を及ぼさない。
図5は、高電力増幅モードで動作する図3の増幅器300の図500を示す。例えば、高電力増幅モードの間イネーブルされていない増幅器300の回路は、薄い灰色の網掛けで示される。
高電力増幅モードの間、増幅器選択回路308は、増幅器302をイネーブルするために選択信号(S1)を制御し、増幅器304をディセーブルするために選択信号(S2)を制御する。加えて、トランジスタ328は、端子322が接地と効率的に結合され、送信出力パスをイネーブルし、受信機パス314をディセーブルするようにTxen信号によってアクティベートされる。
差分信号(S+、S−)は、増幅器302へ入力され、結果としてコイルL4を励磁する。330で示されるように、コイルL4は、HSに接続され、コイルL4はまた、コイルL1へ誘導的に結合される。コイルL4において高電力で増幅された信号は、コイルL1と結合され、そしてそれは、出力パスにある。増幅された信号は次に、DCブロッキングキャパシタ312を通ってダイプレクサ306へ流れ、その後アンテナ310によって送信される。そのため、高電力増幅モードの間、増幅器302は、HSを使用して差分信号(S+、S−)を増幅するように動作し、送信のために出力パス内のコイルL1と、この増幅された信号とを結合する。
図6は、低電力増幅モードで動作する図3の増幅器300の図600を示す。例えば、低電力増幅モードの間イネーブルされていない増幅器300の回路は、薄い灰色の網掛けで示される。
低電力増幅モードの間、増幅器選択回路308は、増幅器302をディセーブルするために選択信号(S1)を制御し、増幅器304をイネーブルするために選択信号(S2)を制御する。加えて、トランジスタ328は、端子322が接地と効率的に結合され、それによって送信パスをイネーブルし、受信パス314をディセーブルするように、Txen信号によってアクティベートされる。
差分信号(S+、S−)は、増幅器304へ入力され、結果としてコイルL5を励磁する。332で示されるように、コイルL5は、LSに接続され、コイルL5は、コイルL1へ誘導的に結合される。低電力で増幅された信号は、コイルL5からL1へ結合され、そしてそれは、出力パスにある。増幅された信号は次に、DCブロッキングキャパシタ312を通ってダイプレクサ306へ流れ、その後アンテナ310によって送信される。そのため、低電力増幅モードの間、増幅器304は、LSを使用して差分信号(S+、S−)を増幅するように動作し、送信のために出力パス内のコイルL1と、この増幅された信号とを結合する。
図7は、図3の増幅器300および切り替え可能な低電力供給電圧に提供する追加の回路を備える例示的な増幅器700を示す。例えば、増幅器700は、2つの低電圧レベル(LS1およびLS2)のうちの1つとコイルL5とを結合するように動作する切替回路702を備える。例えば、例示的な実現において、LS1は1.2ボルトであり、LS2は1.8ボルトである。
低電力増幅モードの間、増幅器選択回路308は、増幅器302をディセーブルするために選択信号(S1)を制御し、増幅器304をイネーブルするために選択信号(S2)を制御する。加えて、トランジスタ328は、端子322が、接地と効率的に結合され、それによって、出力送信パスをイネーブルし、受信機パス314をディセーブルするようにTxen信号によってアクティベートされる。増幅器選択回路308はまた、2つの電圧(LS1およびLS2)のうちの1つとコイルL5とを結合するために切替回路702を制御するように動作する電圧選択信号(VS2)を出力する。例えば、電圧選択信号(VS2)が、論理「0」である場合、LS1がコイルL5と結合され、電圧選択信号(VS2)が、論理「1」である場合、LS2がコイルL5と結合される。LS1がコイルL5と結合される場合、増幅器304は、最も低い出力電力レベルにおいて増大した効率を提供する。LS2がコイルL5に結合される場合、増幅器304は、中間の出力電力レベルにおいて増大した効率を提供する。
図8は、図7で示された増幅器700の効率を図示する例示的なグラフを示す。例えば、グラフ800は、図7で示された増幅器700の動作の間、効率と増幅器出力電力の間の関係を図示する。
曲線802は、高電力パスの高電力増幅器302を使用する増幅器700の効率を図示する。曲線804は、LS2が1.8ボルトへセットされ、コイルL5と結合されたLS2を有する低電力パスの低電力増幅器304を使用する増幅器700の効率を図示する。曲線806は、LS1が1.2ボルトへセットされ、コイルL5と結合された低電力パスの低電力増幅器304を使用する増幅器700の効率を図示する。実線の曲線808は、電力出力レンジ全体にわたって達成された効率の結果を図示する。
グラフ800は、増幅器700が、同じ出力電力における電力増幅器302と比べ、低電力増幅器304を使用して、低電力においてより高い効率を供給するということを図示する。効率利得は、選択された出力電力における高電力増幅器302と、同じ出力電力におけるLS2=1.8ボルトの供給を使用する低電力増幅器304との間の効率の差分として図示される。より一層低い出力電力レベルにおいて、低電力増幅器304の効率は、LS2=1.8ボルトの供給と比べ、LS1=1.2ボルトの供給を使用して増大される。そのため、増幅器700は、低電力値でより高い効率が達成されることを可能にするために、出力パスと誘導結合された複数の増幅器段を提供する。
図9は、システム200を備え、超低電力パス902の追加をさらに備える例示的なシステム900を示す。システム900は、様々な通信デバイスでの使用に適する。超低電力パス902は、どのようにシステム200が、任意の所望された出力電力レベルにおいて増大された効率を達成するために任意の数の電力パスを含むように拡張されることができるかということを図示する。
動作の間、増幅されるべき信号は、高電力増幅パス202、低電力増幅パス204、および超低電力増幅パス902へ入力される。これらの増幅パスのうちの1つは、並行マッチングネットワーク206へ結合された増幅された信号を作り出すようにイネーブルされる。例えば、高電力増幅パス202は、並行マッチングネットワーク206と結合された高電力出力を作り出すためにHSと結合された増幅器208を備える。低電力増幅パス204は、並行マッチングネットワーク206と結合された低電力出力を作り出すためにLSと結合された増幅器210を備える。超低電力増幅パス902は、並行マッチングネットワーク206と結合された超低電力出力を作り出すために超低電力供給(ULS)と結合された増幅器904を備える。
どの増幅パスがイネーブルされるかに依存して、並行マッチングネットワーク206は、負荷インピーダンスを、電力増幅器出力で出現する最適なインピーダンスへ変換するように動作する。効率的に増幅された信号はその後、送信のためにアンテナへ渡される。
図10は、図3の増幅器300および超低電力増幅を提供する追加の回路および切り替え可能な低電力供給電圧および超低電力供給電圧を備える例示的な増幅器1000を示す。例えば、増幅器1000は、2つの低電圧レベル(UL1またはUL2)のうちの1つとコイルL6とを結合するように動作する切替回路1002および超低電力増幅器904を備える。
超低電力増幅モードの間、増幅器選択回路308は、増幅器302および304をディセーブルするために選択信号(S1、S2)を制御し、増幅器902をイネーブルするために選択信号(S3)を制御する。加えて、トランジスタ328は、端子322が、接地と効率的に結合され、それによって、出力送信パスをイネーブルし、受信機パス314をディセーブルするようにTxen信号によってアクティベートされる。増幅器選択回路308はまた、2つの電圧(UL1およびUL2)のうちの1つとコイルL6とを結合するために切替回路1002を制御するように動作する電圧選択信号(VS3)を出力する。例えば、例示的な実現において、UL1は、0.6ボルトであり、UL2は1ボルトである。UL2が、コイルL6と結合されると、増幅器902は、低電力レベルにおいて増大された効率を提供する。UL1が、コイルL6と結合されると、増幅器902は、超低電力レベルにおいて増大された効率を提供する。
図11は、図10の増幅器1000の効率を図示する例示的なグラフ1100を示す。例えば、グラフ1100は、増幅器1000の動作の間の、効率と出力電力との間の関係を図示する。
曲線1102は、高電力増幅器302を使用する増幅器1000の効率を図示する。曲線1104は、LS2が1.8ボルトであり、コイルL5に結合された低電力増幅器304を使用する増幅器1000の効率を図示する。曲線1106は、LS1が1.2ボルトであり、コイルL5に結合された低電力増幅器304を使用する増幅器1000の効率を図示する。曲線1108は、UL2が1ボルトであり、コイルL6に結合された超低電力増幅器902を使用する増幅器1000の効率を図示する。曲線1110は、UL1が0.6ボルトであり、コイルL6に結合された超低電力増幅器902を使用する増幅器1000の効率を図示する。実線の曲線1112は、電力出力レンジ全体にわたって達成された効率の結果を図示する。
グラフ1100は、増幅器1000が、高電力増幅器302と比べ、超低電力増幅器902を使用して低電力においてより高い効率を提供するということを図示する。効率利得は、選択された出力電力における高電力増幅器302と、同じ出力電力においてLS2=1.8ボルトを使用する低電力増幅器304との間の効率の差分として図示される。より一層低い出力電力値において、低電力増幅器304の効率は、1.8ボルトの供給を使用することと比べ、1.2ボルトの供給を使用して増大される。最も低い出力電力値において、超低電力増幅器902の効率は、UL1=1ボルトを使用することと比べ、UL1=0.6ボルトを使用して増大される。そのため、増幅器1000は、複数の増幅器段が出力パスへ誘導結合されることを可能にして、低出力電力レベルで、より高い効率が達成されることを可能にする。
図12は、切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する変成器1200の例示的な実現を示す。例えば、変成器1200は、図3の増幅器300での使用に適する。変成器1200は、回路基板1202上の導電性トレースでまたは集積回路の一部として実現される。
変成器1200は、320と322において端子接続を有するインダクタL1を備える。インダクタL1は、端子320で始まり端子322で終わる前に1.5周する導電性トレースを備える。
324および326において端子接続を有するインダクタL4は、インダクタL1と密結合される。インダクタL4は、端子324で始まり端子326で終わる前に1周する導電性トレースを備える。
316および318において端子接続を有するインダクタL5もまた、インダクタL1と結合される。インダクタL5は、端子316で始まり端子318で終わる前に2周する導電性トレースを備える。
そのため、変成器1200は、コイルL1とL4の間では1.5:1の比で、コイルL1とL5の間では1.5:2の比で密結合を提供する。
図13は、切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する変成器1300の例示的な実現を示す。例えば、変成器1300は、図10の増幅器1000での使用に適する。変成器1300は、回路基板1302上の導電性トレースでまたは集積回路の一部として実現される。
変成器1300は、320および322で端子接続を有するインダクタL1を備える。インダクタL1は、端子320で始まり端子322で終わる前に2周(または2回転)する導電性トレースを備える。
324および326で端子接続を有するインダクタL4は、インダクタL1と密結合される。インダクタL4は、端子324で始まり端子326で終わる前に1周する導電性トレースを備える。
316および318で端子接続を有するインダクタL5もまた、インダクタL1と結合される。インダクタL5は、端子216で始まり端子218で終わる前に2周する導電性トレースを備える。
1004および1006で端子接続を有するインダクタL6もまた、インダクタL1と結合される。インダクタL6は、端子1004で始まり端子1006で終わる前に3周する導電性トレースを備える。
そのため、変成器1300は、コイルL1とL4の間では、例えば2:1の比で、コイルL1とL5の間では、例えば2:2の比で、コイルL1とL6の間では、例えば2:3の比で、密結合を提供する。本明細書で提供された結合比は例示的であり、任意の所望された結合比が利用されることができるということを留意されるべきである。
図14は、増幅器選択回路1400の例を示す。例えば、増幅器選択回路1400は、増幅器選択回路308としての使用に適する。増幅器選択回路1400は、すべてが通信バス1410にわたって伝達するために結合されたプロセッサ1402、メモリ1404、増幅器電力供給選択モジュール1406および増幅器選択モジュール1408を備える。
プロセッサ1402は、CPU、プロセッサ、ゲートアレイ、ハードウェア論理、メモリエレメンツ、および/またはハードウェア実行ソフトウェアのうちの少なくとも1つを備える。プロセッサ1402は、受信制御信号(CTL)に基づいて増幅器選択回路1400の機能を制御するように動作する。例えば、制御信号は、ポータブルデバイスにおいて制御エンティティから受信されうる。制御信号は、下記で論じられるように、電力供給選択および増幅器選択を、データ信号を増幅するために使用されるものとして示す。
メモリ1404は、RAM、ROM、EEPROMまたは情報が格納され検索されることを可能にするように動作する任意の他のタイプのメモリデバイスを備える。メモリ1404は、増幅器選択パラメータまたは電力供給選択パラメータといった情報を格納するように動作可能にする。メモリ1404はまた、本明細に記載された機能を提供するためにプロセッサ1402によって実行可能なプログラムまたは命令を格納するように構成される。
増幅器選択モジュール1408は、特定の増幅器段の選択を可能するように動作するハードウェアおよび/またはハードウェア実行ソフトウェアを備える。例えば、増幅器選択モジュール1408は、プロセッサ1402から命令を受信し、特定の増幅器段をイネーブルし、1つまたは複数の他の増幅器段をディセーブルするために増幅器選択信号(S1〜Sn)のうちの1つを出力する。
増幅器電力供給選択モジュール1406は、特定の増幅器電力供給の選択を可能にするように動作するハードウェアおよび/またはハードウェア実行ソフトウェアを備える。例えば、増幅器電力供給選択モジュール1406は、プロセッサ1402から命令を受信し、特定の増幅器段が特定の電力供給を使用することを可能にするために、増幅器電力供給選択信号(VS1〜VSn)のうちの1つを出力する。
そのため、増幅器選択回路1400は、増幅器段を選択するための選択信号、および、データ信号を増幅するために、選択された増幅器段によって使用されるべき電力供給を出力するように動作可能である。修正、変更、または増幅器選択回路1400の他の実施形態の範囲内で可能であるということが留意されるべきである。
図15は、切り替え可能なインピーダンス変成器マッチングを提供する例示的な増幅器1500を示す。増幅器1500は、第1の増幅器1502、第2の増幅器1504、マッチングネットワーク1512、および増幅器選択回路1506を備える。例えば、第1の増幅器1502は、高電力増幅パスの一部であり、第2の増幅器1504は、低電力増幅パスの一部である。
動作の間、増幅器選択回路1506は、第1の増幅器1502と第2の増幅器1504のどちらが信号を増幅するために使用されうるかを決定する。例えば、増幅器選択回路1506は、第1の増幅器1502をイネーブルするために第1の選択信号(S1)を出力し、第2の増幅器1504をイネーブルするために第2の選択信号(S2)を出力する。
第1の増幅器1502がイネーブルされたと仮定すると、差分信号(S+、S−)が、それぞれトランジスタMNA1pおよびMNA1nのゲート端子で受信される。トランジスタMNA1pおよびMNA1nは、コイルL4と結合され、順に高電圧電力供給(HS)と結合される。例えば、例示的な実現において、高電圧電力供給は、2.9ボルトにセットされる。コイルL4の第1の部分(L4n)は、トランジスタMNA1pおよびHSの間で結合され、コイルL4の第2の部分(L4n)は、トランジスタMNA1nとHSの間で結合される。そのため、動作の間、差分信号(S+、S−)は、2つのコイル部分(L4pおよびL4n)を励磁する。
コイルL4は、コイルL1に密結合される。例えば、コイルL1とL4の間の誘導結合は、第1の増幅器1502の出力において出現する最適なインピーダンスを提供するようにセットされる。結果として、差分信号(S+、S−)は、高出力電力へ増幅され増幅器出力パス内のコイルL1と誘導的に結合される。
第2の増幅器1504がイネーブルされたと仮定すると、増幅器選択回路1506は、増幅器1502をディセーブルするために選択信号(S1)を制御し、増幅器1504をイネーブルするために選択信号(S2)を制御する。増幅器選択回路1506はまた、2つの電圧(LS1またはLS2)のうちの1つとコイルL5とを結合するために切替回路1514を制御するように動作する電圧選択信号(VS2)を出力する。例えば、電圧選択信号(VS2)が論理「0」であると、LS1はコイルL5と結合され、電圧選択信号(VS2)が論理「1」であると、LS2はコイルL5と結合される。LS1がコイルL5と結合されると、増幅器1504は最も低い電力レベルにおいて、増大された効率を提供する。LS2がコイルL5と結合されると、増幅器1504は中間の電力レベルにおいて、増大された効率を提供する。
コイルL5は、コイルL1に密結合される。例えば、コイルL1とL5の間の誘導結合は、第2の増幅器1504の出力において出現する最適なインピーダンスを提供するようにセットされる。差分信号(S+、S−)は、低出力電力レベルへ増幅され増幅器出力パス内のコイルL1と誘導的に結合される。
そのため、増幅器1500は、2つの電力レンジにおいて差分信号(S+、S−)の増幅を提供する。低電力レベルの場合、増幅器選択回路1506は、増幅器1504をイネーブルし、高電力レベルの場合、増幅器選択回路1506は、増幅器1502をイネーブルする。各増幅器は、増幅器の出力において出現する適切なインピーダンスを提供するために、コイルL1と誘導的に結合されたコイルを備える。結果として、複数の出力電力レンジにおける効率的な信号増幅が達成される。
図16は、出力電力のレンジにおいてデータ信号の効率的な増幅を提供するための例示的な方法1600を示す。例えば、方法1600は、図10で示される増幅器1000によって実現されることができる。様々な実現で、方法1600の機能は、メモリ1404に格納された命令を実行するプロセッサ1402によって行われる。
ブロック1602において、増幅モードはイネーブルされる。例えば、1つの実現において、プロセッサは、出力送信のために信号増幅が要求されることを示す制御(CTL)信号をデバイスのコントローラから受信する。CTL信号に応答して、プロセッサ1402は、インダクタL1を含む出力パスをイネーブルするためのTXen信号を出力する。
ブロック1604において、所望の出力電力レベルが決定される。1つの実現において、プロセッサ1302は、受信されたCTL信号から所望の出力電力レベルを決定する。
ブロック1606において、増幅器段および電力供給は、最も高い効率を達成するために所望の出力電力レベルに基づいて選択される。例えば、プロセッサ1302は、特定の選択信号(S)をアクティベートし、他の選択信号をデアクティベートするように増幅器選択モジュール1308を制御し、それによって、データ信号の増幅を行い所望の出力電力を達成するように特定の増幅器段が選択される。プロセッサ1302はまた、特定の電力供給選択回路(VSX)をアクティベートするために増幅器電力供給選択モジュール1306を制御して、選択された増幅器段とともに使用するための特定の電力供給を選択し、最も高いレベルの効率を達成する。例えば、選択された増幅器段が、増幅器900の超低電力増幅器段902である場合、電力供給選択信号VS3は、最も高い効率レベルを達成するために、電力供給UL1または電力供給UL2のどちらかを、コイルL6と結合するために選択するようにセットされる。
ブロック1608において、所望の出力電力で信号を達成すべき信号増幅が開始する。例えば、データ信号は、差分またはシングルエンドの形のどちらかで、選択された増幅器段に提示される。選択された増幅器段は、データ信号を増幅し出力パス内で、増幅された信号とインダクタL1とを結合する。増幅器段の選択もまた、選択された増幅器段と関連づけられた出力コイルと、出力パス内のコイルL1との結合と関連づけられた変成器インピーダンスマッチング特性を選択する。例えば、超低電力増幅器902は、L1:L6=2:3であるようにコイルL1と結合された出力コイルL6を備える。
そのため、方法1600は、出力電力のレンジにおいてデータ信号の効率的な増幅を提供するように動作する。方法1600が1つの実現にすぎないこと、および、方法1600の動作が、再配置されるか、またはそうでなければそのような他の実現が可能であるように修正されるということが留意されるべきである。
図17は、出力電力レベルのレンジにおいてデータ信号を効率的に増幅するために切り替え可能なインピーダンスマッチングを提供するように動作する例示的な増幅装置1700を示す。装置1700は、図2で示された増幅器200または図9で示された増幅器900としての使用に適する。一態様では、装置1700は、本明細書で説明された機能を提供するように構成された1つまたは複数のモジュールによって実現される。例えば、一態様では、各モジュールは、ハードウェアおよび/またはハードウェア実行ソフトウェアを備える。
増幅装置1700は、増幅器の出力パスを提供するための出力誘導手段(1702)を備える第1のモジュールを備え、そしてそれは、一態様では、インダクタL1を備える。
装置1700はまた、第1の出力電力レベルへ増幅された信号を生成するための第1の増幅手段(1704)を備える第2のモジュールを備え、第1の増幅手段は、信号と出力誘導手段とを結合するための第1の誘導手段を備え、そしてそれは、一態様では、第1の増幅器段302を備える。
装置1700はまた、第2の出力電力レベルへ増幅された信号を生成するための第2の増幅手段(1706)を備える第3のモジュールを備え、第2の増幅手段は、信号と出力誘導手段とを結合するための第2の誘導手段を備え、そしてそれは、一態様では、第2の増幅器段304を備える。
装置1700はまた、第1および第2の増幅手段を選択的にイネーブルするための切替手段(1708)を備える第4のモジュールを備え、そしてそれは、一態様では、増幅器選択回路308を備える。
図18は、出力電力レベルのレンジにおいてデータ信号の効率的な増幅および信号受信のための切り替え可能な並行インピーダンスマッチングを提供するように動作する例示的な増幅装置1800を示す。装置1800は、図2で示された増幅器200または図9で示された増幅器900としての使用に適する。一態様では、装置1800は、本明細書で説明された機能を提供するように構成された1つまたは複数のモジュールによって実現される。例えば、一態様では、各モジュールは、ハードウェアおよび/またはハードウェア実行ソフトウェアを備える。
増幅装置1800は、送信モード動作および受信モード動作にインピーダンスマッチングを提供するための出力誘導手段(1802)を備える第1のモジュールを備え、そしてそれは、一態様では、インダクタL1を備える。
装置1800はまた、第1の出力電力レベルへ増幅された信号を生成するために第1の増幅手段(1804)を備える第2のモジュールを備え、第1の増幅手段は、信号と出力誘導手段とを結合するための第1の誘導手段を備え、そしてそれは、一態様では、第1の増幅器段302を備える。
装置1800はまた、第2の出力電力レベルへ増幅された信号を生成するための第2の増幅手段(1806)を備える第3のモジュールを備え、第2の増幅手段は、信号と出力誘導手段とを結合するための第2の誘導手段を備え、そしてそれは、一態様では、第2の増幅器段304を備える。
装置1800はまた、送信モードの間、出力誘導手段と信号とを結合する第1および第2の増幅手段を選択的にイネーブルし、受信モードの間、受信機入力でインピーダンスマッチングを提供するための出力誘導手段をイネーブルするための選択手段(1808)を備える第4のモジュールを備え、そしてそれは、一態様では、増幅器選択回路308を備える。
当業者は、さまざまな異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して、情報および信号が表示または処理されうることを、理解するであろう。例えば、上記の説明を通して参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気粒子、光場または光粒子、またはそれら任意の組み合わせによって表わされうる。トランジスタのタイプおよび技術が、同じ結果を達成するために代用され、再配置され、またそうでなければ修正されうるということがさらに留意される。例えば、PMOSトランジスタを利用して示す回路は、NMOSトランジスタを使用することに修正されることができ、逆もまた同様である。そのため、本明細書で開示される増幅器は、様々なトランジスタのタイプおよび技術を使用して理解され、図で示されるそれらのタイプおよび技術のトランジスタに制限されない。例えば、BJT、GaAs、MOSFETといったトランジスタのタイプ、または任意の他のトランジスタ技術が使用される。
当業者はさらに、本明細書に開示された実施形態と関連して記載される様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアまたは両方の組み合わせとして実現されうるということを理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般的なそれらの機能の観点から、上で説明されている。このような機能が、ハードウェアまたはソフトウェアとして実現されるかどうかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションに関して、多様な方法で、説明された機能性を実現しうるが、このような実現の決定は、本発明の例示的な実施形態の範囲からの逸脱を引き起こしていると解釈されるべきでない。
本明細書で開示された実施形態と関連して説明された様々な実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせで、実現または行われうる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでありうるが、代替で、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、例えば、DSPと、マイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPのコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のこのような構造との組み合わせである計算デバ
イスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書で開示された実施形態に関連して説明されたアルゴリズムまたは方法のステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、あるいは2つの組み合わせにおいて、具現化されうる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取専用メモリ(ROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能ログラマブルROM(EEPROM)レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている記憶媒体の他の何らかの形で存在しうる。例示的な記憶媒体は、プロセッサがこの記憶媒体から情報を読み取り、およびこの記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替において、記憶媒体は、プロセッサに不可欠でありうる。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。代替において、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中にディスクリートコンポーネントとして存在しうる。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実行されると、これらの機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令またはコードとして送信または記憶されうる。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する任意の媒体を含む非一時的コンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。非一時的記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。例として、限定ではなく、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気ストレージデバイス、またはデータ構造または命令の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶することために使用されることができ、コンピュータによってアクセスできる他の任意の媒体を備えうる。また、いずれの接続も、コンピュータ可読媒体と適切に称される。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線通信、およびマイクロ波といったワイヤレス技術を使用して送信されると、次に、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSLまたは赤外線、無線通信、およびマイクロ波といったワイヤレス技術が、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、データをレーザを用いて光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
開示された例示的な実施形態の説明は、いずれの当業者もが、本発明の製造または使用をイネーブルするように提供される。これら例示的な実施形態への様々な修正は、当業者にとって容易に明らかであり、本明細書に記載された一般的な原理は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、他の実施形態にも適用されうる。従って、本発明は、本明細書で示された例示的な実施形態に限定されるようには意図されないが、本明細書で開示される原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えられる。

Claims (34)

  1. 切り替え可能なインピーダンスマッチングを提供する増幅器であって、
    出力インダクタに結合された第1のインダクタ(L4)を備える第1の増幅器段202と、ここにおいて前記第1のインダクタは、第1のイネーブル信号(S1)に応答して、前記出力インダクタに、第1の電力レベルにおいて前記第1の増幅器段によって増幅された信号を結合するように構成される、
    前記出力インダクタに結合された第2のインダクタ(L5)を備える第2の増幅器段204と、ここにおいて前記第2のインダクタは、第2のイネーブル信号(S2)に応答して、前記出力インダクタに、第2の電力レベルにおいて前記第2の増幅器段によって増幅された前記信号を結合するように構成される、
    と一致した出力パスの一部である出力インダクタ(L1)を備える増幅器。
  2. 前記増幅器は、電力増幅器を備える、請求項1に記載の増幅器。
  3. 前記第1および第2のイネーブル信号は、任意の特定の時間において前記第1の増幅器段または前記第2の増幅器段のどちらかをイネーブルするように構成された、請求項1に記載の増幅器。
  4. 前記第1の電力レベルは、前記第2の電力レベルよりも高い請求項1に記載の増幅器。
  5. 前記第2の増幅器段は、前記第2の電力レベルにおいて前記第1の増幅器段よりも高い効率で動作する請求項1に記載の増幅器。
  6. 前記出力インダクタおよび前記第1のインダクタは、前記第1の電力レベルにおいて最適なインピーダンスを提供するように誘導的に結合された請求項1に記載の増幅器。
  7. 前記出力インダクタおよび前記第2のインダクタは、前記第2の電力レベルにおいて最適なインピーダンスを提供するように誘導的に結合された請求項1に記載の増幅器。
  8. 1つまたは複数の追加の増幅器段904をさらに備え、各追加の増幅器段は、前記出力インダクタに結合された追加のインダクタ(L6)を備え、前記追加のインダクタは、追加のイネーブル信号に応答して、前記出力インダクタへ、追加の電力レベルにおいて前記追加の増幅器段によって増幅された信号を結合するように構成された請求項1に記載の増幅器。
  9. 切り替え可能なインピーダンスマッチングを提供する増幅器であって、
    前記増幅器の出力パスを提供するための出力誘導手段と、
    第1の電力レベルへ増幅された信号を生成するための第1の増幅手段と、ここにおいて前記第1の増幅手段は、前記信号と前記出力誘導手段とを結合するための第1の誘導手段を備える、
    第2の電力レベルに増幅された前記信号を生成するための第2の増幅手段と、ここにおいて前記第2の増幅手段は、前記信号と前記出力誘導手段とを結合するための第2の誘導手段を備える、
    前記第1および第2の増幅手段を選択的にイネーブルするための切り替え手段と、を備える増幅器。
  10. 前記増幅器は、電力増幅器を備える請求項9に記載の増幅器。
  11. 特定の時間において前記第1の増幅手段または前記第2の増幅手段のどちらかをイネーブルするための前記切り替え手段、請求項9に記載の増幅器。
  12. 前記第1の電力レベルは、前記第2の電力レベルよりも高い請求項9に記載の増幅器。
  13. 前記第2の増幅手段は、前記第2の電力レベルにおいて前記第1の増幅手段よりも高い効率で動作する請求項9に記載の増幅器。
  14. 前記出力誘導手段および前記第1の誘導手段は、前記第1の電力レベルにおいて最適なインピーダンスを提供するように誘導的に結合された請求項9に記載の増幅器。
  15. 前記出力誘導手段および前記第2の誘導手段は、前記第2の電力レベルにおいて最適なインピーダンスを提供するように誘導的に結合された請求項9に記載の増幅器。
  16. それぞれ、1つまたは複数の追加の電力レベルへ増幅された前記信号を生成するための1つまたは複数の追加の増幅手段をさらに備え、前記1つまたは複数の追加の増幅手段は、それぞれ、前記信号と前記出力誘導手段とを結合するための1つまたは複数の誘導手段を備える、請求項1に記載の増幅器。
  17. 切り替え可能な並行インピーダンスマッチングを提供する増幅器装置であって、
    送信モードおよび受信モードの動作に対してインピーダンスマッチングを提供するように構成された出力インダクタ(L1)と、
    第1の電力レベルへ増幅される信号を生成するための第1の増幅段202と、ここにおいて前記第1の増幅段は、前記信号と前記出力インダクタとを結合するための第1のインダクタを備える、
    第2の電力レベルに増幅される前記信号を生成するための第2の増幅段204と、ここにおいて前記第2の増幅段は、前記信号と前記出力インダクタとを結合するための第2のインダクタを備える、
    前記送信モードの間、前記信号と前記出力インダクタを結合するために前記第1および第2の増幅段を選択的にイネーブルし、前記受信モードの間、受信機入力とのインピーダンスマッチングを提供するために前記出力インダクタをイネーブルするための選択回路308と、を備える増幅器装置。
  18. 前記増幅器装置は、電力増幅器を備える請求項17に記載の増幅器装置。
  19. 前記選択回路は、前記送信モードの間、前記受信機入力とのインピーダンスマッチングを提供することから前記出力インダクタをディセーブルし、前記信号と前記出力インダクタとを結合するために前記第1の増幅段または前記第2の増幅段のいずれかをイネーブルするように動作可能である請求項17に記載の増幅器装置。
  20. 前記選択回路は、前記受信モードの間、前記受信機入力とのインピーダンスマッチングを提供するために前記出力インダクタをイネーブルし、前記信号と前記出力インダクタとを結合することから前記第1の増幅段および前記第2の増幅段の両方をディセーブルするように動作可能である請求項17に記載の増幅器装置。
  21. 前記第1の電力レベルは、前記第2の電力レベルよりも高い、請求項17に記載の増幅器装置。
  22. 前記第2の増幅段は、前記第2の電力レベルにおいて前記第1の増幅段よりも高い効率で動作する請求項17に記載の増幅器装置。
  23. 前記出力インダクタおよび前記第1のインダクタは、前記送信モードの間、前記第1の電力レベルにおいて最適なインピーダンスを提供するように誘導的に結合された請求項17に記載の増幅器装置。
  24. 前記出力インダクタおよび前記第2のインダクタは、前記送信モードの間、前記第2の電力レベルにおいて最適なインピーダンスを提供するように誘導的に結合された請求項17に記載の増幅器装置。
  25. 1つまたは複数の追加の増幅段をさらに備え、各追加の増幅段は、前記出力インダクタに結合された追加のインダクタを備え、前記追加のインダクタは、前記送信モードの間、前記選択回路によって提供された追加のイネーブル信号に応答して前記出力インダクタへ追加の電力レベルにおいて前記追加の増幅段によって増幅された信号を結合するように構成された請求項17に記載の増幅器装置。
  26. 切り替え可能な並行インピーダンスマッチングを提供する増幅器装置であって、
    送信モードおよび受信モードの動作ためにインピーダンスマッチングを提供するための出力誘導手段と、
    第1の電力レベルに増幅された信号を生成するための第1の増幅手段と、ここにおいて前記第1の増幅手段は、前記信号と前記出力誘導手段とを結合するための第1の誘導手段を備える、
    第2の電力レベルに増幅された前記信号を生成するための第2の増幅手段と、ここにおいて前記第2の増幅手段は、前記信号と前記出力誘導手段とを結合するための第2の誘導手段を備える、
    前記送信モードの間、前記信号と前記出力誘導手段とを結合するための前記第1および第2の増幅手段を選択的にイネーブルし、前記受信モードの間、受信機入力を有するインピーダンスマッチングを提供するための前記出力誘導手段をイネーブルする選択手段と、を備える増幅器装置。
  27. 前記増幅器装置は、電力増幅器を備える請求項26に記載の増幅器装置。
  28. 前記受信機入力とのインピーダンスマッチングを提供することから前記出力誘導手段をディセーブルし、前記送信モードの間、前記信号と前記出力誘導手段とを結合するために前記第1の増幅手段または前記第2の増幅手段のいずれかをイネーブルするための前記選択手段、請求項26に記載の増幅器装置。
  29. 前記受信機入力とのインピーダンスマッチングを提供するための前記出力誘導手段をイネーブルし、前記受信モードの間、前記信号と前記出力誘導手段とを結合することから前記第1の増幅手段および前記第2の増幅手段の両方をディセーブルする前記選択回路、請求項26に記載の増幅器装置。
  30. 前記第1の電力レベルは、前記第2の電力レベルより高い請求項26に記載の増幅器装置。
  31. 前記第2の増幅手段は、前記第2の電力レベルにおいて前記第1の増幅手段よりも高い効率で動作する請求項26に記載の増幅器装置。
  32. 前記送信モードの間、前記第1の電力レベルにおいて最適なインピーダンスを提供するために前記出力誘導手段と前記第1の誘導手段とを誘導的に結合するための前記選択手段、請求項26に記載の増幅器装置。
  33. 前記送信モードの間、前記第2の電力レベルにおいて最適なインピーダンスを提供するために前記出力誘導手段と前記第2の誘導手段とを誘導的に結合するための前記選択手段、請求項26に記載の増幅器装置。
  34. 1つまたは複数の追加の増幅手段をさらに備え、各追加の増幅手段は、前記出力誘導手段に結合された追加の誘導手段を備え、前記追加の誘導手段は、前記送信モードの間、前記選択手段によって提供された追加のイネーブル信号に応答して前記出力誘導手段へ追加の電力レベルにおいて前記追加の増幅手段によって増幅された信号を結合するように構成された請求項26に記載の増幅器装置。
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