JP2014506862A - コーティングパウダーを輸送するためのパウダーポンプ - Google Patents

コーティングパウダーを輸送するためのパウダーポンプ Download PDF

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Abstract

【解決手段】 本発明は、コーティングパウダーを輸送するパウダーポンプに関する。当該パウダーポンプは、管状筐体、および、管状筐体の内部に配置されている気体透過性フィルタ部材を有するパウダーチャンバと、パウダーチャンバの吸入側端部領域に接続されている第1のピンチバルブと、パウダーチャンバの排出側端部領域に接続されている第2のピンチバルブとを備える。パウダーポンプを比較的少ない労力でメインテナンスできるように、本発明によると、第1の接続部材が設けられており、第1のピンチバルブに接続されており、パウダーチャンバの吸入側端部領域に嵌合または挿入される。さらに、第2の接続部材が設けられており、第2のピンチバルブに接続されており、パウダーチャンバの排出側端部領域に嵌合または挿入される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、独立項である請求項1のプリアンブルに記載しているように、コーティングパウダーを輸送するためのパウダーポンプに関する。
したがって、本発明は、柱体形状であることが好ましく、特に円筒形状の管状筐体であるパウダーチャンバと、管状筐体の内部に配置される気体透過性フィルタ部材と、パウダーチャンバの吸入側端部領域に接続されている第1のピンチバルブと、パウダーチャンバの排出側端部領域に接続されている第2のピンチバルブとを備えるパウダーポンプに関する。パウダーチャンバは、パウダーチャンバ内において正圧および負圧を交互に生成する少なくとも1つの接続部を持つ。
このようなパウダーポンプの原理は、先行技術から公知である。例えば、欧州特許文献EP 1 551 558 A1号は、第1のパウダーチャンバ、および、第1のパウダーチャンバに平行に配置されている第2のパウダーチャンバを備えるパウダーポンプを開示している。この先行技術から公知であるパウダーポンプのパウダーチャンバは、吸入側および排出側の両方において、機械的に駆動するピンチバルブ構造が、固定されている。
具体的には、この場合には、パウダーポンプの吸入側領域および排出側領域において、各パウダーチャンバに接続されているパウダーホースが、機械的に駆動されるロッドによって変形して、必要に応じて、ホース部分をねじって閉じるか、または、ホース部分を開く。公知のパウダーポンプのパウダーチャンバはそれぞれ、気体透過性フィルタ部材をさらに備えるとしてよい。各パウダーチャンバ内では、他方のパウダーチャンバからは独立して、真空接続部を利用して負圧を設定することが可能である。この結果、コーティングパウダーが各パウダーチャンバの吸入側端部領域を通ってパウダーチャンバ内に吸入される。この後、パウダーチャンバの吸入側端部領域に設けられているピンチバルブを閉じて、パウダーチャンバの排出側端部領域に設けられているピンチバルブを開く。パウダーチャンバ内に正圧が発生することで、パウダーチャンバ内に既に吸入されたコーティングパウダーは再度、排出側端部領域を通ってパウダーチャンバから排出される。
実際に使用してみると、上述したタイプのパウダーポンプはさまざまな欠点があることが分かった。特に、メインテナンスについて問題があった。具体的には、公知のパウダーポンプの場合、詰まった可能性があるフィルタ部材を交換する場合には、この目的のために実質的にパウダーポンプ全体を解体しなければならないので、比較的多大な労力が必要となる。具体的には、この先行技術から公知である解決方法は、フィルタ部材の交換の際には、ピンチバルブ構造に干渉せざるを得ない。このため、フィルタ部材のメインテナンスまたは交換の後に、漏れが発生する危険性があるので、パウダーポンプの機能の信頼性が保証できない。
上述した問題を鑑みて、本発明は、比較的少ない労力でのメインテナンスが可能となる一方、特に、パウダーチャンバの気体透過性フィルタ部材はポンプ機能を損ねることなく交換が可能となる、冒頭に説明した、例えば、欧州特許文献EP1 551 558 A1号から公知であるタイプのパウダーポンプを開発することを目的とする。
この目的は、独立項である請求項1に記載の主題によって実現される。有益な改善点は、従属項である請求項に記載している。
具体的には、本発明に係る解決方法の場合、先行技術から公知の解決方法とは異なる点として、パウダーポンプの吸入側のピンチバルブおよび排出側のピンチバルブは、直接パウダーチャンバに接続されていない。これに代えて、本発明に係る解決方法では、第1の(吸入側)ピンチバルブに接続されており、パウダーチャンバの吸入側端部領域に嵌合または挿入される接続部材を利用する。さらに、第2の(排出側)ピンチバルブに接続されており、パウダーチャンバの排出側端部領域に嵌合または挿入される第2の接続部材を利用する。
また、本発明に係る解決方法は、両側に接続部材が嵌合または挿入されているパウダーチャンバを搭載すべく、マウント部を備える。両側に嵌合または挿入されている接続部材を安全に固定するべく、拘束機構がさらに設けられている。拘束機構によって、パウダーチャンバの両側に嵌合または挿入されている接続部材は、接続部材が両側に嵌合または挿入されているパウダーチャンバがマウント部に搭載されると、マウント部に対して拘束される。
本発明に係る解決方法によって実現可能な利点は明らかである。吸入側ピンチバルブおよび排出側ピンチバルブに接続されている対応する接続部材は、パウダーチャンバ手段の対応する端部領域に嵌合または挿入されている。例えば、メインテナンスのために、この嵌合接続または挿入接続を解放するだけで、パウダーチャンバは、接続部材から取り外すことが可能であり、この結果、対応するピンチバルブからも取り外すことが可能である。具体的には、本発明に係る解決方法によると、簡単な方法で、例えば、パウダーチャンバ内に配置されている気体透過性フィルタ部材を交換する際に、対応する接続部材とパウダーチャンバとの間の嵌合接続または挿入接続を解放することができる。フィルタ部材が内部に搭載されているパウダーチャンバはこの後、吸入側のピンチバルブおよび排出側のピンチバルブから分離される。
パウダーポンプの動作中に嵌合接続または挿入接続からパウダーが漏れないようにするべく、そして結果的に、特に、両側に嵌合または挿入されている接続部材がパウダーチャンバに安全に固定されるように、本発明によると、パウダーチャンバの両側に嵌合または挿入されている接続部材は、接続部材が両側に嵌合または挿入されているパウダーチャンバがマウント部に対して搭載される場合、マウント部に対して拘束される。
本発明に係る解決方法の好ましい実施例によると、拘束機構として動作するのは、第1の接続部材に接続されており、第1の接続部材から放射状に突出している第1のボルト、および、第2の接続部材に接続されており、第2の接続部材から放射状に突出している第2のボルトである。これら2つのボルトはそれぞれ、マウント部に設けられている縦スリットであって、パウダーチャンバの長手方向に対して垂直に延在する縦スリット内に搭載され得る。このような構成とすることで、パウダーチャンバの両側に嵌合または挿入されている2つの接続部材は、接続部材が両側に嵌合または挿入されているパウダーチャンバがマウント部に搭載されると、特に、第1の接続部材から放射状に突出している第1のボルトおよび第2の接続部材から放射状に突出している第2のボルトが、マウント部内に設けられている対応する縦スリットに搭載されると、パウダーチャンバに対して長手方向に移動することができない。
上述した実施形態の好ましい変形例によると、拘束機構は、互いに反対側になるように配置されている2つの第1のボルトを有する。これら2つの第1のボルトはそれぞれ、第1の接続部材に接続されており、第1の接続部材から放射状に突出している。マウント部には、それぞれが2つの第1のボルトのうち対応する一方を搭載する2つの第1の縦スリットを設ける。
これに代えて、または、これに加えて、拘束機構は2つの第2のボルトを有することが考えられる。これら2つの第2のボルトは、互いに反対側になるように配置され、それぞれ第2の接続部材に接続され、第2の接続部材から放射状に突出しており、マウント部には、それぞれが2つの第2のボルトのうち一方を搭載する2つの第2の縦スリットが設けられている。
パウダーチャンバに対して両側に嵌合または挿入されている接続部材を拘束する構成はさらに、第1の縦スリットの端部が短い横スリットと直角に交わると、または、第2の縦スリットの端部が短い横スリットと直角に交わると、改善され得る。このようにすることで、2つの接続部材がパウダーチャンバの両側に嵌合または挿入されているパウダーチャンバが滑動して縦スリットから外れてしまう事態を防ぐことが出来るという効果が得られる。
言うまでもなく、拘束機構の具体的な構成については、その他の解決方法も考慮され得る。具体的には、マウント部自体に、放射状に突出するボルトが設けられる構成も考えられる。このボルトは、第1および第2の接続部材のそれぞれに形成されている対応する縦スリットと係合する。
上述したパウダーチャンバおよび両側に嵌合または挿入されている接続部材の構成によると、一方で、パウダーポンプの動作中に接続部材がパウダーチャンバに対して安全に固定され、特に、接続部材が両側に嵌合または挿入されているパウダーチャンバがマウント部に搭載されると常に、安全に固定される。パウダーチャンバ内に搭載されているフィルタ部材を交換する場合には、接続部材が両側に嵌合または挿入されているパウダーチャンバをマウント部から取り外すだけでよく、接続部材の拘束も同時に外れる。この結果、パウダーチャンバを取り外すことによって、パウダーチャンバの端部領域に嵌合または挿入されている接続部材が引っ張られて抜けるので、嵌合接続または挿入接続が外れる。フィルタ部材はこの後、何の問題もなく、交換することができる。パウダーチャンバをこの後設置する場合には、逆の順序で実行する。
フィルタ部材の交換だけでなくパウダーポンプの場合に利用されるピンチバルブのメインテナンスも簡略化するべく、本発明に係る解決方法の有益な改善点によると、第1の接続部材は、パウダーチャンバに対向しているスタブ状領域、第1のピンチバルブに対向しており第1のピンチバルブに向かうにつれて円錐形状に細くなるテーパー領域を持ち、第1の接続部材のスタブ状領域は、パウダーチャンバの吸入側端部領域に嵌合または挿入されており、第1の接続部材の円錐形状に細くなるテーパー領域は第1のピンチバルブに接続されている。
これに代えて、または、これに加えて、第2の接続部材もまた、パウダーチャンバに対向しているスタブ状領域、第2のピンチバルブに対向しており第2のピンチバルブに向かうにつれて円錐形状に細くなるテーパー領域を持ち、第2の接続部材のスタブ状領域は、パウダーチャンバの排出側端部領域に嵌合または挿入されており、第2の接続部材の円錐形状に細くなるテーパー領域は第2のピンチバルブに接続されていることが考えられる。
本発明に係るパウダーポンプの上記の実施形態の場合、第1または第2の接続部材のスタブ状領域、および、対応するピンチバルブに向かうにつれて円錐形状に細くなっている第1または第2の接続部材のテーパー領域は、互いに対して挿入され、好ましくはネジを利用して互いに相対的に取り外し可能に拘束されることが好ましい。
一方または両方のピンチバルブを交換する場合、したがって、対応する接続部材のスタブ状領域と接続部材の円錐形状に細くなっているテーパー領域との間の拘束を外すだけでよく、接続部材のスタブ状領域はパウダーチャンバに固く接続されたままで、接続部材の円錐形状に細くなるテーパー領域は、メインテナンスまたは交換すべきピンチバルブと共に、パウダーポンプから取り外され得る。
本発明に係るパウダーポンプの場合に利用されるピンチバルブの構成について、各ピンチバルブがピンチバルブ筐体を持ち、ピンチバルブ筐体は、流入側フランジ領域および流出側フランジ領域を持つと共に、好ましくはホース部分の形状を持つ弾性的に変形可能なバルブ部材を持つようにすれば、有益な効果が得られる。この場合、バルブ部材は、ピンチバルブの流入口とピンチバルブの流出口とが、ホース部分として形成されたバルブ部材を通って、流体が流れるように接続することが可能となるように、ピンチバルブ筐体の内部に配置すべきである。
ここで、ピンチバルブ筐体が、必要に応じて、ピンチバルブ筐体の内壁とピンチバルブ筐体の内側に配置されているバルブ部材との間に形成されている空間に圧縮空気を供給するべく少なくとも1つの接続部を持つことが有益である。圧縮空気を供給する際、ピンチバルブ筐体の内壁とバルブ部材との間に形成されている空間には正圧が形成される。この結果、バルブ部材は、共に径方向に圧縮され、ピンチバルブが閉じる。この後ピンチバルブ筐体内の圧力を軽減すると、バルブ部材は最初の状態を取り戻すので、ピンチバルブの流入口とピンチバルブの流出口との間は、バルブ部材によって、流体が流れるように接続される。
本発明に係る解決方法の好ましい実施例によると、ピンチバルブ筐体は、ピンチバルブ筐体の内部で、必要に応じて、負圧を形成するべく少なくとも1つの接続部を持つと考えられる。このように、ピンチバルブの開口時間を短縮することができる。
本発明は、上述したパウダーポンプに限定されるものではなく、上述した種類のパウダーポンプを備える構造であって、さらに同一のパウダーポンプを備える構造も含む。この構造は、コーティングパウダー輸送装置を形成する。
コーティングパウダー輸送装置の各パウダーポンプは、少なくとも1つの気体経路を持つ。この気体経路を通じて、パウダーチャンバは、パウダー流出バルブが閉じている間に開いているパウダー流入バルブを通ってコーティングパウダーをパウダーチャンバへと吸入する真空ラインと、パウダー流入バルブが閉じている間に開いているパウダー流出バルブを通ってパウダーチャンバに存在するパウダーの一部を空気圧で排出する圧縮空気ラインとに交互に接続され得る。これら2つのパウダーポンプは、パウダーの吸入および排出を交互に切り替えることができ、第1の動作フェーズで第1のポンプを流入に切り替え第2のポンプを略同時に排出に切り替え、その後、第2の動作フェーズで第1のポンプを排出に切り替え第2のポンプを略同時に流入に切り替えることが可能である。
コーティングパウダー輸送装置の好ましい実施形態の場合、気体経路は、パウダーチャンバの円周筐体壁に設けられた空気吸入開口および圧縮空気開口を持つ。尚、微小孔性のフィルタ管が、パウダーチャンバの少なくとも長手方向の一部にわたって、好ましくは全長にわたって、パウダー流入口とパウダー流出口との間にパウダーチャンバの円周壁を形成しており、パウダーチャンバを環状チャンバから分離している。環状チャンバは、フィルタ管の外側円周と円周筐体壁の内側円周との間に形成されており、フィルタ管として形成されているフィルタ部材の周囲を取り囲む。フィルタ管は、空気を透過可能であるが、コーティングパウダーは孔径が小さいので透過させない。焼結した材料から構成されることが好ましい。空気吸入開口は、パウダー流出口の近くにおいて環状チャンバに向かって開口していることが好ましく、圧縮空気開口は、パウダー流入口の近くにおいて環状チャンバに向かって開口していることが好ましい。
空気吸入開口および圧縮空気開口をそれぞれ空気吸入ラインおよび圧縮空気ラインに接続するべく、そして、2つのパウダーポンプのパウダー流入バルブおよびパウダー流出バルブを交互に圧縮空気ラインおよび外部雰囲気および/または吸入ラインに接続するべく、例えば、2つのバルブを備え制御デバイスで制御可能なバルブ装置または空気圧サブアセンブリが設けられるとしてよい。
本発明に係るパウダーポンプの実施形態例は、添付図面を参照しつつより詳細に後述する。添付図面は以下の通りである。
本発明の実施形態例に係る、互いに平行に配置されている2つのパウダーポンプを備えるコーティングパウダー輸送装置を示す概略図である。 本発明の実施形態例に係る、互いに平行に配置されている2つのパウダーポンプを備えるコーティングパウダー輸送装置の内部構造を示す斜視図である。 図2のコーティングパウダー輸送装置が備える互いに平行に配置されている2つのパウダーポンプを示す斜視図であり、各パウダーポンプは、対応するパウダーチャンバマウント部に搭載されている状態を示す。 図2のコーティングパウダー輸送装置の場合に利用されるパウダーポンプの一部を示す縦断面図である。 図2のコーティングパウダー輸送装置の場合に利用される2つのパウダーポンプのうち一方を示す展開図である。 図2のコーティングパウダー輸送装置の場合に利用される2つのパウダーポンプのうち一方を示す斜視図である。
最初に図1のみ参照しつつ、本発明の実施形態例に係る、互いに平行に配置されている2つのパウダーポンプ100、100´を利用するコーティングパウダー輸送装置の機能について以下で説明する。
図1に概略的に図示しているように、互いに平行に配置されている2つのパウダーポンプ100、100´はそれぞれ、パウダーチャンバ10、10´を有する。パウダーチャンバ10、10´は、柱体形状の、特に、円筒形状の管状筐体1、1´と、管状筐体の内部に挿入されているフィルタ部材2、2´とによって形成されている。各パウダーチャンバ10、10´は、パウダー流入バルブ3、3´を含むパウダー流入口30、30´と、パウダー流出バルブ4、4´を含むパウダー流出口31、31´とを有する。パウダー流入バルブ3、3´は、本明細書において、「第1のバルブ」または「吸入側バルブ」とも呼ぶ。パウダー流出バルブ4、4´は、「第2のバルブ」または「排出側バルブ」とも呼ぶ。
吸入プロセスにおいて、パウダーポンプ100、100´のパウダーチャンバ10、10´において真空(負圧)が形成される。この負圧によって、対応するパウダー流入口30、30´を通って、コーティングパウダーがパウダーチャンバ10、10´へと吸入される。パウダーチャンバ10、10´において細孔フィルタ部材2、2´が、パウダーを分離する。吸入プロセスにおいて、パウダーチャンバ10、10´は、排出側バルブ4、4´によって、出力側または排出側Bに接続される。
一方、輸送プロセスにおいて、パウダーチャンバ10、10´のパウダー流入側Aの吸入側バルブ3、3´が閉じる一方、排出側バルブ4、4´が開く。吸入プロセスにおいてパウダーチャンバ10、10´に既に吸入されたコーティングパウダーをこの後、パウダーチャンバ10、10´から強制的に排出して、さらに正圧を利用して輸送する。この正圧は、細孔フィルタ部材2、2´を通る圧縮空気によって構築される。
図1の図示内容から分かるように、吸入プロセスおよび輸送プロセスは、互いに平行に配置されている2つのパウダーポンプ100、100´の間で交互に実行される。
図2、図3、図4、図5Aおよび図5Bを参照しつつ、本発明の実施形態に係る、互いに平行に配置されている2つのパウダーポンプ100、100´を用いるコーティングパウダー輸送装置の実施形態例を以下で説明する。
具体的には、図2は、本発明の実施形態例に係る、互いに平行に配置されている2つのパウダーポンプ100、100´を備えるコーティングパウダー輸送装置の内部構造を示す斜視図である。コーティングパウダー輸送装置は、2つのパウダーポンプ100、100´を備える。2つのパウダーポンプ100、100´はそれぞれ、パウダーチャンバ10、10´を有しており、パウダーチャンバ10、10´は、柱体形状の、具体的には、円筒形状の管状筐体1、1´と、管状筐体1、1´の内部に配置されている気体透過性フィルタ部材2、2´とを含む。フィルタ部材2、2´は、焼結した材料で構成される剛体であることが好ましく、例えば、ブロンズまたはアルミニウム等の焼結金属、または、焼結プラスチックまたは焼結混合材料で構成されることが好ましい。
各パウダーポンプ100、100´のパウダー流入口には、第1のピンチバルブ3、3´が設けられており、パウダーチャンバ10、10´の吸入側端部領域に接続されている。第2のピンチバルブ4、4´は、パウダーチャンバ10、10´のそれぞれの排出側端部領域に接続されている。
このような実施形態例の場合、パウダー流入バルブおよびパウダー流出バルブとしてピンチバルブが利用されるが、所望に応じて任意の種類のバルブを利用するとしてよい。
図示している実施形態の場合、2つの第1の(吸入側)ピンチバルブ3、3´のパウダー流入側は、Y字型接続部品70の供給ライン分岐部70c、70bによってパウダー供給ラインに接続されている。パウダー供給ラインは、例えば、パウダー容器(図2には不図示)につながっている。このため、ホース接続部75を利用して、2つの第1のピンチバルブ3、3´のパウダー流入側をY字型接続部品70の供給ライン分岐部70c、70bに接続する。
しかし、Y字型接続部品70に代えて、第1の(吸入側)ピンチバルブ3、3´のパウダー流入側を、別々のパウダー供給ラインを用いて、一のパウダー容器に、または、2つの異なるパウダー容器に接続することも考えられる。
図示した実施形態の場合、2つの第2の(排出側)ピンチバルブ4、4´のパウダー流出口が、例えば、Y字型ライン接続部品71の排出ライン分岐部71c、71bによって、パウダー排出ホースの一端に接続されている。パウダー排出ホースの他端は、別のパウダー容器(不図示)内に開口している。パウダー排出ラインは、剛体のパイプラインであるとしてよいが、可撓性のホースであることが好ましい。
図2の図示した実施形態の場合、互いに平行に配置されている2つのパウダーポンプ100、100´のパウダーチャンバ10、10´はそれぞれ、マウント部8、8´内に搭載されており、マウント部8、8´で拘束されている。パウダーチャンバ10、10´が対応するマウント部8、8´に搭載され拘束される方法は、以降の図面を参照しつつより詳細に説明する。
図2の図示内容からさらに、コーティングパウダー輸送装置の実施形態例は、互いに平行に配置されている2つのパウダーポンプ100、100´を、図1を参照しつつ上述した機能原理に応じて逆位相で動作させるべく、ポンプコントローラ50およびポンプコントローラ50によって稼働させ得る空気圧グループ51を備えることが分かる。
図3、図4、図5Aおよび図5Bを参照すると、図2に図示したコーティングパウダー輸送装置の場合に利用される各パウダーポンプ100、100´の構造を以下でより詳細に説明する。
特に、パウダーポンプ100または100´の展開図である図5Aの図示内容から分かるように、各パウダーポンプ100、100´は、内部に気体透過性フィルタ部材2、2´が配置されている管状筐体1、1´を有する。内部にフィルタ部材2、2´が挿入されている管状筐体1、1´は、対応するパウダーポンプ100、100´のパウダーチャンバ10、10´を形成する。
パウダーチャンバ10、10´の吸入側端部領域には、第1の(吸入側)ピンチバルブ3、3´が設けられている。第2の(排出側)ピンチバルブ4、4´は、パウダーチャンバ10、10´の排出側端部領域に接続されている。
図5Aにおける図示内容の場合、第1の(吸入側)ピンチバルブ3、3´は、組み立てた状態で図示されている一方、第2の(排出側)ピンチバルブ4、4´は同様に展開図で示す。第1および第2のピンチバルブ3、3´、4、4´の構造および機能は、図示した実施形態と同一である。
したがって、各ピンチバルブ3、3´、4、4´は、流入側フランジ22、22´および流出側フランジ23、23´を持つピンチバルブ筐体21、21´を有する。弾性変形可能なバルブ部材24、24´は、ピンチバルブ筐体21、21´内に搭載されている。この弾性変形可能なバルブ部材24、24´は具体的には、弾性変形可能なホース部分である。各フランジ22、22´、23、23´がホース接続部77を有し、ホース接続部77にはパウダーホースが接続可能である。
図4の図示内容から明らかであるように、各ピンチバルブ3、3´、4、4´の場合、バルブ部材24、24´は、ピンチバルブ筐体21、21´の内部に配置されており、ピンチバルブ3、4、3´、4´の流入口が、ホース部分として形成されているバルブ部材24、24´によって、ピンチバルブ3、4、3´、4´の流出口と流体が流れるように接続され得る。ピンチバルブ筐体21、21´は、必要に応じて、ピンチバルブ筐体21、21´の内壁と、ピンチバルブ筐体21、21´の内部に配置されたバルブ部材24、24´との間に形成されている空間26、26´へと、圧縮空気を供給するべく、接続部9、9´を含む。圧縮空気を供給する場合、バルブ部材24、24´は、弾性変形して、ピンチバルブの流入口と流出口との間の流体接続が分断されないようにする。一方、ピンチバルブ筐体21、21´の内壁とピンチバルブ筐体21、21´の内部に配置されているバルブ部材24、24´との間に形成されている中間空間に圧縮空気が無い場合、既に弾性変形したバルブ部材24、24´は、最初の状態に戻る。最初の状態では、ピンチバルブ筐体の流入口と流出口との間には流体が流れるような接続が設けられている。
ピンチバルブを高速に開くべく、中間空間26、26´内に既に導入されている圧縮空気を排気するための真空接続がさらに、ピンチバルブの少なくとも1つの接続部9、9´によって接続されるとしてよい。
図5Aの展開図から分かるように、各ピンチバルブの流入側フランジ22、22´および流出側フランジ23、23´は、ネジ27を利用して、ピンチバルブ筐体21、21´に取り外し可能に固定されている。このようにして、ピンチバルブは、対応する接続部材を用いて適切なパウダーチャンバ10、10´に接続され得る構成要素として構成されている。
具体的には、各パウダーポンプ100、100´には、第1の接続部材6、6´が設けられている。第1の接続部材6、6´は、対応するパウダーチャンバ10、10´の吸入側端部領域に嵌合または挿入されている。この接続部材6、6´は、第1の(吸入側)ピンチバルブ3、3´に接続されている。同様に、各パウダーポンプ100、100´は、第2の接続部材7、7´を備える。第2の接続部材7、7´は、パウダーチャンバ10、10´の排出側端部領域に嵌合または挿入されており、第2の(排出側)ピンチバルブ4、4´に接続されている。
図5Aの図示内容からは、第1の接続部材6、6´が、パウダーチャンバ10、10´と対向しているスタブ状領域16、16´と、第1の(吸入側)ピンチバルブ3、3´に対向しており第1のピンチバルブ3、3´に向かうにつれて円錐形状に細くなるテーパー領域17、17´とを備えることが特に分かる。第1の接続部材6、6´のスタブ状領域16、16´は、この場合、パウダーチャンバ10、10´の吸入側端部領域に嵌合または挿入されている一方、第1の接続部材6、6´のテーパー領域17、17´は、第1のピンチバルブ3、3´に接続されている。
図4の図示内容から分かるように、本発明の好ましい実施形態の場合、第1の接続部材6、6´のスタブ状領域16、16´、および、第1のピンチバルブ3、3´に向かうにつれて円錐形状に細くなっている第1の接続部材6、6´のテーパー領域17、17´は、互いに挿入されており、好ましくは少なくとも1つの皿頭ネジを用いて、互いに対して取り外し可能に拘束されている。
同様に、本発明の好ましい実施形態の場合、第2の接続部材7、7´は、パウダーチャンバ10、10´の排出側端部領域に嵌合または挿入されており、第2の(排出側)ピンチバルブ4、4´に接続されており、パウダーチャンバ10、10´に対向しているスタブ状領域18、18´と、第2のピンチバルブ4、4´に対向しており、第2のピンチバルブ4、4´に向かうにつれて円錐形状に細くなるテーパー領域19、19´とを備え、第2の接続部材7、7´のスタブ状領域18、18´は、パウダーチャンバ10、10´の排出側端部領域に嵌合または挿入されており、第2の接続部材7、7´のテーパー領域19、19´は第2のピンチバルブ4、4´に接続されている。具体的には、この場合には、第2の接続部材7、7´のスタブ状領域18、18´、および、第2のピンチバルブ4、4´に向かうにつれて円錐形状に細くなる第2の接続部材7、7´のテーパー領域19、19´は、互いに挿入されており、同様に、好ましくは少なくとも1つの皿頭ネジ20を用いて互いに対して取り外し可能に拘束されることが好ましい。
本発明に係る解決方法の場合に利用される嵌合接続または挿入接続を封止するべく、適切なOリング75を利用することが好ましい。
各接続部材(第1の接続部材6、6´および第2の接続部材7、7´)を対応するパウダーチャンバ10、10´に安全に接続できるように、接続部材6、6´、7、7´はそれぞれ、パウダーチャンバ10、10´の吸入側または排出側の端部領域に嵌合または挿入される。接続部材6、7、6´、7´が両側に嵌合または挿入されているパウダーチャンバ10、10´をこの後、マウント部8に搭載する。このマウント部8、8´は、接続部材6、7、6´7´が両側に嵌合または挿入されているパウダーチャンバ10、10´がマウント8、8´に搭載されると、パウダーチャンバ10、10´の両側に嵌合または挿入されている接続部材6、7、6´、7´をマウント部8、8´に対して拘束する機能も持つ。
図示した実施形態の場合、この目的で用いられているのは、第1の接続部材6、6´に接続されており、第1の接続部材6、6´から放射状に突出している第1のボルト11、11´と、第2の接続部材7、7´に接続されており、第2の接続部材7、7´から放射状に突出している第2のボルト12、12´とである。これらのボルト11、12、11´、12´は、両側に接続部材6、7、6´、7が嵌合または挿入されているパウダーチャンバ10、10´がマウント部8、8´に挿入されると、パウダーチャンバ10、10´の長手方向Lに垂直に延在している対応する縦スリット13、13´内に挿入される。
図5Aの図示内容から分かるように、第1の縦スリット13、13´の端部は、短い横スリット15、15´と直角で交わっており、マウント部8、8´に挿入されているパウダーチャンバ10、10´から偶然に滑動して外れないようにする。
本発明は、上述した実施形態例に限定されるものではなく、本明細書で開示してまとめて考慮された全ての特徴から構成される。

Claims (16)

  1. コーティングパウダーを輸送するパウダーポンプであって、
    好ましくは柱体形状であり、特に円筒形状である管状筐体、および、前記管状筐体の内部に配置されている気体透過性フィルタ部材を有するパウダーチャンバと、
    前記パウダーチャンバの吸入側端部領域に接続されている第1のピンチバルブと、
    前記パウダーチャンバの排出側端部領域に接続されている第2のピンチバルブと
    を備え、
    前記パウダーポンプは、前記パウダーチャンバ内で正圧および負圧を交互に発生させるための少なくとも1つの接続部を備え、
    前記パウダーポンプは、
    前記第1のピンチバルブに接続されており、前記パウダーチャンバの前記吸入側端部領域に嵌合または挿入されている第1の接続部材と、
    前記第2のピンチバルブに接続されており、前記パウダーチャンバの前記排出側端部領域に嵌合または挿入されている第2の接続部材と、
    両側に前記第1の接続部材および前記第2の接続部材が嵌合または挿入されている前記パウダーチャンバを搭載するためのマウント部と、
    前記第1の接続部材および前記第2の接続部材が両側に嵌合または挿入されている前記パウダーチャンバが前記マウント部に搭載されると、前記マウント部に対して、前記パウダーチャンバの両側に嵌合または挿入されている前記第1の接続部材および前記第2の接続部材を拘束する拘束機構と
    を備えるパウダーポンプ。
  2. 前記拘束機構は、
    前記第1の接続部材に接続されていると共に前記第1の接続部材から放射状に突出している第1のボルトと、
    前記第2の接続部材に接続されていると共に前記第2の接続部材から放射状に突出している第2のボルトと
    を有しており、
    前記拘束機構はさらに、
    前記第1の接続部材から放射状に突出している前記第1のボルトを挿入するべく、前記マウント部に設けられていると共に前記パウダーチャンバの長手方向に垂直に延在している第1の縦スリットと、
    前記第2の接続部材から放射状に突出している前記第2のボルトを挿入するべく、前記マウント部に設けられていると共に前記パウダーチャンバの長手方向に垂直に延在している第2の縦スリットと
    を有する請求項1に記載のパウダーポンプ。
  3. 前記第1の縦スリットの端部は、短い横スリットと直角に交わっており、または、
    前記第2の縦スリットの端部は、短い横スリットと直角に交わっている請求項2に記載のパウダーポンプ。
  4. 前記拘束機構は、2つの第1のボルトを有しており、前記2つの第1のボルトは、互いに反対側に配置され、前記第1の接続部材にそれぞれ接続され、それぞれ前記第1の接続部材から放射状に突出しており、
    前記マウント部は、2つの第1の縦スリットを有し、前記2つの第1の縦スリットはそれぞれ、前記2つの第1のボルトのうち一方が挿入される請求項2または3に記載のパウダーポンプ。
  5. 前記拘束機構は、2つの第2のボルトを有しており、前記2つの第2のボルトは、互いに反対側に配置され、前記第2の接続部材にそれぞれ接続され、それぞれ前記第2の接続部材から放射状に突出しており、
    前記マウント部は、2つの第2の縦スリットを有し、前記2つの第2の縦スリットはそれぞれ、前記2つの第2のボルトのうち一方が挿入される請求項2から4のいずれか一項に記載のパウダーポンプ。
  6. 前記第1の接続部材は、
    前記パウダーチャンバに対向しているスタブ状領域と、
    前記第1のピンチバルブに対向しており、前記第1のピンチバルブに向かうにつれて円錐形状に細くなるテーパー領域と
    を有し、
    前記第1の接続部材の前記スタブ状領域は、前記パウダーチャンバの前記吸入側端部領域に嵌合または挿入されており、前記第1の接続部材の前記テーパー領域は、前記第1のピンチバルブに接続される、請求項1から5のいずれか一項に記載のパウダーポンプ。
  7. 前記第1の接続部材の前記スタブ状領域、および、前記第1のピンチバルブに向かうにつれて円錐形状に細くなっている前記第1の接続部材の前記テーパー領域は、互いに挿入されており、好ましくは少なくとも1つの皿頭ネジを利用して互いに相対的に取り外し可能に拘束されている請求項6に記載のパウダーポンプ。
  8. 前記第2の接続部材は、
    前記パウダーチャンバに対向しているスタブ状領域と、
    前記第2のピンチバルブに対向しており、前記第2のピンチバルブに向かうにつれて円錐形状に細くなるテーパー領域と
    を有し、
    前記第2の接続部材の前記スタブ状領域は、前記パウダーチャンバの前記排出側端部領域に嵌合または挿入されており、前記第2の接続部材の前記テーパー領域は、前記第2のピンチバルブに接続される請求項1から7のいずれか一項に記載のパウダーポンプ。
  9. 前記第2の接続部材の前記スタブ状領域、および、前記第2のピンチバルブに向かうにつれて円錐形状に細くなっている前記第2の接続部材の前記テーパー領域は、互いに挿入されており、好ましくは少なくとも1つの皿頭ネジを利用して互いに相対的に取り外し可能に拘束されている請求項8に記載のパウダーポンプ。
  10. 前記第1のピンチバルブおよび前記第2のピンチバルブはそれぞれ、
    流入側フランジおよび流出側フランジを含むピンチバルブ筐体と、
    ホース部分の形状を持つ弾性変形可能なバルブ部材と
    を有し、
    前記バルブ部材は、前記第1または第2のピンチバルブの流入口と前記第1または第2のピンチバルブの流出口とが、ホース部分として形成されている前記バルブ部材を用いて、流体が流れるように接続されるように、前記ピンチバルブ筐体の内部に配置され、
    前記ピンチバルブ筐体は、必要に応じて、前記ピンチバルブ筐体の内壁と前記ピンチバルブ筐体の内側に配置されている前記バルブ部材との間に形成されている空間に圧縮空気を供給する少なくとも1つの接続部を持つ請求項1から9のいずれか一項に記載のパウダーポンプ。
  11. 前記ピンチバルブ筐体は、必要に応じて、前記ピンチバルブ筐体の内壁と、前記ピンチバルブ筐体の内部に配置されている前記バルブ部材との間に形成されている空間に、負圧を発生させる少なくとも1つの接続部を含む請求項10に記載のパウダーポンプ。
  12. 前記ピンチバルブの前記流入側フランジおよび前記流出側フランジは、ネジを用いて、前記ピンチバルブ筐体に取り外し可能に固定される請求項10または11に記載のパウダーポンプ。
  13. 前記第1のピンチバルブに向かうにつれて円錐形状に細くなる前記第1の接続部材の前記テーパー領域は、前記第1のピンチバルブの前記流出側フランジを用いて、前記第1のピンチバルブの前記流出口に接続されており、
    前記第2のピンチバルブに向かうにつれ円錐形状に細くなっている前記第2の接続部材の前記テーパー領域は、前記第2のピンチバルブの前記流入側フランジを用いて、前記第2のピンチバルブの前記流入口に接続されている
    請求項10から12のいずれか一項のうち、請求項6または請求項6に従属する請求項と組み合わせられている請求項10から12のいずれか一項に記載のパウダーポンプ。
  14. 制御デバイスがさらに設けられており、
    前記制御デバイスを用いて前記第1のピンチバルブおよび前記第2のピンチバルブを駆動して、前記パウダーポンプの吸入フェーズにおいて、前記第1のピンチバルブは開いており、前記第2のピンチバルブは閉じており、同時に、前記少なくとも1つの接続部を用いて負圧が前記パウダーチャンバに形成され、前記パウダーポンプの排出フェーズにおいて、前記第1のピンチバルブは閉じており、前記第2のピンチバルブが開いており、同時に、前記少なくとも1つの接続部を用いて、前記パウダーチャンバに正圧が形成される請求項1から13のいずれか一項に記載のパウダーポンプ。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載のパウダーポンプと、同一の第2のパウダーポンプとを備える構造であって、
    パウダーライン、特に、パウダーホースを前記パウダーポンプの前記第1のピンチバルブの流入口および前記同一の第2のパウダーポンプの第1のピンチバルブの流入口の両方に接続するための第1のY字型部品と、
    パウダーライン、特に、パウダーホースを前記パウダーポンプの前記第2のピンチバルブの流出口および前記同一の第2のパウダーポンプの第2のピンチバルブの流出口の両方に接続するための第2のY字型部品と
    をさらに備える構造。
  16. 前記パウダーポンプおよび前記同一の第2のパウダーポンプは、逆位相で動作する請求項15に記載の構造。
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