JPH08302016A - シロキサン変性ポリイミド樹脂組成物 - Google Patents
シロキサン変性ポリイミド樹脂組成物Info
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- JPH08302016A JPH08302016A JP10435595A JP10435595A JPH08302016A JP H08302016 A JPH08302016 A JP H08302016A JP 10435595 A JP10435595 A JP 10435595A JP 10435595 A JP10435595 A JP 10435595A JP H08302016 A JPH08302016 A JP H08302016A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ジアミン成分として1,3−ビス(4−(p
−アミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テ
トラメチルジシロキサン、及び酸無水物成分としてベン
ゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を使用することに
より得られるポリイミド樹脂前駆体組成物又はポリイミ
ド樹脂組成物。 【効果】 従来のポリイミド樹脂と比較して耐熱性を低
下させずに、密着性及び撥水性を向上したポリイミド樹
脂が得られた。得られたポリイミド樹脂は、基材との接
着性,撥水性,柔軟性が飛躍的に優れることが推測され
る。
−アミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テ
トラメチルジシロキサン、及び酸無水物成分としてベン
ゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を使用することに
より得られるポリイミド樹脂前駆体組成物又はポリイミ
ド樹脂組成物。 【効果】 従来のポリイミド樹脂と比較して耐熱性を低
下させずに、密着性及び撥水性を向上したポリイミド樹
脂が得られた。得られたポリイミド樹脂は、基材との接
着性,撥水性,柔軟性が飛躍的に優れることが推測され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材との接着性,撥水
性,及び柔軟性が飛躍的に優れたポリイミド樹脂組成物
を提供するものである。本発明の樹脂組成物は、一般的
に利用されているポリイミド樹脂の用途をはじめ、半導
体チップをリードフレームに接着する時に使用するLO
C(LEAD ON CHIP)テープ,半導体のチップコート材や
パッシベーション膜,感光性ポリイミド,フレキシブル
プリント基板などの電子材料の用途に特に適する高性能
樹脂組成物である。
性,及び柔軟性が飛躍的に優れたポリイミド樹脂組成物
を提供するものである。本発明の樹脂組成物は、一般的
に利用されているポリイミド樹脂の用途をはじめ、半導
体チップをリードフレームに接着する時に使用するLO
C(LEAD ON CHIP)テープ,半導体のチップコート材や
パッシベーション膜,感光性ポリイミド,フレキシブル
プリント基板などの電子材料の用途に特に適する高性能
樹脂組成物である。
【0002】
【従来の技術】ポリイミド樹脂は、その優れた耐熱性,
絶縁性から電子材料関連分野をはじめとする多くの分野
で使用されている。しかしながら、非常に剛直で脆く、
吸水性および接着性に劣るという欠点がある。これらを
改善するために、ジアミン成分に脂肪族ジアミンやシリ
コーン成分を有する脂肪族ジアミンを導入したり、酸無
水物成分にシリコーン成分を有する化合物を利用する試
みがなされているが、いずれの場合も柔軟性は改良され
るものの、接着性及び吸水性は十分に改良されず、ポリ
イミド樹脂本来の特徴である耐熱性を低下させるという
問題が発生する。
絶縁性から電子材料関連分野をはじめとする多くの分野
で使用されている。しかしながら、非常に剛直で脆く、
吸水性および接着性に劣るという欠点がある。これらを
改善するために、ジアミン成分に脂肪族ジアミンやシリ
コーン成分を有する脂肪族ジアミンを導入したり、酸無
水物成分にシリコーン成分を有する化合物を利用する試
みがなされているが、いずれの場合も柔軟性は改良され
るものの、接着性及び吸水性は十分に改良されず、ポリ
イミド樹脂本来の特徴である耐熱性を低下させるという
問題が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シリコーン
成分を有する芳香族ジアミンを導入することにより、ポ
リイミド樹脂本来の優れた耐熱性及び絶縁性を低下させ
ずに、接着性,撥水性,柔軟性を飛躍的に向上したポリ
イミド樹脂組成物を提供することを目的とする。
成分を有する芳香族ジアミンを導入することにより、ポ
リイミド樹脂本来の優れた耐熱性及び絶縁性を低下させ
ずに、接着性,撥水性,柔軟性を飛躍的に向上したポリ
イミド樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明で使用されるシリ
コーン成分含有ジアミン成分は、構造式1で表されるも
のであり、構造式1の合成方法の一例として、シリコー
ン成分含有ビスフェノール化合物とニトロクロロベンゼ
ンまたはニトロブロモベンゼンを反応させた後、水素還
元することにより得る方法が挙げられるが、特にこの方
法に限定されるものではない。
コーン成分含有ジアミン成分は、構造式1で表されるも
のであり、構造式1の合成方法の一例として、シリコー
ン成分含有ビスフェノール化合物とニトロクロロベンゼ
ンまたはニトロブロモベンゼンを反応させた後、水素還
元することにより得る方法が挙げられるが、特にこの方
法に限定されるものではない。
【0005】
【化1】 (構造式1中、nは、1〜1000の整数で、R1,R
2は、水素,炭素数1〜8のアルキル基,フェニル基,
ビニル基または3,3,3−トリフルオロプロピル基で
あり、相互に同一であっても異なってもよい。)
2は、水素,炭素数1〜8のアルキル基,フェニル基,
ビニル基または3,3,3−トリフルオロプロピル基で
あり、相互に同一であっても異なってもよい。)
【0006】酸無水物成分として請求項に示した構造式
2を使用することが最も好ましく、目標とする特性を発
現するが、酸二無水物であれば特に限定することなく酸
無水物成分として使用することが可能である。
2を使用することが最も好ましく、目標とする特性を発
現するが、酸二無水物であれば特に限定することなく酸
無水物成分として使用することが可能である。
【化2】 (構造式2中、Arは、構造式3,4,5,6のいずれ
かであり、単独でも混合して使用してもよい。)
かであり、単独でも混合して使用してもよい。)
【0007】
【化3】
【0008】ポリイミド樹脂前駆体組成物およびポリイ
ミド樹脂組成物への誘導は、一般的なポリイミド樹脂の
合成方法により行うことが出来るが、一例として、ジメ
チルアセトアミド,N−メチルピロリドン及びジメチル
ホルムアミド中、酸無水物成分とジアミン成分を混合、
反応させてアミド酸(ポリイミド樹脂前駆体組成物)と
し、その後加熱によりポリイミド樹脂組成物を得る方法
が挙げられるが、この方法に特に限定されるものではな
い。
ミド樹脂組成物への誘導は、一般的なポリイミド樹脂の
合成方法により行うことが出来るが、一例として、ジメ
チルアセトアミド,N−メチルピロリドン及びジメチル
ホルムアミド中、酸無水物成分とジアミン成分を混合、
反応させてアミド酸(ポリイミド樹脂前駆体組成物)と
し、その後加熱によりポリイミド樹脂組成物を得る方法
が挙げられるが、この方法に特に限定されるものではな
い。
【0009】シリコーン成分含有ジアミン成分と併用可
能なシリコーン成分を含有しないジアミン成分は、構造
式7,8で表されるものであり、中でも構造式7は、構
造式1の場合と同様の方法により得ることができる。
能なシリコーン成分を含有しないジアミン成分は、構造
式7,8で表されるものであり、中でも構造式7は、構
造式1の場合と同様の方法により得ることができる。
【0010】
【化4】
【0011】
【化5】 (構造式7,8中、R1,R2は、水素,炭素数1〜8
のアルキル基,フェニル基,ビニル基または3,3,3
−トリフルオロプロピル基であり、相互に同一であって
も異なってもよい。また、R3 は、イソプロピリデン
基,スルホン基,エーテル基,カルボニル基,メチレン
基または直接結合であり、単独でも混合して使用しても
よい。)
のアルキル基,フェニル基,ビニル基または3,3,3
−トリフルオロプロピル基であり、相互に同一であって
も異なってもよい。また、R3 は、イソプロピリデン
基,スルホン基,エーテル基,カルボニル基,メチレン
基または直接結合であり、単独でも混合して使用しても
よい。)
【0012】構造式7又は8で示された成分を併用した
場合のポリイミド樹脂への誘導は、一般的に行われてい
る合成方法と同様に行うことができる。一例として、ジ
メチルアセトアミド,N−メチルピロリドン及びジメチ
ルホルムアミドなどの溶剤中でジアミン成分と酸無水物
成分を反応させてポリアミド酸(ポリイミド樹脂前駆
体)としたのち、減圧下で溶媒を除去し、加熱脱水縮合
をして目的とするポリイミドを得る方法が挙げられる
が、本方法に特に限定されるわけではない。構造式1と
の併用割合は、特に限定されることはないが、目標とす
る特性により適宜選択できる。
場合のポリイミド樹脂への誘導は、一般的に行われてい
る合成方法と同様に行うことができる。一例として、ジ
メチルアセトアミド,N−メチルピロリドン及びジメチ
ルホルムアミドなどの溶剤中でジアミン成分と酸無水物
成分を反応させてポリアミド酸(ポリイミド樹脂前駆
体)としたのち、減圧下で溶媒を除去し、加熱脱水縮合
をして目的とするポリイミドを得る方法が挙げられる
が、本方法に特に限定されるわけではない。構造式1と
の併用割合は、特に限定されることはないが、目標とす
る特性により適宜選択できる。
【0013】ポリイミド樹脂フィルムの作製は、一般の
ポリイミド樹脂フィルムの作製方法と同様の方法で行う
ことができるが、一例として、ポリイミド樹脂前駆体を
ジメチルアセトアミド,N−メチルピロリドン及びジメ
チルホルムアミドなどの溶剤に溶解し、平滑面上に塗付
し、溶剤を蒸発させた後、加熱することによりポリイミ
ド樹脂フィルムを得る方法が挙げられるが、本方法に特
に限定されるものではない。
ポリイミド樹脂フィルムの作製方法と同様の方法で行う
ことができるが、一例として、ポリイミド樹脂前駆体を
ジメチルアセトアミド,N−メチルピロリドン及びジメ
チルホルムアミドなどの溶剤に溶解し、平滑面上に塗付
し、溶剤を蒸発させた後、加熱することによりポリイミ
ド樹脂フィルムを得る方法が挙げられるが、本方法に特
に限定されるものではない。
【0014】被覆物としての活用の一例は、ポリイミド
樹脂前駆体及びポリイミド樹脂組成物をジメチルホルム
アミド,N−メチルピロリドン及びジメチルホルムアミ
ドなどの溶剤に溶解し、直接被覆するものに塗布し、乾
燥または乾燥硬化する事により得る事ができるが、特に
この方法に限定される事はなく、一般的に行われている
被覆方法が適用できる。
樹脂前駆体及びポリイミド樹脂組成物をジメチルホルム
アミド,N−メチルピロリドン及びジメチルホルムアミ
ドなどの溶剤に溶解し、直接被覆するものに塗布し、乾
燥または乾燥硬化する事により得る事ができるが、特に
この方法に限定される事はなく、一般的に行われている
被覆方法が適用できる。
【0015】接着剤としての活用は、上記被覆物と同様
の方法で使用される他に、フィルム化したものを使用
し、ホットメルトタイプ接着剤の形でも使用出来るが、
特にこれら方法に限定されるものではない。
の方法で使用される他に、フィルム化したものを使用
し、ホットメルトタイプ接着剤の形でも使用出来るが、
特にこれら方法に限定されるものではない。
【0016】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。実施
例中の「部」及び「%」は、すべて「重量部」及び「重
量%」を示すものである。また、本発明は、実施例に限
定されるものではない。
例中の「部」及び「%」は、すべて「重量部」及び「重
量%」を示すものである。また、本発明は、実施例に限
定されるものではない。
【0017】《製造例1》還流冷却管を付けたディーン
−スタークトラップ、等圧型滴下ロートを施した100
ml2ツ口フラスコに、p−ニトロクロロベンゼン4.
73g(30mmol)、無水炭酸カリウム5.18g
(37.5mmol)と無水ジメチルアセトアミド20
mlを入れ、窒素気流下で撹拌しながら100℃まで加
熱した。1,3−ビス(p−ヒドロキシフェニル)−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン4.78g
(15mmol)を無水トルエン中に溶かし、滴下ロー
トで滴下した。滴下終了後、130〜140℃に加熱
し、トルエンを除々に留去させ、更に4時間反応させ
た。反応終了後、不溶物をろ過によりとり除き、ジエチ
ルエーテルを加え、3%水酸化ナトリウム水溶液でアル
カリ洗浄し、その後数回水洗した。このジエチルエーテ
ル溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を除去し
た。さらに、リグロインで再結晶し、目的とする1,3
−ビス(4−(p−ニトロフェノキシ)フェニル)−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンを3.0g
得た。得られたものの確認はNMR及びIRで行った。
−スタークトラップ、等圧型滴下ロートを施した100
ml2ツ口フラスコに、p−ニトロクロロベンゼン4.
73g(30mmol)、無水炭酸カリウム5.18g
(37.5mmol)と無水ジメチルアセトアミド20
mlを入れ、窒素気流下で撹拌しながら100℃まで加
熱した。1,3−ビス(p−ヒドロキシフェニル)−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン4.78g
(15mmol)を無水トルエン中に溶かし、滴下ロー
トで滴下した。滴下終了後、130〜140℃に加熱
し、トルエンを除々に留去させ、更に4時間反応させ
た。反応終了後、不溶物をろ過によりとり除き、ジエチ
ルエーテルを加え、3%水酸化ナトリウム水溶液でアル
カリ洗浄し、その後数回水洗した。このジエチルエーテ
ル溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を除去し
た。さらに、リグロインで再結晶し、目的とする1,3
−ビス(4−(p−ニトロフェノキシ)フェニル)−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンを3.0g
得た。得られたものの確認はNMR及びIRで行った。
【0018】《製造例2》1,3−ビス(p−ヒドロキ
シフェニル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキ
サンの代わりにビス(p−ヒドロキシフェニル)−ポリ
ジメチルシロキサン(n=70)を使用して製造例1と
同様の方法で反応を行い、目的とするビス(4−(p−
ニトロフェノキシ)フェニル)ポリジメチルシロキサン
(n=70)を得た。得られたものの確認は、製造例1
と同様に行った。
シフェニル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキ
サンの代わりにビス(p−ヒドロキシフェニル)−ポリ
ジメチルシロキサン(n=70)を使用して製造例1と
同様の方法で反応を行い、目的とするビス(4−(p−
ニトロフェノキシ)フェニル)ポリジメチルシロキサン
(n=70)を得た。得られたものの確認は、製造例1
と同様に行った。
【0019】《製造例3》1,3−ビス(p−ヒドロキ
シフェニル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキ
サンの代わりにビスフェノールAを使用して製造例1と
同様の方法で反応を行い、目的とするビス(4−(p−
ニトロフェノキシ)フェニル)−2,2’−プロパンを
得た。得られたものの確認は製造例1と同様に行った。
シフェニル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキ
サンの代わりにビスフェノールAを使用して製造例1と
同様の方法で反応を行い、目的とするビス(4−(p−
ニトロフェノキシ)フェニル)−2,2’−プロパンを
得た。得られたものの確認は製造例1と同様に行った。
【0020】《製造例4》ステンレス製オートクレーブ
(100kgf/cm2,100ml)内に、1,3−
ビス(4−(p−ニトロフェノキシ)フェニル)−1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサン2.54g
(4.5mmol)、5%パラジウムカーボン0.23
gと脱気処理したエタノール23mlを入れた。オート
クレーブを氷冷し、減圧により窒素置換を十分に施し
た。その後水素を21kgf/cm2で充填した。水素
圧力の減少が一定になるまで撹拌し、ろ過により不溶物
を除去し、溶媒を除去して目的とする1,3−ビス(4
−(p−アミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,
3−テトラメチルジシロキサンを2.22g得た。得ら
れたものの確認はNMR及びIRで行った。
(100kgf/cm2,100ml)内に、1,3−
ビス(4−(p−ニトロフェノキシ)フェニル)−1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサン2.54g
(4.5mmol)、5%パラジウムカーボン0.23
gと脱気処理したエタノール23mlを入れた。オート
クレーブを氷冷し、減圧により窒素置換を十分に施し
た。その後水素を21kgf/cm2で充填した。水素
圧力の減少が一定になるまで撹拌し、ろ過により不溶物
を除去し、溶媒を除去して目的とする1,3−ビス(4
−(p−アミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,
3−テトラメチルジシロキサンを2.22g得た。得ら
れたものの確認はNMR及びIRで行った。
【0021】《製造例5》1,3−ビス(4−(p−ニ
トロフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンの代わりにビス(4−(p−ニトロ
ロフェノキシ)フェニル)ポリジメチルシロキサン(n
=70)を使用して製造例4と同様の方法で反応を行
い、目的とするビス(4−(p−アミノフェノキシ)フ
ェニル)ポリジメチルシロキサン(n=70)を得た。
得られたものの確認は製造例4と同様に行った。
トロフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンの代わりにビス(4−(p−ニトロ
ロフェノキシ)フェニル)ポリジメチルシロキサン(n
=70)を使用して製造例4と同様の方法で反応を行
い、目的とするビス(4−(p−アミノフェノキシ)フ
ェニル)ポリジメチルシロキサン(n=70)を得た。
得られたものの確認は製造例4と同様に行った。
【0022】《製造例6》1,3−ビス(4−(p−ニ
トロフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンの代わりにビス(4−(p−ニトロ
フェノキシ)フェニル)−2,2’−プロパンを使用し
て製造例4と同様の方法で反応を行い、目的とするビス
(4−(p−アミノフェノキシ)フェニル)−2,2’
−プロパンを得た。得られたものの確認は製造例4と同
様に行った。
トロフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンの代わりにビス(4−(p−ニトロ
フェノキシ)フェニル)−2,2’−プロパンを使用し
て製造例4と同様の方法で反応を行い、目的とするビス
(4−(p−アミノフェノキシ)フェニル)−2,2’
−プロパンを得た。得られたものの確認は製造例4と同
様に行った。
【0023】《実施例1》窒素気流下で、100ml2
ツ口フラスコをよく乾燥させ、1,3−ビス(4−(p
−アミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テ
トラメチルジシロキサン0.64g(1.28mmo
l)、ジメチルアセトアミドを5ml加えて溶解し、続
いてベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物0.41
g(1.28mmol)を除々に加えた。さらに1時間
室温で撹拌し、ポリイミド樹脂前駆体を得た。
ツ口フラスコをよく乾燥させ、1,3−ビス(4−(p
−アミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テ
トラメチルジシロキサン0.64g(1.28mmo
l)、ジメチルアセトアミドを5ml加えて溶解し、続
いてベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物0.41
g(1.28mmol)を除々に加えた。さらに1時間
室温で撹拌し、ポリイミド樹脂前駆体を得た。
【0024】《実施例2》1,3−ビス(4−(p−ア
ミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンの代わりにビス(4−(p−アミノ
フェノキシ)フェニル)ポリジメチルシロキサン(n=
70)を使用した以外は、実施例1と同様の方法で行
い、目的とするポリイミド樹脂前駆体を得た。
ミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンの代わりにビス(4−(p−アミノ
フェノキシ)フェニル)ポリジメチルシロキサン(n=
70)を使用した以外は、実施例1と同様の方法で行
い、目的とするポリイミド樹脂前駆体を得た。
【0025】《実施例3》1,3−ビス(4−(p−ア
ミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサン,ビス(4−(p−アミノフェノキ
シ)フェニル)−2,2’−プロパンの1/4の混合物
を使用した以外は、実施例1と同様の方法で行い、目的
とするポリイミド樹脂前駆体を得た。
ミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサン,ビス(4−(p−アミノフェノキ
シ)フェニル)−2,2’−プロパンの1/4の混合物
を使用した以外は、実施例1と同様の方法で行い、目的
とするポリイミド樹脂前駆体を得た。
【0026】《実施例4》ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸二無水物の代わりに3,3',4,4'−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物を使用した以外は、実施例1
と同様の方法で行い、目的とするポリイミド樹脂前駆体
を得た。
ン酸二無水物の代わりに3,3',4,4'−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物を使用した以外は、実施例1
と同様の方法で行い、目的とするポリイミド樹脂前駆体
を得た。
【0027】《実施例5》ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸二無水物の代わりにピロメリット酸二無水物を使用
した以外は、実施例1と同様の方法で行い、目的とする
ポリイミド樹脂前駆体を得た。
ン酸二無水物の代わりにピロメリット酸二無水物を使用
した以外は、実施例1と同様の方法で行い、目的とする
ポリイミド樹脂前駆体を得た。
【0028】《実施例6》実施例1のポリイミド樹脂前
駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗付
し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備乾
燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポリ
イミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化の
進行はFT−IRで確認した。
駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗付
し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備乾
燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポリ
イミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化の
進行はFT−IRで確認した。
【0029】《実施例7》実施例2のポリイミド樹脂前
駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗付
し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備乾
燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポリ
イミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化の
進行はFT−IRで確認した。
駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗付
し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備乾
燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポリ
イミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化の
進行はFT−IRで確認した。
【0030】《実施例8》実施例3のポリイミド樹脂前
駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗付
し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備乾
燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポリ
イミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化の
進行はFT−IRで確認した。
駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗付
し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備乾
燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポリ
イミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化の
進行はFT−IRで確認した。
【0031】《実施例9》実施例4のポリイミド樹脂前
駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗付
し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備乾
燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポリ
イミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化の
進行はFT−IRで確認した。
駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗付
し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備乾
燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポリ
イミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化の
進行はFT−IRで確認した。
【0032】《実施例10》実施例5のポリイミド樹脂
前駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗
付し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備
乾燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポ
リイミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化
の進行はFT−IRで確認した。
前駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗
付し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備
乾燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポ
リイミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化
の進行はFT−IRで確認した。
【0033】《実施例11》実施例1と後述の比較例1
のポリイミド樹脂前駆体の1/4混合溶液をスライドガ
ラス及びアルミニウム箔上に塗付し、減圧下で溶媒を留
去した後、80℃で1時間予備乾燥し、常圧下200℃
で1時間加熱硬化して目的のポリイミド樹脂組成物をフ
ィルム上で得た。ポリイミド化の進行はFT−IRで確
認した。
のポリイミド樹脂前駆体の1/4混合溶液をスライドガ
ラス及びアルミニウム箔上に塗付し、減圧下で溶媒を留
去した後、80℃で1時間予備乾燥し、常圧下200℃
で1時間加熱硬化して目的のポリイミド樹脂組成物をフ
ィルム上で得た。ポリイミド化の進行はFT−IRで確
認した。
【0034】《比較例1》1,3−ビス(4−(p−ア
ミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンの代わりにビス(4−(p−アミノ
フェノキシ)フェニル)−2,2’−プロパンを使用し
た以外は、実施例1と同様の方法で行い、目的とするポ
リイミド樹脂前駆体を得た。
ミノフェノキシ)フェニル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンの代わりにビス(4−(p−アミノ
フェノキシ)フェニル)−2,2’−プロパンを使用し
た以外は、実施例1と同様の方法で行い、目的とするポ
リイミド樹脂前駆体を得た。
【0035】《比較例2》比較例1のポリイミド樹脂前
駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗付
し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備乾
燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポリ
イミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化の
進行はFT−IRで確認した。
駆体溶液をスライドガラス及びアルミニウム箔上に塗付
し、減圧下で溶媒を留去した後、80℃で1時間予備乾
燥し、常圧下200℃で1時間加熱硬化して目的のポリ
イミド樹脂組成物をフィルム上で得た。ポリイミド化の
進行はFT−IRで確認した。
【0036】(評価例1 ガラスとの密着性試験)ス
ライドガラス上に作製したポリイミド樹脂フィルムをク
ロスカットガイドにて1mm角の100個の碁盤目を切
りつけ、以下のようにして碁盤目試験を行った。セロハ
ンテープ(スコッチ3M、住友スリーエム(株)製)を
密着し、剥がした後、スライドガラス上の残存碁盤目を
数えた。次に、プレッシャークッカーで、湿度95%、
温度120℃中で50時間放置した後、前記と同じ方法
で碁盤目試験を行い、残存碁盤目数によりガラスとの密
着性評価を行った。結果を表1に示す。
ライドガラス上に作製したポリイミド樹脂フィルムをク
ロスカットガイドにて1mm角の100個の碁盤目を切
りつけ、以下のようにして碁盤目試験を行った。セロハ
ンテープ(スコッチ3M、住友スリーエム(株)製)を
密着し、剥がした後、スライドガラス上の残存碁盤目を
数えた。次に、プレッシャークッカーで、湿度95%、
温度120℃中で50時間放置した後、前記と同じ方法
で碁盤目試験を行い、残存碁盤目数によりガラスとの密
着性評価を行った。結果を表1に示す。
【0037】(評価例2 耐熱性評価)耐熱性の評価
として熱重量分析(TG−DTA)による5%熱重量減
少温度(空気中)を熱分解温度とし耐熱性の評価とし
た。結果を表1に示す。
として熱重量分析(TG−DTA)による5%熱重量減
少温度(空気中)を熱分解温度とし耐熱性の評価とし
た。結果を表1に示す。
【0038】(評価例3 撥水性評価)スライドガラ
ス上に作製したポリイミド樹脂フィルムを接触角測定装
置により、マイクロシリンジを使って蒸留水を滴下し、
左右の2ヵ所の耐水接触角を測定した。10滴,20ヵ
所の耐水接触角の平均により撥水性を評価した。結果を
表1に示す。
ス上に作製したポリイミド樹脂フィルムを接触角測定装
置により、マイクロシリンジを使って蒸留水を滴下し、
左右の2ヵ所の耐水接触角を測定した。10滴,20ヵ
所の耐水接触角の平均により撥水性を評価した。結果を
表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】表1からも明らかなように、従来のポリ
イミド樹脂と比較して耐熱性を低下させずに、密着性及
び撥水性を向上したポリイミド樹脂が得られた。得られ
たポリイミド樹脂は、基材との接着性,撥水性,柔軟性
が飛躍的に優れることが推測されるので、一般的に利用
されているポリイミド樹脂の用途をはじめ、半導体チッ
プをリードフレームに接着する時に使用するLOC(LE
AD ON CHIP)テープ,半導体のチップコート材やパッシ
ベーション膜,感光性ポリイミド,フレキシブルプリン
ト基板などの電子材料の用途に特に適すると思われ、今
後の電子材料の発展に寄与するものと期待される。
イミド樹脂と比較して耐熱性を低下させずに、密着性及
び撥水性を向上したポリイミド樹脂が得られた。得られ
たポリイミド樹脂は、基材との接着性,撥水性,柔軟性
が飛躍的に優れることが推測されるので、一般的に利用
されているポリイミド樹脂の用途をはじめ、半導体チッ
プをリードフレームに接着する時に使用するLOC(LE
AD ON CHIP)テープ,半導体のチップコート材やパッシ
ベーション膜,感光性ポリイミド,フレキシブルプリン
ト基板などの電子材料の用途に特に適すると思われ、今
後の電子材料の発展に寄与するものと期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 明徳 奈良県生駒市新生駒台6番21号 (72)発明者 有田 靖 東京都品川区東品川2丁目5番8号 住友 デュレズ株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 ジアミン成分として構造式1を必須成分
とし、酸無水物成分として構造式2を使用することによ
り得られるポリイミド樹脂前駆体組成物又はポリイミド
樹脂組成物。 【化1】 (構造式1中、nは、1〜1000の整数で、R1,R
2は、水素,炭素数1〜8のアルキル基,フェニル基,
ビニル基または3,3,3−トリフルオロプロピル基で
あり、相互に同一であっても異なってもよい。) 【化2】 (構造式2中、Arは、構造式3,4,5,6のいずれ
かであり、単独でも混合して使用してもよい。) 【化3】 - 【請求項2】 ジアミン成分として構造式7を併用する
ことを特徴とする請求項1記載のポリイミド樹脂前駆体
組成物又はポリイミド樹脂組成物。 【化4】 (構造式7中、R1,R2は、水素,炭素数1〜8のア
ルキル基,フェニル基,ビニル基または3,3,3−ト
リフルオロプロピル基であり、相互に同一であっても異
なってもよい。また、R3 は、イソプロピリデン基,ス
ルホン基,エーテル基,カルボニル基,メチレン基およ
び直接結合であり、単独でも混合して使用してもよ
い。) - 【請求項3】 ジアミン成分として構造式8を併用する
ことを特徴とする請求項1記載のポリイミド樹脂前駆体
組成物又はポリイミド樹脂組成物。 【化5】 (構造式8中、R1,R2は、水素,炭素数1〜8のア
ルキル基,フェニル基,ビニル基または3,3,3−ト
リフルオロプロピル基であり、相互に同一であっても異
なってもよい。また、R3 は、イソプロピリデン基,ス
ルホン基,エーテル基,カルボニル基,メチレン基およ
び直接結合であり、単独でも混合して使用してもよ
い。) - 【請求項4】 請求項1,2又は3記載のポリイミド樹
脂前駆体又はポリイミド樹脂組成物を使用して得られる
ポリイミド樹脂フィルム,被覆物又は接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10435595A JPH08302016A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | シロキサン変性ポリイミド樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10435595A JPH08302016A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | シロキサン変性ポリイミド樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08302016A true JPH08302016A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14378568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10435595A Pending JPH08302016A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | シロキサン変性ポリイミド樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08302016A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1117133C (zh) * | 1999-09-21 | 2003-08-06 | 中国科学院化学研究所 | 一种可溶性聚酰亚胺涂层胶及其制备方法和用途 |
WO2010131657A1 (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | 三菱化学株式会社 | 液晶性ポリイミド、及びこれを含有する液晶性樹脂組成物、並びに半導体素子用樹脂膜 |
JP2015063622A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | Jnc株式会社 | 硬化膜形成用組成物 |
JP2018052952A (ja) * | 2011-04-07 | 2018-04-05 | コーネル ユニバーシティー | 水溶液中で多量化できるシリル単量体、およびその使用法 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10435595A patent/JPH08302016A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1117133C (zh) * | 1999-09-21 | 2003-08-06 | 中国科学院化学研究所 | 一种可溶性聚酰亚胺涂层胶及其制备方法和用途 |
WO2010131657A1 (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | 三菱化学株式会社 | 液晶性ポリイミド、及びこれを含有する液晶性樹脂組成物、並びに半導体素子用樹脂膜 |
JP2011122130A (ja) * | 2009-05-11 | 2011-06-23 | Mitsubishi Chemicals Corp | 液晶性ポリイミド、及びこれを含有する液晶性樹脂組成物、並びに半導体素子用樹脂膜 |
US8415451B2 (en) | 2009-05-11 | 2013-04-09 | Mitsubishi Chemical Corporation | Liquid crystal polyimide, liquid crystal resin composition containing same, and resin film for semiconductor elements |
JP2018052952A (ja) * | 2011-04-07 | 2018-04-05 | コーネル ユニバーシティー | 水溶液中で多量化できるシリル単量体、およびその使用法 |
US10912786B2 (en) | 2011-04-07 | 2021-02-09 | Cornell University | Silyl monomers capable of multimerizing in an aqueous solution, and methods of using same |
JP2015063622A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | Jnc株式会社 | 硬化膜形成用組成物 |
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