JP2014511865A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2014511865A5
JP2014511865A5 JP2014504080A JP2014504080A JP2014511865A5 JP 2014511865 A5 JP2014511865 A5 JP 2014511865A5 JP 2014504080 A JP2014504080 A JP 2014504080A JP 2014504080 A JP2014504080 A JP 2014504080A JP 2014511865 A5 JP2014511865 A5 JP 2014511865A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
group
phenyl
heteroaryl
occurrence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014504080A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014511865A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2012/032813 external-priority patent/WO2013058825A1/en
Publication of JP2014511865A publication Critical patent/JP2014511865A/ja
Publication of JP2014511865A5 publication Critical patent/JP2014511865A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

さらに別の態様では、化合物は、(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)(4−((ヒドロキシジメチルシリル)メトキシ)−フェニル)メタノン;N−(4−(4−(3−(アミノメチル)フェニル)−ピペリジン−1−カルボニル)−2−クロロフェニル)−2−(ヒドロキシジメチルシリル)アセトアミド;N−(3−(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−カルボニル)−フェニル)−2−(ヒドロキシジメチルシリル)アセトアミド;(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)(3−クロロ−4−((ヒドロキシジメチルシリル)メトキシ)−フェニル)メタノン;(4−(3−(アミノメチル)フェニル)−ピペリジン−1−イル)(3−((ヒドロキシジメチルシリル)−メトキシ)フェニル)メタノン;(4−(3−(アミノメチル)−フェニル)ピペリジン−1−イル)(3−クロロ−5−((ヒドロキシジメチルシリル)メトキシ)フェニル)メタノン;N−(4−(4−(3−(アミノメチル)フェニル)−ピペリジン−1−カルボニル)フェニル)−2−(ヒドロキシジメチルシリル)アセトアミドからなる群;およびその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物より選択される。
[本発明1001]
1 −Y 1 −Z 1 (式I)
並びにその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表される第1単量体と、
2 −Y 2 −Z 2 (式II)
並びにその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表される第2単量体との、水媒体中での多量化から形成される、治療用多量体化合物。
[本発明1002]
1 が、第1標的生体分子に結合し調節することができる第1リガンド部分であり;
1 が、存在しないかまたはX 1 とZ 1 に共有結合しているコネクター部分であり;
2 が、第2標的生体分子に結合し調節することができる第2リガンド部分であり;
2 が、存在しないかまたはX 2 とZ 2 に共有結合しているコネクター部分であり;
1 とZ 2 が、以下からなる群より各出現で独立して選択される、本発明1001の治療用多量体化合物:
a)
Figure 2014511865
式中、
は、結合、−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、R 、R 、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、R およびR からなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、複素環、フェニルまたはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキルおよび−NH−C 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、SまたはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリールおよびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 はこれらが結合しているケイ素と共に、O、SまたはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB がこれらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する;および
b)
Figure 2014511865
式中、
2A は、結合、−O−C 1−6 アルキル−、−N(R')−C 1−6 アルキル−、および−S−C 1−6 アルキル−からなる群より選択されてもよく;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR'−C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、およびヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく;
1A は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−、−C 1−4 アルキル−N(R )−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−C(O)−NR'−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、およびヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 およびQ 1A は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR はこれらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加の1個または複数のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 はこれらが結合しているケイ素と共に、O、SまたはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
2A はCR W2A であり;
W2A は、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、ハロゲン、ヒドロキシルおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり;ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB が、これらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素環二環式関係を形成する。
[本発明1003]
1 が、第1標的生体分子に結合し調節することができる第1リガンド部分であり;
1 が、存在しないかまたはX 1 とZ 1 に共有結合しているコネクター部分であり;
1 が、以下からなる群より選択され:
a)
Figure 2014511865
式中
1 は、(a)存在しない;または(b)アシル、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
2 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−N−、アシル、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され、ただし、A 1 およびA 2 の少なくとも1つが存在することを条件とし;または
1 とA 2 は、これらが結合している原子と共に4〜8員シクロアルキルまたは複素環を形成し;
3 は、−NHR'、−SH、およびOHからなる群より選択され;
2 は、CR'またはNからなる群より選択され;
mは1〜6であり;
Figure 2014511865
は、単結合または二重結合を表し;および
は、(a)存在しない;または(b)水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
2 は、(a)存在しない;または(b)置換または非置換脂肪族および置換または非置換ヘテロ脂肪族部分からなる群より選択され;または
とQ 2 は、これらが結合している原子と共に4、5、6、7または8員シクロアルキルまたは複素環を形成し;
3 は、置換または非置換脂肪族および置換または非置換ヘテロ脂肪族部分からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
およびR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
BBは、各出現で独立して、5または6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB が、これらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する;および
b)
Figure 2014511865
式中
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)アシル、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
3 は、各出現で独立して、−NHR'、−SH、および−OHからなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
およびR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
BBは、各出現で独立して、5または6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB が、これらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する;および
c)
Figure 2014511865
式中
3 は、各出現で独立して−NHR'、−SH、および−OHからなる群より選択され;
3 およびR 4 は、H、C 1−4 アルキルおよびフェニルからなる群より独立して選択され;またはR 3 とR 4 は共に3〜6員環を形成し;
5 およびR 6 は、H、C 1−4 アルキルからなる群より独立して選択され;ここでC 1−4 アルキルは、各出現で独立して、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、チオ、C 1−4 アルコキシ、ハロゲン、−OH、−CN、−COOH、および−C(O)−NHR''からなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;またはR 5 とR 6 は共にフェニルまたは4〜6員複素環を形成し;
R''は、HおよびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
ARは縮合フェニルまたは4〜7員芳香族性もしくは部分芳香族性複素環であり、ここでARは、オキソ、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、またはチオで所望により置換されるC 1−4 アルキル;C 1−4 アルコキシ;−S−C 1−4 アルキル;ハロゲン;−OH;−CN;−COOH;−CONHR'で所望により置換され;ここで2つのヒドロキシル部分は互いにオルト位にあり;
フェニル環の炭素は、各出現で独立して、1または2つの窒素で所望により置換され得る;および
d)
Figure 2014511865
式中
3 は、各出現で独立して、NおよびCR W3 からなる群より選択され;
W3 は、各出現で独立して、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、ハロゲン、ヒドロキシルおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
3 は、結合、−C 1−4 アルキル−、−C 2−6 アルケニル−、−C 1−6 シクロアルキル−、5〜6員複素環、およびフェニルからなる群より選択され;
2 は、各出現で独立して、H、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 1−6 シクロアルキル、5〜6員複素環、フェニル、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールからなる群より選択され;
3 は、各出現で独立して、−NH 2 、−SH、および−OHからなる群より選択され;
4 は、各出現で独立して、−NH 2 、−NH−NH 2 ;−NHOH、−NH−OR''、−SH、および−OHからなる群より選択され;
R''は、HおよびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
BBは、各出現で独立して、5または6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB が、これらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する;
2 が、第2標的生体分子に結合し調節することができる第2リガンド部分であり;
2 が、存在しないかまたはX 2 とZ 2 に共有結合しているコネクター部分であり;
2 が、以下からなる群より選択される:
Figure 2014511865
式中
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよびO−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
8 は、各出現で独立して、H、ハロゲン、オキソおよびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、チオ.C 2−4 アルケニル、C 1−4 アルコキシ、−S−C 1−4 アルキル、−CN、−COOHおよび−C(O)−NHR''からなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換され;
AAは、各出現で独立して、1、2、もしくは3つのヘテロ原子を有する5〜7員複素環またはフェニルであり;ここでAAは、ハロおよびC 1−4 アルキルからなる群より選択される1、2、または3個の置換基で所望により置換され;ここでC 1−4 アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、チオ.C 2−4 アルケニル、C 1−4 アルコキシ、−S−C 1−4 アルキル、−CN、−COOHおよび−C(O)−NHR''からなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換され;または2つの置換基が、これらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成し;および
R''は、各出現で独立して、HおよびC 1−4 アルキルからなる群より選択される、
本発明1001の治療用多量体化合物。
[本発明1004]
1 とX 2 が同一である、本発明1001〜1003のいずれかの治療用多量体化合物。
[本発明1005]
1 とX 2 が異なる、本発明1001〜1003のいずれかの治療用多量体化合物。
[本発明1006]
水媒体中で1、2、3個またはそれより多くの第2シリル単量体と接触した際に生物学的に有用な多量体を形成することができる第1シリル単量体であって、前記第1および第2シリル単量体は、式:
3 −Y 3 −Z 3 (式III)
およびその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表され、式中
3 は、第1標的生体分子に結合し調節することができる第1リガンド部分であり;
3 は、存在しないかまたはX 3 とZ 3 に共有結合しているコネクター部分であり;
3 は、以下からなる群より独立して選択される:
a)
Figure 2014511865
式中
は、結合、−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および−複素環−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、R 、R 、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、R およびR からなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1 6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1 6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキルおよび−NH−C 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB が、これらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成し;
は、結合、−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および−複素環−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、R 、R 、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、R およびR からなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく;ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換される;および
b)
Figure 2014511865
式中
2A は、結合、−O−C 1−6 アルキル−、−N(R')−C 1−6 アルキル−、および−S−C 1−6 アルキル−からなる群より選択されてもよく;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR'−C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、および−ヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく;
1A は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−、−C 1−4 アルキル−N(R )−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−C(O)−NR'−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、および−ヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 およびQ 1A は、各出現で独立して、−NH(R') 2 、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1 6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1 6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
2A はCR W2A であり、
W2A は、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、ハロゲン、ヒドロキシルおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり;ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB が、これらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する。
[本発明1007]
3 が、a)
Figure 2014511865
からなる群より独立して選択される、本発明1006の第1シリル単量体。
[本発明1008]
1 が存在しない、本発明1007の第1シリル単量体。
[本発明1009]
1 が−C 1−4 アルキル−である、本発明1007の第1シリル単量体。
[本発明1010]
1 が−フェニル−である、本発明1007の第1シリル単量体。
[本発明1011]
BBがフェニルまたはヘテロアリールである、本発明1007〜1010のいずれかの第1シリル単量体。
[本発明1012]
1 およびR 2 がメチルである、本発明1007〜1011のいずれかの第1シリル単量体。
[本発明1013]
1 が−OHである、本発明1007〜1012のいずれかの第1シリル単量体。
[本発明1014]
1 およびR 2 が−OHである、本発明1007〜1011のいずれかの第1シリル単量体。
[本発明1015]
3 が、以下からなる群より選択される、本発明1006の第1シリル単量体:
Figure 2014511865
式中
BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
各出現で独立して選択されるW 1 は、(a)存在しないかまたは(b)−C 1−4 アルキル−であり;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
各出現で独立して選択されるR 1 およびR 2 は、C 1−6 アルキルである。
[本発明1016]
3 が、以下からなる群より選択される、本発明1006の第1シリル単量体:
Figure 2014511865
式中
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく、ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;および
mは0、1、2、3または4である。
[本発明1017]
3 が、以下からなる群より選択される、本発明1006の第1シリル単量体:
Figure 2014511865
式中
1 およびR 2 は、各出現で独立して、C 1−6 アルキルおよびC 1−6 アルコキシからなる群より選択され;
mは、0、1、2、3または4であり;
R''は、−C 1−2 アルキル−、−O−C 1−2 アルキル−、および−NH(C=O)C 1−2 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−2 アルキルは、各出現で独立して、1、2、3個またはそれより多くのフッ素で所望により置換されている。
[本発明1018]
3 が、b)
Figure 2014511865
からなる群より独立して選択される、本発明1006の第1シリル単量体。
[本発明1019]
1 が−C 1−4 アルキル−であり、かつW 1A が存在しない、本発明1018の第1シリル単量体。
[本発明1020]
1 およびW 1A が−C 1−4 アルキル−である、本発明1018の第1シリル単量体。
[本発明1021]
1 およびW 1A が存在しない、本発明1018の第1シリル単量体。
[本発明1022]
BBがフェニルまたはヘテロアリールである、本発明1018〜1021のいずれかの第1シリル単量体。
[本発明1023]
BBが
Figure 2014511865
からなる群より選択される、本発明1018〜1022のいずれかの第1シリル単量体。
[本発明1024]
3 が、以下からなる群より独立して選択される、本発明1006の第1シリル単量体:
Figure 2014511865
式中、
各出現で独立して選択されるW 1 およびW 1A は、(a)存在しないかまたは(b)−C 1−4 アルキル−であり;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;および
mは、0、1、2、3または4である。
[本発明1025]
3 が、以下からなる群より独立して選択される、本発明1006の第1シリル単量体:
Figure 2014511865
式中
各出現で独立して選択されるW 1 およびW 1A は、(a)存在しないかまたは(b)−C 1−4 アルキル−であり;
各出現で独立して選択されるR 1 およびR 2 は、C 1−6 アルキルおよび−O−C 1−6 アルキルからなる群より選択される。
[本発明1026]
第1単量体がin vivoで1、2、3個またはそれより多くの第2シリル単量体と接触した際に生物学的に有用な多量体を形成する、本発明1006の第1シリル単量体。
[本発明1027]
リガンド部分がファルマコフォアである、本発明1006の第1シリル単量体。
[本発明1028]
標的生体分子がタンパク質標的である、本発明1006の第1シリル単量体。
[本発明1029]
第1シリル単量体が第2シリル単量体と接触した際に生物学的に有用な二量体を形成する、本発明1006の第1シリル単量体。
[本発明1030]
第1シリル単量体が2つの第2シリル単量体と接触した際に生物学的に有用な三量体を形成する、本発明1006の第1シリル単量体。
[本発明1031]
第1シリル単量体が3つの第2シリル単量体と接触した際に生物学的に有用な環状四量体を形成する、本発明1006の第1シリル単量体。
[本発明1032]
3 が非ペプチジルリガンド部分である、本発明1006の第1シリル単量体。
[本発明1033]
第1標的生体分子がリボソームである、本発明1006〜1032のいずれかの第1シリル単量体。
[本発明1034]
第1標的生体分子がトリプターゼである、本発明1006〜1032のいずれかの第1シリル単量体。
[本発明1035]
シリル単量体から形成された多量体の効果が、個々の単量体の効果の和よりも大きい、本発明1006〜1034のいずれかの第1シリル単量体。
[本発明1036]
水媒体が生理学的に許容可能なpHを有する、本発明1006〜1035のいずれかの第1シリル単量体。
[本発明1037]
第1単量体X 3 −Y 3 −Z 3 と第2単量体X 3 −Y 3 −Z 3 の水媒体中での多量化から形成される、治療用多量体化合物。
[本発明1038]
それを必要とする患者における標的タンパク質または標的タンパク質−タンパク質相互作用に関する疾患を治療する方法であって、前記患者にX 3 −Y 3 −Z 3 (式IV)から選択される単量体を投与する段階を含み、投与すると、シリル単量体は、前記標的タンパク質の1、2、3個またはそれより多くのタンパク質ドメインに結合するかまたはタンパク質−タンパク質相互作用に関与する各タンパク質の少なくとも1のタンパク質ドメインに結合するホモ多量体をin vivoで形成する、前記方法。
[本発明1039]
水媒体中で1、2、3個またはそれより多くの第2単量体と接触した際に生物学的に有用な多量体を形成することができる第1単量体であって、ここで第1単量体は、式:
1 −Y 1 −Z 1 (式I)
およびその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表され、式中
1 は第1標的生体分子に結合し調節することができる第1リガンド部分であり;
1 は存在しないかまたはX 1 およびZ 1 に共有結合しているコネクター部分であり;
1 は1、2、3またはそれより多くのシリル部分を含み;
第2単量体は、式IのZ 1 部分に結合して多量体を形成することができる1、2、3またはそれより多くのシリル部分を含む、前記第1単量体。
[本発明1040]
1 がジオール部分をさらに含む、本発明1039の第1単量体。
[本発明1041]
第2単量体が、Z 1 部分と結合することができるボロン酸またはオキサボレール(oxaborale)部分をさらに含む、本発明1039〜1040の第1単量体。
[本発明1042]
1 が、以下からなる群より独立して選択される、本発明1039の第1単量体:
a)
Figure 2014511865
式中
は、結合、−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および−複素環−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、R 、R 、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、R およびR からなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R',−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキルおよび−NH−C 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB がこれらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する;および
b)
Figure 2014511865
式中
2A は、結合、−O−C 1−6 アルキル−、−N(R')−C 1−6 アルキル−、および−S−C 1−6 アルキル−からなる群より選択されてもよく;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR'−C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、およびヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく;
1A は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−、−C 1−4 アルキル−N(R )−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−C(O)−NR'−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、および−ヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 およびQ 1A は、各出現で独立して、−N(R') 2 、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここでC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
2A はCR W2A であり、
W2A は、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、ハロゲン、ヒドロキシルおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB は、これらが結合している原子と共に、縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する。
[本発明1043]
1 が、a)
Figure 2014511865
からなる群より独立して選択される、本発明1042の第1単量体。
[本発明1044]
1 が存在しない、本発明1043の第1単量体。
[本発明1045]
1 が−C 1−4 アルキル−である、本発明1043の第1単量体。
[本発明1046]
1 が−フェニル−である、本発明1043の第1単量体。
[本発明1047]
BBがフェニルまたはヘテロアリールである、本発明1043〜1046のいずれかの第1単量体。
[本発明1048]
1 が、以下からなる群より選択される、本発明1042の第1単量体:
Figure 2014511865
式中
BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
各出現で独立して選択されるW 1 は、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−であり;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
各出現で独立して選択されるR 1 およびR 2 は、C 1−6 アルキルである。
[本発明1049]
1 が、以下からなる群より選択される、本発明1042の第1シラン単量体:
Figure 2014511865
式中
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで、各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;および
mは0、1、2、3または4である。
[本発明1050]
1 が、以下からなる群より選択される、本発明1042の第1単量体:
Figure 2014511865
式中、
1 およびR 2 は、各出現で独立して、C 1−6 アルキルおよびC 1−6 アルコキシからなる群より選択され;
mは0、1、2、3または4であり;および
R''は、−C 1−2 アルキル−、−O−C 1−2 アルキル−、および−NH(C=O)C 1−2 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−2 アルキルは、各出現で独立して、1、2、3個またはそれより多くのフッ素で所望により置換されている。
[本発明1051]
1 が、b)
Figure 2014511865
からなる群より独立して選択される、本発明1042の第1単量体。
[本発明1052]
1 が−C 1−4 アルキル−であり、かつW 1A が存在しない、本発明1051の第1単量体。
[本発明1053]
1 およびW 1A が−C 1−4 アルキル−である、本発明1051の第1単量体。
[本発明1054]
1 およびW 1A が存在しない、本発明1051の第1単量体。
[本発明1055]
BBがフェニルまたはヘテロアリールである、本発明1051〜1054のいずれかの第1単量体。
[本発明1056]
BBが、
Figure 2014511865
からなる群より独立して選択される、本発明1051〜1055のいずれかの第1単量体。
[本発明1057]
1 が、以下からなる群より独立して選択される、本発明1042の第1単量体:
Figure 2014511865
式中
各出現で独立して選択されるW 1 およびW 1A は、(a)存在しないかまたは(b)−C 1−4 アルキル−であり;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;および
mは0、1、2、3または4である。
[本発明1058]
1 が、以下からなる群より独立して選択される、本発明1042の第1単量体:
Figure 2014511865
式中
各出現で独立して選択されるW 1 およびW 1A は、(a)存在しないかまたは(b)−C 1−4 アルキル−であり;
各出現で独立して選択されるR 1 およびR 2 は、C 1−6 アルキルおよび−O−C 1−6 アルキルからなる群より選択される。
[本発明1059]
1 が、以下からなる群より独立して選択される、本発明1039の第1単量体:
a)
Figure 2014511865
式中
1 は、(a)存在しない;または(b)アシル、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
2 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−N−、アシル、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され、ただし、A 1 およびA 2 の少なくとも1つが存在することを条件とし;または
1 とA 2 は、これらが結合している原子と共に、4〜8員シクロアルキルまたは複素環を形成し;
3 は、−NHR'、−SH、および−OHからなる群より選択され;
2 は、CR'またはNからなる群より選択され;
mは、1〜6であり;
Figure 2014511865
は、単結合または二重結合を表し;および
は、(a)存在しない;または(b)水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
2 は、(a)存在しない;または(b)置換または非置換脂肪族および置換または非置換ヘテロ脂肪族部分からなる群より選択され;または
とQ 2 は、これらが結合している原子と共に、4、5、6、7または8員シクロアルキルまたは複素環を形成し;
3 は、置換または非置換脂肪族および置換または非置換ヘテロ脂肪族部分からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
BBは、各出現で独立して、5または6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB がこれらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する;および
b)
Figure 2014511865
式中
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)アシル、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
3 は、各出現で独立して、−NHR'、−SH、および−OHからなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
BBは、各出現で独立して、5または6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB がこれらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する;および
c)
Figure 2014511865
式中
3 は、各出現で独立して、−NHR'、−SH、および−OHからなる群より選択され;
3 およびR 4 は、各出現で独立して、H、C 1−4 アルキルおよびフェニルからなる群より選択され;またはR 3 とR 4 は共に3〜6員環を形成し;
5 およびR 6 は、H、C 1−4 アルキルからなる群より独立して選択され;ここでC 1−4 アルキルは、各出現で独立して、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、チオ、C 1−4 アルコキシ、ハロゲン、−OH、−CN、−COOH、および−C(O)−NHR''からなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;またはR 5 とR 6 は共にフェニルまたは4〜6員複素環を形成し;
R''はHおよびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 とR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
ARは、縮合フェニルまたは4〜7員芳香族性もしくは部分芳香族性複素環であり;ここでARは、オキソ、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、またはチオで所望により置換されたC 1−4 アルキル;C 1−4 アルコキシ;−S−C 1−4 アルキル;ハロゲン;−OH;−CN;−COOH;−CONHR'で所望により置換され;ここで2つのヒドロキシル部分は互いにオルト位にあり;かつ、
フェニル環の炭素は、各出現で独立して、1または2つの窒素で所望により置換されていてもよい;
d)
Figure 2014511865
式中
3 は、各出現で独立して、NおよびCR W3 からなる群より選択され、
W3 は、各出現で独立して、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、ハロゲン、ヒドロキシルおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
3 は、結合、−C 1−4 アルキル−、−C 2−6 アルケニル−、−C 1−6 シクロアルキル−、5〜6員複素環、およびフェニルからなる群より選択され;
2 は、各出現で独立して、H、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 1−6 シクロアルキル、5〜6員複素環、フェニル、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールからなる群より選択され;
3 は、各出現で独立して、−NH 2 、−SH、および−OHからなる群より選択され;
4 は、各出現で独立して、−NH 2 、−NH−NH 2 ;−NHOH、−NH−OR''、−SH、および−OHからなる群より選択され;
R''は、HおよびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
BBは、各出現で独立して、5または6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB がこれらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する。
[本発明1060]
in vivoで1、2、3個またはそれより多くの第2単量体と接触した際に生物学的に有用な多量体を形成する、本発明1039〜1059のいずれかの第1単量体。
[本発明1061]
第2単量体と生物学的に有用な二量体をin vivoで形成する、本発明1039〜1059のいずれかの第1単量体。
[本発明1062]
2つの第2単量体と接触した際に生物学的に有用な三量体を形成する、本発明1039〜1059のいずれかの第1単量体。
[本発明1063]
3つの第2単量体と接触した際に生物学的に有用な環状四量体を形成する、本発明1039〜1059のいずれかの第1単量体。
[本発明1064]
1 が非ペプチジルリガンド部分である、本発明1039〜1063のいずれかの第1単量体。
[本発明1065]
リガンド部分がファルマコフォアである、本発明1039〜1064のいずれかの第1単量体。
[本発明1066]
第2単量体が、式:
2 −Y 2 −Z 2 (式II)
およびその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表され、式中
2 は、第2標的生体分子に結合し調節することができる第2リガンド部分であり;
2 は、存在しないかまたはX 2 とZ 2 に共有結合するコネクター部分であり;
2 は、1、2、3またはそれより多くのシリル部分を含む、本発明1039〜1065のいずれかの第1単量体。
[本発明1067]
2 がボロン酸またはオキサボレール部分をさらに含む、本発明1066の第1単量体。
[本発明1068]
1 とX 2 が同一である、本発明1066〜1067のいずれかの第1単量体。
[本発明1069]
1 とX 2 が異なる、本発明1066〜1067のいずれかの第1単量体。
[本発明1070]
第1標的生体分子と第2標的生体分子が異なる、本発明1066〜1067のいずれかの第1単量体。
[本発明1071]
第1標的生体分子と第2標的生体分子が同一である、本発明1066〜1067のいずれかの第1単量体。
[本発明1072]
標的生体分子がタンパク質標的である、本発明1039〜1071のいずれかの第1単量体。
[本発明1073]
第1標的生体分子がリボソームである、本発明1039〜1071のいずれかの第1単量体。
[本発明1074]
第1標的生体分子がトリプターゼである、本発明1039〜1071のいずれかの第1単量体。
[本発明1075]
単量体から形成された多量体の効果が、個々の単量体の効果の和よりも大きい、本発明1066〜1074のいずれかの第1単量体。
[本発明1076]
第1単量体および第2単量体の見かけIC 50 の小さい方の、多量体の見かけIC 50 に対する比率が、少なくとも3.0であり得る、本発明1039〜1075のいずれかの第1単量体。
[本発明1077]
第1単量体および第2単量体の見かけIC 50 の小さい方の、多量体の見かけIC 50 に対する比率が、少なくとも10.0であり得る、本発明1039〜1076のいずれかの第1単量体。
[本発明1078]
第1単量体および第2単量体の見かけIC 50 の小さい方の、多量体の見かけIC 50 に対する比率が、少なくとも30.0であり得る、本発明1039〜1077のいずれかの第1単量体。
[本発明1079]
水媒体が生理学的に許容可能なpHを有する、本発明1039〜1078のいずれかの第1単量体。
[本発明1080]
2 が、以下からなる群より各出現で独立して選択され得る、本発明1066および1068〜1079のいずれかの第1単量体:
a)
Figure 2014511865
式中
は、結合、−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および−複素環−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、R 、R 、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、R およびR からなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキルおよび−NH−C 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 およびR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB がこれらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する;および
b)
Figure 2014511865
式中
2A は、結合、−O−C 1−6 アルキル−、−N(R')−C 1−6 アルキル−、および−S−C 1−6 アルキル−からなる群より選択されてもよく;
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR'−C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、およびヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく;
1A は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−、−C 1−4 アルキル−N(R )−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−C(O)−NR'−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、およびヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換されていてもよく;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 およびQ 1A は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
2A はCR W2A であり;
W2A は、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、ハロゲン、ヒドロキシルおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で所望により置換され;ここでR 1 は、各出現で独立して、BBに所望により結合されていてもよく;
各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;または2つのR BB がこれらが結合している原子と共に、縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成する。
[本発明1081]
2 が、以下からなる群より各出現で独立して選択され得る、本発明1066〜1079のいずれかの第1単量体:
Figure 2014511865
式中
1 は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C 1−4 アルキル−、−O−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−C(O)−、−C(O)−C 1−4 アルキル−、−N(R )−C 1−4 アルキル−、−C 1−4 アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C 1−4 アルキル−、−NR −C(O)−、−C 2−6 アルケニル−、−C 2−6 アルキニル−、−C 3−6 シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−6 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C 1−6 アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で所望により置換され;
R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
1 は、各出現で独立して、−NHR'、−N(R') 2 、−NR 、−O−Si(R') 3 、−O−SiR R'、−SH、−OH、−O−C 1−6 アルキル、−S−C 1−6 アルキル、−O−アリール、−S−アリール、ヘテロアリール、−O−ヘテロアリール、−S−ヘテロアリール、ハロゲンおよび−O−C 1−6 アルキル−NR からなる群より選択され;
およびR は、各出現で独立して、水素およびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;または
とR は、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
1 およびR 2 は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;またはR 1 とR 2 は、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換されていてもよく;
8 は、各出現で独立して、H、ハロゲン、オキソおよびC 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、チオ.C 2−4 アルケニル、C 1−4 アルコキシ、−S−C 1−4 アルキル、−CN、−COOHおよび−C(O)−NHR''からなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換され;
AAは、各出現で独立して、1、2または3個のヘテロ原子を有する5〜7員複素環またはフェニルであり;ここでAAは、ハロおよびC 1−4 アルキルからなる群より選択される1、2または3個の置換基で所望により置換され;ここでC 1−4 アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、チオ.C 2−4 アルケニル、C 1−4 アルコキシ、−S−C 1−4 アルキル、−CN、−COOHおよび−C(O)−NHR''からなる群より選択される1個以上の置換基で所望により置換され、または2つの置換基がこれらが結合している原子と共に、縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成し;
R''は、各出現で独立して、HおよびC 1−4 アルキルからなる群より選択される。
[本発明1082]
第1単量体と第2単量体が可逆的に会合して多量体を形成する、本発明1039〜1081のいずれかの第1単量体。
[本発明1083]
第1単量体と第2単量体が二量体を形成する、本発明1039〜1082のいずれかの第1単量体。
[本発明1084]
第1単量体と2つの第2単量体が三量体を形成する、本発明1039〜1082のいずれかの第1単量体。
[本発明1085]
結果として得られる多量体の薬学的有効量がin vivoで形成される有効量で、ある量の第1単量体とある量の第2単量体を患者に投与する段階を含む、それを必要とする患者に薬学的有効量の多量体化合物を投与する方法。
[本発明1086]
多量体が二量体である、本発明1085の方法。
[本発明1087]
多量体が三量体である、本発明1085の方法。
[本発明1088]
以下の段階を含む、2以上の標的生体分子ドメインを実質的に同時に調節する方法:
前記生体分子標的を含む水性組成物を、式中、X 1 は、第1標的生体分子ドメインに結合し調節することができる第1リガンド部分である、
1 −Y 1 −Z 1 (式I)
およびその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表される第1単量体;ならびに
式中、X 2 は、第2標的生体分子ドメインに結合し調節することができるリガンド部分である、
2 −Y 2 −Z 2 (式II)
およびその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表される第2単量体と接触させる段階であって、水性組成物と接触すると、前記第1単量体と前記第2単量体は、第1標的生体分子ドメインおよび第2標的生体分子ドメインに結合する多量体を形成する、段階。
[本発明1089]
以下の段階を含む、治療を必要とする患者において2以上の標的生体分子ドメインに関する疾患を治療する方法:
式中、X 1 は、第1標的生体分子ドメインと結合し調節することができる第1リガンド部分である、
1 −Y 1 −Z 1 (式I)
およびその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表される第1単量体を患者に投与する段階;ならびに
式中、X 2 は、第2標的生体分子ドメインと結合し調節することができる第2リガンド部分である、
2 −Y 2 −Z 2 (式II)
で表される第2単量体を前記患者に投与する段階であって、投与すると、前記第1単量体と前記第2単量体は、第1標的生体分子ドメインおよび第2標的生体分子ドメインに結合する多量体をin vivoで形成する、段階。
[本発明1090]
リガンド部分がファルマコフォアである、本発明1088および1089のいずれかの方法。
[本発明1091]
標的生体分子がタンパク質である、本発明1088〜1090のいずれかの方法。
[本発明1092]
標的生体分子がタンパク質ドメインである、本発明1088〜1091のいずれかの方法。
[本発明1093]
第1単量体と第2単量体が実質的に順次投与される、本発明1089の方法。
[本発明1094]
第1単量体と第2単量体が実質的に同時に投与される、本発明1089の方法。
[本発明1095]
治療を必要とする患者が慢性閉塞性肺疾患(COPD)を有している、本発明1089の方法。
[本発明1096]
疾患が慢性閉塞性肺疾患(COPD)である、本発明1089および1095のいずれかの方法。
[本発明1097]
(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)(4−((ヒドロキシジメチルシリル)メトキシ)フェニル)メタノン;N−(4−(4−(3−(アミノメチル)フェニル)−ピペリジン−1−カルボニル)−2−クロロフェニル)−2−(ヒドロキシジメチルシリル)アセトアミド;N−(3−(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−カルボニル)フェニル)−2−(ヒドロキシジメチルシリル)アセトアミド;(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)(3−クロロ−4−((ヒドロキシジメチルシリル)メトキシ)−フェニル)メタノン;(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)(3−((ヒドロキシジメチルシリル)−メトキシ)フェニル)メタノン;(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)(3−クロロ−5−((ヒドロキシジメチルシリル)メトキシ)フェニル)メタノン;N−(4−(4−(3−(アミノメチル)フェニル)−ピペリジン−1−カルボニル)フェニル)−2−(ヒドロキシジメチルシリル)アセトアミド;並びにその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物からなる群より選択される化合物。

Claims (44)

  1. −Y −Z (式I)
    並びにその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表される第1単量体と、
    −Y −Z (式II)
    並びにその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表される第2単量体との、水媒体中での多量化から形成される多量体化合物であって、式中、
    が、第1標的生体分子に結合し調節することができる第1リガンド部分であり;
    が、存在しないかまたはXとZに共有結合しているコネクター部分であり;
    が、第2標的生体分子に結合し調節することができる第2リガンド部分であり;
    が、存在しないかまたはXとZに共有結合しているコネクター部分であり;
    とZが、以下からなる群より各出現で独立して選択される、多量体化合物

    Figure 2014511865
    式中
    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−O−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)−C1−4アルキル−、−N(R)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−NR−C(O)−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく
    R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    、−SHまたは−OHであり
    およびRは、各出現で独立して、水素、C1−4アルキル、−O−C1−4アルキルおよび−NH−C1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    とRは、これらが結合している窒素と共に、O、SまたはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびRは、各出現で独立して、−OH、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−NR、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、R、R、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−6アルキル、ヘテロアリールおよびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;またはRとRはこれらが結合しているケイ素と共に、O、SまたはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、RBBで表される1、2、3個またはそれより多くの基で置換されていてもよく;ここでRは、各出現で独立して、BBに結合されていてもよく;
    各RBBは、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−N(R)−C1−4アルキル、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、−C2−6アルケニル、−C2−6アルキニル、−C3−6シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−フェニル、−C1−4アルキレン−ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルケニレン−フェニル、−C2−6アルケニレン−ヘテロアリール、−C2−6アルケニレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルキニル−フェニル、−C2−6アルキニル−ヘテロアリール、−C2−6アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよい;および
    b)
    Figure 2014511865
    式中、
    2Aは、結合、−O−C1−6アルキル−、−N(R')−C1−6アルキル−、および−S−C1−6アルキル−からなる群より選択されてもよく;
    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−O−C1−4アルキル−、−N(R)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−NR'−C(O)−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、およびヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、R、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
    1Aは、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−、−C1−4アルキル−N(R)−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−C(O)−NR'−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、およびヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、R、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
    R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    およびQ1Aは、各出現で独立して、−SHおよび−OHらなる群より選択され;
    およびRは、各出現で独立して、水素およびC1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    とRはこれらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびRは、各出現で独立して、−OH、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−NR、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、R、R、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−6アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;またはRとRはこれらが結合しているケイ素と共に、O、SまたはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    2AはCRW2Aであり;
    W2Aは、水素、C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、ハロゲン、ヒドロキシルおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく
    BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり;ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、RBBで表される1、2、3個またはそれより多くの基で置換されていてもよく;ここでRは、各出現で独立して、BBに結合されていてもよく;
    各RBBは、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−N(R)−C1−4アルキル、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、−C2−6アルケニル、−C2−6アルキニル、−C3−6シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−フェニル、−C1−4アルキレン−ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルケニレン−フェニル、−C2−6アルケニレン−ヘテロアリール、−C2−6アルケニレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルキニル−フェニル、−C2−6アルキニル−ヘテロアリール、−C2−6アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよい
  2. ジシロキサン共有結合により連結している第1単量体と第2単量体で表される多量体化合物であって、前記第1単量体が、X −Y −Z (式I)並びにその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表され、前記第2単量体が、X −Y −Z (式II)並びにその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表され、式中、
    が、第1標的生体分子に結合し調節することができる第1リガンド部分であり;
    が、存在しないかまたはX とZ に共有結合しているコネクター部分であり;
    が、第2標的生体分子に結合し調節することができる第2リガンド部分であり;
    が、存在しないかまたはX とZ に共有結合しているコネクター部分であり;
    とZ が、以下からなる群より各出現で独立して選択される、多量体化合物:
    Figure 2014511865
    式中、
    は、存在せず;
    は、−OHであり;
    およびR は、各出現で独立して、−OH、C 1−6 アルキル、−O−C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、−C 1−6 アルキル−NR 、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで、各出現で独立して選択されるC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 3−6 シクロアルキル、R 、R 、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C 1−6 アルキル、ヘテロアリールおよびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびR は、各出現で独立して、水素、C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキルおよび−NH−C 1−4 アルキルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    とR は、これらが結合している窒素と共に、O、SまたはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、R BB で表される1、2、3個またはそれより多くの基で置換されていてもよく;ここでR は、各出現で独立して、BBに結合されていてもよく;
    各R BB は、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C 1−4 アルキル、−O−C 1−4 アルキル、−N(R )−C 1−4 アルキル、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、−C 2−6 アルケニル、−C 2−6 アルキニル、−C 3−6 シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−フェニル、−C 1−4 アルキレン−ヘテロアリール、−C 1−4 アルキレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルケニレン−フェニル、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロアリール、−C 2−6 アルケニレン−ヘテロシクリル、−C 2−6 アルキニル−フェニル、−C 2−6 アルキニル−ヘテロアリール、−C 2−6 アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC 1−4 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−6 シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、−C(O)C 1−4 アルキル、−C(O)−O−C 1−4 アルキル、−C(O)−NR 、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;および
    R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択される。
  3. およびZ が、各出現で独立して
    Figure 2014511865
    である、請求項1または2記載の治療用多量体化合物。
  4. およびR が、各出現で独立してC 1−6 アルキルである、請求項3記載の治療用多量体化合物。
  5. 以下の式:
    Figure 2014511865
    で表される、請求項4記載の治療用多量体化合物。
  6. −Y −Z (式I)
    並びにその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表される第1単量体と、
    −Y −Z (式II)
    並びにその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表される第2単量体との、水媒体中での多量化から形成される多量体化合物であって、式中、
    が、第1標的生体分子に結合し調節することができる第1リガンド部分であり;
    が、存在しないかまたはXとZに共有結合しているコネクター部分であり;
    が、以下からなる群より選択され:
    a)
    Figure 2014511865
    式中
    は、(a)存在しない;または(b)アシル、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−N−、アシル、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され、ただし、AおよびAの少なくとも1つが存在することを条件とし;または
    とAは、これらが結合している原子と共に4〜8員シクロアルキルまたは複素環を形成し;
    は、−NHR'、−SH、およびOHからなる群より選択され;
    は、CR'またはNからなる群より選択され;
    mは1〜6であり;
    Figure 2014511865
    は、単結合または二重結合を表し;および
    は、(a)存在しない;または(b)水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    は、(a)存在しない;または(b)置換または非置換脂肪族および置換または非置換ヘテロ脂肪族部分からなる群より選択され;または
    とQは、これらが結合している原子と共に4、5、6、7または8員シクロアルキルまたは複素環を形成し;
    は、置換または非置換脂肪族および置換または非置換ヘテロ脂肪族部分からなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−O−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)−C1−4アルキル−、−N(R)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−NR−C(O)−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく
    R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、−SHおよび−OHからなる群より選択され;
    およびRは、各出現で独立して、水素およびC1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    およびRは、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびRは、各出現で独立して、−OH、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−NR、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、R、R、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−6アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;またはRとRは、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    BBは、各出現で独立して、5または6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、RBBで表される1、2、3個またはそれより多くの基で置換されていてもよく;ここでRは、各出現で独立して、BBに結合されていてもよく;
    各RBBは、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−N(R)−C1−4アルキル、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、−C2−6アルケニル、−C2−6アルキニル、−C3−6シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−フェニル、−C1−4アルキレン−ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルケニレン−フェニル、−C2−6アルケニレン−ヘテロアリール、−C2−6アルケニレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルキニル−フェニル、−C2−6アルキニル−ヘテロアリール、−C2−6アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよい;および
    b)
    Figure 2014511865
    式中
    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)アシル、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、−NHR'、−SH、および−OHからなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−O−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)−C1−4アルキル−、−N(R)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−NR−C(O)−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく
    R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、−SHおよび−OHからなる群より選択され;
    およびRは、各出現で独立して、水素およびC1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    およびRは、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびRは、各出現で独立して、−OH、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−NR、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、R、R、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−6アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;またはRとRは、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    BBは、各出現で独立して、5または6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、RBBで表される1、2、3個またはそれより多くの基で置換されていてもよく;ここでRは、各出現で独立して、BBに結合されていてもよく;
    各RBBは、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−N(R)−C1−4アルキル、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、−C2−6アルケニル、−C2−6アルキニル、−C3−6シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−フェニル、−C1−4アルキレン−ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルケニレン−フェニル、−C2−6アルケニレン−ヘテロアリール、−C2−6アルケニレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルキニル−フェニル、−C2−6アルキニル−ヘテロアリール、−C2−6アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよい;
    c)
    Figure 2014511865
    式中
    は、各出現で独立して−NHR'、−SH、および−OHからなる群より選択され;
    およびRは、H、C1−4アルキルおよびフェニルからなる群より独立して選択され;またはRとRは共に3〜6員環を形成し;
    およびRは、H、C1−4アルキルからなる群より独立して選択され;ここでC1−4アルキルは、各出現で独立して、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、チオ、C1−4アルコキシ、ハロゲン、−OH、−CN、−COOH、および−C(O)−NHR''からなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;またはRとRは共にフェニルまたは4〜6員複素環を形成し;
    R''は、HおよびC1−4アルキルからなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−O−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)−C1−4アルキル−、−N(R)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−NR−C(O)−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく
    R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、−SHおよび−OHからなる群より選択され;
    およびRは、各出現で独立して、水素およびC1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    とRは、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびRは、各出現で独立して、−OH、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−NR、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、R、R、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−6アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;またはRとRは、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    ARは縮合フェニルまたは4〜7員芳香族性もしくは部分芳香族性複素環であり、ここでARは、オキソ、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、またはチオで置換されていてもよい1−4アルキル;C1−4アルコキシ;−S−C1−4アルキル;ハロゲン;−OH;−CN;−COOH;−CONHR'で置換されていてもよく;ここで2つのヒドロキシル部分は互いにオルト位にあり;
    フェニル環の炭素は、各出現で独立して、1または2つの窒素で置換されていてもよい;および
    d)
    Figure 2014511865
    式中
    は、各出現で独立して、NおよびCRW3からなる群より選択され;
    W3は、各出現で独立して、水素、C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、ハロゲン、ヒドロキシルおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく
    は、結合、−C1−4アルキル−、−C2−6アルケニル−、−C1−6シクロアルキル−、5〜6員複素環、およびフェニルからなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、H、C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C1−6シクロアルキル、5〜6員複素環、フェニル、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールからなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、−NH、−SH、および−OHからなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、−NH、−NH−NH;−NHOH、−NH−OR''、−SH、および−OHからなる群より選択され;
    R''は、HおよびC1−4アルキルからなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−O−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)−C1−4アルキル−、−N(R)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−NR−C(O)−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく
    R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、−SHおよび−OHからなる群より選択され;
    およびRは、各出現で独立して、水素およびC1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    とRは、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびRは、各出現で独立して、−OH、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−NR、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、R、R、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−6アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;またはRとRは、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    BBは、各出現で独立して、5または6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、RBBで表される1、2、3個またはそれより多くの基で置換されていてもよく;ここでRは、各出現で独立して、BBに結合されていてもよく;
    各RBBは、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−N(R)−C1−4アルキル、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、−C2−6アルケニル、−C2−6アルキニル、−C3−6シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−フェニル、−C1−4アルキレン−ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルケニレン−フェニル、−C2−6アルケニレン−ヘテロアリール、−C2−6アルケニレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルキニル−フェニル、−C2−6アルキニル−ヘテロアリール、−C2−6アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
    が、第2標的生体分子に結合し調節することができる第2リガンド部分であり;
    が、存在しないかまたはXとZに共有結合しているコネクター部分であり;
    が、以下からなる群より選択され:
    Figure 2014511865
    式中
    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−O−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)−C1−4アルキル−、−N(R)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−NR−C(O)−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく
    R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、−SHおよび−OHからなる群より選択され;
    およびRは、各出現で独立して、水素およびC1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    とRは、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびRは、各出現で独立して、−OH、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−NR、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、R、R、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−6アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;またはRとRは、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    は、各出現で独立して、H、ハロゲン、オキソおよびC1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、チオ2−4アルケニル、C1−4アルコキシ、−S−C1−4アルキル、−CN、−COOHおよび−C(O)−NHR''からなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく
    AAは、各出現で独立して、1、2、もしくは3つのヘテロ原子を有する5〜7員複素環またはフェニルであり;ここでAAは、ハロおよびC1−4アルキルからなる群より選択される1、2、または3個の置換基で置換されていてもよく;ここでC1−4アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、ハロ、チオ2−4アルケニル、C1−4アルコキシ、−S−C1−4アルキル、−CN、−COOHおよび−C(O)−NHR''からなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または2つの置換基が、これらが結合している原子と共に縮合5または6員シクロアルキルまたは複素二環系を形成し;および
    R''は、各出現で独立して、HおよびC1−4アルキルからなる群より選択される、
    多量体化合物。
  7. とXが同一である、請求項1〜のいずれか一項記載の治療用多量体化合物。
  8. とXが異なる、請求項1〜のいずれか一項記載の治療用多量体化合物。
  9. 第1単量体と第2単量体が異なる、請求項1〜6のいずれか一項記載の治療用多量体化合物。
  10. 第1単量体と第2単量体が同一である、請求項1〜6のいずれか一項記載の治療用多量体化合物。
  11. 水媒体中で1、2、3個またはそれより多くの第2シリル単量体と接触した際に生物学的に有用な多量体を形成することができる第1シリル単量体であって、前記第1および第2シリル単量体は、式:
    −Y−Z(式III)
    およびその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物で表され、式中
    は、第1標的生体分子に結合し調節することができる第1リガンド部分であり;
    は、存在しないかまたはXとZに共有結合しているコネクター部分であり;
    は、以下からなる群より独立して選択される、第1シリル単量体

    Figure 2014511865

    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−O−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)−C1−4アルキル−、−N(R)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−NR−C(O)−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、−ヘテロアリール−、および複素環からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、フェニル、複素環、およびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、シクロアルキル、複素環、フェニル、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロスルホキシド、スルホン、スルホンアミドおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;ここでシクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリール部分は、ハロゲン、アミノ、シアノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、フェニル、ヘテロアリール、およびアミノから選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく
    R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    は、各出現で独立して、−SHおよび−OHからなる群より選択され;
    およびRは、各出現で独立して、水素、C1−4アルキル、−O−C1−4アルキルおよび−NH−C1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    とRは、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびRは、各出現で独立して、−OH、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−NR、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、R、R、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−6アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;またはRとRは、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり、ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、RBBで表される1、2、3個またはそれより多くの基で置換されていてもよく;ここでRは、各出現で独立して、BBに結合されていてもよく;
    各RBBは、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−N(R)−C1−4アルキル、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、−C2−6アルケニル、−C2−6アルキニル、−C3−6シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−フェニル、−C1−4アルキレン−ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルケニレン−フェニル、−C2−6アルケニレン−ヘテロアリール、−C2−6アルケニレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルキニル−フェニル、−C2−6アルキニル−ヘテロアリール、−C2−6アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよい;および
    b)
    Figure 2014511865
    式中
    2Aは、結合、−O−C1−6アルキル−、−N(R')−C1−6アルキル−、および−S−C1−6アルキル−からなる群より選択されてもよく;
    は、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−O−C1−4アルキル−、−N(R)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−NR'−C(O)−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、および−ヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、R、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
    1Aは、各出現で独立して、(a)存在しない;または(b)−C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−、−C1−4アルキル−N(R)−、−C1−4アルキル−C(O)−、−C(O)C1−4アルキル−、−C1−4アルキル−O−C(O)−、−C(O)−O−C1−4アルキル−、−C(O)−NR'−、−C2−6アルケニル−、−C2−6アルキニル−、−C3−6シクロアルキル−、−フェニル−、および−ヘテロアリール−からなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、R'、R、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、カルバメート、カルボネートおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
    R'は、各出現で独立して、水素、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    およびQ1Aは、各出現で独立して、−SHおよび−OHからなる群より選択され;
    およびRは、各出現で独立して、水素およびC1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    とRは、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびRは、各出現で独立して、−OH、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−NR、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、R、R、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−6アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;またはRとRは、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    2AはCRW2Aであり、
    W2Aは、水素、C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニルおよびヘテロアリールは、各出現で独立して、ハロゲン、ヒドロキシルおよびシアノからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく
    BBは、各出現で独立して、4〜7員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分であり;ここでシクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール部分は、RBBで表される1、2、3個またはそれより多くの基で置換されていてもよく;ここでRは、各出現で独立して、BBに結合されていてもよく;
    各RBBは、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、置換または非置換ヘテロ脂肪族、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、−N(R)−C1−4アルキル、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、−C2−6アルケニル、−C2−6アルキニル、−C3−6シクロアルキル、複素環、フェニル、フェノキシ、ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−フェニル、−C1−4アルキレン−ヘテロアリール、−C1−4アルキレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルケニレン−フェニル、−C2−6アルケニレン−ヘテロアリール、−C2−6アルケニレン−ヘテロシクリル、−C2−6アルキニル−フェニル、−C2−6アルキニル−ヘテロアリール、−C2−6アルキニル−ヘテロシクリルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−C(O)C1−4アルキル、−C(O)−O−C1−4アルキル、−C(O)−NR、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、シクロアルキル、複素環、フェニル、またはヘテロアリールからなる群より選択される1、2、3個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよい

  12. Figure 2014511865
    からなる群より独立して選択される、請求項11記載の第1シリル単量体。
  13. が存在しない、請求項12記載の第1シリル単量体。
  14. が−C1−4アルキル−である、請求項12記載の第1シリル単量体。
  15. が−フェニル−である、請求項12記載の第1シリル単量体。
  16. BBがフェニルまたはヘテロアリールである、請求項1215のいずれか一項記載の第1シリル単量体。
  17. およびRがメチルである、請求項1216のいずれか一項記載の第1シリル単量体。
  18. が−OHである、請求項1217のいずれか一項記載の第1シリル単量体。
  19. およびRが−OHである、請求項1216のいずれか一項記載の第1シリル単量体。
  20. が、以下からなる群より選択される、請求項11記載の第1シリル単量体
    Figure 2014511865
    式中
    BBは、各出現で独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、チオ、−COOH、−CONHR'、置換または非置換脂肪族、および置換または非置換ヘテロ脂肪族からなる群より選択され;
    各出現で独立して選択されるWは、(a)存在しないかまたは(b)−C1−4アルキル−であり;
    は、各出現で独立して、−SHおよび−OHからなる群より選択される

  21. Figure 2014511865
    からなる群より独立して選択される、請求項11記載の第1シリル単量体。
  22. が−C1−4アルキル−であり、かつW1Aが存在しない、請求項21記載の第1シリル単量体。
  23. およびW1Aが−C1−4アルキル−である、請求項21記載の第1シリル単量体。
  24. およびW1Aが存在しない、請求項21記載の第1シリル単量体。
  25. BBがフェニルまたはヘテロアリールである、請求項2124のいずれか一項記載の第1シリル単量体。
  26. BBが
    Figure 2014511865
    からなる群より選択される、請求項2125のいずれか一項記載の第1シリル単量体。
  27. が、以下からなる群より独立して選択される、請求項11記載の第1シリル単量体:
    Figure 2014511865
    式中、
    各出現で独立して選択されるWおよびW1Aは、(a)存在しないかまたは(b)−C1−4アルキル−であり;
    およびRは、各出現で独立して、−OH、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、−C1−6アルキル−NR、フェニルおよびヘテロアリールからなる群より選択され;ここで各出現で独立して選択されるC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、R、R、フェニルおよびヘテロアリールは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−6アルキル、ヘテロアリール、およびフェニルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;またはRとRは、これらが結合しているケイ素と共に、O、S、またはNから選択される1個以上の追加のヘテロ原子を有し得る5〜8員複素環を形成してもよく;ここで5〜8員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソ、アミノおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
    およびRは、各出現で独立して、水素およびC1−4アルキルからなる群より選択され;ここでC1−4アルキルは、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;または
    とRは、これらが結合している窒素と共に、O、S、またはNから選択される追加のヘテロ原子を有し得る4〜7員複素環を形成してもよく;ここで4〜7員複素環は、ハロゲン、シアノ、オキソおよびヒドロキシルからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;および
    mは、0、1、2、3または4である。
  28. が、以下からなる群より独立して選択される、請求項11記載の第1シリル単量体:
    Figure 2014511865
    式中
    各出現で独立して選択されるWおよびW1Aは、(a)存在しないかまたは(b)−C1−4アルキル−であり;
    各出現で独立して選択されるRおよびRは、C1−6アルキルおよび−O−C1−6アルキルからなる群より選択される。
  29. 第1単量体がin vivoで1、2、3個またはそれより多くの第2シリル単量体と接触した際に生物学的に有用な多量体を形成する、請求項11記載の第1シリル単量体。
  30. リガンド部分がファルマコフォアである、請求項11記載の第1シリル単量体。
  31. 標的生体分子がタンパク質標的である、請求項11記載の第1シリル単量体。
  32. 第1シリル単量体が第2シリル単量体と接触した際に生物学的に有用な二量体を形成する、請求項11記載の第1シリル単量体。
  33. 第1シリル単量体が2つの第2シリル単量体と接触した際に生物学的に有用な三量体を形成する、請求項11記載の第1シリル単量体。
  34. 第1シリル単量体が3つの第2シリル単量体と接触した際に生物学的に有用な環状四量体を形成する、請求項11記載の第1シリル単量体。
  35. が非ペプチジルリガンド部分である、請求項11記載の第1シリル単量体。
  36. 第1標的生体分子がリボソームである、請求項1135のいずれか一項記載の第1シリル単量体。
  37. 第1標的生体分子がトリプターゼである、請求項1135のいずれか一項記載の第1シリル単量体。
  38. シリル単量体から形成された多量体の効果が、個々の単量体の効果の和よりも大きい、請求項1137のいずれか一項記載の第1シリル単量体。
  39. 水媒体が生理学的に許容可能なpHを有する、請求項1138のいずれか一項記載の第1シリル単量体。
  40. 請求項1〜39のいずれか一項記載の第1単量体と請求項1〜39のいずれか一項記載の第2単量体の水媒体中での多量化から形成される、治療用多量体化合物。
  41. 以下の段階を含む、2以上の標的生体分子ドメインを実質的に同時に調節する方法:
    前記生体分子標的を含む水性組成物を、請求項11〜40のいずれか一項記載の第1単量体および請求項11〜40のいずれか一項記載の第2単量体と接触させる段階であって、水性組成物と接触すると、前記第1単量体と前記第2単量体は、第1標的生体分子ドメインおよび第2標的生体分子ドメインに結合する多量体を形成する、段階。
  42. 標的生体分子がタンパク質である、請求項41記載の方法。
  43. 標的生体分子がタンパク質ドメインである、請求項41または42記載の方法。
  44. (4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)(4−((ヒドロキシジメチルシリル)メトキシ)フェニル)メタノン;N−(4−(4−(3−(アミノメチル)フェニル)−ピペリジン−1−カルボニル)−2−クロロフェニル)−2−(ヒドロキシジメチルシリル)アセトアミド;N−(3−(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−カルボニル)フェニル)−2−(ヒドロキシジメチルシリル)アセトアミド;(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)(3−クロロ−4−((ヒドロキシジメチルシリル)メトキシ)−フェニル)メタノン;(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)(3−((ヒドロキシジメチルシリル)−メトキシ)フェニル)メタノン;(4−(3−(アミノメチル)フェニル)ピペリジン−1−イル)(3−クロロ−5−((ヒドロキシジメチルシリル)メトキシ)フェニル)メタノン;N−(4−(4−(3−(アミノメチル)フェニル)−ピペリジン−1−カルボニル)フェニル)−2−(ヒドロキシジメチルシリル)アセトアミド;並びにその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、代謝物および水和物からなる群より選択される化合物。
JP2014504080A 2011-04-07 2012-04-09 水溶液中で多量化できるシリル単量体、およびその使用法 Pending JP2014511865A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161473091P 2011-04-07 2011-04-07
US61/473,091 2011-04-07
PCT/US2012/032813 WO2013058825A1 (en) 2011-04-07 2012-04-09 Silyl monomers capable of multimerizing in an aqueous solution, and methods of using same

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017212453A Division JP6757709B2 (ja) 2011-04-07 2017-11-02 水溶液中で多量化できるシリル単量体、およびその使用法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014511865A JP2014511865A (ja) 2014-05-19
JP2014511865A5 true JP2014511865A5 (ja) 2015-05-28

Family

ID=48141233

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014504080A Pending JP2014511865A (ja) 2011-04-07 2012-04-09 水溶液中で多量化できるシリル単量体、およびその使用法
JP2017212453A Active JP6757709B2 (ja) 2011-04-07 2017-11-02 水溶液中で多量化できるシリル単量体、およびその使用法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017212453A Active JP6757709B2 (ja) 2011-04-07 2017-11-02 水溶液中で多量化できるシリル単量体、およびその使用法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US20140163229A1 (ja)
EP (1) EP2693883B1 (ja)
JP (2) JP2014511865A (ja)
WO (1) WO2013058825A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140194383A1 (en) 2011-04-07 2014-07-10 Cornell University Monomers capable of dimerizing in an aqueous solution, and methods of using same
WO2013058825A1 (en) * 2011-04-07 2013-04-25 Cornell University Silyl monomers capable of multimerizing in an aqueous solution, and methods of using same
MA48709A (fr) 2015-05-12 2020-04-08 Blinkbio Inc Conjugués de médicament à base de silicium et leurs procédés d'utilisation
AR106515A1 (es) 2015-10-29 2018-01-24 Bayer Cropscience Ag Sililfenoxiheterociclos trisustituidos y análogos
AU2017277949B2 (en) 2016-06-09 2023-01-12 Blinkbio, Inc. Silanol based therapeutic payloads
JP2020518592A (ja) 2017-05-03 2020-06-25 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト トリ置換シリルヘテロアリールオキシキノリン類及び類縁体
KR20210060556A (ko) 2018-09-18 2021-05-26 니캉 테라퓨틱스 인코포레이티드 Src 호몰로지-2 포스파타아제 억제제로서의 3-치환된 헤테로아릴 유도체

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5359100A (en) * 1987-10-15 1994-10-25 Chiron Corporation Bifunctional blocked phosphoramidites useful in making nucleic acid mutimers
DK8892D0 (da) * 1992-01-23 1992-01-23 Symbicom Ab Humant proteingen
JPH08302016A (ja) 1995-04-27 1996-11-19 Sumitomo Durez Co Ltd シロキサン変性ポリイミド樹脂組成物
US6326011B1 (en) * 1997-05-30 2001-12-04 Shiseido Co., Ltd. Copolymer containing reactive silyl groups, composition containing the same and method of treatment with the same
WO1999013332A1 (fr) 1997-09-05 1999-03-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede de polarisation de fluorescence
US6326478B1 (en) * 1998-07-08 2001-12-04 Isis Pharmaceuticals, Inc. Process for the synthesis of oligomeric compounds
GB0111459D0 (en) 2001-05-10 2001-07-04 Isis Innovation Universal fluorescent sensors
US20100081792A1 (en) 2001-06-28 2010-04-01 Smithkline Beecham Corporation Ligand
US20040241748A1 (en) 2003-02-10 2004-12-02 Dana Ault-Riche Self-assembling arrays and uses thereof
US7511139B2 (en) * 2004-06-04 2009-03-31 Bristol-Myers Squibb Company Process for the preparation of entecavir and novel intermediates thereof via carbon-silicon oxidation
MX2008012053A (es) * 2006-03-21 2008-12-17 Joyant Pharmaceuticals Inc Promotores de apoptosis de molecula pequeña.
US20080255460A1 (en) 2007-04-13 2008-10-16 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Nanoparticle tissue based identification and illumination
CL2008001211A1 (es) 2007-04-27 2009-08-07 Isdin Sa Compuestos derivados de benzotriazolilfenol sililado; proceso de preparacion; composicion farmaceutica; y uso en el tratamiento contra condiciones no deseadas de la piel tales como queratosis actinica, urticaria solar y eritema solar.
WO2009018003A2 (en) 2007-07-27 2009-02-05 Ensemble Discovery Corporation Detection assays and use thereof
US20110130361A1 (en) * 2007-08-09 2011-06-02 Jonathan Grimm Silicon derivatives as histone deacetylase inhibitors
US8338425B2 (en) * 2007-12-10 2012-12-25 Concert Pharmaceuticals, Inc. Heterocyclic kinase inhibitors
EP2279291B1 (en) * 2008-04-09 2019-07-03 Cornell University Coferons and methods of making and using them
EP2485678A4 (en) 2009-10-07 2013-04-03 Univ Cornell COFERONS AND METHODS OF MAKING AND USING THE SAME
US20140161729A1 (en) 2011-04-07 2014-06-12 Cornell University Cofluorons and methods of making and using them
WO2013058825A1 (en) * 2011-04-07 2013-04-25 Cornell University Silyl monomers capable of multimerizing in an aqueous solution, and methods of using same
US20140194383A1 (en) 2011-04-07 2014-07-10 Cornell University Monomers capable of dimerizing in an aqueous solution, and methods of using same
WO2015081280A1 (en) * 2013-11-26 2015-06-04 Coferon, Inc. Bromodomain ligands capable of dimerizing in an aqueous solution

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014511865A5 (ja)
JP6823095B2 (ja) 噴霧乾燥製剤
JP2014532647A5 (ja)
JP6387488B2 (ja) 非選択的キナーゼ阻害剤
US20090082343A1 (en) 1,3-benzothiazinone derivatives and use thereof
JP2017528487A5 (ja)
JP6021805B2 (ja) 腫瘍治療剤
JP2009501745A5 (ja)
JP2009537461A5 (ja)
JP2007519649A5 (ja)
JP2011527334A5 (ja)
JP2009534386A5 (ja)
RU2007148927A (ru) Новые тиреомиметики, содержащие фосфиновую кислоту
JP2014505107A5 (ja)
JP2008508287A5 (ja)
JP2008517913A5 (ja)
JP2010504344A5 (ja)
JP2009541387A5 (ja)
JP2010521516A5 (ja)
TWI415613B (zh) Anti-cancer agent resistance to overcome the agent
JP2015529194A5 (ja)
JP2008528617A5 (ja)
JP2004315496A5 (ja)
JP2020511542A5 (ja)
JP2016506417A (ja) キナーゼ阻害剤の治療指標